JP4493517B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

この発明は、遊技機に関し、さらに詳しくは、遊技媒体を遊技者に払い出す遊技媒体払い出し装置の貯留限度を超えた遊技媒体を溜めるためのオーバーフロータンクと、このオーバーフロータンクを載置するための載置皿を備えた遊技機に関するものである。
従来、スロットマシン等の遊技機では、入賞時に遊技メダル等の遊技媒体が払い出されるが、この遊技媒体の払い出しにはホッパー装置等の遊技媒体払い出し装置が用いられる。この遊技媒体払い出し装置には、遊技メダル等の遊技媒体を貯留するための貯留タンクが備えられている。通常時、遊技者が遊技機に投入した遊技媒体は、この貯留タンクに貯留されるが、遊技媒体が過剰に投入されると遊技媒体払い出し装置がオーバーフローすることとなる。そのため、通常、遊技機には、遊技媒体払い出し装置からオーバーフローして溢れる遊技媒体を溜めるためのオーバーフロータンクを、遊技媒体払い出し装置に隣接するように設置している。
また、このオーバーフロータンクに遊技媒体が溜まると、遊技機に備えられているセンサーがこれを検知して、その旨を報知する。そして、この報知に基づいて、ホールの店員がオーバーフロータンク、及び、遊技媒体払い出し装置に溜まった遊技媒体を回収する。このようなオーバーフロータンクとしては、下記の特許文献1に開示されているような技術が知られている。
特開2003−325750号公報
しかし、従来のスロットマシン等の遊技機におけるオーバーフロータンクは、特に、固定や位置決め等がされて設置されるものではなく、遊技媒体払い出し装置の脇に、単に置いておくという意味合いで取り扱われているものであった。したがって、遊技機に備えられているセンサーが、オーバーフロータンクに遊技媒体が溜まったことを検知できないような不完全な状態で、オーバーフロータンクが遊技機の内部に設置されることもあり、オーバーフロータンクの設置状態によっては、オーバーフロータンクに遊技媒体が溜まったことを報知することができないという問題が生じていた。
そこで、各発明は、上記のような事情によりなされたものであり、その目的とするところは、以下の点にある。
第1又は第2の発明
すなわち、第1又は第2の発明は、上記事情によりなされたものであり、オーバーフロータンクを遊技機内部の定位置に確実に設置できるとともに、オーバーフロータンクが確実に設置されたことを感覚的、かつ、視覚的に確認できるような遊技機を提供することを目的とする。
第3の発明
すなわち、第3の発明は、上記した第1又は第2の発明の目的に加え、オーバーフロータンクに遊技媒体が溜まったことを確実に検知することができるような遊技機を提供することを目的とする。
各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
第1の発明
第1の発明は、正面側に開口する筐形の筐体1と、筐体1の内部に固定され、かつ、遊技媒体を貯留可能であるとともに、遊技者に遊技媒体を払い出すための遊技媒体払い出し装置(ホッパーユニット5)と、前記遊技媒体払い出し装置(ホッパーユニット5)に近接して配置され、かつ、筐体1を構成する底板15に固定される載置皿60と、前記載置皿60の上面(タンク載置面61)における所定の位置に載置可能であって、かつ、右側板(タンク右側板92)と左側板(タンク左側板91)とを有する上方に開口した箱状に形成されるとともに、遊技媒体払い出し装置(ホッパーユニット5)の貯留限度を超えることにより遊技媒体払い出し装置(ホッパーユニット5)から溢れた遊技媒体を貯留可能なオーバーフロータンク6と、を少なくとも有する遊技機であって、載置皿60の周縁の少なくとも一部には、上方に凸となる段部が形成されており、オーバーフロータンク6が前記載置皿60内で段部に接することにより、このオーバーフロータンク6は載置皿60内の所定の位置に載置されることを特徴とする。
ここで、遊技機としては、スロットマシン、パロット遊技機などが挙げられる。
また、この遊技機には、上記の他に、筐体1の開口を開閉自在に塞ぐ前扉3を備えていてもよい。また、この前扉3は、筐体1の開口の上部を開閉自在に塞ぐ上扉30と、筐体1の開口の下部を開閉自在に塞ぐ下扉40とから構成することもできる。さらに、この遊技機には、複数の図柄を変動表示及び停止表示可能な図柄表示手段を備えていてもよい。この図柄表示手段としては、リールユニット20や液晶表示ユニットなどが含まれる。ここで、リールユニット20は、複数の駆動モータを有し、各駆動モータの回転軸に、各々、表面に複数の図柄が表示された回転リール23が固定されているものである。また、この遊技機には、遊技機内に設置されている各装置の作動や遊技を制御するための基板を備えることができる。基板としては、たとえば、遊技機の各装置の作動を制御することができる電子部品を搭載した基板である主基板が挙げられる。前記主基板は、ROM、RAM、CPU等を有しており、主として、当選の抽選や、図柄表示手段における図柄変動表示及び停止表示など遊技を制御するものである。また、前記主基板のみを備えるのではなく、図柄表示手段などの作動以外を制御することができる基板として副基板を備えることも可能である。また、基板は、不正防止等の観点から、密封可能なケースなどに収納するのが望ましい。また、主基板及び副基板などを、上記のようにケースに収納して一体に構成することで、基板ユニット24を形成することもできる。このように、基板は、基板ユニット24として筐体1内に設けることもできる。また、この遊技機には、遊技機に電源を入れるための電源装置を備えていてもよい。
筐体1は、その内部に遊技機の構成部品や装置等を収納する箱体であって、その正面側が開口している。ここで「正面側」とは、遊技機と対向して遊技を行う遊技者が位置する方向をいう。また、筐体1は、その内部に装置等を収納できれば良いものであって、特に材質を限定するものではない。たとえば、木板によって構成されていても良く、また、金属板あるいはプラスチック板によって構成されていても良い。
遊技媒体払い出し装置(ホッパーユニット5)は、上述の如く、遊技媒体を貯留可能であるとともに、遊技者に遊技媒体を払い出すためのものである。また、遊技媒体としては、スロットマシンに用いられる遊技メダルや、パロット遊技機に用いられる遊技球が挙げられる。
載置皿60は、上述の如く、遊技媒体払い出し装置(ホッパーユニット5)に近接して配置され、筐体1の底板15に固定される部材である。この載置皿60の上面(タンク載置面61)の所定の位置には、オーバーフロータンク6が載置可能となっている。
なお、オーバーフロータンク6は、上述の如く、遊技媒体払い出し装置(ホッパーユニット5)の貯留限度を超えることにより遊技媒体払い出し装置(ホッパーユニット5)から溢れた遊技媒体を貯留可能な装置である。
載置皿60は、オーバーフロータンク6を載置できれば、その形状は特に限定されるものではなく、たとえば、長方形状や楕円形状などに形成することができる。また、この載置皿60は、オーバーフロータンク6を載置できれば、その材質は特に限定されるものではなく、たとえば、木板によって構成されていても良く、また、金属板あるいはプラスチック板によって構成されていても良い。
また、ここで、「所定の位置に載置可能」とは、オーバーフロータンク6を載置皿60に設置する際には、オーバーフロータンク6を載置皿60の定められた位置に位置決め可能に形成されていることをいう。換言すれば、オーバーフロータンク6を構成する底板の全面を、載置皿60の上面における定められた位置に置くことができるように形成されていることをいう。なお、オーバーフロータンク6は、載置皿60の所定の位置に載置されたことが視覚的、感覚的に認識することができるように形成することが望ましい。ここで、視覚的に認識とは、たとえば、載置皿60の手前側の端部に、上方に凸となる突段部62が形成され、オーバーフロータンク6は、前記突段部62を乗り越えながら載置皿60の上面を手前側から奥方向に移動可能とした場合であって、オーバーフロータンク6が載置皿60への載置途中では、オーバーフロータンク6が突段部62により傾いているため、オーバーフロータンク6は載置皿60の上面に対して水平とならないが、オーバーフロータンク6が載置皿60の所定の位置に載置された際には、オーバーフロータンク6が載置皿60の上面に対して水平となるようなことを意味する。
また、感覚的に認識とは、オーバーフロータンク6が載置皿60の所定の位置に載置された際には、たとえば、オーバーフロータンク6が載置皿60の所定の位置に嵌まって前後左右に動かなくなるように形成されているようなことを意味する。
本発明では、載置皿60の周縁の少なくとも一部に、上方に凸となる段部(突段部62、側段部64)が形成されており、オーバーフロータンク6が前記載置皿60内で段部に接することにより、このオーバーフロータンク6は載置皿60内の所定の位置に載置されるものとなっている。
すなわち、前記載置皿60の一部に、上方に凸となる段部を形成し、オーバーフロータンク6が、この段部に接することで載置皿60内に位置決めされることにより、オーバフロータンク6は載置皿60内の所定の位置に載置されることとなる。
前記段部は、オーバーフロータンク6を載置皿60内に位置決めできるのであれば、この段部を形成する位置は特に限定されるものではない。、たとえば、段部は、載置皿60の周縁の一部に形成することができる。また、段部は、載置皿60の周縁の全部に形成することもできる。
具体的には、載置皿60を囲むように、載置皿60の周縁の全部に渡る段部を形成することで、オーバーフロータンク6を収めることができるような凹部を形成して、オーバーフロータンク6がこの凹部に収まることで、オーバーフロータンク6が載置皿60に載置されるようにすることができる。
また、載置皿60の手前側の端部に、上方に凸となる段部である突段部62を形成し、オーバーフロータンク6は、前記載置皿60の突段部62を乗り越えながら、前記載置皿60の上面(タンク載置面61)を、手前側から奥方向に移動可能となっており、前記オーバーフロータンク6の手前側の端部が、前記載置皿60の突段部62を乗り越えることにより、前記オーバーフロータンク6が載置皿60の所定の位置に載置されるようにすることもできる。
なお、「手前側」とは、前述の「正面側」と同義であり、遊技機と対向して遊技を行う遊技者が位置する方向をいう。また、「奥方向」又は「奥側」とは、前記「手前側」又は「正面側」と反対の方向をいう。
また、オーバーフロータンク6は、遊技媒体払い出し装置(ホッパーユニット5)から溢れた遊技媒体を貯留可能とするため、このオーバーフロータンク6は、遊技媒体払い出し装置(ホッパーユニット5)よりも低い位置となるように形成するのが望ましい。また、遊技媒体払い出し装置(ホッパーユニット5)には、貯留限度を超えた遊技媒体をオーバーフロータンク6へ落下させるための落下口を形成することもできる。また、前記遊技媒体を遊技媒体払い出し装置(ホッパーユニット5)からオーバーフロータンク6へ確実に落下させるために、遊技媒体の落下を案内するガイド部材を設けることもできる。
(作用)
本発明によれば、オーバーフロータンク6が載置される載置皿60の周縁の少なくとも一部には、段部が形成されている。そして、このオーバーフロータンク6は、前記載置皿60内で段部に接することにより、載置皿60内の所定の位置に載置されることとなっている。
すなわち、オーバーフロータンク6は、段部に接することで、載置皿60内の所定の位置に位置決めされて載置されることとなるため、オーバーフロータンク6を遊技機内部の定位置に確実に設置することができることとなる。
さらに、オーバーフロータンク6を載置皿60の上面(タンク載置面61)に載置する際、このオーバーフロータンク6の一部が前記段部に乗っかってしまっている場合は、このオーバーフロータンク6は載置皿60の上面(タンク載置皿61)に対して水平とはなっていないが、オーバーフロータンク6が所定の位置に載置されると、このオーバーフロータンク6は載置皿60の上面(タンク載置面61)に対して水平となる。したがって、オーバーフロータンク6が載置皿60に確実に設置されたことを、感覚的、かつ、視覚的に認識することができる。
第2の発明
第2の発明は、上記第1の発明の特徴に加え、前記載置皿60の下面に対応する筐体1の底板15には、遊技媒体を筐体1の外方へ落下させるための遊技媒体落下孔50が形成され、前記載置皿60の下面には、下方に向けて凸となり、かつ、遊技媒体落下孔50に嵌合可能な嵌合突部63が形成されることを特徴とする。
遊技媒体落下孔50は、上述の如く、遊技媒体を筐体1の外方へ落下させるためのものである。これは、遊技機内に溜まった遊技媒体を自動的に回収することができる遊技媒体の自動回収設備、を備えているホールにおいて使用される。遊技媒体の自動回収を行う場合には、この遊技媒体落下孔50を開放しておく必要があるが、遊技媒体の自動回収を行わない場合には、この遊技媒体落下孔50を載置皿60によって覆い、上述の如く、この載置皿60の上にオーバーフロータンク6を設けて遊技媒体の回収を行う。
この遊技媒体落下孔50は、遊技媒体の自動回収を行う場合に、遊技媒体を筐体1の外方へ落下させることができれば、その形状は特に限定されるものではなく、たとえば、長方形状孔、楕円形状孔、又は、円形状孔等にすることができる。
また、上述のように、載置皿60の下面には、嵌合突部63が形成されるが、この嵌合突部63は前記遊技媒体落下孔50に嵌合可能となっているため、上述の遊技媒体の形状に対応した形状に形成される。
(作用)
本発明によれば、オーバーフロータンク6を載置する載置皿60は、この載置皿60に形成された嵌合突部63が遊技媒体落下孔50に嵌まることで、筐体1の底板15に設置されることとなる。
したがって、載置皿60を、容易、かつ、確実に、筐体1の底板15に設置することができる。そして、載置皿60が確実に筐体1の底板15に設置されることにより、この載置皿60に載置されるオーバーフロータンク6も遊技機内部の定位置に確実に設置することができることとなる。
第3の発明
第3の発明は、上記第1又は第2の発明の特徴に加え、前記オーバーフロータンク6の右側板(タンク右側板92)には、前記オーバーフロータンク6を載置皿60に載置した際の奥側に、この右側板(タンク右側板92)を横方向に連通する右連通部97が形成され、前記オーバーフロータンク6の左側板(タンク左側板91)には、前記右連通部97と対応する位置に、この左側板(タンク左側板91)を横方向に連通する左連通部96が形成され、筐体1の内部奥側には、右連通部97と左連通部96とを挟むように相対して配置される、発光部81及び受光部82を有するセンサー80を設け、前記センサー80は、オーバーフロータンク6を載置皿60に載置した際には、発光部81から発せられる光線を、右連通部97及び左連通部96を介して、受光部82が感知可能に形成されるとともに、発光部81から発せられる光線を、受光部82が感知できなかったときは、報知可能に形成されることを特徴とする。
オーバーフロータンク6の両側板にそれぞれ形成される、右連通部97及び左連通部96は、両側板をそれぞれ横方向に連通していれば、その形状は限定されるものではなく、たとえば、それぞれの側板を貫通する穴として形成することもできる。また、それぞれの側板の上端から下向きにコ字状に切り欠いた切り欠き部として形成することもできる。また、それぞれの側板の奥端から、手前側にコ字状に切り欠いた切り欠き部として形成することもできる。
また、発光部81は、可視光LEDや赤外LEDなどの発光素子を用いて構成することができる。また、受光部82は、フォトダイオードやフォトトランジスタなどの受光素子を用いて構成することができる。
また、発光部81から発せられる光線を、受光部82が感知できなかったときの報知の態様は、特に限定されるものではなく、たとえば、遊技機に備えられているランプの点灯や点滅、液晶表示機などへの文字や図形等の表示などにより報知することができる。また、遊技機に備えられているスピーカから音を発して報知することもできる。
(作用)
本発明によれば、オーバーフロータンク6内に遊技媒体が大量に溜まり、遊技媒体がオーバーフロータンク6内の左連通部96及び右連通部97の位置に達すると、発光部81から発せられる光線が遊技媒体により遮られるため、受光部82は当該光線を感知することができない。そして、発光部81が発する光線を受光部82によって感知できないことにより、その旨が報知されることになる。これにより、ホールの店員は、オーバーフロータンク6内に遊技媒体が溜まったことを確実に検知することができる。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
第1又は第2の発明
すなわち、第1又は第2の発明によれば、オーバーフロータンクを遊技機内部の定位置に確実に設置できるとともに、オーバーフロータンクが確実に設置されたことを感覚的、かつ、視覚的に確認できるような遊技機を提供することができる。
第3の発明
すなわち、第3の発明によれば、上記した第1又は第2の発明の効果に加え、オーバーフロータンクに遊技媒体が溜まったことを確実に検知することができるような遊技機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
(図面の説明)
図1から図9までは、本発明の実施の形態を示すものである。
図1は、スロットマシンSを示す斜視図である。図2は、スロットマシンSを分解した状態を示す斜視図である。図3は、スロットマシンSの筐体1内部において、オーバーフロータンク6、及び、載置皿60を取り外した状態を示す斜視図である。図4は、載置皿60を示す斜視図である。図5は、スロットマシンSの筐体1内部において、オーバーフロータンク6を取り外した状態を示す斜視図(a)、及び、同状態を示す側断面図(b)である。図6は、オーバーフロータンク6を載置皿60に載置する途中の状態を示す斜視図である。図7は、オーバーフロータンク6を載置皿60に載置する途中の状態を示す側断面図(a)、及び、オーバーフロータンク6を載置皿60に載置した状態を示す側断面図(b)である。図8は、オーバーフロータンク6を載置皿60に載置した状態を示す斜視図である。図9は、オーバーフロータンク6内の遊技メダルが少ない状態を示す正面断面図(a)、及び、オーバーフロータンク6内の遊技メダルが多い状態を示す正面断面図(b)である。
本実施の形態における遊技機は、分離型のスロットマシンSである。
この分離型のスロットマシンSは、図2に示すように、正面側に開口部11を有し、かつ、内部空間を上下方向に仕切る水平状の中板12を有する筐体1と、筐体1内部で中板12に着脱自在に設けられる交換ユニット2と、筐体1の開口部11を開閉可能に塞ぐ前扉3とから構成されており、さらに、この前扉3は、筐体1の、中板12上部である開口上部13を開閉可能に塞ぐ上扉30と、筐体1の、中板12下部である開口下部14を開閉可能に塞ぐ下扉40とから構成されている。
なお、本実施の形態に係る前扉3は、上述のように、上扉30と下扉40とから構成されているが、上扉30と下扉40とが一体となった一枚扉として形成することもできる。
(筐体1)
図2に示すように、筐体1は、底板15、右側板16a、左側板16b、天板17、及び、背板18から構成される正面側に開口する箱体である。そして、筐体1内部の、高さ方向略中央部には、二つの側板16の間に水平方向に中板12が設けられている。
そして、この中板12の下面には、電源ユニット4が設けられている。電源ユニット4には、特に図示していないが、電源装置が内装されているとともに、遊技における各種当選役の抽選確率を変更するための設定変更部が設けられている。設定変更部には、特に図示していないが、設定変更用のキーを挿入するための鍵穴や、設定を切り替える設定変更ボタン等の設定変更操作部が備えられている。
また、筐体1内部における底板15の略中央部には、遊技媒体払い出し装置としてのホッパーユニット5が設けられている。このホッパーユニット5は、上方に向けて開口しており、かつ、スロットマシンSの遊技を行うための遊技媒体である遊技メダルを貯留可能に形成されている。ホッパーユニット5については後で詳述する。
また、図3に示すように、筐体1内部における底板15の右部には、当該底板15を上下方向に貫通する楕円形状の孔である、遊技媒体落下孔50が設けられている。
通常、前記ホッパーユニット5に遊技メダルが溜まってしまった場合には、ホールの店員が、適宜、ホッパーユニット5から遊技メダルを回収するようにしている。しかし、ホールによっては、ホール店員が遊技メダルを回収するのではなく、自動的に遊技メダルを回収できるように、遊技メダルの自動回収設備を備えているところもある。この際は、ホッパーユニット5に溜まった遊技メダルを筐体1の外部に排出する必要がある。前記遊技媒体落下孔50は、前述のように、ホッパーユニット5に溜まった遊技メダルを排出する(具体的には、筐体1の外部へ落下させる)ためのものである。
したがって、遊技メダルの自動回収を行う場合には、前記遊技媒体落下孔50を開放しておく必要がある。一方、遊技メダルの自動回収を行わない場合には、図6に示すように、後述する載置皿60、及び、オーバーフロータンク6を設けることとする。
筐体1内部における底板15の右部には、前記ホッパーユニット5に近接し、かつ、前記遊技媒体落下孔50を覆うように配置された、略長方形状の板体である載置皿60が設けられる。
また、図6に示すように、前記載置皿60には、上方に開口した箱状に形成されたオーバーフロータンク6が設けられる。このオーバーフロータンク6は、板状体である右側板(タンク右側板92)と左側板(タンク左側板91)とを有している。そして、上述の如く、載置皿60は、ホッパーユニット5に近接して配置されているため、この載置皿60に設けられたオーバーフロータンク6も、前記ホッパーユニット5に近接することとなる。載置皿60、及び、オーバーフロータンク6については後で詳述する。
また、図3や図5(a)などに示しているように、筐体1内部における背板18の右部には、枠体から構成されるセンサー支持部73を有するセンサーユニット70が設けられている。このセンサーユニット70には、光線を発する発光部81と、この光線を受ける受光部82とを有するセンサー80が設けられている。センサーユニット70については後に詳述する。
前述の、電源ユニット4、ホッパーユニット5、オーバーフロータンク6、載置皿60、センサーユニット70などは、遊技性に影響を与える部品ではないことから、交換ユニット2の交換に際し、必ずしも交換する必要のないものであり、交換時には設置されたままにしておけるようになっている。
また、特に図示しないが、前記右側板16aの、中板12より下方には、集中端子板が取り付けられている。集中端子板とは、総メダル投入枚数、総メダル払い出し枚数、総回転数、大当たり抽選回数などの遊技に関するデータを、ホールコンピュータ等との間で送受信する装置である。この集中端子板は、ホールコンピュータとのネットワーク接続ができるのであれば、たとえば筐体1の右側板16a又は左側板16bに備えても良く、中板12の下面に備えても良い。
(交換ユニット2)
交換ユニット2は、図2に示すように、種々の部品を設置あるいは固定するための支持体21と、この支持体21に固定されたリールユニット20、及び、スロットマシンSに関する種々の制御を行う基板を収納する基板ユニット24から形成されている。
ここで、リールユニット20は、複数の駆動モータを有し、各駆動モータの回転軸には、各々、表面に複数の図柄が表示された回転リール23が固定されている。また、前記基板ユニット24には、遊技及びスロットマシンSの作動を制御するための主基板と、各種演出を行うための副基板が含まれている。
前記支持体21は、図2に示すように枠体構造となっている。また、この支持体21の左側には、前記上扉30を係合させ、回転自在となるように支持するための上部係合部25が上下方向に間隔を置いてそれぞれ二つずつ設けられている。
交換ユニット2は、筐体1の中板12の上に載置され、開口上部13内部に収納されるものである。その後、交換ユニット2は、固定装置10により筐体1に固着される。
なお、交換ユニット2は、筐体1の天板17に吊り下げられるような形で支持される構造に形成することで、中板12の上方に収納するようにしてもよい。
(上扉30)
上扉30は、交換ユニット2の支持体21の左側に回転自在に支持され、かつ、支持体21の右側でロック可能に形成されている板状の扉であり、図1及び図2に示すように、略中央部に前記回転リール23の図柄を正面側から見ることができる図柄表示窓31を有し、周囲に飾り部33を設けてある。そして、図柄表示窓31の下方には、種々の表示を行うための表示部32が設けられているものである(図1参照)。
ここで、前記飾り部33は、ランプ等により形成しても良く、入賞の報知その他の演出時にランプが点滅するようにしてもよい。また、前記表示部32は、7セグメントLED等により数字を表示するものや、特に図示しないが、画像を表示するための液晶画面あるいはCRTなどとしてもよい。
さらに、特に図示しないが、上扉30の裏面には、前記上部係合部25に係合可能な上扉係合部が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、上扉係合部の対向側には、ロック機構が設けられている。そして、特に図示しないが、上扉30の裏面上部の左右には、種々の音声を出力するためのスピーカが設けられている。
前記ロック機構は、上扉30側に設けられた係止片が、交換ユニット2の右側に設けられた凸部(特に図示しておらず)に係止され、扉を閉めると自動的にロックされ、解錠手段によりロックが解除されるように形成されている。
以上のように構成された上扉30は、図1に示すように、前記交換ユニット2を筐体1に固着した状態で、扉を閉めロックすることにより、筐体1の開口上部13を密閉することができるものである。
(下扉40)
下扉40は、筐体1の開口下部13を塞ぐための扉であり、筐体1の左側板16bに回転自在かつロック可能に形成されているものである。
下扉40の上部は、スロットマシンSを作動させるための操作部41となっており、下扉40の上面は、閉扉時においては、上扉30よりも前側に突出するようになっている。また、下扉40の下部には払い出されたメダルを溜めておくためのメダル受け皿43が形成されており、前記操作部41とメダル受け皿43との間には、遊技内容その他の表示をするための表示パネルが取り付けられている(図1参照)。また、前記表示パネルの下部には、ホッパーユニット5からメダル受け皿43へ、遊技メダルを払い出すためのメダル払い出し口45が設けられている。
前記操作部41としては、図1に示すように、下扉40の上面右端にはメダル投入口42及び上面左部に設けられたベットスイッチ、下扉40の正面略中央部にはスタートスイッチ及びストップスイッチ及び鍵穴44が設けられている。なお、ベットスイッチとは、貯留メダルをメダル投入に代えるためのものであり、スタートスイッチ及びストップスイッチは、回転リール23の回転を開始及び停止させるためのものである。また、鍵穴44は、前扉3を解錠するためのものであり、この穴に所定の鍵を差し込んで回すと、下扉40のロックが解除されるものである。そして、下扉40が解錠されることにより、上扉30も解放可能に形成されている。
さらに、特に図示しないが、下扉40の裏面側には、前記メダル投入口42から投入されたメダルを誘導しながらメダルの正偽を判断するためのメダルセレクターが設けられている。
(ホッパーユニット5)
ホッパーユニット5は、上述の如く、筐体1内部における底板15の略中央部に設けられている(図2参照)。
このホッパーユニット5は、特に図示していないが、大別すると、上方に向けて開口した箱体であって、内部に複数の遊技メダルを貯留可能なホッパータンクと、ホッパータンク内に貯留された遊技メダルを1枚ずつ、下扉30のメダル受け皿43に払い出し可能なメダル払い出し部と、から構成される。なお、前記ホッパータンクは、ホッパーユニット5の上部に位置し、かつ、前記メダル払い出し部は、前記ホッパータンクの下方に位置するように、備えられている。
また、前記メダル払い出し部の上部(ホッパータンクの下端)には、特に図示していないが、モータなどにより回転駆動され、かつ、ホッパータンク内の遊技メダルが上方より1枚ずつ嵌まり込むメダル落とし穴を複数有する回転ディスクを備えている。
また、ホッパータンクは、上述の如く、上方に向けて開口した箱体であり、右側板、左側板、背板、及び、正面板等によって構成されているが、このホッパータンクの右側板の高さ方向における所定の位置には、特に図示していないが、当該右側板を横方向に貫通する孔である、溢れメダル落下口が設けられている。この溢れメダル落下口は、ホッパーユニット5の収納限度を超えた遊技メダルをオーバーフロータンク6内に落下させるために、前記オーバーフロータンク6が前記載置皿60に載置された状態における、オーバーフロータンク6の開口よりも高い位置に形成されている。
ホッパーユニット5の動き、及び、遊技メダルの入出について併せて説明する。
遊技者は、前記メダル投入口42から遊技メダルを投入することで、遊技を行うことができる。遊技メダルがメダル投入口42から投入されると、この投入された遊技メダルは、下扉40の裏面側に設けられたメダルセレクター(図示しておらず)によって遊技メダルの正偽が判断される。そして、投入された遊技メダルが、不正な遊技メダルであると判断された場合には、当該遊技メダルは、メダルセレクターから前記メダル払い出し口45を介して、メダル受け皿43に返却される。一方、投入された遊技メダルが、正規の遊技メダルであると判断された場合には、当該遊技メダルは、ホッパーユニット5のホッパータンク内に流入することとなる。
そして、遊技の結果、所定の当選役に入賞した場合には、モータにより回転ディスクが回転駆動する。そして、前記回転駆動に伴って、回転ディスクのメダル落とし穴が下扉40のメダル払い出し口45に位置すると、前記メダル落とし穴に嵌まり込んでいた遊技メダルが、順番に、メダル払い出し口45からメダル受け皿43に払い出される。そして、空になった回転ディスクのメダル落とし穴には、前記回転駆動に伴って、上方のホッパータンクから、新たに遊技メダルが1枚嵌め込まれることとなる。
また、ホッパーユニット5のホッパータンク内に多量の遊技メダルが溜まったときは、前述の溢れメダル落下口から、オーバーフロータンク6内に落下することとなる。
なお、遊技中に、ホッパーユニット5のホッパータンク内の遊技メダルが不足することとなった場合には、ホールの店員が下扉40を開放して、直接、ホッパーユニット5のホッパータンク内に遊技メダルを供給する。
(遊技媒体落下孔50)
上述の如く、筐体1内部における底板15の右部には、図3に示すように、当該底板15を上下方向に貫通する楕円形状の孔である、遊技媒体落下孔50が設けられている。
なお、本実施の形態では、後述する載置皿60が、前記遊技媒体落下孔50を覆うように配置される。
(載置皿60)
上述の如く、筐体1内部における底板15の右部には、図5(a)に示すように、ホッパーユニット5に近接し、かつ、前記遊技媒体落下孔50を覆うように配置された載置皿60が設けられている。
この載置皿60は、図4に示すように、略長方形状の板状体となっている。そして、載置皿60における一方の短辺の縁には、上方に向けて盛り上がる段部である、突段部62が形成されている。また、載置皿60における両長辺の縁にも、上方に向けて盛り上がる段部である、側段部64が形成されている。この側段部64は、突段部62が形成されている短辺から、他方の短辺に向けて、しだいに厚さが小さくなっている。また、載置皿60のうち、突段部62、及び、側段部64に囲まれている部分が、後述するオーバーフロータンク6を載置する、タンク載置面61となっている。なお、前記突段部62とタンク載置面61との間には、突段部62の上部からタンク載置面61に向かって傾斜する傾斜面65が形成されている。後述するように、オーバーフロータンク6を載置皿60に載置する際には、オーバーフロータンク6の手前側の縁が傾斜面65に案内されて、タンク載置面61に収まることとなる。また、オーバーフロータンク6を載置皿60から取り出す際にも、同様に、オーバーフロータンク6の手前側の縁が傾斜面65に案内されて、載置皿60から取り出されることとなる。
また、載置皿60の下面には、図4に示すように、下方に向けて凸となり、かつ、前記遊技媒体落下孔50に嵌合可能な嵌合突部63が形成されている。そして、この嵌合突部63が、前記遊技媒体落下孔50に嵌まることで、載置皿60は底板15に設置される。また、この載置皿60は、前記突段部62が形成されている短辺が、手前側を向き、かつ、両長辺が、筐体1の側板16と平行となるように底板15に設置される。また、この載置皿60が底板15に設置された際には、突段部62が形成されている短辺と反対側の短辺が、筐体1の背板18に接することとなっている。
(オーバーフロータンク6)
上述の如く、載置皿60には、図6に示すように、オーバーフロータンク6が設けられる。
オーバーフロータンク6は、図6及び図8に示すように、上方に開口した箱状となるように形成されている。具体的には、オーバーフロータンク6は、略長方形状のタンク底板95を有し、かつ、当該タンク底板95から上方へ向けて立設する4つの立設板を有する、略直方体形状の箱体である。この4つの立設板は、タンク底板95を構成する2つの短辺の一方から立設するタンク奥板94、前記2つの短辺の他方から立設するタンク手前板93、タンク底板95を構成する2つの長辺の一方から立設するタンク右側板92、及び、前記2つの長辺の他方から立設するタンク左側板91によって構成されている。
そして、オーバーフロータンク6は、図6及び図8に示すように、前記タンク奥板94が筐体1の奥側に位置するように、載置皿60のタンク載置面61に載置される。したがって、オーバーフロータンク6が載置皿60に載置された際には、タンク手前板93は筐体1の手前側に位置し、タンク右側板92は筐体1の右側板16aと対向するように位置し、タンク左側板91は、ホッパーユニット5におけるホッパータンクの右側板と対向するように位置することとなる。
また、オーバーフロータンク6のタンク手前板93の上端部には、図6に示すように、手前側に凸となる突体である把持部98が形成されている。店員は、この把持部98を利用して、オーバーフロータンク6の載置皿60への載置及び載置皿60からの取り出しを行うことができる。
また、オーバーフロータンク6のタンク右側板92には、このオーバーフロータンク6を載置皿60に載置した際の奥側上部に、このタンク右側板92を横方向に連通する右連通部97が形成されている。さらに、オーバーフロータンク6のタンク左側板91には、前記右連通部97と対応する位置に、このタンク左側板91を横方向に連通する左連通部96が形成されている。
なお、本実施の形態では、右連通部97及び左連通部96は、それぞれの側板を貫通する穴として形成されているが、たとえば、それぞれの側板の上端から、「コ」字状に切り欠いた切り欠き部として形成することもできる。
また、オーバーフロータンク6は、上述の如く、載置皿60のタンク載置面61に載置されるが、ここで、タンク載置面61は、上述しているように、載置皿60の上面のうち、突段部62及び側段部64に囲まれている部分であり、オーバーフロータンク6の横幅は、前記タンク載置面61の横幅と一致するように形成されている。すなわち、オーバーフロータンク6のタンク右側板92の外面からタンク左側板91の外面までの長さが、タンク載置面61の横幅に一致する。すなわち、オーバーフロータンク6をタンク載置面61に載置した際には、横方向において、オーバーフロータンク6がタンク載置面61に嵌まることとなる。換言すれば、オーバーフロータンク6のタンク右側板92及びタンク左側板91が、載置皿60の側段部64によって、タンク載置面61に位置決めされて、オーバーフロータンク6がタンク載置面61に載置されることとなる(図8参照)。
(センサーユニット70)
上述の如く、筐体1内部における背板18の右部には、センサーユニット70が設けられている。
このセンサーユニット70は、図3及び図5(a)に示すように、枠体として形成されるセンサー支持部73と、このセンサー支持部73に配置され、かつ、光線を発する発光部81及びこの光線を受ける受光部82を有するセンサー80と、を備えている。
具体的には、図5(a)及び図5(b)に示すように、載置皿60の奥側の短辺の上方に対応する背板18に、センサーユニット70を構成するセンサー支持部73が備えられる。
このセンサー支持部73は、軸筒などの枠軸により、筐体1の手前側から見たときの形状がほぼ「ロ」の字形状となるように枠組みされた枠体であって、筐体1の背板18から手前側に向けて凸となるように形成されている。具体的には、センサー支持部73は、このセンサー支持部73の左部に位置する左枠軸74、センサー支持部73の右部に位置する右枠軸75、センサー支持部73の上部に位置する上枠軸76、及び、センサー支持部73の下部に位置する下枠軸77から構成されている。
また、前記右枠軸75には、センサー80の受光部82を設置するための受光部収納部72が設けられ、かつ、前記左枠軸74の、前記受光部収納部72と対応する位置には、センサー80の発光部81を設置するための発光部収納部71が設けられている。
具体的には、この受光部収納部72、及び、発光部収納部71は、断面コ字状の部材である。そして、受光部収納部72は、手前側から見た際に左向きコ字状となり、かつ、右枠軸75から手前側に突出するように形成されている。また、発光部収納部71は、手前側から見た際に右向きコ字状となり、かつ、左枠軸74から手前側に突出するように形成されている。なお、後述するように、受光部収納部72、及び、発光部収納部71は、オーバーフロータンク6が載置皿60に載置された際に、オーバーフロータンク6を横方向から挟むように形成されている。
そして、受光部収納部72のコ字状部内には、センサー80の受光部82が設置されるとともに、発光部収納部71のコ字状部内には、センサー80の発光部81が、前記受光部82と対向するように設置される。
具体的には、受光部82及び発光部81は、オーバーフロータンク6が載置皿60に載置された際に、オーバーフロータンク6の右連通部97及び左連通部96を挟むように、受光部収納部72及び発光部収納部71に備えられる。これにより、発光部81から発せられた光線は、オーバーフロータンク6の右連通部97及び左連通部96を介して、受光部82により感知されることとなる。
なお、前記オーバーフロータンク6の横幅は、受光部収納部72及び発光部収納部71の間の距離と一致するように形成されている。すなわち、オーバーフロータンク6のタンク右側板92の外面からタンク左側板91の外面までの長さが、受光部収納部72及び発光部収納部71の間の長さに一致する。
また、オーバーフロータンク6の縦幅は、タンク載置面61の手前側の端部(突段部62を手前側から乗り越えた位置)から、センサー支持部73の下枠軸77の手前側の端部に対応するタンク載置面61の位置までの長さに一致するように形成されている。すなわち、オーバーフロータンク6のタンク奥板94の外面からタンク手前板93の外面までの長さが、タンク載置面61の手前側の端部、及び、センサー支持部73の下枠軸77の手前側の端部に対応するタンク載置面61の位置、の間の長さに一致する。すなわち、オーバーフロータンク6をタンク載置面61に載置した際には、オーバーフロータンク6は、載置皿60の突段部62、及び、センサー支持部73の下枠軸77によって、奥方向の位置決めがなされることとなる。また、オーバーフロータンク6の横方向の位置決めは、上述しているように、載置皿60の側段部64によってなされる。したがって、オーバーフロータンク6は、横方向、奥方向ともに位置決めされて、タンク載置面61に載置されることとなる(図8参照)。
なお、上述の如く、受光部収納部72、及び、発光部収納部71はそれぞれ、右枠軸75、及び、左枠軸74から手前側に突出するように形成されているものである。そして、受光部収納部72、及び、発光部収納部71はともに、下枠軸77の手前側の端部よりも、手前側に突出していることとなる。すると、オーバーフロータンク6がタンク載置面61に載置された際には、オーバーフロータンク6は、受光部収納部72及び発光部収納部71によって、横方向から挟まれることとなる。
(オーバーフロータンク6の、載置皿60への載置)
オーバーフロータンク6を載置皿60に載置する手順を説明する。
まず、載置皿60を、筐体1の底板15に設置する。具体的には、筐体1の底板15に設けられた遊技媒体落下孔50に、載置皿60の嵌合突部63を嵌め込んで、載置皿60を底板15に設置する。この際、載置皿60は、この載置皿60に形成された突段部62が、筐体1の手前側を向くように配置する。
その後、オーバーフロータンク6のタンク底板95の奥側端部を、載置皿60の突段部62に乗せる。そして、オーバーフロータンク6を、筐体1の奥方向へ押していく。すると、オーバーフロータンク6は、載置皿60を奥方向へ移動していく。しかし、この状態では、オーバーフロータンク6のタンク底板95の一部が、載置皿60の突段部62に当接しているため、オーバーフロータンク6は、図7(a)に示すように、載置皿60のタンク載置面61に対して傾斜した状態で、載置皿60を移動する。
そして、さらに、オーバーフロータンク6を、筐体1の奥方向へ押していくと、オーバーフロータンク6のタンク底板95の手前側端部が、傾斜面65に案内されて、載置皿60の突段部62を乗り越えることとなる。
すると、オーバーフロータンク6は、図7(b)に示すように、載置皿60のタンク載置面61に対して水平となって、このタンク載置面61に載置される。さらに、このオーバーフロータンク6は、上述の如く、載置皿60の突段部64、及び、センサー支持部73の下枠軸77の間に嵌まることとなり、これにより、オーバーフロータンク6の奥方向の位置決めがなされることとなる。併せて、このオーバーフロータンク6は、載置皿60の側段部64の間に嵌まることとなり、これにより、オーバーフロータンク6の横方向の位置決めもなされることとなる。
そして、オーバーフロータンク6の奥側は、図8及び図9に示すように、センサー支持部73の受光部収納部72、及び、発光部収納部71に挟まれるとともに、オーバーフロータンク6の奥側に形成されている、右連通部97及び左連通部96が、受光部収納部72に設置された受光部82と、発光部収納部71に設置された発光部81との間に挟まれることとなる。
(センサー80の作動)
センサー80の作動について、説明する。
上述の如く、センサー80を構成する発光部81及び受光部82は、オーバーフロータンク6が載置皿60に載置された際に、オーバーフロータンク6の左連通部96及び右連通部97を挟むように、設置されている(図8及び図9参照)。そして、何も障害物の無い状態では、発光部81から発せられた光線は、オーバーフロータンク6の左連通部96及び右連通部97を介して、受光部82で受光されることとなる。
したがって、オーバーフロータンク6内に遊技メダルが溜まっていない時、具体的には、溜まっている遊技メダルがオーバーフロータンク6内の左連通部96及び右連通部97まで達していない時は、図9(a)に示すように、受光部82は発光部81から発せられる光線を感知することができる。
しかし、オーバーフロータンク6内に遊技メダルが大量に溜まると、具体的には、遊技メダルがオーバーフロータンク6内の左連通部96及び右連通部97の位置を超えると、発光部81から発せられる光線は遊技メダルにより遮られるため、図9(b)に示すように、受光部82は当該光線を感知することができない。そして、発光部81が発する光線を受光部82によって感知できないことにより、その旨が表示部32や飾り部33を介して、報知されることになる。ホールの店員は、この報知によって、オーバーフロータンク6内に遊技メダルが大量に溜まったことを知ることができる。そして、オーバーフロータンク6内に溜まった遊技メダルを回収する。
(総括)
上述の如く、本実施の形態に係るスロットマシンSには、筐体1の内部に、オーバーフロータンク6を載置するための載置皿60が備えられている。また、この載置皿60の手前側の端部には、上方へ向けて凸となる突段部62が形成されている。そして、オーバーフロータンク6を載置皿60に載置するには、このオーバーフロータンク6の手前側の端部が、前記突段部62を乗り越える必要がある。
すると、オーバーフロータンク6を載置している間は、オーバーフロータンク6のタンク底板95の一部が、前記突段部62に当接しているため、このオーバーフロータンク6が載置皿60に対して傾斜することとなるが、オーバーフロータンク6が載置皿60に載置されると、オーバーフロータンク6は載置皿60に対して水平に配置されることとなる。
したがって、オーバーフロータンク6が載置皿60に確実に設置できているか否かを、感覚的、かつ、視覚的に確認することができる。
また、オーバーフロータンク6が載置皿60に載置されると、載置皿60の突段部64、及び、センサー支持部73の下枠軸77の間に嵌まることとなり、これにより、オーバーフロータンク6の奥方向の位置決めがなされることとなる。併せて、このオーバーフロータンク6は、載置皿60の側段部64の間に嵌まることとなり、これにより、オーバーフロータンク6の横方向の位置決めもなされることとなる。
したがって、オーバーフロータンク6は位置決めがなされて、載置皿60に載置されることとなるため、オーバーフロータンク6をスロットマシンS内部の定位置に確実に設置することができる。
さらに、上述の如く、オーバーフロータンク6が載置皿60に確実に載置されることで、オーバーフロータンク6の奥側に形成されている、右連通部97及び左連通部96も、受光部収納部72に設置された受光部82と、発光部収納部71に設置された発光部81との間に、確実に挟まれることとなる。
したがって、オーバーフロータンク6内に遊技メダルが溜まったことを、適確にセンサー80により検知することができる。
本発明の実施の形態であって、スロットマシンを示す斜視図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンを分解した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの筐体内部において、オーバーフロータンク、及び、載置皿を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態であって、載置皿を示す斜視図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの筐体内部において、オーバーフロータンクを取り外した状態を示す斜視図(a)、及び、同状態を示す側断面図(b)である。 本発明の実施の形態であって、オーバーフロータンクを載置皿に載置する途中の状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態であって、オーバーフロータンクを載置皿に載置する途中の状態を示す側断面図(a)、及び、オーバーフロータンクを載置皿に載置した状態を示す側断面図(b)である。 本発明の実施の形態であって、オーバーフロータンクを載置皿に載置した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態であって、オーバーフロータンク内の遊技メダルが少ない状態を示す正面断面図(a)、及び、オーバーフロータンク内の遊技メダルが多い状態を示す正面断面図(b)である。
S スロットマシン
1 筐体 2 交換ユニット
3 前扉 4 電源ユニット
5 ホッパーユニット 6 オーバーフロータンク
10 固定装置
11 開口部 12 中板
13 開口上部 14 開口下部
15 底板 16 側板
16a 右側板 16b 左側板
17 天板 18 背板
19 下部係合部
20 リールユニット 21 支持体
23 回転リール 24 基板ユニット
25 上部係合部
30 上扉 31 図柄表示窓
32 表示部 33 飾り部
40 下扉 41 操作部
42 メダル投入口 43 メダル受け皿
44 鍵穴 45 メダル払い出し口
50 遊技媒体落下孔
60 載置皿 61 タンク載置面
62 突段部 63 嵌合突部
64 側段部 65 傾斜面
70 センサーユニット 71 発光部収納部
72 受光部収納部 73 センサー支持部
74 左枠軸 75 右枠軸
76 上枠軸 77 下枠軸
80 センサー 81 発光部
82 受光部
91 タンク左側板 92 タンク右側板
93 タンク手前板 94 タンク奥板
95 タンク底板 96 左連通部
97 右連通部 98 把持部

Claims (1)

  1. 正面側に開口する筐形の筐体と、
    筐体の内部に固定され、かつ、遊技媒体を貯留可能であるとともに、遊技者に遊技媒体を払い出すための遊技媒体払い出し装置と、
    遊技媒体払い出し装置に近接して配置され、かつ、筐体を構成する底板に設置される載置皿と、
    載置皿の上面における所定の位置に載置可能であって、かつ、遊技媒体払い出し装置の貯留限度を超えることにより遊技媒体払い出し装置から溢れた遊技媒体を貯留可能なオーバーフロータンクと、
    を少なくとも有する遊技機であって、
    オーバーフロータンクは、タンク底板並びに当該タンク底板に立設したタンク右側板、タンク左側板、タンク奥板及びタンク手前板により上方に開口した箱状に形成され、
    載置皿の下面に対応する筐体の底板には、遊技媒体を筐体の下方へ落下させるための遊技媒体落下孔が形成され、
    載置皿の下面には、下方に向けて凸となり、かつ、遊技媒体落下孔に嵌合可能な嵌合突部が形成され、
    載置皿には、筐体の底板に設置された際に手前側に位置する周縁に、上方に凸となる突段部が形成されるとともに、左右両側に位置する周縁に、上方に凸となる側段部が形成され、
    オーバーフロータンクのタンク右側板には、筐体の底板に設置された載置皿にオーバーフロータンクが載置された際の奥側に、このタンク右側板を横方向に連通する右連通部が形成されるとともに、
    オーバーフロータンクのタンク左側板には、右連通部と対応する位置に、このタンク左側板を横方向に連通する左連通部が形成され、
    筐体の背板の正面には、発光部及び受光部を有するセンサーと、センサーを支持するセンサー支持部とを備えたセンサーユニットが設けられ、
    発光部及び受光部は、筐体の底板に設置された載置皿にオーバーフロータンクが載置された際に、右連通部と左連通部とを挟むように相対して配置され、
    センサーは、筐体の底板に設置された載置皿にオーバーフロータンクが載置された際には、発光部から発せられる光線を、右連通部及び左連通部を介して、受光部が感知可能に形成されるとともに、
    発光部から発せられる光線を、受光部が感知できなかったときは、その旨を報知可能に形成され、
    遊技媒体払い出し装置から溢れた遊技媒体をオーバーフロータンクに貯留させる場合には、載置皿の嵌合突部を遊技媒体落下孔に嵌合させることにより、筐体における載置皿の位置決め及び固定が同時になされ、
    載置皿の一対の側段部の間にオーバーフロータンクを嵌めることにより、横方向の位置決めがなされ、
    載置皿の突段部とセンサーユニットのセンサー支持部との間にオーバーフロータンクを嵌めることにより、奥方向の位置決めがなされ、
    遊技媒体払い出し装置から溢れた遊技媒体をオーバーフロータンクに貯留させず、遊技媒体を自動的に回収する自動回収設備によって回収する場合には、載置皿を取り外して遊技媒体落下孔を開放し、遊技媒体を筐体の下方へ落下させ
    載置皿における突段部及び一対の側段部に囲まれた部分を、タンク載置面とし、
    突段部の上部からタンク載置面に向かって傾斜する傾斜面が形成され、
    載置皿は、筐体の底板に設置された際に、奥側に位置する周縁が筐体の背板に接するように形成され、
    一対の側段部は、突段部側の端部から奥側の端部へ向かうにつれて、凸の高さが低くなるように形成され、
    載置皿において横方向及び奥方向の位置決めがなされて載置されたオーバーフロータンクは、タンク載置面に位置し、
    突段部とタンク載置面とに掛かったオーバーフロータンク、又は側段部の上に乗ったオーバーフロータンクは、タンク載置面に対して奥側に傾くように形成されたことを特徴とする遊技機。
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