JP4153378B2 - 時計 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、腕時計や懐中時計などの時計に係り、特に、脱着可能なベゼルを備えた時計に関する。
【0002】
【従来の技術】
ベゼルを脱着可能とすることは、ベゼルの損傷に伴う同種ベゼルの交換によるメンテナンスをする点からも、意匠が違う異種ベゼルとの交換により装飾的効果を任意に変更できる点で好ましい。
【0003】
べゼルの脱着のために、第1従来例として、カバーガラスが内周に取付けられる胴の環状をなす段部の外周に環状の突条を形成し、この突条に回転ベゼルの内周に環状に形成した他の突条を下方より係合させた腕時計が知られている(例えば特許文献1及び特許文献2参照)。
【0004】
第2従来例として、胴の環状をなす段部とこれに嵌合される回転ベゼルとの対向面に夫々環状溝を形成し、これらの溝にわたって多角ばねを嵌合して、段部から回転ベゼルが抜けないように係止した腕時計が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0005】
更に、第3従来例として、回転ベゼルを外側ベゼルとこれに脱着可能に螺合される内側ベゼルとで形成し、胴の環状をなす段部から回転ベゼルが抜けないように外側ベゼルを多角ばねを用いて段部に係止した腕時計が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−239454号公報(段落0003−0005、段落0018−0028、図1−図5、図19−図23)
【0007】
【特許文献2】
特開平5−312972号公報(図1−図2)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
第1従来例では、胴とベゼルとの結合が強い。このため、胴からベゼルを外すには、ベゼルとの間に薄板状の専用工具を挿入し、この工具でベゼルをこじ開けて行わなければならない。したがって、操作上大きな力を要し、それに伴ってベゼルを損傷する恐れが高いとともに、胴にベゼルを組み付ける際にも大きな操作力を要する。
【0009】
第2従来例では、多角ばねを直接変形させることができないので、ベゼルとの間に薄板状の専用工具を挿入し、この工具でベゼルをこじ開けて胴からベゼルを外す操作を余儀なくされている。更に、多角ばねはその部品コストが高い。
【0010】
第3従来例では、胴からベゼルを外すのに、はじめに外側ベゼルに対して内側ベゼルを外してから、多角ばねを変形させて外側ベゼルを胴から外すことができる。しかし、外側ベゼルに対する内側ベゼルの脱着は、内側ベゼルをそれに設けた複数の凹部に引っ掛かる工具を用いて回転させなければならないので、専用工具を必要とすることには変わりがない。更に、多角ばねを変形させる場合に、内側ベゼル用の工具とは別に多角ばね用の専用工具を必要とする。しかも、多角ばねはその部品コストが高い。
【0011】
以上のようにいずれの従来においても、少なくとも胴からベゼルを外すには、専用工具を用いなければならない。このため。例えば意匠が違う異種ベゼルの提供が可能であるとしても、それをユーザーにおいて簡単に交換することは難しい。勢い、ベゼルの脱着は時計店等に依頼することを余儀なくされており、ユーザーにとって不便である。
【0012】
本発明が解決しようとする課題は、専用工具を要することなくユーザーにとっても簡単にベゼルを脱着し得る時計を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は、カバーガラスが取付けられる胴の環状凸部の外周に、雄ねじ部と、この雄ねじ部の下方に離れた環状溝と、これら環状溝と雄ねじ部との間に位置する環状の逃げ溝とを夫々設け、環状溝にこの溝より突出する軟質でかつ弾性を有する係合リングを取付け、ベゼルには、雄ねじ部に脱着可能でこの雄ねじ部を通過して逃げ溝に配置される雌ねじ部と、この雌ねじ部の下方に位置して係合リングの外周部に密接される斜状のストッパ面を有する環状の係合凸部とを夫々設けている。
【0014】
この発明では、胴に支持された係合リングとベゼルが有する係合凸部のストッパ面との係合により、ベゼルを胴に取付け保持できる。この取付け状態から、ベゼルを引き上げてその雌ねじ部を雄ねじ部に螺合させるとともに、ベゼルを外れる方向に回転させるに伴い、ベゼルの係合凸部を胴に支持された係合リングに乗り越えさせて、ベゼルを外すことができる。
【0015】
同様に、前記課題を解決するために、本発明は、カバーガラスが取付けられる胴の環状凸部外周に、雄ねじ部と、この雄ねじ部の下方に離れて斜状のストッパ面を有した環状の係合凸部と、これら係合凸部と雄ねじ部との間に位置する環状の逃げ溝とを夫々設け、ベゼルには、雄ねじ部に脱着可能でこの雄ねじ部を通過して環状逃げ溝に配置される雌ねじ部と、この雌ねじ部の下方に位置する環状溝とを夫々設け、環状溝にこの溝より突出して内周部がストッパ面に密接される軟質でかつ弾性を有する係合リングを取付けている。
【0016】
この発明では、ベゼルに支持された係合リングと胴が有する係合凸部のストッパ面との係合により、ベゼルを胴に取付け保持できる。この取付け状態から、ベゼルを引き上げてその雌ねじ部を雄ねじ部に螺合させるとともに、ベゼルを外れる方向に回転させるに伴い、ベゼルに支持された係合リングを胴の係合凸部に乗り越えさせて、ベゼルを外すことができる。
【0017】
本発明は、ベゼルが周方向に回転調節可能な好ましい形態を含んでいる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図3を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
【0019】
図1中符号11は例えば腕に装着して使用される携帯時計を示している。この携帯時計10が備える時計外装組立11内には図示しない時計ムーブメント及び文字板等が収容されている。時計外装組立11は、図2に示すように金属又は合成樹脂により環状に作られた胴13を備えており、この胴13の厚み方向一面(正面)にカバーガラス14を液密に装着するとともに、胴13の厚み方向他面(裏面)に図示しない裏蓋を取外し可能に螺着して形成されている。カバーガラス14を通して文字板は視認可能である。
【0020】
胴13にはその正面方向に突出する環状凸部15が一体に形成されている。この環状凸部15の内周にカバーガラス14が装着されている。なお、図2中符号13aは環状凸部15の根元に好ましくは直角に連なる外装表面を示している。
【0021】
図2に示すように環状凸部15の外周には、雄ねじ部16、環状溝17、及び逃げ溝18が夫々設けられている。詳しくは、雄ねじ部16は環状凸部15の先端部外周に形成されている。環状溝17は、雄ねじ部16の下方に離れて、言い換えれば、雄ねじ部16より外装表面13aに寄せて設けられている。逃げ溝18は、環状であって、雄ねじ部16と環状溝17との間に設けられている。逃げ溝18の奥の溝底面は雄ねじ部16の谷底の位置よりも胴13の胴内空間13b側に寄って位置されている。つまり、逃げ溝18は雄ねじ部16の谷底よりも深く形成されている。なお、胴内空間13bには時計ムーブメントなどが収容されている。逃げ溝18の溝幅Aは雄ねじ部16の幅よりも大きい。
【0022】
環状凸部15の外周には、軟質でかつ弾性を有する係合リング19が環状溝17に嵌合して取付けられている。係合リング19は、合成樹脂製又はゴム製(天然ゴムおよび合成ゴムを含む)であって、環状溝17から突出されている。係合リング19の外周部は、上部斜状面19aと下部斜状面19bとを有して、この係合リング19の厚み方向中央部程突出するよう側に先細状に形成されている。これにより、係合リング19の断面は例えば将棋の駒のような略5角形状をなしている。なお、係合リング19の外周部は、この係合リング19の厚み方向に半円状をなしていてもよい。係合リング19の外径Cは、雄ねじ部16の外径Dより大きい。
【0023】
時計外装組立11は、胴13に取外し可能に装着されて飾りリングとして機能するベゼル21Aを備えている。ベゼル21Aは、金属又は合成樹脂等により環状に作られており、環状凸部15を被って例えば周方向の位置を回転により調節可能に取付けられている。ベゼル21Aは、環状凸部15の端面と対向するカバー部21aを有しているとともに、このべゼル21Aの周部には、ベゼル21Aを回転させる際に指が滑らないようにするための複数ないしは多数の溝22(図1参照)が所定間隔で設けられている。
【0024】
図2に示すようにベゼル21Aの内周には、その脱着を可能とするための雌ねじ部23と係合凸部24とが夫々設けられている。詳しくは、雌ねじ部23は、胴13の雄ねじ部16に脱着可能に螺合されるものであって、雄ねじ部16の長さBと同じかそれより短い長さEを有している。係合凸部24は、雌ねじ部23の下方に離れて、言い換えれば、ベゼル21Aの裏面開口に寄せて環状に形成されている。この係合凸部24は、その下部にガイド斜面24aを有しているとともに、上部に斜状のストッパ面24bを有している。図2中符号Fは係合凸部24の高さを示している。ストッパ面24bは、ガイド斜面24aから雌ねじ部23に向かうに従い次第に後退する面で作られている。係合凸部24の最小内径Gは、係合リング19の外径Cより小さいとともに、雄ねじ部16の外径Dより大きい。
【0025】
図3(A)(B)中符号21B、21Cは、前記ベゼル21Aとは異種のベゼルを示しており、これらは図3(A)(B)に示されるようにベゼル正面に夫々異なる経過時間表示Sを有している。これらベゼル21B、21Cの内周には、ベゼル21Aの内周に設けた雌ねじ部23及び係合凸部24と同一の雌ねじ部及び係合凸部(いずれも図示しない)が夫々設けられている。これらベゼル21B、21Cは交換部品として用意され、例えば腕時計10の購入時に予め購入されるか、時計販売店にて必要に応じて都度購入されるものである。
【0026】
ベゼル21Aは以下の手順で胴13に装着される。まず、ベゼル21Aを、環状凸部15に被せる。この場合、係合凸部24の最小内径Gが雄ねじ部16の外径Dより大きいので、雄ねじ部16によってその下方に係合凸部24を配置させる操作が妨げられることがない。
【0027】
前記被せ動作に伴い、ベゼル21Aの雌ねじ部23が胴13の雄ねじ部16に当たるので、この時点から雌ねじ部23が雄ねじ部16にねじ込まれる方向にベゼル21Aを締め付け方向に回転させる。このねじ込み操作により、ベゼル21Aが胴13の外装表面13aに近付けられるので、ねじ込みの途中で係合凸部24のガイド斜面24aが係合リング19の上部斜状面19aに当接する。しかし、ベゼル21Aのねじ込みは継続しているので、このねじ込みによるベゼル21Aの移動で、係合凸部24の突端が、係合リング19を弾性変形させながら、この係合リング19の外周突端を通過する。
【0028】
この通過後に、雌ねじ部23が、雄ねじ部16を下方に通過して、この雄ねじ部16の下側の逃げ溝18に収容され、ベゼル21Aは空回りするようになる。この状態でベゼル21Aは外装表面13aに当たるように押し込まれる。これにより、係合リング19の弾性反発力でその外周が係合凸部24の斜状のストッパ面24bに密接されて、ベゼル21Aの取付けが完了する。このベゼル取付け状態を図2に示す。
【0029】
この状態では、係合リング19の外周が係合凸部24のストッパ面24bに弾性的に密接しているので、係合リング19がストッパとして機能しベゼル21Aが上方に抜けることがないとともに、係合リング19の摩擦力でベゼル21Aが不用意に周方向に回転されることもない。しかし、使用者がベゼル21Aを意図的に回転させる場合には、前記摩擦力に抗してベゼル21Aを所定の回転位置に回転させることが可能である。
【0030】
ベゼル21Aと胴13の外装表面13aとの間に詰まった塵を取除く場合等、ベゼル21Aを胴13から取外す場合には、以上の取付けと逆の手順で実施できる。
【0031】
すなわち、始めに、係合リング19の弾性力に抗して手でベゼル21Aを引き上げつつ、ベゼル21Aを緩む方向に回転させることにより、ベゼル21Aの雌ねじ部23を胴13の雄ねじ部16にかみ合わせることができる。そして、この時点以降、更に、緩み方向へのベゼル21Aの回転を継続させて、前記噛合いによってベゼル21Aを上方に移動させることにより、係合凸部24を係合リング19に乗り越えさせることができる。この後に雄ねじ部16に対する雌ねじ部23の噛合いがはずれるので、ベゼル21Aを取外すことができる。
【0032】
以上のようにベゼル21Aを胴13に脱着するのに、格別な工具を要することなく簡単な手作業で実施することができる。このため、ユーザーにおいても、又、時計販売店の専門家においても、ベゼル21A等が損傷を負わせることなく、ベゼル21Aを脱着できる。
【0033】
したがって、図1に示すベゼル21Aを、これと同種で色違いの図示しないベゼルに交換する場合、又は、図3(A)や図3(B)に示す異種のベゼル21B、21Cに交換する場合にも、ユーザーにおいて、既述の手順で容易に交換である。こうしたベゼルの交換により、携帯時計10の印象を大きく変えることが可能である。又、第1実施形態では係合リング19を胴13に取付けているので、この係合リング19を交換されるベゼルに対して共通部品とできる点で優れている。
【0034】
図4は本発明の第2実施形態を示している。この実施形態は基本的には第1実施形態と同じであるので、同じ構成部分には第1実施形態と同じ符号を付して、その構成および作用の説明を省略し、以下異なる部分について説明する。
【0035】
第2実施形態では、胴13にその外装表面13aに開放する環状の溝31を形成し、この溝31に節度用の板ばね32を収容している。板ばね32は、環状ベース部32aの裏面に折り曲げた複数のストッパ片32b(一つのみ図示)を、溝31の一部に連続する係止穴33に挿入することにより、回り止めされている。板ばね32の表面には先端に係止端部を折り曲げた複数のばね片32c(一つのみ図示)が斜めに切起こされている。又、ベゼル21Aの下面には周方向に一定間隔ごとに係止凹部34が設けられている。
【0036】
ばね片32cの係止端部は、ベゼル21Aの回転操作に伴って、ばね片32cの弾性変形を伴って係止凹部34に係脱されるので、それによりベゼル21Aの回転に一定角度ごとに節度を与えることができる。このベゼル21Aの回転を一方向に規制する場合には、例えば係止端部を、側面視横向きのS字状に作るとともに、係止凹部34のベゼル回転方向前側の凹部壁面を略垂直状とすることにより、ベゼル21Aが逆転した場合に、略垂直状の凹部壁面が係止端部の先端に当たって、ベゼル21Aの逆転を妨げるようにすることもできる。なお、以上説明した点以外の構成は、図4に示されない構成を含めて第1実施形態と同じである。
【0037】
したがって、第2実施形態でも、第1実施形態と同様な作用を得て、本発明の課題を解決できる。
【0038】
図5は本発明の第3実施形態を示している。この実施形態は基本的には第1実施形態と同じであるので、同じ構成部分には第1実施形態と同じ符号を付して、その構成および作用の説明を省略し、以下異なる部分について説明する。
【0039】
第3実施形態では、係合リング19を、胴13の環状凸部15に取付けることに代えて、ベゼル21Aの内周に形成した環状溝17に取付けているとともに、これに応じて環状の係合凸部24をベゼル21Aの内周に設けることに代えて胴13の環状凸部15に設けている。
【0040】
この場合、係合凸部24の最大径H及び係合リング19の内径Iは、いずれも雄ねじ部16の外径Dより大きい。又、係合凸部24の最大径Hは係合リング19の内径Iより大きい。このため、ベゼル21Aが胴13に装着された状態では、係合リング19の内周部は、係合凸部24の外周突端を下方に乗り越えて、下方から上向きにせり上がっている係合凸部24の下部に位置する斜状のストッパ面24bに弾性的に密接した状態にある。この密接によってベゼル21Aが胴13に支持されている。なお、以上説明した点以外の構成は、図5に示されない構成を含めて第1実施形態と同じである。
【0041】
したがって、第3実施形態でも、第1実施形態で説明した既述の手順で工具を用いることなくベゼル21Aを胴13に脱着することが可能であるので、本発明の課題を解決できる。
【0042】
なお、前記各実施形態では、ベゼルを任意に回転させることができる回転ベゼルとして機能するようにしたが、ベゼルは回転しないもの、若しくは、回転が一定角度に制限されるものであってもよい。又、本発明は置き時計にも適用可能である。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、胴の環状凸部又はベゼルの一方に取付けた係合リングを、他方に設けた係合凸部の斜状のストッパ面に弾性的に密接させて、ベゼルの取付け状態を保持するとともに、環状凸部の雄ねじ部に対して脱着されるベゼルの雌ねじ部との噛合いによりベゼルを移動させて、係合凸部と係合リングとを相対的に係脱させることができるようにしたので、専用工具を要することなくユーザーにともっても簡単にベゼルを脱着することが可能な時計を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る携帯時計を示す斜視図。
【図2】図1の携帯時計の一部を拡大して示す断面図。
【図3】(A)(B)は図1の携帯時計のベゼルを異種のベゼルと交換した状態を示す平面図。
【図4】本発明の第2実施形態に係る携帯時計の一部を示す断面図。
【図5】本発明の第3実施形態に係る携帯時計の一部を示す断面図。
【符号の説明】
11…携帯時計(時計)
12…時計外装組立
13…胴
14…カバーガラス
15…環状凸部
16…雄ねじ部
17…環状溝
18…逃げ溝
19…係合リング
19a…上部斜状面
19b…下部斜状面
21A、21B、21C…ベゼル
23…雌ねじ部
24…係合凸部
24a…ガイド斜面
24b…ストッパ面
Claims (3)
- カバーガラスと、
このガラスが内周に取付けられる環状凸部を有し、この環状凸部の外周に設けられた雄ねじ部、この雄ねじ部の下方に離れて前記環状凸部の外周に設けられた環状溝、及びこの環状溝と前記雄ねじ部との間に設けられた環状の逃げ溝を有する胴と、
前記環状溝にこの溝より突出して取付けられた軟質でかつ弾性を有する係合リングと、
前記雄ねじ部に脱着可能で前記雄ねじ部を通過して前記逃げ溝に配置される雌ねじ部、及びこの雌ねじ部の下方に設けられて前記係合リングの外周部に密接される斜状のストッパ面付きの環状の係合凸部を有するベゼルと、
を具備した時計。 - カバーガラスと、
このガラスが内周に取付けられる環状凸部、この環状凸部の外周に設けられた雄ねじ部、この雄ねじ部の下方に離れて前記環状凸部の外周に設けられた斜状のストッパ面付きの環状の係合凸部、及びこの係合凸部と前記雄ねじ部との間に設けられた環状の逃げ溝を有する胴と、
前記雄ねじ部に脱着可能で前記雄ねじ部を通過して前記逃げ溝に配置される雌ねじ部、及びこの雌ねじ部の下方に設けられた環状溝を有するベゼルと、
前記環状溝にこの溝より突出して取付けられ内周部が前記ストッパ面に密接される軟質でかつ弾性を有する係合リングと、
を具備した時計。 - 請求項1又は2に記載の時計において、前記ベゼルが周方向に回転調節可能である。
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