JP5078923B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
また、不正行為者が基板側コネクタに対して接続されている正規の外部コネクタを離脱させて不正な外部装置等と接続された不正外部コネクタを基板側コネクタに接続して不正な信号を供給して遊技を不正に進行させようとする行為を防止することができる遊技機に関する。
このような不正行為に対処するためにROMを含んだ制御基板を基板保護ケース内に収容して不正にROMを交換できないようにする対策が採られている(特許文献1)。
一方、基板保護ケース内に収容された制御基板に設けた基板側コネクタは、遊技機に搭載された他のプリント基板やホール側の制御装置(外部装置)等との間で信号の授受を行うためにこれら外部装置から延びるハーネスに固定された外部コネクタと接続する必要があるため、基板保護ケースから露出した状態で配置されている。
ところで、基板側コネクタに対して外部コネクタを接続する作業は、遊技機製造ラインにおいて自動的に、或いは人手によって実施されるが、外部コネクタが半差し(接続不良)状態となることがある。外部コネクタが半差しのままで出荷されると、遊技場への搬入、設置後に遊技機の作動不良をもたらし、その原因の究明、修理に多大な労力と時間を要することとなる。このため、製造工程中に半差しの有無をチェックするための検査工程が別途必要となり、生産性を低下させる原因となっていた。
基板保護ケース100は、内部に制御基板105を収容するケース本体101と、ケース本体101を回動自在に支持し且つ遊技機のベース部材120に組み付けられる台座110と、から構成されている。この例では、台座110を支持するベース部材120は、遊技機本体121に対して組み付けられる遊技盤122であるが、遊技盤122の背面に装備された他の電装部品支持部材により台座120を支持する構成もある。
ケース本体101は、閉止状態にある下ケース102と上ケース(ケース蓋)103との間に制御基板105を収容した状態でその周縁部をカシメ締結手段等によって接合させた構成を備えている。
制御基板105の上側端縁に沿った位置には各基板側コネクタ106が配置されており、上ケース片103の上側端縁に沿った位置には各基板側コネクタ106を露出させるための開口部103aが設けられている。
しかし、従来の基板保護ケースにあっては、外部コネクタの解除片133が露出された状態となっているため、不正行為者が解除片133を押圧すれば正規外部コネクタ131を基板側コネクタ106から外すことができ、不正を目的とする外部装置と接続された不正外部コネクタを基板側コネクタと接続させた上で、不正なデータを制御基板に送り込むことが可能であった。
また、基板保護ケースに露出配置された基板側コネクタに対して外部コネクタを容易に着脱できる構造であったため、不正行為者が正規の外部コネクタに代えて不正な外部コネクタを差し替え接続することが容易であり、その結果不正データを制御基板に供給することによる遊技機の不正操作が可能であった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、工場における遊技機の組立工程において基板保護ケース側の基板側コネクタに対して外部コネクタが半差し(接続不良)状態で接続されている場合であっても、生産性の大幅な原因となる半差しチェック、及び修正工程を実施することなく半差しを解消することができる遊技機を提供することを目的としている。
また、本発明は、半差しを防止する手段により不正行為者が基板保護ケース側に露出配置された基板側コネクタに対して接続されていた正規の外部コネクタを離脱させる行為を阻止することにより、不正外部コネクタを基板側コネクタに接続して不正なデータを供給して遊技を不正に進行させる行為を防止することを目的としている。
工場において基板側コネクタに外部コネクタを接続する作業を行う際に外部コネクタが半差し状態となることがある。半差しされた外部コネクタの有無を検査する工程を設けることは生産性の低下をもたらす原因となる。本発明では、外部コネクタを覆うために基板保護ケースに装着されるコネクタカバーに半差し防止片を設けたので、コネクタカバー装着時に確実に半差し状態にある外部コネクタを基板側コネクタに押し込んで完全な装着状態とすることができる。
本発明では、基板保護ケース対して外部コネクタを覆うコネクタカバーを装着すると共に、コネクタカバーから突設した半差し防止片により外部コネクタの離脱を阻止するように構成したので、コネクタカバーと基板保護ケースとの間隙から指や治具を差し込んだとしてもラッチを操作して解除することはできない。このため、外部コネクタの差し替えを効果的に防止できる。
コネクタカバーに設けた半差し防止片により外部コネクタの半差しを解消し、且つ外部コネクタの不正な引抜きを防止する構成と、コネクタカバーをベース部材に固定して外部コネクタを着脱不能とする構成を組み合わせることにより、より確実に不正行為を阻止することが可能となる。
また、基板側コネクタに対して接続された外部コネクタをコネクタカバーにより覆うばかりでなく、外部コネクタ、或いはハーネスをコネクタカバーの一部(半差し防止片)により押圧して解除操作できないように構成したので、コネクタカバーを取り外さない限り不正外部コネクタと差し替える行為を実施することが不可能となる。つまり、不正行為者が基板保護ケース側に露出配置された基板側コネクタに対して接続されていた正規の外部コネクタを離脱させて不正外部コネクタを基板側コネクタに接続して不正なデータを供給して遊技を不正に進行させようとする行為を防止することができる。
図1は本発明の基板保護ケースユニット(基板保護ケースユニットの設置構造)を備えた遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の背面図であり、図2はこのパチンコ遊技機の主要構成要素を含む基板保護ケースの分解斜視図であり、図3は基板保護ケースの分解斜視図であり、図4及び図5は基板保護ケースに対してコネクタカバーを取り付ける手順を示す斜視図であり、図6(a)及び(b)はコネクタカバーの外観を示す斜視図であり、図7(a)(b)(c)及び(d)はコネクタカバーの正面図、平面図、底面図、及び右側面図であり、図8はコネクタカバーを装着した基板保護ケースをベース部材に対して装着する手順を説明する背面側斜視図であり、図9はコネクタカバーを装着した基板保護ケースをベース部材に対して装着する手順を説明する他の斜視図であり、図10(a)(b)及び(c)はコネクタカバーを装着した基板保護ケースをベース部材に対して装着する手順を示す背面図である。
更に、本発明に係る基板保護ケースユニットの設置構造は、基板保護ケースユニット1と、ベース部材2と、ベース部材2に設けられて係止部3により係止された基板保護ケース20がケース装着方向Aへ移動することを阻止するストッパ部材5と、ベース部材2に組み付けられた基板保護ケース20の移動を阻止する移動阻止部材60と、を含んで概略構成されている。
遊技機本体70に設けた開口71内にはベニヤ板、アクリル板等から成る遊技盤2から成るベース部材2が装着される。ベース部材2の背面に対しては基板保護ケース20が着脱自在に装着される。ベース部材2の背面に基板保護ケース20を装着した際には、ベース部材背面に突設された移動阻止部材60が基板保護ケースの横方向(離脱方向)への移動を常時阻止しており、ベース部材2を遊技機本体70から離脱させて移動阻止部材と基板保護ケースとの係合を解除しない限り、基板保護ケース20だけをベース部材2から離脱させることが困難な構成となっている。
なお、基板保護ケース20を装着する対象物としてのベース部材2は、遊技盤自体である必要はなく、遊技盤に固定された電装部品支持部材であってもよい。
ケース本体25を構成する下ケース片26は、台座21に設けた軸支部(軸部)21aに対して装着される被軸支部(フック部)26bを有し、軸支部21aに被軸支部26bが軸支された際にケース本体25は台座21に対して、上端縁を回動中心として上下方向(図4のイ・ロ方向)へ開閉自在となる。
但し、後述するように本発明においては、ベース部材2を遊技機本体70から取り外さない限り、台座21に対してケース本体25を開放方向へ回動させることはできないように構成されている。ケース本体25を台座21側に閉じた状態では、後述するストッパ部材5と移動阻止部材60が障害となって、ケース装着方向A、及びケース離脱方向Bへの移動が禁止されるからである。
移動阻止部材60をベース部材にネジ止めにより固定する場合、背面側からドライバー等を用いてネジを取外しできないように構成するのが好ましい。例えば、ベース部材の前面からでないとネジを取り外しできないように構成する。
なお、移動阻止部材60はベース部材2に固定されている必要はなく、ベース部材の前方に位置する他の部材に固定された移動阻止部材がベース部材に設けた開口から後方へ突出していてもよい。
更に、ベース部材2には、コネクタカバー50を装着した基板保護ケース20を係止部3に係止した時に、ストッパ突起53を嵌合して保持する穴5aを有したストッパ部材5を設け、移動阻止部材60が、係止部3により係止された基板保護ケースのケース離脱方向Bへの移動を阻止することにより、ストッパ突起53がストッパ部材5から離脱できないように構成している。
ベース部材2に設けた係止部3と、基板保護ケース20(台座21)に設けた被係止部22とから成る係止機構は、図8、図9に示すように矩形の係止穴から成る係止部3内に、L字状の突起から成る被係止部22を差し込んでからケース装着方向Aに移動させることにより係止状態となり、基板保護ケースをケース離脱方向Bへ移動させない限り基板保護ケースをベース部材から離脱させ得る状態とはならない。
穴状のカバー係止部32とL字突起状のカバー被係止部52とからなるカバー係止機構は、カバー係止部32内にカバー被係止部52を嵌合させてからケース装着方向Aとは逆のカバー装着方向C(ケース離脱方向Bと並行な方向)へコネクタカバー50を移動させることにより、上ケース片30に対して係止状態となるように構成されている。この係止状態において、コネクタカバー50をケース装着方向Aと並行なカバー離脱方向Dへ移動させることにより、コネクタカバーは上ケース片30から離脱可能な状態となる。
コネクタカバー50は、カバー本体51をカバー装着方向Cへ移動させることによってカバー係止部32により係止されるようにカバー装着方向Cへ向けて先端部が突出したL字状のカバー被係止部52と、カバー被係止部52よりもカバー離脱方向D寄りのカバー本体端部に配置され且つ先端部がカバー離脱方向Dへ突出したストッパ突起53と、を備えている。
各カバー被係止部52の先端部とは逆方向(カバー離脱方向D)に向けて突出したストッパ突起53は、基板保護ケース20をベース部材2に装着完了したときにストッパ部材5の穴5a内に嵌合するように構成されている。
なお、台座21に設けた軸支部21aとストッパ突起53は高さ位置が異なる(同一軸線上にない)ため、ストッパ突起をストッパ部材5に嵌合した状態では、軸支部21aを中心としてケース本体25を上方向(イ)へ回動させることは不可能となる。このため、ベース部材2と共に基板保護ケースを遊技機本体70から取り外さない限り、コネクタカバーをケース本体から取り外すことはできない。
図5のようにコネクタカバー50をケース本体25(上ケース片30)に係止した際にはカバー本体51が基板側コネクタ41に接続された外部コネクタ80及びハーネス81を押えつつ隠蔽するため、コネクタカバー50を除去しない限り、正規の外部コネクタ80を取り外して不正な外部コネクタを接続することはできない。
ベース部材2に基板保護ケース20を取り付ける際には、ベース部材2を遊技機本体70から離脱させ、且つ移動阻止部材60をベース部材2に取り付けない状態で行う。
即ち、まず図10(a)に示すようにベース部材2に移動阻止部材60を配置しない状態で基板保護ケース20を構成する台座21に設けた被係止部22をベース部材に設けた係止部3内に差し込んでからケース装着方向Aへ移動させて係止を完了する。このとき、コネクタカバー50のストッパ突起53がベース部材側のストッパ部材5により保持された状態となっている((b))。
このように基板保護ケース20をセット位置に位置決め完了した後で、破線で示した移動阻止部材設置箇所60aに移動阻止部材60を固定(突設)することにより、ベース部材2上に対する基板保護ケース20の設置が完了する((b))。この状態では、基板保護ケース20はケース離脱方向Bへの移動を規制されているため、ストッパ部材5により移動を規制されたコネクタカバーだけをカバー離脱方向Dへ移動させてケース本体25から離脱させることは不可能となる。このため、基板側コネクタ41に接続された外部コネクタ80を取り外して不正外部コネクタと差し替えることは不可能となる。
基板保護ケースをベース部材から取り外す場合には、まず、基板保護ケースを保持したベース部材2を遊技機本体70から取り外すことにより、ベース部材2から移動阻止部材60を取外し可能な状態とする。(c)は移動阻止部材を取り外した状態を示しており、この状態では基板保護ケースをケース離脱方向Bへ移動させることが可能となっているため、コネクタカバー50をケース本体25から離脱させることも可能となる。
なお、ベース部材2を遊技機本体70から離脱させない場合であっても、仮にケース本体25を軸支部21aを中心として上方向(イ)に回動させて台座21(移動阻止部材60)から離間させることができれば、軸支部21aに沿ってケース本体25をケース離脱方向Bへ移動させてベース部材から基板保護ケース20を離間させることが可能となる。このため、コネクタカバーのストッパ突起53をストッパ部材の穴5aから離脱させてケース本体からコネクタカバーを離脱させることができる筈である。しかし、本実施形態においては、ベース部材2上に基板保護ケース20をセットした状態では、コネクタカバーのストッパ突起53がベース部材側のストッパ部材5により保持され続けているため、ストッパ突起とストッパ部材が障害となってケース本体25を開放方向へ回動させることができない。従って、コネクタカバーを取り外すことは不可能となる。
なお、正規外部コネクタを不正な外部コネクタと差し替える不正行為が、遊技場の営業中に行われる場合には、不正行為に費やせる時間は僅かしかないため、本実施形態のようにコネクタカバーを取り外すための障害物を設けることにより、不正行為を効果的に阻止することが可能となる。
また、上記実施形態では、ケース装着・離脱方向を横方向としたが、上下方向、斜め方向、その他の方向であってもよいことは勿論である。
図11(b)(c)等に示すように外部コネクタ80の下面(ハーネス81が延びる方向と逆方向側の面)には、基板側コネクタ41に接続された状態で外部コネクタをロックする係止部85aを有したロック片85と、ロック状態を解除する解除片86とが設けられている。ロック片85と解除片86とは、コネクタのラッチ(爪)87を構成している。ロック片85はその係止部85aが基板側コネクタ41の一部(被係止部)と係合することにより外部コネクタ80の離脱を阻止する機能を有し、ロック片85に連設された解除片86はこれを外部コネクタ本体側へ押圧してシーソー式にロック片85を基板側コネクタの被係止部から離間させてロック解除させる機能を有する(図11(c))。例えば、ラッチ87全体を弾性材料から構成し、常時においてはロック片85が基板側コネクタ41の被係止部に係合するように弾性付勢されている一方で、解除片86を押圧したときにはロック片の係合が解除されるように構成される。(c)の上図のようにロック片85の係止を解除することにより外部コネクタ及びハーネスは、基板側コネクタ41から離脱可能な状態となり、(c)の下部のように矢印方向へ引き抜くことにより離脱される。
即ち、コネクタカバー50を用いて外部コネクタ80及びハーネス81を押さえ込んだとしても、各部品間の精度誤差や組付け誤差等によって外部コネクタを基板側コネクタから離脱させることができる状況も十分に想定される。また、治具を用いてコネクタカバー本体と上ケース片との間隙を押し広げつつ解除片を操作して外部コネクタを離脱させてから、不正な外部コネクタを接続する等の不正行為がなされる可能性もある。
要するに、コネクタカバーによる外部コネクタの押さえ込みだけでは不正防止が十分でないことが想定されるため、更なる防護手段による外部コネクタの着脱防止を図る必要がある。
即ち、本発明の基板保護ケースユニット1は、内部に収容した制御基板40に設けた基板側コネクタ41を露出させるための開口部31を備えた基板保護ケース本体25と、基板側コネクタ41に接続された外部コネクタ80及びハーネス81を覆うために基板保護ケース本体に対して装着されるコネクタカバー50と、基板側コネクタに着脱自在に接続される外部コネクタ80と、を備え、コネクタカバー50には、基板保護ケース本体25に装着される際に外部コネクタ80を直接又はハーネス81を介して間接的に押圧して基板側コネクタ41への半差し状態を解消し、且つコネクタカバー装着後には外部コネクタの不正な抜取りを阻止する半差し防止片(半差し防止及び抜取り防止片)55が設けられている。
この半差し阻止片55は、コネクタカバー50をケース本体25に装着したときに、基板側コネクタ41に半差し状態で接続された外部コネクタ80の端面80aに当接して外部コネクタ80を基板側コネクタ41に押し込んで完全に接続させることができるようにカバー本体から突設されている。或いは、半差し防止片55は、外部コネクタ80から上向きに湾曲して延びるハーネス81を押圧して半差し状態にある外部コネクタを基板側コネクタ41に対して完全に接続させるように構成してもよい。
このようにコネクタカバーを基板側保護ケースに装着する過程で半差し防止片55が外部コネクタ80を基板側コネクタ41に押し込む操作が同時に実施されるため、格別の半差し修正作業を行うことなく確実に半差しを解消することができる。
本発明に係る半差し阻止片55による外部コネクタの半差し、及び取外し防止のための構成は、上記実施形態に示したコネクタカバー51以外の構造を有した他のコネクタカバーにも適用することができる。
なお、半差し阻止片55により外部コネクタ80を押さえることにより、仮に不正行為者がラッチ87を構成する解除片86を針金、板等の治具を用いて押圧して解除方向へ動作させることができたとしても、半差し防止片55が外部コネクタ80の引抜きを防止し続けるため、外部コネクタの抜取りを防止することができる。
コネクタカバーによる外部コネクタ着脱防止機能と、操作阻止片による解除片の操作阻止機能の併用により、外部コネクタを離脱させた上での不正行為を効果的に防止することが可能となる。
本発明に係る基板保護ケースは、パチンコ遊技機、スロットマシン等の遊技機に装備される制御基板を収容する手段として利用可能である。
Claims (2)
- 内部に収容した制御基板に設けた基板側コネクタを露出させた基板保護ケース本体と、該基板側コネクタに接続された外部コネクタ及びハーネスを覆うために前記基板保護ケース本体に対して装着されるコネクタカバーと、前記基板側コネクタに着脱自在に接続される前記外部コネクタと、を備え、前記コネクタカバーには、前記基板保護ケース本体に装着される際に前記外部コネクタを直接又は前記ハーネスを介して間接的に押圧して前記基板側コネクタへの半差し状態を解消し且つ外部コネクタの不正抜取りを防止する半差し防止片が設けられた基板保護ケースユニットと、
前記基板保護ケース本体をケース着脱経路に沿って移動させることによって前記基板保護ケース本体を着脱自在に係止する係止部を備えた遊技機本体側のベース部材と、を備えた基板保護ケースユニットの設置構造を備えた遊技機であって、
前記ベース部材には、前記係止部により係止された前記基板保護ケースがケース離脱方向へ移動することを阻止する移動阻止部材が設けられており、
前記コネクタカバーは、前記外部コネクタ、或いは該外部コネクタから延びるハーネスの少なくとも一部を包囲するカバー本体と、前記基板保護ケース側に設けたカバー係止部に対して該カバー本体を前記ケース離脱方向とは逆のカバー装着方向へ移動させることによって該カバー係止部により係止されるように該カバー装着方向へ突出したカバー被係止部と、該カバー本体に配置され且つ該カバー装着方向とは逆方向のカバー離脱方向へ突出したストッパ突起と、を備え、
前記ベース部材には、前記コネクタカバーを装着した前記基板保護ケースを前記係止部に係止した時に、前記ストッパ突起を嵌合して保持するストッパ部材を備え、
前記移動阻止部材が、前記係止部により係止された前記基板保護ケースの前記ケース離脱方向への移動を阻止することにより、前記ストッパ突起が前記ストッパ部材から離脱できないように構成したことを特徴とする遊技機。 - 前記コネクタカバーは、細幅帯状のカバー本体と、該カバー本体から突設されて前記基板保護ケース本体側に設けたカバー係止部と係止されるカバー被係止部と、前記カバー本体から突設された前記半差し防止片と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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