JP5285753B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
本発明は、遊技機に関し、特に、制御基板を収納する基板ケースに関する。
下記特許文献1に記載の遊技機では、主制御基板のコネクタ部分を覆うためのコネクタカバーを、主基板ケースに取り付けている。そして、遊技盤を遊技機枠に取り付けると、主基板ケースを取外し方向に移動させることができなくなるとともに、コネクタカバーも取外し方向へ移動させることができなくなるように構成されている。これにより、主制御基板のコネクタに接続された正規の外部コネクタを取り外して不正な外部コネクタを接続する不正行為を防止している。
ここで、具体的に従来のパチンコ遊技機における主基板ケース及びコネクタカバーの組み付け構造について、図13〜17に基づいて説明する。図13,14に示すように、従来のパチンコ遊技機100では、液晶ベース101および液晶表示装置102が取り付けられた遊技盤103に、後方から盤裏カバー104が取り付けられ、盤裏カバー104の下部に、主制御基板105を覆った主基板ケース106が組み付けられて、さらに主基板ケース106にコネクタカバー107が組み付けられる。主基板ケース106は、蓋側ケース108と底側ケース109とにより形成される主基板ケース本体110と、上端部に回動軸111,111を有して主基板ケース本体110を回動可能に軸支する台座プレート112とから構成され、主基板ケース本体110は、主制御基板105を内部に収納した状態で、金属製のカシメ片113により開放不能に封止される。コネクタカバー107は、主制御基板105の上端部に左右方向に沿って実装された複数のコネクタ114(蓋側ケース108の開口部108aから外部へ露出される複数のコネクタ114)の後方を覆うために、主基板ケース106に組み付けられる。
このパチンコ遊技機100では、主基板ケース106及びコネクタカバー107は、図15、16に示すように組み付けられる。すなわち、まず図15(a)に示すように、盤裏カバー104の係止孔104a(図13参照)の中央上部から主基板ケース106の係止片106a(図14参照)を挿通させ、係止片106aを係止孔104a内の右端に寄せることにより、主基板ケース106を盤裏カバー104に係止させる。次に、図15(b)に示すように、主基板ケース106の外部に露出したコネクタ114に、ハーネス115の一端側に設けられた外部コネクタ116を接続する。なお、ハーネス115は、盤裏カバー104の内側を通って中央の開口104bから外側に出されて主制御基板105のコネクタ114まで配線される。続いて、図16(a)に示すように、コネクタカバー107の係止爪107a(図14参照)を主基板ケース106の係止溝106b(図14参照)に嵌合させて取付方向(右方)aへスライドさせることにより、コネクタカバー107を主基板ケース106に組み付ける。最後に図16(b)に示すように、主基板ケース106をコネクタカバー107とともに、取付方向(左方)bに移動させることにより(すなわち、主基板ケース106の係止片106aを盤裏カバー104の係止孔104a内の左端に寄せることにより)、主基板ケース106およびコネクタカバー107の組付を完了する。このとき、コネクタカバー107に設けられた係合軸(ストッパ突起)117は、盤裏カバー104に設けられた軸受部(ストッパ部材)118に嵌挿される。これにより、主基板ケース106を取外し方向(右方)へ移動させてからでなければ、コネクタカバー107を取外し方向(左方)へ移動させることができないようになる。
このようにして各部材が組み付けられた遊技盤103が遊技機枠119に取り付けられると、図17に示すように、主基板ケース106の取外し方向(右方)cには、遊技機枠119の内枠に取り付けられた受け皿誘導桶121および外端ケース122が配置される。したがって、主基板ケース106の取外し方向cへの移動が規制され、主基板ケース106を盤裏カバー104から取り外すことはできなくなる。また、主基板ケース106の取外し方向cへの移動が規制されているため、コネクタカバー107の取外し方向(左方)dへの移動も、盤裏カバー104(ストッパ部材118)により規制される。したがって、コネクタカバー107を主基板ケース106から取り外すこともできなくなる。従来のパチンコ遊技機では、このようにして、主制御基板105のコネクタ114に接続された外部コネクタ116を取り外して不正な外部コネクタに差し替える不正行為を防止していた。
上記遊技機では、コネクタカバー107の取外し方向(左方)への移動を規制するための構成として、「主基板ケース106の取外し方向(右方)への移動が阻止されることにより、コネクタカバー107のストッパ突起117が盤裏カバー104に設けられたストッパ部材118の穴から離脱できないようになる構成」を採用している(図17参照)。そのため、遊技機の解体時(リサイクル時)などにおいて、主制御基板105のコネクタ114に外部コネクタ116が差し込まれている状態で主基板ケース106を取外し方向へ移動させてからでなければ(図16(a)に示す状態にしてからでなければ)、コネクタカバー107を外すことができなかった。外部コネクタ116が差し込まれている状態で主基板ケース106を取外し方向へ移動させると、外部コネクタ116から延びるハーネス115が絡み合うなどの不具合が生じ得る。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、コネクタカバーによる不正防止効果を維持しつつ、コネクタカバーや主基板ケースの解体作業性や組付作業性を向上させた遊技機を提供することを目的とする。
本発明の遊技機は、遊技機枠と、前記遊技機枠に取り付けられる遊技盤と、前記遊技盤の裏面側に配される基板ケースと、前記基板ケースに収納される制御基板と、前記制御基板に実装され、前記基板ケースに形成された開口部から露出するコネクタと、前記コネクタを覆うコネクタカバーと、を備えた遊技機であって、前記基板ケース及び前記コネクタカバーは、所定経路に沿って移動させることにより着脱される構成とされ、さらに、前記遊技盤を前記遊技機枠に取り付けた状態では、前記遊技機枠又は前記遊技機枠に設けられたストッパ手段により取外し方向への移動が規制され、前記遊技盤を前記遊技機枠から取り外した状態では、当該基板ケースを取外し方向へ移動させることなく当該コネクタカバーを取外し方向へ移動させることができるように、取り付けられていることを特徴とする。
ここで、本発明の遊技機では、前記遊技機枠は、前記遊技盤が取り付けられる内枠と、前記遊技盤の前面を視認可能とする窓部を備えた前枠と、を備えて構成され、前記コネクタカバーは、前記遊技盤を前記遊技機枠に取り付けた状態では、前記内枠により取外し方向への移動が規制されるよう構成されている。
また、本発明の遊技機では、前記基板ケースは、前記制御基板を収納する基板ケース本体と、該基板ケース本体を回動可能に固定する台座部とを備えた構成とされ、前記コネクタカバーは、前記遊技盤を前記遊技機枠に取り付けた状態では、前記基板ケース本体が回動されているか否かにかかわらず、取外し方向への移動が規制される構成とすることができる。
また、本発明の遊技機では、前記遊技盤の裏面側に配される画像表示器と、前記画像表示器を覆う表示器ユニットケースと、前記表示器ユニットケースが組み付けられ、前記遊技盤の裏面側に取り付けられる裏面側部材と、を備え、前記基板ケースは、前記表示器ユニットケースの裏面側に組み付けられ、前記表示器ユニットケースは、前記遊技盤を前記遊技機枠に取り付けた状態では、前記裏面側部材に対する組付部を、当該遊技機の背面側に露出させない構成とすることができる。
また、本発明の遊技機では、前記基板ケースは、前記表示器ユニットケースと前記裏面側部材とに跨って組み付けられている構成とすることができる。
本発明によれば、遊技盤を遊技機枠に取り付けた状態では、コネクタカバーの取り外しが規制されるため、不正な外部コネクタに差し替える不正行為を防止することができる。
図1は、本発明の実施形態のパチンコ遊技機の背面側を示す概略図である。図1に示すように、実施形態のパチンコ遊技機1は、遊技機枠10の内部に遊技盤2(図3参照)を取り付けて構成されている。なお、本明細書中、上下方向および左右方向は、図1に示すパチンコ遊技機1の背面側を基準とし、また、前後方向は、パチンコ遊技機1の背面側を後方とし、パチンコ遊技機1の前面側を前方とする。
遊技機枠10は、図2に示すように、外枠11と内枠12とガラス扉枠(前枠に相当する)13とを備えている。また、遊技機枠10は、右端部にヒンジ部16を備えて構成され、ヒンジ部16により、ガラス扉枠13は、外枠11および内枠12に対してそれぞれ回動自在に連結され、内枠12は、外枠11およびガラス扉枠13に対してそれぞれ回動自在に連結されている。外枠11は、パチンコ遊技機1の外郭部となる枠体であり、内枠12は、遊技盤2(図3参照)が取り付けられる枠体であり、ガラス扉枠13は、遊技盤面を保護するとともに発射ハンドル装置14などが配設される枠体である。内枠12は、合成樹脂製とされ、前方から見て中央が貫通された略長方形の枠形状とされている。遊技盤2は、内枠12に対して前方から取り付けられる。内枠12に取り付けられた遊技盤2は、図示しない係止部材で、内枠12から外れないよう係止される。ガラス扉枠13は、遊技盤2の前面に形成される遊技領域を視認可能な透視窓として、ガラス板(窓部に相当する)15を備えている。
図1に示すように、内枠12は、上部に、ホール設備からの遊技球を一時貯留しておくタンクレール17を有するとともに、右側部に、タンクレール17内の遊技球をパチンコ遊技機1の球受け皿(図示せず)へ送る払出装置18、および払出装置18から球受け皿(図示せず)へ遊技球を誘導する受け皿誘導桶19を有している。また、内枠12の下部には、払出制御基板を覆った払出制御基板ケース21、および電源基板を覆った電源基板ケース22が配されている。
図3は、パチンコ遊技機1が備える遊技盤2の背面側を示す概略分解斜視図である。図3に示すように、パチンコ遊技機1は、遊技盤2と、遊技盤2の裏面2a側に取り付けられる液晶ベース(裏面側部材に相当する)30と、液晶ベース30の外表面(後面)30aに組み付けられる液晶ユニット36と、液晶ユニット36の後面36a側および液晶ベース30の後面30a側に跨って組み付けられる主基板ケース40と、主基板ケース40に取り付けられるコネクタカバー70とを備えている。
遊技盤2は、ベニヤ板で形成されている。遊技盤2は、前後方向にくりぬかれた中央部に、後方から液晶ベース30を配置させ、さらにその後方から液晶ユニット36を配置させる。
液晶ベース30は、いわゆるセンター役物装置(図示せず)の後ろ側を構成する部材であり、無色透明の合成樹脂材料(例えば、透明なポリカーボネート等)から形成されている。液晶ベース30は、遊技盤2の裏面2a側の略全域を覆うことができるよう前方側を開口させた略箱形状とされ、後述する液晶表示装置4(図4(a)参照)の表示画面4aを遊技盤2の中央部から前方へ臨ませるための開口部31aを、後壁部31に備えている。また、液晶ベース30は、後壁部31の右端部に液晶ユニット36を組み付けるための被係止部32,32を備えている。
また、液晶ベース30は、周壁部33の前縁から外方へ延設されたフランジ部34を備えており、フランジ部34を遊技盤2の裏面2a側の周縁部に締結されることにより、遊技盤2に取り付けられる。この締結には、ネジなどの締結手段が利用される。液晶ベース30が遊技盤2に取り付けられることにより液晶ベース30と遊技盤2との間に形成される内部空間には、作動すると液晶表示装置4の表示画面4a前方へ可動体を露出させる可動役物装置(いわゆるギミック、図示せず)が格納される。
液晶ユニット36は、図3,4に示すように、いわゆる装飾図柄変動演出やモード演出、大当たり演出を表示画面4aに表示する液晶表示装置(画像表示器に相当する)4と、液晶表示装置4を制御するためのMCU(Micro Controller Unit)を実装した画像制御基板23などの制御基板類と、これらを覆う有色透明の合成樹脂からなる液晶ユニットケース(表示器ユニットケースに相当する)37と、を備えている。液晶ユニットケース37は、右端部にクリップ機構(係止手段ともいう、組付部に相当する)38,38を備えている。液晶ユニット36は、このクリップ機構(係止手段)38,38を液晶ベース30の被係止部32,32に係止させることにより、液晶ベース30に対して組み付けられ固定される。なお、液晶ユニット36を液晶ベース30に組み付けた状態では、液晶表示装置4の表示画面4aは、液晶ベース30の開口部31aに位置され、遊技盤2の前面側から視認可能とされる。
主基板ケース40は、図5に示すように、主制御基板(遊技制御基板)5を収納する主基板ケース本体41と、主基板ケース本体41を回動可能に支持する台座プレート(台座部に相当する)50とを備えて構成され、内部に収納した主制御基板5が外部から視認できるように、無色透明なポリカーボネート等の合成樹脂により形成されている。
主基板ケース本体41は、前方側の底側ケース42と後方側の蓋側ケース43とを備えて略箱形状に構成されるとともに、左縁側の上部に、封止部44(44a,44b)を備えて構成されている。主基板ケース本体41は、底側ケース42と蓋側ケース43との間に主制御基板5を収納して、第1の係合手段45(45a,45b)及び第2の係合手段46(46a,46b)を係合させることにより閉塞され、封止部44を利用して開放不能に封止される。封止部44は、蓋側ケース43の蓋側封止部44aと底側ケース42の底側封止部44bとに跨るように、金属製のカシメ片47を圧入することにより、主基板ケース本体41を開放不能に封止するものである。
台座プレート50は、左右方向を長手方向とし前後方向を薄肉とする薄板状部材で、下端部に、主基板ケース本体41を回動可能に軸支する支持軸51,51を備えている。主基板ケース本体41は、蓋側ケース43の下端に設けられた軸支用係合部52,52を支持軸51,51に係合させることにより、台座プレート50に対して、下方へ向かって(図11に矢印Xで示す方向へ)略90度まで回動可能に取り付けられる(図11参照)。これにより、主基板ケース40がパチンコ遊技機1に組み付けられたままでも、主制御基板5の裏面5a(実装面5bの反対側の面)を視認できるようになっている。
また、台座プレート50は、上端部に、主基板ケース本体41の上端(蓋側ケース43の上端)を係止可能な係止フック53を備えている。台座プレート50に対して回動可能に軸支された主基板ケース本体41は、この係止フック53に係止されることにより、通常時は回動を規制されている(図10参照)。
また、台座プレート50の前面側には、液晶ユニットケース37の後面下部に形成された係止孔55,55,55(図4参照)に、主基板ケース40を係止するための係止片54,54,54が設けられている。図8に示すように、係止片54,54,54を係止孔55,55,55に挿通させ、さらに主基板ケース40を液晶ユニットケース37に対して取付方向(左方)へ移動させて係止片54,54,54を液晶ユニットケース37に引っ掛けることにより、主基板ケース40は、液晶ユニット36に組み付けられる。
また、台座プレート50の右端上部には、液晶ユニットケース37に設けられた係合孔57(図4参照)に係合可能な係合片56が設けられている。係合片56は、前後方向に撓み可能とされ、主基板ケース40を液晶ユニットケース37に対して左方へ移動させた際に、係合孔57に嵌合する(図8参照)。これにより、係合片56を係合孔57から抜かなければ、主基板ケース40を右方へ移動させることができなくなり、液晶ユニットケース37に組み付けた主基板ケース40が取外し方向(右方)へずれるのが規制される。
また、台座プレート50の右端下部にも、前方へ突出した係止片58が設けられている。この係止片58は、主基板ケース40を液晶ユニットケース37に対して取付方向(左方)へ移動させて固定させる際に、液晶ベース30の後壁部31の下部に形成された被係止部59(図3参照)に係止される。これにより、主基板ケース40の組付完了状態(図8参照)において、主基板ケース40の下端が液晶ベース30に対してぶらつくのが防止され、主基板ケース40の組付が安定する。また、これにより、液晶ユニット36が、液晶ベース30に対して直接組み付けられるだけでなく、主基板ケース40を介して間接的にも組み付けられることとなるので、液晶ユニット36の液晶ベース30に対する組付も安定する。
また、図5に示すように、主制御基板5は、裏面5a(実装面5bの反対側の面)を底側ケース42側に向けて、蓋側ケース43に固定されて、主基板ケース本体41に収納される。主制御基板5は、大当たり抽選(即ち、大当たり乱数の取得とその大当たり乱数を用いた判定)や遊技状態の移行など主に利益に関わる制御を行うものである。なお、大当たり抽選は、遊技球の始動口への入賞に対して行われる。主制御基板5には、始動口に入賞した遊技球を検知する始動口SW(スイッチ)、大当たり遊技中に大入賞口を開口させる大入賞口ソレノイド、大入賞口に入賞した遊技球を検知する大入賞口SWなどの電子部品が接続されるとともに、遊技の進行に伴って各種の演出を実行し制御するための演出制御基板や画像制御基板23(図3参照)などの制御基板類が、中継基板を介して接続される。
主制御基板5の下端部には、これらの制御基板類や電子部品を接続するためのコネクタ6が複数実装されている。各コネクタ6は、主制御基板5が主基板ケース本体41に収納されている状態においては、蓋側ケース43の下端部に形成された開口部48から主基板ケース本体41の外部へ露出される(図7,8参照)。主基板ケース本体41の外部へ露出された各コネクタ6には、ハーネス62の一端側に設けられた外部コネクタ63が接続される(図9(a)参照)。このハーネス62の他端側のコネクタ(図示せず)には、演出制御基板や画像制御基板23などの各種制御基板が接続された中継基板や、始動口SWや大入賞口SWなどの電子部品が接続される。このようにして、主制御基板5は、各種の制御基板や電子部品と接続される。
図5に示すように、主基板ケース40には、蓋側ケース43の開口部48から露出するコネクタ6を覆って、このコネクタ6に接続される外部コネクタ63(図9(a)参照)を取り外すことができないようにするため、コネクタカバー70が取り付けられる。図6(a)(b)に示すように、コネクタカバー70は、コネクタ6を覆うコネクタカバー本体部71と、後述するハーネス通路80(図10参照)を形成するための前側ハーネス通路形成部77を備えている。コネクタカバー本体部71は、左右方向を長手方向とする長尺薄板形状とされ、左右方向に沿って配されたコネクタ6の後方全域を覆うものである。
また、コネクタカバー70は、蓋側ケース43における開口部48の下方に設けられた係合溝76,76,76(図7参照)に係合可能な係合爪75,75,75を備えている。係合爪75,75,75は、コネクタカバー70の前面側から前方へ突出した平面視略L字形状とされている。これらの係合爪75,75,75を係合溝76,76,76に挿通させて、コネクタカバー70を主基板ケース40に対して取付方向(左方)へ移動させることにより、コネクタカバー70は、主基板ケース40に対して組み付けられる(図9(b)参照)。コネクタカバー70は、このようにして主基板ケース40に対して組み付けられるので、取外し方向(右方)へ移動させてからでなければ、主基板ケース40から取り外すことができない。
また、コネクタカバー70は、台座プレート50の右端下部に設けられた軸受部74(図5,7参照)に挿通される係合軸73を備えている。係合軸73は、コネクタカバー本体部71の右端から下方へ延設された延設部72の左側面から左方へ突設されている。コネクタカバー70を主基板ケース40に組み付ける際、この係合軸73は、軸受部74に対して右側から挿通される(図9(b)参照)。この係合軸73は、主基板ケース本体41を台座プレート50に対して回動させる際の回動軸(支持軸51,51)と同軸上に位置しているため(図11参照)、実施形態のパチンコ遊技機1では、コネクタカバー70を主基板ケース40に組み付けた状態で、主基板ケース本体41をコネクタカバー70とともに台座プレート50に対して回動させることが可能となっている。
なお、実施形態のパチンコ遊技機1において、コネクタ6が主制御基板5の上端部ではなく下端部に設けられているのは、始動口SWや大入賞口SWなどの電子部品から延びるハーネス62の収納し易さを考慮したためである。すなわち、実施形態のパチンコ遊技機1では、液晶ベース30と遊技盤2との間に収納する可動役物装置(図示せず)の大きさに合わせて、液晶ベース30の周壁部33の下壁33aが水平方向に沿って後方へ延びているため(図10矢印Y部参照)、遊技盤2の裏面側の下部に配された始動口SWや大入賞口SWから延びるハーネス62を、主制御基板5の上端部まで配線することが難しい。そこで、実施形態のパチンコ遊技機1では、始動口SWや大入賞口SWから延びるハーネス62を、液晶ベース30の下部に設けられた掛止部30bに掛止させながら、主制御基板5の下端部へ配線することとしている。
ただし、このような配線とした場合、主基板ケース本体41を台座プレート50に対して回動させた際に、ハーネス62が下方に撓んで膨らみ、パチンコ遊技機1の後方へ突出してしまうおそれがある。そこで、実施形態のパチンコ遊技機1では、図10に示すように、コネクタカバー70と、主基板ケース40とにより、左右方向に沿って延びるハーネス通路80を形成するようにしている。具体的には、ハーネス通路80は、コネクタカバー70の備える前側ハーネス通路形成部77と、主基板ケース40の蓋側ケース43が備える後側ハーネス通路形成部78とにより形成される。前側ハーネス通路形成部77は、図6に示すように、コネクタカバー70の下部に設けられ、側面から見て上方から下方へ向かって前方へ湾曲する形状とされている。また、後側ハーネス通路形成部78は、図7に示すように、主基板ケース40の蓋側ケース43の下部に設けられ、側面から見て上方から下方へ向かって後方へ湾曲する形状とされている。そして、コネクタカバー70を主基板ケース40に取り付けると、図10に示すように、前側ハーネス通路形成部77の下端と、後側ハーネス通路形成部78の下端とが接して、左右方向に延びる側面視略円環状のハーネス通路80が形成される。このハーネス通路80には、始動口SWや大入賞口SWなどから延びる各種ハーネス62が挿通される。なお、主制御基板5に設けられたコネクタ6のうち左側にある4つのコネクタ6に接続されるハーネス62が、ハーネス通路80の左側の開口80aを通り、右側にある1つのコネクタ6に接続されるハーネス62が、ハーネス通路80の右側の開口80bを通る。
このように実施形態のパチンコ遊技機1では、コネクタカバー70と主基板ケース40とによりハーネス通路80が形成され、主制御基板5に接続されるハーネス62は、このハーネス通路80を通って(すなわち、ハーネス通路形成部77,78内に収納されて)主制御基板5に接続されるため、主基板ケース本体41を台座プレート50に対して回動させても、ハーネス62が膨らまず、ハーネス62がパチンコ遊技機1の後方へ突出するのを抑えることができる。
ここで、図8および図9(a)(b)に基づいて、遊技盤2に取り付けられた液晶ベース30及び液晶ユニット36に対する主基板ケース40及びコネクタカバー70の組み付け手順をまとめて説明する。まず図8に示すように、主基板ケース40を構成する台座プレート50に設けた係止片54,54,54を、液晶ユニットケース37に設けた係止孔55,55,55内に差し込んでから、主基板ケース40を取付方向(左方)Aへ移動させて、主基板ケース40を液晶ユニットケース37に対して係止させる。このとき、主基板ケース40の係合片56も、液晶ユニットケース37の係合孔57(図4(b)参照)に係合されるので、主基板ケース40の取外し方向(右方)Bへの移動は規制される。また、主基板ケース40の右端下部に設けられた係止片58も、液晶ベース30の被係止部59に係止されるので、主基板ケース40の組み付けが安定する。
次に図9(a)に示すように、主基板ケース40の開口部48から露出した主制御基板5のコネクタ6に、ハーネス62の外部コネクタ63を接続して、主制御基板5に対して各種の電子部品や制御基板を接続させる。
最後に図9(b)に示すように、コネクタカバー70に設けられた係合爪75,75,75(図6参照)を、主基板ケース40に設けられた係合溝76,76,76(図7参照)に挿通させてから、コネクタカバー70を主基板ケース40に対して取付方向(左方)Cへ移動させて、コネクタカバー70を主基板ケース40に対して組み付ける。このとき、コネクタカバー70の係合軸73も、主基板ケース40の軸受部74に挿通される。これにより、遊技盤2に取り付けられた液晶ベース30及び液晶ユニット36に対する主基板ケース40及びコネクタカバー70の組み付けが完了する。
次に、このように各部材を組み付けた遊技盤2を、遊技機枠10に取り付けた状態について説明する。図1は、遊技盤2を遊技機枠10に取り付けた状態のパチンコ遊技機1の背面側斜視図である。図1に示すように、遊技盤2を内枠12に取り付けた状態では、内枠12中央の貫通部12a(図2参照)から、遊技盤2に組みつけられた液晶ベース30、液晶ユニット36、主基板ケース40、コネクタカバー70などが後方へ突出する。なお、図1においては、液晶ユニット36に後方からカバー部材39を取り付けている。この状態では、内枠12の右壁12bが、主基板ケース40の右端に接近して位置する。したがって、この状態で、主基板ケース40を取外し方向(右方)Bへスライドさせようとしても、内枠12の右壁12bに当たり、移動させることができない。すなわち、内枠12の右壁12bが、主基板ケース40の取外し方向への移動を規制するストッパ部材として機能することとなる。よって、主基板ケース40の取り外しが規制されるため、主基板ケース40に収納された主制御基板5を改造したり取り替えたりする不正行為を防止することができる。
また、遊技盤2を内枠12に取り付けた状態では、内枠12の右壁12bが、コネクタカバー70の右端に接近して位置する。したがって、この状態で、コネクタカバー70を取外し方向(右方)Dへスライドさせようとしても、内枠12の右壁12bに当たり、移動させることができない。すなわち、内枠12の右壁12bが、コネクタカバー70の取外し方向への移動を規制するストッパ部材として機能することとなる。よって、コネクタカバー70の取り外しが規制されるため、主制御基板5側のコネクタ6に接続された外部コネクタ63(図9(a)参照)を取り外して、不正な外部コネクタと差し替える不正行為を防止することができる。
さらに、遊技盤2を内枠12に取り付けた状態では、液晶ユニット36を液晶ベース30に対して組み付けるために利用したクリップ機構(組付部)38(図3参照)は、払出装置18及び受け皿誘導桶19の前方に位置され(図12参照)、パチンコ遊技機1の背面側に露出しない(図1参照)。よって、実施形態のパチンコ遊技機1では、遊技盤2を内枠12に取り付けた状態でクリップ機構38を触ることができないため、クリップ機構38を被係止部32(図3参照)から外して液晶ユニット36の液晶ベース30に対する組付を解除して、液晶ユニット36ごと主基板ケース40を取り外す不正行為を防止することができる。
また、図11,12に示すように、遊技盤2を内枠12に取り付けた状態において、主基板ケース本体41を台座プレート50に対して回動させた場合であっても、コネクタカバー70の右方には、内枠12の右壁12bが位置する。したがって、この状態においても、コネクタカバー70の取外し方向(右方)Dへの移動が規制されるため、コネクタカバー70を取り外すことはできない。
なお、このように各部材が組み付けられたパチンコ遊技機1を解体する場合には、まず遊技盤2を遊技機枠10から取外して、コネクタカバー70及び主基板ケース40の取外し方向への移動を可能にする。そして、図8及び図9(a)(b)に示したのとは逆の順序により、すなわち、まずコネクタカバー70を主基板ケース40から外し、次にハーネス62をコネクタ6から外して、最後に主基板ケース40を液晶ユニット36から外すことにより、遊技盤2に組み付けられた各部品を順次取り外していく。このように実施形態のパチンコ遊技機1では、パチンコ遊技機1の解体時において、ハーネス62がコネクタ6に差し込まれたまま主基板ケース40を移動させる必要がないため、ハーネス62が絡まるおそれがなく、解体作業性がよい。
以上説明したように、実施形態のパチンコ遊技機1は、遊技機枠10と、遊技機枠10に取り付けられる遊技盤2と、遊技盤2の裏面2a側に配される主基板ケース40と、主基板ケース40に収納される主制御基板5と、主制御基板5に実装され、主基板ケース40に形成された開口部48から露出するコネクタ6と、コネクタ6を覆うコネクタカバー70と、を備えている。そして、主基板ケース40及びコネクタカバー70は、所定経路(左右方向)に沿って移動させることにより着脱される構成とされ、さらに、遊技盤2を遊技機枠10に取り付けた状態では、遊技機枠10により取外し方向への移動が規制され、遊技盤2を遊技機枠10から取り外した状態では、当該主基板ケース40を取外し方向へ移動させることなく当該コネクタカバー70を取外し方向へ移動させることができるように、取り付けられている。
より具体的には、実施形態のパチンコ遊技機1では、主基板ケース40は、左方へ移動させることにより遊技盤2に対して組み付けられ、右方へ移動させることにより遊技盤2に対する組付を解除される構成とされ、さらに、遊技盤2を遊技機枠10に取り付けた状態では取外し方向(右方)への移動が規制され、遊技盤2を遊技機枠10から取り外した状態では取外し方向(右方)への移動が可能となるように取り付けられており、また、コネクタカバー70は、左方(第1の方向)へ移動させることにより主基板ケース40に取り付けられ、右方(第2の方向)へ移動させることにより主基板ケース40から取り外される構成とされ、さらに、遊技盤2を遊技機枠10に取り付けた状態では取外し方向(右方、第2の方向)への移動が規制され、遊技盤2を遊技機枠10から取り外した状態では主基板ケース40の組付状態にかかわらず(すなわち、基板ケース40が組付完了状態(図8に実線で示す状態)にあるのか、組付途中の状態(図8に二点鎖線で示す状態)にあるのかにかかわらず)、取外し方向(右方、第2の方向)への移動が可能となるように、主基板ケース40に取り付けられている。
したがって、実施形態のパチンコ遊技機1によれば、遊技盤2を遊技機枠10に取り付けた状態では、コネクタカバー70の取り外し(取外し方向への移動)が規制されるため、不正な外部コネクタに差し替える不正を防止することができる。さらに、遊技盤2を遊技機枠10から取り外した状態では、主基板ケース40を移動させることなく、コネクタカバー70を取り外す(取外し方向へ移動させて取り外す)ことができるので、パチンコ遊技機1の解体時などにおいて、外部コネクタ63が差し込まれたまま主基板ケース40を移動させる必要がなく、主基板ケース40などの解体作業性が良い。
また、実施形態のパチンコ遊技機1では、遊技機枠10は、遊技盤2が取り付けられる内枠12と、遊技盤2の前面を視認可能とするガラス板(窓部)15を備えたガラス扉枠(前枠)13とを備えて構成され、コネクタカバー70は、遊技盤2を遊技機枠10に取り付けた状態では、内枠12の右壁12bにより取外し方向への移動が規制されるよう構成されている。
したがって、実施形態のパチンコ遊技機1によれば、コネクタカバー70は内枠12により取外しを規制されるので、遊技機枠10に備え付けられる部材(例えば、受け皿誘導桶19など)の配置や形状の影響を受けることなく容易に取外しを規制することができる。
また、実施形態のパチンコ遊技機1では、主基板ケース40は、主制御基板5を収納する主基板ケース本体41と、主基板ケース本体41を回動可能に固定する台座プレート(台座部)50とを備えて構成され、コネクタカバー70は、遊技盤2を遊技機枠10に取り付けた状態では、主基板ケース本体41が回動されているか否かにかかわらず、取外し方向への移動が規制されている。
したがって、実施形態のパチンコ遊技機1によれば、主基板ケース40は台座プレート(台座部)50に対して回動可能であるため、主基板ケース40を遊技盤2に組み付けたままでも主制御基板5の実装面5bと裏面5aを視認することができ、主制御基板5が改造等されていないかの確認が容易である。そして、主基板ケース40を回動させてもさせなくても、コネクタカバー70の取り外し(取外し方向への移動)が規制されるため、コネクタカバー70による不正防止効果を維持することができる。
また、実施形態のパチンコ遊技機1は、遊技盤2の裏面2側に配される液晶表示装置(画像表示器)4と、液晶表示装置4を覆う液晶ユニットケース(表示器ユニットケース)37と、液晶ユニットケース37が組み付けられ、遊技盤2の裏面2a側に取り付けられる液晶ベース(裏面側部材)30とを備え、主基板ケース40は、液晶ユニットケース37の裏面側に組み付けられ、液晶ユニットケース37は、遊技盤2を遊技機枠10に取り付けた状態では、液晶ベース30に対する組付部(クリップ機構)38を、遊技機2の背面側に露出させないよう構成されている。
したがって、実施形態のパチンコ遊技機1によれば、遊技盤2を遊技機枠10に取り付けた状態では、主基板ケース40が組み付けられた液晶ユニットケース37の取り外しも規制されるため、液晶ユニットケース37ごと主基板ケース40を取り外そうとする不正行為を抑制することができる。
また、実施形態のパチンコ遊技機1では、主基板ケース40は、液晶ユニットケース(表示器ユニットケース)37と液晶ベース(裏面側部材)30とに跨って組み付けられている。
したがって、実施形態のパチンコ遊技機1によれば、主基板ケース40の組付が安定する。さらに、液晶ユニットケース37が液晶ベース30に対して直接組み付けられているだけでなく、主基板ケース40を介して間接的にも組み付けられているため、液晶ユニットケース37の液晶ベース30に対する組み付けも安定する。
また、実施形態のパチンコ遊技機1では、コネクタカバー70は、コネクタ6に接続されるハーネス62を収納するための前側ハーネス通路形成部(コネクタカバー側ハーネス通路形成部)77を備え、主基板ケース本体41は、コネクタ6に接続されるハーネス62を収納するための後側ハーネス通路形成部(基板ケース側ハーネス通路形成部)78を備え、コネクタカバー70を主基板ケース40に組み付けた状態において、前側ハーネス通路形成部77と、後側ハーネス通路形成部78とにより、コネクタ6に接続されるハーネス62を収納可能なハーネス通路80が形成される。なお、このハーネス通路80は、側面視略円環状とされ、左右方向に沿って(主制御基板5の側縁に沿って)延びており、左右方向の両端80a,80bが主制御基板5に接続されて延びるハーネス62の出口となっている。
したがって、実施形態のパチンコ遊技機1によれば、主制御基板5のコネクタ6に接続されたハーネス62が、ハーネス通路80を通っている(ハーネス通路形成部77,78内に収納されている)ため、主基板ケース本体41を台座プレート50に対して回動させた際に、ハーネス62がパチンコ遊技機1の後方へ膨らむのを防止することができる。
なお、実施形態では、主基板ケース40およびコネクタカバー70の取付方向および取外し方向を左右方向として構成した、すなわち主基板ケース40およびコネクタカバー70を着脱するための所定経路を左右方向として構成したが、主基板ケース40の取付方向および取外し方向は、上下方向、前後方向などその他の方向としてもよい。
また、実施形態では、遊技盤2を遊技機枠10に取り付けた状態において、内枠12の右壁12bが、主基板ケース40及びコネクタカバー70の取外し方向への移動を規制するストッパ部材として機能するよう構成したが、払出装置18や受け皿誘導桶19など遊技機枠10に設けた他の部材が、ストッパ部材(ストッパ手段に相当する)として機能するよう構成してもよい。この場合、主基板ケース40に対するストッパ部材と、コネクタカバー70に対するストッパ部材とが異なっていてもよい。
また、実施形態では、コネクタカバー70を主基板ケース40に対して取り付ける構成としたが、遊技盤2を遊技機枠10に取り付けた状態では取り外しが規制され、遊技盤2を遊技機枠10から取り外した状態では基板ケース40の組付状態にかかわらず取り外しが可能であれば、液晶ユニットケース37や液晶ベース30など、遊技盤2の裏面側に配される他の部材に対して取り付ける構成としてもよい。
また、実施形態では、主に遊技利益に関わる制御を行う主制御基板5を収納する主基板ケース40の構成として説明したが、遊技中に実行する演出の制御を行う演出制御基板などの他の制御基板を収納する基板ケースの構成として利用してもよい。
また、実施形態では、パチンコ遊技機を例として説明したが、スロットマシン等の他の遊技機が備える制御基板を収納する基板ケース等の構成として利用してもよい。
1…遊技機
2…遊技盤
4…液晶表示装置(画像表示器)
5…主制御基板
6…コネクタ
10…遊技機枠
12…内枠
13…ガラス扉枠(前枠)
15…ガラス板(窓部)
30…液晶ベース(裏面側部材)
37…液晶ユニットケース(表示器ユニットケース)
38…クリップ機構(組付部)
40…主基板ケース
41…主基板ケース本体
48…開口部
50…台座プレート(台座部)
70…コネクタカバー
2…遊技盤
4…液晶表示装置(画像表示器)
5…主制御基板
6…コネクタ
10…遊技機枠
12…内枠
13…ガラス扉枠(前枠)
15…ガラス板(窓部)
30…液晶ベース(裏面側部材)
37…液晶ユニットケース(表示器ユニットケース)
38…クリップ機構(組付部)
40…主基板ケース
41…主基板ケース本体
48…開口部
50…台座プレート(台座部)
70…コネクタカバー
Claims (5)
- 遊技機枠と、
前記遊技機枠に取り付けられる遊技盤と、
前記遊技盤の裏面側に配される基板ケースと、
前記基板ケースに収納される制御基板と、
前記制御基板に実装され、前記基板ケースに形成された開口部から露出するコネクタと、
前記コネクタを覆うコネクタカバーと、を備えた遊技機であって、
前記基板ケース及び前記コネクタカバーは、
所定経路に沿って移動させることにより着脱される構成とされ、さらに、
前記遊技盤を前記遊技機枠に取り付けた状態では、前記遊技機枠又は前記遊技機枠に設けられたストッパ手段により取外し方向への移動が規制され、前記遊技盤を前記遊技機枠から取り外した状態では、当該基板ケースを取外し方向へ移動させることなく当該コネクタカバーを取外し方向へ移動させることができるように、取り付けられていることを特徴とする遊技機。 - 前記遊技機枠は、前記遊技盤が取り付けられる内枠と、前記遊技盤の前面を視認可能とする窓部を備えた前枠と、を備えて構成され、
前記コネクタカバーは、前記遊技盤を前記遊技機枠に取り付けた状態では、前記内枠により取外し方向への移動が規制されるよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記基板ケースは、前記制御基板を収納する基板ケース本体と、該基板ケース本体を回動可能に固定する台座部とを備えた構成とされ、
前記コネクタカバーは、
前記遊技盤を前記遊技機枠に取り付けた状態では、前記基板ケース本体が回動されているか否かにかかわらず、取外し方向への移動が規制されることを特徴する請求項1又は2に記載の遊技機。 - 前記遊技盤の裏面側に配される画像表示器と、
前記画像表示器を覆う表示器ユニットケースと、
前記表示器ユニットケースが組み付けられ、前記遊技盤の裏面側に取り付けられる裏面側部材と、を備え、
前記基板ケースは、前記表示器ユニットケースの裏面側に取り付けられ、
前記表示器ユニットケースは、
前記遊技盤を前記遊技機枠に取り付けた状態では、前記裏面側部材に対する組付部を、当該遊技機の背面側に露出させないよう構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の遊技機。 - 前記基板ケースは、前記表示器ユニットケースと前記裏面側部材とに跨って取り付けられていることを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
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