JP2011169562A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御装置11は、記憶手段14に記憶された室内温度Tinと、所定値Tαとの大小関係を比較し、Tin≧Tαとなる場合、制御装置11における暖房運転可否決定手段1は、乾燥運転中に暖房運転を実施しないことを決定し、そして、制御装置11は、暖房運転を含まない乾燥運転を実施する。
【選択図】図3
Description
また、第2の目的は、外気温度センサー及び室内温度センサーを用いて、外気環境及び室内環境を把握することにより外気環境に対する室内環境の快適性を把握し、かつ、外気環境を把握することにより室内環境がどのように悪化していくかを推定することによって、室内の快適性を悪化させないように、あるいは、無駄なエネルギーを消費しないように乾燥運転の最適化をすることができる空気調和機を得ることである。
(空気調和機101の構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機のシステム構成を示す図であり、図2は、同空気調和機の冷凍サイクルの冷媒回路図を示す図である。
図1で示されるように、空気調和機101は、少なくとも、各アクチュエーター等の動作を制御する制御装置11、センサー等から温度情報等である出力信号を入力する入力回路12、制御装置11からの制御信号に基づいて各アクチュエーターを駆動信号に変換する駆動回路13、入力回路12によって入力された温度情報等を記憶する記憶手段14、後述する冷凍サイクルを流通する冷媒を圧縮する圧縮機15、後述する室外熱交換器21において外気と熱交換を促進する室外送風機16、後述する室内熱交換器23において室内空気と熱交換を促進する室内送風機17、及び、室内温度を検出する室内温度センサー18を備えている。
なお、図1で示されるように、圧縮機15、室外送風機16及び室内送風機17は、それぞれ駆動回路13に接続されているが、これに限定されるものではなく、それぞれのアクチュエーターごとに駆動回路が設置される等、複数の駆動回路が設置されるものとしてもよい。
次に、図2を参照しながら、同図で示される冷媒回路の冷凍サイクル動作について説明する。図2において、冷房運転及び除湿運転時には、冷媒回路内の冷媒は実線で示す矢印の方向に流れ、一方、暖房運転には、冷媒回路内の冷媒は破線で示す矢印の方向に流れる。
図3は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の乾燥運転の動作を示すフローチャートであり、図4は、同空気調和機の暖房運転を含む乾燥運転の動作を示すフローチャートであり、図5は、同空気調和機の乾燥運転中の乾燥暖房運転の動作を示すフローチャートであり、そして、図6は、同空気調和機の暖房運転を含まない乾燥運転の動作を示すフローチャートである。以下、図3〜図6を参照しながら、本実施の形態に係る空気調和機101の乾燥運転動作について説明する。
制御装置11は、冷暖房運転又は除湿運転等の通常運転の終了時に、室内温度センサー18によって検出された室内温度Tinを入力回路12を介して受信し、受信した室内温度Tinを記憶手段14に記憶させる。ここで、通常運転の終了時において、制御装置11は、圧縮機15、室外送風機16及び室内送風機17を停止させる。
制御装置11は、ステップS1において記憶手段14に記憶された室内温度Tinと、所定値Tαとの大小関係を比較する。その比較の結果、Tin<Tαとなる場合、ステップS3へ進む。一方、Tin≧Tαとなる場合、ステップS4へ進む。
制御装置11における暖房運転可否決定手段1は、乾燥運転中に暖房運転を実施することを決定し、制御装置11は、暖房運転を含む乾燥運転を実施する。
制御装置11における暖房運転可否決定手段1は、乾燥運転中に暖房運転を実施しないことを決定し、制御装置11は、暖房運転を含まない乾燥運転を実施する。
制御装置11は、乾燥運転中における各運転が全て終了すると、乾燥運転を終了させる。具体的には、制御装置11は、圧縮機15、室外送風機16及び室内送風機17を停止させる。
制御装置11の乾燥運転決定手段2における各運転時間計測手段5は、通常運転が運転停止してから経過時間の計測を開始する。
制御装置11は、各運転時間計測手段5によって計測されている経過時間が、所定時間X1に達したか否かを判定する。その判定の結果、経過時間が所定時間X1に達した場合、ステップS13へ進む。
制御装置11は、送風運転(1)を開始し、各運転時間計測手段5は、送風運転(1)が開始されてからの経過時間の計測を開始する。送風運転(1)において、制御装置11は、圧縮機15及び室外送風機16を停止状態とし、制御装置11の吹出し風量決定手段6によって決定された風量に基づいて室内送風機17を駆動させる。
制御装置11は、各運転時間計測手段5によって計測されている経過時間が、所定時間X2に達したか否かを判定する。その判定の結果、経過時間が所定時間X2に達した場合、制御装置11は、送風運転(1)を停止し、ステップS15へ進む。
制御装置11は、乾燥運転における暖房運転(以下、「乾燥暖房運転」という)を実施する。乾燥暖房運転終了後、ステップS16へ進む。
制御装置11は、送風運転(2)を開始し、各運転時間計測手段5は、送風運転(2)が開始されてからの経過時間の計測を開始する。送風運転(2)において、制御装置11は、圧縮機15及び室外送風機16を停止状態とし、制御装置11の吹出し風量決定手段6によって決定された風量に基づいて室内送風機17を駆動させる。
制御装置11は、各運転時間計測手段5によって計測されている経過時間が、所定時間X4に達したか否かを判定する。その判定の結果、経過時間が所定時間X4に達した場合、制御装置11は、送風運転(2)を停止し、ステップS18へ進む。
制御装置11は、暖房運転を含む乾燥運転(1)を終了する。
暖房運転を含む乾燥運転(2)は、図4(a)で示される暖房運転を含む乾燥運転(1)のステップS11〜ステップS18で示されるフローのうち、ステップS11及びステップS12を除いた処理によって構成される。すなわち、暖房運転を含む乾燥運転(2)は、図4(a)で示されるステップS11及びステップS12における通常運転停止後、所定時間X1経過するまで待機する動作がなく、ステップS13における送風運転(1)の実施から開始する。
暖房運転を含む乾燥運転(3)は、図4(a)で示される暖房運転を含む乾燥運転(1)のステップS11〜ステップS18で示されるフローのうち、ステップS11〜ステップS14を除いた処理によって構成される。すなわち、暖房運転を含む乾燥運転(3)は、図4(a)で示されるステップS11及びステップS12による通常運転停止後、所定時間X1経過するまで待機する処理、並びに、ステップS13及びステップS14における送風運転(1)の動作がなく、ステップS15における乾燥暖房運転の実施から開始する。
なお、図4で示される暖房運転を含む乾燥運転(1)〜暖房運転を含む乾燥運転(3)は、暖房運転を含む乾燥運転の例であり、乾燥暖房運転を含んでいれば、乾燥運転がどのように構成されていてもよい。すなわち、乾燥暖房運転を含んでいれば、送風運転を含まない構成としてもよい。
制御装置11は、暖房動作を開始し、制御装置11の乾燥運転決定手段2における各運転時間計測手段5は、暖房動作が開始されてからの経過時間の計測を開始する。暖房動作において、制御装置11は、圧縮機15及び室外送風機16を駆動し、制御装置11の吹出し風量決定手段6によって決定された風量に基づいて室内送風機17を駆動させる。
制御装置11は、各運転時間計測手段5によって計測されている経過時間が、所定時間X3に達したか否かを判定する。その判定の結果、経過時間が所定時間X3に達した場合、ステップS23へ進む。
制御装置11は、暖房動作を停止して乾燥暖房運転(1)を終了する。
制御装置11の乾燥運転決定手段2における各運転時間計測手段5は、通常運転が運転停止してから経過時間の計測を開始する。
制御装置11は、各運転時間計測手段5によって計測されている経過時間が、所定時間X5に達したか否かを判定する。その判定の結果、経過時間が所定時間X5に達した場合、ステップS43へ進む。
制御装置11は、送風運転を開始し、各運転時間計測手段5は、送風運転が開始されてからの経過時間の計測を開始する。送風運転において、制御装置11は、圧縮機15及び室外送風機16を停止状態とし、制御装置11の吹出し風量決定手段6によって決定された風量に基づいて室内送風機17を駆動させる。
制御装置11は、各運転時間計測手段5によって計測されている経過時間が、所定時間X6に達したか否かを判定する。その判定の結果、経過時間が所定時間X6に達した場合、制御装置11は、送風運転を停止し、ステップS45へ進む。
制御装置11は、暖房運転を含まない乾燥運転(1)を終了する。
暖房運転を含まない乾燥運転(2)は、図6(a)で示される暖房運転を含まない乾燥運転(1)のステップS41〜ステップS45で示されるフローのうち、ステップS41及びステップS42を除いた処理によって構成される。すなわち、暖房運転を含まない乾燥運転(2)は、図6(a)で示されるステップS41及びステップS42における通常運転停止後、所定時間X5経過するまで待機する動作がなく、ステップS43における送風運転の実施から開始する。
なお、図6で示される暖房運転を含まない乾燥運転(1)及び暖房運転を含まない乾燥運転(2)は、暖房運転を含まない乾燥運転の例であり、乾燥暖房運転を含んでいなければ、乾燥運転がどのように構成されていてもよい。
なお、所定時間X1〜所定時間X6は、予め設定されているものとしてよく、また、各運転時間決定手段4が、室内温度センサー18によって検出された室内温度Tin、又は、直前の通常運転の運転時間等に基づいて決定するものとしてもよい。
制御装置11は、冷暖房運転又は除湿運転等の通常運転の終了直後に設定されていた通常運転における設定温度である運転設定温度Tsetを記憶手段14に記憶させる。そして、ステップS1へ進む。
制御装置11は、通常運転の終了時に、室内温度センサー18によって検出された室内温度Tinを入力回路12を介して受信し、受信した室内温度Tinを記憶手段14に記憶させる。ここで、通常運転の終了時において、制御装置11は、圧縮機15、室外送風機16及び室内送風機17を停止させる。そして、ステップS7へ進む。
制御装置11は、ステップS1において記憶手段14に記憶された室内温度Tinと、ステップS6における運転設定温度Tsetと所定値Tβとの和との大小関係を比較する。その比較の結果、Tin<Tset+Tβとなる場合、ステップS3へ進む。一方、Tin≧Tset+Tβとなる場合、ステップS4へ進む。
制御装置11は、暖房動作を開始し、制御装置11の乾燥運転決定手段2における各運転時間計測手段5は、暖房動作が開始されてからの経過時間の計測を開始する。暖房動作において、制御装置11は、圧縮機15及び室外送風機16を駆動し、制御装置11の吹出し風量決定手段6によって決定された風量に基づいて室内送風機17を駆動させる。そして、ステップS24へ進む。
制御装置11は、暖房動作を開始した後、入力回路12を介して、室内温度センサー18によって検出される室内温度Tin2を受信し、受信した室内温度Tin2を記憶手段14に記憶させる。
制御装置11は、記憶手段14に記憶された室内温度Tin2と、図7のステップS6における運転設定温度Tsetと所定値T2との和との大小関係を比較する。その比較の結果、Tin2<Tset+T2となる場合、ステップS22へ進む。一方、Tin2≧Tset+T2となる場合、ステップS23へ進む。
制御装置11は、各運転時間計測手段5によって計測されている経過時間が、所定時間X3に達したか否かを判定する。その判定の結果、経過時間が所定時間X3に達した場合、ステップS23へ進む。一方、経過時間が所定時間X3に達していない場合、ステップS24へ戻る。
制御装置11は、暖房動作を停止して乾燥暖房運転(2)を終了する。
以上の構成及び動作のように、本実施の形態に係る空気調和機101においては、通常運転終了時に、乾燥運転中の暖房運転を実施するか否かを室内温度Tinと所定値とを比較することにより決定し、暖房運転を含まない乾燥運転を可能とすることによって、乾燥運転によって室内環境が悪化しないようにすることができ、さらに、エネルギー消費も抑制することができる。
本実施の形態に係る空気調和機について、実施の形態1に係る空気調和機101の構成及び動作と相違する点を中心に説明する。
図9は、本発明の実施の形態2に係る空気調和機のシステム構成を示す図である。
図9で示されるように、本実施の形態に係る空気調和機101aは、図1で示される実施の形態1に係る空気調和機101の入力回路12に、外気温度を検出する外気温度センサー19を接続して追加した構成となっている。
図10は、本発明の実施の形態2に係る空気調和機の乾燥運転の動作を示すフローチャートであり、図11は、同空気調和機の乾燥運転中の乾燥暖房運転の動作を示すフローチャートである。以下、図10及び図11を参照しながら、本実施の形態に係る空気調和機101aの乾燥運転動作について説明する。
制御装置11は、冷暖房運転又は除湿運転等の通常運転の終了時に、室内温度センサー18によって検出された室内温度Tin、及び、外気温度センサー19によって検出された外気温度Toutを入力回路12を介して受信し、受信した室内温度Tin及び外気温度Toutを記憶手段14に記憶させる。そして、ステップS9へ進む。
制御装置11は、記憶手段14に記憶された室内温度Tinと、同じく記憶手段14に記憶された外気温度Toutと所定値Tγとの和との大小関係を比較する。その比較の結果、Tin<Tout+Tγとなる場合、ステップS3へ進む。一方、Tin≧Tout+Tγとなる場合、ステップS4へ進む。
制御装置11は、暖房動作を開始し、制御装置11の乾燥運転決定手段2における各運転時間計測手段5は、暖房動作が開始されてからの経過時間の計測を開始する。暖房動作において、制御装置11は、圧縮機15及び室外送風機16を駆動し、制御装置11の吹出し風量決定手段6によって決定された風量に基づいて室内送風機17を駆動させる。そして、ステップS24へ進む。
制御装置11は、暖房動作を開始した後、入力回路12を介して、室内温度センサー18によって検出される室内温度Tin2を受信し、受信した室内温度Tin2を記憶手段14に記憶させる。そして、ステップS26へ進む。
制御装置11は、入力回路12を介して、外気温度センサー19によって検出される外気温度Tout2を受信し、受信した外気温度Tout2を記憶手段14に記憶させる。そして、ステップS27へ進む。
なお、このステップS26における外気温度Tout2の受信及び記憶動作は、ステップS24における室内温度Tin2の受信及び記憶動作の次に実施されるものとしているが、これに限定されるものではなく、ステップS24に先行して実施されるものとしてもよく、又は、同時に実施されるものとしてもよい。
制御装置11は、記憶手段14に記憶された室内温度Tin2と、同じく記憶手段14に記憶された外気温度Tout2と所定値T3との和との大小関係を比較する。その比較の結果、Tin2<Tout2+T3となる場合、ステップS22へ進む。一方、Tin2≧Tout2+T3となる場合、ステップS23へ進む。
制御装置11は、各運転時間計測手段5によって計測されている経過時間が、所定時間X3に達したか否かを判定する。その判定の結果、経過時間が所定時間X3に達した場合、ステップS23へ進む。一方、経過時間が所定時間X3に達していない場合、ステップS24へ戻る。
制御装置11は、暖房動作を停止して乾燥暖房運転(3)を終了する。
制御装置11は、冷暖房運転又は除湿運転等の通常運転の終了時に、室内温度センサー18によって検出された室内温度Tin、及び、外気温度センサー19によって検出された外気温度Toutを入力回路12を介して受信し、受信した室内温度Tin及び外気温度Toutを記憶手段14に記憶させる。そして、ステップS2へ進む。
制御装置11は、ステップS8における記憶手段14に記憶された室内温度Tinと、所定値Tαとの大小関係を比較する。その比較の結果、Tin<Tαとなる場合、ステップS9へ進む。一方、Tin≧Tαとなる場合、ステップS4へ進む。
制御装置11は、記憶手段14に記憶された室内温度Tinと、同じく記憶手段14に記憶された外気温度Toutと所定値Tγとの和との大小関係を比較する。その比較の結果、Tin<Tout+Tγとなる場合、ステップS3へ進む。一方、Tin≧Tout+Tγとなる場合、ステップS4へ進む。
なお、このステップS9における室内温度Tinと、外気温度Toutと所定値Tγとの和との比較動作は、ステップS2における室内温度Tinと所定値Tαとの比較動作の次に実施されるものとしているが、これに限定されるものではなく、ステップS2に先行して実施されるものとしてもよい。
制御装置11は、冷暖房運転又は除湿運転等の通常運転の終了直後に設定されていた通常運転における設定温度である運転設定温度Tsetを記憶手段14に記憶させる。そして、ステップS8へ進む。
制御装置11は、通常運転の終了時に、室内温度センサー18によって検出された室内温度Tin、及び、外気温度センサー19によって検出された外気温度Toutを入力回路12を介して受信し、受信した室内温度Tin及び外気温度Toutを記憶手段14に記憶させる。そして、ステップS7へ進む。
制御装置11は、ステップS8における記憶手段14に記憶された室内温度Tinと、ステップS6における運転設定温度Tsetと所定値Tβとの和との大小関係を比較する。その比較の結果、Tin<Tset+Tβとなる場合、ステップS9へ進む。一方、Tin≧Tset+Tβとなる場合、ステップS4へ進む。
制御装置11は、記憶手段14に記憶された室内温度Tinと、同じく記憶手段14に記憶された外気温度Toutと所定値Tγとの和との大小関係を比較する。その比較の結果、Tin<Tout+Tγとなる場合、ステップS3へ進む。一方、Tin≧Tout+Tγとなる場合、ステップS4へ進む。
なお、このステップS9における室内温度Tinと、外気温度Toutと所定値Tγとの和との比較動作は、ステップS7における室内温度Tinと、運転設定温度Tsetと所定値Tβとの和との比較動作の次に実施されるものとしているが、これに限定されるものではなく、ステップS7に先行して実施されるものとしてもよい。
以上の構成及び動作のように、本実施の形態に係る空気調和機101aにおいては、通常運転終了時に、乾燥運転中の暖房運転を実施するか否かを室内温度Tin、外気温度Tout及び所定値を比較して決定することによって、乾燥運転によって室内温度が外気温度を基準として、高くなることを防ぐことができ、室外環境を基準にした場合の室内環境の悪化を防止することができ、さらに、快適性を維持しながら乾燥運転を実施することができる。
本実施の形態に係る空気調和機について、実施の形態1に係る空気調和機101の構成及び動作と相違する点を中心に説明する。
本実施の形態に係る空気調和機は、図1で示される実施の形態1に係る空気調和機101と同様の構成を有する。
図14は、本発明の実施の形態3に係る空気調和機の乾燥運転の動作を示すフローチャートであり、図15は、同空気調和機の乾燥運転中の乾燥暖房運転の動作を示すフローチャートである。以下、図14及び図15を参照しながら、本実施の形態に係る空気調和機101の乾燥運転動作について説明する。
制御装置11は、冷暖房運転又は除湿運転等の通常運転の終了を確認する。そして、ステップS3へ進む。
制御装置11は、室内温度センサー18によって検出された室内温度Tinを入力回路12を介して受信し、受信した室内温度Tinを記憶手段14に記憶させる。そして、ステップS29へ進む。
制御装置11は、ステップS28において記憶手段14に記憶された室内温度Tinと、所定値αとの大小関係を比較する。その比較の結果、Tin<Tαとなる場合、ステップS21へ進む。一方、Tin≧Tαとなる場合、暖房動作を実施せずに、乾燥暖房運転(4)を終了する。
制御装置11は、暖房動作を停止して乾燥暖房運転(4)を終了する。
制御装置11は、冷暖房運転又は除湿運転等の通常運転の終了直後に設定されていた通常運転における設定温度である運転設定温度Tsetを記憶手段14に記憶させる。そして、ステップS10へ進む。
制御装置11は、室内温度センサー18によって検出された室内温度Tinを入力回路12を介して受信し、受信した室内温度Tinを記憶手段14に記憶させる。そして、ステップS30へ進む。
制御装置11は、ステップS28において記憶手段14に記憶された室内温度Tinと、図16のステップS6における運転設定温度Tsetと所定値Tβとの和との大小関係を比較する。その比較の結果、Tin<Tset+Tβとなる場合、ステップS21へ進む。一方、Tin≧Tset+Tβとなる場合、暖房動作を実施せずに、乾燥暖房運転(5)を終了する。
制御装置11は、暖房動作を開始し、制御装置11の乾燥運転決定手段2における各運転時間計測手段5は、暖房動作が開始されてからの経過時間の計測を開始する。暖房動作において、制御装置11は、圧縮機15及び室外送風機16を駆動し、制御装置11の吹出し風量決定手段6によって決定された風量に基づいて室内送風機17を駆動させる。そして、ステップS24へ進む。
(S25)
制御装置11は、記憶手段14に記憶された室内温度Tin2と、図16のステップS6における運転設定温度Tsetと所定値T2との和との大小関係を比較する。その比較の結果、Tin2<Tset+T2となる場合、ステップS22へ進む。一方、Tin2≧Tset+T2となる場合、ステップS23へ進む。
制御装置11は、暖房動作を停止して乾燥暖房運転(5)を終了する。
以上の構成及び動作のように、本実施の形態に係る空気調和機101においては、乾燥暖房運転の暖房動作開始直前の室内温度Tinに基づいて、暖房動作を実施するか否かを判定するため、通常運転終了後、室内温度が均一になったときの室内温度Tinを用いることができ、通常運転の影響を排除することができるため、室内環境を正確に把握することができ、室内環境の悪化による快適性の悪化を抑制することができる。
本実施の形態に係る空気調和機について、実施の形態2に係る空気調和機101aの構成及び動作と相違する点を中心に説明する。
本実施の形態に係る空気調和機は、図9で示される実施の形態2に係る空気調和機101aと同様の構成を有する。
本実施の形態に係る空気調和機101aの乾燥運転は、図14で示される実施の形態3に係る乾燥運転と同様である。また、その図14のステップS3における暖房運転を含む乾燥運転は、図4で示される実施の形態1に係る暖房運転を含む乾燥運転と同様である。
制御装置11は、室内温度センサー18によって検出された室内温度Tinを入力回路12を介して受信し、受信した室内温度Tinを記憶手段14に記憶させる。そして、ステップS31へ進む。
制御装置11は、外気温度センサー19によって検出された外気温度Toutを入力回路12を介して受信し、受信した外気温度Toutを記憶手段14に記憶させる。そして、ステップS32へ進む。
なお、このステップS31における外気温度Toutの受信及び記憶動作は、ステップS28における室内温度Tinの受信及び記憶動作の次に実施されるものとしているが、これに限定されるものではなく、ステップS28に先行して実施されるものとしてもよく、又は、同時に実施されるものとしてもよい。
制御装置11は、記憶手段14に記憶された室内温度Tinと、同じく記憶手段14に記憶された外気温度Toutと所定値Tγとの和との大小関係を比較する。その比較の結果、Tin<Tout+Tγとなる場合、ステップS21へ進む。一方、Tin≧Tout+Tγとなる場合、暖房動作を実施せずに、乾燥暖房運転(6)を終了する。
制御装置11は、暖房動作を停止して乾燥暖房運転(6)を終了する。
制御装置11は、暖房動作を開始し、制御装置11の乾燥運転決定手段2における各運転時間計測手段5は、暖房動作が開始されてからの経過時間の計測を開始する。暖房動作において、制御装置11は、圧縮機15及び室外送風機16を駆動し、制御装置11の吹出し風量決定手段6によって決定された風量に基づいて室内送風機17を駆動させる。そして、ステップS24へ進む。
制御装置11は、暖房動作を開始した後、入力回路12を介して、室内温度センサー18によって検出される室内温度Tin2を受信し、受信した室内温度Tin2を記憶手段14に記憶させる。そして、ステップS26へ進む。
制御装置11は、入力回路12を介して、外気温度センサー19によって検出される外気温度Tout2を受信し、受信した外気温度Tout2を記憶手段14に記憶させる。
そして、ステップS27へ進む。
なお、このステップS26における外気温度Tout2の受信及び記憶動作は、ステップS24における室内温度Tin2の受信及び記憶動作の次に実施されるものとしているが、これに限定されるものではなく、ステップS24に先行して実施されるものとしてもよく、又は、同時に実施されるものとしてもよい。
制御装置11は、記憶手段14に記憶された室内温度Tin2と、同じく記憶手段14に記憶された外気温度Tout2と所定値T3との和との大小関係を比較する。その比較の結果、Tin2<Tout2+T3となる場合、ステップS22へ進む。一方、Tin2≧Tout2+T3となる場合、ステップS23へ進む。
制御装置11は、各運転時間計測手段5によって計測されている経過時間が、所定時間X3に達したか否かを判定する。その判定の結果、経過時間が所定時間X3に達した場合、ステップS23へ進む。一方、経過時間が所定時間X3に達していない場合、ステップS24へ戻る。
制御装置11は、暖房動作を停止して乾燥暖房運転(7)を終了する。
制御装置11は、外気温度センサー19によって検出された外気温度Toutを入力回路12を介して受信し、受信した外気温度Toutを記憶手段14に記憶させる。そして、ステップS29へ進む。
なお、このステップS31における外気温度Toutの受信及び記憶動作は、ステップS28における室内温度Tinの受信及び記憶動作の次に実施されるものとしているが、これに限定されるものではなく、ステップS28に先行して実施されるものとしてもよく、又は、同時に実施されるものとしてもよい。
制御装置11は、ステップS28において記憶手段14に記憶された室内温度Tinと、所定値Tαとの大小関係を比較する。その比較の結果、Tin<Tαとなる場合、ステップS32へ進む。一方、Tin≧Tαとなる場合、暖房動作を実施せずに、乾燥暖房運転(8)を終了する。
制御装置11は、記憶手段14に記憶された室内温度Tinと、同じく記憶手段14に記憶された外気温度Toutと所定値Tγとの和との大小関係を比較する。その比較の結果、Tin<Tout+Tγとなる場合、ステップS21へ進む。一方、Tin≧Tout+Tγとなる場合、暖房動作を実施せずに、乾燥暖房運転(8)を終了する。
なお、このステップS32における室内温度Tinと、外気温度Toutと所定値Tγとの和との比較動作は、ステップS29における室内温度Tinと所定値Tαとの比較動作の次に実施されるものとしているが、これに限定されるものではなく、ステップS29に先行して実施されるものとしてもよい。
制御装置11は、暖房動作を停止して乾燥暖房運転(8)を終了する。
制御装置11は、外気温度センサー19によって検出された外気温度Toutを入力回路12を介して受信し、受信した外気温度Toutを記憶手段14に記憶させる。そして、ステップS29へ進む。
なお、このステップS31における外気温度Toutの受信及び記憶動作は、ステップS28における室内温度Tinの受信及び記憶動作の次に実施されるものとしているが、これに限定されるものではなく、ステップS28に先行して実施されるものとしてもよく、又は、同時に実施されるものとしてもよい。
制御装置11は、ステップS28において記憶手段14に記憶された室内温度Tinと、所定値Tαとの大小関係を比較する。その比較の結果、Tin<Tαとなる場合、ステップS32へ進む。一方、Tin≧Tαとなる場合、暖房動作を実施せずに、乾燥暖房運転(9)を終了する。
制御装置11は、記憶手段14に記憶された室内温度Tinと、同じく記憶手段14に記憶された外気温度Toutと所定値Tγとの和との大小関係を比較する。その比較の結果、Tin<Tout+Tγとなる場合、ステップS21へ進む。一方、Tin≧Tout+Tγとなる場合、暖房動作を実施せずに、乾燥暖房運転(9)を終了する。
なお、このステップS32における室内温度Tinと、外気温度Toutと所定値Tγとの和との比較動作は、ステップS29における室内温度Tinと所定値Tαとの比較動作の次に実施されるものとしているが、これに限定されるものではなく、ステップS29に先行して実施されるものとしてもよい。
制御装置11は、暖房動作を停止して乾燥暖房運転(9)を終了する。
制御装置11は、外気温度センサー19によって検出された外気温度Toutを入力回路12を介して受信し、受信した外気温度Toutを記憶手段14に記憶させる。そして、ステップS30へ進む。
なお、このステップS31における外気温度Toutの受信及び記憶動作は、ステップS28における室内温度Tinの受信及び記憶動作の次に実施されるものとしているが、これに限定されるものではなく、ステップS28に先行して実施されるものとしてもよく、又は、同時に実施されるものとしてもよい。
制御装置11は、ステップS28において記憶手段14に記憶された室内温度Tinと、図16のステップS6における運転設定温度Tsetと所定値Tβとの和との大小関係を比較する。その比較の結果、Tin<Tset+Tβとなる場合、ステップS32へ進む。一方、Tin≧Tset+Tβとなる場合、暖房動作を実施せずに、乾燥暖房運転(10)を終了する。
制御装置11は、記憶手段14に記憶された室内温度Tinと、同じく記憶手段14に記憶された外気温度Toutと所定値Tγとの和との大小関係を比較する。その比較の結果、Tin<Tout+Tγとなる場合、ステップS21へ進む。一方、Tin≧Tout+Tγとなる場合、暖房動作を実施せずに、乾燥暖房運転(10)を終了する。
なお、このステップS32における室内温度Tinと、外気温度Toutと所定値Tγとの和との比較動作は、ステップS30における室内温度Tinと、運転設定温度Tsetと所定値Tβとの和との比較動作の次に実施されるものとしているが、これに限定されるものではなく、ステップS30に先行して実施されるものとしてもよい。
制御装置11は、暖房動作を停止して乾燥暖房運転(10)を終了する。
制御装置11は、外気温度センサー19によって検出された外気温度Toutを入力回路12を介して受信し、受信した外気温度Toutを記憶手段14に記憶させる。そして、ステップS30へ進む。
なお、このステップS31における外気温度Toutの受信及び記憶動作は、ステップS28における室内温度Tinの受信及び記憶動作の次に実施されるものとしているが、これに限定されるものではなく、ステップS28に先行して実施されるものとしてもよく、又は、同時に実施されるものとしてもよい。
制御装置11は、ステップS28において記憶手段14に記憶された室内温度Tinと、図16のステップS6における運転設定温度Tsetと所定値Tβとの和との大小関係を比較する。その比較の結果、Tin<Tset+Tβとなる場合、ステップS32へ進む。一方、Tin≧Tset+Tβとなる場合、暖房動作を実施せずに、乾燥暖房運転(11)を終了する。
制御装置11は、記憶手段14に記憶された室内温度Tinと、同じく記憶手段14に記憶された外気温度Toutと所定値Tγとの和との大小関係を比較する。その比較の結果、Tin<Tout+Tγとなる場合、ステップS21へ進む。一方、Tin≧Tout+Tγとなる場合、暖房動作を実施せずに、乾燥暖房運転(11)を終了する。
なお、このステップS32における室内温度Tinと、外気温度Toutと所定値Tγとの和との比較動作は、ステップS30における室内温度Tinと、運転設定温度Tsetと所定値Tβとの和との比較動作の次に実施されるものとしているが、これに限定されるものではなく、ステップS30に先行して実施されるものとしてもよい。
制御装置11は、暖房動作を停止して乾燥暖房運転(11)を終了する。
以上の構成及び動作のように、本実施の形態に係る空気調和機101aにおいては、乾燥暖房運転の暖房動作開始直前の室内温度Tin及び外気温度Toutに基づいて、暖房動作を実施するか否かを判定するため、通常運転終了後、室内温度が均一になったときの室内温度Tinを用いることができ、通常運転の影響を排除することができるため、室内環境を正確に把握することができ、室内環境の悪化による快適性の悪化を抑制することができる。
Claims (16)
- 圧縮機、四方弁、利用側熱交換器、膨張手段及び熱源側熱交換器を冷媒配管によって環状に接続した冷媒回路と、
前記利用側熱交換器に設置された送風機と、
室内温度を検出する室内温度検出手段と、
前記送風機を駆動させ、少なくとも暖房運転によって空気調和機本体内に存在する水分を乾燥させ、あるいは、送風運転のみによって空気調和機本体内に存在する水分を乾燥させる乾燥運転を実施する制御装置と、
を備え、
該制御装置は、前記室内温度検出手段によって検出された前記室内温度に基づいて、前記暖房運転を含む乾燥運転を実施するか否かを決定する
ことを特徴とする空気調和機。 - 前記制御装置は、
冷暖房運転又は除湿運転等の通常運転の終了時に前記室内温度検出手段によって検出された前記室内温度(以下、「終了時室内温度」という)を受信し、
該終了時室内温度に基づいて、前記暖房運転を含まない乾燥運転を実施するか、前記暖房運転を含まない乾燥運転を実施するかを決定する
ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。 - 前記制御装置は、
前記終了時室内温度が所定値よりも大きい場合、前記暖房運転を含まない乾燥運転を実施し、
少なくとも、前記終了時室内温度を前記所定値よりも小さい場合を、前記暖房運転を含む乾燥運転を実施するための条件とする
ことを特徴とする請求項2記載の空気調和機。 - 温度情報等を記憶する記憶手段を備え、
前記制御装置は、
前記通常運転終了時に設定されていた該通常運転の設定温度(以下、「運転設定温度」という)を前記記憶手段に記憶させ、
前記終了時室内温度及び前記運転設定温度に基づいて、前記暖房運転を含む乾燥運転を実施するか、前記暖房運転を含まない乾燥運転を実施するかを決定する
ことを特徴とする請求項2記載の空気調和機。 - 前記制御装置は、
前記暖房運転を含む乾燥運転において、該乾燥運転中の暖房運転(以下、「乾燥暖房運転」という)における暖房動作実施中に前記室内温度検出手段によって検出された前記室内温度(以下、「暖房中室内温度」という)を受信し、
該暖房中室内温度及び前記運転設定温度に基づいて、前記乾燥暖房運転において暖房動作を停止させるか否かを決定する
ことを特徴とする請求項4記載の空気調和機。 - 外気温度を検出する外気温度検出手段を備え、
前記制御装置は、
前記通常運転の終了時に前記外気温度検出手段によって検出された前記外気温度(以下、「終了時外気温度」という)を受信し、
前記終了時室内温度及び前記終了時外気温度に基づいて、前記暖房運転を含む乾燥運転を実施するか、前記暖房運転を含まない乾燥運転を実施するかを決定する
ことを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかに記載の空気調和機。 - 前記制御装置は、
前記暖房運転を含む乾燥運転において、該乾燥運転中の暖房運転(以下、「乾燥暖房運転」という)における暖房動作実施中に前記室内温度検出手段によって検出された前記室内温度(以下、「暖房中室内温度」という)、及び、前記乾燥暖房運転における暖房動作実施中に前記外気温度検出手段によって検出された前記外気温度(以下、「暖房中外気温度」という)を受信し、
前記暖房中室内温度及び前記暖房中外気温度に基づいて、前記乾燥暖房運転において暖房動作を停止させるか否かを決定する
ことを特徴とする請求項6記載の空気調和機。 - 圧縮機、四方弁、利用側熱交換器、膨張手段及び熱源側熱交換器を冷媒配管によって環状に接続した冷媒回路と、
前記利用側熱交換器に設置された送風機と、
室内温度を検出する室内温度検出手段と、
前記送風機を駆動させ、少なくとも暖房運転によって空気調和機本体内に存在する水分を乾燥させる乾燥運転を実施する制御装置と、
を備え、
該制御装置は、前記室内温度検出手段によって検出された前記室内温度に基づいて、前記暖房運転中の暖房動作を実施するか否かを決定する
ことを特徴とする空気調和機。 - 前記制御装置は、
前記乾燥運転中の暖房運転(以下、「乾燥暖房運転」という)における暖房動作の開始直前に前記室内温度検出手段によって検出された前記室内温度(以下、「暖房直前室内温度」という)を受信し、
該暖房直前室内温度に基づいて、前記乾燥暖房運転において暖房動作を実施するか否かを決定する
ことを特徴とする請求項8記載の空気調和機。 - 前記制御装置は、
前記暖房直前室内温度が所定値よりも大きい場合、前記乾燥暖房運転において暖房動作を実施せず、
少なくとも、前記暖房直前室内温度が前記所定値よりも小さい場合を、前記乾燥暖房運転において暖房動作を実施するための条件とする
ことを特徴とする請求項9記載の空気調和機。 - 温度情報等を記憶する記憶手段を備え、
前記制御装置は、
前記通常運転終了時に設定されていた該通常運転の設定温度(以下、「運転設定温度」という)を前記記憶手段に記憶させ、
前記暖房直前室内温度及び前記運転設定温度に基づいて、前記乾燥暖房運転において暖房動作を実施するか否かを決定する
ことを特徴とする請求項9記載の空気調和機。 - 前記制御装置は、
前記乾燥暖房運転における暖房動作実施中に前記室内温度検出手段によって検出された前記室内温度(以下、「暖房中室内温度」という)を受信し、
該暖房中室内温度及び前記運転設定温度に基づいて、前記乾燥暖房運転において暖房動作を停止させるか否かを決定する
ことを特徴とする請求項11記載の空気調和機。 - 外気温度を検出する外気温度検出手段を備え、
前記制御装置は、
前記乾燥暖房運転における暖房動作の開始直前に前記外気温度検出手段によって検出された前記外気温度(以下、「暖房直前外気温度」という)を受信し、
前記暖房直前室内温度及び前記暖房直前外気温度に基づいて、前記乾燥暖房運転において暖房動作を実施するか否かを決定する
ことを特徴とする請求項9〜請求項12のいずれかに記載の空気調和機。 - 前記制御装置は、
前記乾燥暖房運転における暖房動作実施中に前記室内温度検出手段によって検出された前記室内温度(以下、「暖房中室内温度」という)、及び、前記乾燥暖房運転における暖房動作実施中に前記外気温度検出手段によって検出された前記外気温度(以下、「暖房中外気温度」という)を受信し、
前記暖房中室内温度及び前記暖房中外気温度に基づいて、前記乾燥暖房運転において暖房動作を停止させるか否かを決定する
ことを特徴とする請求項13記載の空気調和機。 - 前記乾燥運転において、該乾燥運転の運転内容に基づいて、前記送風機の風量を決定する吹出し風量決定手段を備えた
ことを特徴とする請求項1〜請求項14のいずれかに記載の空気調和機。 - 前記乾燥運転中に空気調和機本体内部でオゾンを発生させるオゾン発生器を備えた
ことを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれかに記載の空気調和機。
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