JPS5925336Y2 - 魔法瓶等の蓋の開閉装置 - Google Patents

魔法瓶等の蓋の開閉装置

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Publication number
JPS5925336Y2
JPS5925336Y2 JP6805380U JP6805380U JPS5925336Y2 JP S5925336 Y2 JPS5925336 Y2 JP S5925336Y2 JP 6805380 U JP6805380 U JP 6805380U JP 6805380 U JP6805380 U JP 6805380U JP S5925336 Y2 JPS5925336 Y2 JP S5925336Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
rear end
operating lever
opened
pivot member
Prior art date
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Expired
Application number
JP6805380U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56168036U (ja
Inventor
照男 竹田
栄治 中島
Original Assignee
タイガー魔法瓶株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by タイガー魔法瓶株式会社 filed Critical タイガー魔法瓶株式会社
Priority to JP6805380U priority Critical patent/JPS5925336Y2/ja
Publication of JPS56168036U publication Critical patent/JPS56168036U/ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は卓上魔法瓶や保温容器等の蓋の開閉装置に関
する。
従来、この種の魔法瓶等の蓋の開閉装置としては、昭和
46年実用新案出願公告第7513号公報記載のものが
知られている。
このものは、器体の上部後端の枢着部材に蓋の後端部を
枢着すると共に、着後端部に蓋開閉用のラチェツト爪か
らなる操作レバーを枢支し、操作レバーと蓋裏面との間
には蓋裏面に弾接して前記操作レバーを常に外方に押し
上げる如く付勢する板バネを設けてなり、蓋の閉塞時に
は操作レバーの摺動部が器体上部後端の空室の後壁(円
弧部)に係合保持され、蓋の開放時には前記係合が解除
され該操作レバーが円弧部より前方へ離間することによ
り開蓋される構成である。
しかるに、このものによれば、蓋の全開状態では操作レ
バーを前記円弧部より前方へ離間するため、該空室の後
部が開放されて該開放部に塵やほこりなどが入り易く不
潔になり易いなどの不都合がある。
この考案は、上記不都合を解消し、より一層構造の簡単
化を図ったものを提供しようとするものである。
すなわち、この考案は、器体の上部後端の枢着部材に蓋
の後端部を枢着すると共に、着後端部に蓋開閉用の操作
レバーを枢支し、操作レバーと蓋裏面との間には蓋裏面
に弾接する板バネを設けて鉄蓋を開閉自在とした魔法瓶
等において、前記器体の枢着部材自体に保合受部を形成
すると共に、操作レバーには係合部を形成し、この保合
部は閉蓋時には係合受部の前壁で係止させ、開蓋時には
係合受部の前壁を乗り越えさせて後壁で係止させる構成
としてなるものである。
この考案の一実施例を第1図乃至第3図に基づいて以下
に説明する。
1は卓上魔法瓶等の器体であって、該器体1の上部前端
部には注出口2が形成され、器体1の上部後端部、つま
り把手3」一方には蓋4の後端部5を枢着して鉄蓋4を
開閉すべくしである。
すなわち、把手3上端面には後部に立上り部を形成した
枢着部材7を突設し、該枢着部材7を蓋4の後端部5の
空所6に嵌装して、空所6の側壁6a下部に形成した貫
通孔8と、枢着部材7に形成した貫通孔9とに軸10を
嵌挿して蓋4の後端部5を器体1の上部後端部に枢着し
である。
12は枢着部材7の上方位置にある如く空所6内に軸1
6で枢支した蓋開閉用の操作レバーであって、この操作
レバー12にはその回動中心より後部側に操作部15を
、前部側に蓋に蓋4の後端部5の空所6より蓋4裏面に
弾接した板バネ14を、それぞれ連続して一体形成して
いる。
前記枢着部材7自体の後部立上り部は係合受部11とし
である。
一方、操作レバー12の下部には係合受部11に係合す
る保合部13が一体に形成しである。
そして、操作レバー12の係合部13は、閉蓋時には板
バネ14により枢着部材7の係合受部11の前壁11
aへの係止位置に向かつて付勢されており、また、この
係合部13は開蓋時には操作レバー12を板バネ14の
弾性に抗して押圧回動することにより、係合受部11の
前壁11 aより乗り越えさせて後壁11 bで係止さ
せ蓋4が開放される構成としである。
なお、17.18は空所6の側壁6a、操作レバー12
に穿った軸16挿通用の孔である。
実施例では、操作レバー12は係合部13も板バネ14
も操作部15もすべて合成樹脂の一体物により構成しで
あるが、板バネ14は鋼板などの金属製で形成して合成
樹脂からなる他の部分に該板バネ14の一端を埋設固定
してなるものでもよく、或いは完全に別体として形成し
てもよく任意であり、その材質は問わない。
また、枢着部材7及び操作レバー12の形状は図示のも
のに限定されず適宜設計変更できるものである。
なお、第1図乃至第3図では蓋4の後端部5は外部に露
出されているが、この後端部5と操作レバー12を被覆
するカバー(図示せず)を装着し、該カバーの上面と後
面とには前記善後端部5の一部と操作レバー12の操作
部15とが夫々回動する範囲の窓孔(図示せず)を形成
して、外観を良好とすると共に、塵芥の侵入を防ぐよう
にするとよい この考案の作動を第3図に基づいて説明すれば、第3図
Aに示す如く、操作レバー12の板バネ14が、操作レ
バー12の係合部13を、枢着部材7に形成した係合受
部11の前壁11 aへの係止位置に向けて付勢してお
り、閉蓋状態が保持されている。
この板バネ14の付勢力に抗して操作レバー12の操作
部15を矢視A方向に回動すると、板バネ14は蓋4を
開放方向に押し上げると共に、前記係合部13は前記係
合受部11の前壁11 aより瞬間的に係合が解除され
ると同時に該係合部13は前記係合受部11に当接しな
がら移動され、第3図Bに示す如く、蓋の後端部5が軸
10を支点として蓋4が開放される。
さらに前記操作部15を同方向に回動すると、操作レバ
ー12の係合部13は前記係合受部11の前壁11 a
を乗り越えさせ後壁11 bで係止させ、第3図Cに示
す如く、さらに開蓋される。
このようにして所定回動角度まで蓋が開放される。
反対に、この開蓋状態から閉蓋する場合には、蓋4の一
部又は前記操作部15を手で反時計方向に回動すると、
前記係合部13が係合受部11の前壁11 aへの元の
係止位置(第3図Aの如く)に復帰され、そして板バネ
14の付勢力によって開蓋方向への蓋4の自由な回動が
阻止されて蓋4が閉塞される。
このような動作を反復して蓋4の開閉を行う。
この考案は以上の構成からなるものであり、操作レバー
に形成した係合部が係止する係合受部を、器体の上部後
端に設けた枢着部材自体に形成しているから、枢着部材
自体が操作レバーの保合受部をも兼ねているため、前記
従来品の如く器体上部後端の空室の後壁内側に特別な保
合受部を形成する必要がなく、従って部品点数が削減さ
れて、その結果、煩雑な構造を必要とせず、構造の簡単
なものが提供できる。
また、上記従来品の如く、蓋の全開状態では器体上部後
端の空室の後部に開放部が形成されることがないため、
塵などの侵入を防ぎ衛生的なものが提供され得る。
【図面の簡単な説明】
図は何れもこの考案の一実施例を示すもので、第1図は
要部を切欠いて示した正面図、第2図は第1図に示す要
部の分解斜視図、第3図A、 B。 Cは本案による蓋の開閉状態を示す要部説明図である。 1・・・・・・器体、4・・・・・・蓋、5・・・・・
・後端部、6・・・・・・空所、7・・・・・・枢着部
材、11・・・・・・係合受部、11 a・・・・・・
前蓋、11 b・・・・・・後壁、12・・・・・・操
作レバー、13・・・・・・係合部、14・・・・・・
板バネ、15・・・・・・操作部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 器体の上部後端の枢着部材に蓋の後端部を枢着すると共
    に、蓋の後端部に蓋の後端部に蓋開閉用の操作レバーを
    枢支し、操作レバーと蓋裏面との間には蓋裏に弾接する
    板バネを設けて鉄蓋を開閉自在とした魔法瓶等において
    、前記器体の枢着部材自体に保合受部を形成すると共に
    、操作レバーには保合部を形成し、この保合部は閉蓋時
    には保合受部の前壁で係止させ、開蓋時には保合受部の
    前壁を乗り越えさせて後壁で係止させてなることを特徴
    とする魔法瓶等の蓋の開閉装置。
JP6805380U 1980-05-17 1980-05-17 魔法瓶等の蓋の開閉装置 Expired JPS5925336Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6805380U JPS5925336Y2 (ja) 1980-05-17 1980-05-17 魔法瓶等の蓋の開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6805380U JPS5925336Y2 (ja) 1980-05-17 1980-05-17 魔法瓶等の蓋の開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56168036U JPS56168036U (ja) 1981-12-12
JPS5925336Y2 true JPS5925336Y2 (ja) 1984-07-25

Family

ID=29662020

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JP6805380U Expired JPS5925336Y2 (ja) 1980-05-17 1980-05-17 魔法瓶等の蓋の開閉装置

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