JP5880639B2 - 直動案内軸受装置及びそれに用いられるシール部材 - Google Patents

直動案内軸受装置及びそれに用いられるシール部材 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、工作機械等のように周辺に切削粉等の異物が発生する機械装置で用いるのに好適な直動案内軸受装置及びそれに用いられるシール部材に関する。
従来の一般的な直動案内軸受装置としては、例えば図8に示すものが知られている。
図8に示すように、この直動案内軸受装置は、軸方向に延びる案内レール101と、該案内レール101上に軸方向に相対移動可能に跨架されたスライダ102とを備える。
案内レール101の両側面にはそれぞれ軸方向に延びる転動体転動溝103が形成されており、スライダ102のスライダ本体102Aには、その両袖部104の内側面に、それぞれ転動体転動溝103に対向する転動体転動溝107が形成されている。そして、これらの向き合った両転動体転動溝103,107の間には転動体の一例としての多数のボールBが転動自在に装填され、これらのボールBの転動を介してスライダ102が案内レール101上を軸方向に沿って相対移動できるようになっている。
この移動につれて、案内レール101とスライダ102との間に介在するボールBは転動してスライダ102の端部に移動するが、スライダ102を軸方向に継続して移動させていくためには、これらのボールBを無限に循環させる必要がある。
このため、スライダ本体102Aの袖部104内に軸方向に貫通する転動体通路108を形成すると共に、スライダ本体102Aの両端にそれぞれ略コ字状のエンドキャップ105を例えばねじ112等の固定手段を介して固定し、このエンドキャップ105に上記両転動体転動溝103,107間と上記転動体通路108とを連通する半円弧状に湾曲した方向転換路106を形成することにより、転動体無限循環軌道を形成している。なお、図8において、符号111はエンドキャップ105と共にスライダ本体102Aの端面にねじ112等を介して固定されたサイドシール部材(ゴムシール材)、110はスライダ本体102Aの端面に形成されたねじ112のタップ穴、113は給脂用ニップル、114は案内レール101の固定用のボルト挿通穴である。
サイドシール111はエンドキャップ105と同様に略コ字状とされて内周部が案内レール101に摺接するシール面とされており、鋼板にゴムを焼付接着して形成されている。
ところで、工作機械等のように周辺に切削粉等の異物が発生する機械装置に用いる直動案内軸受装置では、上述したサイドシール部材111によるシールだけでは十分でなく、かつ潤滑条件も厳しくなることから、従来においては、図9に示すように、小さな異物のスライダ102内への侵入を防止するためのサイドシール部材111とエンドキャップ105との間に潤滑剤供給部材115をスライダ102の軸方向に複数枚配置すると共に、サイドシール部材111の軸方向の外面側及び内面側にそれぞれエンドキャップ105と同様に略コ字状に形成されて大きい異物又は硬い異物を排除するための鋼製のプロテクタ(硬質シール材)117を取り付けたものが提案されている。
潤滑剤供給部材115は多孔質の樹脂に潤滑油を含有させたもので、エンドキャップ105と同様に略コ字状に形成されており、コ字状両端部外側にはねじ112の挿通用の固定リング116が嵌め込まれ、コ字状両端部内側には案内レール101の転動体転動溝103に摺接して潤滑剤を供給する摺接部(図示せず)が突設されている。
上記従来の直動案内軸受装置においては、サイドシール部材111及び潤滑剤供給部材115の密封性も完全なものではなく、シールとしては不十分であった。また、潤滑剤供給部材115をスライダ102の軸方向に複数枚配置した場合、軸方向に互いに隣り合う各潤滑剤供給部材115の対向面同士が押圧されると上記摺接部の案内レール101の転動体転動溝103への接触圧が弱くなる。これは、転動体転動溝103に潤滑剤が充分に供給されないという問題を生じることがある。そして、固定リング116の軸方向長さを潤滑剤供給部材115の軸方向厚さより長くして、各潤滑剤供給部材115間にすき間Cを設けていることから、該すき間Cに溜まった切削屑等の異物がスライダ102の内部に侵入し早期摩耗や破損を引き起こす可能性がある。
そこで、図10に示すように、スライダ内部への異物の侵入を防止して早期摩耗や破損を防止する直動案内軸受装置が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載された直動案内軸受装置は、スライダ(実際にはエンドキャップ)の軸方向の端部に、潤滑剤供給部材115、及びシール性能の異なる複数のシールをこの順に配置してなる。シール性能の異なる複数のシールは、軟質シール部材としてのゴムシール材111、樹脂シール材120、及びフェルトシール材121と、硬質シール部材としてのプロテクタ117とが図示されるように配設されている。
また、案内レールとスライダとの間に形成された間隙をシールするために、案内レールの高さ方向に複数のシール板を積層して構成されたアンダーシールを備えた直動案内装置も提案されている(特許文献2参照)。
特許文献2に記載された直動案内装置は、図11に示すように、案内レール202の側面部202aと、スライダ204の内側側面部204aとの間に形成された間隙222をシールするために、案内レール202の高さ方向に複数のシール板228を積層して構成されたアンダーシール224を備えている。
特開2005−337407号公報 特開2007−211821号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載された直動案内(軸受)装置は、硬さが異なる軟質シール材を用いてシール性を調整しているため、目的とするシール性を得るためには、材料を適宜変更して作製する必要があった。そのため、製造コストの増大を招くおそれがあった。
また、特許文献1及び特許文献2に記載された直動案内(軸受)装置は、外部からの異物の侵入を防ぐことのみが記載されており、内部の潤滑剤の漏れを防ぐことについては、考慮されていなかった。
さらに、従来のシール部材は、スライダ(エンドキャップ)に設置する設置面に対して、リップ部の屈折の向きが予め決められた状態で作製されていた。故に、従来のシール部材を直動案内軸受装置に取り付ける際には、異物侵入防止や、潤滑剤の漏れ防止等の目的に応じた構造のシール部材をその都度用意する必要があり、コスト増大を招いていた。
そこで、本発明は上記の問題点に着目してなされたものであり、その目的は、スライダ内部への異物の侵入、及びスライダ内部からの潤滑剤の漏れを防止し、製造コストを低減した直動案内軸受装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、直動案内軸受装置に設置する際のリップ部の向きの自由度を高めたシール部材を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のある実施形態のシール部材は、軸方向に延びる転動体転動溝を有する案内レールの上記転動体転動溝に対向する転動体転動溝を有し、これらの両転動体転動溝間に挿入された多数の転動体の転動を介して軸方向に沿って相対移動可能に上記案内レールに跨架されたスライダの軸方向の端部に、前記スライダの軸方向に沿って外方に向けて重畳して複数取り付けられ、
上記案内レールの転動体転動溝に摺接するリップ部を備えたシール本体部と、該シール本体部の両面に設けられた補強部材とを有し、
各シール部材の前記リップ部の突出部分が外方に屈折し、一のシール部材の前記補強部材の底面から前記リップ部の先端までの長さよりも、その外方に重畳して設けられた他のシール部材の前記補強部材の底面から前記リップ部の先端までの長さ、短くなっている。
このように、シール部材が、上記シール部材の構成を、リップ部を備えたシール本体部と、該シール本体部を挟むように設けられた補強部材とを有するようにしたので、シール部材を裏返すだけで、リップ部の突出部分の向きを自由に変更できる。したがって、直動案内軸受装置に設置する際のリップ部の向きの自由度を高めたシール部材を提供することができる。
また、本発明の他の実施形態の直動案内軸受装置は、軸方向に延びる転動体転動溝を有する案内レールと、
該案内レールの上記転動体転動溝に対向する転動体転動溝を有し、これらの両転動体転動溝間に挿入された多数の転動体の転動を介して軸方向に沿って相対移動可能に上記案内レールに跨架されたスライダと、
上記スライダの軸方向の端部に、上記スライダの軸方向に沿って外方に向けて重畳して取り付けられた複数のシール部材とを備え、
上記シール部材が、上記案内レールの転動体転動溝に摺接するリップ部を備えたシール本体部と、該シール本体部の両面に設けられた補強部材とを有し、
前記シール部材の各々の前記補強部材から突出している前記リップ部の突出部分が外方に屈折し、一のシール部材の前記補強部材の底面から前記リップ部の先端までの長さよりも、その外方に重畳して設けられた他のシール部材の前記補強部材の底面から前記リップ部の先端までの長さ、短くなっている。
このように、直動案内軸受装置が、上記シール部材の構成を、リップ部を備えたシール本体部と、該シール本体部を挟むように設けられた補強部材とを有するようにしたので、シール部材を裏返すだけで、リップ部の突出部分の向きを自由に変更できる。その結果、リップ部の突出部分の向きや長さに応じてシール部材を製造する必要がなく、複数のシール部材の重ね合わせ方のバリエーションも拡がる。
したがって、スライダ内部への異物の侵入、及びスライダ内部からの潤滑剤の漏れを防止し、シール部材の材料を変更することなく製造コストを低減した直動案内軸受装置を提供することができる。
本発明によれば、リップ部の突出部分の長さが異なる複数のシール部材を上記スライダの軸方向の端部に設けたので、スライダ内部への異物の侵入、及びスライダ内部からの潤滑剤の漏れを防止するために、シール部材の材料を変更することなく製造コストを低減した直動案内軸受装置を提供することができる。
また、直動案内軸受装置に設置する際のリップ部の向きの自由度を高めたシール部材を提供することができる。
直動案内軸受装置の第1の実施形態の構成を示す斜視図である。 直動案内軸受装置の第1の実施形態の構成を示す側面図である。 直動案内軸受装置の第1の実施形態の構成における要部断面図である。 直動案内軸受装置の第1の実施形態の構成における要部の図である。 直動案内軸受装置の第2の実施形態の構成における要部断面図である。 直動案内軸受装置の第3の実施形態の構成における要部断面図である。 直動案内軸受装置の第4の実施形態の構成における要部断面図である。 従来の直動案内軸受装置の構成を示す斜視図である。 従来の直動案内軸受装置の構成を示す側面図である。 従来の直動案内軸受装置の構成を示す側面図である。 従来の直動案内軸受装置の構成を示す要部断面図である。
以下、直動案内軸受装置の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は直動案内軸受装置の第1の実施形態における構成を示す図、図2は直動案内軸受装置の第1の実施形態の構成を示す側面図、図3は直動案内軸受装置の第1の実施形態の構成における要部断面図であり、(a)はスライダ及びシール部材の部分断面図、(b)はシール部材の断面図である。図4は直動案内軸受装置の第1の実施形態の構成における要部の図であり、(a)は斜視図、(b)はシール部材の分解斜視図である。
図1、図2、図3(a)、及び図4(a)に示すように、直動案内軸受装置1は、軸方向に延びる案内レール10と、該案内レール10上に軸方向に相対移動可能に跨架されたスライダ20とを備える。
案内レール10の両側面にはそれぞれ軸方向に延びる転動体転動溝11が形成されている。また、スライダ20のスライダ本体20aには、その両袖部21の内側面に、それぞれ転動体転動溝11に対向する転動体転動溝22が形成されている。そして、これらの向き合った両転動体転動溝11,22の間には転動体の一例としての多数のボールBが転動自在に装填され、これらのボールBの転動を介してスライダ20が案内レール10上を軸方向に沿って相対移動できるようになっている。
この移動につれて、案内レール10とスライダ20との間に介在するボールBは転動してスライダ20の端部に移動するが、スライダ20を軸方向に継続して移動させていくためには、これらのボールBを無限に循環させる必要がある。
このため、スライダ本体20aの袖部21内に軸方向に貫通する転動体通路23を形成すると共に、スライダ本体20aの両端にそれぞれ略コ字状のエンドキャップ20bを例えばねじ26等の固定手段を介して固定し、このエンドキャップ20bに上記両転動体転動溝11,22間と上記転動体通路23とを連通する半円弧状に湾曲した方向転換路24を形成することにより、転動体無限循環軌道を形成している。
また、スライダ20の軸方向の両端部には、第1のシール部材31と、該第1のシール部材31の外面側に取り付けられた第2のシール部材32と、該第2のシール部材32の外面側に取り付けられた第3のシール部材33とがこの順で取り付けられている。各シール部材31,32,33は、案内レール10の転動体転動溝11に摺接するリップ部31b,32b,33bをそれぞれ有している(図3及び図4参照)。本実施形態では、各リップ部31b,32b,33bの先端が外方に向かうように、各シール部材31,32,33が重畳してスライダ20の軸方向の両端部に取り付けられている。ここで、「外方」とは、スライダ本体20aから離れる向きを指す。
なお、第1のシール部材31、第2のシール部材32、及び第3のシール部材33の少なくともいずれかの間には、潤滑剤を含有する多孔質の樹脂材から形成されると共に転動体転動溝11に摺接して上記潤滑剤を供給する潤滑剤供給部材(図示せず)が1つ以上設けられてもよい。このような潤滑剤供給部材の例としては、特開2004−340362号公報に記載された「潤滑剤供給体」が挙げられる。潤滑剤供給部材をシール部材30と共に設けることによって、案内レール10に対して防錆効果を備えた潤滑剤による防錆膜を形成し、複数のシール部材31,32,33のうち、外方に位置するシール部材(第3のシール部材33)が防錆膜を保護しながら所定以上の大きさの異物の侵入を阻止し、内側に位置するシール部材(第1のシール部材31)が第3のシール部材33及び第2のシール部材32を通り抜けてきた異物の侵入を阻止することができる。
また、本実施形態では、シール部材30を、第1のシール部材31、第2のシール部材32、及び第3のシール部材33の3つからなることとしているが、重畳させるシール部材の数は異物の侵入防止の目的に応じて適宜選択される。
ここで、図1において、符号25はスライダ本体20aの端面に形成されたねじ26のタップ穴、符号27は給脂用ニップル、符号12は案内レール10の固定用のボルト挿通穴である。
<シール部材>
図1、図2、及び図3(a)に示すように、第1のシール部材31、第2のシール部材32、及び第3のシール部材33は、これらが重畳されてシール部材30を構成して、スライダ20の軸方向の端部にねじ26を介して取り付けられる。
また、図3(b)に示すように、第1のシール部材31は、シール本体部31aと、該シール本体部31aを挟むように、シール本体部31aの表面及び裏面に設置される補強部材31c,31cとにより構成される。補強部材31c,31cによって挟まれるシール本体部31aの表面及び裏面の法線方向が第1のシール部材31に対して第2のシール部材32及び第3のシール部材33が重畳される方向である。シール本体部31aの側面の一端には、補強部材31c,31cから突出するようにリップ部31bが形成されている。
同様に、第2のシール部材32も、シール本体部32aと、該シール本体部32aを挟むように、シール本体部32aの表面及び裏面に設置される補強部材32c,32cとにより構成される。補強部材32c,32cによって挟まれるシール本体部32aの表面及び裏面の法線方向が第2のシール部材32に対して第1のシール部材31及び第3のシール部材33が重畳される方向である。シール本体部32aの側面の一端には、補強部材32c,32cから突出するようにリップ部32bが形成されている。
また、第3のシール部材33も、シール本体部33aと、該シール本体部33aを挟むように、シール本体部33aの表面及び裏面に設置される補強部材33c,33cとにより構成される。補強部材33c,33cによって挟まれるシール本体部33aの表面及び裏面の法線方向が第3のシール部材33に対して第1のシール部材31及び第2のシール部材32が重畳される方向である。シール本体部33aの側面の一端には、補強部材33c,33cから突出するようにリップ部33bが形成されている。補強部材31c,32c,33cは、例えば、プレス加工された鋼板である。
また、図4(a)に示すように、第1のシール部材31、第2のシール部材32、及び第3のシール部材33のそれぞれの断面形状は、案内レール10の断面形状に合わせた切欠部を有したコの字形状をなす。補強部材31c,32c,33cは、案内レール10の断面周縁部の一部に対して所定の間隔を有するコの字形状をなすのに対し、案内レール10の断面周縁部に摺接するリップ部31b,32b,33bの断面形状は、補強部材31c,32c,33cの切欠部よりも小さい切欠部が形成されている。すなわち、リップ部31b,32b,33bは、補強部材31c,32c,33cと重ね合わせたときに、該補強部材31c,32c,33cの切欠部の内方に突出するように形成され、内周部が案内レール10に摺接するシール面とされる。
なお、第1のシール部材31、第2のシール部材32、及び第3のシール部材33のそれぞれのリップ部31b,32b,33bは、互いに材料が同じでも異なっていてもよい。
ここで、各シール部材31,32,33によって構成されるシール部材30が取り付けられるエンドキャップ20bには、シール部材30が取り付けられる面側に位置合わせ用の嵌合片20cが設けられている。嵌合片20cは、例えば、円筒形状をなし、スライダ本体20aのタップ穴25に連通するエンドキャップ20bのタップ孔20d,20dのそれぞれの近傍に、シール部材30が取り付けられる向きに突出して複数設けられる。
一方、各シール部材31,32,33を構成する補強部材31c,32c,33cには、嵌合片20cに嵌合する嵌合孔31d,32d,33dが形成されている(図4(a)参照)。このうち、嵌合孔31dについて図4(b)を参照して具体的に説明する。前述したように、第1のシール部材31は、シール本体部31aと、補強部材31c,31cとにより構成される。こられのうち、補強部材31c,31cには、第1のシール部材31をエンドキャップ20bに取り付けられる際の嵌合片20cの位置に応じて、該嵌合片20cに嵌合する嵌合孔31dが形成されている。すなわち、嵌合孔31dは、同規格で製造された補強部材31c,31cのそれぞれに形成される。また、嵌合孔31dは、補強部材31cを貫通してもよい。
このように、第1のシール部材31を構成する補強部材31c,31cのそれぞれに、同規格で、嵌合片20cに嵌合する嵌合孔31dが形成されているため、各シール部材31,32,33の向きを変えるだけで、リップ部31b,32b,33bの向きを変えることができる。すなわち、各シール部材31,32,33において、それぞれの両外側に配置される1対の補強部材31c,32c,33cが同規格なので、各シール部材31,32,33を裏返すだけで、図3に示す形態から図5に示す後述の形態に容易に変えることができる。
また、図3(a)に示すように、本実施形態に用いられるシール部材30は、第1のシール部材31、第2のシール部材32、及び第3のシール部材33のそれぞれのリップ部31b,32b,33bが全て外方に屈折して案内レール10の断面周縁部に接触している。このように、各リップ部31b,32b,33bが、スライダ本体20aから離れる向きに屈折して案内レール10の断面周縁部に接触することで、スライダ20内部への異物の侵入を防ぐことができる。
また、図3(a)に示すように、本実施形態に用いられるシール部材30は、スライダ本体20aから外方に向けて、それぞれ、第1のシール部材31、第2のシール部材32、及び第3のシール部材33の順で設置された場合、第1のシール部材31、第2のシール部材32、及び第3のシール部材33のそれぞれのリップ部31b,32b,33bの突出部分の長さが、外方に向かうにつれて短くなっている。すなわち、本実施形態のように、リップ部の突出部分を外方に向けたシール部材を重ねる態様では、リップ部の突出部分の長さが、外方に向かうにつれて短くなるようにシール部材が配設される。このような構成とすることで、スライダ20内部への異物の侵入と摩擦力を調節することができる。
具体的には、図3(b)に示すように、補強部材31cの底面31dからリップ部31bの先端部分までの長さをdとし、補強部材32cの底面32dからリップ部32bの先端部分までの長さをdとし、補強部材33cの底面33dからリップ部33bの先端部分までの長さをdとしたとき、これらの長さを、d>d>dとしてもよい。このように、各リップ部31b,32b,33bの長さを異ならせることで、第3のシール部材33で異物の侵入が防げなくても、第3のシール部材33に重畳され、第3のシール部材33のリップ部33bの長さdよりも相対的にリップ部32bの長さdが長い第2のシール部材32によって異物の侵入を防ぐことができる。さらに、第2のシール部材32で異物の侵入が防げなくても、第2のシール部材32に重畳され、第2のシール部材32のリップ部32bの長さdよりも相対的にリップ部31bの長さdが長い第1のシール部材31によって異物の侵入を防ぐことができる。したがって、コストを増加させることなく、効率的にスライダ20内部への異物の侵入を防止することができる。
また、リップ部31b,32b,33bの案内レール10に対する弾性変形の量(しめしろ)は、0mm以上であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜設定される。リップ部31b,32b,33bの弾性変形の具体的な量(しめしろ)としては、例えば0mm以上0.4mm以下が好ましい。
さらに、リップ部31b,32b,33bのうち、最も短いリップ部33bの長さdは、案内レール10とスライダ20との隙間の寸法Dよりもやや長く設定される。したがって、リップ部33bよりも長く形成されるリップ部31b,32bは、図3(a)において仮想線で示した案内レール10に高い圧力で接触することとなる。
このようにして構成された本実施形態の直動案内軸受装置1は、リップ部31b,32b,33bの突出部分の長さが異なる複数のシール部材31,32,33をスライダ20の軸方向の端部に設けたので、コストを増加させることなく、効率的にスライダ20内部への異物の侵入を防止することができる。また、リップ部31b,32b,33bの向きを外方(スライダ本体20aから離れる向き)に向けたシール部材31,32,33が設けられたので、スライダ20内部への異物の侵入を防止することができる。
したがって、スライダ20内部への異物の侵入を防止し、シール部材31,32,33の材料を変更することなく製造コストを低減した直動案内軸受装置1を提供することができる。
また、シール部材31,32,33は、シール本体部31a,32a,33aを1対の補強部材31c,31c、32c,32c、33c,33cで挟んで構成されているので、裏返してスライダ20に取り付けることができる。したがって、リップ部の屈折する向きが異なるだけのシール部材を、設置面に応じて用意する必要がないので、製造コストを低減させることができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態に係る直動案内軸受装置は、各シール部材の構成が前述の第1の実施形態と異なるだけであるので、第1の実施形態と同じ符号を付した同様の構成については説明を省略する。図5は、直動案内軸受装置の第2の実施形態の構成における要部断面図である。図5に示すように、本実施形態では、第1のシール部材31、第2のシール部材32、及び第3のシール部材33のそれぞれのリップ部31b,32b,33bが全て内方に屈折して案内レール10の断面周縁部に接触している。この構成は、リップ部31b,32b,33bの突出部分が全て内方に屈折するように第1のシール部材31、第2のシール部材32、及び第3のシール部材33を配置することで実現できる。例えば、前述の第1の実施形態における第1のシール部材31、第2のシール部材32、及び第3のシール部材33の全てを裏返して重畳させ、スライダ本体20a(エンドキャップ20b)に取り付けることで実現できる。
このように、各リップ部31b,32b,33bが、スライダ本体20aに向いて屈折して案内レール10の断面周縁部に接触するように各シール部材31,32,33を配置することで、スライダ20内部からの潤滑剤の漏れをより確実に防止することができる。
また、図5(a)に示すように、本実施形態に用いられるシール部材30は、第1のシール部材31、第2のシール部材32、及び第3のシール部材33のそれぞれのリップ部31b,32b,33bの突出部分の長さが、外方に向かうにつれて長くなっている。すなわち、本実施形態のように、リップ部の突出部分を内方に向けたシール部材を重ねる態様では、リップ部の突出部分の長さが、外方に向かうにつれて長くなるようにシール部材が配設される。このような構成とすることで、スライダ20内部からの潤滑剤の漏れと摩擦力を調節することができる。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態に係る直動案内軸受装置は、各シール部材の構成が前述の第1の実施形態と異なるだけであるので、第1の実施形態と同じ符号を付した同様の構成については説明を省略する。図6は、直動案内軸受装置の第3の実施形態の構成における要部断面図である。図6に示すように、本実施形態では、スライダ本体20aの両端部に設けられるシール部材30を6つのシール部材から構成されるようにした。具体的には、リップ部31bの長さをdとした第1のシール部材31、リップ部32bの長さをdとした第2のシール部材32、及びリップ部33bの長さをdとした第3のシール部材33(d>d>d)の配置を、スライダ本体20aから離れる向きに、第3のシール部材33、第2のシール部材32、第1のシール部材31、第2のシール部材32、及び第3のシール部材33の順で重畳させている。また、スライダ本体20aに近い側の第3のシール部材33、第2のシール部材32、及び第1のシール部材31のリップ部31b,32b,33bは内方に屈折して案内レール10の断面周縁部に接触している。一方、スライダ本体20aから離れた側の第1のシール部材31、第2のシール部材32、及び第3のシール部材33のリップ部31b,32b,33bは外方に屈折して案内レール10の断面周縁部に接触している。この構成は、例えば、前述の第2の実施形態においてスライダ20に取り付けられた第1のシール部材31、第2のシール部材32、及び第3のシール部材33に加え、第1の実施形態でスライダ20に取り付けられた第1のシール部材31、第2のシール部材32、及び第3のシール部材33をこの配列順でさらに外方に取り付けることで実現できる。
このように、各リップ部33b,32b,31b,31b,32b,33bの長さを変え、スライダ本体20aに対してそれぞれが屈折して案内レール10の断面周縁部に接触する向きを変えることで、スライダ20内部への異物の侵入を防止するだけでなく、スライダ20内部からの潤滑剤の漏れをより確実に防止することができる。
(第4の実施形態)
以下、本発明の第4の実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態に係る直動案内軸受装置は、各シール部材の構成が前述の第1の実施形態と異なるだけであるので、第1の実施形態と同じ符号を付した同様の構成については説明を省略する。図7は、直動案内軸受装置の第4の実施形態の構成における要部断面図である。図7に示すように、本実施形態では、スライダ本体20aの両端部に設けられるシール部材30のうち一方を2つのシール部材32,32から構成されるようにし、他方を3つのシール部材33,31,32から構成されるようにした。一方のシール部材32,32は、突出するリップ部の屈折する向きが共に外方となるように配設した。ここで、同じ符号で示すとおり、スライダ本体20aの一方の端部側のシール部材32,32は、突出するリップ部32bの長さが同じである同規格のシール部材である。また、他方のシール部材33,31,32は、内方からシール部材33(リップ部32bが内方に屈折),31(リップ部31bが外方に屈折),32(リップ部33bが外方に屈折)の順で構成されるように配設した。
このように、スライダ本体20aの一方の端部に設けられるシール部材30を、リップ部32b,32bが外方に屈折したシール部材32,32から構成されるようにすることで、特に、各リップ部32b,32bが屈折する側からのスライダ20内部への異物の侵入を防止することができる。一方、スライダ本体20aの他方の端部に設けられるシール部材30は、シール部材33,31,32により、スライダ20内部への異物の侵入を防止するだけでなく、スライダ20内部からの潤滑剤の漏れをより確実に防止することができる。
なお、本発明に係る直動案内軸受装置及びそれに用いられるシール部材は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、スライダの一方又は他方の端部に複数のシール部材を重畳させて取り付けた例を説明したが、シール部材は、スライダの一方及び他方の少なくともいずれかに1つ取り付けられてもよい。上記シール部材は、裏返すだけで、リップ部の屈折の向きを変えられるので、1つ取り付けるだけでも、専用のシール部材を用意する必要がなく、コスト低減を実現することができる。また、上記実施形態では、転動体としてボールを用いたが、ローラを用いてもよく、転動体を用いない、滑りタイプの直動案内軸受装置としてもよい。
1 直動案内軸受装置
2 搬送装置
10 案内レール
11 転動体転動溝(案内レール側)
20 スライダ
20a スライダ本体
20b エンドキャップ
22 転動体転動溝(スライダ側)
30 シール部材
31 第1のシール部材
32 第2のシール部材
33 第3のシール部材
31b リップ部
32b リップ部
33b リップ部
B ボール(転動体)

Claims (2)

  1. 軸方向に延びる転動体転動溝を有する案内レールの前記転動体転動溝に対向する転動体転動溝を有し、これらの両転動体転動溝間に挿入された多数の転動体の転動を介して軸方向に沿って相対移動可能に前記案内レールに跨架されたスライダの軸方向の端部に、前記スライダの軸方向に沿って外方に向けて重畳して複数取り付けられ、
    前記案内レールの転動体転動溝に摺接するリップ部を備えたシール本体部と、該シール本体部の両面に設けられた補強部材とを有し、
    各シール部材の前記リップ部の突出部分が外方に屈折し、一のシール部材の前記補強部材の底面から前記リップ部の先端までの長さよりも、その外方に重畳して設けられた他のシール部材の前記補強部材の底面から前記リップ部の先端までの長さ、短くなっていることを特徴とするシール部材。
  2. 軸方向に延びる転動体転動溝を有する案内レールと、
    該案内レールの前記転動体転動溝に対向する転動体転動溝を有し、これらの両転動体転動溝間に挿入された多数の転動体の転動を介して軸方向に沿って相対移動可能に前記案内レールに跨架されたスライダと、
    前記スライダの軸方向の端部に、前記スライダの軸方向に沿って外方に向けて重畳して取り付けられた複数のシール部材とを備え、
    前記シール部材が、前記案内レールの転動体転動溝に摺接するリップ部を備えたシール本体部と、該シール本体部の両面に設けられた補強部材とを有し、
    前記シール部材の各々の前記補強部材から突出している前記リップ部の突出部分が外方に屈折し、一のシール部材の前記補強部材の底面から前記リップ部の先端までの長さよりも、その外方に重畳して設けられた他のシール部材の前記補強部材の底面から前記リップ部の先端までの長さ、短くなっていることを特徴とする直動案内軸受装置。
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