JP5870520B2 - 鍵盤楽器の蓋体開閉構造 - Google Patents
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Description
なお、上記の括弧内の符号は、後述する実施形態の対応する構成要素の符号を本発明の一例として示したものである。
〔第1実施形態〕
図1及び図2は、本発明の第1実施形態にかかる蓋体開閉構造を備えた鍵盤楽器1の全体構成例を示す斜視図である。また、図2は、第1実施形態にかかる蓋体開閉構造の詳細構成を示す図で、鍵盤楽器1の側断面図である。なお、図2(a)は、後述する蓋体20が開位置にある状態を示しており、(b)は、蓋体20が閉位置にある状態を示している。本実施形態の鍵盤楽器1は、ケース10と、該ケース10内に設置された鍵盤5とを有する本体部2と、該本体部2のケース10に取り付けられた蓋体(鍵盤蓋)20とを備えている。なお、以下の説明では、横方向又は幅方向というときは、鍵盤5の各鍵5a,5bが配列された左右方向を示し、前又は後というときは、鍵盤5の手前側(演奏者側)又は奥側を示すものとする。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の説明及び対応する図面においては、第1実施形態と同一又は相当する構成部分には同一の符号を付し、以下ではその部分の詳細な説明は省略する。また、以下で説明する事項以外の事項については、第1実施形態と同じである。この点は、他の実施形態においても同様である。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図8は、本発明の第3実施形態にかかる蓋体開閉構造の詳細構成を示す図で、鍵盤楽器1−3の側断面図である。本実施形態の蓋体開閉構造では、連結具31と本体部2との間に、蓋体20を開位置へ移動する方向に付勢するような付勢力を生じるコイルバネ(弾性部材)60を取り付けている。コイルバネ60は、その一方の端部60aが連結具31に取り付けられており、他方の端部60bが側板6の内側面6cに取り付けられている。これにより、コイルバネ60は、本体部2と連結具31との間に張設されている。具体的には、連結具31の第1軸支部33側の端部31aは、屈曲部31cを頂点とする略二等辺三角形状の底辺として形成されており、その底辺の一方の角部に第1軸支部33が配置されており、他方の角部にコイルバネ60の端部60aが取り付けられている。また、コイルバネ60の連結具31側の端部60aは、本体部2側の端部60bよりも本体部2の前側の位置に固定されている。これにより、コイルバネ60の引張力で蓋体20を開位置へ移動する方向に連結具31が付勢されるようになっている。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図9及び図10は、本発明の第4実施形態にかかる蓋体開閉構造を備えた鍵盤楽器1−4を示す図で、図9は、鍵盤楽器1−4の側断面図、図10は、鍵盤楽器1−4における本体部2の一方の側部を示す部分拡大斜視図である。本実施形態の蓋体開閉構造では、第1実施形態の蓋体開閉構造が備えていた蓋体20の内面20cに取り付けた取付板34に代えて、蓋体20における幅方向の端面20eに取り付けた他の取付板38を備えており、この取付板38を介して連結具31の端部31bが蓋体20に対して軸支されている。すなわち、本実施形態の第2軸支部35は、蓋体20の幅方向の端面20eに固定した取付板38に設けた支持片(蓋板20の端面20eに取り付けた部分を除く蓋板20の内面20c側への突出片)38aで連結具31の端部31bを軸支している。
Claims (8)
- ケースと、該ケース内に設置された複数の鍵からなる鍵盤とを有する本体部と、
前記ケースに対して前記鍵盤の上方を閉じる閉位置と該鍵盤の上方を開く開位置との間で移動可能となるように取り付けられた板状の蓋体と、
前記ケースにおける前記鍵盤の側部に配置した側壁部と、それに対向する前記蓋体における前記鍵の配列方向の端部とを連結してなる連結機構と、を備えた鍵盤楽器の蓋体開閉構造であって、
前記連結機構は、
一端が前記側壁部に設けた第1軸支部に軸支されており、他端が前記蓋体の前記端部に設けた第2軸支部に軸支されてなる長尺状の連結具と、
前記蓋体が前記閉位置と前記開位置との間を移動する際に、該蓋体の後端部が、前記本体部の前後方向へスライド移動するように構成したスライド機構と、を備え、
前記蓋体が前記閉位置から前記開位置へ移動する際に、該蓋体の後端部が前記鍵の長手方向を後側から前側に向かってスライド移動するように構成した
ことを特徴する鍵盤楽器の蓋体開閉構造。 - 前記第2軸支部は、前記蓋体の前記端部における前記鍵盤側を向く内面に設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の鍵盤楽器の蓋体開閉構造。 - 前記第1軸支部は、前記第2軸支部よりも前記本体部の前側に近い位置に配置されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の鍵盤楽器の蓋体開閉構造。 - 前記側壁部は、前記ケースにおける前記鍵盤の両側それぞれに設けた一対の側壁部であり、
前記連結機構は、前記一対の側壁部それぞれと前記蓋体における前記鍵の配列方向の両側の端部それぞれとの間を連結してなる一対の前記連結具を備え、
前記スライド機構は、前記一対の側壁部の上端面に離間可能な状態で当接する前記蓋体の前記後端部が、該一対の側壁部の上端面に摺接する構成である
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の鍵盤楽器の蓋体開閉構造。 - 前記蓋体が前記開位置にある状態で、前記連結具に当接してその移動を停止させるストッパ部を備え、
前記開位置における前記蓋体は、その後端部が前端部よりも前記本体部の前側に位置するように傾斜した状態で、該本体部の上面に立設される
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の鍵盤楽器の蓋体開閉構造。 - 前記スライド機構は、前記側壁部と前記蓋体とのいずれか一方に設けた前記本体部の前後方向に延びる凹部と、前記側壁部と前記蓋体とのいずれか他方に設けた凸部とを備え、前記凹部に対して前記凸部が摺動可能な状態で嵌合した機構である
ことを特徴する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の鍵盤楽器の蓋体開閉構造。 - 前記連結具と前記本体部との間に、前記蓋体を前記開位置へ移動する方向に付勢するような付勢力を生じる弾性部材を取り付けた
ことを特徴する請求項1乃至6のいずれか1項に記載の鍵盤楽器の蓋体開閉構造。 - 前記第1軸支部と前記第2軸支部の少なくともいずれか、又は前記スライド機構には、前記本体部又は前記蓋体と前記連結具との相対的な回動に対する抵抗力を発生する抵抗力発生部が設けられている
ことを特徴する請求項1乃至7のいずれか1項に記載の鍵盤楽器の蓋体開閉構造。
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