JPS5925335Y2 - 魔法瓶等の蓋の開閉装置 - Google Patents

魔法瓶等の蓋の開閉装置

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Publication number
JPS5925335Y2
JPS5925335Y2 JP5517980U JP5517980U JPS5925335Y2 JP S5925335 Y2 JPS5925335 Y2 JP S5925335Y2 JP 5517980 U JP5517980 U JP 5517980U JP 5517980 U JP5517980 U JP 5517980U JP S5925335 Y2 JPS5925335 Y2 JP S5925335Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
operating lever
engaged
rear end
handle
Prior art date
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Expired
Application number
JP5517980U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56155731U (ja
Inventor
照男 竹田
栄治 中島
Original Assignee
タイガー魔法瓶株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by タイガー魔法瓶株式会社 filed Critical タイガー魔法瓶株式会社
Priority to JP5517980U priority Critical patent/JPS5925335Y2/ja
Publication of JPS56155731U publication Critical patent/JPS56155731U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は卓上魔法瓶や保温容器等の蓋の開閉装置に関
する。
従来、この種の魔法瓶等の蓋の開閉装置としては、実公
昭46−18289号公報および実公昭43−2035
7号公報記載のものが知られている。
これらのものは、器体後方に取付けた把手肩部の空室内
に被保合部を有する蓋の後端部を枢着すると共に、前記
被係合部に係脱自在に係合する係合部を形成した操作レ
バーを設け、操作レバーの押圧操作により前記係合部と
被係合部との係合を解除して操作レバーなどに弾支した
蝶バネの弾発力によって蓋を開放するようにしたもので
ある。
しかるに、これら公知のものは、善後端部の被係合部と
操作レバーの保合部の保合は、両者の描く円弧軌跡上の
交点で行う弧回動方式によっているため、その善後端部
と操作レバーの取付位置を厳密に設定しなければ、その
係合が不確実となる虞れがあり、また例えば係合部の係
合長さを変えるなどして係合度合を調節することもし難
いなどの不都合があった。
さらに、操作レバーの係合部を蓋の後端部の被係合部に
係合させる方向に働かせるバネとして蝶バネを用いてい
るが、この蝶バネは把手肩部の空室に対し取付け、取外
しが容易でなく、従って部品組付作業が手間どるなどの
不都合があった。
この考案は、前記操作レバーを把手肩部に摺動自在に案
内されると共に、この操作レバーには該操作レバーの保
合部を蓋の後端の被係合部に係合させる方向に働かせた
コイルバネの収納部を形成することにより、上記不都合
を解消すると共に、操作レバー自体にコイルバネの収納
部を形成することにより部品点数の削減を図り、さらに
操作レバーは把手肩部に摺動自在に案内されることによ
り特別のガイド部材を必要としないものを提供するもの
である。
この考案の第1実施例を第1図と第2図に基づいて以下
に説明する。
1は卓上魔法瓶の器体であって、該器体1の開口前部に
は注出口2を形成し、後方には把手3を取付け、この把
手3の肩部の空室5前部内には被係合部16を有する蓋
4の後端部4aを軸15にて枢着して蓋4を開閉自在と
しである。
前記空室5の後部内には、一端に被係合部16係合用の
係合部6を他端に鍔部7を形成して、その6と7間を膨
出させて指当用の操作部8とした操作レバー9を装着す
ると共に、この操作レバー9の内部には収納部10を形
成し、該収納部10と空室5の内底面との間には常時上
方へ付勢してなるコイルバネ11を内装して、操作レバ
ー9を把手3肩部に対して上下方向に摺動自在に案内さ
せる構成としである。
12は空室5の後部側壁の頂部に内向きに突出させた突
出部であって、該突出部12に操作レバー9に形成した
鍔部7が係止されることによって、操作レバー9の上動
を阻止している。
前記蓋4の後端部4aには重錘13 aからなる蓋開閉
子13を内蔵しであると共に、該重錘13aの少し前方
には貫通孔14を穿設してあり、この貫通孔14と前記
空室5の前部側壁5aに穿った取付穴24とを合致させ
軸15を嵌挿して蓋4を空室5に対して枢着しである。
また、蓋4の後端部4aの下部には、前述の被保合部1
6が形成してあり、この被係合部16は蓋4の閉蓋状態
で前記操作レバー9に形成された保合部6と係合され、
上記操作レバー9の垂直的な下動押圧操作により前記係
合部6と被係合部16との係合が解除されると同時に、
蓋開閉子13が働いて蓋4が開放されるように構成しで
ある。
かくして、前記操作レバー9は把手3肩部に摺動自在に
案内されると共に、この操作レバー9には該操作レバー
9の係合部6を蓋4の後端部4aの被係合部16に係合
させるコイルバネ11の収納部10を形成してなるもの
である。
この実施例において、重錘13aを蓋4の重量より重く
した場合には、操作レバー9を指先で垂直方向に押し下
げるだけで、軸15を支点としてテコの原理で重錘13
a側が下降されるため、前記係合部6と被係合部16の
係合が解除されると同時に、重錘13aの重量によって
蓋4が任意回動角度(例えば90°)だけ自動的に開放
される利便がある。
逆に、重錘13aを蓋4の重量より軽くした場合には、
把手を把持して器体1を注出口2側へ傾斜させると、そ
の重錘13 aの重量と操作レバー9の保合部の解除時
の力とによって、蓋4が例えば20°。
45°・・・等の如く任意角度に開放されて内容液を注
出で゛きる。
また、この実施例では、操作レバー9の操作部8と保合
部6との間は曲面6′として弾性をもたせているために
蓋4をロックする場合に、蓋4の後端部4aの被係合部
16のカム面が、この曲面6′に弾性的に係合され、従
って操作レバー9が殆んど上動されずに閉蓋され得る。
なお、前記実施例では蓋開閉子13として重錘13aを
設けているが、これに代えてバネを適所に設けた構成も
採り得る。
第3図と第4図は第2実施例を示すものであって、把手
3の肩部に形成した空室5には、水平方向に穴5bを穿
設してあり、この穴5bに、前部に収納部10を形成す
ると共に前端部に略鎌形状の保合部6を形成した操作レ
バー9を前進後退自在に案内させであると共に、前記収
納部10には外方に向は付勢したコイルバネ11 aを
装着し、操作レバー9の後部は操作部8としである。
そして、把手3の肩部の側壁5Cと平板部3aとで形成
される空室部には、蓋4を開蓋方向に付勢するバネ13
bを内装した蓋4の後端部4aが軸15で枢着しであ
ると共に、鉄蓋4の後端部4aの下部には操作レバー9
の保合部6と係脱自在に係合される被保合部16を形成
しである。
操作レバー9の水平方向への押圧操作により前記係合部
6と被係合部16との係合が解除されて蓋4が自動的に
開放され、かつこの係合部6と被係合部16との係合に
より閉蓋状態を保持すべくしてなるものである。
17、18は蓋4の後端部4aと把手3膚部の側壁5C
とにそれぞれ穿設した穴であって、両穴に軸15を嵌挿
し、該軸15を支点として蓋4が弧回動されるべくしで
ある。
なお、この実施例においても、バネ13bに代えて重錘
を設けることもできる。
また、蓋4の開蓋角度はバネ13 bの付勢力と蓋4の
重量との相関関係によって決定される。
第5図は第2実施例の変形例を示すもので、このもので
は操作レバー9の上面に歯19・・・19を形成してラ
ックとし、このラックの歯19・・・19と噛合するピ
ニオン20を蓋4の後端部4a下部に設け、前記ラック
とピニオンの噛合によって蓋4を段階的に開閉できるよ
うにしである。
この場合のその他の構成は第2実施例のものとほぼ同様
(ただしバネ13bは弾装していない)である。
第6図は第2実施例の別の変形例を示すもので、このも
のでは第3図と第4図に示す操作しバー9の操作部8近
傍を斜めに切断して、上方から下方に向けて下り勾配の
傾斜面21とし、該傾斜面21は閉蓋状態において操作
レバー9用の穴5b内に没入させであると共に、前記傾
斜面21の上方には接解部22 aが該傾斜面21に当
接して操作レバー9を左右動する押釦式の今一つの操作
レバー22を設けてあり、この操作レバー22をスプリ
ング23の弾性に抗して押し下げると、前記傾斜面21
を介して操作レバー9が前方へ移動され、操作レバー9
の係合部6と善後端部4aの被係合部16との係合が解
除されて蓋4が自動的に開かれる。
操作レバー22の押し下げ操作を止めると、スプリング
23の復元力により同操作レバー22は上動し、操作レ
バー9もそのスプリング11の復元力により後方へ移動
され、前記係合部6と被係合部16が再び係合されて、
閉蓋状態が保持されるようにしてなる。
なお、各実施例において、蓋4の後端部4aや操作レバ
ー9,22等を被冠するカバー(図示せず)を装着し、
該カバーの上面と背面には、蓋4の後端部4aの一部と
、操作レバー9,22の操作部が臨む窓孔(図示せず)
を形成して、外観を良好とすると共に、塵芥の侵入を防
ぐようにするとよい。
この考案は以上の構成からなるものであって、操作レバ
ーは把手肩部に摺動自在に案内されるようにしであるか
ら、該操作レバーの摺動ストロクに応じて係合部の係合
長さを変えることができるため、操作レバーの保合部と
蓋の後端部の被保合部との保合度合(量)を調節できる
そのため、従来の弧回動式の保合のものに比べて、係合
部と被係合部の係合が確実に行える。
それだけでなく、上記従来のものでは係合部と係合受部
の保合が円弧軌跡上で行われるから、その操作レバーと
蓋の後端部の取付位置を厳密に設定しなければ、その係
合が不確実となる虞れがあるに対し、この考案の操作レ
バーは把手肩部に摺動自在にして案内されているから、
前記係合は直線軌跡上で行なわれるため、操作レバーと
善後端部の取付位置の設定をそれほど厳密にしなくても
、係合部と被係合部の係合が確実に行われる。
しかも、操作レバーは把手肩部に摺動自在に案内される
ようにしであるから、この操作レバーを案内する特別の
ガイド部材を必要としない。
また、操作レバーの係合部を蓋の後端部の被係合部に係
合させる方向に働かせるバネとしてコイルバネを使用し
ているから、従来の蝶バネなどに比べて把手肩部の空室
に対するバネの取付け、取外しが容易である。
さらに、操作レバー自体に前記コイルバネを収納する収
納部を形成しているから、バネ収納用の収納部材を別設
する必要がなく、その分の部品点数を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
図は何れもこの考案の実施例を示すもので、第1図は要
部を縦断して示した側面図、第2図は第1図の主要部の
分解斜視図、第3図は第2実施例の要部を縦断して示し
た側面図、第4図は第3図の主要部の分解斜視図、第5
図と第6図は夫々化の変形例を示す要部の縦断面図であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 器体後方に取付けた把手肩部の空室内に被保合部を有す
    る蓋の後端部を枢着すると共に、前記被保合部に係脱自
    在に係合する保合部を形成した操作レバーを設け、操作
    レバーの押圧操作により前記係合部と被係合部との係合
    を解除して蓋を開放するようにした魔法瓶等において、
    前記操作レバーは把手肩部に摺動自在に案内されると共
    に、この操作レバーには該操作レバーの係合部を蓋の後
    端部の被保合部に係合させる方向に働かせたコイルバネ
    の収納部を形成しであることを特徴とする魔法瓶等の蓋
    の開閉装置。
JP5517980U 1980-04-21 1980-04-21 魔法瓶等の蓋の開閉装置 Expired JPS5925335Y2 (ja)

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JP5517980U JPS5925335Y2 (ja) 1980-04-21 1980-04-21 魔法瓶等の蓋の開閉装置

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JPS56155731U JPS56155731U (ja) 1981-11-20
JPS5925335Y2 true JPS5925335Y2 (ja) 1984-07-25

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