JP4874128B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機やスロットマシンなどの遊技機に関するものである。
パチンコ機やスロットマシンなどの遊技機は、その内部に、遊技機の各部を駆動制御する制御回路が設けられた回路基板を備えている。また、回路基板には、遊技機各部からのハーネスの先端に設けられたハーネス側コネクタを接続するための基板側コネクタが設けられている。
回路基板は、封印処理された基板ケースに収納するなどされており、制御回路を不正に改造できないようになっている。しかし、最近では、ハーネスを、特殊なICチップが埋め込まれた変造ハーネスと交換し、電気信号の変換等を行う不正行為が問題になっている。
変造ハーネスへの交換を防止する工夫として、特許文献1に記載された従来技術が知られている。この従来技術では、回路基板を収納するケースにハーネスを通す開口部が設けられ、ケースに収納された回路基板にはハーネスの先端部に設けられたコネクタが接続されている。回路基板に接続されたコネクタは、基板ケースの開口部から押し込まれるストッパ部材により固定される。このストッパ部材には、基板ケースの開口部に進入する時に弾性変形し、基板ケースの開口部を通過すると開口部よりも大きく広がる弾性片が形成されている。ハーネスを引き抜こうとする力が働くと、ハーネスのコネクタがストッパ部材により押さえられ、コネクタに押されたストッパ部材は基板ケースの内壁面に弾性片を押し付ける。ストッパ部材を基板ケースの開口部から引き抜くことはできないため、コネクタを引く抜くことも不可能であり、変造ハーネスへの交換を防止できる。
特開2005−323728号公報
しかしながら、上記従来技術では、変造ハーネスへの交換を防止するためにハーネスの着脱が全く行えなくなるため、遊技店の従業員が遊技機の清掃やメンテナンスを行う時にハーネスが邪魔になる場合でもこれを退けることができないという欠点がある。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたものであり、ハーネスの着脱を可能にしながらもハーネスが不正に交換されてしまうことを防止した遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の遊技機は、基板側コネクタを備えた回路基板が基板ケースの内部に収納され、この基板ケースに形成された開口を通して遊技機各部からのハーネスの先端に設けられたハーネス側コネクタと前記基板側コネクタとの接続が行われる遊技機において、前記基板ケースが表面側に固定されるとともに、一端側が前記遊技機筐体の内壁に取り付けられ、この一端側を中心に、裏面を前記内壁に対面させた所定位置と、前記裏面を前記内壁に略垂直にした起立位置との間で回動自在のベース板と、前記一端側とは反対側の他端側から前記一端側へスライド移動されて前記ベース板に装着され、前記一端側から前記他端側へスライド移動されて前記ベース板から取り外されるとともに、前記ベース板に取り付けられた状態では、前記基板側コネクタに接続されたハーネス側コネクタを抜き取りできないように覆うコネクタカバーと、前記ベース板が前記所定位置に保持されていない状態では前記コネクタカバーの着脱操作を許容し、前記ベース板が前記所定位置に保持された状態では前記コネクタカバーの着脱操作を禁止する規制手段とを備えるとともに、前記遊技機筐体は、前記内壁に略垂直な内側壁を備え、前記所定位置にある前記ベース板の前記他端側から前記内側壁までの距離が、前記コネクタカバーのスライド方向の長さよりも短くなるように前記ベース板が配置され、前記内側壁が、前記規制手段として機能することを特徴としている。
前記ベース板を前記所定位置に係止するロック手段を設けてもよい。
本発明によれば、ベース板が所定位置に保持された状態では、コネクタカバーを取り外せなくなるので、ハーネスが不正に交換されてしまうといったことがない。また、ベース板が所定位置に保持されていない状態では、コネクタカバーを取り外せるようになるので、清掃やメンテナンスを行う時に便利である。
図1、図2に示すように、スロットマシン(遊技機)10は、本体12の前面側に前面扉14が設けられ、背面側に筐体16が設けられている。筐体16は、前面が開口した箱状に形成され、前面扉14は、筐体16に回動自在に設けられ、筐体16の開口を開閉する。前面扉14の中央部には、メダル投入口18、スタートレバー20、第1〜第3のストップボタン22、24、26が設けられている。また、前面扉14の上部には表示窓28が設けられ、前面扉14の下部には受け皿30が設けられている。
筐体16の内部には、第1〜第3のリール32、34、36が設けられており、各リール32、34、36の外周面には複数種類の図柄が配列されている。各リール32、34、36は、メダル投入口18にメダルを投入してスタートレバー20を操作することで回転を開始する。また、各リール32、34、36は、各ストップボタン22、24、26の操作に対応して停止する。各リール32、34、36が停止すると、1リールあたり3個の図柄が表示窓28に表示される。表示窓28に表示された図柄の組み合わせは当選役抽選の結果を表すものであり、図柄が揃って入賞すると受け皿30に規定枚数のメダルが払い出される。
また、筐体16の内部には、各リール32、34、36の上方にベース板40が設けられており、このベース板40には、コネクタカバー42が取り付けられている。詳しくは後述するが、スロットマシン10では、コネクタカバー42によりコネクタ44(図3参照)を覆い、コネクタ44を着脱できないようにすることで、ハーネス46(図3参照)の不正な交換を防止している。また、スロットマシン10では、清掃やメンテナンス時の便宜を図るため、所定の手順を踏むことでコネクタカバー42を取り外して、ハーネス46を着脱できるようにしている。
図3、図4に示すように、ベース板40は、長方形の板状に形成され、長手方向の一側部が固定端、他側部が自由端となっており、固定端がヒンジ50を介して筐体16の奥壁52に取り付けられている。そして、ベース板40は、図4に示すように、背面(裏面)を奥壁52に対面させた係止位置(所定位置)と、図5、図6に示すように、背面を奥壁52に略垂直にした起立位置との間で回動自在に保持される。ベース板40は、通常は係止位置にセットされているが、清掃やメンテナンスの際には起立位置に移動される。
ベース板40の近傍には、ベース板ロック機構(ロック手段)54が設けられている。図7に示すように、ベース板ロック機構54は、円柱状に形成された本体56、並びに、本体56の側面から突出するように設けられ、図7に実線で示すロック位置と、図7に破線で示すロック解除位置との間で回動されるロック部材58を備えている。本体56は、係止位置にセットされたベース板40の自由端近傍に位置するように奥壁52に立設されている。また、本体56の一端には鍵穴60が形成されており、鍵穴60に所定の鍵61を差し込んだ後、この鍵61を本体56の軸回りに回動させることでロック部材58を移動できるようになっている。
ベース板40を係止位置にセットした後、ロック部材58をロック位置へ移動させると、ベース板40の前面にロック部材58が配置される。これにより、ロック部材58と筐体16の奥壁52とによりベース板40の移動が規制され、ベース板40が係止位置に係止(保持)される。他方、ロック部材58をロック解除位置へ移動させることで、ベース板40の前面からロック部材58が退避して、ベース板40の係止が解除される。これにより、ベース板40を起立位置へ移動させることが可能となる。
図3に戻り、ベース板40の前面(表面)には、基板ケース62が配置され、基板ケース62には、制御基板(回路基板)64が収納されている。制御基板64には、スロットマシン10の各部を駆動制御する制御回路66が設けられ、コネクタ44を介して、スロットマシン10の各部に接続されている。コネクタ44は、雌コネクタ(基板側コネクタ)68と、この雌コネクタ68に差し込まれる雄コネクタ(ハーネス側コネクタ)70とからなる。
雌コネクタ68は、制御基板64に取り付けられ、その差し込み口68aが基板ケース62に形成された開口71から露呈されている。雄コネクタ70は、スロットマシン10の各部から延びるハーネス46の先端に接続されている。そして、雌コネクタ68に雄コネクタ70を差し込むことで、スロットマシン10の各部が制御回路66に接続される。なお、基板側に雌コネクタを設けハーネス側に雄コネクタを設ける例で説明をしたが、雄雌のコネクタを逆にしてもよい。また、基板側のコネクタが基板ケースから突出している例で説明をしたが、基板側のコネクタを基板ケースに形成された開口の奥に収めてもよい。
基板ケース62は、カシメネジ72によりベース板40に固定される。図8(A)に示すように、カシメネジ72は、本体74と、この本体74に挿通されるロックピン76とから構成され、本体74の先端には複数の係止爪78が形成され、本体74の後端には押さえ片80が形成されている。カシメネジ72は、初めに本体74がベース板40の背面側から、ベース板40と基板ケース62とが重なり合う部分を貫通するように設けられた開口82に挿通される。この後、同図(B)に示すように、本体74にロックピン76が挿通される。これにより、係止爪78同士の間隔が離れ、基板ケース62がベース板40に固定される。基板ケース62を取り外す際には、本体74からロックピン76引き抜く必要があり、この作業はベース板40の背面側から行う必要がある。このため、ベース板40が係止位置に係止されているときは基板ケース62をベース板40から取り外すことができない。これにより、制御回路66の不正な交換を防止できる。
再度、図3に戻り、コネクタカバー42は、透明な材料を用いて幅方向の断面が略コ字型に形成されるとともに、幅方向両側部にそれぞれスライド溝84が設けられている。そして、コネクタカバー42は、スライド溝84をベース板40の幅方向両側部に係合させるように、ベース板40の自由端から固定端へ向けてスライド移動されることによって、ベース板40に取り付けられる。コネクタカバー42がベース板40に取り付けられることで、コネクタ44と、基板ケース62とが覆われ、これらをベース板40から取り外すことができなくなる。コネクタカバー42は、ベース板40に取り付けられた際に、コネクタ44や基板ケース62との間の隙間を最小限に抑えるようにその高さが決定される。こうすることで筐体16の内部スペースを有効活用できる。
また、図4に示すように、コネクタカバー42の長手方向の長さL1は、係止位置にセットされたベース板40の自由端から筐体の側壁86までの距離L2に対して十分に長く形成されている。これにより、ベース板40が係止位置にセットされているときは、コネクタカバー42を取り外そうとして、コネクタカバー42をベース板40の自由端側へ向けて移動させても、コネクタカバー42がベース板40から外れる前に、コネクタカバー42が筐体16の側壁(内側壁(規制手段))86に当たり、コネクタカバー42をベース板40から取り外すことができない。他方、図5に示すように、ベース板40が起立位置に移動された場合は、図6に示すように、コネクタカバー42をベース板40の自由端側へ向けて移動させて、ベース板40から取り外すことができる。
このように、スロットマシン10では、ベース板ロック機構によりベース板を係止位置に係止することで、コネクタカバーを取り外すことができなくなる。このため、ハーネスを不正に交換するといったことを防止できる。また、コネクタカバーは透明なので、コネクタカバーが取り付けられていてもコネクタカバーの内部を視認することができる。このため、万が一ハーネスが不正に交換された場合でも、その痕跡を発見し易い。また、所定の鍵を用いてベース板の係止を解除し、ベース板を起立位置に移動させれば、コネクタカバーを取り外すことができる。このため、清掃やメンテナンスの際に、ハーネスを着脱でき便利である。さらに、スロットマシン10では、ベース板を起立位置に移動させることでベース板からコネクタカバー、ハーネス、基板ケースを取り外すことができるので、これら各部材を取りはすし不可能な状態でベース板に取り付ける場合と比較して、各部材のリサイクル性も高い。
なお、本発明は、ベース板を係止位置に係止することでコネクタカバーの取り外しを不可能とし、ハーネスの不正な交換を防止するとともに、ベース板の係止を解除することによってコネクタカバーを取り外してハーネスの着脱を行えればよいので、細部の構成は上記実施形態に限定されるものではなく適宜変更できる。例えば、上記実施形態では、コネクタカバーが透明な例で説明をしたが、コネクタカバーは透明でなくてもよい。
また、例えば、コネクタカバーのうちハーネスと対面する部分に、ハーネスを通すための溝を設けてもよい。こうすることによって、コネクタカバーの高さをより低く抑え筐体内のスペースをより有効活用できる。また、ハーネスの無駄な動きを規制して、ハーネスの損傷を防ぐことができる。
さらに、上記実施形態では、カシメネジを用いてベース板に基板ケースを取り付ける例で説明をしたが、ベース板の背面側からネジ止めすることによってベース板に基板ケースを取り付けてもよい。この場合も、ベース板から基板ケースを取り外す際には、ベース板の背面側からネジを回す必要があり、ベース板が係止位置にあるときには基板ケースを取り外すことができないので、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、制御基板を基板ケースに収納する例で説明をしたが、基板ケースを廃止し、制御基板を直接ベース板に取り付けるようにしてもよい。さらに、上記実施形態では、コネクタカバーによりベース板の前面全体を覆う例で説明をしたが、コネクタカバーによりコネクタのみを覆うようにしてもよい。ただし、基板ケースを廃止する場合は、コネクタカバーから制御回路が露呈されていると、制御回路が不正に交換または改造されてしまう恐れがあるので、コネクタカバーにより、コネクタ及び制御回路を覆うことが好ましい。
さらに、上記実施形態では、筐体の側壁によりコネクタカバーの移動を規制することによって、ベース板が係止位置にあるときにコネクタカバーを取り外せないようにする例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、コネクタカバーの取り外し方向前方に、筐体の側壁と同様の機能を果たすストッパなどの移動規制部材(規制手段)を設け、ベース板が係止位置にあるときにコネクタカバーが取り外せないようにしてもよい。
また、図9に示すベース板ロック機構90によりベース板40を係止位置に係止するとともに、コネクタカバー42の移動を規制するといったことも考えられる。なお、図9以降の図面においては、上述した実施形態と同様の部材については同様の符号を付して説明を省略している。
図9において、ベース板ロック機構(ロック手段)90は、円柱状の本体(規制手段)92と、本体92の側面から突出するように設けられたロック部材94とから構成されている。本体92は、前述したベース板ロック機構54(図4、図5、図6、図7参照)の本体56よりも長く形成されている。ロック部材94は、本体92の一端に形成された鍵穴96に所定の鍵(図示せず)を差し込んだ後、この鍵を本体92の軸回りに回動させることで、図9に実線で示すロック位置と、図9に破線で示すロック解除位置との間で回動する。
ベース板40を係止位置にセットした後、ロック部材94をロック位置へ移動させると、コネクタカバー42の前面側にロック部材94が配置される。これにより、ベース板40が係止位置に係止される。また、ベース板40が係止位置に係止された状態では、本体92がコネクタカバー42の取り外し方向前方に配置される。これにより、コネクタカバー42を取り外すことができない。
他方、ロック部材94をロック解除位置へ移動させることで、コネクタカバー42の前面からロック部材94が退避して、ベース板40の係止が解除される。これにより、ベース板40を起立位置へ移動させることが可能となる。また、ベース板40が起立位置に移動された状態では、コネクタカバー42の移動が規制されないのでコネクタカバー42を取り外すことができる。
さらに、図10、図11に示す係止爪(規制手段)100により、コネクタカバー102の移動を規制するといったことも考えられる。図10において係止爪100は、係止位置に係止されたベース板40の背面と対向するように、奥壁52に設けられている。また、コネクタカバー102は、固定端側の一側部が大型に形成されている。この固定端側の一側部は、ベース板40に取り付けられた際にベース板40の背面側に配置される部分であり、ここに係止爪100と係合する開口104が設けられている。そして、コネクタカバー102は、ベース板40が係止位置に係止された状態で、ベース板40の自由端側から固定端側へスライドされ、ベース板40に取り付けられる。
図11(A)、(B)、(C)に示すように、係止爪100は、ベース板40の自由端側から固定端側へ向かうにつれてその高さが高くなるように形成されている。そして、係止爪100は、同図(A)、(C)に示すように、奥壁52から突出する突出位置と、同図(B)に示すように、奥壁52に形成された収納室106に押し込まれた収納位置との間で移動自在に設けられており、バネ108により突出位置へ向けて付勢されている。
図11(A)、(B)に示すように、係止爪100は、コネクタカバー102を取り付ける際に、コネクタカバー102の固定端側の一側部により押し下げられて収納位置に移動される。そして、同図(C)に示すように、係止爪100は、コネクタカバー102が取り付けられるとバネ108の付勢により突出位置に移動して開口104と係合する。これにより、コネクタカバー102を取り外すことができなくなる。コネクタカバー102を取り外す際には、ベース板40の係止を解除してコネクタカバー102を起立位置へ移動させる。これにより、係止爪100と開口104との係合が解除され、コネクタカバー102を取り外すことができる。
また、上記実施形態では、コネクタカバーをスライドさせてベース板に取り付ける例で説明をしたが、基板ケースと同様の方法、すなわち、コネクタカバーをベース板の背面側からネジやカシメネジなどの係止手段により係止してもよい。この場合、係止手段が規制手段として機能する。そして、ベース板からコネクタカバーを取り外す際には、ベース板の背面側から作業を行う必要がある。このため、ベース板が係止位置にあるときにはコネクタカバーを取り外すことができない。また、ベース板を起立位置に移動させることでコネクタカバーを取り外すことができる。これにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。もちろん、コネクタカバーをスライドさせてベース板に取り付けた後、さらに、ベース板の背面側からネジ、カシメネジなどの係止手段(規制手段)により係止してもよい。
さらに、上記実施形態では、ベース板を回動自在に設ける例で説明をしたが、図12、図13に示すように、ベース板120を筐体16の奥壁52に着脱自在に設けてもよい。 図12、図13において、奥壁52には、L字形状に形成された4つの位置決め突起122、及び、2つのベース板ロック機構124、126が設けられている。
ベース板ロック機構(ロック手段)124、126は、それぞれ、図12に示すロック位置と、図13に示すロック解除位置との間で移動自在のロック部材128、130を備えており、鍵穴132、134に所定の鍵(図示せず)を差し込んで回転させることでこれらロック部材128、130を移動できるようになっている。ベース板120は、その背面を奥壁52に対面させるように4つの位置決め突起122の内側に配置された後、ロック部材128、130をロック位置へ移動させることによって奥壁52に係止される。
ベース板120の前面には、制御基板64、及び、制御基板64を覆うコネクタカバー136が設けられている。コネクタカバー136は、高さをできるだけ低く抑え、筐体16の内部スペースを有効活用できるように、背面側にハーネス46を通す為の溝部138が形成されている。そして、コネクタカバー136は、ベース板120の背面側からネジ(係止手段(規制手段))140によりネジ止めされてベース板120に係止される。
このような構成によっても、ベース板120を奥壁52に係止することによってコネクタカバー136を取り外すことが不可能となり、ハーネス46の不正な交換を防止できる。また、ベース板120の係止を解除してベース板120を奥壁52から取り外すことにより、ネジ140を回してコネクタカバー136を取り外すことができるので、清掃やメンテナンスの際に便利である。
なお、上記実施形態では、ロック部材を係止位置と係止解除位置との間で移動させるベース板ロック機構(ロック手段)を用いて、ベース板の係止またはこの係止の解除を行う例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。ベース板の係止及びこの係止の解除は、周知の各種方法により行うことができるので、例えば、破壊することによって係止の解除が可能となるはめ殺しの係止ピンなどのロック手段によりベース板を遊技機本体に係止してもよい。
また、上記実施形態では、本発明をスロットマシンに適用する例で説明をしたが、本発明をスロットマシン以外の遊技機(例えば、パチンコ機)に適用してもよい。
スロットマシンの外観図である。 前面扉を開放した状態を示すスロットマシンの外観図である。 ベース板に基板ケースとコネクタカバーとが取り付けられている様子を示す分解図である。 ベース板が係止位置に係止されている様子を示す説明図である。 ベース板が起立位置に移動された様子を示す説明図である。 ベース板からコネクタカバーが取り外された様子を示す説明図である。 ロック部材移動する様子を示す説明図である。 カシメネジの外観図であり、(A)は本体とロックピンとが分離された状態を示し、(B)は本体にロックピンが挿通された状態を示している。 ベース板ロック機構によりベース板の係止及びコネクタカバーの移動の規制を行う例を示す説明図である。 係止爪によりコネクタカバーの移動を規制する例を示す説明図である。 ベース板にコネクタカバーが取り付けられることで係止爪とコネクタカバーとが係合する様子を示す説明図である。 ベース板が奥壁に着脱自在に取り付けられた状態を示す説明図である。 ベース板からコネクタカバーが取り外された様子を示す分解図である。
符号の説明
10 スロットマシン(遊技機)
16 筐体
40、120 ベース板
42、102、136 コネクタカバー
44 コネクタ
46 ハーネス
50 ヒンジ
54、90、124、126 ベース板ロック機構(ロック手段)
62 基板ケース
64 制御基板(回路基板)
66 制御回路
68 雌コネクタ(基板側コネクタ)
70 雄コネクタ(ハーネス側コネクタ)
72 カシメネジ
86 側壁(内側壁(規制手段))
100 係止爪(規制手段)
138 溝部
140 ネジ(係止手段(規制手段))

Claims (2)

  1. 基板側コネクタを備えた回路基板が基板ケースの内部に収納され、この基板ケースに形成された開口を通して遊技機各部からのハーネスの先端に設けられたハーネス側コネクタと前記基板側コネクタとの接続が行われる遊技機において、
    前記基板ケースが表面側に固定されるとともに、一端側が前記遊技機筐体の内壁に取り付けられ、この一端側を中心に、裏面を前記内壁に対面させた所定位置と、前記裏面を前記内壁に略垂直にした起立位置との間で回動自在のベース板と、
    前記一端側とは反対側の他端側から前記一端側へスライド移動されて前記ベース板に装着され、前記一端側から前記他端側へスライド移動されて前記ベース板から取り外されるとともに、前記ベース板に取り付けられた状態では、前記基板側コネクタに接続されたハーネス側コネクタを抜き取りできないように覆うコネクタカバーと、
    前記ベース板が前記所定位置に保持されていない状態では前記コネクタカバーの着脱操作を許容し、前記ベース板が前記所定位置に保持された状態では前記コネクタカバーの着脱操作を禁止する規制手段とを備えるとともに、
    前記遊技機筐体は、前記内壁に略垂直な内側壁を備え、
    前記所定位置にある前記ベース板の前記他端側から前記内側壁までの距離が、前記コネクタカバーのスライド方向の長さよりも短くなるように前記ベース板が配置され、
    前記内側壁が、前記規制手段として機能することを特徴とする遊技機。
  2. 前記ベース板を前記所定位置に係止するロック手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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