JP4668880B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機、スロットマシン等の遊技機に係り、詳しくは、ケース本体とケース蓋体とで開閉可能に構成され且つ内部に基板を格納可能な基板ケースと、前記ケース本体と前記ケース蓋体とを閉鎖状態で封止可能な封止手段と、遊技機本体に設けられ且つ前記基板ケースを装着可能な基板ケース装着部とを備え、前記基板ケースは、前記封止手段による封止後は前記基板ケースに設けられた損壊用開口部を介してその内部の前記損壊部を損壊しなければ開封できないように構成された遊技機に関するものである。
パチンコ機等の遊技機では、各種制御基板等が基板ケースに格納された状態で本体裏側等に装着されている。一般的な基板ケースは、ケース本体とケース蓋体とを開閉可能に組み合わせることにより略箱形となるように構成されている。
また、遊技機の基板ケースには、制御基板に対する不正防止のための封止手段を備えたものがある。この封止手段は、ケース本体とケース蓋体とを閉鎖状態で現状復帰不能に封止するもので、一旦制御基板を格納したまま封止してしまうと、その一部の損壊部を損壊して開封の痕跡を残さない限り、基板ケースを開いて内部の制御基板を取り出すことはできないようになっている(例えば特許文献1)。
ところで、この種の遊技機に対するゴト行為として、例えば前扉を僅かに開いてその後側に手を入れ、基板ケースの損壊部を損壊して基板ケースを開放し、内部のROMを不正ROMに交換するといった行為が問題となっている。
特開2003−38805号公報
上記のようなゴト行為は、遊技ホール内で他人の目を盗んで短時間で行う必要がある。その点、特許文献1に記載のような従来の遊技機では、基板ケースを遊技機本体に装着したままで損壊部を損壊し、基板ケースを短時間で容易に開放することが可能であったため、上記のようなゴト行為を行うには好都合であったと考えられる。
そこで、上記のようなゴト行為を防止する方策として、基板ケースの開放に従来よりも時間と手間がかかるようにすることが有効であると考えられる。但し、封止手段は従来通り有効に機能させる必要がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、封止手段の機能を維持したままで、基板ケースの開放に従来よりも時間と手間がかかるようにすることにより、基板ケース開封によるゴト行為を効果的に防止できる遊技機を提供することにある。
本発明は、ケース本体とケース蓋体とで開閉可能に構成され且つ内部に基板を格納可能な基板ケースと該基板ケースの内部に配置され且つ前記ケース本体と前記ケース蓋体とを閉鎖状態で封止可能な封止手段と、遊技機本体に設けられ且つ前記基板ケースを装着可能な基板ケース装着部とを備え、前記基板ケースは、前記封止手段による封止後は該封止手段の損壊部を損壊しなければ開封できないように構成された遊技機において、前記基板ケースは、前記封止手段とは別に設けられ、且つ前記基板ケースの内部を、前記基板を収容する基板収容部と前記損壊部を含む前記封止手段を収容する封止収容部とに仕切る仕切り板と、該仕切り板よりも前記封止収容部側で前記基板ケースに設けられ且つ前記封止収容部を前記基板ケースの外部に連通させる損壊用開口部とを備え、前記封止収容部内の前記損壊部は、外部から前記損壊用開口部を介して挿入された切断具により切断可能に構成されており、前記損壊用開口部は前記基板ケースにおける前記基板ケース装着部への装着面にのみ設けられ、且つ前記基板ケースを前記基板ケース装着部に装着したとき前記基板ケース装着部により外側から覆われるように構成されたものである。
本発明によれば、損壊部107を損壊して基板ケース32を開封するためには基板ケース32を基板ケース装着部60から取り外す必要があり、従来よりも手間と時間を要することから遊技ホール内で他人の目を盗んで短時間で基板ケース32を開封することは困難であり、基板ケース開封によるゴト行為を効果的に防止できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図面は本発明をパチンコ機として具現化した実施例を示す。図1において、遊技機本体1は、矩形枠状の外枠2と、この外枠2の前側に配置された前枠3とを備えている。前枠3は左端側の上下一対のヒンジ4を介して外枠2に着脱及び開閉自在に装着されている。
前枠3の上部側には遊技盤5が着脱自在に装着されると共に、遊技盤5の前側にガラス扉6が、ガラス扉6の下側に隣接して前面板7が夫々配置されている。ガラス扉6、前面板7はヒンジ4と同一側のヒンジ(図示省略)により前枠3に開閉自在に枢支されている。前面板7には発射用の遊技球を貯留する上皿8が装着されている。また前枠3の下部には、余剰球を貯留する下皿9と、発射手段10の発射ハンドル11とが夫々設けられている。
遊技盤5の前側には、発射手段10によって発射された遊技球を案内するガイドレール12が環状に装着されると共に、そのガイドレール12内の遊技領域13の上部側に、表示窓14を有する表示枠15が装着され、また表示枠15の下側に特別図柄始動手段16、大入賞手段17、普通入賞手段18等が、表示枠15の一側方に普通図柄始動手段19が夫々配置されている。
遊技盤5の裏側には、図2及び図3に示すように、表示枠15の表示窓14に対応して配置され且つ固定板22により遊技盤5に固定された液晶表示パネル20、この液晶表示パネル20を固定板22と共に裏側から覆う保護カバー23、この保護カバー23の下側に近接して遊技盤5に固定された集球ケース24、保護カバー23の裏側の収容凹部26内に配置されたドライバ基板21及び電源インターフェース基板27、演出制御基板28を収容し且つ収容凹部26を裏側から塞ぐように保護カバー23の裏側に着脱自在に固定された演出制御基板ケース29、集球ケース24内に配置された中継基板30、主制御基板31を収容し且つ集球ケース24の裏側に着脱自在に固定された主制御基板ケース32等が設けられている。
表示枠15は、遊技盤5の前面側に当接して装着されたベース板33と、ベース板33の前面に固定され前側に突出する飾り部34と、飾り部34の下部側に形成されたステージ部35と、ベース板33、飾り部34等の内周から後方に屈曲する窓枠部36と、窓枠部36の後端側に装着された透明な窓板37とを備えている。
窓枠部36は遊技盤5の開口38に前側から嵌合され、その後端部側が、窓板37を介して液晶表示パネル20の表示画像を視認可能な表示窓14となっている。ステージ部35は飾り部34の一側の球入り口39から入った遊技球をその下側の落下口40へと案内するためのもので、窓板37と同様に透明に形成されている。
液晶表示パネル20は偏平な横長矩形状に構成されており、演出制御基板28の制御により、ドライバ基板21を介して駆動され、特別図柄始動手段16の遊技球の検出を条件に所定時間変動して大当たり図柄、外れ図柄の何れかで停止する1個又は複数個の演出図柄の変動画像、大当たり発生時の演出画像等の各種の画像を表示可能である。
液晶表示パネル20は、板金製の固定板22の前面側に装着された状態で、その前面が窓板37の後側に近接又は当接するように、固定板22を介して遊技盤5の裏側に固定されている。
保護カバー23は、前側が開放した背面視略矩形状の箱形に形成されており、その前側を液晶表示パネル20及び固定板22で略塞ぐように例えば固定板22の裏側に着脱自在に固定されている。
保護カバー23には、その背壁部41から前向きに固定基部42が複数突設されており、この固定基部42が固定板22の背面側にネジ止め等により着脱自在に固定されている。
また、保護カバー23には、背壁部41の上縁部及び左右の側縁部に沿って周壁部43が後ろ向き突出状に一体形成されており、背壁部41の後側で且つ周壁部43により三方を取り囲まれた領域が収容凹部26となっている。
この収容凹部26内には、液晶表示パネル20駆動用の電源インターフェース基板27とドライバ基板21とが左右に隣接して配置され、背壁部41に着脱自在に固定されている。なお、ドライバ基板21は、収容凹部26内に収容され且つ背壁部41に対して着脱自在に固定される基板カバー44により後側から覆われている。
中継基板30は、遊技盤5側の特別図柄始動手段16、大入賞手段17等の検出スイッチ、ソレノイドその他の電気部品と、演出制御基板28、主制御基板31等との接続を中継するためのもので、特別図柄始動手段16、大入賞手段17の裏側で保護カバー23の下側に配置された取り付け台45に裏側から着脱自在に固定されている。
取り付け台45は遊技盤5と略平行に配置されており、上側が保護カバー23の下側の支持台46に着脱自在に係止され、下側の左右一対の取り付け脚部47がネジ等の固定具を介して遊技盤5に着脱自在に固定されている。
集球ケース24は大入賞手段17、特別図柄始動手段16、普通入賞手段18等に入賞して遊技盤5の裏側に通過した遊技球を集めて案内口48から回収通路(図示省略)側へと案内するためのもので、図4等に示すように、上面側と前面側とが開放した略箱形に形成されており、保護カバー23の下側に近接して配置され、遊技盤5の裏側に着脱自在に固定されている。
演出制御基板28は、液晶表示パネル20に表示される特別遊技図柄を制御する特別図柄表示制御機能、液晶表示パネル20に表示される各種演出画像を制御する画像演出制御機能、各種表示ランプの点滅等を制御するランプ演出制御機能、スピーカからの音声を制御す音声演出制御機能等を有し、ケース本体51とケース蓋体52とで構成される演出制御基板ケース29内に収容されている。
演出制御基板ケース29は、保護カバー23の裏側の基板カバー44、電源インターフェース基板27等の後側を覆う覆いを兼用しており、保護カバー23側の周壁部43の後端面を取り付け面として、収容凹部26を後側から略塞ぐように着脱自在に装着されている。
主制御基板31は、遊技盤5側の遊技部品による遊技動作を制御する遊技動作制御機能を有し、主制御基板ケース(基板ケース)32に収容されている。主制御基板ケース32は基板ケース装着板(基板ケース装着部)60の裏側に着脱自在に装着されている。
基板ケース装着板60は、図4等に示すように、略矩形板状の装着板本体61と、この装着板本体61の所定の縁部、例えば左縁部に沿って配置される中継基板収容部62と、その中継基板収容部62とは反対側の縁部、例えば右縁部側に配置される締結つまみ63とを備え、集球ケース24の後壁部64側に形成された開口65を略塞ぐように、下部側の左右一対のヒンジ手段66と、上部側の左右一対の係合爪67とにより、集球ケース24の裏側に開閉、着脱自在に固定されている。
ヒンジ手段66は、集球ケース24の裏側下端部に一体に設けられたヒンジピン68と、基板ケース装着板60の下端に設けられた前後一組のヒンジ爪69とを備えている。ヒンジピン68は上下両側が偏平で、その左右両端が集球ケース24から後方に突出する突部により一体に連結されている。
前後一組のヒンジ爪69は、両者でヒンジピン68を相対回動自在に抱き込むように構成され、また前後一組のヒンジ爪69の先端側は、その先端側を偏平部分に合わせたときにヒンジピン68に対して相対的に嵌脱できるようになっている。係合爪67は集球ケース24の上端部側の左右両側に設けられ、基板ケース装着板60を閉状態にしたときに、基板ケース装着板60に係脱自在に係合するようになっている。
装着板本体61は、その背面側で且つ中継基板収容部62と締結つまみ63との間が主制御基板ケース32を装着するための基板ケース装着面61aとなっており、その基板ケース装着面61aの外周部に沿って、主制御基板ケース32を支持する支持枠70が後ろ向き所定高さに突設されている。
中継基板収容部62は、中継基板71を収容するもので、中継基板71の外周を取り囲むように装着板本体61から後ろ向きに突設される周壁部72と、中継基板71の後側を略覆うように周壁部72の後側に着脱自在に装着されるカバー板73とで構成されている。
周壁部72には、基板ケース装着面61a側に、主制御基板ケース32側の係合突部74が係合可能な係合孔75が形成されている。また、カバー板73には、中継基板71側のコネクタを露出させるためのコネクタ孔73aが形成されている。
締結つまみ63は、装着板本体61の背面側に回転軸63aにより揺動自在に装着されており、主制御基板ケース32側の被締結部76に係脱自在に係合可能となっている。
主制御基板ケース32は、図4〜図7等に示すように、主制御基板31を表裏両側から挟むケース本体81及びケース蓋体82と、主制御基板ケース32の一端側でケース本体81とケース蓋体82とを係脱、開閉自在に結合するヒンジ手段83と、主制御基板ケース32の他端側でケース本体81とケース蓋体82とを閉鎖状態で封止可能な封止手段84とを備え、主制御基板31を収容可能な基板収容部32aと、封止手段84を収容可能な封止収容部32bとを備えた左右方向に長い矩形箱形に形成されている。
ケース本体81は、略矩形板状の底板85と、この底板85の外周に沿って基板収容部32a側に突設される外周枠86と、主制御基板ケース32内の空間を、例えば右側の基板収容部32aと左側の封止収容部32bとに仕切るように底板85に立設される仕切板88とを一体に備え、底板85の外面側(基板収容部32a及び封止収容部32bとは反対側)が、主制御基板ケース32を基板ケース装着板60に装着する際の装着面85aとなっている。
なお、外周枠86及び仕切板88の基板収容部32a側には、主制御基板31を底板85から一定の隙間を空けた位置で支持する支持リブ87が複数設けられている。また、基板ケース装着板60への装着面85aには、封止収容部32bに対応して損壊用開口部89が形成されている。
更に、ケース本体81には、例えば右端側に基板ケース装着板60側の締結つまみ63に対応する被締結部76が外向き突出状に一体形成されている。この被締結部76はケース蓋体82側に設けてもよい。
ケース蓋体82は、ケース本体81側が開放する略矩形蓋状であって、ケース本体81側の底板85に対向する天板91と、その天板91の外周に沿って基板収容部32a側に突設され且つケース本体81側の外周枠86の外側に嵌合する周壁部92とを一体に備え、天板91には主制御基板31の表面側に設けられた電子部品に対応する中央部分に膨出部91aが、その周辺部、例えば上縁部及び下縁部に凹部91bが夫々形成されている。
凹部91bの底面部93は主制御基板31の表面に当接又は近接し、その底面部93には主制御基板31側のコネクタを露出させるためのコネクタ孔95が形成されている。なお、主制御基板31はケース本体81とケース蓋体82とにより挟持され、主制御基板ケース32の中継基板収容部62内に位置決め突起等により固定されている。
ヒンジ手段83は、ケース本体81における基板収容部32a側端部、例えば右端部に一体に形成された上下一対のヒンジピン83aと、このヒンジピン83aに対応してケース蓋体82の一端側、例えば右端側に一体に形成され且つヒンジピン83aに係脱、回動自在に係合する上下一対の係合片83bとで構成されている。
係合片83bは、ケース蓋体82の右周壁部92aから外向きに突設されており、ケース本体81側の外周枠86とヒンジピン83aとの間からヒンジピン83aに対して係脱自在であり、その係合状態でヒンジピン83aを前側から抱き込むように、前側に突出するU字状その他の円弧状に湾曲形成されている。
更に、ケース蓋体82には、例えば左端側に基板ケース装着板60側の係合孔75に対応する係合突部74が外向き突出状に一体形成されている。主制御基板ケース32を基板ケース装着板60に装着する際には、ケース本体81の装着面85aを基板ケース装着板60の基板ケース装着面61aに沿わせつつケース蓋体82側の係合突部74を係合孔75に嵌合させ、更に締結つまみ63を回してケース本体81側の被締結部76に係合させる。なお、係合突部74はケース本体81側に設けてもよい。
封止手段84は、主制御基板ケース32におけるヒンジ手段83とは反対側の開閉端側、例えば左端側の封止収容部32bに対応して一列状に複数個(ここでは4個)配置され、それら4個の封止手段84により最大4回までの封止、開封が可能となっている。
各封止手段84は、図5〜図8、特に図8に示すように、ケース蓋体82の天板91と、その天板91の内面側、即ち封止収容部32b側に固着された封止板101と、ケース本体81側の例えば外周枠86の内側に突設された離脱防止板102と、ケース本体81の底板85とに跨がって設けられている。
各封止手段84は、離脱防止板102に形成された離脱防止部103と、離脱防止板102に当接して離脱防止部103に対応する封止部104と、封止部104側から離脱防止部103へと貫通して両者を分離不能に封止する封止ピン105と、封止前の封止ピン105を保持するピン保持部106と、封止部104及びピン保持部106を封止板101に一体に接続する損壊部107と、ケース蓋体82の外側から封止ピン105を結合方向に押圧操作するための封止用開口部108と、損壊部107をケース本体81の外側から切断するための損壊用開口部89とを備え、離脱防止部103、封止部104、封止ピン105、ピン保持部106及び損壊部107は封止収容部32b内に収容され、封止用開口部108及び損壊用開口部89はその封止収容部32bを主制御基板ケース32の外部に連通させるように夫々ケース蓋体82側の天板91、ケース本体81側の底板85に設けられており、封止時にピン保持部106内の封止ピン105を封止用開口部108を介して押圧操作することにより、この封止ピン105が封止部104側から離脱防止部103に離脱不能に係合して封止し、またその封止状態で損壊用開口部89を介して損壊部107を切断することにより開封できるようになっている。
離脱防止部103は、離脱防止板102に形成された封止ピン105用の挿通スリット111と、この挿通スリット111の両側で離脱防止板102と一体に形成された一対の弾性係合部112とを備え、その各弾性係合部112に封止ピン105の案内傾斜面が形成されている。なお、離脱防止板102には、各挿通スリット111の両側に逃げ用スリット113が形成され、その隣り合うスリット111,113間が弾性係合部112となっている。
なお、離脱防止板102は、例えばケース本体81の左側の外周枠86から封止収容部32b内、即ち仕切板88側に向けて底板85に平行に突設されており、その先端側と仕切板88との間には隙間114が形成されている。
ピン保持部106は封止ピン105を封止前の状態で保持するためのもので、角形の枠体により構成され、封止板101とケース蓋体82の嵌合リブ115との間に配置されている。ピン保持部106は、その上下方向の中間に係合凸部116が相対向して設けられ、また先端部に、閉じたときに離脱防止板102に当接するように封止部104が一体に設けられている。封止部104は角形のピン挿通孔117を有する。損壊部107はニッパー等の切断具で容易に切断可能な板状であって、隙間114に対して天板91側に、ピン保持部106の上部側中央と封止板101とを接続するように一体に形成されている。
封止ピン105は封止部104側から離脱防止板102の離脱防止部103側に貫通して、ケース本体81とケース蓋体82とを封止状態に結合するためのもので、封止前の封止ピン105はピン保持部106内に保持されている。封止ピン105は、断面矩形状の軸部105aと、矩形状の係合鍔部120と、軸部105aの先端側の台形状の係合頭部121と、係合鍔部120から上側に突出する円柱状の被操作部120aとを備え、適当な弾性を有する合成樹脂材料により一体に成形されている。
係合鍔部120はピン保持部106に嵌合する角形状であって、封止前の状態では係合凸部116によりピン保持部106内に係止され、また封止状態では封止部104に上側から係合するようになっている。係合頭部121は封止前の状態では封止部104のピン挿通孔117に嵌合し、また封止状態では離脱防止部103の弾性係合部112に下側から離脱不能に係合するようになっている。
ケース蓋体82は、その天板91の内側に4個の嵌合枠部122を備え、嵌合枠部122にピン保持部106が内側(封止収容部32b側)から嵌合している。ピン保持部106は嵌合枠部122に所定の間隙をおいて遊嵌しており、損壊部107が損壊されて離脱防止板102側に結合状態にあるときに、嵌合枠部122に対して嵌脱自在である。嵌合枠部122は、嵌合リブ115及び天板91に一体に形成され、また損壊部107に対応する位置が開放状の切り欠き部123となっている。
封止用開口部108は、嵌合枠部122の中央で天板91に形成され、この封止用開口部108に封止前の封止ピン105の被操作部120aが下側から嵌合している。封止用開口部108は封止ピン105の被操作部120aに合わせた小径の丸孔であって、各封止用開口部108の上側に、上方に向かって円錐面状に広がる案内部124が設けられている。
損壊用開口部89は主制御基板ケース32を開封するときに、切断具を挿入して損壊部107を切断するためのもので、ケース本体81の底板85(装着面85a)に、例えば全ての損壊部107に対応する大きさの長孔状に形成されている。
この損壊用開口部89は、基板ケース装着板60への装着面85a側に設けられているため、主制御基板ケース32が基板ケース装着板60に装着された状態のときは基板ケース装着板60により外側から閉鎖されており、そのままでは切断具を挿入することはできない。損壊用開口部89に切断具を挿入して損壊部107を切断するためには、主制御基板ケース32が基板ケース装着板60から取り外されていなければならない。
なお、主制御基板ケース32の構成部材は、封止手段84の封止ピン105等を除いて、内部を極力視認できるように透明な合成樹脂材料により構成されている。これにより、主制御基板ケース32が基板ケース装着板60に装着された状態でも、封止手段84による封止状態を外側から容易に確認できる。
上記構成のパチンコ機の組み立て工程における主制御基板ケース32の取り付け時には、まず主制御基板ケース32を構成するケース本体81とケース蓋体82とを主制御基板31を挟み込んだ状態で結合し、4つの封止手段84のうちの1個を用いてそれらケース本体81とケース蓋体82とを閉鎖状態で封止する。
そして、主制御基板ケース32の装着面85aを基板ケース装着板60の基板ケース装着面61aに沿わせつつ係合突部74を係合孔75に嵌合させ、更に基板ケース装着板60側の締結つまみ63を回して主制御基板ケース32側の被締結部76に係合させることにより、主制御基板ケース32の装着作業は完了する。
この状態では、損壊用開口部89が基板ケース装着板60により外側から覆われているため、そのままではニッパー等を封止収容部32b内に挿入できず、従って損壊部107を切断して主制御基板ケース32を開封することはできない。
主制御基板ケース32を開封するためには、締結つまみ63による締結を解除して主制御基板ケース32を基板ケース装着板60から取り外して損壊用開口部89を開放し、封止に用いている封止手段84に対応する損壊部107を切断することにより容易に行うことができるが、開封前に主制御基板ケース32を基板ケース装着板60から取り外す分だけ従来よりも手間と時間を要するため、その作業を遊技ホール内で他人の目を盗んで短時間で行うことは困難である。
正規に開封を行った後は、未使用の封止手段84を用いて再度封止を行い、組み立て時と同様に主制御基板ケース32を基板ケース装着板60に取り付ければよい。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ機は、封止手段84の損壊部107を、主制御基板ケース32における基板ケース装着板60への装着面85a側からのみ損壊可能に設けているため、損壊部107を損壊して主制御基板ケース32を開封するためには主制御基板ケース32を基板ケース装着板60から取り外す必要があり、従来よりも手間と時間を要することから遊技ホール内で他人の目を盗んで短時間で主制御基板ケース32を開封することは困難であり、基板ケース開封によるゴト行為を効果的に防止できる。
また、主制御基板ケース32は、封止手段84のうちの少なくとも損壊部107を収容する封止収容部32bと、その封止収容部32bを主制御基板ケース32の外部に連通させる損壊用開口部89とを備え、この損壊用開口部89を、基板ケース装着板60への装着面85aに設けているため、主制御基板ケース32を基板ケース装着板60に装着した状態では損壊部107を確実に保護できる。
また、主制御基板ケース32は、封止手段84による封止操作を行うための封止用開口部108を備え、この封止用開口部108を、基板ケース装着板60側以外の面、即ち天板91側に設けているため、封止操作については主制御基板ケース32を基板ケース装着板60に装着した状態で行うことが可能である。
図9〜図12は本発明の第2の実施形態を例示し、損壊用開口部89を、主制御基板31の縁部を取り囲むように配置される主制御基板ケース32の側面に設け、基板ケース装着板60側に、損壊用開口部89を外側から覆う封止カバー131を設けた例を示している。
本実施形態の基板ケース装着板60には、主制御基板ケース32の一端側を保持する保持手段として、第1の実施形態における係合孔75に代えて封止カバー131が設けられている。封止カバー131は、例えば基板ケース装着面61a側(ここでは右側)が開放し、主制御基板ケース32の封止手段側端部(ここでは左端側)が嵌合可能な略箱形に形成されている。
なお、封止カバー131は、封止手段84を覆う大きさに形成してもよいし、主制御基板ケース32を基板ケース装着板60に装着した状態でも封止作業が可能なように封止手段84を覆わない大きさに形成してもよい。
封止カバー131は、例えば透明な合成樹脂等により形成することが望ましい。特に封止カバー131を封止手段84を覆うように設ける場合、封止カバー131を天板91と同様に透明とすることで、主制御基板ケース32を基板ケース装着板60に装着した状態でも封止手段84による封止状態を外側から容易に確認できる。
また、基板ケース装着板60には、封止カバー131とは反対側の縁部に第1の実施形態と同様の締結つまみ63が設けられており、主制御基板ケース32の左端側が封止カバー131により保持された状態で、主制御基板ケース32の右端側に設けられた被締結部76に係脱自在に係合して主制御基板ケース32の右端側を保持するようになっている。
ケース本体81には、第1の実施形態のような仕切板88は設けられず、外周枠86の内側全体が基板収容部32aとなっており、主制御基板31は、その外縁部が外周枠86の内側に嵌合するように装着されている。また、外周枠86には、離脱防止板102の後側(ケース本体81側)に対応する部分に切欠部132が形成されている。
第1の実施形態ではケース本体81の底板85に設けられていた損壊用開口部89は、本実施形態ではケース蓋体82の周壁部92に、ケース本体81側の切欠部132に対応して設けられている。
封止手段84は、損壊部107がピン保持部106に対して主制御基板ケース32の側面側、即ち周壁部92側にくるように配置されている以外、基本的構成は第1の実施形態と同じである。
即ち、本実施形態では、封止板101が第1の実施形態とは左右逆であり、損壊部107が、周壁部92に設けられた損壊用開口部89の内側近傍に配置されている。また、これに合わせて、天板91側の嵌合リブ115と切り欠き部123の配置も第1の実施形態とは左右逆であり、嵌合リブ115の端縁が離脱防止板102の先端側近傍に略当接している。なお、主制御基板ケース32内は、この離脱防止板102と嵌合リブ115とで2つの空間に仕切られ、主制御基板31側が基板収容部32a、封止手段84側が封止収容部32bとなっている。
以上のような構成とすることにより、第1の実施形態と同様、主制御基板ケース32を基板ケース装着板60に装着した状態では損壊用開口部89は封止カバー131により覆われてしまうため、損壊部107を損壊して主制御基板ケース32を開封するためには主制御基板ケース32を基板ケース装着板60から取り外す必要があり、従来よりも手間と時間を要することから遊技ホール内で他人の目を盗んで短時間で主制御基板ケース32を開封することは困難であり、基板ケース開封によるゴト行為を効果的に防止できる。
更に、本実施形態では、損壊用開口部89が、主制御基板31の縁部を取り囲むように配置される主制御基板ケース32の側面に設けられているため、図10に示すように、基板収容部32aと封止収容部32bとを主制御基板31の面外方向に重複するように配置することができ、第1の実施形態よりも主制御基板ケース32を小さくできる利点がある。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施形態では、主制御基板ケース32内を、仕切板88により基板収容部32aと封止収容部32bとに仕切った例を示したが、必ずしも基板収容部32aと封止収容部32bとを区切る必要はなく、基板収容部32aと封止収容部32bとを一体にして1つの収容部内に基板と封止手段とを配置してもよい。
封止手段84は、封止後は損壊部107を損壊しなければ開封できない構成であればよく、その他は任意の構成を採用できる。
第2の実施形態の場合、封止カバー131は、主制御基板ケース32を基板ケース装着板60に装着したときに損壊用開口部89を閉鎖できるものであればどのような形状でもよい。また、封止カバー131は、主制御基板ケース32の保持手段とは別に設けてもよい。
また、実施形態では封止カバー131が天板91側の封止用開口部108を外側から覆うように構成したが、封止カバー131が封止用開口部108を覆わないように構成すれば、第1の実施形態と同様、封止操作については主制御基板ケース32を基板ケース装着板60に装着した状態で行うことが可能である。
本発明は、主制御基板31を格納する主制御基板ケース32の他、封止手段を備えた各種基板ケースについても同様に適用可能である。また、実施形態では本発明をパチンコ機に適用した例を示したが、アレンジボール機、スロットマシン等の各種遊技機において同様に実施可能であることは言うまでもない。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の全体正面図である。 本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の背面図である。 本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の側面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示す集球ケース及び主制御基板ケースの分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態を示す主制御基板ケースの要部背面図である。 本発明の第1の実施形態を示す主制御基板ケースの封止手段における底面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示す主制御基板ケースの封止手段における側面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示す封止手段の分解斜視図である。 本発明の第2の実施形態を示す集球ケース、基板ケース装着板及び主制御基板ケースの背面図である。 本発明の第2の実施形態を示す主制御基板ケースの封止手段における底面断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す封止手段の分解斜視図である。 本発明の第2の実施形態を示す主制御基板ケースの要部側面図である。
符号の説明
1 遊技機本体
31 主制御基板(基板)
32 主制御基板ケース(基板ケース)
32b 封止収容部
60 基板ケース装着板(基板ケース装着部)
81 ケース本体
82 ケース蓋体
84 封止手段
85a 装着面
89 損壊用開口部
107 損壊部
108 封止用開口部

Claims (2)

  1. ケース本体とケース蓋体とで開閉可能に構成され且つ内部に基板を格納可能な基板ケースと該基板ケースの内部に配置され且つ前記ケース本体と前記ケース蓋体とを閉鎖状態で封止可能な封止手段と、遊技機本体に設けられ且つ前記基板ケースを装着可能な基板ケース装着部とを備え、前記基板ケースは、前記封止手段による封止後は該封止手段の損壊部を損壊しなければ開封できないように構成された遊技機において、前記基板ケースは、前記封止手段とは別に設けられ、且つ前記基板ケースの内部を、前記基板を収容する基板収容部と前記損壊部を含む前記封止手段を収容する封止収容部とに仕切る仕切り板と、該仕切り板よりも前記封止収容部側で前記基板ケースに設けられ且つ前記封止収容部を前記基板ケースの外部に連通させる損壊用開口部とを備え、前記封止収容部内の前記損壊部は、外部から前記損壊用開口部を介して挿入された切断具により切断可能に構成されており、前記損壊用開口部は前記基板ケースにおける前記基板ケース装着部への装着面にのみ設けられ、且つ前記基板ケースを前記基板ケース装着部に装着したとき前記基板ケース装着部により外側から覆われるように構成されたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記基板ケースは、前記封止手段による封止操作を行うための封止用開口部を備え、該封止用開口部を、前記基板ケース装着部以外に設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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