JPH07305722A - 直動転がり案内ユニット - Google Patents

直動転がり案内ユニット

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JPH07305722A
JPH07305722A JP12080694A JP12080694A JPH07305722A JP H07305722 A JPH07305722 A JP H07305722A JP 12080694 A JP12080694 A JP 12080694A JP 12080694 A JP12080694 A JP 12080694A JP H07305722 A JPH07305722 A JP H07305722A
Authority
JP
Japan
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seal
guide unit
linear motion
rolling guide
track rail
Prior art date
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Pending
Application number
JP12080694A
Other languages
English (en)
Inventor
Norimasa Agari
憲正 上利
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Nippon Thompson Co Ltd
Original Assignee
Nippon Thompson Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直動転がり案内ユニットにおいて、エンドキ
ャップをケーシングから分解せずに、上面シールをスラ
イダに対して簡単に取り付け取り外すこと。 【構成】 直動転がり案内ユニットにおける上面シール
19は芯金20の長手方向両端に舌片30を有する。側
面シール6は舌片30が挿入される挿入孔24を有す
る。舌片30を挿入孔24に差し込んだときの嵌合長さ
Lは側面シール6の芯金16の厚さ程度でる。スライダ
7は、エンドキャップ5の外側端面27に側面シール6
を重ね合わせ、ケーシング2に対してエンドキャップ5
と側面シール6を一緒にねじ31で締め付けて組み立て
られる。ねじ31を緩めれば、両側面シール6の間隔を
拡げることができ、舌片30を挿入孔24から抜くこと
ができ、上面シール19はスライダ7から簡単に取り外
すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ケーシング、エンド
キャップ等から成るスライダを転動体を介して軌道レー
ル上で摺動可能に構成した直動転がり案内ユニットに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、直動転がり案内ユニットは、図1
1に示すようなものが知られている。図11は従来の直
動転がり案内ユニットの一例を示す斜視図である。従来
の直動転がり案内ユニットは、長手方向両側壁面11に
軌道溝9を形成した軌道レール1と、該軌道レール1上
を跨架して摺動可能に装着されたスライダ7から構成さ
れている。スライダ7は、軌道レール1に対して相対摺
動可能であり且つ各軌道溝9に対向する位置に軌道溝8
を形成したケーシング2、対向する軌道溝8,9間で相
対移動可能に転走する多数のボールからなる転動体4、
ケーシング2の摺動方向即ち長手方向両端にそれぞれ取
り付けたエンドキャップ5、エンドキャップ5の端面に
は側面シール6、及びケーシング2とエンドキャップ5
との下面に配置された下面シール3を有している。ケー
シング2から転動体4が脱落するのを防止するため、保
持バンド17が転動体4を囲むようにケーシング2に取
り付けられている。側面シール6の端面には、軌道レー
ル1とスライダ7間の摺動面に潤滑剤を供給するためグ
リースニップル18が設けられている。
【0003】スライダ7は、軌道レール1に跨架した状
態に載置され、軌道レール1の軌道溝9に沿って循環す
る多数のボールからなる転動体4の介在で自在に摺動す
るものである。即ち、軌道レール1の軌道溝9を走行す
る負荷域の転動体4は、エンドキャップ5内に形成され
た方向転換路(図示せず)に導かれ、更にケーシング2
の軌道溝8と平行にその上方に形成されたリターン通路
孔10に移動し、多数の転動体4は無限循環路内を無限
循環するものである。このように、スライダ7に形成さ
れた軌道溝8と軌道レール1の軌道溝9との間に位置す
る負荷された転動体4の転動により、軌道レール1とス
ライダ7とが摺動自在に相対運動することができる。
【0004】直動転がり案内ユニットにおいては、軌道
レール1の軌道溝9やスライダ7の軌道溝8にゴミ、
塵、埃、切粉等の異物が付着すると、スライダ7が軌道
レール1上を摺動する際に転動体4の円滑な転動を妨げ
る原因となることから、異物のスライダ7内への侵入を
防止するため、スライダ7と軌道レール1との間にシー
ル装置が設けられている。シール装置としては、エンド
キャップ5の外側端面に取り付けた側面シール6、スラ
イダ7の下面に設けた下面シール3等である。
【0005】軌道レール1の上面14に付着した異物の
排除は側面シール6が効果的であるが、軌道レール1の
ボルト挿通孔33に溜まった異物はスライダ7の内部に
入り込んでしまう。即ち、直動転がり案内ユニットは、
軌道レール1をベース上の取り付けるため、軌道レール
1に形成したボルト挿通孔33に取付ボルトを挿通して
いる。そして、ボルト挿通孔33に挿通した取付ボルト
の上面に埋栓(図示せず)を埋め込んでボルト挿通孔3
3の開口部分が軌道レール1の上面14と同一面になる
ように構成しているが、必ずしもボルト挿通孔33の開
口部が正確に上面14と同一面になっていないことがあ
り、そのボルト挿通孔33の開口部に異物が溜まり易
い。このような開口或いは軌道レール1の上面14に溜
まった異物を側面シール6で完全に払拭することは困難
であり、側面シール6を潜り抜けた異物がスライダ7の
内部で飛散すると、転動体4が転走する軌道溝8,9に
侵入する可能性が発生する。そこで、従来の直動転がり
案内ユニットでは、側面シール6から侵入してきた異物
が軌道溝8,9に侵入するのを防ぐために上面シールが
設けられている。
【0006】上記シール装置を構成する上面シールの一
例として、従来、図8に示したようなものが知られてい
る(実公平6−2026号公報参照)。図8は従来の直
動転がり案内ユニットにおいて、エンドキャップの右半
分を切除して示した正面図である。上面シール50は、
横断面コ字状のスライダ51の下面52に軌道レール5
3の上面56と対向して取り付けられる。上面シール5
0は、ばね性能を備えるべく鋼板を上に凸に折り曲げて
形成したばね板54と、該ばね板54の両側縁にそれぞ
れ固着され且つ軌道レール53の長手方向に長く延びる
一対のシール板55とから構成されている。シール板5
5は横断面形状が長方形であり、シール板55の下面は
ばね板54によって軌道レール53の上面に押しつけら
れ、長手方向に面接触するものである。或いは、シール
板55は、下面に複数の突条を長手方向に沿って形成す
ることによって、シール板55の下面が軌道レール53
の上面56と長手方向に線接触するようにしたものであ
ってもよい。上面シール50は、ばね板54の部分をス
ライダ51の下面52に当ててねじ57で固定してスラ
イダ51の下面52に取り付けられる。
【0007】上記従来例の直動転がり案内ユニットで
は、シール装置を構成する側面シール45がエンドキャ
ップ46に小ねじ47を用いて取り付けられている。側
面シール45は半円形のシール突起48を有し、シール
突起48が軌道レール53の側壁に形成されて軌道溝4
9に付着した異物を払拭して除去する。また、エンドキ
ャップ46にはグリースニップル58が取り付けられて
おり、グリースニップル58から供給されたグリースは
スライダ51の軌道溝59に供給される。
【0008】また、上面シールについての別の従来例と
して、例えば図9及び図10に示したようなものが知ら
れている(特開平5−26236号公報参照)。図9は
従来の直動転がり案内ユニットを示す拡大断面図であ
り、図10は上面シールの平面図である。上面シール6
0は、横断面コ字状のスライダ61内部の下面62に軌
道レール63の上面64と対向して取り付けられる。上
面シール60は、平板状のプレート65と、該プレート
65の両側縁にそれぞれ固着され且つ軌道レール63の
長手方向に長く延びる一対のシール板66とから構成さ
れている。
【0009】プレート65は軌道レール63に形成した
ボルト挿通孔67の開口径以上の幅方向寸法に設定され
た基部68と、基部68の両側縁を長手方向へ折り曲げ
て成形した折曲部69とを有している。更にプレート6
5の長手方向両端には、図10に示すように、弾性に富
む細幅の挿入部70が一対ずつ突設されている。上面シ
ール60は挿入部70をエンドキャップ(図示せず)の
側面に形成された挿入溝に差し込むことによってスライ
ダ61に固定される。
【0010】各シール板66は軌道レール63の上面6
4に当接する先端リップ71を有しており、各先端リッ
プ71,71は互いに接近する方向に傾斜している。即
ち各先端リップ71は軌道レール63の中央領域C側に
向けて傾斜する形状となっている。そして、シール板6
6自身の弾性力とプレート65の挿入部70の弾性力と
により、シール板66の先端リップ71は軌道レール6
3の上面64に対して所定の押圧力で押し付けられ、シ
ール面を形成している。
【0011】上記直動転がり案内ユニットでは、上面シ
ール60の先端リップ71は中央領域C側へと傾斜して
いるため、グリースニップルより供給路72を経由して
保留室73に供給されたグリースによって保留室73内
が高圧状態になると、先端リップ71が中央領域C側へ
と押し広げられ、その結果、グリースは中央領域C側へ
と排出されることとなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上面シールは以下のような点で問題がある。図8に示す
直動転がり案内ユニットでは、上面シール50は、鋼板
を凸状に形成して製作したばね板54の凸部分を下面5
2に当てて取り付けると共に、該ばね板54の弾性力で
もってシール板55を軌道レール53の上面56に押し
付けるように構成されているので、スライダ51の下面
52と軌道レール53の上面56との間隔をある程度確
保する必要があり、上面シール50のシール性能はばね
板54の製作精度に大きく左右され、直動転がり案内ユ
ニット全体を薄型化することが困難である。また、上面
シール50は、ばね板54をねじ57を用いてスライダ
51の下面52にねじ止めするように構成されているの
で、ねじ57の頭部が軌道レール53の上面56側に向
かって突出するから、この点からも、直動転がり案内ユ
ニットを薄型化することが困難である。また、ねじ57
の頭部が軌道レール53の上面56と干渉するのを防ぐ
ために、軌道レール53の上面56の中央領域Cに長手
方向に凹条56Aを形成する方法もあるが、その場合、
軌道レール53の凹条56Aに異物が溜まり易くなると
いう問題がある。更に、ねじ止めは、製造時における組
立作業が複雑になり、製造コストの上昇を招く、等の問
題がある。従って、ばね板54の製作精度が悪いと、軌
道レール53の上面56へのシール板55の押圧力が不
足して、異物の侵入及びグリースの漏れを生じてしま
う。また、押圧力が増大した場合、軌道レール53の上
面56に接触する上面シール50の異常摩耗及びスライ
ダ51の直動相対運動の摩耗抵抗の増大が生じる。
【0013】また、図9に示す直動転がり案内ユニット
では、上面シール60のスライダ61への取付は、ケー
シングの長手方向両端にそれぞれエンドキャップ(図示
せず)を取り付ける際に、同時に行われる。即ち、プレ
ート65の挿入部70(図10)をエンドキャップの側
面に形成された挿入溝に差し込んだ状態で、エンドキャ
ップをケーシングにねじ止めすることにより、上面シー
ル60はスライダ61に固定される。また、上面シール
60を取り外して交換する場合には上記工程の逆の作業
となる。従って、上面シール60のスライダ61への組
付作業が複雑になり、製造コストの上昇を招く。また、
シール板66は先端リップ71がプレート65の挿入部
70の弾性力によって軌道レール63の上面64に押し
付けられ、しかも、シール板66は軌道レール63の上
面64に当接する先端リップ71を有しており、該先端
リップ71は軌道レール63の中央領域C側に向けて傾
斜しているから、従来の直動転がり案内ユニットでは異
物が軌道溝74,75の方へ侵入し難い構造になってい
る。
【0014】しかしながら、グリースニップルより供給
されたグリースは、軌道溝74,75を潤滑するため
に、供給路72を経由して保留室73内に供給されるよ
うになっており、保留室73が高圧状態になると、シー
ル板66の先端リップ71が軌道レール63の中央領域
C側に押し広げられて、グリースが軌道レール63の中
央領域C側へと排出されることとなる。その結果、保留
室73内から漏れたグリースが軌道レール63の上面6
4に残り、異物を軌道レール63の上面64に粘着させ
る原因となる。このため、軌道レール63の上面に粘着
した異物を側面シール76によって払拭することは困難
となってしまう。
【0015】この発明の目的は、上記課題を解決するこ
とであり、軌道溝への異物の侵入を防止できる上面シー
ルの構造及びその取付構造に特徴を有するものであり、
上面シールをスライダに取り付けるための固着手段とし
て、取付作業が簡単で且つ上面シールから軌道レール側
へ突出する部分が生じないような固着手段を採用するこ
とにより、ケーシングの下面と軌道レールの上面との間
隔を小さくして装置全体の薄型化を図ると共に、上面シ
ールをスライダに取り付ける際に、まずケーシングの長
手方向両端にそれぞれエンドキャップを取り付けること
によりスライダを組み立てておき、その後で上面シール
をスライダの下面に取り付けることができ、しかも、上
面シールをスライダから取り外す場合にも、エンドキャ
ップをケーシングから取り外さなくても、上面シールを
スライダから取り外すことができる直動転がり案内ユニ
ットを提供することである。
【0016】
【課題を解決するため手段】この発明は、上記目的を達
成するため、次のように構成されている。即ち、この発
明は、長手方向両側壁面に軌道溝を形成した軌道レー
ル、該軌道レールに対して相対摺動可能であり且つ前記
各軌道溝に対向する位置に軌道溝を形成したケーシン
グ、該ケーシングの長手方向両端に取り付けたエンドキ
ャップ、対向する前記軌道溝間を転走する転動体、前記
各エンドキャップの外側端面に設けた側面シール、及び
前記軌道レールの上面に対向する前記ケーシングの下面
に配置された上面シールを有する直動転がり案内ユニッ
トにおいて、前記上面シールは芯金の両側縁に固着され
且つ前記軌道レールの上面の両側部領域にそれぞれ摺接
する一対のリップシールを備えており、前記リップシー
ルの長手方向両端はそれぞれ前記側面シールに当接し、
前記側面シールは前記芯金の長手方向両端に設けた舌片
が挿入される挿入孔を有していることを特徴とする直動
転がり案内ユニットに関する。
【0017】また、この直動転がり案内ユニットにおい
て、前記側面シールは前記エンドキャップの外側端面へ
の取付面を有する側面シール芯金と該側面シール芯金の
外側端面に焼き付けられ且つ前記軌道レールの上面に摺
接する側面リップシールとを備え、前記挿入孔は前記側
面シール芯金に形成されているものである。
【0018】また、この直動転がり案内ユニットにおい
て、前記上面シールの前記芯金及び側面シール芯金は弾
性に富むばね板で形成されている。また、前記上面シー
ルの長手方向両端に設けた前記舌片はその幅方向中央に
形成され、前記舌片に対応した位置に前記舌片が嵌合で
きる前記挿入孔が前記側面シール芯金に形成されてい
る。或いは、前記上面シールの長手方向両端に設けた前
記舌片はその幅方向両側部に形成され、前記舌片に対応
した位置に前記舌片が嵌合できる前記挿入孔が前記側面
シール芯金に形成されている。
【0019】
【作用】この発明による直動転がり案内ユニットは、上
記のように構成されており、次のように作用する。即
ち、この直動転がり案内ユニットは、側面シールに形成
された挿入孔に上面シールの芯金に形成された舌片を挿
入することによって、上面シールがスライダに取り付け
られるように構成されているので、上面シールのスライ
ダへの固着手段が上面シールから軌道レール側へ突出し
ないような構造になっている。従って、ケーシングの下
面と軌道レールの上面との間隔が小さくなり、装置全体
の薄型化を図ることができる。上面シールと側面シール
とは当接しているため、ケーシングの軌道溝部への異物
の進入を防止することができる。
【0020】上面シールをスライダに取り付ける際の取
付方法について、更に説明すると、最初に、ケーシング
に転動体を組み込み、エンドキャップの外側端面に側面
シールを重ね合わせ、エンドキャップと側面シールを一
緒にケーシングにねじ止めすることによってスライダが
組み立てられる。ここで、ケーシングに対して側面シー
ルとエンドキャップとを取り付けるためのねじを緩めた
状態にしておけば、ケーシングを挟んで対向して配置し
た一対の側面シールの間隔を拡げることができるので、
芯金の舌片を側面シールの挿入孔に挿入することができ
る。この状態においてねじを締め付ければ、上面シール
の両舌片が側面シールのそれぞれの挿入孔に完全に嵌合
し、しかも上面シールのリップシールの長手方向両端面
は各側面シールに当接して、上面シールは長手方向に拘
束されるので、上面シールはスライダから外れることは
ない。
【0021】また、上面シールの芯金を弾性に富む薄い
ばね板で製作した場合には、側面シールを取り付けるね
じを緩めなくても、芯金を長手方向に反らせることによ
って舌片を側面シールの挿入孔に挿入することができ
る。
【0022】この直動転がり案内ユニットにおいて、上
面シールを取り外す場合には、少なくとも一方の側面シ
ールをねじ止めしているねじを緩めればよい。即ち、側
面シールのねじを緩めて、両側面シール間の間隔を拡げ
るべく側面シールを引き離すと、舌片は挿入孔から簡単
に抜ける。従って、わざわざエンドキャップをケーシン
グから取り外さなくても、少なくとも一方の側面シール
のねじを緩めさえすれば、上面シールはスライダから簡
単に取り外すことができる。
【0023】この直動転がり案内ユニットとして、エン
ドキャップと側面シールを重ね合わせて共通するねじで
一緒にケーシングの端面に取り付けるものについて述べ
たが、ケーシングの端面にエンドキャップをねじ止めし
てスライダを組み立てた後で、側面シールをエンドキャ
ップの外側端面に別のねじを使って取り付ける直動転が
り案内ユニットにおいても同様に、ねじを緩めて両側面
シールの間隔を拡げることによって、上面シールを取り
付けたり、或いは取り外したりすることができる。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明による
直動転がり案内ユニットの実施例について説明する。図
1はこの発明による直動転がり案内ユニットの一実施例
を示し且つ図11に示した直動転がり案内ユニットのA
−A線に対応する部分における断面図、図2は図1の直
動転がり案内ユニットの側面断面図、図3は図1の直動
転がり案内ユニットの下面図、図4は側面シール6及び
上面シールを示す分解斜視図、及び図5はスライダへの
側面シール及び上面シールの組付状態を示す拡大断面図
である。この実施例では、図11に示す直動転がり案内
ユニットに比較して上面シールに関する以外については
同一の構成を有するので、同一部品には同一符号を付し
ている。また、この実施例では、図1において、転動体
4としてボールを使用したタイプを示しているが、ボー
ルに限らず、ローラを使用したタイプにも適用できるも
のである。
【0025】この直動転がり案内ユニットは、図11に
示す従来の直動転がり案内ユニットと基本的には同一の
構成を有するものであるから、図11に示した直動転が
り案内ユニットも併せて参照しながら説明すると、この
発明による直動転がり案内ユニットは、長手方向両側壁
面11に軌道溝9を形成した軌道レール1、及び軌道レ
ール1に跨架して相対摺動可動なスライダ7から構成さ
れている。
【0026】スライダ7は軌道レール1に対して相対摺
動可能であり且つ各軌道溝9に対向する位置に軌道溝8
をそれぞれ形成したケーシング2、対向する軌道溝8,
9間で相対移動可能に転走する多数の転動体4、及びケ
ーシング2の長手方向両端に取り付けたエンドキャップ
5を有している。ケーシング2には、ケーシング2から
転動体4が脱落するのを防止するため、保持バンド17
が多数の転動体4を囲むように取り付けられている。ま
た、エンドキャップ5には、軌道レール1とスライダ7
間の摺動面に潤滑剤を供給するため、グリースニップル
18が取り付けられている。グリースニップル18から
供給されたグリースは、ケーシング2内の保留室即ち内
部12に保留され、対向する軌道溝8,9を潤滑する。
【0027】また、スライダ7は、軌道レール1に跨架
した状態に載置され、軌道レール1の軌道溝9に沿って
転走する複数のボールからなる転動体4の介在で自在に
摺動するものである。即ち、軌道レール1の軌道溝9を
転走する負荷域の転動体4は、エンドキャップ5内に形
成された方向転換路15に導かれ、更にケーシング2の
軌道溝8と平行にその上方に形成されたリターン通路孔
10に移動し、多数の転動体4は無限循環路内を無限循
環するものである。このように、スライダ7に形成され
た軌道溝8と軌道レール1の軌道溝9との間に位置する
負荷されたボール4の転動により、軌道レール1とスラ
イダ7とが摺動自在に相対運動することができる。
【0028】更に、スライダ7は、ケーシング2及びエ
ンドキャップ5の下面に配置された下面シール3、エン
ドキャップ5の外側端面27即ち反ケーシング側に配置
された側面シール6、並びにスライダ7の内部の下面1
3に配置された上面シール19を有している。
【0029】下面シール3は、軌道レール1の側壁面1
1に摺接するリップ21を備えており、ケーシング2の
下面に取り付けられて、軌道レール1、ケーシング2及
びエンドキャップ5に対して上下方向にシールを行うも
のである。
【0030】側面シール6は、平板状の鋼板を門型に打
ち抜いて形成した芯金16と、芯金16の片面に焼き付
けによって固着したリップシール23とから成る。芯金
16は中央部に1個の矩形状の挿入孔24を有してい
る。挿入孔24は芯金16を貫通して形成されている
が、芯金16の片面に固着されたリップシール23によ
って挿入孔24の一方の開口は閉塞されている。リップ
シール23は、ゴム、プラスチック等の弾性材料から成
り、軌道溝9に摺接する半円形のシール突起25と、軌
道レール1の上面14に摺接するシール突起26とを有
している。側面シール6には、該側面シール6をエンド
キャップ5及びケーシング2にねじ止めする際に用いら
れるねじ孔28、及びグリースニップル18を取り付け
るための孔29が形成されている。
【0031】上面シール19は、軌道レール1の上面1
4の側部領域Sに摺接する一対のリップシール22,2
2を備え、スライダ7の下面13と軌道レール1の上面
14との間をシールして、軌道レール1の上面14から
軌道溝8,9へ異物が侵入するのを防止するものであ
る。上面シール19は、図3及び図4から明らかなよう
に、矩形板からなる芯金20と、芯金20の両側縁に沿
って焼き付けによって固着された細長い一対のリップシ
ール22,22とから構成されている。各リップシール
22はゴム、プラスチック等の弾性材料から成り、各リ
ップシール22の先端リップは軌道レール1の上面14
の側部領域Sに摺接する。また、先端リップは軌道レー
ル1の中央領域C側に向かって傾斜している。
【0032】上面シール19の芯金20は平板状であ
る。また、芯金20は矩形板の長手方向両端の中央部に
それぞれ舌片30を有している。この舌片30は側面シ
ール6の芯金16に形成された挿入孔24に嵌合可能で
ある。挿入孔24は、図5に示すように、上面シール1
9を側面シール6に取り付けた状態において、ケーシン
グ2及びエンドキャップ5の下面13よりも下方位置に
設けられている。舌片30と挿入孔24との嵌合長さL
は芯金16の厚さにほぼ等しいから、嵌合長さLは小さ
なものである。上面シール19をスライダ7へ取り付け
た状態において、即ち舌片30を挿入孔24に十分に差
し込んだ状態において、上面シール19のリップシール
22の両端は側面シール6に当接して、側面シール6と
上面シール19との当接面が密封状態に維持される。ま
た、上面シール19をスライダ7へ取り付けた状態にお
いて、リップシール22とスライダ7の下面13との間
隔は芯金20一枚分の大きさであるから、下面13と軌
道レール1の上面14との間隙は従来のものに比べてか
なり小さなものになる。また、図1に示すように、スラ
イダ7の下面13に凹溝41を形成し、該凹溝41に上
面シール19をはめ込んだ場合には、下面13と軌道レ
ール1の上面14との間隙は一層小さなものにすること
ができる。
【0033】次に、上面シール19のスライダ7への取
付方法について説明する。ケーシング2の軌道溝8及び
リターン通路孔10、並びにエンドキャップ5の方向転
換路15に転動体4を組み込み、ケーシング2を挟んで
長手方向両端面にそれぞれエンドキャップ5を対向して
配置し、更に、エンドキャップ5の外側端面27即ち反
ケーシング側の端面に側面シール6を重ね合わせ、ケー
シング2にエンドキャップ5と側面シール6を共通のね
じ31でねじ止めすることによって、スライダ7を組み
立てる。
【0034】上面シール19をスライダ7に取り付ける
場合には、ねじ31を少し緩めた状態にする。上面シー
ル19の舌片30と側面シール6の挿入孔24との嵌合
長さLは側面シール6の芯金16の厚さ程度であってか
なり短いから、一方の側面シール6のねじ31を少し緩
めておけば、一対の側面シールの間隔が少し拡がって、
上面シール19の舌片30を側面シール6の挿入孔24
に簡単に差し込むことができる。次いで、ねじ31を締
め付けると、上面シール19の舌片30が側面シール6
の挿入孔24に完全に嵌合し、リップシール22の長手
方向端面が側面シール6に当接して当接面における密封
状態を保持すると共に、上面シール19はあらゆる方向
に拘束された状態になる。
【0035】また、上面シール19の芯金20を弾性に
富む薄いばね板で作製した場合には、芯金20を長手方
向に曲げて即ち反らせて芯金20の舌片30を側面シー
ル6の挿入孔24に挿入することも可能であり、わざわ
ざねじ31を緩める必要はない。
【0036】逆に、上面シール19を交換などのために
スライダ7から取り外す場合には、ケーシング2にエン
ドキャップ5及び側面シール6をねじ止めしていたねじ
31を緩めるだけでよい。上面シール19の舌片30と
側面シール6の挿入孔24との嵌合長さLは短いので、
ねじ31を少し緩めることにより、一対の側面シール6
の間隔が拡がり、簡単に取り外すことができる。
【0037】なお、上記実施例においては、エンドキャ
ップ5と側面シール6を重ね合わせて共通するねじ31
で一緒にケーシング2の端面に取り付けるものについて
述べたが、ケーシング2の端面にエンドキャップ5をね
じ止めしてスライダ7を組み立てた後で、側面シール6
をエンドキャップ5の外側端面27に別のねじを使って
取り付ける直動転がり案内ユニットにおいても同様に、
ねじを緩めて両側面シール6の間隔を拡げることによっ
て、上面シール19を取り付けたり、或いは取り外した
りすることができる。
【0038】次に、この直動転がり案内ユニットのシー
ル作用について説明する。この直動転がり案内ユニット
においては、軌道レール1に付着した異物は、各エンド
キャップ5の外側端面27にそれぞれ取り付けられた側
面シール6によって、軌道レール1の上面14とスライ
ダ7の下面13との間への侵入が阻止されると共に、軌
道レール1の両側壁面11,11とスライダ7の内側面
32との間への侵入が阻止される。
【0039】しかし、軌道レール1の上面14に開口し
ているボルト挿通孔33に異物が溜まっている場合、軌
道レール1の上面14に摺接する側面シール6のシール
突起26でボルト挿通孔33に溜まった異物を完全に払
拭することは困難である。側面シール6を潜り抜けた異
物はスライダ2の内部で飛散するが、上面シール19が
設けられているので、軌道溝8,9への異物の侵入は阻
止される。即ち、上面シール19は軌道レール1の上面
14の両側部領域Sにそれぞれ摺接する一対のリップシ
ール22,22を備えており、先端リップは軌道レール
1の中央領域C側に向けて傾斜しているので、側面シー
ル6と軌道レール1の上面14との間を通ってスライダ
7の内部12に侵入してきた異物が更に軌道溝8,9側
へ侵入しようとする時、先端リップは軌道レール1の上
面14に強く押し付けられることになり、異物の軌道溝
8,9側への侵入は阻止される。
【0040】次に、この発明による直動転がり案内ユニ
ットの別の実施例について説明する。図6はこの発明に
よる直動転がり案内ユニットに組み込まれる上面シール
34と側面シール35を示す分解斜視図である。この実
施例における上面シール34と先に説明した実施例(図
1〜図5参照)の上面シール19とを比較すると、両者
は舌片の数が異なる以外は同一の構成を備えている。図
6の実施例における上面シール34は、芯金37の両端
部にそれぞれ長手方向に延びる一対の舌片36を有して
おり、各舌片36は上面シール34の芯金37の両側部
に沿って形成されている。また、側面シールについて両
者を比較すると、上面シールの舌片の数が異なる関係
上、それに対応して側面シールに形成された挿入孔の数
が異なる。この実施例における側面シール35は側面に
2個の矩形状の挿入孔38を有している。各挿入孔3
8,38は一対の舌片36,36が挿入可能な位置に対
応して形成されている。
【0041】次に、この発明による直動転がり案内ユニ
ットの更に別の実施例について説明する。図7はこの発
明による直動転がり案内ユニットに組み込まれる上面シ
ールの別の例を示す横断面図である。上面シール39は
曲げ強度を増すために芯金40の横断面形状を凸状とし
たものである。上面シール39は曲げ強度が大きいの
で、全長が長い直動転がり案内ユニットに適用する場合
には好適である。舌片の数は図4に示した実施例のよう
に1個でもよいし、或いは図6に示した実施例のように
2個でもよいし、それ以上であってもよい。当然のこと
ながら、側面シールについては、舌片の数に応じた挿入
孔の数を持つものが選択される。
【0042】
【発明の効果】この発明による直動転がり案内ユニット
は、上記のように構成されているので、次のような効果
を有する。即ち、この直動転がり案内ユニットでは、上
面シールは、側面シールに形成された挿入孔に上面シー
ルを構成する芯金の舌片を挿入することによって、スラ
イダに取り付けられるので、従来のようにねじ等の固着
手段が上面シールから軌道レール側へ突出することはな
い。しかも、この上面シールを側面シールに取り付けた
状態において、上面シールのリップシールとスライダの
下面の間隔は芯金一枚分の大きさである。従って、スラ
イダの天井面と軌道レールの上面との間隔を小さくする
ことができ、装置全体の薄型化を図ることができる。
【0043】また、この直動転がり案内ユニットは、ケ
ーシングに転動体を組み込み、その転動体を組み込んだ
ケーシングを挟むように一対のエンドキャップと側面シ
ールを重ねて取り付けることによってスライダを組み立
て、その組立完成品としてのスライダに上面シールを取
り付けることができるように構成されているので、従来
のようにスライダを組み立てる工程の途中で上面シール
を組み込むものと比べて、上面シールのスライダへの組
み付けが簡単であり、組立作業の効率化及び製造コスト
の低減を図ることができる。
【0044】また、この直動転がり案内ユニットでは、
上面シールは舌片を側面シールの挿入孔に差し込むだけ
でスライダに取り付けられるので、ボルト或いはねじ等
の固着用の部品は一切不要であり、部品点数が少なくて
済み、取付のための特別な工具や装置も一切不要であ
る。
【0045】また、上面シールを取り外す場合には、側
面シールを取り付けるためのねじを緩めれるだけでよ
い。該ねじを緩めれば、両側面シール間の間隔を拡げる
ことができるので、舌片を側面シールの挿入孔から簡単
に抜くことができる。従って、従来の直動転がり案内ユ
ニットのようにエンドキャップを取り外さなくても、側
面シールのねじを緩めさえすれば、上面シールはスライ
ダから簡単に取り外すことができ、上面シールの交換作
業も簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による直動転がり案内ユニットの実施
例を示す横断面図であって、図11のA−A線に相当す
る部分の断面図である。
【図2】図1の直動転がり案内ユニットの側面断面図で
ある。
【図3】図1の直動転がり案内ユニットの下面図であ
る。
【図4】図1の直動転がり案内ユニットに組み込まれる
上面シール及び側面シールを示す分解斜視図である。
【図5】図1の直動転がり案内ユニットに組み込まれた
上面シールと側面シールとの関係を示す拡大断面図であ
る。
【図6】この発明による直動転がり案内ユニットの別の
実施例を示す斜視図であり、上面シールと側面シールを
示す分解斜視図である。
【図7】この発明による直動転がり案内ユニットに組み
込まれる別の上面シールの横断面図である。
【図8】従来の直動転がり案内ユニットを示す正面図で
あって、ケーシングの右半分を切除して示した正面図で
ある。
【図9】従来の別の直動転がり案内ユニットを示す横断
面図である。
【図10】図9の直動転がり案内ユニットに組み込まれ
る上面シールの平面図である。
【図11】従来の直動転がり案内ユニットの全体を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 軌道レール 2 ケーシング 3 下面シール 4 転動体 5 エンドキャップ 6,35 側面シール 7 スライダ 8,9 軌道溝 11 側壁面 13 下面 14 軌道レールの上面 16 芯金(側面シール芯金) 19,34,39 上面シール 20,37,40 芯金 22 リップシール 23 リップシール(側面リップシール) 24,38 挿入孔 30,36 舌片 C 中央領域 S 側部領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向両側壁面に軌道溝を形成した軌
    道レール、該軌道レールに対して相対摺動可能であり且
    つ前記各軌道溝に対向する位置に軌道溝を形成したケー
    シング、該ケーシングの長手方向両端に取り付けたエン
    ドキャップ、対向する前記軌道溝間を転走する転動体、
    前記各エンドキャップの外側端面に設けた側面シール、
    及び前記軌道レールの上面に対向する前記ケーシングの
    下面に配置された上面シールを有する直動転がり案内ユ
    ニットにおいて、前記上面シールは芯金の両側縁に固着
    され且つ前記軌道レールの上面の両側部領域にそれぞれ
    摺接する一対のリップシールを備えており、前記リップ
    シールの長手方向両端はそれぞれ前記側面シールに当接
    し、前記側面シールは前記芯金の長手方向両端に設けた
    舌片が挿入される挿入孔を有していることを特徴とする
    直動転がり案内ユニット。
  2. 【請求項2】 前記側面シールは前記エンドキャップの
    外側端面への取付面を有する側面シール芯金と該側面シ
    ール芯金の外側端面に焼き付けられ且つ前記軌道レール
    の上面に摺接する側面リップシールとを備え、前記挿入
    孔は前記側面シール芯金に形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の直動転がり案内ユニット。
  3. 【請求項3】 前記上面シールの前記芯金及び側面シー
    ル芯金は弾性に富むばね板で形成されていることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の直動転がり案内ユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記上面シールの長手方向両端に設けた
    前記舌片はその幅方向中央に形成され、前記舌片に対応
    した位置に前記舌片が嵌合できる前記挿入孔が前記側面
    シール芯金に形成されていることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載の直動転がり案内ユニット。
  5. 【請求項5】 前記上面シールの長手方向両端に設けた
    前記舌片はその幅方向両側部に形成され、前記舌片に対
    応した位置に前記舌片が嵌合できる前記挿入孔が前記側
    面シール芯金に形成されていることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の直動転がり案内ユニット。
JP12080694A 1994-05-11 1994-05-11 直動転がり案内ユニット Pending JPH07305722A (ja)

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