JPWO2017150700A1 - スライドファスナー用スライダー - Google Patents

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文晶 高井
文晶 高井
昌弘 戸井
昌弘 戸井
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Abstract

スライダー本体(10)と、スライダー本体(10)に設けられる把持部材(20)とを備え、使用者が把持部材(20)を把持してスライダー本体(10)を一対のファスナーエレメント列に沿ってスライドさせることにより、ファスナーエレメント列同士を噛合または分離可能なスライドファスナー用スライダー(1)であって、把持部材(20)は、スライダー本体(10)に対して、スライド方向(A)と直交する方向に分離可能に固定され、スライダー本体(10)の全周からはみ出す大きさとされている。

Description

本発明は、スライドファスナー用スライダーに関し、より詳しくは、一対のファスナーエレメント列に沿ってスライドさせることにより、ファスナーエレメント列同士を噛合または分離するスライドファスナー用スライダーに関する。
従来のスライドファスナー用スライダーとして、例えば、特許文献1に開示された構成が知られている。このスライドファスナー用スライダーは、ファスナーテープの一側縁に配列されたファスナーエレメントに往復動作自在に取り付けられるスライダー本体と、このスライダー本体に突設される引手とを備えており、引手がヒンジ部を介してスライダー本体に設けられている。
このスライドファスナー用スライダーは、使用時には引手を立ち上げて使用することができ、使用後は引手が遊動しないようにスライダー本体に保持することができる。
特開平11−276216号公報
ところが、上記従来のスライドファスナー用スライダーは、使用する度に引手を着脱する必要があることから、作業が煩雑になるだけでなく、引手の着脱を繰り返すことにより保持部が劣化すると、引手の保持が困難になって不意に遊動し易くなるという問題があった。また、引手をスライダー本体に保持した状態は、構成自体はコンパクトになる一方で意匠性に乏しく、この点でも改良の余地があった。
そこで、本発明は、操作性を良好にしつつ意匠性の向上が容易なスライドファスナー用スライダーの提供を目的とする。
本発明の前記目的は、スライダー本体と、前記スライダー本体に設けられる把持部材とを備え、使用者が前記把持部材を把持して前記スライダー本体を一対のファスナーエレメント列に沿ってスライドさせることにより、前記ファスナーエレメント列同士を噛合または分離可能なスライドファスナー用スライダーであって、前記把持部材は、前記スライダー本体に対して、スライド方向と直交する方向に分離可能に固定され、前記スライダー本体の全周からはみ出す大きさとされているスライドファスナー用スライダーにより達成される。このスライドファスナー用スライダーにおいて、前記スライダー本体は、表面から起立する突出部を備えることが好ましく、前記把持部材は、内周面が前記突出部の先端部と係合する凹部を備えることが好ましい。
前記突出部は、複数設けられ、それぞれが単一の前記凹部の内周面に係合するように構成されていることが好ましく、前記凹部の開口形状を非円形状とすることにより、前記把持部材が前記スライダー本体に対して回転不能とされていることが好ましい。
あるいは、前記スライダー本体は、単一の前記突出部を取り囲むように配置された保持部を更に備え、前記把持部材は、前記凹部を取り囲んで前記保持部とそれぞれ係合するように配置された係合部を更に備えることが好ましく、前記突出部の先端部が前記凹部に嵌合することが好ましい。この構成において、前記係合部は、円弧状に形成され、前記保持部の外周面と係合するように仮想円に沿って等間隔に複数配置されていることが好ましい。
本発明によれば、操作性を良好にしつつ意匠性の向上が容易なスライドファスナー用スライダーを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るスライドファスナー用スライダーの斜視図である。 図1に示すスライドファスナー用スライダーの分解斜視図である。 図1に示すスライドファスナー用スライダーの要部分解斜視図である。 本発明の他の実施形態に係るスライドファスナー用スライダーの斜視図である。 本発明の更に他の実施形態に係るスライドファスナー用スライダーの分解側面図である。 図5に示すスライドファスナー用スライダーの要部を示す平面図である。 図5に示すスライドファスナー用スライダーの他の要部を示す底面図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るスライドファスナー用スライダーの斜視図であり、図2は、このスライドファスナー用スライダーを分解した状態を示す斜視図である。図1および図2に示すように、スライドファスナー用スライダー1は、スライダー本体10と、スライダー本体10に着脱可能に固定される把持部材20とを備えている。スライダー本体10および把持部材20の材料は特に限定されないが、合成樹脂や金属材料等を例示することができる。
図3は、スライダー本体10を分解した状態を示す斜視図である。図2および図3に示すように、スライダー本体10は、下部材30および上部材40から構成されている。下部材30は、上面から起立する挿入部31を備えている。挿入部31の上部は、中央部が切り欠かれて一対の差込片31a,31bが形成されており、各差込片31a,31bの側面にはそれぞれ係合溝31c,31dが形成されている。
上部材40は、上面の周縁部からそれぞれ起立する複数の突出部41,42,43,44が設けられており、各突出部41,42,43,44の先端部41a,42a,43a,44aは、外方に膨出するように形成されている。上部材40の中央には溝部45が形成されており、溝部45の底面に貫通孔46が形成されている。
図3に示す下部材30は、挿入部31を上部材40の貫通孔46に挿入することにより、差込片31a,31bが貫通孔46を通過して溝部45に収容され、係合溝31c,31dが上部材40と係合する。これにより、図2に示すように、下部材30と上部材40とが一体化され、スライダー本体10が構成される。このスライダー本体10の機能は、従来のスライダーと同様であり、不図示の一対のファスナーエレメント列に沿って、図2の矢示A方向にスライドさせることにより、ファスナーエレメント列同士を噛合または分離することができる。
図2に示すように、把持部材20は、底面(図2では上側の面)に凹部21が形成されている。凹部21は、平面視において角部に丸みを有する三角形状に形成されており、内周面21aが、スライダー本体10の各突出部41〜44の先端部41a〜44aと密着することにより、把持部材20がスライダー本体10に対して分離可能に固定される。把持部材20は、スライダー本体10に取り付けた状態で、スライダー本体10の全周からはみ出す大きさとされている。
上記の構成を備えるスライドファスナー用スライダー1によれば、把持部材20が、スライダー本体10に不動に固定されるため、従来の引手のようにスライダー本体に対して揺動するおそれがなく、美観を良好にすることができる。
また、把持部材20は、スライダー本体10のスライド方向Aに対して直交する方向に装着されるため、スライダー本体10のスライド操作による把持部材20の脱落を防止することができる。また、スライダー本体10に対する把持部材20の装着または分離は、各突出部41〜44の先端部41a〜44aと凹部21の内周面21aとの摺動により行われることから、把持部材20の取り換えを容易に行うことができる。したがって、把持部材20として、例えば、種々のキャラクター、マーク、動植物、乗り物、建物等の立体形状や、宝石・貴金属等の装飾品としたものを複数用意することで、スライダー本体10を目立たないように隠しつつ、把持部材20をアクセサリーとして機能させることができ、意匠性を高めることができる。
また、各突出部41〜44の先端部41a〜44aは、凹部21の三角形状の各辺に対応する内周面21aにそれぞれ密着して固定されることから、把持部材20が凹部21の開口面に沿って回動するおそれがない。したがって、把持部材20がデザイン的に方向性を有する場合であっても、装着中に向きが変化するのを確実に防止することができ、意匠性を良好に維持することができる。把持部材20をスライダー本体10に対して回転不能にするための凹部21の開口形状としては、必ずしも三角形状に限定されるものではなく、例えば、多角形状や楕円形状などの非円形状であってもよい。各突出部41〜44は、把持部材20が回動不能となるように、凹部21の形状に合わせて、スライダー本体10の上面における適宜の箇所に適宜の数を配置することができる。
また、本実施形態のように、単一の凹部21に対して複数の突出部41〜44を装着する構成にすると、凹部21内に形成される各突出部41〜44の隙間を利用した各突出部41〜44の撓み変形により、先端部41a〜44aを凹部21の内周面21aに適度な力で密着させることができる。したがって、スライダー本体10に対する把持部材20の装着および分離を容易に行うことができる、但し、突出部を単一として、突出部の外周全体が凹部21の内周面21aに密着するように構成することも可能である。
また、把持部材20は、図4に示すように、複数の分割体21,22を着脱可能に組み合わせた構成であってもよい。例えば、把持部材20を、キャラクターのパーツ毎に分割することができ、あるいは、把持部材20が電子機器を内蔵する場合には、電源部、操作部(入力部)、表示部(発光部)等のモジュール単位で分割することができる。把持部材20をこのように構成した場合には、使用者の好みに合わせて部分的に交換可能にすることができ、把持部材20のバリエーションを容易に高めることができる。各分割体21,22の結合構造は特に限定されないが、例えば、スライダー本体10と把持部材20との結合構造と同様に、一方に突出部を形成し、他方に凹部を形成した構成にすることができる。
図5は、本発明の更に他の実施形態に係るスライドファスナー用スライダーを分解した状態を示す側面図である。図5において、図1と同様の構成部分には、同一の符号を付している。
図5に示すスライドファスナー用スライダ1は、図1等に示すスライドファスナー用スライダー1と同様に、下部材30および上部材40から構成されるスライダー本体10と、スライダー本体10に着脱可能に固定される把持部材20とを備えている。下部材30および上部材40は、差込片31a,31bを有する挿入部31を、貫通孔46に挿入することにより一体化される。
図6は、図5に示す上部材40の平面図である。図5および図6に示すように、上部材40は、上面から起立する単一の突出部47を備えており、この突出部47を取り囲むように、平面視円弧状の保持部48が仮想円に沿って設けられている。突出部47は、先端縁部が面取りされた平面視矩形状のブロック形状を有している。また、保持部48の先端部48aは、外方に膨出するように形成されている。
図7は、図5に示す把持部材20の底面図である。図5および図7に示すように、把持部材20の底面には、突出部47の平面形状と略同じ形状・大きさの開口を有する凹部21が形成されており、凹部21を取り囲むように複数の係合部22が設けられている。各係合部22は、底面視円弧状に形成され、先端部22aが内方に膨出するように形成されており、上記の保持部48が配置される仮想円よりも若干大径の仮想円に沿って等間隔に配置されている。この仮想円の中心は、底面が円形状の把持部材20の中心と略一致している。
このように構成されたスライドファスナー用スライダ1は、把持部材20の係合部22を上部材40の保持部48に外嵌すると、先端部22a,48a同士が互いに乗り越えると共に、突出部47の先端部が凹部21に挿入される。こうして、係合部22が保持部48の外周面に係合すると共に、突出部47の先端部外面が凹部21の内面に密着して嵌合されるので、把持部材20をスライダー本体10に着脱可能に固定することができる。
図5から図7に示すスライドファスナー用スライダ1は、スライダー本体10に対する把持部材20の装着が、突出部47と凹部21との嵌合に加えて、それぞれ円弧状である保持部48と係合部22との係合により行われるため、装着強度を高めることができ、把持部材20の着脱を繰り返しても、装着状態を良好に維持することができる。一方、凹部21に対する突出部47の嵌合深さは、係合部22および保持部48の高さ調節により適宜の深さに設定可能であり、突出部47が凹部21に深く嵌まり込んで把持部材20の取り外しが困難になるのを防止することができる。
1 スライドファスナー用スライダー
10 スライダー本体
20 把持部材
21 凹部
21a 内周面
22 係合部
41〜44 突出部
41a〜44a 先端部
47 突出部
48 保持部

Claims (5)

  1. スライダー本体と、前記スライダー本体に設けられる把持部材とを備え、
    使用者が前記把持部材を把持して前記スライダー本体を一対のファスナーエレメント列に沿ってスライドさせることにより、前記ファスナーエレメント列同士を噛合または分離可能なスライドファスナー用スライダーであって、
    前記把持部材は、前記スライダー本体に対して、スライド方向と直交する方向に分離可能に固定され、前記スライダー本体の全周からはみ出す大きさとされているスライドファスナー用スライダー。
  2. 前記スライダー本体は、表面から起立する突出部を備え、
    前記把持部材は、内周面が前記突出部の先端部と係合する凹部を備える請求項1に記載のスライドファスナー用スライダー。
  3. 前記突出部は、複数設けられ、それぞれが単一の前記凹部の内周面に係合するように構成されており、
    前記凹部の開口形状を非円形状とすることにより、前記把持部材が前記スライダー本体に対して回転不能とされている請求項2に記載のスライドファスナー用スライダー。
  4. 前記スライダー本体は、単一の前記突出部を取り囲むように配置された保持部を更に備え、
    前記把持部材は、前記凹部を取り囲んで前記保持部とそれぞれ係合するように配置された係合部を更に備えており、
    前記突出部の先端部が前記凹部に嵌合する請求項2に記載のスライドファスナー用スライダー。
  5. 前記係合部は、円弧状に形成され、前記保持部の外周面と係合するように仮想円に沿って等間隔に複数配置されている請求項4に記載のスライドファスナー用スライダー。
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