JP2002364726A - ボールねじ用シール及びこのボールねじ用シールを用いたボールねじ - Google Patents

ボールねじ用シール及びこのボールねじ用シールを用いたボールねじ

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JP2002364726A JP2002062602A JP2002062602A JP2002364726A JP 2002364726 A JP2002364726 A JP 2002364726A JP 2002062602 A JP2002062602 A JP 2002062602A JP 2002062602 A JP2002062602 A JP 2002062602A JP 2002364726 A JP2002364726 A JP 2002364726A
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matter removing
ball
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Daisuke Yashiro
大輔 八代
Tetsuhiro Nishide
哲弘 西出
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THK Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボールねじナット内部の潤滑剤を保持できる
と共に外部からボールねじナット内部へ異物が入るのを
防止できるという2つの機能を同時に満足することがで
きるボールねじ用シールを提供する。 【解決手段】 ボールねじ用シール15を、ボールねじ
軸12の軸直角断面形状に対応した孔16aを有し、ボ
ールねじナット13の外部から内部へ異物が浸入するの
を防止するための異物除去部材16と、ボールねじ軸1
2の軸直角断面形状に対応した孔17aを有し、ボール
ねじナット13の内部の潤滑剤を保持するための密封部
材17とで構成する。異物除去部材16及び密封部材1
7は、互いに重ねられると共に、それぞれの内周がボー
ルねじ軸12のボール転走面12a及び外周面12bに
接触する。異物除去部材16はボールねじナット13の
軸線方向において外側に位置し、密封部材17はボール
ねじナット13の軸線方向において、外側に位置する異
物除去部材16よりも内側に位置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボールねじナット
の両端に装着され、ボールねじナットの内部を密封する
ボールねじ用シール及びこのボールねじ用シールを用い
たボールねじに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のボールねじ用シールとし
て、図14に示すように、合成樹脂の薄板をリング状に
形成し、その内周縁を尖がらせたボールねじ用シール
(特開2000−230619公報参照)が知られてい
る。このボールねじ用シール1では、その内周縁がねじ
軸2の外周面及びねじ溝に接触することによって、ねじ
軸2とボールねじナット3との間の隙間に外部から塵芥
等の異物が入り込むのを防止している。
【0003】また他のボールねじ用シールとして、図1
5に示すように、同材質の薄板状シール板4・・・を複数
枚重ね、重ねたシール板・・・の先端をねじ軸に接触させ
たものも知られている(実公平5−4330号公報参
照)。このボールねじ用シールでは、薄板状のシール板
4・・・の各内周縁がねじ軸7の外周面及びねじ溝に接触
することで、ボールねじ軸7とボールねじナット6との
間の隙間に外部から塵芥等の異物が浸入するのを防止し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
特開2000−230619公報に記載のボールねじ用
シールにあっては、外部から塵芥等の異物がボールねじ
ナット3の内部に入るのを防止することはできるが、ね
じ軸の外周面及びねじ溝に付着した潤滑剤がボールねじ
用シールを通過してボールねじナット3の内部から外部
に浸出するのは避けられず、この結果ボールねじナット
3の内部の潤滑剤を保持できないという問題が生じる。
【0005】また、実公平5−4330号公報に記載の
ボールねじ用シールにあっては、薄板状シール板4・・・
を複数枚積層しているので、異物がボールねじナット6
の内部に入るのを防止することができるが、やはりねじ
軸の外周面及びねじ溝に付着した潤滑剤がボールねじ用
シールを通過してボールねじナット3の内部から外部に
浸出するのは避けられず、ボールねじナット3内部の潤
滑剤を保持できないという問題が生じる。
【0006】そこで本発明は、ボールねじナットの外部
から内部へ異物が入るのを防止できると共に、ボールね
じナット内部の潤滑剤を保持できるという2つの機能を
同時に満足することができるボールねじ用シール及びこ
のボールねじ用シールを用いたボールねじを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以下、本発明について説
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより、
本発明が図示の形態に限定されるものでない。
【0008】本発明者は、ボールねじナットの外部から
内部へ異物が浸入するのを防止するための異物除去部材
と、ボールねじナットの内部の潤滑剤を保持するための
密封部材を積層し、それぞれの内周をねじ軸に接触させ
ることによって、異物の除去及び潤滑剤の保持の2つの
機能を同時に得た。
【0009】すなわち、請求項1の発明は、ボールねじ
ナット(13)の両端に装着されるボールねじ用シール
(15)であって、ボールねじ軸(12)の軸直角断面
形状に対応した孔(16a)を有し、ボールねじナット
(13)の外部から内部へ異物が浸入するのを防止する
ための異物除去部材(16)と、ボールねじ軸(12)
の軸直角断面形状に対応した孔(17a)を有し、ボー
ルねじナット(13)の内部の潤滑剤を保持するための
密封部材(17)とを備え、前記異物除去部材(16)
及び密封部材(17)は、互いに重ねられると共に、そ
れぞれの内周がボールねじ軸(12)のボール転走面
(12a)及び外周面(12b)に接触し、前記異物除
去部材(16)は前記ボールねじナット(13)の軸線
方向において外側に位置し、前記密封部材(17)は前
記ボールねじナット(13)の軸線方向において、外側
に位置する前記異物除去部材(16)よりも内側に位置
することを特徴とするボールねじ用シール(15)によ
り、上述した課題を解決する。
【0010】この発明によれば、外側に位置する異物除
去部材がねじ軸の外周面及びボール転走面に接触するの
で、ボールねじナットの外部から内部へ異物が入るのを
防止する。また、異物除去部材よりも内側に位置する密
封部材が、ねじ軸の外周面及びボール転走溝の表面に接
触するので、ボールねじナットの内部の潤滑剤を保持す
る。したがって、ボールねじナットの外部から内部へ異
物が入るのを防止できると共にボールねじナットの内部
の潤滑剤をボールねじナットの内部に保持できるという
2つの機能を同時に満足するボールねじ用シールが得ら
れる。
【0011】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
のボールねじ用シールにおいて、前記密封部材(17)
は軟質材料からなり、前記異物除去部材(16)は該軟
質材料よりも硬質の硬質材料からなることを特徴とす
る。
【0012】ここで異物除去部材及び密封部材は、互い
に硬さが異なっていれば、同じ材料から製造されてもよ
く、また異なる材料から製造されてもよい。
【0013】この発明によれば、硬質材料からなる異物
除去部材に、ボールねじナットの外部から内部へ異物が
入るのを防止する機能を持たせ易くなる。一方軟質材料
からなる密封部材が、ねじ軸の外周面及びボール転走面
の表面に軟らかく密着するので、密封部材とねじ軸の外
周面及びボール転走面との密着性を高めることができ
る。このため、密封部材が潤滑剤を保持する機能を向上
させることができる。
【0014】さらに、請求項3の発明は、請求項1に記
載のボールねじ用シールにおいて、前記密封部材(1
7)が潤滑剤を吸収可能であることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、密封部材がねじ軸の外
周面及びボール転走面の外周面に付着した潤滑剤を吸収
するので、密封部材がボールねじナットの内部の潤滑剤
を保持する機能を向上させることができる。
【0016】さらに、請求項4の発明は、請求項3に記
載のボールねじ用シールにおいて、前記密封部材は不織
布からなることを特徴とする。
【0017】ボールねじナットの外部から内部へ異物が
入るのを防止する異物除去性確認試験の実験において
も、ボールねじナット内部の潤滑剤を保持する密封性確
認試験の実験においても、密封部材を不織布から製造す
ることによって、良好な結果が得られた。
【0018】さらに、請求項5の発明は、請求項2ない
し4に記載のボールねじ用シールにおいて、前記異物除
去部材(16)及び前記密封部材(17)は、それぞれ
板状に形成され、前記密封部材(17)の軸線方向にお
ける両側に前記異物除去部材(16)が配置されている
ことにある。
【0019】この発明によれば、軟らかい密封部材が硬
い異物除去部材に挟まれているので、密封部材が変形す
ることがなくなり、ボールねじ用シールをボールねじナ
ットに組み付けやすくなる。
【0020】さらに、請求項6の発明は、請求項1ない
し5いずれかに記載のボールねじ用シールにおいて、前
記異物除去部材(16)及び前記密封部材(17)それ
ぞれは、円周方向に所定角度ずらした状態で重ねられる
ように位置決め部(18・・・)を有することを特徴とす
る。
【0021】ボールねじ軸の軸直角断面は、異形の円形
状となる。この異形の円形状はねじ軸の軸方向にその位
置が異なっても同一の形状であるが、周方向に位相がず
れる。このため、異物除去部材と密封部材を積層する際
には位相を考慮する必要がある。この発明によれば、異
物除去部材及び密封部材それぞれが円周方向に所定角度
ずらした状態で重ねられるように位置決め部を有するの
で、異物除去部材と密封部材の積層が容易になる。
【0022】さらに、請求項7の発明は、請求項1ない
し6いずれかに記載のボールねじ用シールにおいて、前
記異物除去部材(16)及び前記密封部材(17)は、
薄板を打ち抜くことで製造されることを特徴とする。
【0023】この発明によれば、異物除去部材及び密封
部材の厚みを薄いものにし、複数枚重ねることで、単純
な打ち抜きでも異物除去部材及び密封部材とボールねじ
軸との接触を確保することができる。また、製造方法と
して薄板を打ち抜く手法を採用しているので、金型コス
トを射出成型の場合に比較し大幅(1/10)に低減で
き、且つ生産効率も高いため安価に製作できる。
【0024】また、請求項8の発明は、請求項1ないし
4いずれかに記載のボールねじ用シールにおいて、前記
異物除去部材(16)の内周には、前記ボールねじ軸
(12)のボール転走面(12a)に嵌合する螺旋状の
突部(28a)が設けられ、前記異物除去部材(16)
の前記ボールねじナット(13)の軸線方向外側を向く
端面(28c)から前記異物除去部材(28)の途中ま
でに、異物を掻き揚げて前記ボールねじナット(13)
の外部に排出する異物除去用開口(32・・・)が設けら
れることを特徴とする。
【0025】この発明によれば、異物除去用開口によっ
て形成されたエッジがスクレーパとして機能し、ボール
ねじ軸及びボール転走面の外周面に付着した異物を掻き
揚げてボールねじの外部に排出するので、異物をより確
実に除去することができる。また、このエッジはボール
ねじナット内部の潤滑剤まで掻き出してしまうおそれが
あるが、ボールねじナット内部の潤滑剤が密封部材で保
持されるので、エッジで掻き出される潤滑剤を最小限に
留めることができる。
【0026】また本発明は、請求項9に記載のように、
外周にボール転走溝(12a)を有するボールねじ軸
(12)と、前記ボール転走溝(12a)に沿って転走
可能な複数のボール(14・・・)と、前記複数のボール
(14・・・)を介して前記ボールねじ軸(12)に螺合
されるボールねじナット(13)と、前記ボールねじナ
ット(13)の両端に装着されるボールねじ用シール
(15)とを備えるボールねじにおいて、ボールねじ軸
(12)の軸直角断面形状に対応した孔(16a)を有
し、ボールねじナット(13)の外部から内部へ異物が
浸入するのを防止するための異物除去部材(16)と、
ボールねじ軸(12)の軸直角断面形状に対応した孔
(17a)を有し、ボールねじナット(13)の内部の
潤滑剤を保持するための密封部材(17)とを備え、前
記異物除去部材(16)及び密封部材(17)は、互い
に重ねられると共に、各々の内周がボールねじ軸(1
2)のボール転走面(12a)及び外周面(12b)に
接触し、前記異物除去部材(16)はボールねじナット
(13)の軸線方向において外側に位置し、前記密封部
材(17)はボールねじナットの軸線方向において、外
側に位置する前記異物除去部材(16)よりも内側に位
置することを特徴とするボールねじとしても構成するこ
とができる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明の第1の
実施形態におけるボールねじ用シールを組み込んだボー
ルねじを示す。ボールねじ11は、外周面に螺旋状のボ
ール転走面としてのボール転走溝12aを有するボール
ねじ軸12(以下単にねじ軸という)と、内周面に前記
ボール転走溝12aと対向する螺旋状のボール転走溝1
3aを有するボールねじナット13(以下単にナットと
いう)と、ナット13のボール転走溝13aとねじ軸1
2のボール転走溝12aの間に配列収納された複数のボ
ールとを備える。ねじ軸12を回転させると、ボール1
4・・・がねじ軸12のボール転走溝12aとナット13
のボール転走溝13aとの間を転走する。ボール転走溝
13aの一端に達したボールはナット13に固定された
図示しないリターンチューブを介してボール転走溝12
aの他端に戻される。
【0028】ナット13の軸線方向の両端部には、一対
のシール部材取付け孔13b,13bが形成される。各
シール部材取付け孔13b,13bにはリング状のボー
ルねじ用シール2が装着され、止め輪20により取付け
孔13bの壁面13cに押圧されている。
【0029】ボールねじ用シール15は、薄板状の密封
部材17を両側から薄板状の異物除去部材16,16で
サンドイッチ状に挟んで構成されている。異物除去部材
16,16及び密封部材17それぞれは、ねじ軸12の
軸直角断面形状に対応した孔16a,17aを有する。
異物除去部材16,16及び密封部材17の内周の形状
は、ねじ軸12の軸直角方向の断面に近似しており、ね
じ軸12の軸直角断面形状に対して微少な締めしろをも
っている。そして、異物除去部材16,16及び密封部
材17それぞれの内周は、ねじ軸12のボール転走溝1
2a及び外周面12bに接触している。
【0030】密封部材17は厚さ1mm程度の薄板から
なり、プレスによってシート状板材を打ち抜く所謂セン
断加工により製造される。この密封部材17は、潤滑油
を吸収できるように、例えば羊毛フェルト等の不織布、
焼結PE(焼結ポリエチレン)等の気孔率が高い多孔質
の材料から製造される。また密封部材17は、後述する
異物除去部材16よりも軟質の軟質材料から製造され
る。密封部材17には、耐磨耗特性、耐薬品性、耐熱性
に優れた材料が用いられるのが望ましい。
【0031】異物除去部材16,16も厚さ1mm程度
の薄板からなり、プレスによってシート状板材を打ち抜
く所謂セン断加工により製造される。異物除去部材1
6,16は、合成樹脂又は硬質系のゴム、例えばPTF
E(テフロン(登録商標)+グラファイト),UPE
(超高分子量ポリエチレン),PA(ポリアミド樹脂)
などの材料から製造される。また異物除去部材16,1
6は、密封部材17よりも硬い硬質材料から製造され
る。この異物除去部材16,16には、摺動性がよく、
耐磨耗性、耐薬品性、及び耐熱性に優れた材料が用いら
れるのが望ましい。
【0032】図3は、ねじ軸12の軸線方向からみた異
物除去部材16,16及び密封部材17を示す。この3
枚の異物除去部材16,16及び密封部材17は、いず
れも同一の平面形状を有し、その外周が円形に形成され
ると共にその内周がねじ軸12の軸直角断面に形状を合
わせた異形の円に形成されている。異物除去部材16,
16及び密封部材17の内周と外周との間には、同一の
円周上に周方向に所定角度を空けて位置決め部18・・・
としての穴が形成されている。この穴同士間の角度αは
ねじ軸12のリード及び異物除去部材16,16及び密
封部材17の板厚から決定される。具体的には一条ねじ
の場合、隣り合う位置決め部18,18間の角度αは、
α=(板厚/リード)×360°から求められる。例え
ばリード10mm、シール厚さ1mmの場合、所定角度
αは36°になる。
【0033】外側の異物除去部材16に対して36°回
転させた状態で密封部材17が重ねられ、中央の密封部
材17に対してさらに36°回転させた状態で内側の異
物除去部材16が重ねられている。なお、位置決め部1
8・・・は穴に限られず、切り欠きであってもよい。
【0034】ねじ軸12の軸直角断面は、真円でない異
形の円形状となる。この異形の円形状はねじ軸12の軸
方向にその位置が異なっても同一の形状であるが、周方
向に位相がずれる。このため、異物除去部材16,16
と密封部材17を積層する際にはねじ軸12の位相を考
慮する必要がある。この実施形態では異物除去部材1
6,16及び密封部材17それぞれが円周方向に所定角
度ずらした状態で重ねられるように位置決め部18・・・
を有するので、位相を考慮した異物除去部材16,16
と密封部材17の積層が容易になる。
【0035】異物除去部材16,16及び密封部材17
の厚みを薄いものにし、複数枚重ねることで、単純な打
ち抜き形状であっても、異物除去部材16,16及び密
封部材17の内周をねじ軸12の外周面12b及びボー
ル転走溝12aの外周面12bに接触させることができ
る。特にねじ軸12が転造により製造された場合、図4
に示すように、ねじ軸12の外周面12bには溝状のシ
ーミング12cが形成されるが、このシーミング12c
に対しても異物除去部材16,16及び密封部材17の
内周を密着させることができる。
【0036】図5は、ボールねじ用シール15の異物の
除去、及び潤滑剤の保持状況を示す。このように、最も
外側に位置する異物除去部材16がねじ軸12の外周面
12b及びボール転走溝12aに接触するので、外部か
らナット内部へ異物30が入るのを防止する。また、異
物除去部材16よりも内側に位置する密封部材17がね
じ軸12の外周面12b及びボール転走溝12aの表面
に軟らかく密着し、且つ付着した潤滑剤を吸収するの
で、ナット内部から外部へ潤滑剤が浸出するのを防止す
る。したがって、外部からナット内部へ異物30が入る
のを防止できると共にナット内部の潤滑剤を保持できる
という2つの機能を同時に満足することができるボール
ねじ用シール15が得られる。これにより、異物30の
除去と内部油分の保持性が向上し、長期のメンテナンス
フリーが可能となる。
【0037】図6及び図7は、本発明の第2の実施形態
におけるボールねじ用シール15を組み込んだボールね
じを示す。ボールねじ用シール15は、ナット13の軸
線方向において外側に位置する異物除去部材16と、ナ
ットの軸線方向において内側に位置する密封部材17と
からなり、これら2枚の異物除去部材16及び密封部材
17が互いに重ね合わされている。そして、ボールねじ
用シール22は、ナット13の軸線方向の両端に形成さ
れたシール部材取付け孔13b,13bに装着され、止
め輪20により取付け孔13b,13bの壁面13c,
13cに押圧されている。
【0038】この実施形態では、軟らかい密封部材1
7,17がナット13の取付け孔13b,13bに形成
された壁面13c,13cと硬い異物除去部材16,1
6との間に挟まれているので、変形することがない。な
お、異物除去部材16及び密封部材17、ねじ軸12、
及びナット13の構成は上記第1の実施形態と同様なの
で同一の符号を附してその説明を省略する。
【0039】この実施形態のボールねじ用シールでも、
外側に位置する異物除去部材16がねじ軸12の外周面
12b及びボール転走溝12aに接触するので、異物除
去部材16が外部からナット内部へ異物30が入るのを
防止する。また、異物除去部材16よりも内側に位置す
る密封部材17がねじ軸12の外周面12b及びボール
転走溝12aの表面に軟らかく密着し、且つ付着した潤
滑剤を吸収するので、ナット内部から外部へ潤滑剤が浸
出するのを防止する。したがって、外部からナット内部
へ異物が入るのを防止できると共にナット内部の潤滑剤
を保持できるという2つの機能を同時に満足することが
できるボールねじ用シールが得られる。
【0040】なお、上記第1の実施形態及び第2の実施
形態では、密封部材17が異物除去部材16よりも軟ら
かい軟質材料からなり、且つ密封部材17が潤滑油を吸
収することができる例について説明したが、密封部材1
7は、異物除去部材16よりも軟らかい軟質材料であれ
ば、潤滑油を吸収できなくてもよい。この場合、密封部
材17は、多孔質でない合成樹脂又はゴムから製造され
ることになる。
【0041】またこれとは逆に、密封部材11が潤滑油
を吸収できれば、密封部材11が異物除去部材16より
も硬い硬質材料から製造されてもよい。
【0042】図8及び図9は、本発明の第3の実施形態
におけるボールねじ用シールを組み込んだボールねじを
示す。ボールねじ用シール31は、ナット13の軸線方
向において外側に位置する異物除去部材28と、ナット
13の軸線方向において内側に位置する密封部材17と
からなり、これら2枚の異物除去部材28及び密封部材
17は互いに重ね合わされている。この実施形態では上
記実施形態と異なり、異物除去部材28は厚肉に形成さ
れ、その内周にはねじ軸のボール転走溝に嵌合する螺旋
状の突部28aが形成される。この異物除去部材28は
合成樹脂を射出成形若しくは切削加工等して製造され
る。密封部材17の構成、ねじ軸12及びナット13の
構成は上記第1の実施形態と同様なので同一の符号を附
してその説明を省略する。
【0043】異物除去部材28には、ナット13の軸線
方向外側を向く端面28cから異物除去部材28の途中
に向って複数の異物除去用開口としての異物除去用スリ
ット32…が設けられる。この異物除去用スリット32
…は、ねじ軸12に付着した異物30を掻き揚げナット
13の外部へ排出する。
【0044】異物除去用スリット32…は、ねじ軸12
の略半径方向に延び、異物除去部材28の内周から外周
まで貫通するように開けられる。この異物除去用スリッ
ト32…は周方向に等しい間隔を開けて形成される。異
物除去用スリット32・・・を形成する対向面のうちの一
方が、異物を掻き揚げるエッジを有する異物除去用スク
レーパ面として機能する。また、異物除去用スリット3
2…は、異物除去用スクレーパ面によって掻き揚げられ
た潤滑剤をナット13の外部に移動させるように、ねじ
軸のリードに対して傾けられている。
【0045】異物除去部材28の外周には、周方向に延
びる溝28dが形成される。この溝28dには、スプリ
ング33が巻かれる。異物除去部材28の外周にスプリ
ング33を巻くことで、異物除去部材28をねじ軸に密
着させてシール性が向上できるほか、異物掻き揚げ用ス
クレーパ面のエッジを確実にねじ軸12に密着させるこ
とができ、異物を確実に掻き揚げることができる。
【0046】図10は、第3の実施形態のボールねじ用
シールの異物の除去、及び潤滑剤の保持状況を示す。こ
の実施形態のボールねじ用シールでも、外側に位置する
異物除去部材28がねじ軸12のボール転走溝12aに
接触するので、異物除去部材28が外部からナット内部
へ異物30が入るのを防止する。さらに異物除去用開口
によって形成されたエッジがスクレーパとして機能し、
ねじ軸12の外周面12b及びボール転走溝12aの外
周面に付着した異物を掻き揚げてボールねじの外部に排
出するので、異物をより確実に除去することができる。
【0047】また、異物除去部材28よりも内側に位置
する密封部材17が、ねじ軸12の外周面12b及びボ
ール転走溝12aの表面に軟らかく密着し、且つ付着し
た潤滑剤を吸収するので、ナット内部から外部へ潤滑剤
が浸出するのを防止する。異物除去用開口によって形成
されたエッジがボールねじナット内部の潤滑剤まで掻き
出してしまうおそれがあるが、ナット内部の潤滑剤が密
封部材に密封されるので、エッジで掻き出される潤滑剤
を最小限に留めることができる。
【0048】異物除去部材28は螺旋状の突部28aが
優先的にねじ軸12のボール転走溝12aに接触し、こ
れにより異物除去性能の向上を図っている。このため、
ねじ軸12の外周面12bの密封性能はボール転走溝1
2aと比較すると弱くなる。本実施形態では、異物除去
部材28の内側に密封部材17を配置し、この密封部材
17をねじ軸12の外周面12b及びボール転走溝12
aに接触させているので、さらに密封性能も向上し、潤
滑剤をより確実に保持することができる。
【0049】なお、本発明は上記実施形態に限られず、
種々の実施形態で実施してもよい。例えばボールねじに
限られず、転動体転走部が設けられた軌道部材と、多数
の転動体を介して該軌道部材に沿って移動自在に設けら
れた移動部材とを備える、ボールスプラインガイド、リ
ニアガイド等の直動案内装置に用いることができる。こ
の場合、移動部材には、前記軌道部材の転動体転走部と
対応する負荷転動体転走部と、該負荷転動体転走部と所
定間隔を隔てて平行に設けられる転動体逃げ通路と、前
記負荷転動体転走部と転動体逃げ通路間を接続して転動
体を循環させる一対の方向転換路と、が設けられる。直
動案内装置に用いられた場合、移動部材の移動方向の両
端部にシール部材取付け孔が形成され、上述の異物除去
部材及び密封部材を積層したシール部材がこのシール部
材取付け孔に装着される。
【0050】
【実施例】図11及び図12は、本発明のボールねじ用
シールの異物除去性確認試験の結果を示すグラフであ
る。図11は異物としての鋳物粉の浸入量を示し、図1
2は異物としてのクーラントの浸入量を示す。
【0051】本試験のボールねじ用シールとしては、薄
板状の密封部材17を両側から薄板状の異物除去部材1
6,16でサンドイッチ状に挟んだ第1の実施形態のボ
ールねじ用シールを使用している。異物除去部材16,
16の材料には常にPTFE(テフロン(登録商標)+
グラファイト)が用いられ、密封部材17の材料には表
1に示す種々異なる材料が選択されている。
【0052】図中ブラシシールは、リングの内周面に多
数の合成樹脂などを多数植えつけた従来から公知のシー
ル部材である。このブラシシールには異物除去部材1
6,16は組み合わされていない。また図中焼結PEは
焼結ポリエチレンを、PTFEはテフロン(登録商標)
+グラファイトを、UPEは超高分子量ポリエチレン
を、それぞれ意味する。図中ソフトワイパは、ポリエス
テル繊維をウレタンゴムで固めたものを意味し、潤滑油
を吸収できる機能を有する。
【0053】図11に示すグラフの試験条件としては、
120g/24h(24時間で120g)の割合で鋳物
紛をボールねじナットに振り掛けている。横軸の浸入量
は、ボールねじナットを50km走行させた状態でのボ
ールねじナット内部への鋳物粉の浸入量を示している。
【0054】図12に示すグラフの試験条件としては、
0.6cc/min(1分間で0.6cc)の割合でク
ーラントをボールねじナットに振り掛けている。横軸の
クーラント浸入量は、ボールねじナットを0.5km走
行させた状態でのボールねじナット内部へのクーラント
の浸入量を示している。
【0055】図11及び図12に示すように、密封部材
17の材料に羊毛フェルトを用いると、鋳物紛の浸入量
も低減でき、且つクーラントの浸入量も低減できること
がわかる。これに対し、密封部材17の材料に異物除去
部材16,16と同じ材料のPTFEを用いると、鋳物
紛の浸入量を低減することができるが、クーラントの浸
入量を低減することが困難になることがわかる。
【0056】図13は、本発明のボールねじ用シールの
潤滑剤密封性確認試験の結果を示すグラフである。
【0057】本試験のボールねじ用シールとしては、上
記異物除去性能確認試験と同様に、薄板状の密封部材1
7を両側から薄板状の異物除去部材16,16でサンド
イッチ状に挟んだ第1の実施形態のボールねじ用シール
を使用している。異物除去部材16,16の材料には常
にPTFE(テフロン(登録商標)+グラファイト)が
用いられ、密封部材17の材料には図13に示す種々異
なる材料が選択されている。
【0058】図13中ブラシシール、焼結PE、PTF
E、UPE、ソフトワイパは、上記異物除去性能確認試
験と同様の材料からなる。
【0059】図13に示すグラフの横軸は走行距離(k
m)を示し、縦軸はボールねじナットの内部から外部へ
の潤滑剤の漏出量を示す。
【0060】図13に示すように、密封部材17の材料
に異物除去部材16,16よりも軟らかい材料である、
羊毛フェルトあるいはソフトワイパを用いると、潤滑剤
の漏出量を低減できることがわかる。また、密封部材1
7の材料に異物除去部材16,16と同じ材料のPTF
Eを用いると、潤滑剤の漏出量を低減することが困難に
なるのがわかる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ボール
ねじ用シールが、ボールねじ軸の軸直角断面形状に対応
した孔を有し、ボールねじナットの外部から内部へ異物
が浸入するのを防止するための異物除去部材と、ボール
ねじ軸の軸直角断面形状に対応した孔を有し、ボールね
じナットの内部の潤滑剤を保持するための密封部材とを
備える。異物除去部材及び密封部材は、互いに重ねられ
ると共に、それぞれの内周がボールねじ軸のボール転走
面及び外周面に接触する。そして、異物除去部材は前記
ボールねじナットの軸線方向において外側に位置し、密
封部材は前記ボールねじナットの軸線方向において、外
側に位置する異物除去部材よりも内側に位置する。
【0062】本発明によれば、外側に位置する異物除去
部材がねじ軸の外周面及びボール転走面に接触するの
で、ボールねじナットの外部から内部へ異物が入るのを
防止できる。また、異物除去部材よりも内側に位置する
密封部材が、ねじ軸の外周面及びボール転走溝の表面に
接触するので、ボールねじナットの内部の潤滑剤を保持
できる。したがって、ボールねじナットの外部から内部
へ異物が入るのを防止できると共にボールねじナットの
内部の潤滑剤をボールねじナットの内部に保持できると
いう2つの機能を同時に満足するボールねじ用シールが
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるボールねじ用
シールを組み込んだボールねじを示す分解断面図。
【図2】組み立てた状態のボールねじを示す断面図。
【図3】異物除去部材及び密封部材の平面図。
【図4】転造ねじを示す側面図。
【図5】図2のIII部拡大図(ボールねじ用シールの
異物の除去、及び潤滑剤の保持状況を示す図)。
【図6】本発明の第2の実施形態におけるボールねじ用
シールを組み込んだボールねじを示す分解断面図。
【図7】組み立てた状態のボールねじを示す断面図。
【図8】本発明の第3の実施形態におけるボールねじ用
シールを組み込んだボールねじを示す分解断面図。
【図9】組み立てた状態のボールねじを示す断面図。
【図10】図9のX部拡大図(ボールねじ用シールの異
物の除去、及び潤滑剤の保持状況を示す図)。
【図11】本発明のボールねじ用シールの異物除去性確
認試験の結果を示すグラフ(異物としての鋳物粉の浸入
量を示す)。
【図12】本発明のボールねじ用シールの異物除去性確
認試験の結果を示すグラフ(異物としてのクーラントの
浸入量を示す)。
【図13】本発明のボールねじ用シールの潤滑剤密封性
確認試験の結果を示すグラフ。
【図14】従来のボールねじ用シールを示す図。
【図15】従来のボールねじ用シールの他の例を示す
図。
【符号の説明】
12・・・ボールねじ軸 12a・・・ボール転走溝(ボール転走面) 13・・・ボールねじナット 15,22,31・・・ボールねじ用シール 16,28・・・異物除去部材 16a・・・孔 17・・・密封部材 17a・・・孔 28a・・・突部 28c・・・端面 32・・・異物除去用スリット(異物除去用開口)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J043 AA16 BA06 CA06 CB30 DA07 3J062 AB22 AC07 BA24 BA27 CD04 CD12 CD67 CD68

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールねじナットの両端に装着されるボ
    ールねじ用シールであって、 ボールねじ軸の軸直角断面形状に対応した孔を有し、ボ
    ールねじナットの外部から内部へ異物が浸入するのを防
    止するための異物除去部材と、 ボールねじ軸の軸直角断面形状に対応した孔を有し、ボ
    ールねじナットの内部の潤滑剤を保持するための密封部
    材とを備え、 前記異物除去部材及び前記密封部材は、互いに重ねられ
    ると共に、それぞれの内周がボールねじ軸のボール転走
    面及び外周面に接触し、 前記異物除去部材は前記ボールねじナットの軸線方向に
    おいて外側に位置し、 前記密封部材は前記ボールねじナットの軸線方向におい
    て、外側に位置する前記異物除去部材よりも内側に位置
    することを特徴とするボールねじ用シール。
  2. 【請求項2】 前記密封部材は軟質材料からなり、 前記異物除去部材は該軟質材料よりも硬質の硬質材料か
    らなることを特徴とする請求項1に記載のボールねじ用
    シール。
  3. 【請求項3】 前記密封部材が潤滑剤を吸収可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載のボールねじ用シー
    ル。
  4. 【請求項4】 前記密封部材は不織布からなることを特
    徴とする請求項3に記載のボールねじ用シール。
  5. 【請求項5】 前記異物除去部材及び前記密封部材は、
    それぞれ板状に形成され、前記密封部材の軸線方向にお
    ける両側に前記異物除去部材が配置されていることを特
    徴とする請求項1ないし4いずれかに記載のボールねじ
    用シール。
  6. 【請求項6】 前記異物除去部材及び前記密封部材それ
    ぞれは、円周方向に所定角度ずらした状態で重ねられる
    ように位置決め部を有することを特徴とする請求項1な
    いし5いずれかに記載のボールねじ用シール。
  7. 【請求項7】 前記異物除去部材及び前記密封部材は、
    薄板を打ち抜くことで製造されることを特徴とする請求
    項1ないし6いずれかに記載のボールねじ用シール。
  8. 【請求項8】 前記異物除去部材の内周には、前記ボー
    ルねじ軸のボール転走面に嵌合する螺旋状の突部が設け
    られ、 前記異物除去部材の前記ボールねじナットの軸線方向外
    側を向く端面から前記異物除去部材の途中までに、異物
    を掻き揚げて前記ボールねじナットの外部に排出する異
    物除去用開口が設けられることを特徴とする請求項1な
    いし4いずれかに記載のボールねじ用シール。
  9. 【請求項9】 外周にボール転走溝を有するボールねじ
    軸と、前記ボール転走溝に沿って転走可能な複数のボー
    ルと、前記複数のボールを介して前記ボールねじ軸に螺
    合されるボールねじナットと、前記ボールねじナットの
    両端に装着されるボールねじ用シールとを備えるボール
    ねじにおいて、 ボールねじ軸の軸直角断面形状に対応した孔を有し、ボ
    ールねじナットの外部から内部へ異物が浸入するのを防
    止するための異物除去部材と、 ボールねじ軸の軸直角断面形状に対応した孔を有し、ボ
    ールねじナットの内部の潤滑剤を保持するための密封部
    材とを備え、 前記異物除去部材及び密封部材は、互いに重ねられると
    共に、各々の内周がボールねじ軸のボール転走面及び外
    周面に接触し、 前記異物除去部材はボールねじナットの軸線方向におい
    て外側に位置し、 前記密封部材はボールねじナットの軸線方向において、
    外側に位置する前記異物除去部材よりも内側に位置する
    ことを特徴とするボールねじ。
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