JP2016187369A - 洗濯機 - Google Patents

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Tetsuya Kubo
哲也 久保
稲田 剛士
Takeshi Inada
剛士 稲田
修司 松岡
Shuji Matsuoka
修司 松岡
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Abstract

【課題】蓋体の開閉動作の信頼性の向上を図り得る洗濯機を提供する。【解決手段】洗濯機本体1の上部を構成するトップカバー2と、トップカバー2に、下部に形成したヒンジ部11により開閉自在に支持される蓋体3と、ヒンジ部11に形成した空間部16とを備え、空間部16に、蓋体3を軸支する蓋蝶番軸18と、蓋体3を開放する方向に付勢する蝶番バネ17と、蓋蝶番軸18と係合する蓋蝶番軸孔13aを設けた蓋蝶番軸受13とを配設し、空間部16を蓋蝶番カバー12により閉塞することにより、信頼性向上と生産性向上を改善することが出来る。【選択図】図3

Description

本発明は、洗濯機に係り、特に、洗濯機の蓋体の構造に関するものである。
従来、洗濯機は、洗濯物出入口を開閉自在に閉塞する蓋体が設けられており、ヒンジ構造により回動自在に支持している。蓋体の操作性を向上させるために、蓋体の開放力を低減させるための蝶番バネを備えている。蝶番バネは、蓋体に形成したヒンジ部に一端を固定し、他端を洗濯機のトップカバーに取り付けることにより、蓋体に回動力を付勢している(例えば、特許文献1参照)。
図12および図13は、特許文献1に記載された従来の洗濯機の蓋体の分解斜視図である。図14は、同洗濯機の蓋体開放時の縦断面図である。図15は、同洗濯機の蓋体閉塞時の縦断面図である。
図12から図15に示すように、蓋体2の端部に形成されたヒンジ孔4aにトップカバー1に形成したヒンジ軸5を挿入している。蓋体2のヒンジ部4に突出部を形成し、突出部に形成した取付け孔4bに蝶番バネ3の一端の係止部3aを係止するとともに、蝶番バネ3の他端の係止部3bをトップカバー1に形成した係止孔7bに係止している。また、トップカバー1には、ヒンジ部4が差し込まれる差込孔6を形成し、蝶番バネ3を支持するための凹部7を差込孔6に連続して形成している。
特開平6−315597号公報
しかしながら、このような従来の構成では、蓋体2のヒンジ部4には、蝶番バネ3を係止するための取付け孔4bを形成する突出部が必要なため、蓋体2の開閉軌跡上でヒンジ部4の突出部がトップカバー1と干渉しないようにトップカバー1には、大きく開口した差込孔6を設けている。
差込孔6は、異物が侵入する場合があり、異物の侵入により蓋体が開ききらない等の動作不具合が生じる虞があった。また、組立時には、蝶番バネ3を自由長の状態から取付状態まで撓ませながら、トップカバー1の係合孔7aと、蓋体2の取付け孔4bに取り付けるため、不安定な作業となり、作業性が悪い。さらに、トップカバー1と蓋体2とが擦れて傷が付かないように配慮する必要があるため、組立作業性が良くない。また、蓋体2を開放した際に、ヒンジ部4が露出し、蓋体2裏面のリブやヒンジ軸5等が見えるためデザイン性が悪く、また、複雑な形状であるため、汚れが拭き取りにくく、掃除時の利便性が悪いという課題を有している。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、蓋体の開閉動作の信頼性の向上を図り得る洗濯機を提供することを目的としている。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、洗濯機本体上部を構成するトップカバーと、前記トップカバーに、下部に形成したヒンジ部により開閉自在に支持される蓋体と、
前記ヒンジ部に形成した空間部とを備え、前記空間部に、前記蓋体を軸支する蓋蝶番軸と、前記蓋体を開放する方向に付勢する蝶番バネと、前記蓋蝶番軸と係合する蓋蝶番軸孔を設けた蓋蝶番軸受とを配設し、前記空間部を蓋蝶番カバーにより閉塞するものである。
これにより、従来必要とした蓋体に蝶番バネ取付け孔を設けた突出部をなくすることができ、トップカバーの開口孔を廃止できる。
本発明の洗濯機は、蓋体の開閉動作の信頼性を向上することができる。
本発明の実施の形態1における洗濯機の蓋体閉塞状態の外観斜視図 同洗濯機の蓋体開放状態の外観斜視図 同洗濯機の蓋体の分解斜視図 同洗濯機の蓋体のヒンジ部を破断した平面図 同洗濯機の蓋体とトップカバーユニットの平面図 同洗濯機の蓋体とトップカバーユニットの斜視図 同洗濯機の蓋体のヒンジ部の斜視図 同洗濯機の蓋体のヒンジ部の斜視図 同洗濯機の蓋体の構造を示す横断面図 (A)同洗濯機の蓋体の構造を示す蓋体閉塞状態の図4におけるA−A縦断面図、(B)同洗濯機の蓋体の構造を示す蓋体開放状態の図4におけるA−A縦断面図 (A)同洗濯機の蓋体の構造を示す蓋体閉塞状態の図4におけるB−B縦断面図、(B)同洗濯機の蓋体の構造を示す蓋体開放状態の図4におけるB−B縦断面図 従来の洗濯機の蓋体の分解斜視図 同洗濯機の蓋体の分解斜視図 同洗濯機の蓋体開放時の縦断面図 同洗濯機の蓋体閉塞時の縦断面図
第1の発明は、洗濯機本体上部を構成するトップカバーと、前記トップカバーに、下部に形成したヒンジ部により開閉自在に支持される蓋体と、前記ヒンジ部に形成した空間部とを備え、前記空間部に、前記蓋体を軸支する蓋蝶番軸と、前記蓋体を開放する方向に付勢する蝶番バネと、前記蓋蝶番軸と係合する蓋蝶番軸孔を設けた蓋蝶番軸受とを配設し、前記空間部を蓋蝶番カバーにより閉塞するものである。
蓋体内部で蝶番バネが蝶番取付板で固定されるため、従来必要とした蓋体の蝶番バネの取付け孔を設けた突出部を廃止することができ、トップカバーの開口孔を廃止することができる。これにより、トップカバーへの異物侵入のよる蓋体が開ききらない等の不具合がなくなり、蓋体の開閉動作の信頼性が向上することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、蓋蝶番軸受は、蝶番バネの一端を支持するバネ受け部を設けることにより、トップカバーへの蓋体の組み立て時に、蝶番バネを人手で直接触れずに、蝶番バネをトップカバーに取り付けた蓋蝶軸受のバネ受け面に押し付けながら、蓋体に組立が可能なため、安全性を確保し、前倒れによる蓋体とトップカバーへの傷付き、破損を防止することができ、生産性が向上する。また、トップカバーと蓋体ユニットを分解が容易に可能なため、修理時のメンテナンス性が向上することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、蓋蝶番軸受は、蓋体の開放角度を規定するストッパー部を設けることにより、ストッパー部を蓋体内部で構成が可能にな
り、従来必要としたストッパー部の回転動作による逃げのためのトップカバーの開口孔を廃止することが可能になり、トップカバーの異物侵入を防ぎ、トップカバーおよび蓋体への汚れ付着時の際の掃除における利便性を向上することができる。
第4の発明は、特に、第1から3のいずれかの1つの発明において、蓋蝶番カバーは、蓋体を閉塞した状態の蓋体と係合するツメ部を設けることにより、蓋体を開放した際のヒンジ部の構成リブやヒンジ軸を蓋蝶番カバーで覆って、段差をなくす構成にすることができ、蓋体を開放した際のヒンジ部のデザイン性を向上でき、汚れ付着時の際の掃除における利便性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同一構成部品は同一符号を付して説明を省略する。また、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態における洗濯機の蓋体閉塞状態の外観斜視図である。図2は、同洗濯機の蓋体開放状態の外観斜視図である。図3は、同洗濯機の蓋体の分解斜視図である。図4は、同洗濯機の蓋体のヒンジ部を破断した平面図である。図5は、同洗濯機の蓋体とトップカバーユニットの平面図である。図6は、同洗濯機の蓋体ユニットとトップカバーユニットの斜視図である。図7は、同洗濯機の蓋体のヒンジ部の斜視図である。図8は、同洗濯機の蓋体の構造を示す横断面図である。図9は、同洗濯機の蓋体の構造を示す横断面図である。
図10(A)は、同洗濯機の蓋体の構造を示す蓋体閉塞状態の図4におけるA−A縦断面図であり、図10(B)は、同洗濯機の蓋体の構造を示す蓋体開放状態の図4におけるA−A縦断面図である。図11(A)は、同洗濯機の蓋体の構造を示す蓋体閉塞状態の図4におけるB−B縦断面図であり、図11(B)は、同洗濯機の蓋体の構造を示す蓋体開放状態の図4におけるB−B縦断面図である。
図1に示す蓋体閉塞状態の外観斜視図において、洗濯機本体1の上部には、トップカバー2を載置し、トップカバー2には、蓋体3を開閉自在に軸支している。トップカバー2の後方には洗濯機の運転制御を行う制御板4を配置している。
図2の蓋体開放状態の外観斜視図に示すように、蓋体3は、二分割に構成され、ヒンジ部11を有する後蓋体6と、後蓋体6に分割支点部5により回動自在に支持される前蓋体7とから構成されている。蓋体3は、前蓋体7の上面に把手部10を形成し、把手部10を持ち上げることによりヒンジ部11を支点として回転し、分割支点部5で折れ曲がりながら開放する。
前蓋体7は、前蓋下体7Aと、前蓋下体7Aに載置される前蓋上体7Bとから構成している。後蓋体6は、後蓋下体6Aと、後蓋下体6Aに載置される後蓋上体6Bとから構成している。後蓋体6の左右のヒンジ部11には、内部構造を覆うために蓋蝶番カバー12を配設し、外観デザイン性を向上させている。
図3の分解斜視図に示すように、トップカバー2の後方端部の左右側には、差込孔2aを形成し、下方から蓋蝶番軸孔13aを備えた蓋蝶番軸受13を挿入し、複数個の取り付けネジ14にて、トップカバー2の裏面に一体形成したネジボス2bに締結固着し、トップカバーユニット15を構成している。図3では、右側は蓋蝶番軸受13を分解した状態を示し、左側は蓋蝶番軸受13を取り付けた状態を示している。
また、後蓋下体6Aと後蓋上体6Bとを組み合わせることにより、後蓋体6の左右にヒンジ部11が構成される。ヒンジ部11内に空間部16が形成され、空間部16には、蓋体3を開放する方向へ付勢する蝶番バネ17と、後蓋体6を回転自在に支持する蓋蝶番軸18と、蝶番取付板19を配設している。蝶番取付板19は、金属鋼板等により構成されており、コの字形状に折り曲げ形成し、蝶番取付板19の両側面には、軸孔19aを設けている。蓋蝶番軸18は、蝶番取付板19の両方の軸孔19aを貫通して支持し、軸孔19a間に蝶番バネ17のコイルの中心を貫通して保持している。蝶番バネ17は、トップカバーユニット15への係止部17aと、蓋体3への係止部17bとを備えている。
蝶番バネ17と蓋蝶番軸18と蝶番取付板19とを組み立てた左右の蓋蝶番軸ユニット21は、蝶番取付板19の引掛け凸部19bを後蓋下体6Aの空間部16にツメ嵌合にて係合し、引掛け凸部19bと離間した位置でネジ20にて、後蓋体6に一体形成したネジ孔6aに締結固着により取り付ける。図3では、左側は蓋蝶番軸ユニット21組み立てた状態、右側は分解した状態を示している。これにより、蝶番バネ17の係止部17bは、蝶番取付板19と後蓋下体6Aとの間で固定される。
トップカバー2の制御板4の左右側面には、蓋体3を回転自在に支持するヒンジ軸2cを設け、蓋体3のヒンジ部11の左右側面に形成したヒンジガイド溝6bにヒンジ軸2cを挿入して蓋体3を保持する。
図4の外観図で示すように、後蓋体6の左右のヒンジ部11には、蓋蝶番軸ユニット21が配設され、蝶番バネ17の係止部17bが固定される。図4は、後蓋下体7Bは取り付けていない状態を示している。
図5の組立図で示すように、ユニット化された蓋体3をトップカバーユニット15に組み込む際には、蓋体3を開いた状態でトップカバーユニット15に近接させ、ヒンジ部11の内側では、後蓋体6に形成したヒンジガイド溝6bにトップカバー2のヒンジ軸2cを嵌合させる。ヒンジ部11の外側では、後蓋体6に形成したヒンジ溝部23に蓋蝶番軸受13を挿入する。この状態で、図5中、矢印にて示す下側方向50に下げることによって、蝶番バネ17の係止部17aが、蓋蝶番軸受13から曲げ形状で形成されたバネ受け部13bにガイドされて挿入係着する。
蓋蝶番軸18は、トップカバーユニット15に取り付ける前は、ヒンジ部11の内側に寄せて取り付けている。トップカバーユニット15に取り付け後に、後蓋体6の押し込み空間部22に押し込み用の工具(マイナスドライバー等)を挿入し、蓋蝶番軸18の端面を図5中、矢印51に示す外側方向に押し込んで、蓋蝶番軸受13の蓋蝶番軸孔13aに挿入させる。
蓋体3をトップカバーユニット15に組み込んだ後、蓋蝶番カバー12に形成した先端ツメ部12bと後方ツメ部12cを係止する。先に、先端ツメ部12bを後蓋体6に形成した先端孔6eに嵌め込み、次に、後方ツメ部12cを後蓋体6に形成した後方孔6fに嵌合して、保持固定する。その際に、蓋蝶番カバー12に形成した蓋蝶番軸抜けリブ12aを、後蓋体6の押し込み空間部22に挿入し、蓋蝶番軸18の端面を押さえることで蓋蝶番軸18が蓋蝶番軸孔13aからの抜けを防止している。
図6の組立斜視図で示すように、蓋体3は、トップカバーユニット15のヒンジ部11で矢印下側方向50に押し込むことにより、蝶番バネ17の係止部17bの曲げ形状が蓋蝶番軸受13のバネ受け部13bにガイドされて組み立てられる。
図7は、蓋体3を開放した正面斜視図、図8は、蓋体3を閉塞した斜視図を示し、蓋体
3のヒンジ部11には、蓋蝶番カバー12を取り付けてヒンジ部11の内部構造を覆い、後蓋下体6Aと段差なく、外観面を合わせたデザインとしている。ヒンジ部11の外側には、蓋体3の開閉操作の際に、蓋蝶番軸受13を逃がす形状にヒンジ溝部23を設けている。
次に、蓋体3をトップカバーユニット15から分解する手順を説明する。
図8に示すように、蓋体3を閉じた状態で、後蓋体6のヒンジ部11の後方に形成した切欠部6cに蓋蝶番カバー12の分解用の工具(マイナスドライバー等)を挿入し、蓋蝶番カバー12を広げることにより、後方ツメ部12cの係合部を外す。続いて、先端ツメ部12bの係合部が外すことにより、蓋蝶番カバー12が分解できる。次に、図5に基づいて組み立て方法を説明した際の手順を逆に行う。分解用の工具(マイナスドライバー等)を挿入して、蓋蝶番軸18を図5中に矢印51にて示す方向とは反対方向の内側方向に移動させて蓋蝶番軸孔13aから抜く。この状態で、蓋体3は、図5中に矢印50に示す方向と反対方向の上側方向に持ち上げることにより、トップカバーユニット15から分解できる。
図9は、蓋蝶番軸18中心での蓋体の構造の横断面図を示している。
蓋蝶番軸18は、両端を蝶番取付板19の軸孔19aに貫通し、軸孔19aの間に蝶番バネ17のコイルの中心を貫通して後蓋体6に保持固定されている。蓋体3のヒンジ部11の外側は、トップカバー2に取り付けた蓋蝶番軸孔13aに蓋蝶番軸18が貫通して、蓋蝶番軸抜け止めリブ12aにより蓋蝶番軸18の端面を押さえることにより抜けを防止している。ヒンジ部11の内側は、ヒンジガイド溝6bとヒンジ軸2cとが係合して保持しており、蓋蝶番軸18を中心として蓋体3が開閉可能となっている。
図10は、図4のA−A断面の蓋体の構造を示す縦断面図であり、図10(a)は、蓋体3の閉塞状態を示し、図10(b)は、蓋体の開放状態を示している。図10(a)及び図10(b)のそれぞれの左右の図把、連動した蓋蝶番軸受13と蓋蝶番軸18と蝶番バネ17と蝶番取付板19のみを抜粋した状態を示している。A−A断面では蝶番バネ17の係止部17bは可視出来ないが、説明の便宜上、背面にある形状として透過して図示している。
図11は、図4のB−B断面の蓋体の構造を示す縦断面図であり、図11(a)は蓋体の閉塞状態を示し、図11(b)は蓋体の開放状態を示している。蝶番バネ17の係止部17aが可視できる断面を図示している。
以下に、蓋体3の開閉に連動した蝶番バネ17と、開放状態における蓋体の開放角度を規定するストッパー部の動きについて説明する。
後蓋体6のヒンジ部11には空間部16を形成され、ヒンジ部11を覆って蓋蝶番カバー12が取り付けられ、空間部16にて蝶番バネ17の動作が行われている。
蝶番バネ17の一端の係止部17aは、トップカバーユニット15の設置された蓋蝶番軸受13のバネ受け部13bに係止しており、蝶番バネ17の他端の係止部17bは、後蓋体6と蝶番取付板19の間でネジ20により締結固着して取り付けている。
蓋体3の閉塞状態では、図10(a)に示すように、蝶番バネ17は圧縮されており、蓋体3を開放する方向に付勢力が作用しているが、蓋体3の重心バランスにより閉じた状態で安定している。蓋体3を開放する操作を行うと、重心バランスが移動し、蝶番バネ1
7の付勢力により蓋体3を開放する操作力を低減させる。蓋体3を開放した状態では、図10(b)に示すように、蝶番バネ17は開放された状態になっており、蓋体3の開閉に連動した蝶番バネ17の動きになっている。
ヒンジ部11の空間部16には、後蓋体6にストッパー受けリブ6dを形成し、蓋蝶番軸受13のバネ受け部13bの裏面にはストッパー部13cを設けている。図10(b)に示すように、蓋体3を開放した状態ではストッパー部13cとストッパー受けリブ6dが当接することにより、蓋体3開放時の角度蓋体の開角度を保持できるようなっている。
以上のように構成した洗濯機における蓋体の構造について、以下に、動作、作用を説明する。
洗濯機本体上部に載置したトップカバー2と、前記トップカバー2の上方に蓋蝶番軸18で開閉自在に軸支した蓋体3と、蓋体3を開放方向に付勢する蝶番バネ17と、トップカバー2の後部に取り付けた蓋蝶番軸18と係合する蓋蝶番軸孔13aを備えた蓋蝶番軸受13と、蝶番バネ17の一端の係止部17bを支持する蝶番取付板19と、蓋体3のヒンジ部11を覆って取り付けた蓋蝶番カバー12と、蓋体3のヒンジ部11の空間部16とを備え、蓋蝶番軸18、蝶番バネ17、蝶番取付板19を空間部16に内設して、蓋体3をユニット一体化した構造とすることで、蓋体ユニット内部で蝶番バネ17が一端の係止部17bが蝶番取付板19により固定されるため、従来の発明で設けていた蓋体の蝶番バネの取付け孔を設けた凸部を廃止することができ、トップカバー側で大きな開口孔を廃止することができ、トップカバーへの異物侵入のよって蓋体が完全に開放できない等の不具合がなくなり、蓋動作の信頼性が向上することができる。
また、実施の形態では、蓋蝶番軸受13に蝶番バネ17の一端の係止部17aを支持するバネ受け部13bを設けた構造とすることにより、特に、トップカバー2と蓋体3ユニットの組み立て時に、蝶番バネ17を人手で直接触れずに、蓋体3ユニット一体の蝶番バネ17を前記トップカバー2に取り付けられた蓋蝶番軸受13のバネ受け部13bに押し付けながら、蓋体3ユニットの前倒れを防止しながら、組立てることが可能なため、安全性を確保し、前倒れによる蓋体3ユニットとトップカバー2への傷付き、破損を防止することができ、生産性が向上する。また、トップカバー2と蓋体3ユニットを分解が容易に可能なため、修理時のメンテナンス性を向上することができる。
また、本実施の形態では、蓋蝶番軸受13は、蓋体3の開放角度を規定するストッパー部13cを設けた構造とすることにより、特に、ストッパー部13cを蓋体3ユニット内部で構成が可能なため、従来の発明で設けていたストッパー部13cの回転操作による逃げによるトップカバー2の開口孔を廃止することが可能になる。これにより、トップカバー2の異物侵入を防ぎ、トップカバー2および蓋体3への汚れ付着時の掃除での利便性が向上することができる。
また、本実施の形態では、蓋蝶番カバー12は、蓋体3を閉じた時の後方側に後蓋体6と係合する後方ツメ部12cを設けた構造とすることにより、特に、蓋体3を開放した時のヒンジ部11の構成リブや蓋蝶番軸18等の内部部品、構成を蓋蝶番カバー12で覆い段差をなくす構成にすることにより、蓋体を開放した際のヒンジ部のデザイン性を向上でき、汚れ付着時の掃除での利便性が向上することができる。
以上のように、本発明にかかる洗濯機の蓋構造は、蓋動作の信頼性向上と、生産性向上とデザイン性向上と、掃除での利便性向上を図ることが可能となるので、利用者に利便性を提供することが出来て、家庭用、業務用にかかわらず、各種洗濯機や、洗濯乾燥機等に
も広く採用できる。
1 洗濯機本体
2 トップカバー
2a 差込孔
2b ネジボス
2c ヒンジ軸
3 蓋体
4 制御板
5 分割支点部
6 後蓋体
6a ネジ孔
6b ヒンジガイド溝
6c 切欠部
6d ストッパー受けリブ
6e 先端孔
6f 後方孔
7 前蓋体
10 把手部
11 ヒンジ部
12 蓋蝶番カバー
12a 蓋蝶番軸抜け止めリブ
12b 先端ツメ部
12c 後方ツメ部
13 蓋蝶番軸受
13a 蓋蝶番軸孔
13b バネ受け部
13c ストッパー部
14 ネジ
15 トップカバーユニット
16 空間部
17 蝶番バネ
17a 係止部
17b 係止部
18 蓋蝶番軸
19 蝶番取付板
19a 軸孔
19b 引掛け凸部
20 ネジ
21 蓋蝶番軸ユニット
22 押し込み空間部
23 ヒンジ溝部

Claims (4)

  1. 洗濯機本体上部を構成するトップカバーと、前記トップカバーに、下部に形成したヒンジ部により開閉自在に支持される蓋体と、前記ヒンジ部に形成した空間部とを備え、前記空間部に、前記蓋体を軸支する蓋蝶番軸と、前記蓋体を開放する方向に付勢する蝶番バネと、前記蓋蝶番軸と係合する蓋蝶番軸孔を設けた蓋蝶番軸受とを配設し、前記空間部を蓋蝶番カバーにより閉塞することを特徴とする洗濯機。
  2. 蓋蝶番軸受は、蝶番バネの一端を支持するバネ受け部を設けた請求項1に記載の洗濯機。
  3. 蓋蝶番軸受は、蓋体の開放角度を規定するストッパー部を設けた請求項1または請求項2に記載の洗濯機。
  4. 蓋蝶番カバーは、蓋体を閉塞した状態の蓋体と係合するツメ部を設けた請求項1から3のいずれか1項に記載の洗濯機。
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