JPH03160225A - 開閉扉装置及び開閉扉装置の緩衝機構 - Google Patents
開閉扉装置及び開閉扉装置の緩衝機構Info
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- JPH03160225A JPH03160225A JP30042889A JP30042889A JPH03160225A JP H03160225 A JPH03160225 A JP H03160225A JP 30042889 A JP30042889 A JP 30042889A JP 30042889 A JP30042889 A JP 30042889A JP H03160225 A JPH03160225 A JP H03160225A
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- Electric Ovens (AREA)
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はオーブン、電子レンジ等食品などの被収納物を
出し入れする収納室を有する機器の開閉扉装置及びその
装置に用いられる緩衝機構に関する。
出し入れする収納室を有する機器の開閉扉装置及びその
装置に用いられる緩衝機構に関する。
従来の技術
近年、家庭用調理器の使い勝手の向上を図るうえで操作
ボタンを押すことにより自動的扉を開くとともに、緩衝
機構を設けて急1斂に扉が開くのを防止するようにf!
威したものが提室されている。
ボタンを押すことにより自動的扉を開くとともに、緩衝
機構を設けて急1斂に扉が開くのを防止するようにf!
威したものが提室されている。
従来、この種の開閉扉装置としては第7図に示すような
ものがある。同図において1は機器本体であり食品を載
置する収納室2と食品を加熱調理するための加熱源3が
設げられている。4は開閉扉5を閉成保持するためのラ
ノチ装置であり、ビン6を中心として回動ずるアーム7
が設けられ、このアーム7の一端はカム8を介して加熱
源3を駆動するためのランチスイソチ9に連接される.
10は操作ボタンであり、押すことによりアーム7を押
し下げてラノチスイノチ9をオフするとともに開閉扉5
を開く。11はドアヒンジであり開閉扉5の支点どなる
ピン12によって開閉扉5を木体lに開閉自在に連結し
ている。またl3はオイルダンパ一方式すなわちオイル
の粘性を利用して緩衝作用をはたす緩衝部材であり、開
閉扉5の開閉に際して急激に開くのを防止し、ピン15
を支点としてリンク棒14を介して開閉扉5ζこ連接さ
れている。
ものがある。同図において1は機器本体であり食品を載
置する収納室2と食品を加熱調理するための加熱源3が
設げられている。4は開閉扉5を閉成保持するためのラ
ノチ装置であり、ビン6を中心として回動ずるアーム7
が設けられ、このアーム7の一端はカム8を介して加熱
源3を駆動するためのランチスイソチ9に連接される.
10は操作ボタンであり、押すことによりアーム7を押
し下げてラノチスイノチ9をオフするとともに開閉扉5
を開く。11はドアヒンジであり開閉扉5の支点どなる
ピン12によって開閉扉5を木体lに開閉自在に連結し
ている。またl3はオイルダンパ一方式すなわちオイル
の粘性を利用して緩衝作用をはたす緩衝部材であり、開
閉扉5の開閉に際して急激に開くのを防止し、ピン15
を支点としてリンク棒14を介して開閉扉5ζこ連接さ
れている。
次にこの従来例の動作について説明する。開閉扉の閉成
状態つまり第7図に示した状態ではアーム7はスプリン
グl6によって上方向の力を受け、ラッチボディ17に
係止されるとともにカム8を介してランチスイッチ9を
オンし、この状態で調理開始スイッチ(図示せず)をオ
ンすれば加熱源3が作動して調理が開始される。また調
理終了後、操作ボタンIOを押すとカム8を介してアー
ム7が押し下げられ、開閉扉5が開くとともにランチス
インチ9はオフされる。このとき開閉扉5の動きはリン
クfI14を介して緩衝部材13に連結され、徐々に開
成するのである。
状態つまり第7図に示した状態ではアーム7はスプリン
グl6によって上方向の力を受け、ラッチボディ17に
係止されるとともにカム8を介してランチスイッチ9を
オンし、この状態で調理開始スイッチ(図示せず)をオ
ンすれば加熱源3が作動して調理が開始される。また調
理終了後、操作ボタンIOを押すとカム8を介してアー
ム7が押し下げられ、開閉扉5が開くとともにランチス
インチ9はオフされる。このとき開閉扉5の動きはリン
クfI14を介して緩衝部材13に連結され、徐々に開
成するのである。
発明が解決しようとする課題
しかしながらこのような従来の構造のものでは開閉扉5
を徐々に開かせるために大きな緩衝能力を有する緩衝部
材13が必要であり、コストアンプに直結するとともに
機器の大型化、重量の増大につながっていた。
を徐々に開かせるために大きな緩衝能力を有する緩衝部
材13が必要であり、コストアンプに直結するとともに
機器の大型化、重量の増大につながっていた。
つまり、リンク棒14が必要なため開閉扉5と緩衝部材
13を連接するリンク捧14の配設位置は支点であるピ
ン12の近傍に限定される。なぜならばピン12から離
れた位置に設けると開閉扉5の動作に対する緩衝部材1
3のストロークが大きくなり不利であるとともに開閉扉
5を開くとリンクf!14の大部分が露出し、外観上好
ましくなく、また調理物の出し入れの妨げになるためで
ある。
13を連接するリンク捧14の配設位置は支点であるピ
ン12の近傍に限定される。なぜならばピン12から離
れた位置に設けると開閉扉5の動作に対する緩衝部材1
3のストロークが大きくなり不利であるとともに開閉扉
5を開くとリンクf!14の大部分が露出し、外観上好
ましくなく、また調理物の出し入れの妨げになるためで
ある。
その結果、第8図に示すように支点であるピン12に作
用するモーメントは開閉R5の開閉角度θに対して自重
Wと、ビン12の軸心と重心の距離Lsの積となり、こ
のモーメントは開閉扉5が完全に開いた状態、つまり開
閉角度θが90゜の時に自重WとLSII1の積となり
最も大きくなる。このビンl2に作用するモーメンI一
をリンク棒14でささえようとすると、概略ではあるが
、ピン12とビン15のピンチをPとすると、ピンl2
を支点としたモーメントの釣合により、てこ比LとPに
対応した力が必要である。すなわち自重WのL/P倍の
力が必要となり大きな緩衝能力が必要となるのである。
用するモーメントは開閉R5の開閉角度θに対して自重
Wと、ビン12の軸心と重心の距離Lsの積となり、こ
のモーメントは開閉扉5が完全に開いた状態、つまり開
閉角度θが90゜の時に自重WとLSII1の積となり
最も大きくなる。このビンl2に作用するモーメンI一
をリンク棒14でささえようとすると、概略ではあるが
、ピン12とビン15のピンチをPとすると、ピンl2
を支点としたモーメントの釣合により、てこ比LとPに
対応した力が必要である。すなわち自重WのL/P倍の
力が必要となり大きな緩衝能力が必要となるのである。
また、この構造ではリンク捧14で連結するため構造が
複雑となり各部材を組立後ビン12、15を挿入する必
要があるため組立性あるいは量産性が悪いという?J.
題があった。
複雑となり各部材を組立後ビン12、15を挿入する必
要があるため組立性あるいは量産性が悪いという?J.
題があった。
そこで本発明は組立てが容易な緩衝機能付の開閉扉装置
を得ることを第1の目的としている。
を得ることを第1の目的としている。
第2の目的は大きな緩衝能力が必要とされる場合におい
ても小能力の緩衝部材が用いられ、小型軽量の緩衝機構
を提供することにある。
ても小能力の緩衝部材が用いられ、小型軽量の緩衝機構
を提供することにある。
課題を解決するための手段
上記第1の目的を達戒するために本発明は、緩衝機構と
ヒンジ要素を開閉扉側に設けて扉ユニノトを構戒すると
ともに、前記ヒンジ要素の一端が介挿される位置決め部
を有するヒンジ固定部材を本体側に設けて構戒したもの
である。
ヒンジ要素を開閉扉側に設けて扉ユニノトを構戒すると
ともに、前記ヒンジ要素の一端が介挿される位置決め部
を有するヒンジ固定部材を本体側に設けて構戒したもの
である。
また第2の目的を達戒するために本発明は、開閉扉内に
設けた緩衝部材と、この緩衝部材の中心軸に設けたシャ
フトと、このシャフトと一体的に設けたヒンジ要素と、
前記シャフトに介挿され、前記開閉扉を開戒する方向に
付勢された第−のねしりばねおよび前記開閉扉を閉成す
る方向に付勢された第二のねじりばねから構成され、前
記開閉扉の自重によって生ずる扉開閉角度θに対する前
記ヒンジ要素の支点に作用する回転トルクの変化曲線を
A、前記第一のねじりばねの動作特性をB、前記曲線A
と動作特性Bの合力曲線をCとし、前記第二のねじりば
ねの動作特性を前記曲線Aと合力曲線Cで形或される範
囲内に設定したものである。
設けた緩衝部材と、この緩衝部材の中心軸に設けたシャ
フトと、このシャフトと一体的に設けたヒンジ要素と、
前記シャフトに介挿され、前記開閉扉を開戒する方向に
付勢された第−のねしりばねおよび前記開閉扉を閉成す
る方向に付勢された第二のねじりばねから構成され、前
記開閉扉の自重によって生ずる扉開閉角度θに対する前
記ヒンジ要素の支点に作用する回転トルクの変化曲線を
A、前記第一のねじりばねの動作特性をB、前記曲線A
と動作特性Bの合力曲線をCとし、前記第二のねじりば
ねの動作特性を前記曲線Aと合力曲線Cで形或される範
囲内に設定したものである。
作用
本発明の開閉扉装置は、上記構或により、緩衝機構及び
ヒンジ要素を開閉扉内に内蔵させて扉ユニットとして組
立完或後、扉ユニットから突出したヒンジ要素の一端を
本体側に固定されたヒンジ固定部材の位置決め部に挿入
固定することにより容易に組立てができるものである。
ヒンジ要素を開閉扉内に内蔵させて扉ユニットとして組
立完或後、扉ユニットから突出したヒンジ要素の一端を
本体側に固定されたヒンジ固定部材の位置決め部に挿入
固定することにより容易に組立てができるものである。
また開閉扉を開成する方向に付勢された第一のねじりば
ね及び前記開閉扉を閉成する方向に付勢された第二のね
しりばねを設け、第二のねじりばねの動作特性を開閉扉
の自重によって生ずる扉開閉角度θに対する前記ヒンジ
要素の支点に作用する回転トルクの変化曲線と、この変
化曲線と前記第一のねじりばねの動作特性の合力曲線の
範囲内に設定したことにより、緩衝部材によって吸収す
べき力を軽減できるものである。
ね及び前記開閉扉を閉成する方向に付勢された第二のね
しりばねを設け、第二のねじりばねの動作特性を開閉扉
の自重によって生ずる扉開閉角度θに対する前記ヒンジ
要素の支点に作用する回転トルクの変化曲線と、この変
化曲線と前記第一のねじりばねの動作特性の合力曲線の
範囲内に設定したことにより、緩衝部材によって吸収す
べき力を軽減できるものである。
実施例
以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第1図は本発明による調理器の断面図、第2図は緩
衝機構の部分拡大上面図、第3図は緩衝機構の部分拡大
正面図、第4図はヒンジ固定部材の外観斜視図を示して
いる。同図においてl8は緩衝機構であり、回転式のオ
イルダンパーを用いた緩衝部材l9がビス20によって
軸受部材2■に固定されている。22は緩衝部材l9の
回転中心軸に接続されたヒンジ要素であり、機器本体側
に突出したヒンジ23、緩衝部材19の回転中心軸方向
に突出したシャフト24及び突出片25、開閉扉5が開
いたときに軸受け部材21の壁面26に当接して開閉扉
5の開閉角度を規制するストッパ27が一体的に設けら
れている。28はシャフト24に介挿された第一のねじ
りばねであり、一端はヒンジ要素22に係止され他端は
軸受部材21に設けたばね受29に当接して開閉扉5を
開く方向に付勢されている。また、30は同じくシャフ
ト24に介挿された第二のねじりばねであり、一端は突
出片25に係止され、他端はばね受31に当接して開閉
扉5を閉じる方向に付勢されている。32は突出片25
に設けたビスを用いた調節機構であり、第二のねしりば
ね30の動作力を調節することができる。以上の部材か
ら緩衝機構18が構成されており開閉扉5の所定位置の
二箇所に固定されている。33は、ヒンジ23の位置決
め部34を有し、機器本体lに固定されたヒンジ固定部
材である. 次に、前記第一のねじりばね28、第二のねしりばね3
0の動作特性について説明する。第5図は開閉扉5の開
閉角度θと回転トルクの関係を示したものであり、Aは
開閉扉5の自重によって生ずる、シャフト24に作用す
る回転トルクの変化曲線であり、開閉角度が大きくなる
ほど回転トルクは増加する。Bは第一のねしりばね28
の動作特.性、つまり開閉扉5を開く方向に作用するト
ルク特性を示し、扉開閉角度θが増加するとトルクはば
ね定数に応じて減少する。またCは、変化曲線Aと動作
特性Bとの合力曲線、つまり開閉扉5を開く方向に作用
する力の合力である。そして、Dは第二のねしりばね3
0の動作特性を示し、扉開閉角度θの増加に伴って動作
力、つまり開閉扉5を閉しる方向の力が増加する。なお
第二のねしりばね30の動作特性Dは、前記変化曲線A
と合力曲線Cとで形成される範囲内に設定されている。
る。第1図は本発明による調理器の断面図、第2図は緩
衝機構の部分拡大上面図、第3図は緩衝機構の部分拡大
正面図、第4図はヒンジ固定部材の外観斜視図を示して
いる。同図においてl8は緩衝機構であり、回転式のオ
イルダンパーを用いた緩衝部材l9がビス20によって
軸受部材2■に固定されている。22は緩衝部材l9の
回転中心軸に接続されたヒンジ要素であり、機器本体側
に突出したヒンジ23、緩衝部材19の回転中心軸方向
に突出したシャフト24及び突出片25、開閉扉5が開
いたときに軸受け部材21の壁面26に当接して開閉扉
5の開閉角度を規制するストッパ27が一体的に設けら
れている。28はシャフト24に介挿された第一のねじ
りばねであり、一端はヒンジ要素22に係止され他端は
軸受部材21に設けたばね受29に当接して開閉扉5を
開く方向に付勢されている。また、30は同じくシャフ
ト24に介挿された第二のねじりばねであり、一端は突
出片25に係止され、他端はばね受31に当接して開閉
扉5を閉じる方向に付勢されている。32は突出片25
に設けたビスを用いた調節機構であり、第二のねしりば
ね30の動作力を調節することができる。以上の部材か
ら緩衝機構18が構成されており開閉扉5の所定位置の
二箇所に固定されている。33は、ヒンジ23の位置決
め部34を有し、機器本体lに固定されたヒンジ固定部
材である. 次に、前記第一のねじりばね28、第二のねしりばね3
0の動作特性について説明する。第5図は開閉扉5の開
閉角度θと回転トルクの関係を示したものであり、Aは
開閉扉5の自重によって生ずる、シャフト24に作用す
る回転トルクの変化曲線であり、開閉角度が大きくなる
ほど回転トルクは増加する。Bは第一のねしりばね28
の動作特.性、つまり開閉扉5を開く方向に作用するト
ルク特性を示し、扉開閉角度θが増加するとトルクはば
ね定数に応じて減少する。またCは、変化曲線Aと動作
特性Bとの合力曲線、つまり開閉扉5を開く方向に作用
する力の合力である。そして、Dは第二のねしりばね3
0の動作特性を示し、扉開閉角度θの増加に伴って動作
力、つまり開閉扉5を閉しる方向の力が増加する。なお
第二のねしりばね30の動作特性Dは、前記変化曲線A
と合力曲線Cとで形成される範囲内に設定されている。
その他の構或は第8図従来例と同一であり、同一番号を
付して説明を省略する。
付して説明を省略する。
以上の構戒において、次に本実施例の動作について説明
する。開閉扉の閉成状態つまり第1歯に示した状態では
アーム7はスプリングl6によって上方向き力を受け、
ランチボディl7に係止されるとともにカム8を介して
ランチスイッチ9をオンし、この状態で調理開始スイッ
チ(図示せず)をオンすれば加熱源3が作動して調理が
開始される。
する。開閉扉の閉成状態つまり第1歯に示した状態では
アーム7はスプリングl6によって上方向き力を受け、
ランチボディl7に係止されるとともにカム8を介して
ランチスイッチ9をオンし、この状態で調理開始スイッ
チ(図示せず)をオンすれば加熱源3が作動して調理が
開始される。
また調理終了後、操作ボタン10を押すとカム8を介し
てアーム7が押し下げられ、開閉扉5が開くとともにラ
ンチスイ・ンチ9はオフされる。このとき開閉扉5の動
きは緩衝機構18の緩衝作用によって徐々に開戒するの
である。
てアーム7が押し下げられ、開閉扉5が開くとともにラ
ンチスイ・ンチ9はオフされる。このとき開閉扉5の動
きは緩衝機構18の緩衝作用によって徐々に開戒するの
である。
次に、この一実施例の構或における作用を説明する。ま
ず組立についてであるが、緩衝機構18を組立完或後開
閉扉5に装着するとともにアーム7を取り付けて第6図
に示すような扉ユニント35を完成する。その後予め本
体1に固定されたヒンジ固定部材33の位置決め部34
に開閉扉5から突出したヒンジ要素22を挿入し、ビス
等によって固定することにより組立てることができる。
ず組立についてであるが、緩衝機構18を組立完或後開
閉扉5に装着するとともにアーム7を取り付けて第6図
に示すような扉ユニント35を完成する。その後予め本
体1に固定されたヒンジ固定部材33の位置決め部34
に開閉扉5から突出したヒンジ要素22を挿入し、ビス
等によって固定することにより組立てることができる。
このように、各構或要素を個別に組立後に容易に組立て
が行え、従来のように扉ユニント35と緩衝機構18を
未完戒状態で岨立ることがなく組立性、量産性が向上す
るとともに、緩衝機構18を開閉扉5側に設けたためリ
ンク棒等の連結部材が不要となり構造の簡素化が図れる
。
が行え、従来のように扉ユニント35と緩衝機構18を
未完戒状態で岨立ることがなく組立性、量産性が向上す
るとともに、緩衝機構18を開閉扉5側に設けたためリ
ンク棒等の連結部材が不要となり構造の簡素化が図れる
。
次に緩衝機構18について説明する。開閉扉5が開くと
、本体lに固定されたヒンジ要素22に対して開閉扉5
に固定された緩衝部材1つはシャフト24を軸として回
転力を受ける。このとき開閉扉5の自重によりシャフト
24を支点とした回転トルクが作用し、開閉扉5を開く
方向に付勢された第一のねじりばね28との合力(以下
単に合力とする)が開閉扉5を開く方向に作用する。一
方、一端を突出片25に係止さた第二のねしりばね30
は開閉角度θの増加に伴って巻きこまれ、開閉扉5を閉
しようとする力が増加する。ここで第二のねしりばね3
0の動作特性Dは、第5図に示したように開閉扉5の自
重による回転トルク曲線Aと前記合力の曲線Cで形成さ
れる範囲内に設定さているため、実質的に緩衝部材19
によって吸収されるべき回転トルクは合力曲線Cと、第
二のねしりばね30の動作特性Dとの差(斜線部分)で
よいことになる。すなわち扉開閉角度θnにおいて従来
の構或ではTnの緩衝能力が必要であったが、本実施例
ではΔTnの緩衝能力でよい。これにより、大きな緩衝
能力が必要とされる場合においても小能力の緩衝部材1
9を実用可能とし、コンパクト化が図れ、開閉扉5内へ
の内蔵が可能となる。なお第5図において合力曲vAC
は非直線的に変化し、一方第二のねしりばね30の動作
特性は直線的に変化するため緩衝部材19によって吸収
される力ΔTnは開閉角度θに伴って変化するが、開閉
角度θが増加してくると開閉扉5の自重による慣性によ
り回転トルクTを増加する方向の力が加わるため、前記
ΔTnの変化は吸収されるものである。
、本体lに固定されたヒンジ要素22に対して開閉扉5
に固定された緩衝部材1つはシャフト24を軸として回
転力を受ける。このとき開閉扉5の自重によりシャフト
24を支点とした回転トルクが作用し、開閉扉5を開く
方向に付勢された第一のねじりばね28との合力(以下
単に合力とする)が開閉扉5を開く方向に作用する。一
方、一端を突出片25に係止さた第二のねしりばね30
は開閉角度θの増加に伴って巻きこまれ、開閉扉5を閉
しようとする力が増加する。ここで第二のねしりばね3
0の動作特性Dは、第5図に示したように開閉扉5の自
重による回転トルク曲線Aと前記合力の曲線Cで形成さ
れる範囲内に設定さているため、実質的に緩衝部材19
によって吸収されるべき回転トルクは合力曲線Cと、第
二のねしりばね30の動作特性Dとの差(斜線部分)で
よいことになる。すなわち扉開閉角度θnにおいて従来
の構或ではTnの緩衝能力が必要であったが、本実施例
ではΔTnの緩衝能力でよい。これにより、大きな緩衝
能力が必要とされる場合においても小能力の緩衝部材1
9を実用可能とし、コンパクト化が図れ、開閉扉5内へ
の内蔵が可能となる。なお第5図において合力曲vAC
は非直線的に変化し、一方第二のねしりばね30の動作
特性は直線的に変化するため緩衝部材19によって吸収
される力ΔTnは開閉角度θに伴って変化するが、開閉
角度θが増加してくると開閉扉5の自重による慣性によ
り回転トルクTを増加する方向の力が加わるため、前記
ΔTnの変化は吸収されるものである。
またストンバ27をヒンジ要素22と一体に設けたため
、簡単な構戒により開閉扉5の開閉角度を所望の位置に
止めることが可能どなる。
、簡単な構戒により開閉扉5の開閉角度を所望の位置に
止めることが可能どなる。
また調節機構32を設けて第二のねしりばね30の動作
特性を調節可能にしたため所望の扉開戒速度を選択でき
る。
特性を調節可能にしたため所望の扉開戒速度を選択でき
る。
発明の効果
以上詳述したように本発明は、緩衝機構とヒンジ要素を
開閉扉側に設けて扉ユニントを構或し、前記ヒンジ要素
の一端が介挿される位置決め部を有するヒンジ固定部材
を本体側に設けて構成したものであるので、各構或要素
をユニント化して組立完威後開閉扉を本体側に取り付け
可能であり、組立性あるいは量産性の向上が図れる。ま
た緩衝機構を開閉扉側に設けたため、構造の簡素化が図
れ、本体の小型化が達戒できる。逆にその分収納室を大
きくできる。またヒンジ固定部材により、高精度にかつ
容易に開閉扉の位置決めができる。
開閉扉側に設けて扉ユニントを構或し、前記ヒンジ要素
の一端が介挿される位置決め部を有するヒンジ固定部材
を本体側に設けて構成したものであるので、各構或要素
をユニント化して組立完威後開閉扉を本体側に取り付け
可能であり、組立性あるいは量産性の向上が図れる。ま
た緩衝機構を開閉扉側に設けたため、構造の簡素化が図
れ、本体の小型化が達戒できる。逆にその分収納室を大
きくできる。またヒンジ固定部材により、高精度にかつ
容易に開閉扉の位置決めができる。
また本発明は、開閉扉を開威する方向に付勢された第一
のねしりばね及び前記開閉扉を閉成する方向に付勢され
た第二のねしりばねを設け、第二のねじりばねの動作特
性を開閉扉の自重によって生ずる扉開閉角度θに対する
前記ヒンジ要素の支点に作用する回転トルクの変化曲線
と、この変化曲線と前記第一のねしりぽねの動作特性の
合力曲線の範囲内に設定したものであるので、緩衝部材
によって吸収すべき力を軽減できるため、大きな緩衝能
力が必要な場合においても小能力の緩衝部材を実用でき
、小型、軽量、低コストの緩衝機構が得られる。これに
より、開閉扉等の小さなスペースにも実装が可能となり
、設計自由度の向上と、機器本体の小型、軽量化が達戒
できるものである。
のねしりばね及び前記開閉扉を閉成する方向に付勢され
た第二のねしりばねを設け、第二のねじりばねの動作特
性を開閉扉の自重によって生ずる扉開閉角度θに対する
前記ヒンジ要素の支点に作用する回転トルクの変化曲線
と、この変化曲線と前記第一のねしりぽねの動作特性の
合力曲線の範囲内に設定したものであるので、緩衝部材
によって吸収すべき力を軽減できるため、大きな緩衝能
力が必要な場合においても小能力の緩衝部材を実用でき
、小型、軽量、低コストの緩衝機構が得られる。これに
より、開閉扉等の小さなスペースにも実装が可能となり
、設計自由度の向上と、機器本体の小型、軽量化が達戒
できるものである。
第1図は本発明の一実施例の開閉扉装置を施した調理器
の断面図、第2図は同装置の緩衝機構の部分拡大上断面
図、第3図は同装置の緩衝機構の部分拡大正断面図、第
4図は同装置のヒンジ固定部材の外観斜視図、第5図は
同装置の扉開閉角度と回転トルクの関係を示す特性図、
第6図は同装置を施した調理器の外観斜視図、第7図は
従来の調理器の断面図、第8図は同扉の開閉状態を示す
部分側面図である。 ■・・・・・・本体、2・・・・・・収納室、4・・・
・・・ランチ装置、5・・・・・・開閉扉、10・・・
・・・操作ボタン、18・・・・・・緩衝機構、19・
・・・・・緩衝部材、21・・・・・・軸受部材、22
・・・・・・ヒンシ要素、24・・・・・・シャフト、
27・・・・・・ストツパ、28・・・・・・第一のね
しりばね、30・・・・・・第二のねしりばね、32・
・・・・・調節機構、33・・・・・・ヒンジ固定部材
、34・・・・・・位置決め部、35・・・・・・扉ユ
ニット。
の断面図、第2図は同装置の緩衝機構の部分拡大上断面
図、第3図は同装置の緩衝機構の部分拡大正断面図、第
4図は同装置のヒンジ固定部材の外観斜視図、第5図は
同装置の扉開閉角度と回転トルクの関係を示す特性図、
第6図は同装置を施した調理器の外観斜視図、第7図は
従来の調理器の断面図、第8図は同扉の開閉状態を示す
部分側面図である。 ■・・・・・・本体、2・・・・・・収納室、4・・・
・・・ランチ装置、5・・・・・・開閉扉、10・・・
・・・操作ボタン、18・・・・・・緩衝機構、19・
・・・・・緩衝部材、21・・・・・・軸受部材、22
・・・・・・ヒンシ要素、24・・・・・・シャフト、
27・・・・・・ストツパ、28・・・・・・第一のね
しりばね、30・・・・・・第二のねしりばね、32・
・・・・・調節機構、33・・・・・・ヒンジ固定部材
、34・・・・・・位置決め部、35・・・・・・扉ユ
ニット。
Claims (4)
- (1)機器本体に設けられた収納室を大気と遮断する開
閉扉と、この開閉扉側に装着され前記開閉扉の開閉動作
に対して緩衝作用を与える緩衝機構と、前記開閉扉を開
閉自在に保持するヒンジ要素とを有する扉ユニットと、
前記開閉扉を閉成保持するためのラッチ装置と、前記ラ
ッチ装置を解除するための操作ボタンと、前記ヒンジ要
素の一端が介挿される位置決め部を有し前記本体側に固
定されたヒンジ固定部材とから構成した開閉扉装置。 - (2)開閉扉に固定された軸受部材と、この軸受部材に
固定された緩衝部材と、前記緩衝部材の中心軸に設けた
シャフトを有し前記中心軸を支点として開閉扉を開閉自
在に保持するヒンジ要素と、前記シャフトに介挿され、
前記開閉扉を開成する方向に付勢された第一のねじりば
ね及び前記開閉扉を閉成する方向に付勢された第二のね
じりばねから構成され、前記開閉扉の自重によって生ず
る扉開閉角度θに対する前記ヒンジ要素の支点に作用す
る回転トルクの変化曲線をA、前記第一のねじりばねの
動作特性をB、前記曲線Aと動作特性Bの合力曲線をC
とし、前記第二のねじりばねの動作特性を前記曲線Aと
合力曲線Cで形成される範囲内に設定した開閉扉装置の
緩衝機構。 - (3)開閉扉の開閉角度を規制するストッパを設けた特
許請求の範囲第2項記載の開閉扉装置の緩衝機構。 - (4)第一のねじりばね、もしくは第二のねじりばねの
動作力を調整する調節機構を設けた特許請求の範囲第2
項記載の開閉扉装置の緩衝機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1300428A JP2692308B2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 開閉扉装置及び開閉扉装置の緩衝機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1300428A JP2692308B2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 開閉扉装置及び開閉扉装置の緩衝機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03160225A true JPH03160225A (ja) | 1991-07-10 |
JP2692308B2 JP2692308B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=17884685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1300428A Expired - Fee Related JP2692308B2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 開閉扉装置及び開閉扉装置の緩衝機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2692308B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006023029A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
CN110409985A (zh) * | 2019-09-10 | 2019-11-05 | 襄阳市思想机电科技有限公司 | 一种单向门的滑车系统 |
WO2020022335A1 (ja) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | シャープ株式会社 | 加熱調理装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101230227B1 (ko) * | 2011-10-04 | 2013-02-05 | 김영식 | 드롭다운식 도어용 힌지장치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59111279U (ja) * | 1983-01-19 | 1984-07-27 | 太田興業株式会社 | 開き戸の緩衝装置 |
JPS6367437A (ja) * | 1986-09-09 | 1988-03-26 | Nhk Spring Co Ltd | 速度調整機構 |
-
1989
- 1989-11-17 JP JP1300428A patent/JP2692308B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59111279U (ja) * | 1983-01-19 | 1984-07-27 | 太田興業株式会社 | 開き戸の緩衝装置 |
JPS6367437A (ja) * | 1986-09-09 | 1988-03-26 | Nhk Spring Co Ltd | 速度調整機構 |
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---|---|---|---|---|
JP2006023029A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
WO2020022335A1 (ja) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | シャープ株式会社 | 加熱調理装置 |
CN110409985A (zh) * | 2019-09-10 | 2019-11-05 | 襄阳市思想机电科技有限公司 | 一种单向门的滑车系统 |
CN110409985B (zh) * | 2019-09-10 | 2024-04-26 | 襄阳市思想机电科技有限公司 | 一种单向门的滑车系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2692308B2 (ja) | 1997-12-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |