JP5307431B2 - フラップ扉付キャビネットにおける扉のラッチ装置 - Google Patents
フラップ扉付キャビネットにおける扉のラッチ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5307431B2 JP5307431B2 JP2008087289A JP2008087289A JP5307431B2 JP 5307431 B2 JP5307431 B2 JP 5307431B2 JP 2008087289 A JP2008087289 A JP 2008087289A JP 2008087289 A JP2008087289 A JP 2008087289A JP 5307431 B2 JP5307431 B2 JP 5307431B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- latch lever
- cabinet
- cabinet body
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 6
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Description
このようなキャビネットには、前面開口部を開閉する扉として、下端部を前上方に持ち上げて開くフラップ扉が多く用いられている(例えば特許文献1および2参照)。
また、扉の上下動をサポートする付勢手段が設けられている場合においては、扉の重量に応じて扉を上方に付勢する付勢手段の付勢力を大としなければならず、コストアップの要因となっている。
(1) 前面が開口する箱状のキャビネット本体における前面開口部を開閉する扉を、上下方向を向く閉止位置から、下端部を前上方に持ち上げて開くようにしたフラップ扉付キャビネットにおいて、
キャビネット本体の前下部に、下端に操作部を有するラッチレバーを、前記操作部がキャビネット本体における底板の下方において前後方向に回動しうるように、左右方向を向く回動軸をもって枢着し、前記ラッチレバーにおける係止部を、閉扉時の前記扉の被係合部に係脱しうるようにし、さらに、前記キャビネット本体における底板の下面前部に、上方に向かって凹入する凹入溝を設け、この凹入溝内に、ラッチレバーの操作部のみを、前後方向に回動可能として配設し、かつラッチレバーの他部は、前記キャビネット本体内に配設し、前記キャビネット本体に、前記係止部を、被係合部に係合する方向に向かって付勢する付勢手段を設ける。
また、ラッチレバーの操作部が凹入溝内に収容され、前方からラッチレバーが見えないので、体裁がよい。
図1は、本発明の一実施形態を備えるキャビネット付デスクの斜視図である。
このデスク1は、左右1対の側脚2、2と、両側脚2、2上に設けられた天板3と、各側脚2の上部後端に連結された左右方向を向く横連結材4とを備えており、天板2の後端と横連結材4との間には、OA機器等の配線収容用の配線ダクト4aが形成されるとともに、この配線ダクト4a内の左右両側部には、左右1対の支柱5、5が立設され、両支柱5、5によってフラップ扉付キャビネット6が支持されている。なお、図示の例では、1個のキャビネット6を両支柱5、5によって支持しているが、複数のキャビネットを左右方向に並べて両支柱5、5によって支持することもある。
また、左右の支持アーム12、12の上縁には、扉8が全開位置まで開いたとき、キャビネット本体7の天板7bの前端部が嵌合するようにした凹部12aが設けられ、このような構成とすることによっても、扉8を短い回動半径で大きく開くことができるようにしてある。なお、切欠き7aが設けられた内側板9bの上部前縁および天板7bの前端面は、枢軸である段付ねじ13から扉8までの最短距離を半径とする円弧に近接する円弧または弦とするのが好ましい。
ガイド溝17aの方向は、図示の例では、前後方向を向くようにしてあるが、それに沿ってねじりコイルばね11の折曲端部11dが移動することにより、ねじりコイルばね11の初期付勢力が変動しうるような方向であれば、どのような方向でもよい。
なお、図示の実施形態においては、複数の係止孔18を、段付きねじ13を中心とする同一円周上に、1列として設けてあるが、段付きねじ13を中心とする半径の異なる複数の円周に沿って複数列として設けてもよい。
この場合は、折曲端部11eを、半径の大きい円周上に設けた下方の係止孔18に嵌合することにより、ねじりコイルばね11の初期付勢力を大とすることができる。
このラッチレバー22は、左右の内側板9b、9bを貫通して、その両側方に突出する左右方向を向く回動軸23と、その回動軸23の両端部に筒部24aが嵌合されて固着され、筒部24aの外端から底板16を越えて下方に向かって側面視扇形に広がる左右1対の回動レバー24、24と、この左右の回動レバー24、24の下端部に両側端が固着され、底板16の下面に設けられた凹入溝16b内において、前後方向に回動可能として配設され、さらに、キャビネット本体の左右方向のほぼ全長に亘る左右方向の角管により形成された操作杆(操作部)25と、内側板9bと回動レバー24における筒部24aとの間において回動軸23に枢着されるとともに、筒部24aと所要の遊びをもって連係され、かつ先端部に、支持アーム12の前端部外側面に突設した被係合部である係止ピン26と係脱しうるフック状の係止部27aを有する係止部材27とを備えている。
この長孔28とピン29との係合により、係止部材27は、筒部24aと所要の遊びをもって、すなわち、回動軸23回りに所定角度相対回動可能として連係されている。
例えば、操作杆25の左右長を短寸として、ラッチレバー22を、キャビネット本体7の下部中央に配設したり、底板16の下面に凹入溝16aを設けることなく、操作杆25を底板16の下方に突出するように配設したりしてもよい。
2 側脚
3 天板
4 横連結材
4a配線ダクト
5 支柱
6 キャビネット
7 キャビネット本体
7a切欠き
7b天板
8 扉
9 側板
9a外側板
9b内側板
10 ボス
11 ねじりコイルばね(付勢手段)
11a巻回部
11b、11c 延出部
11d、11e 折曲端部
12 支持アーム
12a凹部
12b段部
13 段付ねじ(枢軸)
14 タッピンねじ
15 閉塞部材
16 底板
16a傾斜面
16b凹入溝
17 微調整金具
17aガイド溝
18 係止孔
19 調整ねじ
20 ダンパー
21 ダンパーピン
22 ラッチレバー
23 回動軸
24 回動レバー
24a筒部
25 操作杆(操作部)
26 係止ピン(被係合部)
27 係止部材
27a係止部
27b傾斜縁
28 長孔
29 ピン
30 ねじりコイルばね(付勢手段)
30a巻回部
30b、30c 延出部
31 ストッパピン
32 ラッチレバー本体
Claims (3)
- 前面が開口する箱状のキャビネット本体における前面開口部を開閉する扉を、上下方向を向く閉止位置から、下端部を前上方に持ち上げて開くようにしたフラップ扉付キャビネットにおいて、
キャビネット本体の前下部に、下端に操作部を有するラッチレバーを、前記操作部がキャビネット本体における底板の下方において前後方向に回動しうるように、左右方向を向く回動軸をもって枢着し、前記ラッチレバーにおける係止部を、閉扉時の前記扉の被係合部に係脱しうるようにし、さらに、前記キャビネット本体における底板の下面前部に、上方に向かって凹入する凹入溝を設け、この凹入溝内に、ラッチレバーの操作部のみを、前後方向に回動可能として配設し、かつラッチレバーの他部は、前記キャビネット本体内に配設し、前記キャビネット本体に、前記係止部を、被係合部に係合する方向に向かって付勢する付勢手段を設けたことを特徴とするフラップ扉付キャビネットにおける扉のラッチ装置。 - ラッチレバーの操作部を、キャビネット本体の左右方向のほぼ全長に亘って設けた請求項1記載のフラップ扉付キャビネットにおける扉のラッチ装置。
- ラッチレバーを、操作部を有するラッチレバー本体と、係止部を有する係止部材とに分離し、係止部材を、ラッチレバー本体に対して、回動軸回りに所定角度相対回動可能として連係し、かつ前記係止部が、扉の閉扉動作時に、被係合部により、前記相対回動可能角度内において、離脱方向に回動させられて、係止部材の係止部が被係合部に係合するようにした請求項1または2記載のフラップ扉付キャビネットにおける扉のラッチ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008087289A JP5307431B2 (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | フラップ扉付キャビネットにおける扉のラッチ装置 |
PCT/JP2008/072048 WO2009118958A1 (ja) | 2008-03-28 | 2008-12-04 | フラップ扉付キャビネット、およびそれにおける扉のラッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008087289A JP5307431B2 (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | フラップ扉付キャビネットにおける扉のラッチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009243040A JP2009243040A (ja) | 2009-10-22 |
JP5307431B2 true JP5307431B2 (ja) | 2013-10-02 |
Family
ID=41305250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008087289A Expired - Fee Related JP5307431B2 (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | フラップ扉付キャビネットにおける扉のラッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5307431B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50156321U (ja) * | 1974-06-10 | 1975-12-24 | ||
JPS57117161U (ja) * | 1981-01-13 | 1982-07-20 | ||
JPS59150858U (ja) * | 1983-03-28 | 1984-10-09 | 株式会社伊藤喜工作所 | 家具における扉のラツチ装置 |
JP3220671B2 (ja) * | 1997-11-27 | 2001-10-22 | ダイハツ工業株式会社 | 収納部開閉蓋のロック装置 |
JP3980369B2 (ja) * | 2002-02-14 | 2007-09-26 | 株式会社岡村製作所 | フラップ扉付キャビネットにおける扉のラッチ装置 |
JP4208473B2 (ja) * | 2002-02-20 | 2009-01-14 | コクヨ株式会社 | 収納家具 |
-
2008
- 2008-03-28 JP JP2008087289A patent/JP5307431B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009243040A (ja) | 2009-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7743464B2 (en) | Withdrawing mechanism | |
JP5328400B2 (ja) | 折畳み式棚受け具 | |
JP2009019767A (ja) | スライドヒンジ機構及びこれを利用したスライド式機器 | |
KR101011262B1 (ko) | 작동실용성을 갖는 슬라이딩식 사물함 잠금구조 | |
US9422750B2 (en) | Range limited latch | |
JP5307432B2 (ja) | フラップ扉付キャビネット | |
JP2009127346A (ja) | 扉のヒンジ装置 | |
JP5307431B2 (ja) | フラップ扉付キャビネットにおける扉のラッチ装置 | |
WO2009118958A1 (ja) | フラップ扉付キャビネット、およびそれにおける扉のラッチ装置 | |
JP2009256945A (ja) | フラップ扉付キャビネット | |
JP2008029367A (ja) | 格納式フック装置 | |
JP2013007222A (ja) | ハンドル錠 | |
JP5870520B2 (ja) | 鍵盤楽器の蓋体開閉構造 | |
JP3773876B2 (ja) | 引き戸用の引き手装置及び引き分け戸用の引き手装置 | |
JP2001223488A (ja) | 2段式コンピュータ入力装置テーブルおよび該テーブルを備えたキャビネット | |
JP3573302B2 (ja) | キャビネット | |
JP2009275360A (ja) | 電気機器収納用箱体の扉ストッパ装置 | |
JP2013159965A (ja) | スライドヒンジ | |
JP2005083028A (ja) | ロック機構付きステー装置 | |
JP4241550B2 (ja) | 引手装置 | |
JP2012021301A (ja) | ダンパー機能付き蝶番 | |
JP3584770B2 (ja) | 昇降収納装置 | |
JP6771220B2 (ja) | 引き戸扉用ロック装置 | |
JP5224290B2 (ja) | 扉のハンドル装置 | |
JP2008012057A (ja) | 遊技機のヒンジ構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110304 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120522 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120723 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130528 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130627 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5307431 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |