JP2008104550A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板側コネクタへのハーネス側コネクタの脱着を、封止を破らなければ行うことができないように構成して、基板側コネクタへの不正部品の接続を効果的に防止できる遊技機を提供する。
【解決手段】ケース本体81とケース蓋体82とで開閉可能に構成され且つ内部に基板31を格納可能な基板ケース32とを備え、ケース蓋体82には、基板側コネクタ59に対応する開口状のコネクタ孔106が形成され、ハーネス側コネクタ107をコネクタ孔106を介して基板側コネクタ59に接続可能に構成された遊技機で、基板ケース32は、コネクタ孔106をハーネス側コネクタ107の外側から覆うコネクタカバー83と、このコネクタカバー83を、ケース蓋体82側の封止開口部110を介してケース本体81側に封止する封止手段とを備えたものである。
【選択図】図4

Description

本発明は、パチンコ機、スロットマシン等の遊技機に係り、詳しくは、ケース本体とケース蓋体とで開閉可能に構成され且つ内部に基板を格納可能な基板ケースと、ケース本体とケース蓋体とを閉鎖状態で封止するケース側封止手段とを備えた遊技機に関するものである。
パチンコ機等の遊技機では、各種制御基板等が基板ケースに格納された状態で本体裏側等に装着されている。一般的な基板ケースは、ケース本体とケース蓋体とを開閉可能に組み合わせることにより略箱形となるように構成されており、また、ケース蓋体には、内部の基板に設けられた基板側コネクタに対応する開口状のコネクタ孔が形成されており、基板側コネクタへはそのコネクタ孔を介してハーネス側コネクタを接続可能となっている。
また、遊技機の基板ケースには、基板に対する不正防止のための封止手段を備えたものがある。この封止手段は、ケース本体とケース蓋体とを閉鎖状態で現状復帰不能に封止するもので、一旦基板を格納したまま封止してしまうと、その一部の損壊部を損壊して開封の痕跡を残さない限り、基板ケースを開いて内部の基板を取り出すことはできないようになっている(例えば特許文献1)。
ところで、この種の遊技機に対するゴト行為として、基板側コネクタからハーネス側コネクタを取り外し、不正基板等の不正部品を接続するといった行為が問題となっている。
特開2003−38805号公報
上記のようなゴト行為は、基板ケースを封止したままで行うことができるため、従来の封止手段のみでは対処することはできなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、基板側コネクタへのハーネス側コネクタの脱着を、封止を破らなければ行うことができないように構成して、基板側コネクタへの不正部品の接続を効果的に防止できる遊技機を提供することにある。
本発明は、ケース本体81とケース蓋体82とで開閉可能に構成され且つ内部に基板31を格納可能な基板ケース32と、前記ケース本体81と前記ケース蓋体82とを閉鎖状態で封止するケース側封止手段86とを備え、前記ケース蓋体82には、前記基板31側に設けられた基板側コネクタ59に対応する開口状のコネクタ孔106が形成され、所定のハーネス58に設けられたハーネス側コネクタ107を前記コネクタ孔106を介して前記基板側コネクタ59に接続可能に構成された遊技機において、前記基板ケース32は、前記コネクタ孔106を前記ハーネス側コネクタ107の外側から覆うコネクタカバー83と、該コネクタカバー83を、前記ケース本体81とケース蓋体82との少なくとも一方に封止するカバー側封止手段86とを備えたものである。
本発明によれば、カバー側封止手段86による封止を解いてコネクタカバー83を取り外さない限り、基板側コネクタ59からハーネス側コネクタ107を抜き取って不正基板等を接続することは不可能であり、基板側コネクタ59への不正部品の接続を効果的に防止できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図面は本発明をパチンコ機として具現化した実施例を示す。図1において、遊技機本体1は、矩形枠状の外枠2と、この外枠2の前側に配置された前枠3とを備えている。前枠3は左端側の上下一対のヒンジ4を介して外枠2に着脱及び開閉自在に装着されている。
前枠3の上部側には遊技盤5が着脱自在に装着されると共に、遊技盤5の前側にガラス扉6が、ガラス扉6の下側に隣接して前面板7が夫々配置されている。ガラス扉6、前面板7はヒンジ4と同一側のヒンジ(図示省略)により前枠3に開閉自在に枢支されている。前面板7には発射用の遊技球を貯留する上皿8が装着されている。また前枠3の下部には、余剰球を貯留する下皿9と、発射手段10の発射ハンドル11とが夫々設けられている。
遊技盤5の前側には、発射手段10によって発射された遊技球を案内するガイドレール12が環状に装着されると共に、そのガイドレール12内の遊技領域13の上部側に、表示窓14を有する表示枠15が装着され、また表示枠15の下側に特別図柄始動手段16、大入賞手段17、普通入賞手段18等が、表示枠15の一側方に普通図柄始動手段19が夫々配置されている。
遊技盤5の裏側には、図2及び図3に示すように、表示枠15の表示窓14に対応して配置され且つ固定板22により遊技盤5に固定された液晶表示パネル20、この液晶表示パネル20を固定板22と共に裏側から覆う保護カバー23、この保護カバー23の下側に近接して遊技盤5に固定された集球ケース24、保護カバー23の裏側の収容凹部26内に配置されたドライバ基板21及び電源インターフェース基板27、演出制御基板28を収容し且つ収容凹部26を裏側から塞ぐように保護カバー23の裏側に着脱自在に固定された演出制御基板ケース29、集球ケース24内に配置された中継基板30、主制御基板31を収容し且つ集球ケース24の裏側に着脱自在に固定された主制御基板ケース32等が設けられている。
表示枠15は、遊技盤5の前面側に当接して装着されたベース板33と、ベース板33の前面に固定され前側に突出する飾り部34と、飾り部34の下部側に形成されたステージ部35と、ベース板33、飾り部34等の内周から後方に屈曲する窓枠部36と、窓枠部36の後端側に装着された透明な窓板37とを備えている。
窓枠部36は遊技盤5の開口38に前側から嵌合され、その後端部側が、窓板37を介して液晶表示パネル20の表示画像を視認可能な表示窓14となっている。ステージ部35は飾り部34の一側の球入り口39から入った遊技球をその下側の落下口40へと案内するためのもので、窓板37と同様に透明に形成されている。
液晶表示パネル20は偏平な横長矩形状に構成されており、演出制御基板28の制御により、ドライバ基板21を介して駆動され、特別図柄始動手段16の遊技球の検出を条件に所定時間変動して大当たり図柄、外れ図柄の何れかで停止する1個又は複数個の演出図柄の変動画像、大当たり発生時の演出画像等の各種の画像を表示可能である。
液晶表示パネル20は、板金製の固定板22の前面側に装着された状態で、その前面が窓板37の後側に近接又は当接するように、固定板22を介して遊技盤5の裏側に固定されている。
保護カバー23は、前側が開放した背面視略矩形状の箱形に形成されており、その前側を液晶表示パネル20及び固定板22で略塞ぐように例えば固定板22の裏側に着脱自在に固定されている。
保護カバー23には、その背壁部41から前向きに固定基部42が複数突設されており、この固定基部42が固定板22の背面側にネジ止め等により着脱自在に固定されている。
また、保護カバー23には、背壁部41の上縁部及び左右の側縁部に沿って周壁部43が後ろ向き突出状に一体形成されており、背壁部41の後側で且つ周壁部43により三方を取り囲まれた領域が収容凹部26となっている。
この収容凹部26内には、液晶表示パネル20駆動用の電源インターフェース基板27とドライバ基板21とが左右に隣接して配置され、背壁部41に着脱自在に固定されている。なお、ドライバ基板21は、収容凹部26内に収容され且つ背壁部41に対して着脱自在に固定される基板カバー44により後側から覆われている。
中継基板30は、遊技盤5側の特別図柄始動手段16、大入賞手段17等の検出スイッチ、ソレノイドその他の電気部品と、演出制御基板28、主制御基板31等との接続を中継するためのもので、特別図柄始動手段16、大入賞手段17の裏側で保護カバー23の下側に配置された取り付け台45に裏側から着脱自在に固定されている。
取り付け台45は遊技盤5と略平行に配置されており、上側が保護カバー23の下側の支持台46に着脱自在に係止され、下側の左右一対の取り付け脚部47がネジ等の固定具を介して遊技盤5に着脱自在に固定されている。
集球ケース24は大入賞手段17、特別図柄始動手段16、普通入賞手段18等に入賞して遊技盤5の裏側に通過した遊技球を集めて案内口48から回収通路(図示省略)側へと案内するためのもので、図4等に示すように、上面側と前面側とが開放した略箱形に形成されており、保護カバー23の下側に近接して配置され、遊技盤5の裏側に着脱自在に固定されている。
演出制御基板28は、液晶表示パネル20に表示される特別遊技図柄を制御する特別図柄表示制御機能、液晶表示パネル20に表示される各種演出画像を制御する画像演出制御機能、各種表示ランプの点滅等を制御するランプ演出制御機能、スピーカからの音声を制御する音声演出制御機能等を有し、ケース本体51とケース蓋体52とで構成される演出制御基板ケース29内に収容されている。
演出制御基板ケース29は、保護カバー23の裏側の基板カバー44、電源インターフェース基板27等の後側を覆う覆いを兼用しており、保護カバー23側の周壁部43の後端面を取り付け面として、収容凹部26を後側から略塞ぐように着脱自在に装着されている。
主制御基板(基板)31は、遊技盤5側の遊技部品による遊技動作を制御する遊技動作制御機能を有し、主制御基板ケース(基板ケース)32に収容されており、例えば基板ケース装着板60の裏側に着脱自在に装着されている。主制御基板31の表面側には、その内側部分にCPU,ROM,RAM等の各種電子部品(図示省略)が配置され、また外周側にハーネス58を接続するための基板側コネクタ59が複数配置されている。
基板ケース装着板60は、図4等に示すように、略矩形板状の装着板本体61と、この装着板本体61の所定の縁部、例えば後側から見て左側の縁部に沿って配置される中継基板収容部62と、その中継基板収容部62とは反対側の縁部、例えば右縁部側に配置される締結つまみ63とを備え、集球ケース24の後壁部64側に形成された開口65を略塞ぐように、下部側の左右一対のヒンジ手段66と、上部側の左右一対の係合爪67とにより、集球ケース24の裏側に開閉、着脱自在に固定されている。
ヒンジ手段66は、集球ケース24の後側下端部に一体に設けられたヒンジピン68と、基板ケース装着板60の下端に設けられた前後一組のヒンジ爪69とを備えている。ヒンジピン68は上下両側が偏平で、その左右両端が集球ケース24から後方に突出する突部により一体に連結されている。
前後一組のヒンジ爪69は、両者でヒンジピン68を相対回動自在に抱き込むように構成され、また前後一組のヒンジ爪69の先端側は、その先端側を偏平部分に合わせたときにヒンジピン68に対して相対的に嵌脱できるようになっている。係合爪67は集球ケース24の上端部側の左右両側に設けられ、基板ケース装着板60を閉状態にしたときに、基板ケース装着板60に係脱自在に係合するようになっている。
装着板本体61は、その背面側で且つ中継基板収容部62と締結つまみ63との間が主制御基板ケース32を装着するための基板ケース装着面61aとなっており、その基板ケース装着面61aの外周部に沿って、主制御基板ケース32を支持する支持枠70が後ろ向き所定高さに突設されている。
中継基板収容部62は、中継基板71を収容するもので、中継基板71の外周を取り囲むように装着板本体61から後ろ向きに突設される周壁部72と、中継基板71の後側を略覆うように周壁部72の後側に着脱自在に装着されるカバー板73とで構成されている。
周壁部72には、基板ケース装着面61a側に、主制御基板ケース32側の係合突部74が係合可能な係合孔75が形成されている。また、カバー板73には、中継基板71側のコネクタを露出させるためのコネクタ孔73aが形成されている。
締結つまみ63は、装着板本体61の背面側に回転軸63aにより揺動自在に装着されており、主制御基板ケース32側の被締結部76に係脱自在に係合可能となっている。
主制御基板ケース32は、図3〜図8等に示すように、主制御基板31をその両面側から挟み込んで内部の基板収容部32a内に収容するケース本体81及びケース蓋体82と、ケース本体81とケース蓋体82とを互いに係脱自在に係止する第1係止手段84とを備えている。また、この主制御基板ケース32の後側には、ケース蓋体82をその後側から略覆うようにコネクタカバー83が設けられており、第1係止手段84と同じ主制御基板ケース32の一端側に設けられ且つケース蓋体82とコネクタカバー83とを互いに係脱自在に係止する第2係止手段85と、主制御基板ケース32の他端側に設けられる封止手段86とで主制御基板ケース32側に固定されている。
ケース本体81は、略矩形板状の底板91と、この底板91の外周に沿って基板収容部32a側に突設される外周枠92とを一体に備えており、その外周枠92内に、主制御基板31がその裏面側を底板91側に向けた状態で装着されるようになっている。なお、外周枠92の内側には、主制御基板31を底板91から一定の隙間を空けた位置で支持する支持リブ93が複数設けられている。
また、ケース本体81には、例えば左端側に基板ケース装着板60側の係合孔75に対応する係合突部74が、右端側に基板ケース装着板60側の締結つまみ63に対応する被締結部76が、夫々外向き突出状に一体形成されている。主制御基板ケース32を基板ケース装着板60に装着する際には、ケース本体81の底面を基板ケース装着板60の基板ケース装着面61aに沿わせつつ係合突部74を係合孔75に嵌合させ、更に締結つまみ63を回して被締結部76に係合させる。
ケース蓋体82は、ケース本体81側が開放する略矩形蓋状であって、ケース本体81側の底板91に対向する背壁101と、その背壁101の外周に沿って基板収容部32a側に突設され且つケース本体81側の外周枠92の外側に嵌合する外周壁102とを一体に備えている。また、背壁101には、主制御基板31の表面側に設けられた電子部品に対応する内側部分に膨出部103が、周辺部の1又は複数箇所、例えば4箇所に凹部104a〜104dが夫々形成されている。
本実施形態では、膨出部103の上縁部に沿ってその左端側に第1凹部104a、右端側に第2凹部104bが夫々設けられ、また膨出部103の下縁部に沿って第3凹部104cと第4凹部104dとが左右に設けられている。
凹部104a〜104dは、背壁101側から外周壁102に沿ってケース蓋体82側に凹入し、背壁101側と外周壁102側の二方向に開放しており、その底面部105上に、基板側コネクタ59が嵌合するコネクタ孔106が夫々1又は複数形成されている。基板側コネクタ59には、ハーネス58側のハーネス側コネクタ107がコネクタ孔106を介してケース蓋体82の外側から着脱自在に結合されるようになっている。
第3凹部104cと第4凹部104dとの間には、クリアスイッチ108用の操作孔108aが設けられたスイッチケース109が、底面部105から後ろ向き膨出状に設けられている。クリアスイッチ108は、停電時等に主制御基板31に記憶されたバックアップ情報をクリアするためのもので、主制御基板31側に設けられており、その先端側の押圧操作部が操作孔108aを介して外部操作可能に露出している。
また、ケース蓋体82の背壁101には、封止手段86用の封止開口部110が形成されている。
なお、主制御基板31に設けられた全ての基板側コネクタ59のうち、第1凹部104aのコネクタ孔106aに嵌合するものは、この主制御基板ケース32に封入されている主制御基板31が正規のものであるか否かの判断に用いる信号を読み出すための特別読出専用コネクタ59aであり、例えば当該パチンコ機が遊技ホールに設置された後の検査時にのみ検査装置のコネクタが接続され、通常は開放されたままとなっている。
第1係止手段84は、ケース本体81の一端側、例えば右端側に一体に形成された上下一対のヒンジピン84aと、このヒンジピン84aに対応してケース蓋体82の一端側、例えば右端側に一体に形成され且つヒンジピン84aに係脱、回動自在に係合する上下一対の係合片84bとで構成されている。
係合片84bは、ケース蓋体82の右外周壁102aから外向きに突設されており、ケース本体81側の外周枠92とヒンジピン84aとの間からヒンジピン84aに対して係脱自在であり、その係合状態でヒンジピン84aを前側から抱き込むように、前側に突出するU字状その他の円弧状に湾曲形成されている。
コネクタカバー83は、特別読出専用コネクタ59aが設けられた第1凹部104aを除く凹部104b〜104dを外側から覆うことにより、それら凹部104b〜104dに設けられたコネクタ孔106を、基板側コネクタ59に結合されたハーネス側コネクタ107の外側から覆うもので、ケース蓋体82側の背壁101の後側に平行に配置され且つ凹部104b〜104dを後側から覆う背壁カバー部83aと、ケース蓋体82側の外周壁102の外側に嵌合し且つ凹部104b〜104dを外周側から覆う外周カバー部83bとでケース蓋体82側が開放する略蓋状に形成されており、ケース蓋体82の後側に着脱自在に装着されている。
コネクタカバー83をケース蓋体82の後側に装着したとき、ケース蓋体82側の背壁101とコネクタカバー83側の背壁カバー部83aとの間には一定の隙間が形成されるようになっており、その隙間は例えばハーネス58のケーブル部分を配置可能で且つハーネス側コネクタ107が通過不能な程度に狭く形成されている。
なお、コネクタカバー83は、第1凹部104aに対応する部分が内側に凹入しており、この第1凹部104aに配置されている特別読出専用コネクタ59aを外部に露出させるようになっている。
また、コネクタカバー83には、1又は複数、例えば2つのケーブル引出部111a,111bが設けられている。これらケーブル引出部111a,111bは、基板側コネクタ59に接続されたハーネス58のケーブル部分を、凹部104a〜104dからケース蓋体82とコネクタカバー83との間の隙間を介してコネクタカバー83の外側に引き出すためのもので、基板側コネクタ59にハーネス58を装着した状態でコネクタカバー83を着脱できるように切欠状に形成されている。
本実施形態では、ケーブル引出部111a,111bは、夫々外周カバー部83b側に形成された外周切欠部112a,112bと、背壁カバー部83a側に形成された背壁切欠部113a,113bとで形成されており、第1ケーブル引出部111aは第2凹部104bと第4凹部104dとの間に対応して右縁部側に、第2ケーブル引出部111bは第3,第4凹部104c,104d間、即ちスイッチケース109に対応して下縁部側に設けられている。
上述したように、ケース蓋体82側の背壁101とコネクタカバー83側の背壁カバー部83aとの間はハーネス側コネクタ107が通過不能な程度に狭く形成されているため、コネクタカバー83を装着した状態でケーブル引出部111a,111bにハーネス側コネクタ107を通すことはできない。
なお、ケース蓋体82側の背壁101には、ケーブル引出部111a,111bから引き出されたケーブルを案内するための例えば略T形のケーブル掛具114が、背壁切欠部113a,113bに対応する位置に後ろ向きに突設されている。
第2係止手段85は、主制御基板ケース32に対して第1係止手段84と同じ側、例えば右端側に設けられており、ケース蓋体82側に設けられた上下一対の被係合部85aと、コネクタカバー83側に設けられ且つ被係合部85aに係脱自在に係合する係合突部85bとで構成されている。
封止手段86は、ケース本体81とケース蓋体82とを閉鎖状態で封止するケース側封止手段としての機能と、コネクタカバー83をケース本体81とケース蓋体82との少なくとも一方に封止するカバー側封止手段としての機能とを併せ持つもので、主制御基板ケース32における第1,第2係止手段84,85とは反対の端部側、例えば左端側に沿って一列状に複数個(ここでは4個)配置され、それら4個の封止手段86により最大4回までの封止、開封が可能となっている。
各封止手段86は、図9〜図11、特に図11に示すように、ケース蓋体82側に設けられた封止開口部110を介して、その後側に配置されるコネクタカバー83の背壁カバー部83aと、その背壁カバー部83aの内面側に固着された封止板121と、ケース蓋体82の前側に配置されるケース本体81側の例えば外周枠92の内側に突設された離脱防止板122とに跨がって設けられている。
各封止手段86は、離脱防止板122に形成された離脱防止部123と、離脱防止板122に当接して離脱防止部123に対応する封止部124と、封止部124側から離脱防止部123へと貫通して両者を分離不能に封止する封止ピン125と、封止前の封止ピン125を保持するピン保持部126と、封止部124及びピン保持部126を封止板121に一体に接続する損壊部127と、コネクタカバー83の外側から封止ピン125を結合方向に押圧操作するための操作用開口部128と、損壊部127をコネクタカバー83の外側から切断するための背壁カバー部83a側の切断用開口部129とを備え、封止時にピン保持部126内の封止ピン125を操作用開口部128を介して押圧操作することにより、この封止ピン125が封止部124側から離脱防止部123に離脱不能に係合して封止し、またその封止状態で損壊部127を切断することにより開封できるようになっている。
離脱防止部123は、離脱防止板122に形成された封止ピン125用の挿通スリット131と、この挿通スリット131の両側で離脱防止板122と一体に形成された一対の弾性係合部132とを備え、その各弾性係合部132に封止ピン125の案内傾斜面が形成されている。なお、離脱防止板122には、各挿通スリット131の両側に逃げ用スリット133が形成され、その隣り合うスリット131,133間が弾性係合部132となっている。
ピン保持部126は封止ピン125を封止前の状態で保持するためのもので、角形の枠体により構成され、封止板121とコネクタカバー83の嵌合リブ135との間に配置されている。ピン保持部126は、その上下方向の中間に係合凸部136が相対向して設けられ、また先端部に、閉じたときに離脱防止板122に当接するように封止部124が一体に設けられている。封止部124は角形のピン挿通孔137を有する。損壊部127はニッパー等の切断具で容易に切断可能な板状であって、ピン保持部126の上部側中央と封止板121とを接続するように一体に形成されている。
封止板121には、この封止板121の内周側から各損壊部127の下方側へと斜めに傾斜する傾斜部138が一体に形成されている。この傾斜部138は、ピン保持部126、封止部124及び損壊部127をコネクタカバー83及びケース蓋体82の内側から覆うと共に、封止状態のときに下端側を離脱防止板122上の突条部139に当接させて切断用開口部129の下方側を塞ぐためのものである。
封止ピン125は封止部124側から離脱防止板122の離脱防止部123側に貫通して、ケース蓋体82側の封止開口部110を介してその両側のケース本体81とコネクタカバー83とを封止状態に結合するためのもので、封止前の封止ピン125はピン保持部126内に保持されている。封止ピン125は、断面矩形状の軸部125aと、矩形状の係合鍔部140と、軸部125aの先端側の台形状の係合頭部141と、係合鍔部140から上側に突出する円柱状の被操作部140aとを備え、適当な弾性を有する合成樹脂材料により一体に成形されている。
係合鍔部140はピン保持部126に嵌合する角形状であって、封止前の状態では係合凸部136によりピン保持部126内に係止され、また封止状態では封止部124に上側から係合するようになっている。係合頭部141は封止前の状態では封止部124のピン挿通孔137に嵌合し、また封止状態では離脱防止部123の弾性係合部132に下側から離脱不能に係合するようになっている。
コネクタカバー83は、その背壁カバー部83aから内側に向けて板状の嵌合枠部142が立設されており、隣り合う嵌合枠部142間にピン保持部126が内側から嵌合している。ピン保持部126は嵌合枠部142間に所定の間隙をおいて遊嵌しており、損壊部127が損壊されて離脱防止板122側に結合状態にあるときに、嵌合枠部142に対して嵌脱自在である。嵌合枠部142は、嵌合リブ135及び背壁カバー部83aに一体に形成されている。
操作用開口部128は、嵌合枠部142の中央で背壁カバー部83aに形成され、この操作用開口部128に封止前の封止ピン125の被操作部140aが下側から嵌合している。操作用開口部128は封止ピン125の被操作部140aに合わせた小径の丸孔であって、各操作用開口部128の上側に、上方に向かって円錐面状に広がる案内部144が設けられている。
切断用開口部129は主制御基板ケース32を開封するときに、切断具を挿入して損壊部127を切断するためのもので、コネクタカバー83の背壁カバー部83a側に、各損壊部127に跨がって長孔状に形成されている。
なお、主制御基板ケース32の構成部材は、封止手段86の封止ピン125等を除いて、内部を極力視認できるように透明な合成樹脂材料により構成されている。
上記構成のパチンコ機の組み立て工程における主制御基板ケース32の取り付け時には、まず主制御基板ケース32を構成するケース本体81とケース蓋体82とを主制御基板31を挟み込んだ状態で結合し、基板ケース装着板60に装着する。なお、ケース本体81とケース蓋体82とを閉鎖状態で仮止めする仮止め手段を、例えば第1係止手段84とは反対側の端部に設けてもよい。
そして、ハーネス58のハーネス側コネクタ107を、各基板側コネクタ59に接続すると共に、そのハーネス58のケーブル部分を、ケーブル引出部111a,111bの何れかを通過するように整えた状態で、ケース蓋体82の後側にコネクタカバー83を装着し、4つの封止手段86のうちの1個を用いてケース本体81とコネクタカバー83とを閉鎖状態で封止する。
これにより、コネクタ孔106はコネクタカバー83によりハーネス側コネクタ107の外側から覆われた状態となり、しかもケーブル引出部111a,111bはハーネス側コネクタ107が通過不能であるため、封止を解かない限り、基板側コネクタ59からハーネス側コネクタ107を抜き取って不正基板等を接続することは不可能であり、基板側コネクタ59への不正部品の接続を効果的に防止できる。
なお、コネクタカバー83を装着して封止した後に主制御基板ケース32を基板ケース装着板60に装着してもよい。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施形態では、ケース本体81とケース蓋体82とを閉鎖状態で封止するケース側封止手段としての機能と、コネクタカバー83をケース本体81とケース蓋体82との少なくとも一方に封止するカバー側封止手段としての機能とを併せ持つ1つの封止手段86を用いた例を示したが、それらケース側封止手段とカバー側封止手段とを別々に設けてもよい。
また、封止手段は2つの部材を現状復帰不能に封止できるものであればよく、実施形態で示したものに限らず既に知られている種々の構成を採用できる。
コネクタカバー83に、基板側コネクタ59に接続されたハーネス側コネクタ107の後側に当接又は近接する規制部を設け、コネクタカバー83が装着された状態ではハーネス側コネクタ107が基板側コネクタ59から抜けないようにしてもよい。
本発明は、主制御基板31を格納する主制御基板ケース32の他、封止手段を備えた各種基板ケースについても同様に適用可能である。また、実施形態では本発明をパチンコ機に適用した例を示したが、アレンジボール機、スロットマシン等の各種遊技機において同様に実施可能であることは言うまでもない。
本発明の一実施形態を示すパチンコ機の全体正面図である。 本発明の一実施形態を示す遊技盤の背面図である。 本発明の一実施形態を示す遊技盤の側面断面図である。 本発明の一実施形態を示す集球ケース、主制御基板ケース及びコネクタカバーの分解斜視図である。 本発明の一実施形態を示す主制御基板ケースの背面図である。 本発明の一実施形態を示すコネクタカバーの背面図である。 本発明の一実施形態を示す主制御基板ケース及びコネクタカバー近傍の側面断面図である。 本発明の一実施形態を示す主制御基板ケース及びコネクタカバー近傍の底面断面図である。 本発明の一実施形態を示す主制御基板ケース及びコネクタカバーの封止手段における側面断面図である。 本発明の一実施形態を示す主制御基板ケース及びコネクタカバーの封止手段における底面断面図である。 本発明の一実施形態を示す封止手段の分解斜視図である。
符号の説明
31 主制御基板(基板)
32 主制御基板ケース(基板ケース)
58 ハーネス
59 基板側コネクタ
81 ケース本体
82 ケース蓋体
83 コネクタカバー
86 封止手段(カバー側封止手段,ケース側封止手段)
106 コネクタ孔
107 ハーネス側コネクタ
110 封止開口部
111a 第1ケーブル引出部(ケーブル引出部)
111b 第2ケーブル引出部(ケーブル引出部)

Claims (4)

  1. ケース本体(81)とケース蓋体(82)とで開閉可能に構成され且つ内部に基板(31)を格納可能な基板ケース(32)と、前記ケース本体(81)と前記ケース蓋体(82)とを閉鎖状態で封止するケース側封止手段(86)とを備え、前記ケース蓋体(82)には、前記基板(31)側に設けられた基板側コネクタ(59)に対応する開口状のコネクタ孔(106)が形成され、所定のハーネス(58)に設けられたハーネス側コネクタ(107)を前記コネクタ孔(106)を介して前記基板側コネクタ(59)に接続可能に構成された遊技機において、前記コネクタ孔(106)を前記ハーネス側コネクタ(107)の外側から覆うコネクタカバー(83)と、該コネクタカバー(83)を、前記基板ケース(32)側に封止するカバー側封止手段(86)とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記コネクタカバー(83)と前記基板ケース(32)との間に、前記ハーネス(58)のケーブル部分を引出可能なケーブル引出部(111a)(111b)を備え、該ケーブル引出部(111a)(111b)を、前記基板側コネクタ(59)に接続されるハーネス側コネクタ(107)が通過不能に形成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記ケース側封止手段と前記カバー側封止手段とを共通の封止手段(86)により構成し、該封止手段(86)を、前記ケース蓋体(82)に設けられた封止開口部(110)を経て前記コネクタカバー(83)を前記ケース本体(81)に封止するように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記ケース側封止手段と前記カバー側封止手段とを別個に設け、前記カバー側封止手段は、前記コネクタカバー(83)を前記ケース本体(81)と前記ケース蓋体(82)との少なくとも一方に封止するように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
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