JP2003126588A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機

Info

Publication number
JP2003126588A
JP2003126588A JP2001328232A JP2001328232A JP2003126588A JP 2003126588 A JP2003126588 A JP 2003126588A JP 2001328232 A JP2001328232 A JP 2001328232A JP 2001328232 A JP2001328232 A JP 2001328232A JP 2003126588 A JP2003126588 A JP 2003126588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
washing machine
type washing
drum
outer tub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001328232A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Fujiwara
正宏 藤原
Jiyungo Katsuki
淳吾 香月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Techno Clean Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Techno Clean Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Techno Clean Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2001328232A priority Critical patent/JP2003126588A/ja
Publication of JP2003126588A publication Critical patent/JP2003126588A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】洗濯物の出し入れの際に不所望に扉が勢いよく
閉じてしまうことを防止しできるドラム式洗濯機を提供
することを目的とする。 【解決手段】外箱内に設けられた外槽と、この外槽の内
部に傾斜軸を中心に回転自在に配設され、前端面に洗濯
物投入用開口を有するドラムと、前記洗濯物投入用開口
を開閉する横開き式の扉を備えたドラム式洗濯機におい
て、前記外箱は前方へ向けて下傾斜した前面板を有し、
前記扉は閉成時に前記前面板と略平行となるように配設
され、且つ前記扉を開放方向へ付勢する付勢手段を備え
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、外槽内に設けた横傾
きの回転ドラム内に洗濯物を前方より投入し、この洗濯
物が回転ドラム内で回転落下されて洗濯が行われるドラ
ム式洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のドラム式洗濯機は、本体内に横向
きとされ、この本体内に複数のスプリングで支持された
円筒形の外槽と、この外槽内に回転駆動自在なるよう片
側を軸支された回転ドラムを有している。そして、この
回転ドラムの前端面が後端面よりも高い位置となるよう
に前上がり傾斜に配設されているものがある。前記外槽
の前壁には円形状に形成された洗濯物の取り出し開口部
が設けられている。
【0003】このような回転ドラムが傾斜して配設され
たドラム式洗濯機では、本体の前面に設けられる前記洗
濯物の取り出し開口部を開閉する扉が、回転ドラムの前
壁の傾きに合わせて下方向に傾けて取り付けられるもの
がある。
【0004】また、前記外槽の洗濯物取り出し開口部に
対応して、前記本体の前面板には、洗濯物を投入するた
めの円形の衣類投入口が形成されていて、この衣類投入
口と外槽との隙間を塞ぐために、前記衣類投入口の周り
にゴム製の投入口カバーが設けられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、扉が回転ドラ
ムの前壁の傾斜に合わせて傾けて取り付けられているの
で、洗濯物を回転ドラムに出し入れする際に、扉を支え
る手を途中で放した場合、扉の自重の作用で使用者の意
に反して勢いよく扉が閉じてしまう可能性があった。そ
して、勢いよく扉が閉じることによって、機器の寿命を
縮める虞があった。
【0006】また、衣類投入口に設けられた投入口カバ
ーは、洗濯時や脱水時の振動で容易に外れないように、
前面板に接着剤などで接着固定する構成としていたの
で、組立作業に時間を必要とし作業性が良くなかった。
【0007】本発明は上述の点に鑑み成されたもので、
洗濯物の出し入れの際に不所望に扉が勢いよく閉じてし
まうことを防止しできるドラム式洗濯機を提供すること
を目的とする。また、組立作業性の良いドラム式洗濯機
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1に記載の発明は、外箱内に設けられた外槽と、この外
槽の内部に傾斜軸を中心に回転自在に配設され、前端面
に洗濯物投入用開口を有するドラムと、前記洗濯物投入
用開口を開閉する横開き式の扉を備えたドラム式洗濯機
において、前記外箱は前方へ向かってしだいに下がる傾
斜した前面板を有し、前記扉は閉成時に前記前面板と略
平行となるように配設され、且つ前記扉を開放方向へ付
勢する付勢手段を備えたことを特徴とするドラム式洗濯
機である。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のドラム式洗濯機において、請求項1に記載のドラム式
洗濯機において、前記付勢手段を、前記扉を揺動可能に
軸支する揺動支軸の外周に巻回するねじりコイルバネ
と、このねじりコイルバネに一体に設けられたトーショ
ンバーで形成したことを特徴とするドラム式洗濯機であ
る。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
のいずれかに記載のドラム式洗濯機において、前記外槽
は前記洗濯物投入用開口に対応して形成された入口を有
し、この入口と連通し且つ前記扉の開閉時に該扉を通過
可能にする衣類投入口を前記外箱の前面板に備え、前記
扉は前記衣類投入口近傍の外槽に設けた揺動支軸を支点
に、前記洗濯物投入口を開閉可能に軸支されたことを特
徴とするドラム式洗濯機である。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のドラム式洗濯機において、前記衣類投入口の内周縁に
設けられると共に衣類投入口と前記外槽との隙間を塞ぐ
投入口カバーを有し、この投入口カバーを前方から覆い
且つ前記前面板とで挟持させることで投入口カバーを前
面板に固定する押え枠を備えたことを特徴とするドラム
式洗濯機である。
【0012】請求項1から3の発明では、付勢手段によ
って扉を常に開放方向に付勢しているので、扉の開閉途
中で扉を支える手を放しても、付勢手段によって開方向
に力が作用するので、扉の自重によって扉が勢いよく閉
じることを防止できるようになる。
【0013】請求項4に記載の発明では、投入口カバー
を押え板で固定するようにしたので、接着剤などを必要
とせず、簡単に投入口カバーを固定できるようになる。
また、投入口カバーの前部を押え枠で覆うので、外方か
ら投入口カバーが見えにくくなり、美観が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の一実施例とし
て、コインランドリーに設置されるドラム式洗濯機をと
りあげて詳細に説明する。図1は本発明に係るドラム式
洗濯機の斜視図である。正面パネル1の上部には、洗濯
動作の内容を表示する表示手段2a及び洗濯モードを指
定するキー2bなどからなる操作パネル2が設けられて
いる。操作パネル2の右側には洗濯内容に応じたコイン
を投入するコイン投入口3が設けられている。操作パネ
ルの右下方には投入されたコインが収容されるコインボ
ックス4が設けられている。コインボックス4には、収
容されたコインの盗難防止のための施錠手段4aが設け
られていて、鍵を持つオーナーや管理人等だけがこの施
錠手段を解除してコインボックス4を開けることができ
るようになっている。
【0015】操作パネル2の下側中央には、前方に開く
開閉自在の円形のドア5が設けられており、ドア5の中
央部には円形のドアガラス6が配設されていて、ドアの
内側が透視できるようになっている。ドア6の左側には
ドア6を開閉操作するためのドアハンドル7が取り付け
られている。
【0016】図2は、ドラム式洗濯機の概略構成を示す
断面図である。また、図3は後方から見た図を示す。図
において、ドラム式洗濯機には、外形を形成する箱型の
フレーム(図示せず)と、このフレーム内に設けられた
外槽8とが備えられている。前記フレームには左右の側
面パネル9、10、後面パネル11、天面パネル12及
び正面パネルがビス止めされて固定されている。各パネ
ルのビス孔は長穴加工が施されていて、生産時に生じる
機器個体の寸法のバラツキを吸収して、生産性を向上で
きるようなっている。外槽8は前方に向けて前上がり傾
斜に配設され、外槽8の下部四隅はスプリング13とダ
ンパー14が一体的に設けられた防振部材によって支持
されている。
【0017】外槽8内には、後面が中心軸15により軸
支された回転ドラム16が設けられていて、その中心軸
15が軸受部17側に下傾斜するように設けられてい
る。前記正面パネル1は、前記外槽8傾きに合わせて、
外槽8前面8aに略平行となるように天面パネル12か
ら正面パネル1にかけて下傾斜した傾斜面を有してい
る。
【0018】前記外槽8の上方には、一端が外部の水道
及び給湯設備(図示せず)に接続される管18及び19
が配置され、管18、19の他端は、それぞれ後述する
混合管27につながれている。各管18、19の途中に
は電磁力で動作する給湯バルブ18a、及び給水バルブ
19aが設けられており、水及び湯の混合割合は前記給
湯バルブ18a及び給水バルブ19aの開口度合が調整さ
れることで変更される。
【0019】前記混合管27の下端には外槽8に接続さ
れた給水ホース20が備えられている。外槽8の下部に
は、外槽8の洗濯水を排水するための排水ホース21及
びこの排水ホースからの排水を外部に導く排水管22が
接続されている。前記給水ホース20及び排水ホース2
1は、外槽8などの振動により破損しないように一部が
蛇腹状に形成されている。外槽8上部前端には外槽の振
動を抑制するためのバランスウエイト23が配設されて
いる。
【0020】前記回転ドラム16の周面には、小孔が多
数開けられている。洗い時およびすすぎ時には、回転ド
ラム16内に洗濯物が収容され、回転ドラム16および
外槽8内に洗濯水が貯められる。洗濯水は、前述の水道
や給湯設備からの水及び湯が予め決められた温度となる
ように混合された後、給水ホース20を通じて外槽8内
に導入され、洗濯物の量に応じて水位センサ(図示せ
ず)で検知される水位まで供給される。そして、回転ド
ラム16が相対的に低速度で回転される。回転ドラム1
6内には、このとき洗濯物を回転ドラム16内の上方に
持ち上げて攪拌させるための突起(図示せず)が複数個
備えられている。
【0021】また、脱水時には、回転ドラム16および
外槽8内の洗濯水は、排水ホース21から排水され、回
転ドラム16は高速度で回転される。外槽8の下方に
は、回転ドラム16を回転させるためのモータ24が取
り付けられている。このモータ24はベルト25を介し
て回転ドラム16の回転軸15に固定されたプーリ26
を回転させることにより回転ドラム16を回転駆動させ
る。
【0022】図4は混合管27を示す一部断面図であ
る。混合管27は正面視略T字形状をしており、左右に
設けられた入水路27a、入湯路27b、及び下方に設け
られた混合路27cとで構成されている。前記入水路2
7a及び入湯路27bは左右に水平方向に向かい合わせに
設けられ、入口側に外部の水道や給湯設備(図示せず)
に接続されている管18及び19が接続される。混合路
27cの出口側には給水ホース20が接続される。入水
路27a及び入湯路27bの各出口間には混合管27の上
壁から下方に向けて延びる仕切板28が設けられてい
る。
【0023】管18及び19に設けられたバルブ18
a、19aが駆動されて弁が開放されると、水道及び給湯
設備からの水及び湯が管18及び19を介して混合管に
導入される。入水路27a及び入湯路27bを通過してき
た水及び湯は前記仕切り板28によって進行方向を略垂
直下方向に曲げられて混合路27cに導かれ、給水ホー
ス20を介して外槽8内に供給されるようになる。
【0024】水及び湯の混合割合は前記バルブの開口度
合が調整されることで変更される。前記混合路27cに
導入される水及び湯は図示しない温度センサからの検出
値に基づき、所定の温度となるように制御手段によって
給湯バルブ18a及び給水バルブ19aの開度が調整され
ることにより、所定の温度に調整される。
【0025】入水路27a及び入湯路27bは左右に水平
方向向かい合わせに設けられているので、混合管27を
コンパクト化できる利点がある。また、入水路27aと
入湯路27bの間に仕切り板28を設けたので、入湯路
27aからの湯が入水路27bに逆流したり、入水路27
aからの水が入湯路27bに逆流するのを防止することが
可能となる。
【0026】図5はドア周辺を上方から見た断面図であ
る。図において、外槽8前面の中央付近には衣類投入口
29が形成され、これに合わせて上記回転ドラム16に
も衣類投入用開口30が形成されている。上記衣類投入
口29は外槽8の前面壁面8aにヒンジ部31で揺動自
在に装着されたドア5にて開閉される。このドア5はド
ア金具枠5aとこの金具枠に固定されたドアガラス6と
から構成されている。ドア金具枠5aには中央に円形の
開口5bが形成されていて、この開口5bにパッキン32
を介在させてドアガラス6が固定されている。
【0027】図6はドアの詳細を示す側面断面図、図7
は正面図である。ドア5とドアガラス6の間には、ゴム
等の弾性体からなるドアパッキン32が内嵌されてい
る。このドアパッキン32は外側に向けて開いた第1溝
32aと、内側に向けて開いた第2溝32bを有し、この
第1溝32aを前記ドア5の開口5bの内縁全周に嵌合
させて、第2溝32bをドアガラス6の外周に嵌合させ
ることで取り付けられている。
【0028】前記ドア金具枠5aの内周には切欠5cが設
けられていて、前記ドアパッキン32に設けられた凸部
(図示せず)が前記切欠5cにはまり込むことで、ドア
パッキン32の回り止めの働きをなす。ドアパッキン3
2の外槽8側には断面略コ字形状をしたシール部32c
が一体に設けられており、ドア5が閉じたときには、ド
ア5の周縁部と外槽8の投入口29の内周縁部とで前記
シール部32cが挟圧されて、外槽8の水密が保持され
るようになっているドア5の一端には、前記ドアハンド
ル7が設けられており、他端にはこのドア5を揺動自在
に支えるヒンジ部31を有している。ドア5はこのヒン
ジ部31に対して長尺な揺動支軸31aを挿通すること
により外槽8に対してヒンジ結合され、外槽8に対して
前記揺動支軸31aを支点として揺動自在に結合されて
いる。
【0029】前記揺動支軸31aには、付勢手段となる
バネ33が挿通されている。このバネ33は、ねじりコ
イルバネ33aと、このねじりコイルバネ33aの一端に
一体形成されたトーションバー33bとから形成されて
おり、ねじりコイルバネ33aとトーションバー33bと
は付勢力が異ならせてある。
【0030】図8はドア5を開いた状態から閉じるとき
のヒンジ部の動きを説明する本体上方から見た断面図で
あり図中下側に外槽がある、(A)はドアを全開状態に
した図、(B)はドアを約1/3閉じた状態の図、(C)
はドアを閉じた状態の図を示す。前記ドア5と外槽8は
前記バネ33によって常に引き離す方向に付勢されてお
り、ドア5を全開状態から1/3程閉じるまでの間でまず
トーションバー33bがドア5に対して開方向の付勢力
を加え(図A〜図B)残りの約2/3はねじりコイルバネ
33aがドア5に対して開方向の付勢力を与える(図B
〜図C)。
【0031】この実施形態では、前記外槽8が傾斜して
配設されている。即ち、ドア5のヒンジ部31が配設さ
れている外槽前面8aが上向きに傾斜しているので、利
用者がドア5を開いている途中で手を放すと、自重で勢
い良く閉じる虞があるが、バネ31によってドア5が開
方向に付勢されているので、利用者がドア5から手を放
しても、ドア5が勢い良く閉じることはない。これによ
り、衣類の出し入れの際、利用者がドア5を手で支えな
くても、ドア5が勢い良く閉じることがないので、ドア
5が勢い良く閉じることによる機器の寿命低下を回避す
ることができる。
【0032】このようにバネ33をねじりコイルバネ3
3aとトーションバー33bで形成することにより、バネ
33を小型化することができるので、ヒンジ部31をで
きるだけコンパクトにできるようになる。
【0033】正面パネル1には前記ドア6を開閉できる
ように衣類投入口34が開口している。この衣類投入口
34の内周縁には、全周にわたり該衣類投入口34と外
槽8の前面8aの間の隙間を塞ぐための投入口カバー3
5が設けられている。投入口カバー35はゴムなどの弾
性部材で形成されており、前部に横向きの凹溝35aを
有している。そして、この凹溝35a内に前記正面パネ
ル1の投入口34内周縁を嵌合した状態で、押え枠36
を前記正面パネル1に裏面からビス止めすると、投入口
カバー35が押え枠36と正面パネル1との間で挟持固
定される。前記押え枠36は断面略L字形状をしてお
り、前記投入口カバー35を前方及び側方から固定す
る。
【0034】従来の投入口カバー35の正面パネル1へ
の取り付けは、接着剤による固着しかなかった。接着剤
の強度が投入口カバー35を固定できる実用強度まで達
するには或る程度の時間を必要とするので、従来は接着
剤が接着力を発揮するまで、クランプなどで投入口カバ
ー35を正面パネル1に固定する必要があり、作業性が
悪かった。
【0035】しかし、本実施例のように投入口カバー3
5を押え枠36で固定する構成とすることにより、簡単
に投入口カバー35を組み付けることができるようにな
る。また、投入口カバー35の前部を押え枠36で覆う
ので、外方から投入口カバー35が隠れるので、美観が
向上する。
【0036】図9は回転ドラム16の回転軸15を支え
る軸受部17の部分断面図である。図10は外槽を後方
から見た部分断面図である。軸受部17は前後にボール
ベアリング17a、17bを有している。軸受部17と外
槽8には、軸受部17を外槽8に強固に固定するための
補強板37が設けられている。この補強板37は、軸受
部17を中心に放射上に複数設けられており、軸受部1
7と外槽8の後部外周に橋設されている。
【0037】補強板37は長方形をしたベース37a
と、このベース37aの両端から垂直に折れ曲って断面
略コ字形状に折り曲げ形成され、側面から見て略三角形
をした側面板37b,37cと、この側面板37b,37cの
上端に固着された上面板37dとからなる。補強板37
はベース37aを軸受部17と外槽8の外周端部にナッ
ト止めされており、天面37dを軸受部17の後端部に
ボルト38で固定されている。図11に示すように、こ
のボルト38は2段のテーパ部を有していて、ねじ部3
8aに近い側のテーパ部38bはボルト38を締め付ける
際に天面板37cのボルト孔(図示せず)を適所に呼び
込みする役割を有し、頭部38c側のテーパ部38dは天
面板37cとの間に摩擦力を生じさせることによって、
ボルト38の緩みを防止する働きを有するものである。
【0038】上述したようにこの発明の実施例では、ね
じりコイルバネとトーションバーの付勢力をねじりコイ
ルばねの方を強くする構成としているが、トーションバ
ーの方の付勢力を強くしても良いし、両者の付勢力を略
同じにしても良い。
【0039】また、この発明は、コインランドリーなど
に設置されるドラム式洗濯機だけでなく、家庭用のドラ
ム式洗濯機にも、もちろん適用できる。その他、この発
明の要旨を変更しない範囲で、種々の変更を施すことが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドラム式洗濯機の斜視図である。
【図2】本発明のドラム式洗濯機の側面断面図である。
【図3】本発明のドラム式洗濯機の背面図である。
【図4】本発明の混合管の一部断面図である。
【図5】本発明のドア周辺の断面図である。
【図6】本発明のドアパッキンの部分断面図である。
【図7】本発明のドアの正面から見た一部断面図であ
る。
【図8】本発明のヒンジ部の動作を説明する図である。
【図9】本発明の軸受部を示す断面図である。
【図10】本発明の外槽を背面から見た図である。
【図11】本発明の補強板を止めるボルトの側面図であ
る。
【符号の説明】
1 前面板 5 扉 8 外槽 16 回転ドラム 33 付勢手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 香月 淳吾 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B155 BB02 CA02 CA16 CB06 CC01 DA05 MA01 MA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外箱内に設けられた外槽と、この外槽の内
    部に傾斜軸を中心に回転自在に配設され、前端面に洗濯
    物投入用開口を有するドラムと、前記洗濯物投入用開口
    を開閉する横開き式の扉を備えたドラム式洗濯機におい
    て、前記外箱は前方へ向かってしだいに下がる傾斜した
    前面板を有し、前記扉は閉成時に前記前面板と略平行と
    なるように配設され、且つ前記扉を開放方向へ付勢する
    付勢手段を備えたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のドラム式洗濯機におい
    て、前記付勢手段を、前記扉を揺動可能に軸支する揺動
    支軸の外周に巻回するねじりコイルバネと、このねじり
    コイルバネに一体に設けられたトーションバーで形成し
    たことを特徴とするドラム式洗濯機。
  3. 【請求項3】請求項1又は2のいずれかに記載のドラム
    式洗濯機において、前記外槽は前記洗濯物投入用開口に
    対応して形成された入口を有し、この入口と連通し且つ
    前記扉の開閉時に該扉を通過可能にする衣類投入口を前
    記外箱の前面板に備え、前記扉は前記衣類投入口近傍の
    外槽に設けた揺動支軸を支点に、前記洗濯物投入口を開
    閉可能に軸支されたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のドラム式洗濯機におい
    て、前記衣類投入口の内周縁に設けられると共に衣類投
    入口と前記外槽との隙間を塞ぐ投入口カバーを有し、こ
    の投入口カバーを前方から覆い且つ前記前面板とで挟持
    させることで投入口カバーを前面板に固定する押え枠を
    備えたことを特徴とするドラム式洗濯機。
JP2001328232A 2001-10-25 2001-10-25 ドラム式洗濯機 Pending JP2003126588A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001328232A JP2003126588A (ja) 2001-10-25 2001-10-25 ドラム式洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001328232A JP2003126588A (ja) 2001-10-25 2001-10-25 ドラム式洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003126588A true JP2003126588A (ja) 2003-05-07

Family

ID=19144327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001328232A Pending JP2003126588A (ja) 2001-10-25 2001-10-25 ドラム式洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003126588A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008161549A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Mitsubishi Electric Corp 洗濯機
US7617570B2 (en) 2006-03-22 2009-11-17 Whirlpool Corporation Double-pivot, constrained kinematic hinge for a front-loading laundry machine
JP2012011090A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Panasonic Corp 衣類処理装置
JP2012011091A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Panasonic Corp 衣類処理装置
JP2012011089A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Panasonic Corp 衣類処理装置
JP2012080968A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Hoshizaki Electric Co Ltd 洗浄機
WO2012114752A1 (ja) * 2011-02-23 2012-08-30 パナソニック株式会社 衣類処理装置
JP2012223344A (ja) * 2011-04-19 2012-11-15 Hitachi Appliances Inc ドラム式洗濯機およびドラム式洗濯乾燥機
JP2015226770A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 衣類処理装置
WO2016157720A1 (ja) * 2015-03-30 2016-10-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機
JP2017205160A (ja) * 2016-05-16 2017-11-24 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機
CN109518397A (zh) * 2017-09-19 2019-03-26 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 一种滚筒洗衣机
JP2021183223A (ja) * 2020-07-27 2021-12-02 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7617570B2 (en) 2006-03-22 2009-11-17 Whirlpool Corporation Double-pivot, constrained kinematic hinge for a front-loading laundry machine
JP2008161549A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Mitsubishi Electric Corp 洗濯機
JP2012011090A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Panasonic Corp 衣類処理装置
JP2012011091A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Panasonic Corp 衣類処理装置
JP2012011089A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Panasonic Corp 衣類処理装置
JP2012080968A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Hoshizaki Electric Co Ltd 洗浄機
WO2012114752A1 (ja) * 2011-02-23 2012-08-30 パナソニック株式会社 衣類処理装置
JP2012170691A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Panasonic Corp ドラム式洗濯機
JP2012223344A (ja) * 2011-04-19 2012-11-15 Hitachi Appliances Inc ドラム式洗濯機およびドラム式洗濯乾燥機
JP2015226770A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 衣類処理装置
US9938655B2 (en) 2014-05-30 2018-04-10 Lg Electronics Inc. Laundry treatment apparatus
WO2016157720A1 (ja) * 2015-03-30 2016-10-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機
JP2016187369A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機
JP2017205160A (ja) * 2016-05-16 2017-11-24 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機
CN109518397A (zh) * 2017-09-19 2019-03-26 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 一种滚筒洗衣机
JP2021183223A (ja) * 2020-07-27 2021-12-02 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機
JP7117431B2 (ja) 2020-07-27 2022-08-12 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8123312B2 (en) Door assembly
EP1881099B1 (en) Drum type washing machine
US7891218B2 (en) Drain system of drum-type washing machine
JP2003126588A (ja) ドラム式洗濯機
AU2011345513B2 (en) Apparatus for processing laundry
AU2010206038B2 (en) Washing machine
US11225741B2 (en) Clothes treating device
EP1389643A2 (en) Drum type washing machine
US10669665B2 (en) Washing machine having multiple washing units
US10801149B2 (en) Washing machine
EP3296444B1 (en) Washing device
US20040083774A1 (en) Washing machine
EP3339488A1 (en) Washing machine
JP5609503B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP3801167B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP2003024689A (ja) ドラム式洗濯機
US11492746B2 (en) Dispenser cup
AU2010342290B2 (en) Drum of a machine for treating laundry and machine having said drum
KR101756407B1 (ko) 세탁기
GB2360297A (en) Laundry appliance with snap-fit hinge
US11299845B2 (en) Washing machine
KR100465690B1 (ko) 드럼세탁기의 도어 개폐장치
JP6123075B2 (ja) ドラム式洗濯機
KR20040046969A (ko) 세탁기의 세제통 조립 구조
JP3605059B2 (ja) ドラム式洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040906

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050725

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070206

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070605