JP4112530B2 - スロットマシン - Google Patents

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本発明は、遊技球を遊技媒体とするスロットマシンに関する。
既に、遊技媒体として遊技球を用いるスロットマシンはいくつか提案されている。かかるスロットマシンは、遊技媒体として通常使用されるメダルの替わりに、遊技球が遊技機に投入されると回転ドラムが回転始動するものである。そして、回転始動した回転ドラムを遊技者が回転停止させ、所定の当り態様が表示されると、所定個数の遊技球が払い出される構成となっている。こうしたスロットマシンは、パチンコ機が配設される遊技島に取り付け可能とするため、その遊技島に起立状に配設される外枠と、外枠の前面開口部を覆う遊技機本体とで構成している。そしてさらに、パチンコ機とほぼ同じ構成の上皿部材を備えている。この上皿部材は、合成樹脂材料からなり、貯留皿が一体的に成形された構成が一般的である。
一方、このような遊技球を用いるスロットマシンも、メダルを用いるスロットマシンと同様に、1ゲーム当りの賭け数を決定するためのベットボタン、回転ドラムを回転始動させるためのスタートレバー、及び回転停止させるためのストップボタンを備えている。そして、その配設位置としては、上述の上皿部材の前面位置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。これは、遊技者が遊技球を用いるスロットマシンで遊技するに際し、操作性に関して違和感を無くすためであって、メダルを用いるスロットマシンでは、遊技者のほぼ胸の高さ位置にストップボタン等が設けられているところ、遊技球を用いるスロットマシンにあっては、上皿部材の前面位置が、遊技者のほぼ胸の高さ位置に相当することによるものである。
特開2001−204881号公報
しかしながら、パチンコ機には押しボタン型の遊技操作部は元々存在せず、上皿部材の取り付け構造にあっては、遊技者の押しボタン操作により生ずる衝撃に対して何ら強度対策を講じていない。実際、上皿部材は上述のように合成樹脂材料からなることが一般的であり、従来構成であると、押しボタン操作のたびに上皿部材から大きな衝撃音が発せられることとなる。また、ストップボタンを叩くような操作態様も見受けられ、この場合は上皿部材が破損するおそれもある。したがって、パチンコ機と同様の構成に単にストップボタン等を配設しただけでは、強度上の問題が解決されないこととなる。
そこで、本発明は、遊技者によるストップボタン等の操作に耐え得る強度を備えた、遊技球を遊技媒体とするスロットマシンを提供することを目的とする。
本発明は、遊技島に起立状に配設される外枠と、該外枠の前面開口部を覆う遊技機本体とからなり、該遊技機本体が、外周面に複数の図柄を具備した複数の回転ドラムと、回転ドラムが臨む窓口を具備し、かつ外枠の前面に開閉可能に枢設された前枠と、前枠の背面に開閉可能に枢設された、遊技球が通過する球通路を具備する裏機構板と、前枠の前方に突出して上方開口した、遊技媒体である遊技球を貯留する貯留皿と、遊技者の操作により、少なくとも回転ドラムを回転始動若しくは回転停止する遊技操作部とを備えたスロットマシンにおいて、複数の遊技操作部が前面に配設されてなる遊技操作部ユニット体を備えると共に、該遊技操作部ユニット体に連結腕部が後方へ突設され、前枠及び/又は裏機構板に設けられた、前後方向に貫通する貫通口に前記連結腕部が挿通され、かつ挿通された当該連結腕部が外枠に接続されて、遊技操作部ユニット体が前枠前面で保持されてなることを特徴とするスロットマシンである(請求項1)。
このように、遊技操作部を遊技操作部ユニット体として構成し、かつこの遊技操作部ユニット体を外枠に接続する構成とすることにより、遊技者が遊技操作部を操作することによって生じた衝撃が連結腕部を介して外枠に直接伝達されることとなる。したがって、この遊技操作部で発生する振動が遊技機本体に伝達し難くなり、遊技操作部の操作により生ずる衝撃を緩和することができる。また、外枠は遊技島に強固に固定されているため、遊技操作部ユニット体の取り付け強度も向上し、遊技操作部を叩くような操作態様にも対抗できることとなる。ここで、遊技操作部ユニット体を前枠前面に直接取り付ける構成が提案され得るものの、かかる構成は操作による振動が前枠に直接伝わってしまうため問題が解決されない。また、前枠は、外枠に開閉可能に取り付けられた構成であるため、外枠に強固に配設されているとは言えず、遊技操作部ユニット体の取り付け強度に問題が生じてしまう。
また、上記構成にあって、遊技操作部ユニット体の両側縁のうち、一側縁にのみ連結腕部が後方突設されると共に、他側縁が外枠に軸支されて、当該遊技操作部ユニット体が、外枠に対して開閉可能に枢設されてなる構成が提案される(請求項2)。
かかる構成とすることにより、遊技操作部ユニット体の裏面が、遊技操作部ユニット体を前枠前面で保持したまま露出させることが可能となるため、遊技操作部ユニット体に配設された遊技操作部のメンテナンスの作業性が向上することとなる。
また、遊技操作部ユニット体の連結腕部を、可撓性の弾性連結腕部とすると共に、弾性連結腕部の先端に係合爪を形成してなり、貫通口に挿通された弾性連結腕部の係合爪が、外枠の後端に係止されてなる構成が提案される(請求項3)。
かかる構成にあっては、弾性連結部材を、係合爪と貫通口の内壁とを接触させながら貫通口に圧入し、係合爪が貫通口を通過すると弾性連結腕部の弾縮状態が解除されて係合爪が外枠の後端に係止されることとなる。かかる構成とすることにより、簡易構造で容易に遊技操作部ユニット体を前枠前面で保持させる、又は遊技機本体から離脱させることが可能となり、遊技操作部ユニット体の裏面を容易に露出させて、迅速に遊技操作部のメンテナンスをすることができる。
また、遊技操作部ユニット体が、貯留皿の前面を覆う位置で、保持されてなる構成としても良い(請求項4)。
ここで、貯留皿は一般的に遊技者のほぼ胸の高さ位置に設けられているところ、かかる構成とすることにより、遊技操作部を遊技者のほぼ胸の高さ位置に配設することが可能となる。
本発明のスロットマシンは、遊技操作部ユニット体の連結腕部を外枠に接続して、遊技操作部ユニット体を前枠前面に保持してなる構成としたため(請求項1)、遊技者が遊技操作部を操作することによって生ずる衝撃を外枠に伝達させることができ、前枠等に振動が伝わることを緩和することができる。これにより、遊技機本体の強度上の問題を解決できる。また、遊技島に強固に固定された外枠に遊技操作部ユニット体を取り付ける構成としたため、遊技操作部ユニット体の取り付け強度が向上し、あらゆる操作態様に対抗できる効果がある。
また、遊技操作部ユニット体が、外枠に開閉可能に軸支されてなる構成とした場合は(請求項2)、遊技操作部ユニット体を前枠前面に位置させながら、当該遊技操作部ユニット体の裏面を露出させることが可能となるため、遊技操作部ユニット体に配設された遊技操作部のメンテナンスの作業性が飛躍的に向上する利点がある。
また、弾性連結腕部の係合爪を外枠の後端に係止させた構成とした場合は(請求項3)、簡易構造で容易に遊技操作部ユニット体を前枠前面に保持し、又は遊技機本体から離脱させることが可能となり、遊技操作部ユニット体の裏面を容易に露出させて、迅速に遊技操作部のメンテナンスをすることができる効果がある。
また、遊技操作部ユニット体が、貯留皿の前面を覆う位置で、保持されてなる構成とした場合は(請求項4)、遊技操作部を遊技者のほぼ胸の高さ位置に配設することができ、メダルを用いるスロットマシンとほぼ同様な操作性を実現できる効果がある。
<第一実施形態例>
本発明にかかるスロットマシン1は、遊技媒体として遊技球を用いるものであり、パチンコ機用の遊技島に対してパチンコ機同様に取り付けられる。具体的には、このスロットマシン1は、図1〜3に示されるように、遊技島に起立状に配設される矩形状の外枠2と、この外枠2の前面開口部を覆う遊技機本体3とで構成される。
さらに前記遊技機本体3は、外枠2の前面に開閉可能に枢設される前枠4を備えている。この前枠4は、外枠2の前面の左側縁上に設けられたヒンジ部材9,9を介して外枠2に接続されている。また、遊技機本体3は、前枠4の後方位置に設けられた、三つの回転ドラム12a,12b,12cも具備している。
また、前枠4には、透明板6が装着される窓口47が形成されており、この窓口47に回転ドラム12a〜12cや表示器19等が臨むことによって、遊技者が透明板6を介して回転ドラム12a〜12cの外周面に配設された図柄等を視認できるような構成となっている。
また、前記窓口47の直下位置には、遊技球を貯留する所定容積の貯留皿8(図2,3参照)が設けられ、当該前枠4の前方に貯留皿8の球投入開口部30が開口している。そして、いわゆるクレジット数が所定の上限数を超えた場合に、当該貯留皿8に遊技球が払い出される構成となっている。また、その内底面81には、取込口85(図5参照)が形成されており、貯留された遊技球が所定個数を一単位として当該取込口85を介して遊技島の球回収装置(図示省略)に排出される。なお、貯留皿8の取り付け構造については後述する。
さらに、この貯留皿8の前方には、当該貯留皿8の前面を覆うようにして、ほぼ直方体状の遊技操作部ユニット体49が配設されている。この遊技操作部ユニット体49は、遊技者が操作する各種ボタン等(遊技操作部)を直方体状の筐体に複数配設することにより構成されている。なお、この遊技操作部ユニット体49については、本発明の要部であるため後で詳述する。
また、前枠4の最下位置には、球出口18(図3参照)が形成され、この球出口18に臨むように補助貯留皿14が配設される。この球出口18は、前記貯留皿8と連通しており、貯留皿8が満杯である場合に、この球出口18を介して、貯留皿8の遊技球が補助貯留皿14内に流入する構成である。なお、貯留皿8から補助貯留皿14へ遊技球を流入させる機構は、既存のパチンコ機の構成を好適に用いることができる。
さらに、図3に示されるように、前枠4の背面には、ヒンジ部材10を介して裏機構板5が開閉可能に枢設されている。この裏機構板5は、合成樹脂材料からなり、回転ドラム12a〜12cを視認可能とする裏機構板窓口51が中央に形成される。また、その前面又は背面には、遊技球が通過する球通路(図示省略)や電子回路が組み込まれた基板(図示省略)が複数備え付けられる。なお、本実施形態例にかかるスロットマシン1にあっては、この裏機構板5に前記貯留皿8が固着されている。
さらに詳述すると、図3に示されるように、上述の前枠4には、窓口47の直下位置に横長矩形状の貫通装着口46が形成されている。この貫通装着口46は、前後方向に貫通している。また、その形成位置は、遊技者のほぼ胸の高さ位置に相当する。なお、この貫通装着口46により、本発明にかかる前枠の貫通口が構成される。
一方、前記裏機構板5の裏機構板窓口51内に、裏機構板面から前後方向に突出するようにして所定容積の貯留皿8が載置されている。この貯留皿8は、合成樹脂材料からなり、貯留皿8の横幅(長手方向)が、裏機構板窓口51の枠幅とほぼ同一に設定されている。そして、裏機構板窓口51の幅内に貯留皿8が密嵌されて固着されている。なお、貯留皿8が備えられる高さ位置は、遊技者のほぼ胸の高さ位置に相当する。
このように、貯留皿8が裏機構板5に跨るように前後方向にはみ出して保持された構成にあって、前枠4と裏機構板5とを遮閉状態とすると、図2,4に示されるように、前方突出した貯留皿8の突出部分が前枠4の貫通装着口46を貫通し、前枠4の前面から貯留皿8の前部が突出することとなる。そして、この前枠4の前方で上方に開口した部位が、遊技者が遊技球を貯留皿8内に投入することを可能にする球投入開口部30となる。
また、図5〜7に示されるように、貯留皿8の内底面81には、取込口85と球整列溝82とが設けられている。この球整列溝82は左右方向に形成されており、貯留皿8に投入された遊技球は、この球整列溝82に流入して一列状に整列し、この球整列溝82の右端に形成された取込口85から、所定数(5個)を一単位として後述の取込球通過用樋部材69に取り込まれることとなる。
また、図5,7に示されるように、取込口85には、補助貯留皿14にある球出口18に連通する球抜用樋部材84が配設されている。この球抜用樋部材84は、球整列溝82の先頭の遊技球を臨む位置に開口しており、当該開口部に開閉可能に設けられた開閉部材88の開閉制御により、適時に補助貯留皿14へ排出することができる構成となっている。
また、図7に示されるように、貯留皿8の底面からは、樹脂部材により構成されるモータ台座62が垂下され、このモータ台座62に、スプロケット71を回転駆動する取込モータ72が固着されている。
前記スプロケット71は、その周部に、遊技球一個を収容可能な凹部70を三つ等間隔に備え、各凹部70の間を、遊技球を係止する係止部73とするものである。そして、このスプロケット71が、図6,7に示されるように、中心に形成された軸孔74が取込モータ72の回転軸75に軸着され、取込口85の直下に位置している。
かかる構成にあって、ステッピングモータからなる取込モータ72が、所定制御信号に応じた回転角度でスプロケット71を回転駆動させると、順次その凹部70に球整列溝82に整列する遊技球が収容され、取込口85に配設された取込球通過用樋部材69に送り込まれる。そして、遊技球は、取込球通過用樋部材69の案内作用によって、遊技機本体3の背面に案内されて、遊技島の球回収装置へと排出される。なお、スプロケット71及び取込モータ72により球取込装置35が構成される。
次に、本発明の要部について説明する。
本発明は、図3,4に示されるように、例えば前枠4に直接、ストップボタン43〜45等の遊技操作部を設けるのでなく、別部材としてほぼ直方体状の筐体に遊技操作部を設けて遊技操作部ユニット体49として構成することを特徴としている。具体的には、遊技操作部ユニット体49の上面に、ベットボタン42等が設けられ、正面に、左側からスタートレバー41、左ストップボタン43、中ストップボタン44、右ストップボタン45がそれぞれ設けられている。なお、ストップボタン43〜45は、ストップボタン43〜45が横並びに配設されるストップボタンパネル40を遊技操作部ユニット体49の正面の所定位置にはめ込むことにより構成している。なお、遊技機操作部ユニット体49の前面には、上面及び正面が含まれる。また、背面は開放されてなり、各種ボタンのメンテナンスを可能としている。
ここで、ベットボタン42は、1ゲーム当りの賭数を決定するものであり、このボタン操作により貯留皿8内の遊技球が所定個数だけ自動的に遊技機内へ取り込まれる。
スタートレバー41は、回転ドラム12a〜12cを回転始動するものであり、スタートレバー41を操作すると、これを契機として各回転ドラム12a〜12cに連繋された回胴装置(図示省略)が駆動開始し、これに伴って回転ドラム12a〜12cが前方に所定速度で回転する。
各ストップボタン43〜45は、回転ドラム12a〜12cを回転停止するものであり、回転ドラム12a〜12cの回転中にこれらのボタンを押圧操作すると、この操作タイミングに基づいて回胴装置が各ボタン43〜45に対応する回転ドラム12a〜12cを停止させる。なお、回転ドラム12a〜12cを回転始動、又は回転停止する構成は、従来構成を好適に用いることができる。
さらに、遊技操作部ユニット体49は、外枠2に接続している。
図3に示されるように、遊技操作部ユニット体49の両側面には、それぞれ可撓性の弾性連結腕部55,55が後方突設している。そして、各弾性連結腕部55の先端には、側方に突出した係合爪55aを形成している。なお、遊技操作部ユニット体49の弾性連結腕部55は、可撓性の金属材料で構成するのが好適である。
一方、貫通装着口46の内側面と、これに連成する外枠2の内側面とが面一状となるように貫通装着口46の横幅長さを設定している。また、裏機構板5の左右の外側縁には、側方が開放した貫通口56が形成されている。
ここで、弾性連結腕部55,55相互の離間距離は、貫通装着口46の横幅とほぼ同じとし、遊技操作部ユニット体49を、弾性連結腕部55,55から貫通装着口46へ挿入すると、両係合爪55a,55aが貫通装着口46の内側面に当接して、弾性連結腕部55,55がわずかに内方に湾曲するようにしている。そして、この付勢力に抗してさらに遊技操作部ユニット体49を圧入すると、弾性連結腕部55が裏機構板5の貫通口56を通過し、図4に示されるように、係合爪55aが外枠2の後方に抜き出て弾性連結腕部55の弾縮が解除される。そして、外枠2の後端に、係合爪55a,55aが係止されることとなる。これにより、遊技操作部ユニット体49が外枠2に接続されて前枠4前面で保持されることとなる。
なお、裏機構板5と前枠4とを遮閉状態とした場合は、両弾性連結腕部55,55の間にある切欠部33位置に、裏機構板5に固定された貯留皿8が位置することとなる。
一方、遊技操作部ユニット体49を前枠4から離脱させるときは、係合爪55a,55aの係合を解除して、遊技操作部ユニット体49を貫通装着口46から抜き出すこととなる。
<第二実施形態例>
なお、遊技操作部ユニット体49を外枠2に固定する構成としては、以下のような構成としても良い。
例えば、図8に示されるように、弾性連結腕部55の先端部を外枠2の内面に付勢させると共に、固定ねじ55bを水平方向に貫通させて弾性連結腕部55と外枠2とを固定するものである。これにより、遊技操作部ユニット体49を外枠2に接続固定することが可能となる。
<第三実施形態例>
さらに、別の構成のスロットマシン1aが提案される。なお、上述の実施形態例と共通する構成については同じ符号を付し、説明を簡略する。
すなわち、図10に示されるように、遊技操作部ユニット体49aの両側縁のうち、右側縁にのみ連結腕部55’が後方突設されると共に、左側縁が、外枠2に軸支される構成である。
さらに詳述すると、図9,10に示されるように、遊技機本体3の前面側には、窓口47を有する前枠4aと、ストップボタン43〜45等を有する遊技操作部ユニット体49aと、補助貯留皿14が一体成形されてなる下皿部材31とが、上から順に外枠2に対して開閉可能に設けられる。
かかる構成にあって、外枠2の左側縁には、上から順に最上段ヒンジ部材9a、中上段ヒンジ部材9b、中下段ヒンジ部材9c、及び最下段ヒンジ部材9dが配設されている。一方、前枠4a及び下皿部材31の左側縁には、各ヒンジ部材9a〜9dの対応部材が配設され、遊技操作部ユニット体49aの左側縁には、後述の開閉軸棒86が鉛直方向に挿通される軸孔87が形成されている。
そして、かかる構成にあって、前枠4aが、最上段ヒンジ部材9aと中上段ヒンジ部材9bとを介して外枠2に接続され、また、下皿部材31が、中下段ヒンジ部材9cと最下段ヒンジ部材9dとを介して外枠2に接続される。さらに、中上段ヒンジ部材9bと中下段ヒンジ部材9cとに挿通される開閉軸棒86を開閉軸として、遊技操作部ユニット体49aが、前枠4と下皿部材31との間で外枠2に接続される。ここで、中上段ヒンジ部材9bは、前枠4aと遊技操作部ユニット体49aとに共用され、中下段ヒンジ部材9cは、遊技操作部ユニット体49aと下皿部材31とに共用されている。これにより、各部材4a,49a,31が外枠2に対して開閉可能となる。
また、外枠2の右側縁のほぼ中央には、L字型案内部材89,89を上下に対設させ、前枠4a、遊技操作部ユニット体49a、及び下皿部材31を遮閉状態とした際に、各部材4a,49a,31が、それぞれ上段、中段、及び下段に確実に収まるように位置規定するようにしている。
一方、遊技操作部ユニット体49aの右側縁からはフック付き連結腕部55’が後方に突設されている。このフック付き連結腕部55’は、その先端にフック片55aを具備する施錠機構を備えている。なお、この施錠機構は周知技術が好適に採用される。
施錠機構を以下に簡略して説明する。
かかる施錠機構は、シリンダ95と、T字状連結板97と、フック片55dと、係止突起55c(図11,12参照)とで主に構成されている。
図11,12に示されるように、遊技操作部ユニット体49aの正面には、鍵穴90が形成されており、遊技操作部ユニット体49aの内部には、前記鍵穴90に連成するシリンダ95が配設されている。さらに、このシリンダ95の先端には、直角状に作用部96が形成され、この作用部96がT字状連結板97の中央口97aに遊嵌されて相互が連繋している。また、このT字状連結板97は、遊技者側に前方突出する突出部98を備えると共に、この突出部98と遊技操作部ユニット体49aの内側天井面から垂下した留め具92とに、引張ばね91が取り付けられている。
さらに、T字状連結板97の上下端には、フック片55dの基端58が基端支持点99で回動可能に軸支される。また、T字状連結板97の直後方位置には、遊技操作部ユニット体49aの壁面から回り込むようにしてフック傾動用支持部94,94が上下に形成され、フック片55dの中央が中央支持点93でこのフック傾動用支持部94に回動可能に軸支される。
かかる構成にあって、遊技操作部ユニット体49aを遮閉するときは、遊技操作部ユニット体49aを、下皿部材31の上縁に左右方向に設けられたストッパー32に当接する位置まで手押し、その位置で鍵穴90を介してシリンダ95を反時計回りに回転させる。これにより、作用部96が所定角度範囲内で反時計回りに回動し、これに伴ってT字状連結板97が上昇する。そして、フック片55dが中央支持点93を支点にして下方傾動して、外枠2に中央向きに設けられた係止突起55cに係合する。
これにより、遊技操作部ユニット体49aが外枠2に係合され、遮閉されることとなる。
なお、第一から第三の実施形態例は、本発明の主旨に逸脱しない限り、様々な態様が提案され得る。例えば、窓口47、貫通装着口46、及び貫通口56は、四方が囲繞された構成であっても良いし、一部側方に開放した構成であっても良い。
スロットマシン1の正面図である。 スロットマシン1の平面図である。 スロットマシン1の分解斜視図である。 図1のA−A断面図である。 図4のB部の拡大図である。 球取込装置35、球整列溝82、及び取込口85の配置関係を示す縦断正面図である。 球取込装置35、球整列溝82、及び取込口85の配置関係を示す縦断側面図である。 第二実施形態例にかかるスロットマシン1の横断平面図である。 第三実施形態例にかかるスロットマシン1aの正面図である。 第三実施形態例にかかるスロットマシン1aの分解斜視図である。 図9のA’−A’断面図である。 図11のC−C断面図である。
符号の説明
1,1a スロットマシン
2 外枠
3 遊技機本体
4,4a 前枠
5 裏機構板
8 貯留皿
9b 中上段ヒンジ部材
9c 中下段ヒンジ部材
12a,12b,12c 回転ドラム
41 スタートレバー
42 ベットボタン
43,44,45 ストップボタン
46 貫通装着口
47 窓口
49,49a 遊技操作部ユニット体
55 ,55’弾性連結腕部
55a 係合爪
56 貫通口

Claims (4)

  1. 遊技島に起立状に配設される外枠と、該外枠の前面開口部を覆う遊技機本体とからなり、
    該遊技機本体が、
    外周面に複数の図柄を具備した複数の回転ドラムと、
    回転ドラムが臨む窓口を具備し、かつ外枠の前面に開閉可能に枢設された前枠と、
    前枠の背面に開閉可能に枢設された、遊技球が通過する球通路を具備する裏機構板と、
    前枠の前方に突出して上方開口した、遊技媒体である遊技球を貯留する貯留皿と、
    遊技者の操作により、少なくとも回転ドラムを回転始動若しくは回転停止する遊技操作部と
    を備えたスロットマシンにおいて、
    複数の遊技操作部が前面に配設されてなる遊技操作部ユニット体を備えると共に、
    該遊技操作部ユニット体に連結腕部が後方へ突設され、前枠及び/又は裏機構板に設けられた、前後方向に貫通する貫通口に前記連結腕部が挿通され、かつ挿通された当該連結腕部が外枠に接続されて、遊技操作部ユニット体が前枠前面で保持されてなることを特徴とするスロットマシン。
  2. 遊技操作部ユニット体の両側縁のうち、一側縁にのみ連結腕部が後方突設されると共に、他側縁が外枠に軸支されて、当該遊技操作部ユニット体が、外枠に対して開閉可能に枢設されてなることを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
  3. 遊技操作部ユニット体の連結腕部を、可撓性の弾性連結腕部とすると共に、弾性連結腕部の先端に係合爪を形成してなり、貫通口に挿通された弾性連結腕部の係合爪が、外枠の後端に係止されてなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスロットマシン。
  4. 遊技操作部ユニット体が、貯留皿の前面を覆う位置で、保持されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のスロットマシン。
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