JPH10340651A - 節度機構およびその機構を備える回転式スイッチ操作装置 - Google Patents

節度機構およびその機構を備える回転式スイッチ操作装置

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JPH10340651A
JPH10340651A JP9148332A JP14833297A JPH10340651A JP H10340651 A JPH10340651 A JP H10340651A JP 9148332 A JP9148332 A JP 9148332A JP 14833297 A JP14833297 A JP 14833297A JP H10340651 A JPH10340651 A JP H10340651A
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Japan
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movable
moderation
ring
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JP9148332A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Ito
賀一 伊藤
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Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Press Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 節度位置間の間隔を大きく設定したときに節
度機構が大型化する。 【解決手段】 固定軸たるガイド4にリテーナ6とホル
ダ8が軸支されている。リテーナ6が節度位置にあると
き、ホルダ8はホルダ基準位置にある。係合ボール28
が係合用スプリング26によって係合V溝34aに押し
つけられているので、リテーナ6とホルダ8は一体に回
転する。ホルダ8の突当ボス44がガイド4のストッパ
46に突き当たると、ホルダ8の回転が阻止されてリテ
ーナ6のみが回り、係合ボール28が係合V溝34aか
ら外れる。ホルダ8は戻り付勢ばね38の付勢力により
元のホルダ基準位置に戻る。係合ボール28が隣の係合
V溝34fと係合し、リテーナ6は隣の節度位置に位置
決めされる。節度区間の設定を大きくするには、係合V
溝34の間隔を広げればよく、節度機構の大型化は不要
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定部材に対して
移動可能な可動部材が所定の節度区間おきに等間隔に設
定された節度位置に位置決めされる節度機構、および、
上記節度機構が備えられた回転式スイッチ操作装置に関
する。この操作装置は、例えば、車両のヒータコントロ
ール用のスイッチや、車載オーディオの機能セレクトス
イッチなどに好適に適用される。
【0002】
【従来の技術】従来より、節度機構を備えたスイッチ操
作装置が周知である。図12は、この種の装置の一例で
あって、車載ヒータを調節するためのダイヤル式操作装
置を示している。操作ノブ100が位置決めされる節度
位置は30度おきに設定されており、この節度位置にあ
るとき、操作ノブ100の目印ライン102と操作盤上
の目盛り104とが一致する。操作ノブ100は中間位
置(目印ライン102が2つの目盛り104の間にある
状態)では停止しにくくなっており、両側のどちらかの
節度位置へ向けて付勢される。従って、操作者は、容易
に目印ライン102と所望の目盛り104を合わせるこ
とができる。節度機構としては、図12のような回転式
のほか、直線移動式など各種の機構が知られている。
【0003】図13は、図12の操作装置をラインA−
Aで切断した断面図である。この装置は、スイッチ本体
120と、スイッチ本体120に回転可能に支持された
操作軸110を有する。スイッチ本体120は、ヒータ
調節装置本体の操作パネル内に配置されており、図示し
ない基板に対して固定されている。操作軸110には左
側から図12の操作ノブ100が取り付けられている
(図示せず)。操作軸110の先端部(図中右側)に
は、操作軸110と一体に円板部112が設けられてい
る。この円板部112には、軸方向と直角な方向にスプ
リング収納孔114が設けられ、スプリング収納孔11
4にコイルスプリング116が収納されている。コイル
スプリング116は、スチールボール118を、円板中
心から外側に向けて付勢している。
【0004】スイッチ本体120は、上記円板部112
を収納する外円筒部122を有し、外円筒部122と一
体に、操作軸110の軸受けとして機能する内円筒部1
24が形成されている。また、外円筒部122には、円
板型の蓋126がはめ込まれている。蓋126と操作軸
110の円板部112は所定の隙間を隔てて対向してい
る。操作軸110側の対向面には可動接点(図示せず)
が設けられている。一方、蓋126側には、30度おき
に(図12の目盛り104と同じ間隔で)固定接点(図
示せず)が設けられている。固定接点は、蓋126を貫
通して基板側に突き出し、基板上の回路に接続されてい
る。本装置の操作ノブ100が節度位置にあるときは、
可動接点がいずれかの固定接点と接触する。
【0005】図14は、図13のラインB−Bにて操作
装置を切断した断面図である。スチールボール118
は、コイルスプリング116により、スイッチ本体12
0の外円筒部122の内周面に押しつけられている。外
円筒部122の内周面には、円周方向に節度山130と
節度谷132が交互に設けられている。隣合う節度谷1
32は角度θ1=30度離れており、節度谷132間の
間隔は節度位置間の間隔(節度区間)と等しい。節度山
130の頂上と節度谷132の谷底は直線的な斜面13
4でつながれている。
【0006】図14は、操作軸110が節度位置にある
ときの状態である。スチールボール118が節度谷13
2の中央に位置しており、コイルスプリング116の縮
みは最も少なくなっている。従って、操作軸110は最
も安定な状態にあり、この状態で位置決めされている。
操作軸110に取り付けられた操作ノブ100(図示せ
ず)を操作者がつまんで回転させると、スチールボール
118が斜面134を転がって登る。斜面134を登る
に従って、コイルスプリング116の縮みが大きくな
る。斜面134の頂上の達する前に操作者が手を離す
と、スチールボール118は斜面134を転がり落ち、
操作軸110は元の節度位置へ戻る。スチールボール1
18が斜面134の頂上を越えてから操作者が手を離す
と、スチールボール118は次の節度谷132に向かっ
て斜面134を転がり落ちる。このように、節度機構に
より、操作軸110(および操作ノブ100)はいずれ
かの節度位置に位置決めされ、節度位置間の中間では止
まりにくくなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術では、節度山と節度谷を設けることが必要なので、大
きなスペースを節度機構のために用意することが要求さ
れる。節度位置間の間隔が小さければ、節度山と節度谷
の高低差が小さいので、上記スペースの問題は比較的小
さい。しかし、節度位置間の間隔が大きくなるに従っ
て、節度山と節度谷をつなぐ斜面が長くなり、山谷の高
低差も大きくなる。回転式スイッチを設ける場所が小さ
い場合には、上記高低差の上限も限られてしまう。その
結果、節度位置間の間隔(節度区間)も制約され、操作
者が扱いやすいよいうに節度位置を配置することができ
なくなる可能性がある。特に、車両用のヒータコントロ
ール装置やオーディオ装置では、搭載スペースが限られ
ており、上記の問題が顕著となる。
【0008】節度山と節度谷の高低差を維持したまま、
節度区間を大きくすることも考えられる。しかし、節度
山と節度谷をつなぐ斜面の傾斜角θ2(図14)が小さ
くなるので、節度位置への位置決め力が弱まり、また、
好適な操作フィーリングが得られなくなる。
【0009】また、従来技術では、節度山の頂上にスチ
ールボールがあるときには、操作者が手を離してもボー
ルがどちらにも転がり落ちず、その結果、操作ノブが節
度位置の中間で止まってしまう可能性がある。装置の使
用とともに節度山が摩耗すると、このような現象が生じ
やすくなる。
【0010】以上のような問題は、図14に示した回転
式の節度機構に限らず、その他のタイプの節度機構にも
同様に存在する。
【0011】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
ある。本発明の目的は、簡単な構造で、節度区間を大き
く設定したときにもスペースをとらず、節度位置間での
可動部材の停止を確実に防止できる節度機構を提供し、
また、そのような節度機構を備える回転式スイッチ操作
装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明の節度機構は、固定部材に対して移動可能
な可動部材を有し、この可動部材が所定の節度区間おき
に等間隔に設定された節度位置に位置決めされる機構で
あって、固定部材に設定された補助基準位置を中心に少
なくとも一方向に移動可能に設けられた補助部材と、補
助部材または可動部材の一方部材に前記節度区間おきに
設けられた係合片受溝と、補助部材または可動部材の他
方部材に設けられた係合用弾性部材により前記係合片受
溝に押しつけられ、補助部材と可動部材を一体的に移動
させる係合片と、補助部材を前記補助基準位置に向けて
付勢する付勢手段と、補助部材が、前記補助基準位置か
ら前記節度区間の一つ分より小さい所定区間離れた可動
限界位置を越えて移動することを阻止する移動阻止手段
とを含む。可動部材が補助部材と一体的に隣の節度位置
へ移動されるとき、補助部材の移動阻止によって前記係
合片が係合片受溝から外れ、補助部材は前記補助基準位
置に戻り、前記係合片は隣の係合片受溝に係合する。
【0013】図1を参照し、本発明の作用を説明する。
図1は、係合片受溝が補助部材に、係合用弾性部材が可
動部材に設けられたときの本発明の構成を模式的に示し
ている。図1は参考図であって、本発明の構成が図1に
限定されないことはもちろんである。
【0014】可動部材が節度位置にあるとき(図1
(a))、補助部材は補助基準位置にある。補助部材を
補助基準位置に向けて付勢する付勢手段の作用で、補助
部材は補助基準位置に位置決めされている。係合片が係
合片受溝と係合しているので、可動部材も位置決めされ
ている。
【0015】可動部材と補助部材は一体的に移動する。
図1(b)では、補助部材がまだ可動限界位置まで移動
していない。この状態で可動部材を移動させる力が解除
されると、補助部材が付勢手段によって補助基準位置に
戻され、これとともに可動部材も元の節度位置へ戻る。
【0016】さらに可動部材と補助部材が移動して補助
部材が可動限界位置に達すると(図1(c))、補助部
材の移動が阻止される。そのため、補助部材と可動部材
が一体的に移動しなくなり、係合片が係合片受溝から外
れる(図1(d))。補助部材は付勢手段によって補助
基準位置へ戻され、係合片は隣の係合片受溝に係合す
る。従って、可動部材は隣の節度位置に位置決めされる
(図1(e))。
【0017】このように、本発明では、補助部材、係合
片、付勢手段および移動阻止手段を含む簡単な構成によ
り、可動部材は節度位置以外の場所で停止せず、節度位
置に確実に位置決めされる。従来技術では、節度位置間
の間隔(節度区間)を大きく設定する場合には、節度山
を高くする必要があるので節度機構が大型化してしま
う。本発明によれば、節度区間を大きくするためには、
上記契合片受溝の間隔を大きくすればよく、節度機構の
大型化が不要である。従って、節度機構を設けるスペー
スが限られるときでも、節度区間を任意の大きさに設定
することができる。
【0018】なお、図1では、補助部材に係合片受溝が
あるときの構成がモデル化されている。しかし、可動部
材に係合片受溝を設けたときも、図2にモデル化して示
すように、同様の原理により、同様の作用効果が得られ
る。
【0019】(2)また、本発明の節度機構は、固定部
材に対して移動可能な可動部材を有し、この可動部材が
所定の節度区間おきに等間隔に設定された節度位置に位
置決めされる機構であって、可動部材に設定された補助
基準位置を中心に可動部材に対して少なくとも一方向に
移動可能に設けられた補助部材と、補助部材または固定
部材の一方部材に前記節度区間おきに設けられた係合片
受溝と、補助部材または固定部材の他方部材に設けられ
た係合用弾性部材により前記係合片受溝に押しつけら
れ、補助部材を固定部材と一体的に保持する係合片と、
補助部材を前記補助基準位置に向けて付勢する付勢手段
と、補助部材が、可動部材に対して前記補助基準位置か
ら前記節度区間の一つ分より小さい所定区間離れた可動
限界位置を越えて移動することを阻止する移動阻止手段
とを含む。可動部材が隣の節度位置へ移動されるとき、
補助部材の移動阻止によって前記係合片が係合片受溝か
ら外れ、補助部材は前記補助基準位置に戻り、前記係合
片は隣の係合片受溝に係合する。 この態様の構成は、
図3および図4に模式的に示されている。図3は、係合
片受溝が補助部材に設けられた構成であり、図4は、係
合片受溝が固定部材に設けられたときの構成である。図
3、図4は参考図であって、本発明の構成が両図に限定
されないことはもちろんである。
【0020】可動部材には補助基準位置が設定されてい
る。可動部材が節度位置にあるとき、補助部材は補助基
準位置にある。係合片が係合片受溝と係合しているの
で、補助部材は固定部材と一体的に保持されている。補
助部材は、付勢手段の作用によって可動部材に対して位
置決めされている。従って、可動部材は固定部材に対し
て位置決めされている。
【0021】可動部材が移動されたときも、補助部材は
固定部材と一体的に保持されている。可動部材を移動す
る力が解除されると、付勢手段によって補助部材が可動
部材に対して相対的に移動され、補助基準位置に戻され
る。従って、可動部材は元の節度位置へ戻る。
【0022】さらに可動部材が移動されると、補助部材
の可動部材に対する相対移動が移動阻止手段によって阻
止される。そのため、補助部材と固定部材が一体的に保
持されなくなり、係合片が係合片受溝から外れる。補助
部材は付勢手段によって補助基準位置へ戻され、係合片
は隣の係合片受溝に係合する。従って、可動部材は隣の
節度位置に位置決めされる。
【0023】このように、本態様によっても、前述の
(1)とほぼ同様の原理により、可動部材は節度位置以
外の場所で停止せず、節度位置に確実に位置決めされ
る。従って、前述と同様に、節度機構を大型化すること
なく、節度位置間の間隔(節度区間)を大きくすること
ができる。
【0024】(3)本発明の回転式スイッチ操作装置
は、固定軸に対して回転可能な可動リングを有し、この
可動リングが所定の節度区間おきに等間隔に設定された
節度位置に位置決めされる操作装置であって、固定軸に
設定された補助基準位置を中心に少なくとも一方向に回
転可能に設けられた補助リングと、補助リングまたは可
動リングの一方リングに前記節度区間おきに設けられた
係合片受溝と、補助リングまたは可動リングの他方リン
グに設けられた係合用弾性部材により前記係合片受溝に
押しつけられ、補助リングと可動リングを一体的に回転
させる係合片と、補助リングを前記補助基準位置に向け
て付勢する付勢手段と、補助リングが、前記補助基準位
置から前記節度区間の一つ分より小さい所定区間離れた
可動限界位置を越えて回転することを阻止する回転阻止
手段とを含む。可動リングが補助リングと一体的に隣の
節度位置へ回転されるとき、補助リングの回転阻止によ
って前記係合片が係合片受溝から外れ、補助リングは前
記補助基準位置に戻り、前記係合片は隣の係合片受溝に
係合する。
【0025】この態様では、本発明が回転式スイッチ操
作装置に適用される。固定軸、可動リング、補助リング
が、それぞれ、上記(1)の態様の固定部材、可動部
材、補助部材に相当する。この態様でも上記と同様の効
果が得られる。特に、車両のヒータコントロール装置な
どの回転式スイッチには、搭載スペースの制約がある。
従って、節度区間の設定を大きくするときに節度機構も
大型化すると、スイッチの搭載が困難になる場合があ
る。しかし、本発明によれば、節度機構を大型化するこ
となく節度区間を大きくできるので、上記の搭載上の問
題が解消される。
【0026】本発明において好適には、前記可動リング
と補助リングの一方リングは、固定軸の軸方向と直角な
面であって、前記可動リングと補助リングの他方リング
と対向する対向面を有し、前記係合片受溝は、前記対向
面に設けられる。そして、前記可動リングと補助リング
の他方リングは、前記軸方向に設けられたスプリング収
納穴を有し、前記係合用弾性部材は、前記スプリング収
納穴に収納され、係合片を前記軸方向に付勢するスプリ
ングである。このような構成とすれば、回転式スイッチ
操作装置の外径寸法を小さくでき、さらなる小型化が可
能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
(以下、実施形態という)について、図面を参照し説明
する。図5は、本実施形態の回転式スイッチ操作装置を
示しており、この操作装置は、車両用のヒータコントロ
ール装置に備えられており、ヒータの風量を調整するた
めに使用される。この操作装置には、節度位置が60度
ごとに設定された節度機構が備えられている。図示のよ
うに、パネル側には目盛りが60度おきに刻まれてい
る。ダイヤルの目印ライン31がパネルの目盛りと合う
位置でダイヤルが位置決めされる。
【0028】図6は、図5の操作装置をラインX−Xで
切断した断面図である。また、図7は、図5の操作装置
の分解斜視図である。両図を用いて本操作装置の構成を
説明する。本装置は、基板2に固定された円筒型のガイ
ド4と、ガイド4に軸支されるリテーナ6およびホルダ
8を有する。ガイド4、リテーナ6およびホルダ8は、
それぞれ本発明の固定軸、可動リングおよび補助リング
に相当する。図6、図7は、リテーナ6が節度位置にあ
るときの状態を示している。
【0029】ガイド4は、基板2側から第1円筒部1
0、第1円筒部10よりも少し外径の大きい第2円筒部
12、さらに外径の大きい第3円筒部14を有し、これ
らの中空円筒部は一体に形成されている。第2円筒部1
2と第3円筒部14は、円板型の中間壁14aによって
連結されている。第1円筒部10と第2円筒部12は、
それぞれ、リテーナ6とホルダ8を回転可能に支える軸
として機能する。第3円筒部14の端部にはカバー16
が取り付けられている。
【0030】リテーナ6は円板型のリングであり、内周
面には凸部20が設けられている。リテーナ6がガイド
4に周りを回転するとき、凸部20は、ガイド4の第1
円筒部10と摺動する軸受け部として機能する。また、
リテーナ6の基板側の端面の外側縁部にはスラスト凸部
22が設けられている。このスラスト凸部22は、基板
2と摺動するスラスト軸受け部として機能する。
【0031】リテーナ6の端面6a(基板と反対側)に
は、ガイドの軸方向に円形のスプリング収納孔24が設
けられている。スプリング収納孔24には、係合用スプ
リング26が収納され、係合用スプリング26により、
スチール製の係合ボール28が軸方向に付勢されてい
る。
【0032】また、リテーナ6には円筒型の操作ノブ3
0が一体に形成されている。操作ノブ30はリテーナ6
と同軸に設けられ、操作ノブ30の内周面とガイド4の
第3円筒部14の間には隙間があいている。操作ノブ3
0は、操作者によって摘まれ回転される。操作ノブ30
の端部には、図5に示した目印ライン31が刻まれてい
る。
【0033】ホルダ8はリング形状を有し、その内周側
には凸部32が設けられている。ホルダ8がガイド4の
周りを回転するとき、凸部32は、ガイド4の第2円筒
部12と摺動する軸受け部として機能する。
【0034】図7に示すように、ホルダ8の基板側の端
面8aには、60度おきに等間隔で6個の係合V溝34
a〜34fが符号順に設けられている。係合ボール28
は、係合用スプリング26によって付勢され、一の係合
V溝(図6、7では34a)に押しつけられている。こ
れにより、反対側の端面8bは、ガイド4の中間壁14
aと当接し、ホルダ8が軸方向に位置決めされ、また、
リテーナ6とホルダ8の間に隙間がつくられている。
【0035】上記反対側の端面8b(ホルダ8の係合V
溝34が設けられていない側の端面8b)には、リング
の円周方向に延びる円周溝36が設けられている。この
円周溝36に、戻り付勢ばね38がはめ込まれている。
戻り付勢ばね38は、細長い弾性部材からなり、この弾
性部材が円周溝36に沿うように巻かれている。弾性部
材の端部は円の外側に向けて直角に折り曲げられ、フッ
ク40を形成している。ホルダ8の外周面上には、2つ
の切欠部42が形成されており、この切欠部42の溝4
2aにフック40が引っかけられている。
【0036】さらに、ホルダ8の外周面には2つの突当
ボス44が突設されている。一方、ガイド4の中間壁1
4aの縁部には、2つのストッパ46が突設されてい
る。ストッパ46はガイド4と一体に形成されており、
ストッパ46と突当ボス44はガイド4の中心軸から等
距離にある。従って、ホルダ8が回転されたとき、突当
ボス44はストッパ46に突き当たる。
【0037】図8は、ホルダ8に付勢ばね38を取り付
けた状態であり、また、図9は、ホルダ8を図3の矢印
Y方向から見た図である。図8には、切欠部42、突当
ボス44、ストッパ46の位置関係が示されている。切
欠部42は、円周上で係合V溝34b、34fと同位置
にあり、V溝の底と、切欠部42の溝底の位置が一致し
ている。2つの切欠部42の間の領域(区間Z)では、
円周溝36の外側の壁が削られており、図9のラインW
−Wでホルダ8を切った断面は、図10に示すようにL
字型である。
【0038】ガイド4に設けられたストッパ46は、図
8に示すように、円周上で係合V溝34b、34fと同
位置にある(ただし、リテーナ6が節度位置にあると
き)。ストッパ46の円周方向の幅Hは、係合V溝34
の全幅の半分に等しい。そして、ストッパ46の一方の
端面46aとV溝の谷底との位置が一致し、他方の端面
46aとV溝の縁部の位置が一致している。
【0039】戻り付勢ばね38は、ばね自身が広がろう
とするように設定されている。従って、戻り付勢ばね3
8の2つのフック40は、それぞれ係合相手の切欠部4
2の溝底を押している。同時に、2つのフック40は、
それぞれガイド4のストッパ46を押している。従っ
て、ホルダ8は、外力が作用しない限り、左右どちらに
も回転しない安定した状態にある。図8の位置にあると
き、ホルダ8はガイド4に対してホルダ基準位置にある
という。
【0040】例えば、戻り付勢ばね38の付勢力を上回
る外力がホルダ8に加えられ、ホルダ8が時計方向に回
転されたとする。戻り付勢ばね38の左側のフック40
は、切欠部42に押されて図8中の点線に示すように移
動する。しかし、右側のフック40は、ストッパ46に
突き当たっているので移動しない。従って、2つのフッ
ク40の距離が縮まっている。この状態から外力がなく
なると、戻り付勢ばね38が広がろうとする力により、
ホルダ8は元のホルダ基準位置へ戻る。
【0041】また、ホルダ8の突当ボス44は、図8に
示すように、円周上で係合V溝34c、34eと同位置
に設けられている。突当ボス44の一方の端面44aと
V溝の溝底との位置が一致している。従って、ホルダ8
がホルダ基準位置から左右それぞれに、θx度(60度
よりもストッパ46の幅H分だけ小さい角度)回転する
と、突当ボス44がストッパ46に突き当たり、ホルダ
8はそれ以上回転しない。このときのホルダ8の位置を
可動限界位置という。
【0042】以上のように、ホルダ8は、外力によって
回転されなければ、ホルダ基準位置に位置決めされてい
る。そして、ホルダ基準位置から回転された後に外力が
解放されると、ホルダ8は戻り付勢ばね38の付勢力に
よってホルダ基準位置に戻される。また、突当ボス44
とストッパ46により、ホルダ8が可動限界位置を越え
て回転しないように、回転範囲が規制されている。スト
ッパ46は、一方の端面46aにて戻り付勢ばね38と
係合することによりホルダ8をホルダ基準位置に位置決
めするという機能と、他方の端面46bにて突当ボス4
4と突き当たることによりホルダ8の回転範囲を規制す
る機能との2つの機能をもつ。
【0043】その他、基板2には、複数の固定接点(図
示せず)がガイド4の中心軸を中心に円形に取り巻くよ
うに設けられている。固定接点は、リテーナ6の端面と
対向する位置に設けられている。また、節度位置の設定
に対応して固定接点は60度おきに設けられている。一
方、リテーナ6の基板2と対向する端面には、可動接点
(図示せず)が設けられている。リテーナ6が節度位置
に位置決めされているときには可動接点がいずれかの固
定接点と接触するように、固定接点が配置されている。
【0044】次に、図11を参照して、本実施形態のス
イッチ操作装置の動作を説明する。図11には、ホルダ
8、戻り付勢ばね38、切欠部42、突当ボス44、ス
トッパ46を基板2の側から見た状態が模式的に示され
ている。さらに、リテーナ6の位置が一点鎖線により示
されている。図11は、ある節度位置にリテーナ6が位
置決めされた状態から、リテーナ6が時計回りに回転し
て隣の節度位置に移動するまでの動作が示されている。
なお、図11は基板2の側からホルダ8を見ているの
で、図11の動作時、実際には操作ノブ30は操作者に
よって反時計回りに回転される。
【0045】図11(a)では、リテーナ6が節度位置
にある。ホルダ8はホルダ基準位置に位置決めされてい
る。ホルダ8の係合V溝34aに係合ボール28が係合
しているので、リテーナ6はホルダ8に対して位置決め
されている。従って、ホルダ8はガイド4に対して位置
決めされている。リテーナ6の目印ライン31は真上を
向いている。
【0046】操作者がリテーナ6の操作ノブ30を摘ん
で回転させたとき、リテーナ6とホルダ8が一体に回転
する。係合ボール28が係合用スプリング26によって
付勢されて係合V溝34aに押しつけられているからで
ある。なお、リテーナ6とホルダ8が一体に回転するよ
うに、係合用スプリング26および戻り付勢ばね38の
付勢力が調整されている。
【0047】図11(b)は、ホルダ8が約40度回転
された状態を示している。リテーナ6、係合ボール2
8、ホルダ8が共に40度回転されている。戻り付勢ば
ね38の左側のフック40も切欠部42に押されて位置
が変わっている。しかし、右側のフック40はストッパ
46と突き当たっているので、その位置は図11(a)
から変わっていない。この状態から操作者が手を離した
とする。左側のフック40が切欠部42を押しつける力
により、ホルダ8はホルダ標準位置に戻る。リテーナ6
はホルダ8とともに動き、元の節度位置に再び位置決め
される。
【0048】図11(c)は、ホルダ8が可動限界位置
まで回転した状態である。すなわち、図8に示したよう
に、ホルダ8は、60度よりもストッパ46の幅H分少
ないθx度回転されている。このとき、突当ボス44は
ストッパ46に突き当たる。この状態で操作者が手を離
したとしたら、やはり図11(b)のときと同様に、リ
テーナ6は元の節度位置へ戻る。
【0049】操作者がリテーナ6を図11(c)の状態
よりもさらに回転させたとき、ホルダ8は可動限界位置
に止まり、リテーナ6のみが回転する。ホルダ8の回転
がストッパ46により阻止されているからである。そし
て、係合ボール28は係合V溝34aの斜面を登り、係
合用スプリング26は押し縮められる。
【0050】図11(d)は、係合ボール28が係合V
溝34aの斜面を登り切り、ホルダ8の端面8aに到達
した状態である。このとき、リテーナ6は元の節度位置
から60度回転している。係合ボール28が係合V溝3
4aから外れているので、リテーナ6とホルダ8を係合
用スプリング26の付勢力によって一体に保持すること
はできず、両者は別々に回転可能である。ホルダ8の左
側の切欠部42は戻り付勢ばね38のフック40により
押されている。そのため、図11(e)に示すように、
ホルダ8は、戻り付勢ばね38の付勢力によって元のホ
ルダ標準位置に戻される。ホルダ8が戻ると、係合ボー
ル28の位置に係合V溝34fがやってくる。係合ボー
ル28は係合用スプリング26に付勢されて係合V溝3
4fにはまりこむ。操作者が手を離すと、係合ボール2
8は係合V溝34fの中央にはまりこむ。
【0051】図11(e)の状態では、ホルダ8はガイ
ド4に対してホルダ標準位置にて位置決めされている。
ホルダ8の係合V溝34fに係合ボール28が係合して
いるので、リテーナ6はホルダ8に対して位置決めされ
ている。図11(a)と比べると、係合ボール28が隣
のV溝に係合している。従って、リテーナ6は、図11
(a)から60度回転した状態で位置決めされている。
以上により、ある節度位置から隣の節度位置への移動が
完了する。この移動に伴って、リテーナ6の可動接点
(図示せず)は、基板2上のある固定接点(図示せず)
から離れて隣の固定接点に接触する。
【0052】操作者が操作ノブ30をさらに回転させた
ときも、本装置は同様に動作する。操作者が操作ノブ3
0を60度回転させるたびに、係合ボール28は隣の係
合V溝へ移動していく。操作ノブ30を逆回転させると
きも、全く同様の動作を反対向きに行う。
【0053】以上、本実施形態の回転式スイッチ操作装
置について説明した。本実施形態では、節度位置の間隔
(節度区間)の設定を変更するためには、係合ボール2
8が係合される係合V溝34の間隔を変えてやればよ
い。係合V溝34の間隔を広げれば、節度区間をさらに
大きくできる。逆に係合V溝34の間隔を狭めれば、節
度区間も小さくなる。このように、節度機構のサイズを
変えなくとも、節度区間を任意の大きさに設定できる。
従来の節度機構では、節度区間を大きくするときに、節
度山を高くしなければならないため、節度機構が大型化
するという問題があった。本実施形態では、従来のよう
なの節度機構の大型化は不要である。車両などの設置ス
ペースが限られている状況でも、節度区間の設定に対す
る制約を受けず、操作者が最も操作しやすいように節度
位置を最適に配置することができる。
【0054】本実施形態の変形例として、係合用スプリ
ング26および係合ボール28の代わりに、板ばねを設
けてもよい。板ばねは、スプリング収納孔24に収納さ
れ、ホルダ8を軸方向に押しつける。従って、この変形
例の板ばねは、本発明の係合片と係合用弾性部材とが一
体化したものに相当する。
【0055】また、本実施形態の変形例として、係合V
溝34とスプリング収納孔24の配置を逆転させてもよ
い。すなわち、リテーナ6に係合V溝34を設け、ホル
ダ8にスプリング収納孔24を設ける。
【0056】別の変形例として、ガイド4の中間壁14
aにスプリング収納孔24を設け、ホルダ8のガイドと
対向する面に係合V溝34を設け、リテーナ6にストッ
パ46を設けてもよい。また、ガイド4の中間壁14a
に係合V溝34を設け、ホルダ8のガイドと対向する面
にスプリング収納孔24を設け、リテーナ6にストッパ
46を設けてもよい。
【0057】また、本発明は、回転式でない節度機構に
適用されてもよい。例えば、直線移動する可動部材を含
んだ節度機構に適用されてもよい。このように、本発明
の範囲内で、使用目的や使用場所などに合わせて、適
宜、節度機構を変形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の態様の構成を模式的に示す参
考図である。
【図2】 本発明の第1の態様の構成を模式的に示す参
考図である。
【図3】 本発明の第2の態様の構成を模式的に示す参
考図である。
【図4】 本発明の第2の態様の構成を模式的に示す参
考図である。
【図5】 本発明の実施形態の回転式スイッチ操作装置
を示す正面図である。
【図6】 図5の操作装置をラインX−Xで切断した断
面図である。
【図7】 図5の操作装置の分解状態の斜視図である。
【図8】 戻り付勢ばねを取り付けた状態のホルダの正
面図である。
【図9】 ホルダを図8の矢印Y方向から見た部分図で
ある。
【図10】 ホルダを図9のラインW−Wで切断した断
面図である。
【図11】 図5の装置の動作を示す図である。
【図12】 従来の節度機構を備えた回転式操作装置を
示す正面図である。
【図13】 図12の装置をラインA−Aで切断した断
面図である。
【図14】 図13の装置をラインB−Bで切断した断
面図である。
【符号の説明】
2 基板、4 ガイド、6 リテーナ、8 ホルダ、2
4 スプリング収納孔、26 係合用スプリング、28
係合ボール、30 操作ノブ、34a〜34f 係合
V溝、36 円周溝、38 戻り付勢ばね、40 フッ
ク、42切欠部、44 突当ボス、46 ストッパ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部材に対して移動可能な可動部材を
    有し、この可動部材が所定の節度区間おきに等間隔に設
    定された節度位置に位置決めされる節度機構において、 固定部材に設定された補助基準位置を中心に少なくとも
    一方向に移動可能に設けられた補助部材と、 補助部材または可動部材の一方部材に前記節度区間おき
    に設けられた係合片受溝と、 補助部材または可動部材の他方部材に設けられた係合用
    弾性部材により前記係合片受溝に押しつけられ、補助部
    材と可動部材を一体的に移動させる係合片と、 補助部材を前記補助基準位置に向けて付勢する付勢手段
    と、 補助部材が、前記補助基準位置から前記節度区間の一つ
    分より小さい所定区間離れた可動限界位置を越えて移動
    することを阻止する移動阻止手段と、 を含み、 可動部材が補助部材と一体的に隣の節度位置へ移動され
    るとき、補助部材の移動阻止によって前記係合片が係合
    片受溝から外れ、補助部材は前記補助基準位置に戻り、
    前記係合片は隣の係合片受溝に係合することを特徴とす
    る節度機構。
  2. 【請求項2】 固定部材に対して移動可能な可動部材を
    有し、この可動部材が所定の節度区間おきに等間隔に設
    定された節度位置に位置決めされる節度機構において、 可動部材に設定された補助基準位置を中心に可動部材に
    対して少なくとも一方向に移動可能に設けられた補助部
    材と、 補助部材または固定部材の一方部材に前記節度区間おき
    に設けられた係合片受溝と、 補助部材または固定部材の他方部材に設けられた係合用
    弾性部材により前記係合片受溝に押しつけられ、補助部
    材を固定部材と一体的に保持する係合片と、 補助部材を前記補助基準位置に向けて付勢する付勢手段
    と、 補助部材が、前記補助基準位置から前記節度区間の一つ
    分より小さい所定区間離れた可動限界位置を越えて移動
    することを阻止する移動阻止手段と、 を含み、 可動部材が隣の節度位置へ移動されるとき、補助部材の
    移動阻止によって前記係合片が係合片受溝から外れ、補
    助部材は前記補助基準位置に戻り、前記係合片は隣の係
    合片受溝に係合することを特徴とする節度機構。
  3. 【請求項3】 請求項1、2のいずれかに記載の節度機
    構を備える回転式スイッチ操作装置において、 前記固定部材は、固定軸であり、 前記可動部材は、固定軸に軸支されて操作者により回転
    される操作リングであり、 前記補助部材は、固定軸に軸支されて回転可能な補助リ
    ングであることを特徴とする回転式スイッチ操作装置。
  4. 【請求項4】 固定軸に対して回転可能な可動リングを
    有し、この可動リングが所定の節度区間おきに等間隔に
    設定された節度位置に位置決めされる回転式スイッチ操
    作装置において、 固定軸に設定された補助基準位置を中心に少なくとも一
    方向に回転可能に設けられた補助リングと、 補助リングまたは可動リングの一方リングに前記節度区
    間おきに設けられた係合片受溝と、 補助リングまたは可動リングの他方リングに設けられた
    係合用弾性部材により前記係合片受溝に押しつけられ、
    補助リングと可動リングを一体的に回転させる係合片
    と、 補助リングを前記補助基準位置に向けて付勢する付勢手
    段と、 補助リングが、前記補助基準位置から前記節度区間の一
    つ分より小さい所定区間離れた可動限界位置を越えて回
    転することを阻止する回転阻止手段と、 を含み、 可動リングが補助リングと一体的に隣の節度位置へ回転
    されるとき、補助リングの回転阻止によって前記係合片
    が係合片受溝から外れ、補助リングは前記補助基準位置
    に戻り、前記係合片は隣の係合片受溝に係合することを
    特徴とする回転式スイッチ操作装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の装置において、 前記可動リングと補助リングの一方リングは、固定軸の
    軸方向と直角な面であって、前記可動リングと補助リン
    グの他方リングと対向する対向面を有し、 前記係合片受溝は、前記対向面に設けられ、 前記可動リングと補助リングの他方リングは、前記軸方
    向に設けられたスプリング収納穴を有し、 前記係合用弾性部材は、前記スプリング収納穴に収納さ
    れ、係合片を前記軸方向に付勢するスプリングであるこ
    とを特徴とする回転式スイッチ操作装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5のいずれかに記載の装
    置において、 前記補助リングは円周方向に延びる円周溝を有し、 前記付勢手段は、前記円周溝内に設けられた付勢用弾性
    部材を含むことを特徴とする回転式スイッチ操作装置。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれかに記載の装置に
    おいて、 前記回転阻止手段は、 前記固定軸に突設されたストッパーと、 前記補助リングに設けられ、前記補助リングが前記可動
    限界位置まで回転されたときに前記ストッパーと当接す
    る突当部と、 を含むことを特徴とする回転式スイッチ操作装置。
JP9148332A 1997-06-05 1997-06-05 節度機構およびその機構を備える回転式スイッチ操作装置 Pending JPH10340651A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6462289B1 (en) 1999-09-07 2002-10-08 Yazaki Corporation Operating mechanism for steering column mounted lever switch
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