JP2000298178A - 携帯用時計ケース - Google Patents

携帯用時計ケース

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Publication number
JP2000298178A
JP2000298178A JP11105304A JP10530499A JP2000298178A JP 2000298178 A JP2000298178 A JP 2000298178A JP 11105304 A JP11105304 A JP 11105304A JP 10530499 A JP10530499 A JP 10530499A JP 2000298178 A JP2000298178 A JP 2000298178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating bezel
rotation
bezel
rotating
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11105304A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Yokosuka
弘一 横須賀
Masaru Terasawa
大 寺沢
Takahisa Kato
隆久 加藤
Masanori Iwata
正典 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP11105304A priority Critical patent/JP2000298178A/ja
Publication of JP2000298178A publication Critical patent/JP2000298178A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の回転ベゼルを装着した携帯用時計ケー
スの回転ベゼルは回転方向に変位させる機能はあるが、
該回転ベゼルを回転方向に変位させる回転トルクは停止
安定性確保のために相当大きいので、回転方向に変位さ
せるために回転ベゼルを指で操作して大きな回転トルク
を付与する必要が生じ、回転ベゼルの表面には大きな凹
凸によって構成せざるを得なかった。回転ベゼルの表面
や外周部に形状的な凹凸を施さずとも停止安定性と回転
作動性の保証された回転ベゼル付きの携帯用時計ケース
が実現する。 【解決手段】 度当り段差11、位置決め溝12、位置
決め段差13、歯車状凹凸部14を有する回転ベゼル1
とベゼル度当り21、位置決め弾性体5を保持した弾性
体保持溝22を有するケース胴2と回転止め穴23に係
合する回転止めダボ41、歯車状凹凸部14に対応する
回転規制部42を有しケース胴2に固着された回転規制
リングにより構成され、回転ベゼル1が垂直方向に作動
し、下位停止点では回転を規制し、上位停止点では自由
回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は携帯用時計ケース
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の回転ベゼル主要構造部分
断面図である。従来の回転ベゼルを装着した携帯用時計
ケースの回転ベゼル1は回転方向に変位させられるが、
垂直方向には移動しなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転ベゼルを装
着した携帯用時計ケースの回転ベゼルは回転方向に変位
させる機能はあるが、該回転ベゼルを回転方向に変位さ
せる回転トルクは停止安定性確保のために相当大きいの
で、回転方向に変位させるために回転ベゼルを指で操作
して大きな回転トルクを付与する必要が生じ、回転ベゼ
ルの表面には大きな凹凸によって構成せざるを得なかっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】回転ベゼルが、該携帯用
時計ケースの平面に対する概ね垂直方向に移動可能な機
能を付与した構造とし、垂直方向の移動範囲の中に複数
の停止点を設け、回転の停止安定性確保のための停止点
と、回転方向に任意に変位させるための回転トルクを極
小化した停止点を保有させる。
【0005】
【作用】本発明によれば、回転の停止安定性確保のため
の停止点では回転ベゼルに施した歯車状の凹凸が回転規
制リングの対応する歯車状の凹凸の回転規制部に係合し
て確実に回転を規制し、回転方向に任意に変位させるた
めの停止点では回転規制リングの回転規制部からの係合
が解除され回転トルクは極小化される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を具体的な実施例で説明す
る。本発明は図1に示すように、度当り段差11、位置
決め溝12、位置決め段差13、歯車状凹凸部14を有
する回転ベゼル1とベゼル度当り21、位置決め弾性体
5を保持した弾性体保持溝22を有するケース胴2と回
転止め穴23に係合する回転止めダボ41、歯車状凹凸
部14に対応する回転規制部42を有しケース胴2に固
着された回転規制リング4により構成される。
【0007】図1は回転ベゼル底面16がケース胴2の
回転ベゼル受け面24に接するとき、位置決め弾性体5
が回転ベゼル1の位置決め溝12に干渉係止する相対関
係に配置することにより回転ベゼル1が下位停止点に位
置させた状況を示している。この状態では、回転止め穴
23に回転ダボ41に係合させケース胴1に固着された
回転規制リング4の歯車状凹凸部14に対応する回転規
制部42と回転ベゼル1の該歯車状凹凸部14が係合
し、回転ベゼル1は回転の停止安定性が確保され回転し
ない。
【0008】図2は爪掛け斜面15に指を掛け、回転ベ
ゼル1を垂直方向に引き動かし、回転ベゼル1の度当り
段差11がケース胴2のベゼル度当り21に度当りした
ときに、位置決め弾性体5が回転ベゼル1の位置決め段
差13に干渉係止する相対関係に配置することにより回
転ベゼル1が上位停止点に位置させた状況を示してい
る。
【0009】この状態では、回転規制リング4の回転規
制部42と回転ベゼル1の該歯車状凹凸部14の係合が
完全に解消し、回転ベゼル1は自由に回転するようにな
っている。この発明では、上述のように、回転ベゼル1
を下位停止点に位置させたときは歯車状凹凸部14が回
転規制リングの回転規制部42と係合して回転ベゼル1
は回転せず、上位停止点に位置させたときは歯車状凹凸
部14と回転規制リングの回転規制部42との係合は解
除され回転ベゼル1は自由に回転するという、停止部位
によって回転ベゼル1の回転機能がことなる携帯用時計
ケースの回転ベゼル構造が実現された。
【0010】この結果、垂直方向に部位変化のない従来
の回転ベゼル構造において、停止安定性と回転作動性を
共有させた結果、回転ベゼルの回転トルクが大きくな
り、回転ベゼルを指で回転作動させるときに十分な回転
トルクが得られるように、回転ベゼルの表面や外周部に
形状的な凹凸を施すことが必然となっていた現状に対
し、回転ベゼルの表面や外周部に形状的な凹凸を施さず
とも停止安定性と回転作動性の保証された回転ベゼル付
きの携帯用時計ケースが実現できた。
【0011】当然ながら、図3に示すように回転ベゼル
1を上位停止点に位置させた状態で歯車状凹凸部14に
クリック弾性部材43により軽微な干渉を生じさせ、回
転ベゼル1の自由回転にクリック感をもたせることも可
能である。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば回転ベゼルの表面や外周
部に形状的な凹凸を施さずとも停止安定性と回転作動性
の保証された回転ベゼル付きの携帯用時計ケースが実現
でき、そのデザイン制約を解消し自由度を拡大した効果
は絶大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転ベゼル下位停止点の主要構造部分
断面図である。
【図2】本発明の回転ベゼル上位停止点の主要構造部分
断面図である。
【図3】本発明の回転ベゼル上位停止点の主要構造部分
断面図である。
【図4】従来の回転ベゼル主要構造部分断面図である。
【符号の説明】
1:回転ベゼル 11:度当り段差 12:位置決め溝 13:位置決め段差 14:歯車状凹凸部 15:爪掛け斜面 16:回転ベゼル底面 2:ケース胴 21:ベゼル度当り 22:弾性体保持溝 23:回転止め穴 24:回転ベゼル受け面 3:ガラス 4:回転規制リング 41:回転止めダボ 42:回転規制部 43:クリック弾性部材 5:位置決め弾性体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 隆久 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 岩田 正典 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ベゼルを装着した携帯用時計ケース
    において、回転ベゼルが、該携帯用時計ケースの平面に
    対する概ね垂直方向に移動可能な構造を有することを特
    徴とする携帯用時計ケース。
  2. 【請求項2】 請求項1において、垂直方向の移動範囲
    の中に複数の停止点を有する携帯用時計ケース。
  3. 【請求項3】 請求項2において、複数の停止点におけ
    る回転ベゼルの回転機能が異なることを特徴とする携帯
    用時計ケース。
JP11105304A 1999-04-13 1999-04-13 携帯用時計ケース Pending JP2000298178A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11105304A JP2000298178A (ja) 1999-04-13 1999-04-13 携帯用時計ケース

Applications Claiming Priority (1)

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JP11105304A JP2000298178A (ja) 1999-04-13 1999-04-13 携帯用時計ケース

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JP2000298178A true JP2000298178A (ja) 2000-10-24

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ID=14403973

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CN108762036B (zh) * 2018-07-24 2023-04-07 深圳市雷诺表业有限公司 具有纵向贯穿连接结构的手表及其装配模具
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