JP2009256945A - フラップ扉付キャビネット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キャビネット本体7における両内側板9bに、左右方向を向く枢軸である段付きねじ13をもって基端部が枢着され、かつ先端部が、扉8の後面における両側下部に固着されて、扉8を枢軸を中心として回動自在に支持する左右1対の支持アーム12における前部上縁に、開扉時に、キャビネット本体7における天板7bの前端部が進入しうるようにした凹入部12aを設け、この凹入部12aの前縁を、枢軸を中心とする円弧状またはそれに近似する形状とする。
【選択図】 図5
Description
このようなキャビネットには、前面開口部を開閉する扉として、下端部を前上方に持ち上げて開くフラップ扉が多く用いられている。
(1) キャビネット本体における前面開口部を開閉する扉を、上下方向を向く閉止位置から、下端部を前上方に持ち上げて開くようにしたフラップ扉付キャビネットにおいて、キャビネット本体における両側板に、左右方向を向く枢軸をもって基端部が枢着され、かつ先端部が、前記扉の後面における両側下部に固着されて、前記扉を枢軸を中心として回動自在に支持する左右1対の支持アームにおける閉扉時の前部上縁に、開扉時に、キャビネット本体における天板の前端部に嵌入しうるようにした凹入部を設け、この凹入部の前縁を、前記枢軸を中心とする円弧状、またはそれに近似する形状とする。
したがって、扉の回動軌跡を小とすることができるとともに、天板の前端と扉との間に間隙が形成されるのを可及的に減少することができる。
また、支持アームの上縁に、天板の前端部に嵌入する凹入部を設けたことにより、支持アームの前端における扉の後面への固着部分の上下寸法を大として、扉を安定して支持することができるとともに、支持アームの中間部に屈曲部を設ける必要がなくなり、扉を開いたとき、従来のように、そのような屈曲部が前方に露呈することがなく、そこに他物が当接するおそれもない。
したがって、閉塞部材の後面と天板の前端との間隙を、可及的に小とすることができ、その間隙から塵埃がキャビネット本体内に進入するのを防止することができるとともに、側面視の体裁をよくすることができる。
図1は、本発明の一実施形態を備えるキャビネット付デスクの斜視図である。
このデスク1は、左右1対の側脚2、2と、両側脚2、2上に設けられた天板3と、各側脚2の上部後端に連結された左右方向を向く横連結材4とを備えており、天板2の後端と横連結材4との間には、OA機器等の配線収容用の配線ダクト4aが形成されるとともに、この配線ダクト4a内の左右両側部には、左右1対の支柱5、5が立設され、両支柱5、5によってフラップ扉付キャビネット6が支持されている。なお、図示の例では、1個のキャビネット6を両支柱5、5によって支持しているが、複数のキャビネットを左右方向に並べて両支柱5、5によって支持することもある。
この閉塞部材15の後面は、段付ねじ13を中心とする円弧面、またはそれに近似する形状としてある。図4および図5に示す例では、閉塞部材15の円弧状の後面上部に、後方に向かってわずかに突出する左右方向の突条15aを設け、閉扉時における天板7bの前端との間隙を可及的に減小しうるようにしてある。
図4および図5に示す例では、凹入部12aの前縁は、段付ねじ13を中心とする円弧の弦をなす直線状としてある。なお、この凹入部12aの前縁は、閉塞部材15の後面と同一の曲率半径の円弧面、またはそれに近似する形状とするのが望ましい。
この当接部12bは、段付ねじ13の中心軸線と直交する方向を向き、扉の全開時に、後述するダンパー20に当接するようになっている。
ガイド溝17aの方向は、図示の例では、前後方向を向くようにしてあるが、それに沿ってねじりコイルばね11の折曲端部11dが移動することにより、ねじりコイルばね11の初期付勢力が変動しうるような方向であれば、どのような方向でもよい。
なお、図示の実施形態においては、複数の係止孔18を、段付きねじ13を中心とする同一円周上に、1列として設けてあるが、段付きねじ13を中心とする半径の異なる複数の円周に沿って複数列として設けてもよい。
この場合は、折曲端部11eを、半径の大きい円周上に設けた下方の係止孔18に嵌合することにより、ねじりコイルばね11の初期付勢力を大とすることができる。
このラッチレバー22は、左右の内側板9b、9bを貫通して、その両側方に突出する左右方向を向く回動軸23と、その回動軸23の両端部に筒部24aが嵌合されて固着され、筒部24aの外端から底板16を越えて下方に向かって側面視扇形に広がる左右1対の回動レバー24、24と、この左右の回動レバー24、24の下端部に両側端が固着され、底板16の下面に設けられた凹入溝16b内において、前後方向に回動可能として配設され、さらに、キャビネット本体の左右方向のほぼ全長に亘る左右方向の角管により形成された操作杆(操作部)25と、内側板9bと回動レバー24における筒部24aとの間において回動軸23に枢着されるとともに、筒部24aと所要の遊びをもって連係され、かつ先端部に、支持アーム12の前端部外側面に突設した被係合部である係止ピン26と係脱しうるフック状の係止部27aを有する係止部材27とを備えている。
この長孔28とピン29との係合により、係止部材27は、筒部24aと所要の遊びをもって、すなわち、回動軸23回りに所定角度相対回動可能として連係されている。
したがって、扉8の回動軌跡を小とすることができるとともに、天板7bの前端と扉8との間に間隙が形成されるのを可及的に減少することができる。
2 側脚
3 天板
4 横連結材
4a配線ダクト
5 支柱
6 キャビネット
7 キャビネット本体
7a切欠き
7b天板
8 扉
9 側板
9a外側板
9b内側板
10 ボス
11 ねじりコイルばね(付勢手段)
11a巻回部
11b、11c 延出部
11d、11e 折曲端部
12 支持アーム
12a凹入部
12b当接部
13 段付ねじ(枢軸)
14 タッピンねじ
15 閉塞部材
15a突条
16 底板
16a傾斜面
16b凹入溝
17 微調整金具
17aガイド溝
18 係止孔
19 調整ねじ
20 ダンパー
21 ダンパーピン
22 ラッチレバー
23 回動軸
24 回動レバー
24a筒部
25 操作杆
26 係止ピン
27 係止部材
27a係止部
27b傾斜縁
28 長孔
29 ピン
30 ねじりコイルばね
30a巻回部
30b、30c 延出部
31 ストッパピン
32 ラッチレバー本体
Claims (5)
- キャビネット本体における前面開口部を開閉する扉を、上下方向を向く閉止位置から、下端部を前上方に持ち上げて開くようにしたフラップ扉付キャビネットにおいて、
キャビネット本体における両側板に、左右方向を向く枢軸をもって基端部が枢着され、かつ先端部が、前記扉の後面における両側下部に固着されて、前記扉を枢軸を中心として回動自在に支持する左右1対の支持アームにおける閉扉時の前部上縁に、開扉時に、キャビネット本体における天板の前端部に嵌入しうるようにした凹入部を設け、この凹入部の前縁を、前記枢軸を中心とする円弧状、またはそれに近似する形状としたことを特徴とするフラップ扉付キャビネット。 - 凹入部の後縁を、扉の全開時に、キャビネット本体の天板の下面とほぼ平行をなす直線状に形成した請求項1記載のフラップ扉付キャビネット。
- 扉の後面上部に、閉扉時に、扉の後面と天板の前端との間隙を閉塞する閉塞部材を設け、この閉塞部材の後面を、枢軸を中心とする円弧面、またはそれに近似する形状とした請求項1または2記載のフラップ扉付キャビネット。
- キャビネット本体における天板の前端面を、枢軸を中心とする円弧面またはその弦をなす傾斜面とした請求項1〜3のいずれかに記載のフラップ扉付キャビネット。
- キャビネット本体に、扉を開く方向に向かって付勢する付勢手段を設け、かつ支持アームの上縁における凹入部より枢軸寄りの部分に、枢軸と直交する方向を向く当接部を設け、扉の全開時に、前記当接部が当接して、扉を全開位置に停止させるとともに、当接時の衝撃を緩和するようにしたダンパーを、キャビネット本体に設けた請求項1〜4のいずれかに記載のフラップ扉付キャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008106325A JP2009256945A (ja) | 2008-04-16 | 2008-04-16 | フラップ扉付キャビネット |
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Family
ID=41384699
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JP2008106325A Pending JP2009256945A (ja) | 2008-04-16 | 2008-04-16 | フラップ扉付キャビネット |
Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014050617A (ja) * | 2012-09-10 | 2014-03-20 | Rinnai Corp | 加熱調理器の蓋開閉機構 |
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2008
- 2008-04-16 JP JP2008106325A patent/JP2009256945A/ja active Pending
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