JP4747910B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関する。
従来より、制御基板を備えた遊技機が提供されており、この種の遊技機では制御基板をケースに収容した状態で遊技機裏面側に配置する構成が一般的である。制御基板を用いることにより、各種制御が可能となり、多様な遊技を創出できることとなる。このような制御基板は、不正操作(メモリの不正取り替え、或いは制御基板自体の不正取り替え)の対象となりやすいため、封印紙の貼着等により容易に不正操作が行われないように対策が講じられている。
特開平9−276521号公報 特開2004−33603号公報
しかしながら、封印紙を傷つけることなく、かつ封印紙が貼ってあった痕跡を残すことなく剥し、不正操作を行った後、同じ封印紙を貼り付けるという不正操作も想定されるため、特許文献1の基板ケースでは、破断ねじを用いて2つのカバー体を固定するようにしている。この構成によれば、破断ねじを工具などによって取り外すことが困難となるため、破断ねじを含むケース一部(止着部材)を除去しない限りケースを開放することができなくなる。従って、ケース自体が開放しにくくなり、万が一除去操作によって開放されたとしても、その痕跡が明確に残るため、不正行為の防止或いは早期発見が可能となる。
一方、上記のような基板ケースは、点検作業などの正規のメンテナンスを行う場合においては適宜取り外す必要があるため、完全に固定状態とするのではなく、一定条件下で取り外し可能とし、かつ再び装着できるようにしておくことが望ましい。しかしながら、極めて簡易に取り外せるようにし、かつその痕跡が残らないような構成であると防犯上好ましくない。
一方、特許文献2の技術では、この取付ベースを開閉自在に構成することにより、主制御基板が装着された状態で遊技盤裏面を露出させることができるようにしており、主制御基板を取り外すことなく遊技盤裏面のメンテナンス等が行えるようになっている。しかしながら、主制御基板あるいは基板ケースを取り外したり、交換する場合の対策が講じられていない。
例えば、遊技機が複数設置される遊技島において遊技機の交換を行う場合、廃棄物の削除等の理由から枠体部分を残して遊技盤等を集積させて一括して交換する方法(いわゆる板換え)が用いられる場合がある。このような板換えの際には主制御基板についても交換する必要があるため、遊技盤に主制御基板を取り付ける取付ベースを設けて遊技盤と主制御基板とを一括して交換できるようにすると有利である。しかしながら、遊技盤と主制御基板とが容易に交換できる構成となっており、その交換の痕跡が全く残らないような構成であるとセキュリティの面で極めて不利である。
本発明は上記のような事情に基づいてなされたものであって、正規のメンテナンスが行いやすく、かつ防犯性に優れた基板ケースを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、
第1ケース及び第2ケースを備えると共に内部に前記制御基板を収容する構成をなし、かつ前記第1ケース側に設けられる第1封止部と、前記第2ケース側に設けられる第2封止部とを連結する封止部材を有し、その封止部材によって前記第1封止部と前記第2封止部とが連結されている場合に前記回路基板を取り出すときには当該ケース部材を破壊するか或いは所定の部位を破断することを必要とするケース部材と、
前記ケース部材を保持する保持部材と、
前記ケース部材と前記保持部材とにおいてそれぞれ形成されると共に、連結部材によって互いに連結され、少なくともいずれか一方が破断されることにより前記連結部材による連結が解除可能となる一対の連結部と、
前記ケース部材と前記保持部材とにおいてそれぞれ前記連結部とは別位置に形成されると共に、予備連結部材によって互いに連結可能とされ、少なくともいずれか一方が破断されることにより前記予備連結部材による連結が解除可能となる一対の予備連結部と、
前記保持部材における前記ケース部材の支持面側において前記予備連結部材を保持するように形成され、前記予備連結部材に対する前記ケース部材側からの操作により保持が解除可能とされる仮保持部と、
前記仮保持部の前記ケース部材とは反対側を覆うように前記保持部材に対して取り付けられ、前記操作により前記仮保持部による保持が解除された前記予備連結部材を受ける構成をなし、内部と外部を連通する開口部が形成された収容部と、
を備えたことを特徴とする。
なお、本発明でいう「破断」とは、「切断」や「破壊」などを含む概念であり、所定部位の連続状態が解除されればいずれも「破断」の概念に含まれるものとする。例えば、工具によってある部分を切断する場合は勿論この「破断」の範疇に含まれるが、工具や手操作によってある部分を割ったり、裂け目を入れたり、破壊する場合などはすべてこの「破断」の範疇に含まれる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の遊技機において、
前記保持部材と遊技盤の間には、
前記保持部材側に取り付けられるとともに、前記遊技盤の裏面側に形成された凹凸の少なくとも一部と係合するように対応した凹凸が形成された係合板部を有し、前記保持部材に取り付けられた状態で前記保持部材と前記係合板部とが所定の距離を隔てて配され、前記保持部材と前記係合板部との間に生じる空間を覆うことにより当該空間への連絡が規制されるように構成されたスペーサ部材が配されており、
前記スペーサ部材に前記収容部が形成されていることを特徴とする。
なお、請求項2でいう遊技盤の裏面側に形成された凹凸と、係合板部の凹凸との係合は、少なくとも一部が嵌り合う構成となっていればよい。
請求項3の発明は、請求項2に記載の遊技機において、
前記スペーサ部材は、透明性を有する材料によって構成されており、前記スペーサ部材を介して前記仮保持部に保持された前記予備連結部材が視認可能とされていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の遊技機において、
前記収容部は、底壁部と、一対の側壁部と、遊技盤側に配される遊技盤側壁部とを備え、前記底壁部、前記側壁部、及び前記遊技盤側壁部の少なくともいずれかの一部に前記開口部が形成されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2又は請求項3に記載の遊技機において、
前記スペーサ部材は、前記遊技盤に対して開閉可能に構成されており、
前記収容部は、底壁部と、一対の側壁部と、遊技盤側に配される遊技盤側壁部とを備え、前記遊技盤側壁部に前記開口部が形成されていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項4又は請求項5に記載の遊技機において、
前記保持部材は、前記遊技盤に対して開閉可能に構成されており、
前記収容部において、前記遊技盤側壁部は透明性を有する部材によって構成され、前記遊技盤側壁部を介して前記収容部の内部が視認可能とされていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項4ないし請求項6のいずれかに記載の遊技機において、
前記開口部は、前記収容部における一対の前記側壁部の一方側に寄った端部位置に配されていることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項4ないし請求項7のいずれかに記載の遊技機において、
前記底壁部は、前記開口部側に向けて下る傾斜部を有することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項4ないし請求項8のいずれかに記載の遊技機において、
前記底壁部が前記開口部の一部を構成していることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の遊技機において、
前記ケース部材と前記保持部材とが前記一対の連結部において前記連結部材により互いに連結されており、かつ前記予備連結部材が前記仮保持部に保持されていることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の遊技機において、
前記仮保持部は、
前記保持部材における前記ケース部材側の壁面において前記ケース部材側から前記収容部側に貫通して形成される貫通孔と、
前記貫通孔の中心側に向けて突設して配された複数の弾性片と、
を備え、
前記貫通孔に前記予備連結部材を収容した状態で、複数の前記弾性片により前記予備連結部材を挟持する構成をなすことを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の遊技機において、
前記予備連結部材は破断ねじからなり、
前記破断ねじは、一端側に工具係合部が形成されると共に、他端側にねじ溝が形成された締結部が設けられ、前記工具係合部と前記締結部とが、それらよりも細径の破断部によって連結されるものであり、
前記仮保持部は、複数の前記弾性片の先端が、前記工具係合部と前記締結部との間に介在して前記破断部と対向して配置される構成をなすことを特徴とする。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、連結部が破断除去可能とされているため、点検作業等の必要時に連結部材による固定を解除してケース内を開放でき、かつその開放した痕跡が残るようになる。また、再び閉塞する際には、予備連結部材にアクセスしやすく、かつ予備連結部材を予備連結部に固定しさえすれば容易に閉塞状態とすることができる。即ち、正規なメンテナンスが行いやすく、かつ防犯性に優れた構成を実現できることとなる。
また、予備連結部材の取り出しを行う際には、ケース部材側からの押し出し操作により仮保持部による保持を解除し、一旦収容部に収容させることができるため、予備連結部材の盗難や紛失を効果的に防止でき、かつ正規の取り出し操作を簡易に行うことができる構成となる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、保持部材と遊技盤の間にスペーサ部材が配されるため、この間に不正部品(例えば、不正基板など)を設置されることを防止できる。また、このスペーサ部材を収容部に兼用しているため、コスト的にも優れた構成となる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、スペーサ部材が、透明性を有する材料によって構成され、スペーサ部材を介して仮保持部に保持された予備連結部材が視認可能とされているため、ユーザは仮保持部に保持された予備連結部材の個数等を容易に確認できるようになる。
<請求項4の発明>
請求項4の発明によれば、箱状の収容部を構成できため、押し出された予備連結部材を安定して受けることができる。また、開口部が形成されているため、収容部に一旦受けられた予備連結部材を容易に取り出すことができる構成となる。
<請求項5の発明>
請求項5の発明によれば、予備連結部材を一旦収容部に収容しつつ所望の時期に予備連結部材を取り出すことのできる好適例となる。
<請求項6の発明>
請求項6の発明によれば、開口部が形成された壁部を介して前記収容部の内部が視認可能とされているため、仮保持部から押し出されて収容部に収容された予備連結部材を確認しやすくなる。従って取り出し作業が行いやすくなり、作業性を向上することができる。
<請求項7の発明>
請求項7の発明によれば、予備連結部材を一方側の側壁に寄らせることにより収容部から容易に取り出すことができる。
<請求項8の発明>
請求項8の発明によれば、予備連結部材を開口部側に導きやすくなるため、収容部に受けられた予備連結部材の取り出し操作がより行いやすくなる。
<請求項9の発明>
請求項9の発明によれば、底壁部によって開口部の一部が構成されているため、底壁部が開口部の端縁まで続く格好となる。従って、収容部に受けられた予備連結部材をより一層取り出しやすくなる。
<請求項10の発明>
請求項10の発明によれば、ケース部材と保持部材とが一対の連結部において前記連結部材により互いに連結されており、かつ予備連結部材が仮保持部に保持されているため、ケース部材のメンテナンス後に、正規のメンテナンスが行われた痕跡(連結部材付近が破断され代わりに予備連結部材が補充されるという痕跡)を残すことのできる好適構成となる。
<請求項11の発明>
請求項11の発明によれば、保持部材の壁面の一部によって予備連結部材を保持する構成を好適に実現できるため、装置構成の簡易化、コスト低減を図ることができる。
<請求項12の発明>
請求項12の発明によれば、予備連結部材が破断ねじによって構成され、仮保持部は、先端が工具係合部と締結部との間に介在して破断部と対向して配置される複数の弾性片によって構成されている。従って、予備連結部材を安定的に仮保持しつつ適度な力によって仮保持を解除できる好適例となる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図面を参照しつつ説明する。
図1は、実施形態1に係る遊技機を概念的に例示する正面図であり、図2はその遊技機の遊技盤の前面側の構成を概略的に例示する正面図である。また、図3は実施形態1に係る遊技機の電気的構成を例示するブロック図である。図4は、遊技機における前枠の裏側構成について一部を省略して概略的に示す図である。図5は、遊技盤の裏面側の構成の一部を概略的に例示する斜視図である。
1.全体概要
本実施形態に係る遊技機の一例たるパチンコ機1は、例えば遊技ホール(遊技場)に設置されたパチンコ島台のカウンタ台の上部にて複数横方向に並べられて設けられるものである。パチンコ機1は、図1に示すように、前部には前枠2が設けられ、さらにその前枠2にガラス扉枠として構成される扉部3が取付けられている。扉部3は、縦軸の回動軸を有するヒンジ部82,82により遊技機本体1a(前枠2及び機枠71(図4)を備えてなる本体部分)に対し開閉可能に支持され、かつガラスが嵌め込まれた樹脂あるいは金属材料等によって環状の枠体として構成されるガラス保持枠(図示略)とを備えている。
ここでは環状に構成された樹脂製のガラス保持枠に二枚のガラス(前方ガラス52、及びその後方に配置される後方ガラス(図1では図示略))が嵌め込まれてガラスユニット50が構成されており、このガラスユニット50は、扉部3の本体部分(扉部3におけるガラスユニット50を除いた部分)に着脱可能に取り付けられている。また、前枠2(本体枠)もヒンジ81によって機枠71に対して開閉可能に取り付けられている。
前枠2のうち扉部3の後方には、図2に示す板状(例えば、木板、樹脂板等を主体として構成される板状)の遊技盤7が配置されている。図2に示すように、遊技盤7は仕切部に相当するレール22によって略環状に囲まれた略円形の遊技領域90aを有し、その遊技領域90aには始動入賞装置4、遊技盤表示装置(以下、単に表示装置ともいう)5及び可変入賞装置6が設けられている。
始動入賞装置4は遊技球の通路を備え、その通路入口(始動口)の左右に羽根4aが開閉可能に支持されている。表示装置5は、ここでは図柄を動的に表示する図柄表示装置として構成されている。また、この表示装置5は、遊技盤7に装着される装飾枠40に固定されている。なお、図2に示すように、遊技盤7上にはレール22に隣接して遊技球の衝突を受けるゴム製の衝突受け部65も設けられている。
図1に示すように、扉部3の下部には、賞球が払い出される上受け皿3aが装着されている。また、上受け皿3aの下方には下受け皿2aが装着されている。下受け皿2aは、前記上受け皿3aに入りきらない賞球や、上受け皿3aから球抜きした抜き球や、或いはファウル球等の余剰球を、余剰球出口から排出させて貯留させるものである。
前枠2における下受け皿2aの右側方には遊技球を発射するための発射ハンドル17が回動操作可能に装着されている。発射ハンドル17に対応する前枠2の裏側には駆動手段としてのモータ(図示せず)が装着されており、発射ハンドル17の回動操作によってモータか回動され、これにより打球杆(図示せず)が間欠動作されるとともに、前記発射ハンドル17の回動角度に応じた弾発力に調節される。従って、前記モータ及び打球杆等によって球発射装置が構成されている。
また、図2に示すように、表示装置5は、始動入賞装置4の上方に設けられ、例えば液晶ディスプレイ(LCD)からなる画面5aを備えている。画面5aには多種類の画像が表示されるが、その1つとして、図2に概念的に示されるような上図柄列8、中図柄列9及び下図柄列10が表示される。図柄列の数は前述したもの(3列)に限られず、1列、2列、4列以上であってもよい。各図柄列8乃至10は、数字、記号等からなる複数の図柄によって構成されている。
図2に示すように、可変入賞装置6は始動入賞装置4の下方に設けられており、1つのVゾーン11、2つの通路12,13及びシャッタ14を備えている。シャッタ14は大入賞口用ソレノイド15(以下、単に「ソレノイド15」ともいう)により作動させられ、大入賞口(Vゾーン11及び通路12,13の各入口)を開閉する。
図2に示すように、遊技盤7には、始動口用スイッチ18、Vゾーン用スイッチ19及びカウントスイッチ20が取付けられている。始動口用スイッチ18は、遊技球Bの始動入賞装置4への入賞を検出する。Vゾーン用スイッチ19は遊技球BのVゾーン11への入賞を検出し、カウントスイッチ20は遊技球Bの大入賞口6への入賞を検出する。また、各スイッチ18乃至20の検出結果に基づき保留ランプ39(図3)、羽根駆動部4b(図3)、ソレノイド15及び遊技盤表示装置5(単に表示装置5とも称する)をそれぞれ制御するために、制御装置21が設けられている。なお、制御装置21は、特別遊技状態を発生させる遊技状態発生手段として機能する。
図3に示すように、制御装置21は、読出し專用メモリ(ROM32)、中央処理装置(CPU31)、ランダムアクセスメモリ(RAM33)等を備えている。また、クロック回路34、バスライン35、入出力処理回路36なども設けられている。ROM32は所定の制御プログラムや初期データを予め記憶しており、CPU31はROM32の制御プログラム等に従って各種演算処理を実行する機能等を有している。RAM33はCPU31による演算結果を一時的に記憶する。
より詳細には、制御装置21は、図3のように、パチンコ機1の主制御を行うメイン基板30と、当該メイン基板30からの信号によって各部を制御するための表示制御基板(表示制御装置101を構成する基板)、音量調整基板(音声用制御装置41を構成する基板)、LED基板(図示略)、払出し制御基板(図示略)等の各種のサブ基板とを備えて構成されており、不正信号がメイン基板30へ入力されることを防止するために、信号の伝送方向は、メイン基板30からサブ基板への一方向のみとなっている。本実施形態では、メイン基板30が制御基板に相当している。
また、図3に示す表示制御装置101は、遊技盤表示装置5を表示制御可能に構成されており、メイン基板30からの信号に基づく画像を各表示装置の表示部に表示させるように制御を行う。表示制御装置101には、図示しないROM、RAM、CPUなどが設けられており、メイン基板30からの制御信号に応じた画像を表示させるように構成されている。
また、CPU31による制御の1つとして、大当り遊技状態の発生確率を条件に応じて変動させる、いわゆる確率変動がある。具体的には、1/300程度の低確率で大当り遊技状態を発生させる低確率モードと、その約5倍である1/60程度の高確率で大当り遊技状態を発生させる高確率モードとが用意されており、大当り図柄の種類に応じて確率モードが切替えられる。ここでは、一例として、大当り図柄が、予め定められた特別図柄(例えば奇数図柄)であると高確率モードに設定され、予め定められた通常図柄(例えば偶数図柄)であると低確率モードに設定されるようになっている。なお、低確率モードでの発生確率に対する高確率モードでの発生確率の倍数は、前述した値(約5)以外の値であってもよい。
このように、制御基板たるメイン基板30では、大当り遊技状態の発生確率を変動可能とされており、遊技の内容を、通常の遊技状態から、遊技者に有利となる状態へと変更できるように構成されている。
2.裏側構成
次に、遊技機裏側構成の概要について図4、図5を参照して説明する。
図4は、実施形態1の前枠2の裏側構成について一部を省略して概略的に例示する斜視図である。また、図5は、遊技盤の裏面側の構成を概略的に例示する斜視図である。
図4において、71はパチンコ機1における機枠であり、該機枠71の前面に上述の前枠2が開閉自在に取付けられている。該前枠2の裏面側の領域Mには図2で示す遊技盤7が前方側に配され、その後方側に図5に示す裏機構が取付けられている。なお、遊技盤7の盤面を覆うように図1に示す扉部3が開閉自在に装着されている。
遊技盤7の裏面の裏機構には、入賞球集合通路がベース部材70に一体化されている(即ち、入賞球集合通路はベース部材70の一部として構成されている)。このベース部材70の後方には、遊技内容を制御する回路基板が収納される後述の基板ケースユニット100が配置されている。なお、ベース部材70は、ヒンジ具によって開閉自在に構成されていてもよい。
セット板(図示略)は、合成樹脂により形成されており、遊技盤7の裏面及び裏機構を覆うように前枠2に対して開閉可能に取り付けられ、その上方にはパチンコ球を貯留する貯留タンク(図示略)が取付けられる。また、貯留タンクの下方にはパチンコ球を整列して導き出すタンクレール(図示略)が設けられ、その下流端は、屈曲誘導樋(図示略)を介して所定数のパチンコ球の払い出しを制御する払出制御部(図示略)などが接続される。なお、貯留タンク、タンクレール、屈曲誘導樋、払出制御部は、公知の構成が用いられており、図5ではこれらを省略して示している。また、図2で示した遊技盤の外形と、図5の遊技盤の外形とは異なっているが、図2は一般的な外形を概略的に示すものであり、図5は、本実施形態の具体的外形を示すものである。勿論、遊技盤の外形は様々な形状とすることができ、図2のような矩形形状であってもよく、図5のような形状であってもよい。
3.仮保持部、収容部等の構成
次に、本発明の特徴部分たる基板ケースユニット100について説明する。
図6は、ケース部材120と保持部材110とを結合する結合前の状態を示す斜視図であり、図7は、ケース部材120と保持部材110を結合した状態を示す斜視図である。図8は、ケース部材120及び保持部材110を結合しつつねじ部材140(ねじ部材140は、連結部材の一例に相当する)でねじ止めした状態を示す斜視図である。図9は、図7の状態において要部を拡大して示す拡大図である。図10は、図8の状態において要部を拡大して示す拡大図と、連結部付近を更に拡大して示す拡大図である。
また、図11は、ねじ部材140によってねじ止めした後、工具係合部141を破断した状態を示す斜視図である。図12は、基板ケースユニット100をベース部材70に対して開いた状態を示す斜視図である。図13は、裏機構からケース部材120を取り外した分解斜視図である。図14は、裏機構からケース部材120及び保持部材110を取り外した分解斜視図である。図15は、裏機構からケース部材、保持部材110、スペーサ部材200を取り外した分解斜視図である。図16は、仮保持部を拡大して示す斜視図である。図17は、仮保持部を基板ケースユニット100側から見た図である。図18は、仮保持部を図16とは異なる側から見た斜視図である。
図6に示すように、基板ケースユニット100は、パチンコ機1の制御を行うメイン基板30(メイン基板30は制御基板に相当する)を収容するケースとして構成されており、図3に示すメイン基板30を包囲するケース部材120と、このケース部材120を保持する保持部材110によって構成されている。ケース部材120は、第1ケース120a及び第2ケース120bを備えると共に内部に制御基板(メイン基板30)を収容する構成をなし、かつ第1ケース120a側に設けられる第1封止部129aと、第2ケース120b側に設けられる第2封止部129bとを連結する封止部材128を有し、その封止部材128によって第1封止部129aと第2封止部129bとが連結されている場合に制御基板(メイン基板30)を取り出すときには当該ケース部材120を破壊するか或いは所定の部位(封止部材128近傍の部位)を切断することを必要とする構成をなしている。
封止部材128は、例えば金属部材などによって構成されており、第1封止部129a、第2封止部129bと係合後には手操作による取り外しが極めて困難な構成(強固に嵌合する構成、或いは第1封止部129a、第2封止部129bとの係止によって封止部材128の離脱困難な構成など)となっている。
図7のように、ケース部材120は、樹脂材料によって長手状かつ箱状に構成されており、2つのカバー部材が嵌め合わされる構成となっている。このケース部材120は、いずれか一方のカバー部材を開放できるように構成されており、内部にメイン基板30を収容しつつ当該メイン基板30をカバーする構成をなしている。また、ケース部材120の後面壁122には、複数の通気孔123が形成されている。
図6に示すように、保持部材110は、樹脂材料によって長手状に構成されており、ケース部材120に対して離間可能とされている。保持部材110の長手方向の一端側には、ベース部材70に回動可能に支持される2つの回動被支持部116が形成されている。ベース部材70には、回動被支持部116の孔内に挿入される2つの支持軸119が形成されており、回動被支持部116は、支持軸119を中心として回動する構成をなしている。また、長手方向における回動支持部116とは反対側の他端側にはベース部材70と係合する係合ピン118と、ケース部材120と係合する係合爪113が形成されている。
図7ないし図11に示すように、保持部材110とケース部材120のそれぞれにおいて連結部111a,121aが対をなして形成されている。これら連結部111a,121aは、破断ねじからなるねじ部材140によって互いに連結される構成をなしている。即ち、図6から図7の状態に移行させるように、ケース部材120を保持部材110に係合させ、連結部111a,121aを互いに対応させた後、図7から図8の状態に移行させるように(拡大図では、図9の状態から図10の状態へ移行させるように)、破断ねじ140をねじ込むことにより保持部材110とケース部材120が固定されるようになっている。
破断ねじ140は、図9及び図10に示すように、工具係合部141と締結部142とが破断部146によって連結される構成をなしており、締結部142には、ねじ溝が形成されたねじ部144と頭部143とが形成されている。破断部146は、頭部143及び工具係合部141よりも細径とされており、締結部142がねじ込まれた状態で、工具係合部141をある程度の力を加えて回転させることにより図11のように破断する構成をなしている。図11のように破断した状態では、両連結部111a,121aが好適に連結されると共に、破断ねじ140に対する工具を用いた除去操作が不能となる。初期状態では、このように結合した状態で、図4のように維持されることとなる。
なお、本実施形態の保持部材110には、上下に一対の壁部114a,114bが形成されており、保持部材110に基板ケース120を装着した際に基板ケース120の上下をこれら壁部114a,114bによって支持する構成をなしている。この構成では、図8のような装着時に、基板ケース120の上下方向の移動が壁部114a,114bによって規制されるので、上下に基板ケース120をスライドさせることはできず、破断ねじ140が装着されている状態では、基板ケース120の取り外しができないようになっている。基板ケース120は、第1ケース120aが第2ケース120bに対して相対的に上下にスライドすることで開閉するようになっており、仮に封止部材128の封止を解除してケースを開放しようとしても、第2ケース120bが保持部材110に装着されている状態では、第1ケース120aの移動が壁部114a、114bによって拘束されるため、第1ケース120aを第2ケース120bに対して相対的にスライドできないようになっている。従って、基板ケース120を開放するには、封止部材128による封止を解除するだけでは足りず、破断ねじ140による連結を解除しなければならない。従って、基板ケース120の開放に対して2重の防止機能が施されている。
一方、メンテナンス時には、ケース部材120を保持部材110から取り外して開放する必要が生じるため、その際には、両連結部111a,121aの少なくともいずれかを破断することによってねじ140を除去できるようになっている。即ち、両連結部111a,121aは、それぞれ一部が破断するように構成されており、破断除去可能とされている。より具体的には、連結部111aに沿って上下一対の切欠き部が形成されており(図11では、上方の切欠き部170のみ図示)、連結部111aを破断させやすくなっている。このように構成されることで、メンテナンス時には、両連結部111a,121aを破断させ除去することにより、ケース部材120を離脱及び開放でき、その際には、破断した痕跡が残存することとなる。
また、図4ないし図11に示すように、保持部材110とケース部材120には、破断ねじからなる予備ねじ240(予備ねじ240は予備連結部材の一例に相当する)によって互いに連結可能となるように予備連結部111b,111c,111d及び121b,121c,121dが形成されている。連結部111bは、連結部121bと対応し、同様に、連結部111cは、連結部121cと対応し、連結部111dは、連結部121dと対応し、それぞれが後述する予備ねじ240によって固定可能とされている。なお、予備連結部111b、111c、111dは、連結部111aと同一の構成をなしており、予備連結部121b、121c、121dは、連結部121aと同一の構成をなしている。予備連結部111b、111c、111dは、破断容易な構成となっており、これら予備連結部111b、111c、111dが予備ねじ240によって予備連結部121b,121c,121dに連結された場合には、これら予備連結部111b、111c、111dを破断させることにより予備ねじ240による連結が解除可能となるように構成されている。
一方、図13ないし図17に示すように、保持部材110には、予備ねじ240を押し出し可能となるように保持する仮保持部130が設けられている。
図12に示すように、保持部材110は、遊技盤7側に取り付けられるベース部材70に対して開閉可能に構成されており、仮保持部130は、この保持部材110において閉塞時にベース部材70と対向する対向壁面115に形成されている。なお、図5は、保持部材110が閉塞した状態を示しており、図12、図13は開放した状態を示している。仮保持部130は、保持部材110における基板ケース120を支持する支持面よりも一段低い位置(遊技機前方側)には位置されており、基板ケース120が保持部材110に装着された場合であっても、基板ケース120と予備ねじ240が干渉しないようになっている。
図13、図16に示すように、保持部材110の仮保持部130は、ベース部材70の外面から所定距離隔てて配されており、予備ねじ240は、ねじ部244をベース部材70の外面側に延出させた状態で仮保持されている。
また、図16、図17に示すように、予備ねじ240は、ねじ部材140と同一種類の破断ねじによって構成されるものであり、一端側に工具係合部241が形成されると共に、他端側にねじ溝が形成された締結部242が設けられ、工具係合部241と締結部242とが、それらよりも細径の破断部246によって連結されている。
図16、図17に示すように、仮保持部130は、保持部材110の対向壁面115に形成された孔部157と、保持部材110の対向壁面115において孔部157の中心側に向かって片持ち状に形成される複数の弾性片150とを備えており、複数の弾性片150と予備ねじ240とを係合させることにより当該予備ねじ240を仮保持するようにしている。
複数の弾性片150は、先端が工具係合部241と締結部242との間に介在して破断部246と対向して配置され、各予備ねじ240とを係合している。
また、図16ないし図18に示すように、仮保持部130には、工具係合部241の外周面241aと対向して配置され、この工具係合部241の外周面241aを支持可能な第1ガイド壁153と、締結部の頭部243の外周面243aと対向して配置され、頭部の外周面243aを支持可能な第2ガイド壁155とを有している。
さらに、図16、図17に示すように、第1ガイド壁153は、所定方向に突出するリブ状に形成され、かつその突出方向と交差する向きに折れ曲がって形成され、その折れ曲がった角部153aが工具係合部の外周面241aと対向して配されている。また、図16に示すように、複数の第1ガイド壁153が、工具係合部241よりも突出する形態で、かつ当該工具係合部241を囲むように設けられている。このように、複数の第1ガイド壁153が工具係合部241よりも突出して構成されているため、基板ケース120側から極めて取り外しにくい構成となっている(例えば、ペンチなどによって取り外しにくい構成となっている)。また、各角部153aにおける予備ねじ240と対向する対向面は平坦面となっており、予備ねじ240が揺動しても適切に支持でき、傾きを好適に防止できるようになっている。即ち、各予備ねじ240は、各角部153aに形成された3つの平坦面により傾斜が適切に防止されるようになっている。
また、仮保持部130は、予備ねじ240をベース部材70側及びケース部材120側の両方に引き抜き可能に保持しており、作業の利便性が確保されている。
図19は、スペーサ部材200を例示する斜視図であり、図20は、スペーサ部材200の一部を切断して内部構成を示す斜視図である。また、図21は、基板ケースユニット100付近について収容部付近で切断した断面図であり、図22は、スペーサ部材200を図19とは異なる方向から示す斜視図である。さらに、図23は、スペーサ部材200を保持部材側(遊技機後方側)から示す図であり、図24は、スペーサ部材200を遊技盤側(遊技機前方側)から示す図である。
図13ないし図15に示すように、基板ケースユニット100は、ケース部材120及び保持部材110に加え、スペーサ部材200を備えた構成をなしている。このスペーサ部材200は、透明性を有する樹脂材料によって構成されており、図19、図21、図23に示すように、内部に複数のリブ215が形成され、これらリブ215によって複数の空間が形成されるようになっている。スペーサ部材200には、左右に弾性変形可能な一対の係止爪221,222が形成されており、これら係止爪221,222が保持部材110におけるケース部材120側の面に形成された長孔190と係止することで、図12、図13のように、保持部材110に一体的に組み付けられるようになっている。なお、係止爪221,222は、保持部材110におけるケース部材120側で係合され、その係合部分が保持部材110に組み付けられたケース部材120によって覆われるため、ケース部材120を取り外さなければ係合が正規に解除できないようになっている。また、スペーサ部材200には一対のねじ孔192が形成されており、保持部材110に形成された孔193に図示しないねじを貫通させて両部材(保持部材110及びスペーサ部材200)をねじ止めするように構成されている。即ち、スペーサ部材200は、係止爪221、222による係合とねじ止めの双方によって保持部材110に組みつけられている。本実施形態では、この組み付けにより、ケース部材120、保持部材110、スペーサ部材200が一体的にユニット化され、基板ケースユニット100が構成されている。
本実施形態では、上述したように、保持部材110にベース部材70に回動可能に支持される2つの回動被支持部116が形成されており、回動被支持部116が、支持軸119を中心として回動する構成となっているため、図12に示すように、保持部材110に組み付けられるスペーサ部材200も、ベース部材70に対して(即ち遊技盤に対して)開閉可能とされている。
このスペーサ部材200には、予備ねじ240を受ける収容部210が形成されている。なお、本実施形態では、スペーサ部材200の一部を特許請求の範囲でいう「収容部」としているが、スペーサ部材200全体を特許請求の範囲でいう「収容部」として把握してもよい。図15、図20、図21に示すように、収容部210は、仮保持部130に対しケース部材120とは反対側に隣接して配置され、押し出し操作により仮保持部130による保持が解除された予備ねじ240を受ける構成をなしている。
予備ねじ240は、ケース部材側において、複数の第1ガイド壁153よりも突出しないように保持されており(図16参照)ケース部材120側からは掴みにくくなっているが、押し出し操作は容易に行えるようになっている。予備ねじ240を取り外す際には、ケース部材120側からの押し出し操作により収容部210側に押し出すことができ、その収容部210に収容された予備ねじ240を開口部212から取り出すように構成されている。
本実施形態では、保持部材110と遊技盤7の後方に設けられたベース部材70の間にスペーサ部材200が配されてこれらの間の間隙を埋める構成をなしている。そして、このスペーサ部材200に収容部210が形成され、収容部として兼用されている。
図19から図24に示すように、収容部210は、底壁部216と、一対の側壁部213,214と、遊技盤7側に配される遊技盤側壁部218と、天井壁部219とを備え、これら底壁部216、側壁部213、214、遊技盤側壁部218、天井壁部219によって収容空間を構成している。なお、この収容空間の遊技機後方側は、保持部材110(具体的には保持部材110における仮保持部130付近部分)によって囲まれており、仮保持部130から押し出された予備ねじ240はこれら壁部によって四方を囲まれて保持される。なお、スペーサ部材200において、遊技盤側に面する板部(図24にて図示される面の壁部)が係合板部230に相当するものであり、遊技盤側壁部218は係合板部230の一部を構成している。スペーサ部材200は、保持部材110側に取り付けられるとともに、係合板部230において、遊技盤7の裏面側に形成された凹凸(ベース部材70の凹凸等)の少なくとも一部と係合するように対応した凹凸が形成されている。スペーサ部材200は、保持部材110に取り付けられた状態で保持部材110と係合板部230とが所定の距離を隔てて配され、保持部材110と係合板部230との間に生じる空間を覆うことにより当該空間への連絡が規制されるように構成されている。
スペーサ部材200は、透明性を有する材料によって構成されており、スペーサ部材200を介してすべての仮保持部130が視認可能とされ、これら仮保持部130に保持されたすべての予備ねじ240が視認可能とされている。また、スペーサ部材200が透明性を有する材料によって構成されているため、仮にスペーサ部材200の内部に不正な部品(例えば不正基板など)が配置されたとしても容易に察知できるようになる。また、収容部210において、開口部212が形成された壁部(即ち遊技盤側壁部218)は透明性を有する部材によって構成されており、開口部212が形成された壁部を介して収容部210の内部が視認可能とされている。図22、図24に示すように、スペーサ部材200における遊技盤側の形状は、ベース部材70の凹凸や各種部品の凹凸に対応するように形成されており(即ちこれらに対応するように複数のリブ等が形成されており)、スペーサ部材200と、ベース部材70やベース部材70付近の部品との間で余計な空間が生じないように配慮されている。
図19ないし図24に示すように、収容部212において、遊技盤側壁部218には開口部212が形成されており、この開口部212から予備ねじ240を取り出せるようになっている。
開口部212は、収容部210における一対の側壁部213、214の一方側に寄った端部位置(即ち、側壁部214側に寄った端部位置)に配されている。図21、図22、図23に示すように、開口部212は、底壁部216の壁面が当該開口部212の開口領域内に続く形態で形成されている。なお、図24に示すように、遊技盤側から見た場合に、予備ねじ240の保持位置が開口部212の開口領域から外れた位置とされている。即ち、遊技盤側から見て、予備ねじ240に対して開口部212を介した視認ができないようになっている。従って、開口部212から何らかの工具を挿入したとしても予備ねじ240に到達しにくく、開口部側から予備ねじを不正に外しにくいようになっている。
以上のように、本実施形態の構成によれば、第1連結部111a及び第2連結部121aが破断除去可能とされているため、点検作業等の必要時にねじ部材による固定を解除してケース内を開放でき、かつその開放した痕跡が残るようになる。また、再び閉塞する際には、予備ねじ240にアクセスしやすく、かつ予備ねじ240を予備連結部に固定しさえすれば容易に閉塞状態とすることができる。即ち、正規なメンテナンスが行いやすく、かつ防犯性に優れた基板ケースユニットを実現できることとなる。
また、ケース部材120が、ベース部材70に対して開閉可能に構成されており、仮保持部130が、ケース部材120において閉塞時にベース部材70と対向する対向壁面115に形成されているため、通常時(即ちケース部材120が閉塞される閉塞時)に仮保持部130及び予備ねじ240が邪魔になることがなく、予備ねじ240を用いた閉塞作業をする際にはケース部材120を開閉することにより仮保持部130に容易にアクセスできるようになる。
さらに、ケース部材120の仮保持部130は、ベース部材の外面から所定距離隔てて配されるため、仮保持部130とベース部材の外面との間に予備ねじ240のねじ部を配置するスペースが形成される。そして、予備ねじ240はねじ部244をスペーサ部材200側に延出させた状態で仮保持されているため、仮保持部130を大きくすることなく予備ねじ240を仮保持できるようになっている。
また、仮保持部130は、保持部材110の壁面に形成された孔部と、保持部材110の壁面において孔部の中心側に向かって片持ち状に形成される複数の弾性片150とを備えており、複数の弾性片150と予備ねじ240とを係合させることにより当該予備ねじ240を仮保持するようにしている。従って、保持部材110の壁面の一部によって予備ねじ240を保持する構成が好適に実現され、装置構成の簡易化、コスト低減が効果的に図られている。
予備ねじ240が破断ねじによって構成され、仮保持部130は、先端が工具係合部241と締結部との間に介在して破断部246と対向して配置される複数の弾性片150によって構成されている。従って、予備ねじ240を安定的に仮保持しつつ適度な力によって仮保持を解除できる好適例となる。
仮保持部130において、工具係合部241の外周面241aを支持可能な第1ガイド壁153と、締結部242の頭部243の外周面243aを支持可能な第2ガイド壁155とが設けられている。従って、予備ねじ240の揺動を軽減ないし防止でき、揺動に起因する不具合(予備ねじ240の離脱など)を効果的に防止できる。
本実施形態では、第1連結部111aと第2連結部121bの連結を破断によって解除しなければケース部材120を取り外せないようになっている。また、1ケース120a側に設けられる第1封止部129aと、第2ケース120b側に設けられる第2封止部129bとが封止部材128によって封止され、ケース部材120を破壊するか或いは所定の部位(封止部材128近傍の部位)を破断しなければケース部材120の内部にアクセスできないようになっている。従って、二重の防犯機能を有し、制御基板にアクセスすることは極めて困難となっている。
また、本実施形態では、仮保持部130が、第1の仮保持部131、第2の仮保持部132、第3の仮保持部133によって構成されており、第1の仮保持部131と第2の仮保持部132とが並んで配置されており、その並び方向と直交する方向(即ち上下方向)において、第1の仮保持部131の弾性片150と第2の仮保持部132の弾性片150とが重なるように配置されている。従って、並び方向のスペースを効果的に削減できるようになっている。同様に、第2の仮保持部132と第3の仮保持部133とが並んで配置されており(より詳しくは、第1の仮保持部131、第2の仮保持部132、第3の仮保持部133が横並びで配置されており)、その並び方向と直交する方向(即ち上下方向)において、第2の仮保持部131の弾性片150と第3の仮保持部132の弾性片150とが重なるように配置されている。
さらに、仮保持部130に隣接して収容部210が配置されているため、予備ねじ240の取り出しを行う際には、ケース部材120側からの操作(例えば予備ねじ240を押し出す押し出し操作や、仮保持部130を変形させる変形操作など)により仮保持部130による保持を解除し、一旦収容部210に収容させることができる。従って、不正操作を行いにくく、かつ正規の取り出し操作を簡易に行うことができる。
また、保持部材110と遊技盤7の間にスペーサ部材200が配される構成となっているため、この間に不正部品(例えば、不正基板など)を設置されることを防止できる。また、このスペーサ部材200を収容部210に兼用しているため、コスト的にも優れた構成となっている。
また、スペーサ部材200が、透明性を有する材料によって構成され、スペーサ部材200を介して仮保持部130に保持された予備ねじ240が視認可能とされているため、ユーザは仮保持部130に保持された予備ねじ240の個数等を容易に確認できるようになる。
さらに、箱状の収容部210が構成されるため、押し出された予備ねじ240を安定して受けることができるようになっている。また、開口部212が形成されているため、収容部210に一旦受けられた予備ねじ240を容易に取り出すことができる構成となっている。
さらに、開口部212が形成された壁部を介して収容部210の内部が視認可能とされているため、仮保持部130から押し出されて収容部210に収容された予備ねじ240を確認しやすくなっている。従って取り出し作業が行いやすくなり、作業性を高めうる構成となる。
また、開口部212が一方の側壁部によって配されているため、予備ねじ240を一方側の側壁に寄らせることにより収容部210から容易に取り出すことができる。
また、底壁部216によって開口部212の一部が構成されているため、底壁部216が開口部212の開口端縁まで続く格好となる。従って、収容部210に受けられた予備ねじを取り出しやすくなる。観点を変えて説明すると、開口部212は、底壁部216の壁面が当該開口部212の開口領域内に続く形態で形成されているため、開口部212の底部が段差状とならないようになっている。よって、収容部に受けられた予備ねじをより一層取り出しやすくなる。
本実施形態では、スペーサ部材200が保持部材110におけるケース部材120側の面で係合しており、基板ケースユニット100外部からの手操作によって係合を解除できないようになっている。即ち、ケース部材120或いは保持部材110が取り外された状態でないと、スペーサ部材200を取り外すことができないようになっている。これらケース部材120や保持部材110を取り外すと痕跡が残るため、スペーサ部材200が持ち去られるようなときには確実に痕跡が残されることとなる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、連結部材を破断ねじによって構成したが、ワンウェイねじによって連結部材を構成してもよい。同様にワンウェイねじによって予備連結部材を構成してもよい。ここでいう「ワンウェイねじ」は、当該ワンウェイねじに形成される工具係合部(工具と係合し、当該工具によって操作される部分)が、締め付け方向側へ回転する場合しか工具と係合せず、取り外し方向側へ回転させる場合に工具との係合が不能となる形態をなすものをいう。
(2)上記実施形態では、予備ねじを破断ねじによって構成したが、ワンウェイねじによってねじ部材を構成してもよい。
(3)なお、底壁部216は、開口部212側に向けて下る傾斜部を有していてもよい。例えば、左右方向において、開口部が設けられた側壁側を低くし、その反対の側壁側を高くするように底壁部216を構成してもよい。このようにすれば、仮保持部130による仮保持が解除された予備ねじ240を開口部212側に導きやすくなるため、収容部210に受けられた予備ねじ240の取り出し操作がより行いやすくなる。
実施形態1に係る遊技機を概念的に例示する正面図 図1の遊技機の遊技盤の前面側の構成を概略的に例示する正面図 実施形態1に係る遊技機の電気的構成を例示するブロック図 実施形態1のパチンコ機1における前枠の裏側構成について一部を省略して概略的に示す図 遊技盤の裏面側の構成の一部を概略的に例示する斜視図 ケース部材120と保持部材110とを結合する結合前の状態を示す斜視図 ケース部材120と保持部材110を結合した状態を示す斜視図 ケース部材120及び保持部材110を結合しつつねじ部材140でねじ止めした状態を示す斜視図 図7の状態において要部を拡大して示す拡大図 図8の状態において要部を拡大して示す拡大図と、連結部付近を更に拡大して示す拡大図 ねじ部材140によってねじ止めした後、工具係合部141を破断した状態を示す斜視図 基板ケースユニット100をベース部材70に対して開いた状態を示す斜視図 裏機構からケース部材120を取り外した分解斜視図 裏機構からケース部材120及び保持部材110を取り外した分解斜視図 裏機構からケース部材、保持部材110、スペーサ部材200を取り外した分解斜視図 仮保持部を拡大して示す斜視図 仮保持部を基板ケースユニット100側から見た図 仮保持部を、図16とは異なる側から拡大して示す斜視図 スペーサ部材200を例示する斜視図 スペーサ部材200の一部を切断して内部構成を示す斜視図 基板ケースユニット100付近について収容部付近で切断した断面図 スペーサ部材200を図19とは異なる方向から示す斜視図 スペーサ部材200を保持部材側(遊技機後方側)から示す図 スペーサ部材200を遊技盤側(遊技機前方側)から示す図 スペーサ部材200を上方から示す図
符号の説明
1…パチンコ機(遊技機)
30…メイン基板(制御基板)
70…ベース部材
100…基板ケースユニット
110…保持部材
111a…第1連結部(連結部)
111b,111c,111c…予備連結部
115…対向壁面
120…ケース部材
120a…第1ケース
120b…第2ケース
121a…第2連結部(連結部)
121b,121c,121d…予備連結部
128…封止部材
129a…第1封止部
129b…第2封止部
130…仮保持部
140…ねじ部材(連結部材)
150…弾性片
153…第1ガイド壁
153a…角部
155…第2ガイド壁
200…スペーサ部材
210…収容部
212…開口部
213,214…側壁部
216…底壁部
218…遊技盤側壁部
240…予備ねじ(予備連結部材)
241工具係合部
241a…工具係合部の外周面
242…締結部
243…締結部の頭部
243a…締結部の頭部の外周面
246…破断部

Claims (12)

  1. 第1ケース及び第2ケースを備えると共に内部に制御基板を収容する構成をなし、かつ前記第1ケース側に設けられる第1封止部と、前記第2ケース側に設けられる第2封止部とを連結する封止部材を有し、その封止部材によって前記第1封止部と前記第2封止部とが連結されている場合に前記回路基板を取り出すときには当該ケース部材を破壊するか或いは所定の部位を破断することを必要とするケース部材と、
    前記ケース部材を保持する保持部材と、
    前記ケース部材と前記保持部材とにおいてそれぞれ形成されると共に、連結部材によって互いに連結され、少なくともいずれか一方が破断されることにより前記連結部材による連結が解除可能となる一対の連結部と、
    前記ケース部材と前記保持部材とにおいてそれぞれ前記連結部とは別位置に形成されると共に、予備連結部材によって互いに連結可能とされ、少なくともいずれか一方が破断されることにより前記予備連結部材による連結が解除可能となる一対の予備連結部と、
    前記保持部材における前記ケース部材の支持面側において前記予備連結部材を保持するように形成され、前記予備連結部材に対する前記ケース部材側からの操作により保持が解除可能とされる仮保持部と、
    前記仮保持部の前記ケース部材とは反対側を覆うように前記保持部材に対して取り付けられ、前記操作により前記仮保持部による保持が解除された前記予備連結部材を受ける構成をなし、内部と外部を連通する開口部が形成された収容部と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記保持部材と遊技盤の間には、
    前記保持部材側に取り付けられるとともに、前記遊技盤の裏面側に形成された凹凸の少なくとも一部と係合するように対応した凹凸が形成された係合板部を有し、前記保持部材に取り付けられた状態で前記保持部材と前記係合板部とが所定の距離を隔てて配され、前記保持部材と前記係合板部との間に生じる空間を覆うことにより当該空間への連絡が規制されるように構成されたスペーサ部材が配されており、
    前記スペーサ部材に前記収容部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記スペーサ部材は、透明性を有する材料によって構成されており、前記スペーサ部材を介して前記仮保持部に保持された前記予備連結部材が視認可能とされていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記収容部は、底壁部と、一対の側壁部と、遊技盤側に配される遊技盤側壁部とを備え、前記底壁部、前記側壁部、及び前記遊技盤側壁部の少なくともいずれかの一部に前記開口部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記スペーサ部材は、前記遊技盤に対して開閉可能に構成されており、
    前記収容部は、底壁部と、一対の側壁部と、遊技盤側に配される遊技盤側壁部とを備え、前記遊技盤側壁部に前記開口部が形成されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の遊技機。
  6. 前記保持部材は、前記遊技盤に対して開閉可能に構成されており、
    前記収容部において、前記遊技盤側壁部は透明性を有する部材によって構成され、前記遊技盤側壁部を介して前記収容部の内部が視認可能とされていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の遊技機。
  7. 前記開口部は、前記収容部における一対の前記側壁部の一方側に寄った端部位置に配されていることを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれかに記載の遊技機。
  8. 前記底壁部は、前記開口部側に向けて下る傾斜部を有することを特徴とする請求項4ないし請求項7のいずれかに記載の遊技機。
  9. 前記底壁部が前記開口部の一部を構成していることを特徴とする請求項4ないし請求項8のいずれかに記載の遊技機。
  10. 前記ケース部材と前記保持部材とが前記一対の連結部において前記連結部材により互いに連結されており、かつ前記予備連結部材が前記仮保持部に保持されていることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の遊技機。
  11. 前記仮保持部は、
    前記保持部材における前記ケース部材側の壁面において前記ケース部材側から前記収容部側に貫通して形成される貫通孔と、
    前記貫通孔の中心側に向けて突設して配された複数の弾性片と、
    を備え、
    前記貫通孔に前記予備連結部材を収容した状態で、複数の前記弾性片により前記予備連結部材を挟持する構成をなすことを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の遊技機。
  12. 前記予備連結部材は破断ねじからなり、
    前記破断ねじは、一端側に工具係合部が形成されると共に、他端側にねじ溝が形成された締結部が設けられ、前記工具係合部と前記締結部とが、それらよりも細径の破断部によって連結されるものであり、
    前記仮保持部は、複数の前記弾性片の先端が、前記工具係合部と前記締結部との間に介在して前記破断部と対向して配置される構成をなすことを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の遊技機。
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