JPH044644Y2 - - Google Patents

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JPH044644Y2
JPH044644Y2 JP1983184071U JP18407183U JPH044644Y2 JP H044644 Y2 JPH044644 Y2 JP H044644Y2 JP 1983184071 U JP1983184071 U JP 1983184071U JP 18407183 U JP18407183 U JP 18407183U JP H044644 Y2 JPH044644 Y2 JP H044644Y2
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JP
Japan
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lid
slider
rice cooker
mounting member
locking
Prior art date
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JP1983184071U
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English (en)
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JPS6091120U (ja
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Application filed filed Critical
Priority to JP18407183U priority Critical patent/JPS6091120U/ja
Publication of JPS6091120U publication Critical patent/JPS6091120U/ja
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Publication of JPH044644Y2 publication Critical patent/JPH044644Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電子ジヤー炊飯器に関する。
電子ジヤー炊飯器の蓋は、結構頻繁に開閉動作
がなされるものであるから、これを自動的に開く
ことができるように構成すると、極めて便利であ
る。
この考案の目的は、ワンタツチで蓋を自動的に
開くことができるようにするに当たり、蓋が急激
に開かないように構成した、電子ジヤー炊飯器を
提供せんとするにある。
以下にこの考案を図面に示す一実施態様に基づ
いて詳細に説明すると、1は炊飯器本体であり、
2はその蓋である。この蓋2はヒンジ手段Aを介
して炊飯器本体1に開閉自在に取りつけられてい
る。即ち、炊飯器本体1の一側上端部には、スプ
リングケースを兼ねる中空の取付部材3がその両
側部より突設した取付部3a,3aを固着するこ
とによつて取りつけられている。この取付部材3
は上部開放の筒型を呈したもので、内壁両側には
突起3b,3bを隆設すると共に、頂部より支持
部3c,3c(一方のみを表示)を突設して成る。
この取付部材3内部には、同じく筒型を呈した下
部開放のスライダー4が摺動自在に収装されてい
る。このスライダー4は下方部分を縦溝4b,4
bでもつて二つ割りにしてあり、両側に前述した
取付部材3の突起3b,3bとの間で摩擦手段C
を構成する隆起部4a,4aが設けられると共
に、頂部より突片4c,4c(一方のみ表示)を
突設し、この突片4c,4c間に押圧ピン5を軸
架させてある。そして、このスライダー4の内頂
部と取付部材3の内底部との間には、圧縮コイル
スプリング6が弾設されている。
取付部材3の支持部3c,3c間には、支持部
材7がヒンジピン8によつて回動自在に取りつけ
られており、支持部材7に設けたフツク状の受圧
部7aはスライダー4の押圧ピン5と当接してい
る。そして、支持部材7の取付部7bには、蓋2
の一側端部が固着されている。
尚、取付部材3と支持部材7は、炊飯器本体1
及び蓋2が各々合成樹脂製であることから、各々
に炊飯器本体1及び蓋2と一体に形成させても良
い。
炊飯器本体1の取付部材3を設けた側とは反対
側にはロツク装置Bが設けられている。このロツ
ク装置Bは、炊飯器本体1へ取りつけた機ケース
9内にピン10によつて回動自在に取りつけられ
た係止鉤11aを有する係止部材11と、この係
止部材11を時計方向に回動附勢させる捩じりコ
イルスプリング12と、蓋2より突設した係合穴
13aを有する係合片13から成る。
今、蓋2を閉じた状態においては、第1図に示
したように、蓋2の係合片13に設けた係合穴1
3aと係止部材11の係止鉤11aとが係合し
て、圧縮コイルスプリング6によるスライダー4
を介しての支持部材7に対する押圧力に抗して蓋
2を閉蓋状態に保つているが、係止部材11の機
ケース9より露出している押圧部11bを指で押
すと、該係止部材11はピン10を支点に捩じり
コイルスプリング12の弾力に抗して反時計方向
へ回転して係止鉤11aによる係合片13の係合
穴13aに対する係止を解くので、圧縮コイルス
プリング6により摺動上昇するスライダー4の押
圧ピン5を介して受圧部7aを押圧され、全体と
して時計方向の回動を附勢されている支持部材7
は、蓋2毎これを開く方向へ自動的に回動する。
そして、該蓋2の開角度が約50°位になると、取
付部材3側に設けた突起3b,3bとスライダー
4の隆起部4a,4aとが圧接状態を強め開方向
に弾みのついた蓋2に対して徐々に摩擦力による
ブレーキ作用を及ぼし始めるので、蓋2は急激に
弾ね上ることなく約70°まで静かに自動的に開か
れる。約70°開かれると、第2図に示したように、
スライダー4の頂部4dがヒンジピン8の腹部に
当たり、これ以上の押圧力が受圧部7aに作用し
ないので、蓋2はこの開角度で停止し、かつ、圧
縮コイルスプリング6の弾力により保持され、自
然落下することがない。この70°の開角度は内
釜を取り出す際には充分な開蓋角度とは言えない
ので、蓋2をさらに開くと、該蓋2は圧縮コイル
スプリング6の弾力的影響をその本来の姿で受け
ることなく開かれ、約100°になると第3図に示し
たように支持部材7のストツパー部7cが取付部
材3の頂部3dに当接し、これ以上開かれること
はない。
以上の動作をグラフに示したものが第5図であ
り、図面に依ればイが蓋2のトルク曲線、ロが圧
縮コイルスプリング6のトルク曲線であり、ハが
ヒンジトルク曲線である。圧縮コイルスプリング
6のトルクは蓋2の閉蓋状態においても、該蓋2
のトルクよりも勝つており、このことにより蓋2
はロツクを外されると自動的に開く。圧縮コイル
スプリング6のトルクは蓋2が開かれるにつれて
減少するが、蓋2のトルクよりも常に上位を保
ち、約70°の開角度においてスライダー4の頂部
4dがヒンジピン8と当接することにより0とな
る。ここにおいてヒンジトルク曲線ハは蓋2のト
ルク曲線イと重なり合い、両者のトルクは90°の
開角度で0となるがこれ以上開かれると再び逆方
向に増大することになる。
次に、上記したようにして100°まで開かれた蓋
2は90°までは逆方向の回転トルクに抗して、90°
以後は正方向の回転トルクによつて70°まで閉じ
られ、これより圧縮コイルスプリング6の弾力に
抗して押圧されることにより閉じられ、閉蓋位置
で係合片13の係合穴13aが係止部材11の係
止鉤11aと係合することによつて、該圧縮コイ
ルスプリング6の弾力に抗して閉蓋状態で安定保
持されるものである。
尚、摩擦手段は、蓋2が急激に弾ね上がらない
という利点があり、その他の実施態様として支持
部材7の回動を一定開角度以上でセーブする方法
等の公知のものが考えられる。
また、ロツク装置は、蓋2側に設けた係合片1
3をプツシユ式、スライド式、或イはツマミ式等
によつて動かされる係止部材でロツク、及びロツ
ク解除する種々の公知のものが考えられる。
以上詳細に説明したように、この考案はワンタ
ツチで蓋を開くことができ、蓋を閉じた際にはロ
ツクしないと蓋が開いた状態になるので、蓋の開
閉操作が極めて簡単かつ便利であり、蓋を閉じな
いで炊飯を行つてしまうことがないという、作用
効果を奏し得る他、蓋が急激に開いて炊飯器本体
へ衝撃を与えるということがないという作用効果
も合わせて奏し得る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施態様を示し、第1図は
この考案を説明するための一部断面側面図、第2
図は蓋を中間開角度に開いた状態におけるヒンジ
手段の拡大断面図、第3図は蓋を全開した状態に
おけるヒンジ手段の拡大断面図、第4図は摩擦手
段を示す断面図であり、第5図はトルク曲線図で
ある。 A……ヒンジ手段、B……ロツク装置、C……
摩擦手段、1……炊飯器本体、2……蓋、3……
取付部材、3b……突起、4……スライダー、4
a……隆起部、5……押圧ピン、6……圧縮コイ
ルスプリング、7……支持部材、7a……受圧
部、8……ヒンジピン、11……係止部材、13
……係合片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 炊飯器本体と、蓋と、この蓋を前記炊飯器本体
    へ開閉自在に取り付けるヒンジ手段と、前記蓋を
    閉蓋状態においてロツクさせるロツク装置とから
    成り、前記ヒンジ手段を前記炊飯器本体へ取り付
    けられるスプリングケースを兼ねる取付部材と、
    この取付部材へヒンジピン介して取り付けられた
    前記蓋体を支持する支持部材と、前記取付部材内
    に上方への摺動を前記ヒンジピンによつて規制さ
    れるように収納されたスライダーと、このスライ
    ダーを一方向へ摺動附勢させる圧縮コイルスプリ
    ングと、前記支持部材に前記スライダーの頂部と
    当接するように設けられた受圧部と、前記スライ
    ダーと取付部材との間に設けられた該スライダー
    の上摺動を所定位置よりセーブする摩擦手段とで
    構成したことを特徴とする、電子ジヤー炊飯器。
JP18407183U 1983-11-28 1983-11-28 電子ジヤ−炊飯器 Granted JPS6091120U (ja)

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JP18407183U JPS6091120U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 電子ジヤ−炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

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JP18407183U JPS6091120U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 電子ジヤ−炊飯器

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Publication Number Publication Date
JPS6091120U JPS6091120U (ja) 1985-06-21
JPH044644Y2 true JPH044644Y2 (ja) 1992-02-12

Family

ID=30398220

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JP18407183U Granted JPS6091120U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 電子ジヤ−炊飯器

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JP2010128251A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Shimonishi Giken Kogyo Kk 原稿圧着板の開閉装置

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JPS6091120U (ja) 1985-06-21

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