JP2002286278A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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heat exchanger
indoor heat
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Mitsuru Ishikawa
充 石川
Megumi Komasaki
惠 胡摩崎
Koji Wada
宏二 和田
Shinichi Ide
伸一 井手
Katsuhiro Shimizu
克浩 清水
Shinichi Yakabe
真一 矢ケ部
Yoshinobu Fujita
義信 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和している室内に多湿空気を吹き出す
ことによって居住者の快適感を損ねることもなく、冷房
運転停止後における室内ユニット内の高温多湿状態を比
較的短時間のうちに解消して雑菌やかびの繁殖を低減さ
せことができる空気調和機を提供することにある。 【解決手段】 室内に空気を吹き出す吹出口26と、室
内空気を吸い込む前面開口24、上吸込口25の吸込口
と、室内ファン10と、室内熱交換器8のうちの後方に
配置された後側熱交換部8a、前方に配置された前側熱
交換部8b及び後側熱交換部8aと前側熱交換部8bの
間に介装された減圧装置の室内絞り弁14とを収納した
室内ユニット3を備えたもので、室内ファン10と、室
内絞り弁14を制御する室内制御部を設け、この室内制
御部は、室内ファン10を低風量に制御すると共に、室
内絞り弁14の絞りを大として後側熱交換部8aを蒸発
器、前側熱交換部8bを凝縮器として作用させる乾燥運
転モード備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内ユニット内の
雑菌やかびの繁殖を防止するようにした空気調和機に関
する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、室外ユニットと室内ユニッ
トとを設けて構成される空気調和機では、その室内ユニ
ットの内部に設けられた室内熱交換器と室内空気との間
での熱交換を促進させるために室内ファンを設け、室内
ファンにより室内空気を室内ユニット内に吸い込み、吸
い込んだ室内空気を室内熱交換器に送り込んで熱交換さ
せ、熱交換後の空気を再び室内に吹き出すようにしてい
る。
【0003】このため、室内ユニット内には室内空気と
いっしょに吸い込まれ、室内ユニット内部壁面や内部に
設けられた室内ファンや室内熱交換器等にごみや埃が付
着し易く、こうした付着したごみや埃に含まれる雑菌や
かびが繁殖するという問題がある。特に、冷房運転停止
後には、室内熱交換器で凝縮した凝縮水が室内ユニット
内で蒸発し、室内ユニット内部の湿度が高くなるため、
雑菌やかびの繁殖がより多くなるという問題がある。
【0004】そして、これらの雑菌やかびが繁殖する
と、空気調和機の運転時に悪臭を発生させたり、室内に
これら雑菌やかびの胞子が吹き出される可能性もあり、
衛生上好ましくない。また、室内熱交換器や室内ファン
に付着したかびが繁殖すると、通風経路の抵抗となった
り、室内ファンの風量が低下し、空気調和機の性能の低
下を招く虞もある。
【0005】このような雑菌やかびの繁殖は、冷房運転
停止後において、室内ユニット内が高温多湿状態になる
ことが主原因である。そこで、冷房運転終了直後に、暖
房運転や送風運転からなる乾燥運転を実行して室内ユニ
ット内の水分を蒸発させて湿度を低下させ、雑菌やかび
の繁殖を防止する方法が知られている。
【0006】しかしながら、暖房運転による乾燥運転で
は、冷房終了後に空気調和している室内に高温多湿空気
が吹き出し、居住者に不快感を与えるという問題があ
る。一方、送風運転による乾燥運転では、室内ユニット
内が乾燥するまでに長時間を要するという問題がある。
さらに、どちらの乾燥運転でも、室内ユニット内の水分
を蒸発させて空気調和している室内に吹き出す運転であ
るため、室内の湿度を上昇させ、居住者の快適感を損ね
るという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような状況に鑑
みて本発明はなされたもので、その目的とするところ
は、空気調和している室内に多湿空気を吹き出すことに
よって居住者の快適感を損ねることもなく、冷房運転停
止後における室内ユニット内の高温多湿状態を比較的短
時間のうちに解消して雑菌やかびの繁殖を低減させこと
ができる空気調和機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和機は、
室内に空気を吹き出す吹出口、室内空気を吸い込む吸込
口、室内ファン、第1室内熱交換器、第2室内熱交換器
及び前記第1室内熱交換器と第2室内熱交換器の間に介
装された減圧装置とを収納した室内ユニットを備えた空
気調和機において、前記室内ファンと、前記減圧装置を
制御する制御装置を設け、この制御装置は、前記室内フ
ァンを低風量に制御すると共に、前記減圧装置の絞りを
大として前記第1室内熱交換器を凝縮器、第2室内熱交
換器を蒸発器として作用させる乾燥運転モード備えたこ
とを特徴とするものであり、また、室内に空気を吹き出
す吹出口、室内空気を吸い込む上吸込口、前吸込口、室
内ファン、第1室内熱交換器、第2室内熱交換器及び前
記第1室内熱交換器と第2室内熱交換器の間に介装され
た減圧装置とを収納した室内ユニットを備えた空気調和
機において、前記吹出口部分と吸込口部分とを、開閉機
構を設けて前記室内熱交換器内を通過することなく連通
可能とする連通通路と、前記前吸込口を開閉する前吸込
口開閉機構と、前記吹出口を開閉する吹出口開閉機構
と、前記室内ファンと、前記減圧装置を制御する制御装
置を設け、この制御装置は、前記開閉機構を連通可能に
開き、前記前吸込口開閉機構を閉じ、前記吹出口開閉機
構を閉じ、前記室内ファンを低風量に制御すると共に、
前記減圧装置の絞りを大として前記第1室内熱交換器を
凝縮器、第2室内熱交換器を蒸発器として作用させる乾
燥運転モード備えたことを特徴とするものであり、さら
に、前記第1室内熱交換器の面積が、第2室内熱交換器
の面積より大きいことを特徴とするものであり、さら
に、前記第1室内熱交換器が前方側に配置され、前記第
2室内熱交換器が後方側に配置されていることを特徴と
するものであり、さらに、冷房運転時は、前記減圧装置
の絞りを小または全開状態にして前記第1室内熱交換器
と第2室内熱交換器を共に蒸発器として作用させること
を特徴とするものであり、さらに、前記室内ユニットの
吸込口は、前側に設けられ、該吸込口を通過した空気の
殆どが第1室内熱交換器に流入する前側吸込口と、上側
に設けられ、前記吸込口を通過した空気が主に第2室内
熱交換器に流入する上側吸込口とに2分され、前記上側
吸込口を開閉する吸込口開閉機構を有し、前記制御装置
は、前記乾燥運転モード時に前記吸込口開閉機構を動作
させて上側吸込口を閉じたことを特徴とするものであ
り、さらに、前記室内ユニットは、さらに吹出口を開閉
する吹出口開閉ルーバを備え、前記制御装置は、前記乾
燥運転モード時に吹出口から吹き出された吹出空気が主
に前記吸込口に戻るように前記吹出口開閉ルーバの方向
を制御することを特徴とするものであり、さらに、前記
制御装置は、冷房運転終了後、自動的に乾燥運転モード
を実行することを特徴とするものであり、さらに、前記
室内ユニットは、さらにオゾンを発生させるオゾン発生
装置とマイナスイオンを発生させるマイナスイオン発生
器を有し、前記制御装置は、乾燥運転モード時に前記オ
ゾン発生装置及びマイナスイオン発生器を動作させるこ
とを特徴とするものであり、さらに、前記空気調和機
は、さらにリモコン装置を備え、このリモコン装置によ
って、冷房運転終了後、自動的に乾燥運転モードを実施
するか、しないかの選択を可能としたことを特徴とする
ものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を、図1
乃至図10を参照して説明する。図1は室内ユニットの
図3におけるA−B矢視方向の断面図であり、図2は室
内ユニットの図3におけるA−C矢視方向の断面図であ
り、図3は室内ユニットの正面図であり、図4は制御回
路図であり、図5はリモートコントローラを示す図で、
図5(a)は平面図、図5(b)はメニュー釦による切
換え内容を示す図であり、図6は基本制御のフローチャ
ートであり、図7は乾燥運転処理時のフローチャートで
あり、図8はクリーン運転処理時のフローチャートであ
り、図9は各運転モードにおける各部の動作状態を一覧
にして示す図であり、図10は乾燥運転処理の他の実施
形態における運転モードでの各部の動作状態を一覧にし
て示す図である。
【0010】図4において、空気調和機1は、屋外Oに
設置された室外ユニット2と、空気調和を行う部屋R内
に設置された室内ユニット3とで構成され、室外ユニッ
ト2に設けられた圧縮機4と四方弁5、室外熱交換器
6、開度が細かく制御可能な電動膨張弁でなる室外膨張
弁7、さらに室内ユニット3に設けられた室内熱交換器
8とが冷凍サイクルを形成するように接続され、四方弁
5により冷媒の流通方向を切替えることで室内ユニット
3が設置された部屋Rの冷房と暖房を行えるようになっ
ている。また、室外ユニット2には室外熱交換器6の熱
交換を促進する速度可変の室外ファン9が、室内ユニッ
ト3には室内熱交換器8の熱交換を促進する速度可変の
横流ファンでなる室内ファン10が設けられている。
【0011】さらに、11は圧縮機4の運転周波数を可
変とするよう接続されたインバータで、交流電源12に
メインスイッチ13を介して接続されている。そして、
冷房及び暖房運転を行なっている時には、インバータ1
1は室内温度負荷(部屋Rの室温と設定温度の差)に応
じて制御され、電動膨張弁でなる室外膨張弁7は、その
開度が冷凍サイクル状態に応じて制御されるようになっ
ている。なお、図示しないが室外ユニット2と室内ユニ
ット3の各部に交流電源12からの所要の給電が行なえ
るようになっている。
【0012】また、室内熱交換器8は、図1に示すよう
に後側熱交換部8aと前側熱交換部8bとに分かれてお
り、後側熱交換部8aと前側熱交換部8bとが絞付き二
方弁でなる室内絞り弁14を介して接続されていて、両
部間の冷媒の流れを制御することが可能となっている。
そして、ここで用いる室内絞り弁14の絞付き二方弁
は、電気的制御によって開度操作が可能な弁で、開状態
(OFF時:絞りなし)には全開した状態となり、通常
の冷房運転や暖房運転の際は、この全開した状態に制御
でき、また閉状態(ON時:絞り有り)、例えば後述す
る乾燥運転や除湿運転の際には、適正な絞り面積を有す
る状態に制御できるようになっている。
【0013】なお、後側熱交換部8a、前側熱交換部8
bは、いずれも複数枚のアルミニウム製のフィンとこの
フィンを蛇行状に貫通した銅パイプから構成された、い
わゆるフィンチューブ熱交換器である。そして、後側熱
交換部8aの面積(空気吸込側の面積)は、前側熱交換
部8bの面積(空気吸込側の面積)よりも小さく形成さ
れている。
【0014】このため、乾燥運転や除湿運転の時には、
室内絞り弁14を絞りの有る閉状態にして、室外熱交換
器6と前側熱交換部8bの間の室外膨張弁7を全開する
ことで、前側熱交換部8bを凝縮器(再熱器)となし、
後側熱交換部8aを蒸発器として作用させることがで
き、室内ユニット3内に吸込まれる空気は、前側熱交換
器8bで暖められ、後側熱交換器8aで冷却されること
になるので、低温となっている後側熱交換器は8aにお
いて除湿が可能となる。なお、除湿運転の際の室内絞り
弁14の開度(絞り量)設定と、室外ファン9の送風量
や圧縮機4の回転数を適切に制御することで、室内ユニ
ット3からの吹出し空気の温度を細かく調節することが
できる。
【0015】また、両ユニット2,3には、図6に示す
基本制御フローチャートに沿った冷凍サイクルの運転を
行なうために、それぞれに室外制御部15と室内制御部
16とが設けられており、両制御部15,16は接続線
17によって接続されている。そして、接続線17を介
して所要の制御信号、データのやり取りが両制御部1
5,16間で行なわれ、両制御部15,16に接続され
た両ユニット2,3内各部の運転が行われるようになっ
ている。
【0016】また室内制御部16には、室内ユニット3
外に設けられたワイヤレスのリモートコントローラ(以
下、リモコンと称す)18から送信される赤外線信号に
よる運転開始や運転終了の指令、使用者が設定した室温
や風量、風向、さらにその他の運転に関わる設定内容等
を受信する送受信部19と、空気調和する部屋Rの室温
や湿度を検知するサーミスタからなる温度センサ20、
セラミックで形成された湿度センサ21が接続されてい
る。なお、リモコン18には、送受信部18から室温や
運転状況等が送信され、その内容が表示されるようにな
っている。
【0017】一方、室内ユニット3は、図1、2に示す
ように空気調和を行なう部屋Rの天井近くの壁Qに設置
され、室外ユニット2とは壁Qに形成された壁開口Pを
介し、接続線17を併設する冷媒配管22により接続さ
れている。また室内ユニット3は、前面パネル23によ
って開閉可能な前側開口24を有すると共に、上部に上
向きに開口する上吸込口25、下部に下向きに開口する
吹出口26が形成された横長状筐体の本体ケース27内
に、軸方向を長手方向とした横長の横流翼28を室内モ
ータ29により回転駆動する室内ファン10が設けられ
ている。室内モータ29は、複数段の速度切換が可能
で、効率が高く、低速でも安定性の高い直流モータを用
いているが、交流モータでもよい。
【0018】さらに室内ユニット3の本体ケース27内
部には、前側開口24及び上吸込口25から吹出口26
に向かって、室内ファン10による空気の主通流路30
が形成されている。そして、主通流路30には、室内フ
ァン10の上流側に室内熱交換器8が、前側熱交換部8
bを前側開口24に対向させるように、また後側熱交換
部8aを前側熱交換部8bの上部に連接するようにして
本体ケース27上後部に対向させるようにして配置され
ている。この時、弧状に形成されている前側熱交換部8
bは、凸側を前方向にして下端辺縁が主通流路30の下
前部壁部分を構成する隔壁部材31に設けられた前ドレ
ンパン32内に位置するように、また後側熱交換部8a
は、下端辺縁が主通流路30の後部壁部分を構成する背
板33に設けられた後ドレンパン34内に位置するよう
に設けられている。なお、室内ユニット3の部屋R内空
気の吸込口となる前側開口24、上吸込口25と前側熱
交換器8bの間の主通流路30内には、温度センサ20
と湿度センサ21とが配設されている。
【0019】また本体ケース27の長手方向に延在する
よう設けられた隔壁部材31は、室内熱交換器8の上流
側と下流側、すなわち前側開口24及び上吸込口25の
吸込口部分と吹出口26の吹出口部分とを隔てるもので
ある。そして、隔壁部材31には一方側、例えば室内ユ
ニット3の前面開口24側から見て向かって左側部分
に、その約半分の長さを有する連通開口35が形成され
ており、さらに連通開口35には、ダンパ36がダンパ
用モータ37を有する駆動機構によって開閉可能となる
ように取り付けられている。これにより、ダンパ36を
開動作させることで吹出口26の吹出口部分から前側開
口24及び上吸込口25の吸込口部分に向う、室内ファ
ン10及び室内熱交換器8を経由しない室内ユニット3
内部の連通通路38が形成される。
【0020】また、前側開口24を開閉する前面パネル
23は、パネル用モータ39により、例えばラックとピ
ニオンの歯車部材40を有するパネル駆動機構41によ
って前後方向に進退して開閉動作を行なうようになって
いる。そして冷房、暖房運転や除湿運転さらに乾燥運転
の時には前面パネル23を前進させ、この前進させた状
態では、前側開口24が開放されて吸込口が形成され、
室内空気が室内ユニット3内に吸い込まれる。また後述
するクリーン運転や停止時には前面パネル23を後退さ
せ、この後退させた状態では、前側開口24は閉塞され
てごみや埃が室内ユニット3内に侵入するのを防止する
ようになっている。
【0021】また上吸込口25には、上吸込ルーバ42
が上ルーバ用モータ43によって回動するように設けら
れていて、上吸込ルーバ42を回動させることで、上吸
込口25が開閉可能となっている。そして上吸込ルーバ
42は、冷房、暖房運転や除湿運転の時に開回動して、
上吸込口25から室内空気が室内ユニット3内に吸い込
まれ、また乾燥運転、クリーン運転や停止時には閉回動
して上吸込口25は閉じられ、ごみや埃が室内ユニット
3内に侵入するのを防止するようになっている。
【0022】一方、吹出口26にも、左右方向に細長く
形成され、左右端が軸支された後吹出ルーバ44aと前
吹出ルーバ44bとが、後ルーバ用モータ45aと前ル
ーバ用モータ45bとによってそれぞれ上下方向に回動
するように設けられていて、後吹出ルーバ44aと前吹
出ルーバ44bを回動させることで、吹出口26が開閉
可能となっている。また各モータ45a,45bは個々
に動作させることが可能となっており、各吹出ルーバ4
4a,44bを空気調和機1の運転モードに合わせて独
立に回動させ、開閉動作させることで、部屋R内への空
調空気の吹出し方向が上下方向に変えられる。そして、
両吹出ルーバ44a,44bを共に閉回動させること
で、吹出口26は閉塞される。
【0023】なお、吹出口26を閉塞する閉塞位置X
a,Xbにあった両吹出ルーバ44a,44bを、空気
調和機1の運転モードに合わせ、例えば後吹出ルーバ4
4aでは斜め下向き位置Ya、真下向き位置Zaに、前
吹出ルーバ44bでは水平やや上向き位置Yb、斜め下
向き位置Zbに開き角度が変えられると共に、さらにそ
れらの中間位置にも変えられるようになっている。そし
て、両吹出ルーバ44a,44bの開き角度を運転モー
ドによって変えることで、室内ユニット3から部屋R内
への空調空気の吹出し方向を所望の方向とすることがで
きる。
【0024】さらに、吹出口26には、両吹出ルーバ4
4a,44bの上流側近傍に、左右ルーバ46が上縁を
支持部材47に軸支され、左右ルーバ用モータ48によ
って左右方向に回動するように設けられていて、左右ル
ーバ46を回動させることで、部屋R内への空調空気の
吹出し方向が変えられる。
【0025】また、室内ユニット3には、前面開口24
側から見て室内熱交換器8の前側熱交換部8bの向かっ
て前面上部右側部分の位置に、前側熱交換部8bの約半
分の横幅寸法を有する電気集塵機49が取り付けられて
いる。この電気集塵機49は、内部に放電電極50a
と、アース電位とした集塵電極50bを有し、比較的高
い正の第1の高電圧VH1と、これよりも低い正の第2
の高電圧VH2を発生する第1の高電圧電源51から放
電電極50aと集塵電極50bとの間に、2つの正の高
電圧VH1,VH2をそれぞれ切替えて印加できるよう
になっている。
【0026】そして電気集塵機49は、オゾン発生装置
52として動作させる場合には放電電極50aに第1の
高電圧VH1を印加して放電させ、オゾンを発生させ
る。また集塵動作させる場合には、放電電極50aと集
塵電極50bとの間に第2の高電圧VH2を印加するよ
うになっている。すなわち、放電電極50aと集塵電極
50bとの間の電位差は、オゾン発生時の方が集塵時よ
りも大きなものとなるようになっている。なお、電気集
塵機として機能させる時と、オゾン発生装置として機能
させる時とで放電電極50aに印加する電圧を同じとし
てもよい。
【0027】さらに、室内ユニット3には、主通流路3
0の下前部壁部分を構成する隔壁部材31の前面開口2
4側から見て向かって右側の主通流路30に面する壁面
に、マイナスイオン発生器53が取り付けられている。
このマイナスイオン発生器53は、両端が尖った金属製
の針54と、この針54に負の所定の高電圧Vを印加
する第2の高電圧電源55を備えて構成され、針54
は、一方の針先が吹出口26から部屋R内方向に、また
他方の針先が室内ユニット3内部の室内ファン10方向
に指向するように設置されている。
【0028】そして、針54に第2の高電圧電源55か
ら負の所定の高電圧Vを印加することで、針54の先
端部分からマイナスイオンを指向する方向に放射するよ
うになっている。このため、通常の冷房、暖房運転時、
除湿運転時には、室内ファン10によって送り出される
調和された空気と共に、吹出口26側の針54の先端か
らマイナスイオンが部屋Rに向けて放射される。またク
リーン運転時には、室内ファン10側の針54の先端か
らマイナスイオンが室内ユニット3内方向に向けて放射
され、室内ユニット3内部のかびや雑菌を殺菌、滅菌す
るようになっている。
【0029】また一方、室外ユニット2と室内ユニット
3に設けられた室外制御部15と室内制御部16には、
それぞれ図示しないマイクロコンピュータ(C.P.
U)が備えられており、それぞれC.P.Uに予めプロ
グラムされた内容、あるいは運転に先立って設定された
内容に基づき、以下に説明する運転制御が実行されるよ
うになっている。
【0030】すなわち、室外制御部15及び室内制御部
16で行われる運転の基本制御は、図6のフローチャー
ト及び図9の各部の動作状態を示す図に沿って、先ず第
1ステップSで、図5(a)のリモコン18の本体1
8aの一部を覆う蓋18bを開け、冷房、暖房、除湿あ
るいは自動運転の別を選択する運転切換釦56、除湿釦
57、また室温設定する温度釦58等を液晶等による表
示部18cに表示された内容を見ながら操作して、公知
の空気調和機と同様に、所望の運転モードの選択を行な
う。
【0031】さらに、メニュー釦59を操作し、図5
(b)に示すように釦操作をする毎にサイクリックに切
り替わる冷房運転、除湿運転後に行なう後述する運転モ
ードの選択、設定を行なう。ここで設定する運転モード
は、乾燥運転とクリーン運転を組合わせた自動クリーン
モード、または乾燥運転のみを行なう乾燥モード、選択
モードなしの3つのモードで、これらの中から、同じく
表示部18cに表示された内容を見ながら所望の選択を
行なう。なお、この運転モード切換を行なった際には、
選定した運転モードが表示部18cに所定時間、例えば
10秒間表示され続け、使用者による確認を容易にして
いる。
【0032】そして、空気調和機1の運転開始、停止を
行なう運転釦60を操作し、メインスイッチ13を閉動
作させて電源投入し運転を開始する。なお、通常の冷
房、暖房運転時にマイナスイオン発生器53を動作させ
る場合には空気清浄釦61を随時に操作する。
【0033】続いて第2ステップSでは、設定された
運転モードが何かを判別し、冷房モードであれば第3ス
テップSの冷房運転制御を、また暖房モードであれば
第4ステップSの暖房運転制御を、除湿モードであれ
ば第5ステップSの除湿運転制御を、それぞれ説明を
省略するが公知の空気調和機と同様に、各部を図9に示
す動作状態のようにして行ない、第6ステップSでの
運転終了したか否かの判断で、運転終了の確認なされる
まで行なう。そして、第6ステップSで運転終了が確
認されたら第7ステップSに進む。
【0034】続いて第7ステップSでは、直前の運転
モードが冷房または除湿運転のモードであったか否かの
判断が行われ、冷房および除湿運転ではなかったと判断
された場合には、第8ステップSに進み、運転終了処
理を行ない、各部を図9に示す停止状態に制御する。ま
た第7ステップSで、冷房または除湿運転であったと
判断された場合には、第9ステップSに進む。
【0035】そして第9ステップSでは、運転開始時
に先立って設定された冷房運転、除湿運転後の運転モー
ド設定が、自動クリーンモード、乾燥モード、選択モー
ドなしの何れであるかの判断が行われる。そして自動ク
リーンモードである場合には、第10ステップS10
乾燥運転処理、さらに第11ステップS11でクリーン
運転処理を実行し、終了後に第8ステップSに進み、
運転終了処理を行なう。また乾燥モードである場合に
は、第12ステップS12で乾燥運転処理を実行し、終
了後に同じく第8ステップSに進み、運転終了処理を
行なう。またさらに選択モードなしである場合には、そ
のまま第8ステップSに進み、運転終了処理を行な
う。
【0036】以上の通りの基本制御を行なうようにして
いるので、空気調和機1は通常の冷房運転や暖房運転、
除湿運転を行なうことができるほか、冷房運転または除
湿運転後に、以下に記すような乾燥運転処理、クリーン
運転処理が、予め運転モードを選択、設定することによ
って行なえる。なお、こうした運転モードの選択、設定
と共に選択なしともすることができるので、運転を停止
させたにもかかわらず、継続して乾燥運転処理、クリー
ン運転処理の運転が行なわれ続けることに不安がある場
合に対応し、これら処理が行なわれないよう選択するこ
とができる。
【0037】先ず、冷房運転または除湿運転後に行われ
る乾燥運転処理の運転モードでの制御は、図7のフロー
チャート及び図9の各部の動作状態を示す図に沿って行
われる。先ず第1ステップTで、各部を図9に示す乾
燥運転における動作状態となるように設定する。すなわ
ち、圧縮機4は低速に固定し冷凍能力を低下させた状態
にし、室外ファン9は低速固定または低速と停止の切換
運転とし、室内ファン10は除湿運転時より低速の極低
速に固定し、室内絞り弁14は絞りの有る閉状態に、室
外膨張弁7は開状態に、四方弁5は冷房を行なう位置に
しておく。
【0038】また室内ユニット3の上吸込ルーバ42は
閉回動し、前面パネル23は開状態にし、前吹出ルーバ
44bは水平やや上向き位置Yb、後吹出ルーバ44a
は閉位置Xaにする。さらにダンパ36は閉状態にし、
前面パネル23が開状態となっている前面開口24を吸
込口として室内ユニット3内に吸い込まれた室内空気
が、主通流路30を流れ、室内熱交換器8、室内ファン
1を通過して吹出口26から水平よりやや上向きに吹き
出され、室内ユニット3近傍を流れて再び直ぐに室内ユ
ニット3内に吸い込まれるようにする。なお、電気集塵
機49については、ON状態にして放電電極50aに第
1の高電圧VH1を印加しオゾン発生装置52として運
転するようにしてもよく、OFF状態でもよい。またマ
イナスイオン発生器53も、ON状態でも、OFF状態
でもよい。
【0039】次に第2ステップTで、湿度センサ21
により前側熱交換部8bの上流の主通流路30に流れ込
む室内空気の湿度Haを測定する。そして、続く第3ス
テップTで、湿度Haが70%以上の場合は第4ステ
ップTで図示しないタイマを10分間にセットする。
また、湿度Haが70%より低く40%以上である場合
は第5ステップTでタイマを8分間にセットする。さ
らにまた、湿度Haが40%より低い場合は第6ステッ
プTでタイマを5分間にセットする。
【0040】その後、第7ステップTで、タイマをス
タートさせると共に乾燥運転を開始し、湿度Haに対応
してそれぞれセットされた時間、運転を継続する。そし
て第8ステップTで所定時間経過したか否かの判断を
行ない、所定時間が経過した時点で第9ステップT
進み乾燥運転を終了し、予め設定された内容に基づき、
図6の基本制御フローチャートにおける第11ステップ
11のクリーン運転処理、あるいは第8ステップS
の運転終了処理の制御内容に移行する。
【0041】なお、こうした乾燥運転処理は、一種の除
湿運転で、冷房または除湿運転によって室内ユニッ卜3
内部に発生した大量のドレン水が、多くは図示しないド
レンホースを経由して室外に排出されるが、一部が冷房
や除湿運転終了後にも前ドレンパン32や後ドレンパン
34に残ったり、室内熱交換器8等に付着して残り、冷
房や除湿運転終了後、室内ユニット3内は侵入した室内
空気で温度が上昇し、ドレン水が一気に蒸発を始め、そ
のままでは室内ユニット3内部の湿度は100%近くに
達することになるので、これを解消するために行なうも
ので、かびや雑菌にとって絶好の高温多湿の繁殖環境と
なるのを防止するものである。
【0042】また室内ユニット3内部の高温多湿状態を
早急に解消するよう、また高温多湿空気が使用者に届か
ないよう、上記の乾燥運転処理は実行されるようになっ
ている。すなわち、図9に示すように通常の除湿運転と
異なり、圧縮機4の回転数を低速固定として冷凍能力を
低下させ、上吸込ルーバ42を閉じて室内空気が蒸発器
にしている後側熱交換部8aを極力通過しないように
し、室内ファン10は除湿運転時より低速の極低速と
し、室内フアン10の送風量を極力低減している。また
後吹出ルーバ44aは閉じ、前吹出ルーバ44bのみを
開くと共に、前吹出ルーバ44bを水平やや上向きとす
ることで吹出空気が部屋R内の居住域に送られることな
く、再度室内ユニット3内に戻る、いわゆるショートサ
ーキッ卜運転となっている。
【0043】また、室外ファン9は低速固定、または低
速と停止の切換状態に保持し、前側熱交換部8bの温度
を上げて前側熱交換部8bに保水されている水分を蒸発
させる。さらに、室内ユニット3内を流れる空気温度を
上げ、室内ユニット3内部のドレン水の蒸発を早め、さ
らに室内ファン10、吹出口26及び吹出口26近辺に
ある各種ルーバ44a,44b,46などの温度を上げ
て結露を防止している。この結果、室内ユニット内の水
分は急速に蒸発し、蒸発した室内ユニット3内の水分を
ショートサーキットにより後側熱交換部8a(蒸発器)
で凝縮させ、ドレン水として回収するようにしている。
【0044】すなわち、冷房運転においては、室内絞り
弁14が開状態であるため、後側熱交換器部8a、前側
熱交換器部8bは、いずれも蒸発器として作用し、両方
の熱交換部8a,8bのフィン表面で室内空気中の水分
が凝縮する。凝縮水が多くなるとフィン表面を下方に流
れ落ちて両熱交換部8a,8bの下方にある各ドレンパ
ン32,34に落下し、室外に排出される。しかしなが
ら、冷房運転終了時には、両熱交換部8a,8bにはあ
る程度の凝縮水が残った状態になる。ここで、乾燥運転
により室内絞り弁14を閉状態にすると後側熱交換部8
aのみが蒸発器となり、前側熱交換部8bは凝縮器とな
って、前側熱交換部8bに保水されている凝縮水が蒸発
を始める。そして、蒸発した水分は後側熱交換部8aで
再度凝縮する。後側熱交換部8aは、その面積が小さい
ため、凝縮水の密度が高くなり、円滑に後ドレンパン3
4へと落下し、室外に排出される。この結果、乾燥運転
終了時には少なくとも前側熱交換部8bに保水されてい
た凝縮水分だけは室内ユニット3内の水分量を減少させ
ることができる。また、乾燥運転時には除湿運転時より
も室内ファンを低速で運転するため、室内ユニット3内
部の水分量の低減効果は除湿運転よりも高い。
【0045】また、この乾燥運転の時間については、運
転開始時である冷房、除湿運転終了時の部屋R内湿度H
a(湿度センサの検出湿度)に正比例して変化させるよ
うにしており、湿度が高い状態で冷房、除湿運転を終了
した場合は、例えば高い状態では10分間、中間状態で
は8分間、低い状態では5分間を設定している。しか
し、これらの各時間は空気調和機1の能力等によって変
更してもよい。また湿度Haに比例して乾燥運転の時間
を変更しているため、室内ユニット3内の残水量が多い
場合には長時間の乾燥運転が、少ない場合には短時間の
乾燥運転が実施され、状況に応じて適切な乾燥運転が実
行されることになる。
【0046】なお、この乾燥運転において、室内ユニッ
ト3内の乾燥の観点からは電気集塵機49及びマイナス
イオン発生器53はONでも、OFFでもよいが、でき
ればONにしておくことが望ましい。この状態でONに
しておけば、電気集塵機49から発生したオゾン及びマ
イナスイオン発生器53からのマイナスイオンが、吹出
し空気にのってショートサーキットし、再度室内ユニッ
ト3内に吸い込まれるため、オゾン及びマイナスイオン
が室内ユニット3内の各部を通過し、かびや雑菌を僅か
ではあるが殺菌、減菌できる。
【0047】以上のように、上記した乾燥運転は、室内
熱交換器8を2つに分け、一方の後側熱交換部8aを蒸
発器に、他方の前側熱交換部8bを凝縮器に作用させ、
室内ファン10による風速を抑えると共に、極力新な室
内空気を室内ユニット3内部に吸い込まないように構成
することで、室内ユニット3内部の水分を蒸発させ、こ
れを蒸発器によって取り除き、室外に排水することで室
内ユニット3内部の湿度を効率良く、短時間で低減する
ことができるものである。さらに、この運転において
は、部屋R内に吹き出す空気は蒸発器を通過した空気と
凝縮器を通過した空気とが混合されるため、比較的低湿
度で適度な温度になり、吹出空気の一部が居住域側に流
れ出しても使用者はほとんど不快感が生じないことにな
り、部屋R内湿度Haを高める虞も少ない。
【0048】また、上記の乾燥運転処理(以下、第1の
乾燥運転処理実施例と称す)においては、ダンパ36を
閉状態にし、前吹出ルーバ44bを水平やや上向き位置
Ybとした吹出口26から吹き出した室内ユニット3内
空気を、開状態の前面パネル23の前面開口24部分か
ら再度室内ユニット3内に戻すショートサーキッ卜運転
をすることで、室内ユニット3内部の水分を凝縮器とし
た前側熱交換部8bで蒸発させ、蒸発器とした後側熱交
換部8aで凝縮、ドレン水として室外に排出するように
しているが、以下、図10を用いて説明する他の実施形
態(以下、第2の乾燥運転処理実施例と称す)のよう
に、室内ユニット3の外に内部の空気をほとんど吹き出
すことなく、室内ユニット3内に循環路を形成するよう
にして乾燥運転を行なうようにしてもよい。
【0049】すなわち、第2の乾燥運転処理実施例にお
ける運転モードでの制御は、図7のフローチャートに従
い、図10の各部の動作状態を示す図に沿って行われ
る。先ず第1ステップTで、各部を図10に示す乾燥
運転における動作状態となるように設定する。すなわ
ち、第1の乾燥運転処理実施例の場合と異なり、前面パ
ネル23は閉状態にし、前吹出ルーバ44bは閉位置X
bにし、ダンパ36は開状態にし、上吸込ルーバ42は
閉または開回動した状態にする。そして、他の各部につ
いては第1の乾燥運転処理実施例の場合と同じく、圧縮
機4は低速に固定、室外ファン9は低速固定または低速
と停止の切換運転、室内ファン10は極低速に固定、室
内絞り弁14は閉状態、室外膨張弁7は開状態、四方弁
5は冷房を行なう位置、さらに後吹出ルーバ44aは閉
位置Xaに設定する。
【0050】こうした設定により、室内ユニット3の内
部空気が、主通流路30を流れ、室内熱交換器8、室内
ファン1を通過し、吹出口26部分から連通開口35を
通り連通通路38を経て再び主通流路30、室内熱交換
器8に流れるようにする。なお、電気集塵機49は、O
N状態にしてオゾン発生装置52として運転するように
しても、OFF状態でもよい。またマイナスイオン発生
器53も、ON状態でも、OFF状態でもよい。そし
て、続く第2ステップT以降の各ステップT〜T
も、第1の乾燥運転処理実施例の場合と同様に行ない、
乾燥運転処理を終了する。
【0051】このように構成することで、第1の乾燥運
転処理実施例と異なり、極低速とした室内フアン10に
よって室内ユニット3内の空気が、室内熱交換器8から
主通流路30を流れて左右ルーバ46を通過し、閉状態
の後吹出ルーバ44a、前吹出ルーバ44bの吹出口2
6部分からダンパ36が開状態の連通開口35を通り、
閉状態の前面パネル23の裏面に形成された連通通路3
8を経て再び室内熱交換器8の上流側に流れる構成の、
室内ユニット3内に循環路を形成した運転となってい
る。
【0052】そして、室内ユニット3内に循環路を形成
した運転により、室内絞り弁14を閉状態(絞り有り)
にし凝縮器とした面積の大きい前側熱交換部8bから、
温度の高い空気と、前側熱交換部8bに冷房、除湿運転
終了時に凝縮水として保水されていて蒸発したものとが
流れ出て、室内ユニット3内の空気温度を上げ、室内ユ
ニット3内部のドレン水の蒸発を早め、さらに室内ファ
ン10、吹出口26及び吹出口26近辺にある各種ルー
バ44a,44b,46などの温度を上げて結露を防止
する。その結果、室内ユニット3内の水分は急速に蒸発
し、さらに蒸発した水分は循環路を流れ、その後、蒸発
器となっている面積の小さい後側熱交換部8aにおいて
凝縮し、円滑にドレン水として後ドレンパン34に回
収、排出するようにしている。
【0053】これにより、第2の乾燥運転処理実施例に
おいても、第1の乾燥運転処理実施例と同様の効果が得
られると共に、前面パネル23を閉状態にして空気調和
を行なう部屋Rからの空気吸込量を少なくし、蒸発器と
した後側熱交換部8aでの水分の凝縮をできる限り室内
ユニット3内部の水分とすることで内部の水分を多く排
水し、より高効率の乾燥運転を行なうことができる。ま
た吹出口26に設けた後吹出ルーバ44a、前吹出ルー
バ44bを共に閉位置Xa,Xbにして運転するので、
部屋Rへの空気の吹出しもほとんどなしの状態になる。
なお、上吸込口25は、上吸込ルーバ42を閉状態にし
て閉じた方が望ましいが、開閉機構を有しない構造等で
は開放したままでも乾燥運転の効果は得られる。なおま
た、左右ルーバ46を使用者の操作に依存としたが、正
面から見て左方向へ偏向させることで、室内ユニット3
内の空気の循環が、全体にわたって円滑に行なわれるよ
うにしてもよい。
【0054】また、運転モードとして冷房運転あるいは
除湿運転後に自動クリーンモードを設定した場合、乾燥
運転処理後に行なわれるクリーン運転処理の運転モード
での制御は、図8のフローチャート及び図9の各部の動
作状態を示す図に沿って行われる。先ず第1ステップU
で、各部を図9に示す乾燥運転における動作状態とな
るように設定する。すなわち、圧縮機4と室外ファン9
は停止状態にし、室内ファン10は除湿運転時より低速
の極低速に固定し、室外膨張弁7と室内絞り弁14は開
状態にし、四方弁5は冷房を行なう位置にしておく。
【0055】また室内ユニット3の上吸込ルーバ42は
閉回動し、前面パネル23も閉状態にし、後吹出ルーバ
44aと前吹出ルーバ44bも共に閉位置Xa,Xbに
する。さらに左右ルーバ46を、その前端部分が前面開
口24側から見て向かって左側となるように回動させ、
室内ファン10による流れが左方向に偏向するようにす
る。また、ダンパ36は開状態にして通流可能にした連
通開口35を介し、吹出口26近傍の主通流路30と前
面パネル23の裏面側に形成された連通通路38とを連
通させる。
【0056】これにより、室内ユニット3内には、室内
ファン10が配置された主通流路30からマイナスイオ
ン発生器53近傍を経て連通開口35に至り、さらに連
通通路38を通り、電気集塵機49(オゾン発生装置5
2)が配置された室内熱交換器8上流部分の主通流路3
0を経て室内ファン10に至る循環路が形成される。そ
して室内ユニット3内には、室内ファン10によって図
3に白抜き点線矢印で示すように、室内ファン10から
主通流路30を吹出口26方向に流れて連通開口35に
至り、さらに白抜き実線矢印で示すように、連通開口3
5から連通通路38を通り、電気集塵機49(オゾン発
生装置52)、室内熱交換器8を通過して室内ファン1
0へと流れる極低速の室内ユニット3内空気の循環する
流れが生じる。なお、電気集塵機49については、ON
状態にして放電電極50aに第1の高電圧VH1を印加
しオゾン発生装置52として動作させ、マイナスイオン
発生器53も、ON状態にする。
【0057】次に第2ステップUで、図示しないタイ
マの10分間の設定を行ない、第3ステップUでタイ
マをスタートさせる。そして、第4ステップUで所定
時間経過したか否かの判断を行ない、所定時間が経過し
た時点で第5ステップUに進みクリーン運転を終了
し、各部を図9に示す停止状態に制御する。
【0058】なお、こうしたクリーン運転処理は、冷房
運転、暖房運転等を行なうことで室内ユニット3内の各
部に付着したかびや雑菌を低減するために行なうもので
ある。そして、このために、冷凍サイクルを停止し、室
内フアン10を極低速とし、吹出口26と、前面開口2
4や上吸込口25の吸込口を閉じ、極力室内ユニット3
内を密閉した状態に保持し、ダンパ33を開き、左右ル
ーバ46を左方向に偏向させ、室内ユニット3内を対角
線方向に長円を描くようにして循環する極低速の空気の
流れを形成し、この流れによって、電気集塵機49を放
電電極50aに第1の高電圧VH1を印加してオゾン発
生装置52として発生させたオゾン、またマイナスイオ
ン発生器53をON状態にして発生させたマイナスイオ
ンを、室内ユニット3内に行き渡らせるようにするもの
である。
【0059】その結果、室内ユニット3内の各部に付着
したかびや雑菌の殺菌、減菌が良好に行われ、またオゾ
ンとマイナスイオンを同時に存在させることで、単独で
存在させた場合よりもより効果的に、これらを低減させ
ることができる。また、このクリーン運転処理において
は、吹出口26や吸込口の前面開口24や上吸込口25
を閉状態とするため、オゾンが部屋R内に漏れ出ず、部
屋R内にオゾン臭を発生させることがない。同時に、部
屋R内へのオゾン漏れを防止することができるために、
室内ユニット3内のオゾン濃度を高めることができる効
果がある。
【0060】また一般に、電気集塵機は、空気調和機の
冷暖房能力で決まった熱交換器の大きさに対し、同じ室
内を清浄するための電気集塵機の大きさが約半分程度の
大きさで済むため、室内熱交換器の略半分の大きさで済
み、これを室内熱交換器の左右のいずれか一方に偏って
設けられる。これにより、オゾン発生装置とした際に発
生するオゾンの濃度は、電気集塵機の近傍から設置され
ている一方の側で高まり、他方側で低く分布が生じる。
そこで本実施形態では、クリーン運転処理の際に、室内
ユニット3内に連通通路38を形成し空気の循環路を形
成することで発生させたオゾンを全体に均一に行き渡ら
せるようにし、単に空気を循環させた場合に他方側まで
均一に行き渡るまでに時間を要していたものに比べて短
時間で済むようにし、室内ユニット3内のオゾン濃度の
分布を短時間のうちに均一なものにしている。
【0061】なお、上記の実施形態においては電気集塵
機49を放電電極50aに印加する電圧を変えることで
オゾン発生装置52として機能させるようにしたが、オ
ゾン発生装置52を独立して設けるようにしてもよく、
また乾燥運転処理やクリーン運転処理の際に、上吸込ル
ーバ42を設けて上吸込口25を閉状態となるようにし
ているが、上吸込ルーバ42を設けずに上吸込口25を
開放状態のままとしてもよく、この場合には若干劣るも
のの、室内ユニット3内の乾燥効果、かびや雑菌の殺
菌、減菌効果は得ることができる。
【0062】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、空気調和している室内に多湿空気を吹き出す
ことで居住者の快適感を損ねる虞もなく、冷房運転停止
後における室内ユニット内の高温多湿状態を比較的短時
間のうちに解消し、雑菌やかびの繁殖を低減させことが
でき、かびや雑菌の増殖による異臭発生の防止し、衛生
的に良好な調和空気の吹き出しが行なえる等の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る室内ユニットの図3
におけるA−B矢視方向の断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る室内ユニットの図3
におけるA−C矢視方向の断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る室内ユニットの正面
図である。
【図4】本発明の一実施形態における制御回路図であ
る。
【図5】本発明の一実施形態に係るリモートコントロー
ラを示す図で、図5(a)は平面図、図5(b)はメニ
ュー釦による切換え内容を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態における基本制御のフロー
チャートである。
【図7】本発明の一実施形態における乾燥運転処理時の
フローチャートである。
【図8】本発明の一実施形態におけるクリーン運転処理
時のフローチャートである。
【図9】本発明の一実施形態における各運転モードでの
各部の動作状態を一覧にして示す図である。
【図10】本発明の一実施形態に係る乾燥運転処理の他
の実施形態における運転モードでの各部の動作状態を一
覧にして示す図である。
【符号の説明】
3…室内ユニット 8…室内熱交換器 8a…後側熱交換部 8b…前側熱交換部 10…室内ファン 14…室内絞り弁 16…室内制御装置 18…リモートコントローラ 23…前面パネル 24…前面開口 25…上吸込口 26…吹出口 35…連通開口 36…ダンパ 37…ダンパ用モータ 38…連通通路 39…パネル用モータ 41…パネル駆動機構 42…上吸込ルーバ 44a…後吹出ルーバ 44b…前吹出ルーバ 45a…後ルーバ用モータ 45b…前ルーバ用モータ 46…左右ルーバ 49…電気集塵機 50a…放電電極 52…オゾン発生装置 53…マイナスイオン発生器
フロントページの続き (72)発明者 胡摩崎 惠 静岡県富士市蓼原336番地 東芝キヤリア 株式会社内 (72)発明者 和田 宏二 静岡県富士市蓼原336番地 東芝キヤリア 株式会社内 (72)発明者 井手 伸一 静岡県富士市蓼原336番地 東芝キヤリア 株式会社内 (72)発明者 清水 克浩 静岡県富士市蓼原336番地 東芝キヤリア 株式会社内 (72)発明者 矢ケ部 真一 静岡県富士市蓼原336番地 東芝キヤリア 株式会社内 (72)発明者 藤田 義信 静岡県富士市蓼原336番地 東芝キヤリア 株式会社内 Fターム(参考) 3L051 BC02 BC10 3L060 AA05 CC07 CC08 DD07 EE01 EE05 EE09 3L061 BB01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内に空気を吹き出す吹出口、室内空気
    を吸い込む吸込口、室内ファン、第1室内熱交換器、第
    2室内熱交換器及び前記第1室内熱交換器と第2室内熱
    交換器の間に介装された減圧装置とを収納した室内ユニ
    ットを備えた空気調和機において、前記室内ファンと、
    前記減圧装置を制御する制御装置を設け、この制御装置
    は、前記室内ファンを低風量に制御すると共に、前記減
    圧装置の絞りを大として前記第1室内熱交換器を凝縮
    器、第2室内熱交換器を蒸発器として作用させる乾燥運
    転モード備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 室内に空気を吹き出す吹出口、室内空気
    を吸い込む上吸込口、前吸込口、室内ファン、第1室内
    熱交換器、第2室内熱交換器及び前記第1室内熱交換器
    と第2室内熱交換器の間に介装された減圧装置とを収納
    した室内ユニットを備えた空気調和機において、前記吹
    出口部分と吸込口部分とを、開閉機構を設けて前記室内
    熱交換器内を通過することなく連通可能とする連通通路
    と、前記前吸込口を開閉する前吸込口開閉機構と、前記
    吹出口を開閉する吹出口開閉機構と、前記室内ファン
    と、前記減圧装置を制御する制御装置を設け、この制御
    装置は、前記開閉機構を連通可能に開き、前記前吸込口
    開閉機構を閉じ、前記吹出口開閉機構を閉じ、前記室内
    ファンを低風量に制御すると共に、前記減圧装置の絞り
    を大として前記第1室内熱交換器を凝縮器、第2室内熱
    交換器を蒸発器として作用させる乾燥運転モード備えた
    ことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記第1室内熱交換器の面積が、第2室
    内熱交換器の面積より大きいことを特徴とする請求項1
    または2のいずれかに記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記第1室内熱交換器が前方側に配置さ
    れ、前記第2室内熱交換器が後方側に配置されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の空気
    調和機。
  5. 【請求項5】 冷房運転時は、前記減圧装置の絞りを小
    または全開状態にして前記第1室内熱交換器と第2室内
    熱交換器を共に蒸発器として作用させることを特徴とす
    る請求項1または2のいずれかに記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記室内ユニットの吸込口は、前側に設
    けられ、該吸込口を通過した空気の殆どが第1室内熱交
    換器に流入する前側吸込口と、上側に設けられ、前記吸
    込口を通過した空気が主に第2室内熱交換器に流入する
    上側吸込口とに2分され、前記上側吸込口を開閉する吸
    込口開閉機構を有し、前記制御装置は、前記乾燥運転モ
    ード時に前記吸込口開閉機構を動作させて上側吸込口を
    閉じたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】 前記室内ユニットは、さらに吹出口を開
    閉する吹出口開閉ルーバを備え、前記制御装置は、前記
    乾燥運転モード時に吹出口から吹き出された吹出空気が
    主に前記吸込口に戻るように前記吹出口開閉ルーバの方
    向を制御することを特徴とする請求項1または6のいず
    れかに記載の空気調和機。
  8. 【請求項8】 前記制御装置は、冷房運転終了後、自動
    的に乾燥運転モードを実行することを特徴とする請求項
    1、2、6または7のいずれかに記載の空気調和機。
  9. 【請求項9】 前記室内ユニットは、さらにオゾンを発
    生させるオゾン発生装置とマイナスイオンを発生させる
    マイナスイオン発生器を有し、前記制御装置は、乾燥運
    転モード時に前記オゾン発生装置及びマイナスイオン発
    生器を動作させることを特徴とする請求項7記載の空気
    調和機。
  10. 【請求項10】 前記空気調和機は、さらにリモコン装
    置を備え、このリモコン装置によって、冷房運転終了
    後、自動的に乾燥運転モードを実施するか、しないかの
    選択を可能としたことを特徴とする請求項8記載の空気
    調和機。
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