JPH07109U - スライドファスナー用スライダー - Google Patents

スライドファスナー用スライダー

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JPH07109U
JPH07109U JP6286992U JP6286992U JPH07109U JP H07109 U JPH07109 U JP H07109U JP 6286992 U JP6286992 U JP 6286992U JP 6286992 U JP6286992 U JP 6286992U JP H07109 U JPH07109 U JP H07109U
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JP
Japan
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slider
knob
slide fastener
mounting column
fitting hole
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Pending
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JP6286992U
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English (en)
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帝介 黒須
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性及び意匠性に優れたスライドファスナ
ー用スライダーを提供する。 【構成】 左右の務歯1,1列を咬合開離するスライダ
ー2の本体2aの上面には取付支柱3が設けられてい
る。該取付支柱3の先端部分は面取り3cが施されて円
弧状に形成され、該先端部分は切込み3bによって対向
面が左右または前後に離れる形状に分割され、互いに相
反する方向に弾性を有した分割片3a,3aが設けられ
ている。そして、前記取付支柱3には、半球状に形成さ
れた摘み4の嵌込み孔4aが嵌合してスライダー2の本
体2aの上面側を隠すように摘み4が着脱自在に取り付
けられる。また、該摘み4の嵌込み孔4aの内部におい
て分割片3a,3aが対向方向に圧縮されて嵌込み孔4
aの内側面に当接して係止されるので、摘み4が取付支
柱3から容易に外れることはない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、左右の務歯列を咬合開離自在とするスライドファスナー用スライダ ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8(a)の平面図および、図8(b)の側面図に示すように、従来のスライ ドファスナー用スライダーは、務歯列71,71を咬合開離するスライダー72 の本体72aの上面に逆U字形の取付支柱73が突出形成され、この取付支柱7 3に薄板状の引手74の取付孔74aが遊嵌されている。 そして、前記引手74を指先で持って所定の方向に摺動させることでスライド ファスナーが開閉される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のスライドファスナー用スライダーでは、スライ ドファスナーの開閉をする際に、常に引手74を指先で持たなければならない。 また、夜間等の暗所にてスライドファスナーの開閉を行う場合、手探りでスラ イダー72の位置の確認を行うが、引手74が薄板状に形成されているためにス ライダー72の位置を見出し難い。 さらに、スライドファスナーを鞄や衣服等に用いた場合、引手74がぶら下が っているために見栄えが悪く、その物全体の意匠性が欠けてしまうという問題点 があった。
【0004】 そこで本考案は、上記問題点を解消するために、容易にスライドファスナーの 開閉が行えるとともに、暗所でも容易にスライダーの位置の確認ができ、スライ ドファスナーを鞄や衣服等に用いても、鞄や衣服等の全体の意匠性を損なわない スライドファスナー用スライダーを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案によるスライドファスナー用スライダーは、摺 動して左右の務歯1,1列を咬合開離するスライドファスナー用スライダー2に おいて、 前記スライダー2の本体2aの上面に突出して設けられ、少なくとも先端部分 は、対向面が左右または前後に離れる形状に分割形成されてなる分割片3a,3 aとされた取付支柱3と、 底面側に取付支柱3の分割片3a,3aが嵌合する嵌込み孔4aが形成され、 該嵌込み孔4aの内部において取付支柱3の分割片3a,3aが対向方向に圧縮 されて取付支柱3に取り付けられた摘み4,14,24,34,44,54とを 具備したことを特徴としている。
【0006】
【作用】
左右の務歯1,1列を咬合開離するスライダー2の本体2aの上面に着脱自在 に配設された摘み4,14,24,34,44,54により、スライダー2を摺 動させてスライドファスナーを開閉させる。 また、前記摘みは、取付支柱3の分割片3a,3aが嵌込み孔4aの内部にお いて対向方向に圧縮されて取付支柱3に取り付けられているので、着脱自在であ り、種々の摘み4,14,24,34,44,54等に付け替えることができる 。
【0007】
【実施例】
図1(a)は本考案のスライドファスナー用スライダーの一実施例に係るスラ イダーの平面図、図1(b)は図1(a)における側面図、図1(c)は図1( a)のスライダーに摘みを取り付けた側面図、図1(d)は図1(c)における 平面図である。 図1(a),(b)に示すように、左右の務歯1,1列を咬合開離するスライ ダー2の本体2aの上面には、上側に延出する取付支柱3が設けられている。 そして、該取付支柱3の先端部分の外側面は、面取り3cが施されて円弧状に 形成されている。また、該先端部分は、切込み3bによって対向面が左右または 前後に離れる形状に分割された分割片3a,3aとなっており、この分割片3a ,3aは、互いに相反する方向に弾性を有して多少左右または前後に開いている 。
【0008】 そして、図1(c),(d)に示すように、スライダー2の本体2aの上面に 設けられた取付支柱3には、底面に該取付支柱3と嵌合する嵌込み孔4aが穿設 された半球形状の摘み4が着脱自在に取り付けられてスライダー2を構成してい る。
【0009】 ところで、取付支柱3の先端部分は、面取り3cが施されているので摘み4の 嵌込み孔4aに嵌入し易く、嵌入後は分割片3a,3aが互いに相反する方向に 弾性を有しているため嵌込み孔4aの内部において分割片3a,3aが対向方向 に圧縮されて嵌込み孔4aの内側面に当接して係止されるので、摘み4が取付支 柱3から容易に外れることはない。
【0010】 従って、このように構成されたスライドファスナー用スライダーでは、スライ ドファスナーを開閉させる際に、摘みを指先で持つだけでなく、指に掛けたり、 掌等にあてがってスライダー2を摺動させてスライドファスナーを開閉すること ができる。
【0011】 また、夜間等の暗所においても、摘み4が取り付けられているために、容易に スライダー2の位置を確認することができる。
【0012】 そして、摘み4が着脱自在に取り付けられているために、スライドファスナー の用途に応じて、操作機能的な形状等各種の摘みに付け替えることができ、例え ば、図2(a),(b)に示すような球形状の摘み14、図3(a),(b)に 示すような半楕円体形状の摘み24、図4(a),(b)に示すように上面に凹 凸が形成された摘み34、また図5(a),(b)に示すように例えば表面を塗 装して色彩と形状の表現により竹材をイメージした摘み44等、種々の摘みが考 えられる。
【0013】 さらに、図6(a),(b)に示すように、上述した実施例のスライドファス ナー用スライダーの応用例として、スライダー2を2個使って両開きとしたスラ イドファスナーを鞄等に用いた場合、スライダー2の本体2aが摘み4,4に隠 されて外見上見えないので、見栄えがよく意匠性に優れている。
【0014】 また、図7(a),(b)に示すように、図6(a),(b)に示す鞄5の摘 み4,4を左右対称形状の摘み54,54に付け替えることができ、この場合、 スライドファスナーを閉めた時に、左右の摘み54,54が組み合わされて1体 形状に見せる等、摘みを付け替えるだけでその物全体の意匠性を向上あるいは変 化させることができる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によるスライドファスナー用スライダーは、スライ ドファスナーを開閉する際に、摘みを指先で持って操作するだけでなく、指を掛 けたり、掌等をあてがってスライダーを操作することができる。
【0016】 また、夜間等の暗所でのスライダーの操作は、摘みがスライダーの本体の上面 から突出して取り付けられているので、容易にその位置を確認することができる 。
【0017】 そして、スライダーの本体が摘みによって隠されて外見上見えないので、見栄 えが良く、意匠性に優れている。
【0018】 さらに、スライダーの上面に取り付けられた摘みは、着脱自在に取り付けられ ているので、スライドファスナーの用途や使用者の好みに応じて種々のものに付 け替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本考案によるスライドファスナー用スラ
イダーの一実施例に係るスライダーの平面図。 (b)図1(a)における側面図。 (c)図1(a)のスライダーに摘みを取り付けた側面
図。 (d)図1(c)における平面図。
【図2】(a)他の実施例のスライドファスナー用スラ
イダーの平面図。 (b)図2(a)における側面図。
【図3】(a)他の実施例のスライドファスナー用スラ
イダーの平面図。 (b)図3(a)における側面図。
【図4】(a)他の実施例のスライドファスナー用スラ
イダーの平面図。 (b)図4(a)における側面図。
【図5】(a)他の実施例のスライドファスナー用スラ
イダーの平面図。 (b)図5(a)における側面図。
【図6】(a)本実施例の摘みの応用例を示す鞄の平面
図。 (b)図6(a)における正面図。
【図7】(a)図6(a),(b)に示す鞄の摘みを付
け替えた状態の平面図。 (b)図7(a)における正面図。
【図8】(a)従来のスライドファスナー用スライダー
の平面図。 (b)図8(a)における側面図。
【符号の説明】
1…務歯、2…スライダー、2a…スライダー本体、3
…取付支柱、3a…分割片、4…摘み、4a…嵌込み
孔、14…摘み、24…摘み、34…摘み、44…摘
み、54…摘み。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摺動して左右の務歯(1,1)列を咬合
    開離するスライドファスナー用スライダー(2)におい
    て、 前記スライダー(2)の本体(2a)の上面に突出して
    設けられ、少なくとも先端部分は、対向面が左右または
    前後に離れる形状に分割形成されてなる分割片(3a,
    3a)とされた取付支柱(3)と、 底面側に取付支柱(3)の分割片(3a,3a)が嵌合
    する嵌込み孔(4a)が形成され、該嵌込み孔(4a)
    の内部において取付支柱(3)の分割片(3a,3a)
    が対向方向に圧縮されて取付支柱(3)に取り付けられ
    た摘み(4,14,24,34,44,54)とを具備
    したことを特徴とするスライドファスナー用スライダ
    ー。
JP6286992U 1992-09-08 1992-09-08 スライドファスナー用スライダー Pending JPH07109U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6286992U JPH07109U (ja) 1992-09-08 1992-09-08 スライドファスナー用スライダー

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JP6286992U JPH07109U (ja) 1992-09-08 1992-09-08 スライドファスナー用スライダー

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ID=13212719

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006137293A1 (ja) * 2005-06-21 2009-01-15 Ykk株式会社 物品の紐端固着部位変更具
WO2017150700A1 (ja) * 2016-03-03 2017-09-08 協和チャック工業株式会社 スライドファスナー用スライダー

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JPS625008B2 (ja) * 1980-02-16 1987-02-03 Tokyo Shibaura Electric Co

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