JP2010128251A - 原稿圧着板の開閉装置 - Google Patents

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Teiji Takahashi
禎治 高橋
Hirofumi Takada
裕文 高田
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Abstract

【課題】コストやサイズを増加させることなく、原稿圧着板の加速落下による衝撃を確実かつ安定して緩和することができ、精密機器に対する影響を軽減することができる原稿圧着板の開閉装置を提供する。
【解決手段】上部が開口したヒンジケースと、ヒンジケースの上部に取り付けられ、原稿圧着板を取り付ける回動アームと、回動アームの下側に設けられるカム部材と、ヒンジケース内にスライド自在に収められるスライダーと、スライダーの上面をカム部材に弾性的に当接せしめる圧縮スプリングから成り、ヒンジケースの側壁の内面にスライダーが下方にスライドすると圧入力が増加する手段を形成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、スキャナ、プリンタ或いはそれらの複合機における原稿圧着板の開閉装置に関するものである。
従来の原稿圧着板の開閉装置としては、複写機等の機器本体に取り付けられると共に上部が開口したヒンジケースと、該ヒンジケースの上部に回動自在に取り付けられると共に原稿圧着板を一体的に取り付ける回動アームと、該回動アームの下側に一体的に設けられるカム部材と、上記ヒンジケース内にスライド自在に収められるスライダーと、上記ヒンジケース内に収められると共に前記スライダーの上面を上記カム部材に弾性的に当接せしめる圧縮スプリングから構成されるものがある。(例えば、特許文献1参照)
しかしながら、上記従来の原稿圧着板の開閉装置は、回動アームに取り付けた原稿圧着板を閉じる際に、これが低角度(約30度以下)になると、その重量の垂直下方向ベクトルが急激に大きくなって、落下加速度が増加し、複写機等の精密機器に大きな衝撃を与えてしまうという問題点があった。
特に、上記開閉装置などのような軽量で小型のヒンジでは、ダンパー等の衝撃緩和装置を取り付けるとコストが高くなるだけでなく、装置が大型になってしまう等の問題があった。
特開2007−186884号公報
本発明が解決しようとする課題は、コストやサイズを増加させることなく、原稿圧着板の加速落下による衝撃を確実かつ安定して緩和することができ、精密機器に対する影響を軽減することができる原稿圧着板の開閉装置を提供することにある。
本発明の原稿圧着板の開閉装置は、複写機等の機器本体に取り付けられると共に上部が開口したヒンジケースと、該ヒンジケースの上部に回動自在に取り付けられると共に原稿圧着板を一体的に取り付ける回動アームと、該回動アームの下側に一体的に設けられるカム部材と、上記ヒンジケース内にスライド自在に収められるスライダーと、上記ヒンジケース内に収められると共に前記スライダーの上面を上記カム部材に弾性的に当接せしめる圧縮スプリングから成る原稿圧着板の開閉装置において、上記ヒンジケースの側壁の内面に、および/または該ヒンジケースの内面と接する、上記スライダーの外面に、上記スライダーが下方にスライドすると圧入力が増加する手段を形成したことを特徴とする。また、上記圧入力が増加する手段が、リブや突起であることを特徴とする。
本発明の原稿圧着板の開閉装置は、コストやサイズを増加させることなく、原稿圧着板の加速落下による衝撃を確実かつ安定して緩和することができ、精密機器に対する影響を軽減することができるという利点がある。
図1および図2は、本発明装置の1実施例を示すもので、1は、複写機等の機器本体(図示せず)に取り付けられるヒンジケース、2は回動アーム、3はカム部材、4はヒンジピン、5はスライダー、6は圧縮スプリングである。
上記ヒンジケース1は、図3に示すように、底壁1aと4面の側壁1bから構成されると共に、上部が開口している。該4つの側壁2bは、2対の相対する平面となっている。そのうち、少なくとも1対(相対する2面)の側壁1bの上部には、ヒンジピン用挿通孔1cが穿設されている。
上記回動アーム2は、その上面に原稿圧着板を一体的に取り付けるようになっており、その回動基部には、ヒンジピン用挿通孔2aが穿設されていると共に、その下側にはカム部材3が設けられている。
上記ヒンジピン4は、上記ヒンジケース1のヒンジピン用挿通孔1cおよび上記回動アーム2のヒンジピン用挿通孔2aに挿通され、該回動アーム2を上記ヒンジケース1に回動自在に組み付けるようになっている。
上記スライダー5は、上記ヒンジケース1の側壁1bの内面に沿ってスライド自在に収められるようになっていて、その上面は、上記回動アーム2のカム部材3のカム面に当接するようになっている。
上記圧縮スプリング6は、上記ヒンジケース1の底壁1aと上記スライダー5との間に収められていて、該スライダー5を上記カム部材3に弾性的に当接せしめるようになっている。
従って、上記回動アーム2に取り付けられた原稿圧着板は、上記圧縮スプリング6の弾発力により、上記スライダー5およびカム部材3等を介して、開く方向に付勢されている。
上記ヒンジケース1の側壁1bの内面には、上記スライダー5が下方にスライドすると圧入力が増加するように、下方に狭まるようにテーパー内面1b′(相対する2面が対称的に傾斜)が形成されている。このテーパー内面1b′は、相対する側壁1bの一方の側壁1bだけ傾斜面としてもよい。本発明では、この傾斜面もテーパー面に含まれる。
従って、回動アーム2に取り付けた原稿圧着板を閉じる際に、図4に示すように、回動アーム3が低角度(約30度以下)になると、上記カム部材3を介して上記スライダー5が下方にスライドし、上記テーパー内面1b′によりスライダー5の圧入力が増加する。その結果、原稿圧着板の落下加速度が押さえられ、衝撃が緩和される。
上記テーパー面は、上記スライダー5の外面(ヒンジケース1のテーパー内面1b′と接する面)にも形成してよい。また、上記テーパー面に代えて、あるいはテーパー面と一緒に、上記ヒンジケース1の内面や上記スライダー5の外面にリブや突起を設けて、上記スライダー5が下方にスライドした時に、圧入力が増加するように構成しても良い。
本発明では、ヒンジケースの少なくとも相対する1対の内面あるいはこれらの内面に接するスライダーの外面をテーパー面とするだけで、ヒンジケースやスライダーの形状寸法を大きく変更することなく、また、部品点数を増加させることなく、原稿圧着板の落下加速度を押さえて衝撃を効果的に緩和することができる。
また、上記回動アーム2を上記ヒンジケース1に回動自在に取り付ける構造であれば、上記ヒンジピン5による組み付け構成に限定するものではない。
さらに、上記回動アーム2を原稿圧着板と一体形成したり、上記カム部材3を上記回動アーム2と別体として形成し、一体的に組み付けるように構成してもよい。
本発明の原稿圧着板の開閉装置の側断面図である。 図1の装置の分解斜視図である。 図1のヒンジケースの斜視図である。 図1の装置の回動アームの約30度の状態を示す説明図である。
符号の説明
1 ヒンジケース
1a 底壁
1b 側壁
1b′テーパー内面
1c ヒンジピン用挿通孔
2 回動アーム
2a ヒンジピン用挿通孔
2b カム部
3 カム部材
4 ヒンジピン
5 スライダー
6 圧縮スプリング

Claims (2)

  1. 複写機等の機器本体に取り付けられると共に上部が開口したヒンジケースと、該ヒンジケースの上部に回動自在に取り付けられると共に原稿圧着板を一体的に取り付ける回動アームと、該回動アームの下側に一体的に設けられるカム部材と、上記ヒンジケース内にスライド自在に収められるスライダーと、上記ヒンジケース内に収められると共に前記スライダーの上面を上記カム部材に弾性的に当接せしめる圧縮スプリングから成る原稿圧着板の開閉装置において、上記ヒンジケースの側壁の内面に、および/または該ヒンジケースの内面と接する、上記スライダーの外面に、上記スライダーが下方にスライドすると圧入力が増加する手段を形成したことを特徴とする原稿圧着板の開閉装置。
  2. 上記圧入力が増加する手段が、リブや突起であることを特徴とする請求項1に記載の原稿圧着板の開閉装置。
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