JP6886373B2 - ロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車室天井に設けられるハウジングに開閉可能に支持される蓋体を、ハウジングに対して閉状態に保持する、車両用オーバーヘッドコンソール装置用のロック装置に関する。
車室天井部分に配置されたオーバーヘッドコンソール装置(小物入れ装置)は、ユーザが蓋体を押すことにより、蓋体を閉状態に保持したり解除したりするロック装置を有している。
ロック装置については、特許文献1に示されるカンヌキタイプ,特許文献2に示されるくわえ込みタイプがある。
(a)特許文献1に示されるカンヌキタイプ
図9に示すように、蓋体2aを押すことにより、ロック装置の垂直方向部分3aが押され、傾斜溝3bとピン3cとのカム作用によって、水平方向にカンヌキツメ4aが動き、蓋体2aのロック状態を保持したり解除したりするタイプ。
(b)特許文献2に示されるくわえ込みタイプ
図10に示すように、蓋体2bの裏面に鍵型(キノコ型)の凸形状5aを配置し、その鍵型凸形状5aがロック装置のツメ6aとともにロック装置内部に引き込まれると同時に嵌合してロック状態となり、もう一度押すとロック装置のツメ6aが飛び出し、鍵型凸形状5aが外れてロック解除される。
しかし、上記(a)のカンヌキタイプにあっては、図9に示すように、傾斜溝3bとピン3cとのカム作用を利用しているため、カンヌキツメ4aを作動させるためには車両の上下方向と前後方向にロック装置自体が大きくなる傾向にあり、ロック装置が小物入れ側まで張り出してスペースを使うことになり、小物入れの容積減少や、蓋体2aが開いた状態での見栄えが悪くなってしまう。
また、上記(b)のくわえ込みタイプにあっては、図10に示すように、蓋体2bに鍵型の凸形状5aを設けなければならず、蓋体2bが開いた状態にあるときに、鍵型凸形状5aへの手当たりが心配されたり見栄えが悪くなってしまう。
上記(a)のカンヌキタイプと上記(b)のくわえ込みタイプとに存在する、それぞれの上記問題点を解消できるものとして、(c)特許文献3に示されるL字ツメタイプがある。
(c)特許文献3に示されるL字ツメタイプ
図11に示すように、L字ツメタイプは、蓋体2cを押すことにより、ロック装置内部の垂直方向に動く構成部品7aに回動可能に保持される側面視L字型をした爪部材7bが、垂直方向に動く構成部品7aに連動して回動することにより、構成部品7aに対して突出したり引き込んだりしてロック状態を保持したり解除したりする。
L字ツメタイプは、上記(a)のカンヌキタイプとは異なり、傾斜溝とピンとのカム作用が不要であり、その結果、上記(a)のカンヌキタイプに比べてロック装置の小型化を図ることができる。
また、L字ツメタイプは、上記(b)のくわえ込みタイプと異なり、蓋体に鍵型の凸形状が不要であり、その結果、鍵型凸形状への手当たりの心配が無く、見栄えも良い。
しかし、上記のL字ツメタイプには、つぎの問題点がある。
小物入れに内容物(収納物)を入れた状態で閉状態にある蓋体2cをロック(保持)した場合、内容物の重量によってはL字型の爪部材7bに比較的大きな負荷がかかることがある。その場合、爪部材7bの裏側に空間Sがあるため爪部材7bが撓み変形し、最終的にはロックが外れて蓋体2cが開いてしまうおそれがある。
特開2007−182093号公報 実公平05−45733号公報 実公平07−40061号公報
本発明の目的は、上記のL字ツメタイプの問題点を解決することであり、具体的には、爪部材に比較的大きな負荷がかかっても爪部材の変形を抑制できるロック装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 車室天井に設けられるハウジングに開閉可能に支持される蓋体を、前記ハウジングに対して閉状態に保持するロック装置であって、
前記ハウジングに固定されるケースと、
前記ケースに車両上下方向である上下方向に直線動可能に支持される摺動部材と、
下端部に前記蓋体に係合可能な爪を備えており、上下方向中間部で前記摺動部材に回動可能に支持される爪部材と、
前記摺動部材の前記ケースに対する上下方向への移動に伴って前記爪部材の前記摺動部材に対する角度を変更させる角度変更機構と、
を有し、
前記角度変更機構は、前記ケースに設けられるガイド溝と、前記爪部材に設けられ前記ガイド溝に沿って移動する上側ガイドピンおよび下側ガイドピンと、を有しており、
前記上側ガイドピンは、前記爪部材の前記摺動部材に対する回動軸芯よりも上側に設けられており、前記下側ガイドピンは、前記爪部材の前記摺動部材に対する前記回動軸芯よりも下側に設けられている、ロック装置。
(2) 前記上側ガイドピンおよび前記下側ガイドピンは、同じ前記ガイド溝に挿入されている、(1)記載のロック装置。
(3)前記摺動部材は、下方位置と該下方位置より上方にある上方位置とに前記ケースに対して移動可能であり、閉動される前記蓋体によって下方から押されることで前記ケースに対して前記下方位置から前記上方位置に移動するようにされており、
前記爪部材の前記爪は、前記角度変更機構により、(a)前記摺動部材が前記下方位置にあるとき、前記摺動部材内に引き込まれた位置にあり前記蓋体に係合不能な位置にあり、(b)前記摺動部材が前記上方位置にあるとき、前記摺動部材から車両前方に突出した位置にあり前記蓋体に係合可能な位置にある、(1)または(2)記載のロック装置。
(4) 前記ガイド溝は、上下方向に延びる下側ガイド溝部と、該下側ガイド溝部の上端部から車両前方かつ上方の斜め方向に延びる下側傾斜ガイド溝部と、該下側傾斜ガイド溝部の上端部から上方に延びる中間ガイド溝部と、該中間ガイド溝部の上端部から車両後方かつ上方の斜め方向に延びる上側傾斜ガイド溝部と、該上側傾斜ガイド溝部の上端部から上方に延びる上側ガイド溝部と、を備えており、
前記摺動部材が前記下方位置にあるとき、前記上側ガイドピンが前記中間ガイド溝部に位置するとともに前記下側ガイドピンが前記下側ガイド溝部に位置しており、
前記摺動部材が前記上方位置にあるとき、前記上側ガイドピンが前記上側ガイド溝部に位置するとともに前記下側ガイドピンが前記中間ガイド溝部に位置している、(3)記載のロック装置。
上記(1)のロック装置によれば、角度変更機構が、爪部材の摺動部材に対する回動軸芯よりも下側に設けられる下側ガイドピンを有するため、爪部材の回動軸芯と下端部の爪との間の距離よりも下側ガイドピンと爪部材の下端部の爪との間の距離の方が小になる。その結果、爪部材の下端部の爪に蓋体および蓋体内容物の重量による負荷(比較的大きな負荷)がかかっても、爪部材は撓みにくくなり、爪部材の変形(撓み)を抑制でき、爪外れにより蓋体が開いてしまう不具合を抑制できる。
上記(2)のロック装置によれば、上側ガイドピンおよび下側ガイドピンが同じガイド溝に挿入されているため、上側ガイドピンと下側ガイドピンがそれぞれ異なるガイド溝に挿入される場合に比べて、ロック装置の小型化を図ることができる。
上記(3)のロック装置によれば、摺動部材が、閉動される蓋体によって下方から押されることでケースに対して下方位置から上方位置に移動するようにされているため、蓋体の閉操作だけで摺動部材を下方位置から上方位置に移動させることができる。よって、蓋体の閉操作とは別に、摺動部材の下方位置から上方位置への移動操作を行う場合に比べて、ロック装置の操作性上で有利である。
また、爪部材の爪が、角度変更機構により、(a)摺動部材が下方位置にあるとき、摺動部材内に引き込まれた位置にあり蓋体に係合不能な位置にあり、(b)摺動部材が上方位置にあるとき、摺動部材から車両前方に突出した位置にあり蓋体に係合可能な位置にある。そのため、蓋体を閉動させて摺動部材を下方位置から上方位置に移動させることで、爪部材の爪を蓋体に係合不能な位置から係合可能な位置に摺動部材に対して回動させることができ、ロック装置のロックをかけることができる。
上記(4)のロック装置によれば、ガイド溝が、下から、下側ガイド溝部、下側傾斜ガイド溝部、中間ガイド溝部、上側傾斜ガイド溝部、上側ガイド溝部を、この順で備えている。よって、摺動部材が上下方向に移動するときに上側ガイドピンが上側傾斜ガイド溝部を通り下側ガイドピンが下側傾斜ガイド溝部を通ることで、爪部材を摺動部材に対して回動させることができる。
また、摺動部材が下方位置にあるとき、上側ガイドピンが中間ガイド溝部に位置するとともに下側ガイドピンが下側ガイド溝部に位置しているため、摺動部材が下方位置にあるときに上側ガイドピンが上側傾斜ガイド溝部に位置したり下側ガイドピンが下側傾斜ガイド溝部に位置したりする場合に比べて、上側と下側の両ガイドピンがガイド溝内で車両前後方向に移動してしまうことを抑制できる。また、摺動部材が上方位置にあるとき、上側ガイドピンが上側ガイド溝部に位置するとともに下側ガイドピンが中間ガイド溝部に位置しているため、摺動部材が上方位置にあるときに上側ガイドピンが上側傾斜ガイド溝部に位置したり下側ガイドピンが下側傾斜ガイド溝部に位置したりする場合に比べて、上側と下側の両ガイドピンがガイド溝内で車両前後方向に移動してしまうことを抑制できる。したがって、摺動部材が下方位置と上方位置に位置するときに、ガイド溝と上側および下側の両ガイドピンとで爪部材の車両前後方向位置を規制できる。
本発明実施例のロック装置が用いられるオーバーヘッドコンソール装置の概略断面図である。 本発明実施例のロック装置の斜視図である。 本発明実施例のロック装置の分解斜視図である。 本発明実施例のロック装置の、ロック解除状態における拡大断面図である。 本発明実施例のロック装置の、ロック状態における拡大断面図である。 本発明実施例のロック装置の角度変更機構部位の、ロック解除状態における拡大断面図である。 本発明実施例のロック装置の角度変更機構部位の、ロック状態における拡大断面図である。 本発明実施例のロック装置の回動軸部位の、ロック状態における拡大断面図である。 従来のカンヌキタイプのロック装置が用いられるオーバーヘッドコンソール装置の、ロック状態における断面図である。 従来のくわえ込みタイプのロック装置が用いられるオーバーヘッドコンソール装置の、(i)ロック解除状態と(ii)ロック状態のそれぞれにおける部分断面図である。 従来のL字ツメタイプのロック装置が用いられるオーバーヘッドコンソール装置の、(i)ロック解除状態と(ii)ロック状態のそれぞれにおける部分断面図である。
以下に、図1〜図8を参照して、本発明実施例のロック装置を説明する。なお、図中、UPは車両上方を示し、FRは車両前方を示す。なお、以下、本発明実施例では、特に説明する場合を除き、上下は車両の上下方向を示し、前後は車両の前後方向を示す。
本発明実施例のロック装置10は、自動車室内の天井に配置されるオーバーヘッドコンソール装置100に用いられる。より詳しくは、ロック装置10は、図1に示すように、車室天井に設けられるハウジング110に開閉可能に支持される蓋体120を、ハウジング110に対して閉状態120aに保持するために用いられるロック装置である。
ハウジング110は、たとえば樹脂製である。ハウジング110は、オーバーヘッドコンソールに一体に形成されるか、オーバーヘッドコンソールと別体に形成されてオーバーヘッドコンソールに固定して取り付けられる。ハウジング110には、図示略のマップランプ、マップランプのオン・オフのためのスイッチ、などが設けられていてもよい。ハウジング110は、下方(鉛直方向下方)に開放する凹部111を有する。
蓋体120は、たとえば樹脂製である。蓋体120は、ハウジング110の凹部111内に全体またはほぼ全体が入り込んでおり凹部110を下方(車室内側)から閉塞する閉状態120aと、閉状態120aから下方に蓋体120の回動軸芯121まわりに回動した開状態120bに、ハウジング110に対して回動可能である。
蓋体120は、閉状態120aにあるときに、ハウジング110の凹部111の開口の全体またはほぼ全体を閉塞する意匠板122と、該意匠板122の後端部またはその近傍から上方に延びる受け皿部123と、を有する。蓋体120が意匠板122と受け皿部123を有するため、意匠板122と受け皿部123とで形成されるスペースS1を小物入れスペースとして使用可能となっている。
閉状態120aにあるときにおける蓋体120の受け皿部123の後側面には、前方に凹む前方凹部124が形成されている。前方凹部124の上壁部分がロック装置10の後述する爪41が係合可能なロック受け部124aとされており、前方凹部124の下壁部分がロック装置10の後述する摺動部材30を押圧可能な押圧部124bとされている。ロック装置10の爪41がロック受け部124aに係合する(引っ掛かる)ことで、ロック装置10のロックがかかり蓋体120が閉状態120aに保持され、ロック装置10の爪41がロック受け部124aから係合解除される(外れる)ことで、ロック装置10による蓋体120のロック(保持)が解除される。
蓋体120は、たとえばトーションスプリングからなる図示略の付勢部材によって、ハウジング110に対して開方向(下方)に回動付勢されている。蓋体120のハウジング110に対する回動速度を緩やかにするために、図示略のダンパが設けられていてもよい。蓋体120が図示略の付勢部材により回動付勢されているため、ロック装置10のロック(保持)が解除されたとき、蓋体120は、ハウジング110に対して、図示略の付勢部材の付勢力、自重、スペースS1内の内容物の重量により、開動する。
ロック装置10は、図3に示すように、ハウジング110に固定されるケース20と、ケース20に上下方向に直線動可能に支持される摺動部材30と、下端部に蓋体120に係合可能な爪41を備えており上下方向中間部で摺動部材30に回動可能に支持される爪部材40と、摺動部材30のケース20に対する上下方向への移動に伴って爪部材40の摺動部材30に対する角度を変更させる角度変更機構50と、を有する。
ケース20は、たとえば樹脂製である。ケース20は、ハウジング110に一体に形成されていてもよく、ハウジング110と別体に形成されてハウジング110に固定して取り付けられていてもよい。ケース20がハウジング110と別体に形成されている場合、ケース20に設けられる弾性爪20aをハウジング110に弾性変形させて係合(爪嵌合)させること等で、ケース20はハウジング110に固定して取り付けられる。
ケース20は、下方に開放する略断面矩形箱形状である。ケース20の前壁21には、下端部に爪部材40の爪41がケース20から前方に突出することを許容する切り欠き21aが形成されている。また、ケース20の左右両側壁22,22には、それぞれ、摺動部材30を上下方向に摺動可能に支持する摺動溝22a、22aが上下方向に直線状に延びて設けられている。
摺動部材30は、たとえば樹脂製である。摺動部材30は、2部品構成である。ただし、摺動部材30は一部品構成であってもよい。摺動部材30が2部品構成である場合、互いに固定される、摺動子31と、押圧受け部32と、を有する。
摺動子31は、ケース20内に配置されている。押圧受け部32は、たとえば、押圧受け部32に設けられる弾性爪32d(図8参照)を摺動子31に弾性変形させて係合(爪嵌合)させること等で、摺動子31と固定されている。
押圧受け部32は、図6、図7に示すように、蓋体120の閉動時に蓋体120の押圧部124bによって下方から押される押圧面部32aと、押圧面部32aの後端部から上方に延びておりケース20の摺動溝22aに入り込み該摺動溝22aに沿って動く摺動部32bと、を有する。摺動部32bがケース20の摺動溝22aに沿って動くため、押圧受け部32と押圧受け部32に固定される摺動子31とは(すなわち摺動部材30は)、ケース20に対して上下方向のみに直線状に移動可能である。
摺動部材30は、図4〜図7に示すように、下方位置(図4、図6)30aと該下方位置30aより上方にある上方位置(図5、図7)30bとに、ケース20に対して移動可能である。摺動部材30は、図4、図5に示すように、スプリング60によって、ケース20に対して下方に常時付勢されている。そして、摺動部材30は、閉動される蓋体120の押圧部124bによって下方から押されることで、ケース20に対して下方位置30aから上方位置30bにスプリング60の付勢力に抗して移動する。
スプリング60は、ロック装置10の構成部材であり、たとえば圧縮コイルスプリングからなる。スプリング60は、軸方向(上下方向)に圧縮された状態で、上端がケース20に設けられるバネ座23に支持されており、下端が押圧受け部32に設けられるバネ座32cに支持されている。なお、摺動子31には貫通孔31aが設けられており、スプリング60の下端を押圧受け部32のバネ座32cで支持することが、摺動子31によって阻害されないようにされている。
摺動部材30が下方位置30aにあるときにケース20からさらに下方に移動して脱落することを抑制するために、摺動部材30にストッパ33が設けられている。ストッパ33がケース20のストッパ受け部24に当接することで、摺動部材30はケース20に対して下方位置30aよりも下方に移動することが抑制されている。また、摺動部材30が上方位置30bにあるときに摺動部材30がユーザの意思に反して下方(下方位置30a側)に移動してしまうことを抑制するために、図3、図8に示すように、ハートカムロック機構70が設けられている。
ハートカムロック機構70は、ロック装置10の構成部材である。ハートカムロック機構70は、摺動子31の少なくとも一側面に形成されたハートカム71と、ケース20に揺動(回動)可能に支持されてハートカム71に係脱可能なロックピン72と、を有しており、ロックピン72がハートカム71に係合することで上方位置30bから下方に移動することが抑制されている。ただし、ハートカム71がケース20に設けられてロックピン72が摺動子31に設けられていてもよい。
爪部材40は、下端部に設けられる爪41と、爪41の後端部から上方に延びる上下方向延び部42と、を備えており、側面視で、すなわち左右方向から見たときに、「L」字形状となっている。そのため、爪部材40をL字ツメといってもよい。爪部材40は、摺動部材30に支持されている。そのため、爪部材40は、摺動部材30がケース20に対して上下動するとき、摺動部材30とともにケース20に対して上下動する。爪部材40は、爪部材40に設けられる回動軸部43が、摺動部材30に設けられる回動軸受け部34に回動可能に支持されることで、摺動部材30に回動可能に支持されている。
回動軸部43は、回動軸受け部34に、上下方向には隙間がないかまたはあっても無視できる程度の隙間をもって(上下方向に規制を受けて)支持されているが、前後方向には移動可能に(比較的大きな隙をもって、規制を受けることなく)支持されている。これは、回動軸部43と回動軸受け部34とが角度変更機構50の動きを阻害(邪魔)することを抑制するためである。
爪部材40の下端部に設けられる爪41は、角度変更機構50により、(a)摺動部材30が下方位置30aにあるとき、図4、図6に示すように、摺動部材30内に引き込まれた後方側の位置にあり蓋体120のロック受け部124aに係合不能な位置にあり、(b)摺動部材30が上方位置30bにあるとき、図5、図7に示すように、摺動部材30から前方側に突出した位置にあり蓋体120のロック受け部124aに係合可能な位置にある。
角度変更機構50は、図6、図7に示すように、摺動部材30のケース20に対する上下方向への移動に伴って爪部材40の摺動部材30に対する角度を変更させる機構である。角度変更機構50は、ケース20に設けられるガイド溝51と、爪部材40に設けられガイド溝51に沿って移動する上側ガイドピン52および下側ガイドピン53と、を有する。
ガイド溝51はケース20の左右両側壁22,22に設けられている。上側ガイドピン52と下側ガイドピン53は、同じガイド溝51内に挿入されており、同じガイド溝51に沿って移動する。
ガイド溝51は、上下方向に延びる下側ガイド溝部51aと、下側ガイド溝部51aの上端部から前方かつ上方の斜め方向に延びる下側傾斜ガイド溝部51bと、下側傾斜ガイド溝部51bの上端部から上方に延びる中間ガイド溝部51cと、中間ガイド溝部51cの上端部から車両後方かつ上方の斜め方向に延びる上側傾斜ガイド溝部51dと、上側傾斜ガイド溝部51dの上端部から上方に延びる上側ガイド溝部51eと、を備えている。
下側ガイド溝部51a、中間ガイド溝部51cおよび上側ガイド溝部51eは、互いに平行である。また、中間ガイド溝部51cは、下側ガイド溝部51aと上側ガイド溝部51eよりも前側の位置にある。
下側ガイド溝部51aと下側傾斜ガイド溝部51b、下側傾斜ガイド溝部51bと中間ガイド溝部51c、中間ガイド溝部51cと上側傾斜ガイド溝部51d、上側傾斜ガイド溝部51dと上側ガイド溝部51eは、いずれも、滑らかなR形状で互いに接続されていてもよく、急激な角度変化を伴って互いに接続されていてもよい。
図3に示すように、上側ガイドピン52と下側ガイドピン53は、爪部材40の上下方向延び部42に、互いの上下方向位置を異ならせて設けられている。上側ピン52と下側ピン53は、爪部材40と別体に形成されて爪部材40に固定されていてもよいが、部品点数削減のため爪部材40と一体に形成されていることが望ましい。
上側ガイドピン52は、爪部材40の摺動部材30に対する回動軸芯P(回動軸部43)よりも上側に設けられており、下側ガイドピン53は、爪部材41の摺動部材30に対する回動軸芯P(回動軸部43)よりも下側に設けられている。
上側ガイドピン52は、主には、ガイド溝51に沿って移動することで、摺動部材30のケース20に対する上下動に連動して爪部材41を回転させる役割を持つ。また、下側ガイドピン53は、主には、従来のL字ツメタイプで問題が発生する、爪部材の裏側にできる空間への撓み変形を抑制するために設けられる当て形状としての役割を持つ。なお、下側ガイドピン53は、上側ガイドピン52による爪部材41の回動を阻害することなくガイド溝51に沿って移動するようにされている。
図6に示すように、摺動部材30が下方位置30aにあるとき、上側ガイドピン52の少なくとも一部が中間ガイド溝部51cに位置するとともに、下側ガイドピン53の少なくとも一部が下側ガイド溝部51aに位置している。そして、上側ガイドピン52は、中間ガイド溝部51c内に、前後方向に隙間がないかまたはあっても無視できる程度の隙間をもって(前後方向に規制を受けて)入り込んでいる。また、下側ガイドピン53は、下側ガイド溝部51a内に、前後方向に隙間がないかまたはあっても無視できる程度の隙間をもって(前後方向に規制を受けて)入り込んでいる。上側ガイドピン52の後側が中間ガイド溝51cの後側に、下側ガイドピン53の前側が下側ガイド溝51aの前側に当たる。
図7に示すように、摺動部材30が上方位置30bにあるとき、上側ガイドピン52の少なくとも一部が上側ガイド溝部51eに位置するとともに、下側ガイドピン53の少なくとも一部が中間ガイド溝部51cに位置している。そして、上側ガイドピン52は、上側ガイド溝部51e内に、前後方向に隙間がないかまたはあっても無視できる程度の隙間をもって(前後方向に規制を受けて)入り込んでいる。また、下側ガイドピン53は、中間ガイド溝部51c内に、前後方向に隙間がないかまたはあっても無視できる程度の隙間をもって(前後方向に規制を受けて)入り込んでいる。上側ガイドピン52の前側が上側ガイド溝51eの前側に、下側ガイドピン53の後側が中間ガイド溝51cの後側に当たる。
摺動部材30が下方位置30aにあるときに、確実に、上側ガイドピン52を中間ガイド溝部51cに位置させるとともに下側ガイドピン53を下側ガイド溝部51aに位置させることができ、摺動部材30が上方位置30bにあるときに、確実に、上側ガイドピン52を上側ガイド溝部51eに位置させるとともに下側ガイドピン53を中間ガイド溝部51cに位置させることができるように、上側ガイドピン52と下側ガイドピン53の横断面形状は矩形とされていることが望ましい。なお、矩形の角は、上側ガイドピン52と下側ガイドピン53がガイド溝51内を移動する際に抉りが発生してしまうことを抑制するためにR形状とされていることが望ましい。
ここで、本発明実施例の作動を説明する。
(i)蓋体120が開状態120b(図1参照)にあるとき、摺動部材30は蓋体120によって押されておらず、下方位置30aにある。そのため、図6に示すように、上側ガイドピン52の少なくとも一部が中間ガイド溝部51cに位置するとともに下側ガイドピン53の少なくとも一部が下側ガイド溝部51aに位置している。よって、爪部材40の爪41は、図4に示すように、摺動部材30内に引き込まれた後方側の位置にあり蓋体120のロック受け部124aに係合不能な位置にある。
(ii)蓋体120をユーザが手で押し上げて閉動させると、蓋体120が閉状態120a(図1参照)に達する直前で、図4に示すように蓋体120の押圧部124bが摺動部材30の押圧面部32aに当たり摺動部材30を上方位置30b側に押し上げる。これにより摺動部材30がケース20に対して上方向に移動する。摺動部材30の上方向への移動とともに爪部材40がケース20に対して上方に移動する。これに伴い、図7に示すように、角度変更機構50の、上側ガイドピン52がガイド溝51の中間ガイド溝部51cから上側傾斜ガイド溝部51dを通って上側ガイド溝部51eに移動し、下側ガイドピン53がガイド溝51の下側ガイド溝部51aから下側傾斜ガイド溝部51bを通って中間ガイド溝部51cに移動する。その結果、爪部材40が回動し、爪41が摺動部材30から前方に突出して蓋部材120のロック受け部124aに係合し(引っ掛かり)、ロック装置10のロックがかかる。
(iii)蓋体120が閉状態120aにあるとき、摺動部材30は上方位置30bにあり、ハートカムロック機構70により下方への移動が規制されている。そのため、爪部材40の爪41は、図5、図7に示すように、摺動部材30から前方側に突出した位置にあり蓋体120のロック受け部124aに係合している。また、上側ガイドピン52の少なくとも一部が上側ガイド溝部51eに位置するとともに下側ガイドピン53の少なくとも一部が中間ガイド溝部51cに位置している。
(iv)蓋体120をユーザが手で押して若干量上方に移動させると、ハートカムロック機構70による摺動部材30のロックが解除される。その後蓋体120の押操作をやめると、摺動部材30がスプリング60の付勢力と自重によりケース20に対して下方に移動する。摺動部材30の下方向への移動とともに爪部材40もケース20に対して下方に移動する。これに伴い、図6に示すように、角度変更機構50の、上側ガイドピン52がガイド溝51の上側ガイド溝部51eから上側傾斜ガイド溝部51dを通って中間ガイド溝部51cに移動し、下側ガイドピン53がガイド溝51の中間ガイド溝部51cから下側傾斜ガイド溝部51bを通って下側ガイド溝部51aに移動する。そのため、図4に示すように、爪部材40が回動して摺動部材30内に引き込まれた後方側の位置に移動し蓋体120のロック受け部124aに係合不能な位置に移動する。したがって、ロック装置10のロックが解除され、蓋体120が開状態120bになるまで下方に移動する。
つぎに、本発明実施例の作用、効果を説明する。
(A)蓋体120が閉状態120aにあるとき、爪部材40の爪41には、蓋体120の自重だけでなく、蓋体120のスペースS1に収納されている内容物の重量もかかる。また、蓋体120を開方向に付勢する図示略の付勢部材の付勢力もかかる。そのため、爪41に比較的大きな負荷がかかることがある。その場合、何ら対策が施されていないと、図5に示すように爪部材40の裏側に空間S2があるため、爪部材40が撓み変形して最終的にはロックが外れて蓋体120が開いてしまうおそれがある。
しかし、本発明実施例では、図6、図7に示すように、角度変更機構50が、爪部材40の摺動部材30に対する回動軸芯Pよりも下側に設けられる下側ガイドピン53を有している。そのため、爪部材40の回動軸芯Pと下端部の爪41との間の距離よりも、下側ガイドピン53と爪部材40の下端部の爪41との間の距離の方が小になる。その結果、爪部材40の下端部の爪41に比較的大きな負荷がかかっても、爪部材40は撓みにくくなり、爪部材40の変形(撓み)を抑制でき、爪外れにより蓋体120が開いてしまう不具合を抑制できる。
(B)上側ガイドピン52および下側ガイドピン53が同じガイド溝51に挿入されているため、上側ガイドピン52と下側ガイドピン53がそれぞれ異なるガイド溝に挿入される場合に比べて、ロック装置10の小型化を図ることができる。
(C)摺動部材30が、閉動される蓋体120によって下方から押されることでケース20に対して下方位置30aから上方位置30bに移動するようにされているため、蓋体120の閉操作だけで摺動部材30を下方位置30aから上方位置30bに移動させることができる。よって、蓋体120の閉操作とは別に、摺動部材30の下方位置30aから上方位置30bへの移動操作を行う場合に比べて、ロック装置10の操作性上で有利である。
(D)爪部材40の爪41が、角度変更機構50により、(a)摺動部材30が下方位置30aにあるとき、摺動部材30内に引き込まれた位置にあり蓋体120に係合不能な位置にあり、(b)摺動部材30が上方位置30bにあるとき、摺動部材30から車両前方に突出した位置にあり蓋体120に係合可能な位置にある。そのため、蓋体120を閉動させて摺動部材30を下方位置30aから上方位置30bに移動させることで、爪部材40の爪41を蓋体120に係合不能な位置から係合可能な位置に摺動部材30に対して回動させることができ、ロック装置10のロックをかけることができる。
(E)ガイド溝51が、下から、下側ガイド溝部51a、下側傾斜ガイド溝部51b、中間ガイド溝部51c、上側傾斜ガイド溝部51d、上側ガイド溝部51eを、この順で備えている。よって、摺動部材30が上下方向に移動するときに上側ガイドピン52が上側傾斜ガイド溝部51dを通り下側ガイドピン53が下側傾斜ガイド溝部51bを通ることで、爪部材40を摺動部材30に対して回動させることができる。
(F)摺動部材30が下方位置30aにあるとき、上側ガイドピン52が中間ガイド溝部51cに位置するとともに下側ガイドピン53が下側ガイド溝部51aに位置しているため、摺動部材30が下方位置30aにあるときに上側ガイドピン52が上側傾斜ガイド溝部51dに位置したり下側ガイドピン53が下側傾斜ガイド溝部51bに位置したりする場合に比べて、上側と下側の両ガイドピン52,53がガイド溝51内で車両前後方向に移動してしまうことを抑制できる。また、摺動部材30が上方位置30bにあるとき、上側ガイドピン52が上側ガイド溝部51eに位置するとともに下側ガイドピン53が中間ガイド溝部51cに位置しているため、摺動部材30が上方位置30bにあるときに上側ガイドピン52が上側傾斜ガイド溝部51dに位置したり下側ガイドピン53が下側傾斜ガイド溝部51bに位置したりする場合に比べて、上側と下側の両ガイドピン52,53がガイド溝51内で車両前後方向に移動してしまうことを抑制できる。したがって、摺動部材30が下方位置30aと上方位置30bに位置するときに、ガイド溝51と上側および下側の両ガイドピン52,53とで爪部材40の車両前後方向位置を規制できる。
(G)図8に示すように、爪部材40の回動軸部43が、摺動部材30の回動軸受け部34に上下方向に隙間がないかまたはあっても無視できる程度の隙間をもって(上下方向に規制を受けて)支持されているため、回動軸部43と回動軸受け部34とで爪部材40が摺動部材30に対して上下方向にがたつくことを抑制できる。
(H)爪部材40の回動軸部43が、摺動部材30の回動軸受け部34に前後方向に移動可能に(比較的大きな隙をもって、規制を受けることなく)支持されているため、回動軸部43と回動軸受け部34とが角度変更機構50の動きを阻害(邪魔)することを抑制できる。
なお、摺動部材30が下方位置30aと上方位置30bに位置するときに、ガイド溝51と上側および下側の両ガイドピン52,53とで爪部材40の車両前後方向位置を規制できるため、回動軸部43が回動軸受け部34に前後方向に移動可能に支持されている場合であっても、爪部材40が摺動部材30に対して前後方向に移動してしまうことを抑制できる。
10 ロック装置
20 ケース
21 前壁
22 左右両側壁
22a 摺動溝
23 バネ座
24 ストッパ受け部
30 摺動部材
30a 下方位置
30b 上方位置
31 摺動子
32 押圧受け部
32a 押圧面部
32b 摺動部
32c バネ座
33 ストッパ
34 回動軸受け部
40 爪部材
41 爪
42 上下方向延び部
43 回動軸部
50 角度変更機構
51 ガイド溝
51a 下側ガイド溝部
51b 下側傾斜ガイド溝部
51c 中間ガイド溝部
51d 上側傾斜ガイド溝部
51e 上側ガイド溝部
52 上側ガイドピン
53 下側ガイドピン
60 スプリング
70 ハートカムロック機構
71 ハートカム
72 ロックピン
100 オーバーヘッドコンソール装置
110 ハウジング
111 凹部
120 蓋体
120a 蓋体の閉状態
120b 蓋体の開状態
121 蓋体の回動軸芯
122 意匠板
123 受け皿部
124 蓋体の凹部
124a ロック受け部
124b 押圧部
P 爪部材の摺動部材に対する回動軸芯
S1 小物入れスペース

Claims (4)

  1. 車室天井に設けられるハウジングに開閉可能に支持される蓋体を、前記ハウジングに対して閉状態に保持するロック装置であって、
    前記ハウジングに固定されるケースと、
    前記ケースに車両上下方向である上下方向に直線動可能に支持される摺動部材と、
    下端部に前記蓋体に係合可能な爪を備えており、上下方向中間部で前記摺動部材に回動可能に支持される爪部材と、
    前記摺動部材の前記ケースに対する上下方向への移動に伴って前記爪部材の前記摺動部材に対する角度を変更させる角度変更機構と、
    を有し、
    前記角度変更機構は、前記ケースに設けられるガイド溝と、前記爪部材に設けられ前記ガイド溝に沿って移動する上側ガイドピンおよび下側ガイドピンと、を有しており、
    前記上側ガイドピンは、前記爪部材の前記摺動部材に対する回動軸芯よりも上側に設けられており、前記下側ガイドピンは、前記爪部材の前記摺動部材に対する前記回動軸芯よりも下側に設けられている、ロック装置。
  2. 前記上側ガイドピンおよび前記下側ガイドピンは、同じ前記ガイド溝に挿入されている、請求項1記載のロック装置。
  3. 前記摺動部材は、下方位置と該下方位置より上方にある上方位置とに前記ケースに対して移動可能であり、閉動される前記蓋体によって下方から押されることで前記ケースに対して前記下方位置から前記上方位置に移動するようにされており、
    前記爪部材の前記爪は、前記角度変更機構により、(a)前記摺動部材が前記下方位置にあるとき、前記摺動部材内に引き込まれた位置にあり前記蓋体に係合不能な位置にあり、(b)前記摺動部材が前記上方位置にあるとき、前記摺動部材から車両前方に突出した位置にあり前記蓋体に係合可能な位置にある、請求項1または請求項2記載のロック装置。
  4. 前記ガイド溝は、上下方向に延びる下側ガイド溝部と、該下側ガイド溝部の上端部から車両前方かつ上方の斜め方向に延びる下側傾斜ガイド溝部と、該下側傾斜ガイド溝部の上端部から上方に延びる中間ガイド溝部と、該中間ガイド溝部の上端部から車両後方かつ上方の斜め方向に延びる上側傾斜ガイド溝部と、該上側傾斜ガイド溝部の上端部から上方に延びる上側ガイド溝部と、を備えており、
    前記摺動部材が前記下方位置にあるとき、前記上側ガイドピンが前記中間ガイド溝部に位置するとともに前記下側ガイドピンが前記下側ガイド溝部に位置しており、
    前記摺動部材が前記上方位置にあるとき、前記上側ガイドピンが前記上側ガイド溝部に位置するとともに前記下側ガイドピンが前記中間ガイド溝部に位置している、請求項3記載のロック装置。
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