JPH06264923A - 直動案内装置 - Google Patents
直動案内装置Info
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- JPH06264923A JPH06264923A JP5078817A JP7881793A JPH06264923A JP H06264923 A JPH06264923 A JP H06264923A JP 5078817 A JP5078817 A JP 5078817A JP 7881793 A JP7881793 A JP 7881793A JP H06264923 A JPH06264923 A JP H06264923A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide rail
- guide
- wipers
- bearing block
- rolling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/08—Arrangements for covering or protecting the ways
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/005—Guide rails or tracks for a linear bearing, i.e. adapted for movement of a carriage or bearing body there along
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6637—Special parts or details in view of lubrication with liquid lubricant
- F16C33/6685—Details of collecting or draining, e.g. returning the liquid to a sump
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 直動案内装置の転がり案内面への切粉、切削
水の侵入を防止し、かつ切削水と潤滑油の混合を防止
し、またワイパーのシール能力を改良する。 【構成】 両側面部に転がり案内面22を有する直線状
の案内レール20と、この案内レール上を往復動するベ
アリングブロック40とからなる直動案内装置におい
て、案内レール20はレール両側下部をボルトで固定
し、案内レール上面の両側縁部24を転がり案内面22
より外方に張り出して形成し、両側縁部24より適当距
離dだけ内側に案内レール20の両側下部に沿って油受
け溝26を有する潤滑油排出手段28,29を設けた。
また、ベアリングブロック40の端面に二重ワイパー5
2,54を取り付け、両ワイパーと案内レール表面との
間に密閉空間58を形成し、この密閉空間に加圧空気を
導入する手段を設けた。
水の侵入を防止し、かつ切削水と潤滑油の混合を防止
し、またワイパーのシール能力を改良する。 【構成】 両側面部に転がり案内面22を有する直線状
の案内レール20と、この案内レール上を往復動するベ
アリングブロック40とからなる直動案内装置におい
て、案内レール20はレール両側下部をボルトで固定
し、案内レール上面の両側縁部24を転がり案内面22
より外方に張り出して形成し、両側縁部24より適当距
離dだけ内側に案内レール20の両側下部に沿って油受
け溝26を有する潤滑油排出手段28,29を設けた。
また、ベアリングブロック40の端面に二重ワイパー5
2,54を取り付け、両ワイパーと案内レール表面との
間に密閉空間58を形成し、この密閉空間に加圧空気を
導入する手段を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、工作機械、産業用ロ
ボット等の直線往復運動機構に使用される直動案内装置
に関し、特に工作機械のテーブル送り装置に適した直動
案内装置の改良に関する。
ボット等の直線往復運動機構に使用される直動案内装置
に関し、特に工作機械のテーブル送り装置に適した直動
案内装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】直動案内装置は、直線状の案内レール
と、当該案内レール上を往復動するベアリングブロック
とを備え、ベアリングブロックに設けた循環路に多数の
転動体を挿入して循環させる構成である。案内レールを
工作機械のベッド等に固定する手段は、例えば特開昭6
0−139912号公報に示されるように、案内レール
の中心線に沿って適宜ボルト孔を設け、ボルトでベッド
に固定する方式が一般的である。工作機械の加工領域全
体は多段スライドカバーで覆われ、また案内レールの上
方には蛇腹またはスチールのカバーが設けられている
が、何れも切粉を防止するには不十分であった。特に蛇
腹カバーの場合は水に対して耐久性が充分でなく、また
ストローク面で制約を受けた。このため直動案内装置の
ベアリングブロックの両端面には、案内レール上の切粉
がベアリングブロック内部に入らないようにワイパーが
取り付けられているが、案内レール上面に位置するボル
ト孔に切粉が堆積してワイパーの効果が妨げられ、ある
いはワイパーの下部がボルト孔により損傷して切粉がベ
アリングブロック内部に侵入しやすくなり、このため切
粉が転動体と転がり案内面の間に侵入してベアリンクブ
ロックの摩擦抵抗が増大して破損するという問題があっ
た。これに対し案内レール上面のボルト孔をなくすた
め、案内レールの下方からボルトを挿入してベッドに固
定する提案があるが、この方式は取り付け精度及び取り
付け作業性に問題があり、また剛性にも弱い。またレー
ル中央のボルト孔にキャップを設ける対策がなされてい
るが、このキャップの上面をレール一般面と同一平面に
保つのが困難で、次第に切粉や切削水が溜り、これがベ
アリングブロックのワイパーで押し出されて上記のよう
な問題が生じている。さらにボルト孔にレール全長にわ
たってテーピングを施す対策案はコストアップにつなが
る。上記の問題に対して本発明の出願人は、別の出願で
案内レールの固定ボルトをレール中央からレール両側面
下部に移す案を提供している。これにより上記のような
問題はほぼ解決されたが、なお次のような問題点があ
る。すなわち従来から加工部における切削水と直動案内
装置の転がり転動面に対する潤滑油は別々に回収されて
いたが、両者の分離は充分でなく切削水と潤滑油が混じ
りあうという問題があった。切削水タンクへ潤滑油が入
ると、バクテリアによって切削水が腐敗して酸性にな
り、直動案内装置が錆びるという問題があった。一方潤
滑油回収タンクは容積が小さく、これに切削水が入ると
すぐオーバーフローするという問題があった。さらに案
内レールの上面から切粉および切削水が転がり案内面に
落下すると、案内面に施した潤滑油被膜が乳化し、被膜
が流れて潤滑能力が低下し、また案内面が錆びるという
問題があった。
と、当該案内レール上を往復動するベアリングブロック
とを備え、ベアリングブロックに設けた循環路に多数の
転動体を挿入して循環させる構成である。案内レールを
工作機械のベッド等に固定する手段は、例えば特開昭6
0−139912号公報に示されるように、案内レール
の中心線に沿って適宜ボルト孔を設け、ボルトでベッド
に固定する方式が一般的である。工作機械の加工領域全
体は多段スライドカバーで覆われ、また案内レールの上
方には蛇腹またはスチールのカバーが設けられている
が、何れも切粉を防止するには不十分であった。特に蛇
腹カバーの場合は水に対して耐久性が充分でなく、また
ストローク面で制約を受けた。このため直動案内装置の
ベアリングブロックの両端面には、案内レール上の切粉
がベアリングブロック内部に入らないようにワイパーが
取り付けられているが、案内レール上面に位置するボル
ト孔に切粉が堆積してワイパーの効果が妨げられ、ある
いはワイパーの下部がボルト孔により損傷して切粉がベ
アリングブロック内部に侵入しやすくなり、このため切
粉が転動体と転がり案内面の間に侵入してベアリンクブ
ロックの摩擦抵抗が増大して破損するという問題があっ
た。これに対し案内レール上面のボルト孔をなくすた
め、案内レールの下方からボルトを挿入してベッドに固
定する提案があるが、この方式は取り付け精度及び取り
付け作業性に問題があり、また剛性にも弱い。またレー
ル中央のボルト孔にキャップを設ける対策がなされてい
るが、このキャップの上面をレール一般面と同一平面に
保つのが困難で、次第に切粉や切削水が溜り、これがベ
アリングブロックのワイパーで押し出されて上記のよう
な問題が生じている。さらにボルト孔にレール全長にわ
たってテーピングを施す対策案はコストアップにつなが
る。上記の問題に対して本発明の出願人は、別の出願で
案内レールの固定ボルトをレール中央からレール両側面
下部に移す案を提供している。これにより上記のような
問題はほぼ解決されたが、なお次のような問題点があ
る。すなわち従来から加工部における切削水と直動案内
装置の転がり転動面に対する潤滑油は別々に回収されて
いたが、両者の分離は充分でなく切削水と潤滑油が混じ
りあうという問題があった。切削水タンクへ潤滑油が入
ると、バクテリアによって切削水が腐敗して酸性にな
り、直動案内装置が錆びるという問題があった。一方潤
滑油回収タンクは容積が小さく、これに切削水が入ると
すぐオーバーフローするという問題があった。さらに案
内レールの上面から切粉および切削水が転がり案内面に
落下すると、案内面に施した潤滑油被膜が乳化し、被膜
が流れて潤滑能力が低下し、また案内面が錆びるという
問題があった。
【0003】さらにまた、従来から直動案内装置はベア
リングブロック内部にミスト状となった切削水および粉
塵(鋳物の微細な切粉等)が侵入するのを防止するた
め、ベアリングブロックの両端面にはゴム、合成樹脂等
で形成したワイパーを取り付け、ワイパーの下縁と案内
レール表面の間に押代を有するリップを構成している。
さらにこのワイパーを二重に設けて切粉等の侵入を二段
構えで防止し、あるいは二重ワイパーの外側に案内レー
ル外形に対して例えば0.5〓の隙間を有するスクレー
パーを設け、第1段階として比較的大きい切粉を除去す
るなどの手段が設けられている。しかしながら、これら
のワイパーまたはスクレーパーの効果が充分でないた
め、ベアリングブロック内部に加圧空気を導入して内圧
を高め、ミスト状の切削水および微細な切粉の侵入を防
止する対策がなされている。しかし、これは加圧空気の
湿度が高い場合、ベアリングブロック内部で結露し、直
動案内装置が錆びる恐れがあるため、導入する空気を清
浄に保ち湿度を低くしなければならず、空気の管理のた
めにコストが高くなるという問題があった。
リングブロック内部にミスト状となった切削水および粉
塵(鋳物の微細な切粉等)が侵入するのを防止するた
め、ベアリングブロックの両端面にはゴム、合成樹脂等
で形成したワイパーを取り付け、ワイパーの下縁と案内
レール表面の間に押代を有するリップを構成している。
さらにこのワイパーを二重に設けて切粉等の侵入を二段
構えで防止し、あるいは二重ワイパーの外側に案内レー
ル外形に対して例えば0.5〓の隙間を有するスクレー
パーを設け、第1段階として比較的大きい切粉を除去す
るなどの手段が設けられている。しかしながら、これら
のワイパーまたはスクレーパーの効果が充分でないた
め、ベアリングブロック内部に加圧空気を導入して内圧
を高め、ミスト状の切削水および微細な切粉の侵入を防
止する対策がなされている。しかし、これは加圧空気の
湿度が高い場合、ベアリングブロック内部で結露し、直
動案内装置が錆びる恐れがあるため、導入する空気を清
浄に保ち湿度を低くしなければならず、空気の管理のた
めにコストが高くなるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は直動案内装置
の転がり案内面に切粉、切削水が侵入するのを防止し、
また切削水と潤滑油が混合するのを防止した直動案内装
置の提供を目的とする。また本発明は、ベアリングブロ
ック内部にミスト状の切削水および微細な切粉が侵入す
るのを防止するため、シール能力を改良したワイパーを
有する直動案内装置の提供を目的とする。
の転がり案内面に切粉、切削水が侵入するのを防止し、
また切削水と潤滑油が混合するのを防止した直動案内装
置の提供を目的とする。また本発明は、ベアリングブロ
ック内部にミスト状の切削水および微細な切粉が侵入す
るのを防止するため、シール能力を改良したワイパーを
有する直動案内装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題は、両側
面部に転がり案内面(22)を有する直線状の案内レー
ル(20)と、この案内レール上を往復動するベアリン
グブロック(40)とからなる直動案内装置であって、
前記ベアリングブロックが前記転がり案内面上を転動す
る多数の転動体(44,46)とこれらの転動体の循環
路(43,45)とを備え、前記案内レールがレール両
側下部に備えたボルト孔(23)を介してボルトで固定
され、前記案内レールの上面の両側縁部(24)が前記
転がり案内面より外方に張り出して形成され、前記側縁
部より適当距離だけ内側に前記案内レールの両側下部に
沿って油受け溝(26)を有する潤滑油排出手段(2
8,29)が設けられた、第1の発明の直動案内装置に
よって解決できる。
面部に転がり案内面(22)を有する直線状の案内レー
ル(20)と、この案内レール上を往復動するベアリン
グブロック(40)とからなる直動案内装置であって、
前記ベアリングブロックが前記転がり案内面上を転動す
る多数の転動体(44,46)とこれらの転動体の循環
路(43,45)とを備え、前記案内レールがレール両
側下部に備えたボルト孔(23)を介してボルトで固定
され、前記案内レールの上面の両側縁部(24)が前記
転がり案内面より外方に張り出して形成され、前記側縁
部より適当距離だけ内側に前記案内レールの両側下部に
沿って油受け溝(26)を有する潤滑油排出手段(2
8,29)が設けられた、第1の発明の直動案内装置に
よって解決できる。
【0006】上記第2の課題は、両側面部に転がり案内
面(22)を有する直線状の案内レール(20)と、こ
の案内レール上を往復動するベアリングブロック(4
0)とからなる直動案内装置であって、前記ベアリング
ブロックの端面に弾性体からなる第1および第2のワイ
パー(52,54)を取り付け、前記両ワイパー間にス
ペーサ(56)を挿入して両ワイパーと案内レール表面
との間に密閉空間(58)を形成し、前記密閉空間に加
圧空気を導入する手段(56a)を設けた、第2の発明
の直動案内装置によって解決できる。
面(22)を有する直線状の案内レール(20)と、こ
の案内レール上を往復動するベアリングブロック(4
0)とからなる直動案内装置であって、前記ベアリング
ブロックの端面に弾性体からなる第1および第2のワイ
パー(52,54)を取り付け、前記両ワイパー間にス
ペーサ(56)を挿入して両ワイパーと案内レール表面
との間に密閉空間(58)を形成し、前記密閉空間に加
圧空気を導入する手段(56a)を設けた、第2の発明
の直動案内装置によって解決できる。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて、本考案の実施例を説
明する。図1は、工作機械において、本発明の直動案内
装置を用いたテーブルの案内機構を示す。工作機械のベ
ッド10上には、多角形の断面形状を有する案内レール
20が2本取り付けられている。2本の案内レール20
は、工作機械のテーブル30に取り付けられたベアリン
グブロック40をそれぞれ載置して、紙面に垂直な方向
に案内する。
明する。図1は、工作機械において、本発明の直動案内
装置を用いたテーブルの案内機構を示す。工作機械のベ
ッド10上には、多角形の断面形状を有する案内レール
20が2本取り付けられている。2本の案内レール20
は、工作機械のテーブル30に取り付けられたベアリン
グブロック40をそれぞれ載置して、紙面に垂直な方向
に案内する。
【0008】図2(A)は、図1の直動案内装置の案内
レール20およびベアリングブロック40の要部を示す
側面図である。ただしワイパー50は案内レール20上
面に位置する部分の断面のみを示す。
レール20およびベアリングブロック40の要部を示す
側面図である。ただしワイパー50は案内レール20上
面に位置する部分の断面のみを示す。
【0009】図2(B)は、図2(A)のA−A断面及
びB−B断面を図の中心線Lの両側にそれぞれ示す。B
−B断面には案内レール20の転がり案内面22を転動
する転動体すなわちローラ44および46が鎖線で示さ
れている。これらのローラ44および46は、ベアリン
グブロック40のブロック本体42内部に形成された循
環路43および45(鎖線で示す)の内部を循環する。
案内レール20の両側下部にはボルト孔23が設けら
れ、固定ボルト(図示せず)によって工作機械のベッド
(図示せず)等に固定される。案内レール20の上面の
両側縁部24は転がり案内面22より外方に張り出して
形成されている。
びB−B断面を図の中心線Lの両側にそれぞれ示す。B
−B断面には案内レール20の転がり案内面22を転動
する転動体すなわちローラ44および46が鎖線で示さ
れている。これらのローラ44および46は、ベアリン
グブロック40のブロック本体42内部に形成された循
環路43および45(鎖線で示す)の内部を循環する。
案内レール20の両側下部にはボルト孔23が設けら
れ、固定ボルト(図示せず)によって工作機械のベッド
(図示せず)等に固定される。案内レール20の上面の
両側縁部24は転がり案内面22より外方に張り出して
形成されている。
【0010】案内レール20の両側下部には長手方向に
沿って油受け溝26が形成されている。油受け溝26
は、図3に示されるように、側縁部24より適当距離d
だけ内側に位置している。油受け溝26の底部には適当
な間隔(図2(A)参照)で油排出孔28が斜めに形成
され、案内レール20の下面に設けられた油排出溝29
に連通している。ベアリングブロック本体42の両端面
にはエンドプレートすなわちリターンキャップ42aが
取り付けられ、リターンキャップ42a外面にはワイパ
ー50、その外側にスクレーパー60が取付ねじ61に
よって取り付けられている。ワイパー50は、第1ワイ
パー52,第2ワイパー54がスペーサ56を挟んで積
層された二重ワイパーで構成され、さらにスペーサ56
の下端面に補助ワイパー53が取り付けられている。ワ
イパー52,53,54はゴム、合成樹脂等の弾性体で
形成されている。案内レール20の表面と接する部分
は、図2(A)に示されるように外方に傾斜したリップ
52a,54aが形成され、これらのリップは案内レー
ル20の表面に対して押代を有し、密着している。スク
レーパー60のリップ60aは案内レール20の表面に
対して僅かな隙間(例えば0.5〓)を有し、比較的大
きな切粉を除去する。
沿って油受け溝26が形成されている。油受け溝26
は、図3に示されるように、側縁部24より適当距離d
だけ内側に位置している。油受け溝26の底部には適当
な間隔(図2(A)参照)で油排出孔28が斜めに形成
され、案内レール20の下面に設けられた油排出溝29
に連通している。ベアリングブロック本体42の両端面
にはエンドプレートすなわちリターンキャップ42aが
取り付けられ、リターンキャップ42a外面にはワイパ
ー50、その外側にスクレーパー60が取付ねじ61に
よって取り付けられている。ワイパー50は、第1ワイ
パー52,第2ワイパー54がスペーサ56を挟んで積
層された二重ワイパーで構成され、さらにスペーサ56
の下端面に補助ワイパー53が取り付けられている。ワ
イパー52,53,54はゴム、合成樹脂等の弾性体で
形成されている。案内レール20の表面と接する部分
は、図2(A)に示されるように外方に傾斜したリップ
52a,54aが形成され、これらのリップは案内レー
ル20の表面に対して押代を有し、密着している。スク
レーパー60のリップ60aは案内レール20の表面に
対して僅かな隙間(例えば0.5〓)を有し、比較的大
きな切粉を除去する。
【0011】図3および図4は、案内レール20の断面
詳細および変形例を示す。案内レール20の上面の両側
縁部24は、案内溝26の外側の線に対して適当な距離
dだけ外側に張り出している。案内レール20の上面は
傾斜をつけて切削水および切粉の側方への排出をよくす
ることもできる。また図3左側半分に示すように案内レ
ール20の上面に別体のライナー25をレール両端でピ
ン25aにより取り付けることも可能である。同様にラ
イナー25の上面も図示のように傾斜をつけてもよい。
さらに図4に示すように、案内レール20の両側縁部2
4の断面は、下面側に切欠き24aを形成して切削水の
落下の際の水切れをよくすることも可能である。油受け
溝26は、案内レール20に直接設けてもよく、また図
3の左側に示すように長手方向に沿ってプレート27を
取り付けた構造の案内溝26としてもよい。油排出溝2
9の断面両側には帯状ゴムなどのシール29aを設けて
ある。
詳細および変形例を示す。案内レール20の上面の両側
縁部24は、案内溝26の外側の線に対して適当な距離
dだけ外側に張り出している。案内レール20の上面は
傾斜をつけて切削水および切粉の側方への排出をよくす
ることもできる。また図3左側半分に示すように案内レ
ール20の上面に別体のライナー25をレール両端でピ
ン25aにより取り付けることも可能である。同様にラ
イナー25の上面も図示のように傾斜をつけてもよい。
さらに図4に示すように、案内レール20の両側縁部2
4の断面は、下面側に切欠き24aを形成して切削水の
落下の際の水切れをよくすることも可能である。油受け
溝26は、案内レール20に直接設けてもよく、また図
3の左側に示すように長手方向に沿ってプレート27を
取り付けた構造の案内溝26としてもよい。油排出溝2
9の断面両側には帯状ゴムなどのシール29aを設けて
ある。
【0012】上記のように構成された本発明の直動案内
装置の作用を説明する。本発明の案内レール20は、上
面の両側縁部24が転がり案内面22及びその下部の油
受け溝26より外方に張り出しているから、加工領域に
おける切削水および切粉は案内レール20上面から両側
縁部24に流れ、油受け溝26の外側に落下する。この
切削水は案内レール20の端部に設けられた回収タンク
(図示せず)に回収され、案内面22の潤滑油が混合す
ることはない。この場合、図3のライナー25のように
上面に傾斜を設けると、さらに案内レール20上面の切
削水および切粉の外方への排出が良好に行われる。また
図4の側縁部24のように、下面に水切り用の切欠き2
4aが設けられた場合は、切削水が側縁部24の下面に
回り込んで転がり案内面22へ伝わるのが防止され、切
削水と潤滑油の分離が一層効果的に行われる。
装置の作用を説明する。本発明の案内レール20は、上
面の両側縁部24が転がり案内面22及びその下部の油
受け溝26より外方に張り出しているから、加工領域に
おける切削水および切粉は案内レール20上面から両側
縁部24に流れ、油受け溝26の外側に落下する。この
切削水は案内レール20の端部に設けられた回収タンク
(図示せず)に回収され、案内面22の潤滑油が混合す
ることはない。この場合、図3のライナー25のように
上面に傾斜を設けると、さらに案内レール20上面の切
削水および切粉の外方への排出が良好に行われる。また
図4の側縁部24のように、下面に水切り用の切欠き2
4aが設けられた場合は、切削水が側縁部24の下面に
回り込んで転がり案内面22へ伝わるのが防止され、切
削水と潤滑油の分離が一層効果的に行われる。
【0013】一方案内レール20の転がり案内面22に
対して施された潤滑油は、案内面に沿って案内レール2
0の下部の油受け溝26に落下し、適所に設けられた油
排出孔28から案内レール下面の油排出溝29に集めら
れ、案内レール20の端部に設けられた潤滑油回収タン
ク(図示せず)に回収される。この回収された潤滑油に
は切削水は混合していないので、従来のように切削水に
よって潤滑油回収タンクがすぐにオーバーフローするよ
うなことは防止される。
対して施された潤滑油は、案内面に沿って案内レール2
0の下部の油受け溝26に落下し、適所に設けられた油
排出孔28から案内レール下面の油排出溝29に集めら
れ、案内レール20の端部に設けられた潤滑油回収タン
ク(図示せず)に回収される。この回収された潤滑油に
は切削水は混合していないので、従来のように切削水に
よって潤滑油回収タンクがすぐにオーバーフローするよ
うなことは防止される。
【0014】本発明のベアリングブロック40の端面に
設けられたワイパー50は、図2に示されるように、案
内レール20の表面との間に密閉空間すなわちエアポケ
ット58が形成され、スペーサー56に設けられたエア
導入口56aから加圧された空気が導入されている。こ
のため、図5に示すように、第1ワイパー52のリップ
52aは上面から案内レール20の表面に対して押圧さ
れ、また、第2ワイパー54のリップ54aは内側から
与圧されている。従って、直動案内装置の作動中、ミス
ト状の切削水及び微細な切粉等は、本発明のワイパー5
0によってベアリングブロック40内部への侵入が完全
に防止される。
設けられたワイパー50は、図2に示されるように、案
内レール20の表面との間に密閉空間すなわちエアポケ
ット58が形成され、スペーサー56に設けられたエア
導入口56aから加圧された空気が導入されている。こ
のため、図5に示すように、第1ワイパー52のリップ
52aは上面から案内レール20の表面に対して押圧さ
れ、また、第2ワイパー54のリップ54aは内側から
与圧されている。従って、直動案内装置の作動中、ミス
ト状の切削水及び微細な切粉等は、本発明のワイパー5
0によってベアリングブロック40内部への侵入が完全
に防止される。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明の直動案
内装置は、案内レールの上面の両側縁部を外方に張り出
し、また、案内レールの両側下部に沿って油受け溝を有
する潤滑油排出手段が設けられているので、案内レール
上面の切削水および切粉は案内レールの外側に排出され
る。また、案内レールの転がり案内面の潤滑油は油受け
溝に沿って流れ、油排出孔、油排出溝を通って潤滑油回
収タンクに集められる。したがって案内レール上面の切
粉が転がり案内面に侵入してローラとの間に噛み込むの
が防止され、また切削水による潤滑油被膜の乳化による
潤滑能力の低下が防止される効果がある。さらに、切削
水と潤滑油の混合が防止され、したがってバクテリアに
よる腐敗のため切削水が酸性になるのが防止され、直動
案内装置の防錆に効果がある。さらにまた、潤滑油と切
削水が分離されるので、潤滑油回収タンクのオーバーフ
ローが防止される効果がある。第2の発明の直動案内装
置は、上記に説明した構成のワイパーを有し、第1およ
び第2のワイパーと案内レール表面との間に密閉空間と
してエアポケットが形成され、このエアポケットに加圧
空気が導入されるので、ベアリングブロックの両端面に
おけるワイパーの機能が向上し、ベアリングブロック内
部に対するミスト状の切削水および微細な切粉の侵入が
完全に防止されるという効果がある。
内装置は、案内レールの上面の両側縁部を外方に張り出
し、また、案内レールの両側下部に沿って油受け溝を有
する潤滑油排出手段が設けられているので、案内レール
上面の切削水および切粉は案内レールの外側に排出され
る。また、案内レールの転がり案内面の潤滑油は油受け
溝に沿って流れ、油排出孔、油排出溝を通って潤滑油回
収タンクに集められる。したがって案内レール上面の切
粉が転がり案内面に侵入してローラとの間に噛み込むの
が防止され、また切削水による潤滑油被膜の乳化による
潤滑能力の低下が防止される効果がある。さらに、切削
水と潤滑油の混合が防止され、したがってバクテリアに
よる腐敗のため切削水が酸性になるのが防止され、直動
案内装置の防錆に効果がある。さらにまた、潤滑油と切
削水が分離されるので、潤滑油回収タンクのオーバーフ
ローが防止される効果がある。第2の発明の直動案内装
置は、上記に説明した構成のワイパーを有し、第1およ
び第2のワイパーと案内レール表面との間に密閉空間と
してエアポケットが形成され、このエアポケットに加圧
空気が導入されるので、ベアリングブロックの両端面に
おけるワイパーの機能が向上し、ベアリングブロック内
部に対するミスト状の切削水および微細な切粉の侵入が
完全に防止されるという効果がある。
【図1】本発明の概要を示す正面図である。
【図2】(A)本発明の要部を示す一部断面側面図であ
る。(B)図示左側は図2(A)のA−A線で切った半
断面図、図示右側は図2(A)のB−B線で切った半断
面図である。
る。(B)図示左側は図2(A)のA−A線で切った半
断面図、図示右側は図2(A)のB−B線で切った半断
面図である。
【図3】図示右側は本発明を詳細に説明するための案内
レールの半断面図、図示左側は別の実施例による案内レ
ールの半断面図である。
レールの半断面図、図示左側は別の実施例による案内レ
ールの半断面図である。
【図4】本発明の案内レール上面のさらに別の実施例を
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
【図5】本発明のエアポケットの作用説明図である。
20 案内レール 22 転がり案内面 23 ボルト孔 24 レール上面側縁部 26 油受け溝 28 油排出孔 29 油排出溝 40 ベアリングブロック 43,45 循環路 44,46 ローラ(転動体) 50 ワイパー 52 第1ワイパー 54 第2ワイパー 56 スペーサ 56a エア導入口(加圧空気導入手段) 58 エアポケット(密閉空間)
Claims (5)
- 【請求項1】 両側面部に転がり案内面を有する直線状
の案内レールと、当該案内レール上を往復動するベアリ
ングブロックとからなる直動案内装置であって、前記ベ
アリングブロックが前記転がり案内面上を転動する多数
の転動体と当該転動体の循環路とを備え、前記案内レー
ルがレール両側下部に備えたボルト孔を介してボルトで
固定され、前記案内レールの上面の両側縁部が前記転が
り案内面より外方に張り出して形成され、前記側縁部よ
り適当距離だけ内側に前記案内レールの両側下部に沿っ
て油受け溝を有する潤滑油排出手段が設けられたことを
特徴とする直動案内装置。 - 【請求項2】 前記潤滑油排出手段が前記油受け溝と前
記案内レールの下面に設けられた油排出溝と前記油受け
溝から前記油排出溝へ連通する油排出孔とからなること
を特徴とする請求項1に記載の直動案内装置。 - 【請求項3】 両側面部に転がり案内面を有する直線状
の案内レールと、当該案内レール上を往復動するベアリ
ングブロックとからなる直動案内装置であって、前記ベ
アリングブロックの端面に弾性体からなる第一および第
二のワイパーを取り付け、前記両ワイパー間にスペーサ
を挿入して両ワイパーと案内レール表面との間に密閉空
間を形成し、前記密閉空間に加圧空気を導入する手段を
設けたことを特徴とする直動案内装置。 - 【請求項4】 前記ベアリングブロックの端面に弾性体
からなる第一および第二のワイパーを取り付け、前記両
ワイパー間にスペーサを挿入して両ワイパーと案内レー
ル表面との間に密閉空間を形成し、前記密閉空間に加圧
空気を導入する手段を設けたことを特徴とする請求項1
に記載の直動案内装置。 - 【請求項5】 前記ベアリングブロックの端面に弾性体
からなる第一および第二のワイパーを取り付け、前記両
ワイパー間にスペーサを挿入して両ワイパーと案内レー
ル表面との間に密閉空間を形成し、前記密閉空間に加圧
空気を導入する手段を設けたことを特徴とする請求項2
に記載の直動案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5078817A JPH06264923A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 直動案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5078817A JPH06264923A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 直動案内装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06264923A true JPH06264923A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=13672399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5078817A Pending JPH06264923A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 直動案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06264923A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP2613063A4 (en) * | 2010-09-01 | 2016-11-16 | Nsk Ltd | GUIDE FOR LINEAR MOTIONS |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP5078817A patent/JPH06264923A/ja active Pending
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