JP2011094932A - 空調給湯システム - Google Patents

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真一 谷口
Hiroaki Ueda
博昭 植田
Hidenori Sangenya
秀紀 三軒家
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Abstract

【課題】空調運転起動時において、空調運転の立ち上がりを速くする。
【解決手段】空調給湯システム1は、圧縮機11と、給湯用温水が貯留された給湯用タンク4の周囲に巻回された給湯加熱用配管12と、室外熱交換器14と、減圧機構となる電動弁17と、空気調和が行われる室内に配置された室内熱交換器18とが順に接続された冷媒回路10を備えている。また、冷媒回路10は、圧縮機11から給湯加熱用配管12に至る回路と、給湯加熱用配管12から室外熱交換器14に至る回路とを接続する第1バイパス回路30を有している。この第1バイパス回路30には、電動弁31が設けられている。そして、冷房運転が起動されると、所定時間が経過するまで、バイパス回路30が開くように電動弁31が制御される。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調運転が行われているときの排熱を利用して、給湯用温水を加熱することが可能な空調給湯システムに関する。
空調運転を行うための室内機と室外機の他に、給湯用温水を貯留した給湯用タンクを備えた空調給湯システムが知られている。このシステムとしては、圧縮機と、給湯用タンクの周囲に巻回された給湯加熱用配管と、室外熱交換器と、減圧機構と、空調運転が行われる室内に配置された室内熱交換器とが順に接続された冷媒回路を有するものがある。従って、圧縮機から吐出された冷媒が、給湯加熱用配管を経由して室外熱交換器に供給され、給湯用タンク内に貯留された給湯用温水は、給湯加熱用配管を流れる冷媒によって加熱される。
特開昭58−123075号公報
しかしながら、従来のシステムでは、上述したように、圧縮機からの冷媒が給湯加熱用配管を経由して室外熱交換器に供給されるため、室外熱交換器に直接供給されるシステムと比べて、圧縮機から室内熱交換器に至る回路の距離が長くなる。従って、特に、空調運転起動時において、室内熱交換器が配置された室内において安定した空調能力が確保されるまでに、長時間を要するという問題がある。
そこで、本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、空調運転起動時において、空調運転の立ち上がりを速くすることができる空調給湯システムを提供することを目的とする。
第1の発明に係る空調給湯システムは、圧縮機と、給湯用温水を加熱するための給湯加熱用配管と、室外熱交換器と、減圧機構と、空気調和が行われる室内に配置された室内熱交換器とを順に接続した冷媒回路を有しており、前記冷媒回路は、前記圧縮機から前記給湯加熱用配管に至る回路と、前記給湯加熱用配管から前記室外熱交換器に至る回路とを接続するバイパス回路と、前記バイパス回路を開閉可能な弁機構とを備え、前記弁機構は、空調運転起動時において、前記バイパス回路を開くように制御されることを特徴としている。
この空調給湯システムは、圧縮機から吐出された冷媒を、給湯加熱用配管を経由させずに、室外熱交換器に直接供給するためのバイパス回路を備えている。そして、そのバイパス回路に設けられた弁機構を空調運転起動時に開くように制御する。従って、本発明の空調給湯システムでは、空調運転起動時において、圧縮機からの冷媒を、給湯加熱用配管を経由させないことで、冷媒の圧力損失を低減し、空調運転の立ち上がりを速くすることができる。
第2の発明に係る空調給湯システムは、第1の発明に係る空調給湯システムにおいて、前記弁機構は、空調運転起動時から所定時間が経過すると、前記バイパス回路を閉じるように制御されることを特徴としている。
この空調給湯システムでは、空調運転起動時から所定時間が経過して、空調運転が立ち上がった後で、弁機構を閉じることによって、給湯加熱用配管に冷媒を流通し、給湯用温水の加熱の立ち上がりを速くすることができる。
第3の発明に係る空調給湯システムは、第2の発明に係る空調給湯システムにおいて、前記弁機構は、空調運転起動時から所定時間が経過すると、前記バイパス回路を時間経過とともに徐々に閉じるように制御されることを特徴としている。
この空調給湯システムでは、空調運転起動時において、圧縮機からの冷媒を室外熱交換器に直接供給して空調運転を速やかに立ち上げた後で、バイパス回路に設けられた弁機構が時間経過とともに徐々に閉じられる。従って、空調運転を立ち上げた後、圧縮機から室外熱交換器に直接供給される冷媒量を減少させつつ、圧縮機から給湯加熱用配管に供給される冷媒量を徐々に増加させていくことによって、空調運転の立ち上がりを速めつつ、給湯用温水の加熱の立ち上がりを速くすることができる。
第4の発明に係る空調給湯システムは、第1の発明に係る空調給湯システムにおいて、前記圧縮機から吐出された冷媒の温度を検知する温度センサを備え、前記弁機構は、前記温度センサで検知された温度が所定温度になると、前記バイパス回路を閉じるように制御されることを特徴としている。
この空調給湯システムでは、圧縮機から吐出される冷媒の温度が高くなり、空調運転が立ち上がった後で、高温の冷媒を圧縮機から給湯加熱用配管に供給することによって、給湯用温水の加熱を開始できる。
第5の発明に係る空調給湯システムは、第2〜第4のいずれかの発明に係る空調給湯システムにおいて、前記弁機構は、前記バイパス回路を閉じているときに、前記給湯加熱用配管による加熱が必要でなくなった場合には、前記バイパス回路を開くように制御されることを特徴としている。
この空調給湯システムでは、例えば給湯用タンクに貯留された給湯用温水の沸き上げが完了した場合等、給湯加熱用配管による給湯用温水の加熱が必要でなくなり、給湯加熱用配管への冷媒の供給が不要になった場合には、弁機構を開くことによって、冷媒を室外熱交換器に直接供給することができるので、冷媒の圧力損失を低減させることで、空調能力を向上させることができる。
第6の発明に係る空調給湯システムは、第1〜第5のいずれかの発明に係る空調給湯システムにおいて、前記給湯加熱用配管は、給湯用温水を貯留した給湯用タンクに接触する配管または前記給湯用タンク内に配置された配管である。
この空調給湯システムは、給湯用タンク内に貯留された給湯用温水を加熱することができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、圧縮機から吐出された冷媒を、給湯加熱用配管を経由させずに、室外熱交換器に直接供給するためのバイパス回路を備えている。そして、そのバイパス回路に設けられた弁機構を空調運転起動時に開くように制御する。従って、本発明の空調給湯システムでは、空調運転起動時において、圧縮機からの冷媒を、給湯加熱用配管を経由させないことで、冷媒の圧力損失を低減し、空調運転の立ち上がりを速くすることができる。
第2の発明では、空調運転起動時から所定時間が経過して、空調運転が立ち上がった後で、弁機構を閉じることによって、給湯加熱用配管に冷媒を流通し、給湯用温水の加熱の立ち上がりを速くすることができる。
第3の発明では、空調運転起動時において、圧縮機からの冷媒を室外熱交換器に直接供給して空調運転を速やかに立ち上げた後で、バイパス回路に設けられた弁機構が時間経過とともに徐々に閉じられる。従って、空調運転を立ち上げた後、圧縮機から室外熱交換器に直接供給される冷媒量を減少させつつ、圧縮機から給湯加熱用配管に供給される冷媒量を徐々に増加させていくことによって、空調運転の立ち上がりを速めつつ、給湯用温水の加熱の立ち上がりを速くすることができる。
第4の発明では、圧縮機から吐出される冷媒の温度が高くなり、空調運転が立ち上がった後で、高温の冷媒を圧縮機から給湯加熱用配管に供給することによって、給湯用温水の加熱を開始できる。
第5の発明では、例えば給湯用タンクに貯留された給湯用温水の沸き上げが完了した場合等、給湯加熱用配管による給湯用温水の加熱が必要でなくなり、給湯加熱用配管への冷媒の供給が不要になった場合には、弁機構を開くことによって、冷媒を室外熱交換器に直接供給することができるので、冷媒の圧力損失を低減させることで、空調能力を向上させることができる。
第6の発明では、給湯用タンク内に貯留された給湯用温水を加熱することができる。
本発明の第1実施形態に係る空調給湯システムの冷媒回路図である。 図1の空調給湯システムの制御部の構成を示すブロック図である。 図1の空調給湯システムにおけるバイパス制御による動作を示すフローチャートである。 図1の空調給湯システムの冷房起動時におけるバイパス回路に設けられた電動弁の動作の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る空調給湯システムの冷房起動時におけるバイパス回路に設けられた電動弁の動作の一例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る空調給湯システムの冷媒回路図である。
以下、図面に基づいて、本発明に係る空調給湯システムの実施形態について説明する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る空調給湯システムについて、図1から図4を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る空調給湯システムの冷媒回路図である。図2は、図1の空調給湯システムの制御部の構成を示すブロック図である。
(全体構成)
本実施形態に係る空調給湯システム1は、室外機2と、空気調和が行われる室内にそれぞれ配置された3台の室内機3と、給湯用温水を貯留する給湯用タンク4とを備えている。そして、給湯用タンク4内に貯留された温水は、給湯用温水を供給するための給湯端末5に供給されるようになっている。ここで、室外機2は、給湯用タンク4の周囲に接触するように巻回された給湯加熱用配管12に接続するための接続用配管6a、6bが接続される配管接続部2a、2bと、室内機3に接続するための接続用配管6c、6dが接続される配管接続部2c、2dとを有している。従って、室外機2と室内機3とは、接続用配管6c、6dを介して接続されると共に、室外機2と給湯加熱用配管12とは、接続用配管6a、6bを介して接続される。
そして、空調給湯システム1は、圧縮機11と、給湯加熱用配管12と、室外熱交換器14と、冷媒を3台の室内機3に対して分岐させるためのヘッダ16と、減圧機構となる電動弁17と、室内熱交換器18とが順に接続された冷媒回路10を備えている。
また、冷媒回路10には、室外機2内に配置された閉鎖弁21、22、23、24が設けられている。この閉鎖弁21〜24は、手動操作によって、開状態または閉状態のいずれかに切り換え可能に構成されている。なお、閉鎖弁21〜24は、通常運転時には、開状態となるように切り換えられている。
閉鎖弁21は、室外機2において圧縮機11と配管接続部2aとの間の回路に設けられている。この閉鎖弁21は、圧縮機11から給湯加熱用配管12に至る回路において、閉状態に切り換えられることで、圧縮機11と給湯加熱用配管12との間で、冷媒が流れないように規制できる。
閉鎖弁22は、室外機2において配管接続部6bと室外熱交換器14との間の回路に設けられている。この閉鎖弁22は、給湯加熱用配管12から室外熱交換器14に至る回路において、閉状態に切り換えられることで、給湯加熱用配管12と室外熱交換器14との間で、冷媒が流れないように規制できる。
閉鎖弁23は、室外機2において室外熱交換器14と配管接続部6cとの間の回路に設けられている。この閉鎖弁23は、室外熱交換器14から電動弁17に至る回路において、閉状態に切り換えられることで、室外熱交換器14と電動弁17との間で、冷媒が流れないように規制できる。
閉鎖弁24は、室外機2において配管接続部6dと圧縮機11との間の回路に設けられている。この閉鎖弁24は、室内熱交換器18から圧縮機11に至る回路において、閉状態に切り換えられることで、室内熱交換器18と圧縮機11との間で、冷媒が流れないように規制できる。
さらに、冷媒回路10は、圧縮機11から閉鎖弁21に至る回路と、閉鎖弁22から室外熱交換器14に至る回路とを接続する第1バイパス回路30を有している。この第1バイパス回路30には、電動弁31が設けられている。電動弁31は、その開度が変化することによって、圧縮機11から室外熱交換器14に向かって、第1バイパス回路30を流れる冷媒量を変更することができる。従って、図示しない制御部により電動弁31を制御することによって、第1バイパス回路30を、冷媒が流れる開状態または冷媒が流れない閉状態に切り換えることができる。
ここで、閉鎖弁21が開状態となっており、第1バイパス回路30が閉状態となっている場合は、圧縮機11から吐出された冷媒の全ては、給湯加熱用配管12に向かって流れる。一方、閉鎖弁21が開状態となっており、第1バイパス回路30が開状態となっている場合は、圧縮機11から吐出された冷媒は、その一部が第1バイパス回路30を介して室外熱交換器14に向かって流れると共に、その残りが給湯加熱用配管12に向かって流れる。なお、特に、第1バイパス回路30に設けられた電動弁31が全開に近い場合は、圧縮機11から吐出された冷媒の多くは、第1バイパス回路30を介して室外熱交換器14に向かって流れる。また、閉鎖弁21が閉状態となっており、第1バイパス回路30が開状態となっている場合は、圧縮機11から吐出された冷媒の全ては、第1バイパス回路30を介して室外熱交換器14に向かって流れる。
さらに、冷媒回路10では、圧縮機11から吐出された冷媒の温度を検出するための吐出温度センサ40が、圧縮機21の吐出管(吐出側の配管)に設けられており、給湯加熱用配管12から室外熱交換器14に向かって流れる冷媒の温度を検出するためのタンク出口温度センサ41が、給湯加熱用配管12から配管接続部2bに至る回路に設けられている。
(制御部)
次に、空調給湯システム1の動作を制御する制御部50について説明する。図2は、図1の空調給湯システムの制御部の構成を示すブロック図である。
制御部50は、CPU(Central Processing Unit)及びROM(Read Only Memory)等を有しており、ROMには、空調給湯システム1を制御するための制御プログラム等が格納されている。制御部50は、図2に示すように、運転開始要求検知部51と、運転制御部52と、給湯加熱判断部53と、電動弁制御部54と、タイマ55とを備えている。また、制御部50は、室内機3の冷房運転についての操作入力を受け付けるコントローラ60と、圧縮機11と、電動弁17と、バイパス回路30の電動弁31と、吐出管温度センサ40と、タンク出口温度センサ41とが接続されている。
運転開始要求検知部51は、3台の室内機3のいずれかのコントローラ60に対して、冷房運転を開始するための操作が行われた場合に、運転開始要求があったことを検知する。
運転制御部52は、運転開始要求があった場合に、圧縮機11及び電動弁17を制御して冷房運転を行う。
給湯加熱判断部53は、吐出管温度センサ40で検出された吐出温度と、タンク出口温度センサ41で検出されたタンク出口温度とに基づいて、給湯用タンク4内に貯留された温水を、別途設定された沸き上げ温度に維持するために、給湯加熱用配管12による加熱が必要であるか否かを判断する。本実施形態では、給湯加熱判断部53は、吐出管温度センサ40で検出された吐出温度と、タンク出口温度センサ41で検出されたタンク出口温度との温度差が小さくなった場合(温度差が所定温度以下になった場合)に、給湯加熱用配管12による加熱が必要でないと判断する。
電動弁制御部54は、運転開始要求検知部51において運転開始要求が検知された場合に、冷房運転起動時から所定時間が経過するまで(タイマ55の計測時間が所定時間になるまで)、バイパス回路30の電動弁31を開状態(本実施形態では全開)となるように制御すると共に、冷房運転起動時から所定時間が経過すると(タイマ55の計測時間が所定時間になると)、電動弁31を閉状態(本実施形態では全閉)となるように制御する。なお、冷房運転が起動される前は、電動弁31は閉状態となっている。
ここで、上記の所定時間は、冷房運転の立ち上がりを向上させることを考慮して、あらかじめ設定されている。従って、例えば、上記の所定時間は、冷媒が冷媒回路10を所定回数だけ循環することによって、冷房運転が起動して安定するまでに要する時間などが設定される。
また、電動弁制御部54は、冷房運転起動時から所定時間が経過した後で、給湯加熱判断部53において、給湯加熱用配管12による加熱が必要でないと判断された場合に、バイパス回路30の電動弁31を開状態(本実施形態では全開)となるように制御すると共に、給湯加熱用配管12による加熱が必要であると判断された場合に、電動弁31を閉状態(本実施形態では全閉)となるように制御する。
タイマ55は、冷房運転起動時から計測を開始し、冷房運転が行われている時間を計測する。
〔バイパス制御による動作〕
次に、空調給湯システム1におけるバイパス制御による動作について、図3を参照して説明する。図3は、図1の空調給湯システムにおけるバイパス制御による動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS101において、運転開始要求検知部51によって、運転開始要求が検知されたか否かが繰り返し判断される。ここで、運転開始要求が検知された場合(S101:Yes)には、ステップS102において、運転制御部52によって、冷房運転が起動されると共に、電動弁制御部53によって、バイパス回路30の電動弁31が開状態となるように変更される。従って、圧縮機11から吐出された冷媒の多くは、バイパス回路30を介して室外熱交換器14に向かって流れるようになる。
そして、ステップS103において、冷房運転起動時から所定時間が経過したか否かが繰り返し判断される。ここで、冷房運転起動時から所定時間が経過したと判断された場合(S103:Yes)には、ステップS104において、電動弁制御部53によって、バイパス回路30の電動弁31が開状態から閉状態となるように変更される。従って、圧縮機11から吐出された冷媒の全ては、給湯加熱用配管12に向かって流れるようになる。
次に、ステップS105において、給湯加熱判断部52によって、給湯加熱用配管12による加熱が必要であるか否かが判断される。ここで、吐出温度とタンク出口温度との温度差が小さくなって、給湯加熱用配管12による加熱が必要でないと判断された場合(S105:No)には、ステップS106において、電動弁制御部53によって、バイパス回路30の電動弁31が閉状態から開状態となるように変更される。従って、圧縮機11から吐出された冷媒の多くは、再度、バイパス回路30を介して室外熱交換器14に向かって流れるようになる。その後、ステップS105に戻って同様の処理を繰り返す。
一方、ステップS105において、吐出温度とタンク出口温度との温度差が大きく、給湯加熱用配管12による加熱が必要であると判断された場合(S105:Yes)には、ステップS107において、電動弁制御部53によって、バイパス回路30の電動弁31が閉状態に維持される。なお、それまでの処理において、バイパス回路30の電動弁31が閉状態から開状態となるように変更されている場合には、ステップS107において、電動弁制御部53によって、バイパス回路30の電動弁31が開状態から閉状態に変更される。その後、ステップS105に戻って同様の処理を繰り返す。
次に、バイパス回路30の電動弁31の動作について、図4を参照して説明する。図4は、図1の空調給湯システムの冷房運転起動時におけるバイパス回路に設けられた電動弁の動作の一例を示す図である。
図4では、時刻0において、冷房運転が起動され、バイパス回路30の電動弁31が開状態(全開)となるように変更されている。そして、冷房運転起動時から所定時間Tが経過した時刻t1になるまでは、電動弁31が開状態に維持され、時刻t1において、電動弁31が開状態から閉状態(全閉)に変更されている。その後、時刻t2において、給湯加熱用配管12による加熱が必要でなくなったと判断され、電動弁31が閉状態から開状態となるように変更されている。そして、時刻t3までは、電動弁31が開状態に維持されているが、時刻t3において、給湯加熱用配管12による加熱が必要となったと判断され、電動弁31が開状態から閉状態に変更されている。
[第1実施形態に係る空調給湯システムの特徴]
本実施形態に係る空調給湯システムには、以下のような特徴がある。
本実施形態の空調給湯システム1は、圧縮機11から吐出された冷媒を、給湯加熱用配管12を経由させずに、室外熱交換器14に直接供給するためのバイパス回路30を備えている。そして、そのバイパス回路30に設けられた電動弁31を冷房運転起動時に開くように制御する。従って、本発明の空調給湯システム1では、冷房運転起動時において、圧縮機11からの冷媒を、給湯加熱用配管12を経由させないことで、冷媒の圧力損失を低減し、冷房運転の立ち上がりを速くすることができる。本発明は、給湯用タンクに貯留された給湯用温水の温度が低い場合に、特に有効である。
また、冷房運転起動時から所定時間Tが経過して、冷房運転が立ち上がった後で、バイパス回路30の電動弁31を閉じることによって、給湯加熱用配管12に冷媒を流通し、給湯用温水の加熱の立ち上がりを速くすることができる。
また、給湯用タンク4に貯留された給湯用温水の沸き上げが完了した場合等、給湯加熱用配管12による給湯用温水の加熱が必要でなくなり、給湯加熱用配管12への冷媒の供給が不要になった場合には、バイパス回路30の電動弁31を開くことによって、冷媒を室外熱交換器14に直接供給することができるので、冷媒の圧力損失を低減させることで、冷房能力を向上させることができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る空調給湯システムについて説明する。図5は、本発明の第2実施形態に係る空調給湯システムの冷房起動時におけるバイパス回路に設けられた電動弁の動作の一例を示す図である。
本実施形態に係る空調給湯システムが、第1実施形態に係る空調給湯システム1と主に異なる点は、第1実施形態では、冷房運転起動時から所定時間が経過したときに、バイパス回路30の電動弁31を、開状態である全開である状態から、閉状態である全閉である状態に、急激に変更しているのに対し、本実施形態では、冷房運転起動時から所定時間が経過する度に、バイパス回路30の電動弁31を、開状態である全開である状態から、閉状態である全閉である状態に近付くように徐々に変更している点である。その他の点については、第1実施形態の構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
本実施形態において、第1実施形態の電動弁制御部54に対応した電動弁制御部は、運転開始要求検知部51において運転開始要求が検知された場合に、冷房運転起動時に、バイパス回路30の電動弁31を開状態(本実施形態では全開)となるように制御し、その後、所定時間が経過する度に、電動弁31を段階的に(本実施形態では4段階で)、閉状態となるように制御する。
従って、本実施形態においては、バイパス回路30の電動弁31の動作は、図5に示すようになる。図5では、時刻0において、冷房運転が起動され、バイパス回路30の電動弁31が開状態(全開)となるように変更されている。そして、冷房運転起動時から所定時間T1が経過した時刻t1になるまでは、電動弁31が開状態に維持され、時刻t1において、電動弁31の開度が小さくなるように変更され、その後、所定時間T1が経過する度に、時刻t2、t3、t4において、電動弁31の開度が段階的に小さくなるように変更されている。そして、時刻t4において、電動弁31が、閉状態となっている。その後、時刻t5において、給湯加熱用配管12による加熱が必要でなくなったと判断され、電動弁31が閉状態から開状態となるように変更されている。そして、時刻t6までは、電動弁31が開状態に維持されているが、時刻t6において、給湯加熱用配管12による加熱が必要となったと判断され、電動弁31が開状態から閉状態に変更されている。
[第2実施形態に係る空調給湯システムの特徴]
本実施形態に係る空調給湯システムでは、第1実施形態と同様に、冷房運転起動時において、冷房運転の立ち上がりを速くすることができる。
また、冷房運転起動時において、圧縮機11からの冷媒を室外熱交換器14に直接供給して冷房運転を速やかに立ち上げた後で、バイパス回路30の電動弁31が時間経過とともに徐々に閉じられる。従って、冷房運転を立ち上げた後、圧縮機11から室外熱交換器14に直接供給される冷媒量を減少させつつ、圧縮機11から給湯加熱用配管12に供給される冷媒量を徐々に増加させていくことによって、冷房運転の立ち上がりを速めつつ、給湯用温水の加熱の立ち上がりを速くすることができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係る空調給湯システムについて説明する。図6は、本発明の第3実施形態に係る空調給湯システムの冷媒回路図である。
本実施形態に係る空調給湯システムが、第1実施形態に係る空調給湯システム1と主に異なる点は、第1実施形態では、第1バイパス回路30に設けられた電動弁31を制御することによって、第1バイパス回路30を開状態または閉状態に切り換えているのに対し、本実施形態では、圧縮機11の吐出側の配管に三方弁131を設けて、第1バイパス回路130を開状態または閉状態に切り換えている点である。その他の点については、第1実施形態の構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
本実施形態では、冷媒回路は、圧縮機11から閉鎖弁21に至る回路と、閉鎖弁22から室外熱交換器14に至る回路とを接続する第1バイパス回路130を有している。そして、第1バイパス回路130と、圧縮機11から閉鎖弁21に至る回路との接続部分には、三方弁131が設けられている。この三方弁131は、圧縮機11から吐出された冷媒が第1バイパス回路130を介して室外熱交換器14に供給される状態(第1バイパス回路30が開状態となる状態)と、圧縮機11から吐出された冷媒が給湯加熱用配管12に供給される状態(第1バイパス回路30が閉状態となる状態)とを切り換えることができる。また、閉鎖弁22と、閉鎖弁22から室外熱交換器14に至る回路においてバイパス回路130が合流する部分との間には、逆止弁133が設けられている。逆止弁133においては、冷媒は、閉鎖弁22から室外熱交換器14に向かって流れるが、室外熱交換器14から閉鎖弁22に向かって流れることはできない。
[第3実施形態に係る空調給湯システムの特徴]
本実施形態に係る空調給湯システムでは、第1実施形態と同様に、冷房運転起動時において、冷房運転の立ち上がりを速くすることができる。
また、通常運転時において、給湯用タンク4に貯留された給湯用温水の沸き上げが完了した場合等、給湯加熱用配管12による給湯用温水の加熱が必要でなくなり、給湯加熱用配管12への冷媒の供給が不要になった場合には、三方弁131を切り換えることによって、圧縮機11から吐出された冷媒を、給湯加熱用配管12を経由させないで室外熱交換器14に直接供給することができるので、冷媒の圧力損失を低減させることで、冷房能力を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
上述の第1〜第3実施形態では、給湯用温水を加熱するための給湯加熱用配管12は、給湯用温水が貯留された給湯用タンク4の周囲に接触するように巻回された配管であったが、これに限定されず、給湯用タンク4内に配置された配管であって、給湯用温水に接触して加熱する配管であってもよい。また、給湯用温水を加熱するための給湯加熱用配管は、例えば、二重管を流れる給湯用温水を加熱するための配管でもあってもよい。
また、上述の第1〜第3実施形態では、給湯加熱判断部52では、吐出管温度センサ40で検出された吐出温度と、タンク出口温度センサ41で検出されたタンク出口温度とに基づいて、給湯加熱用配管12による加熱が必要であるか否かを判断したが、これに限定されず、給湯用タンク4内に貯留された温水の温度を検知するための温度センサが設けられている場合には、その温度センサで検知された温度に基づいて、給湯加熱用配管による加熱が必要であるか否かが判断されてもよい。
また、上述の第1実施形態では、冷房運転起動時から所定時間が経過すると、バイパス回路30の電動弁31が開状態から閉状態に変更されるが、これに限定されず、例えば、吐出管温度センサ40で検出された吐出温度が所定温度(例えば、冷媒の吐出温度として設定された所定温度や、給湯用タンク4に貯留される温水の設定温度など)になると、バイパス回路30の電動弁31が開状態から閉状態に変更されてもよい。この場合は、圧縮機11から吐出される冷媒の温度が高くなり、冷房運転が立ち上がった後で、高温の冷媒を圧縮機11から給湯加熱用配管12に供給することによって、給湯用温水の加熱を開始できる。また、冷房運転起動時から所定時間が経過すること、吐出温度が冷媒の吐出温度として設定された所定温度になること、及び、吐出温度が給湯用タンク4に貯留される温水の設定温度になることのいずれかの条件を満たしたときに、バイパス回路30の電動弁31が開状態から閉状態に変更されてもよい。
また、上述の第1実施形態では、タンク出口温度センサ41が、給湯加熱用配管12から配管接続部2bに至る回路に設けられているが、これに限定されず、給湯加熱用配管12と、閉鎖弁22から室外熱交換器14に至る回路においてバイパス回路30が合流する部分との間の回路に設けられてもよい。また、タンク出口温度センサ41として、給湯用タンク4内に設けられた温度センサや、給湯用タンク4の周囲に設けられた温度センサを用いることもできる。
また、上述の第2実施形態では、冷房運転起動時から所定時間が経過する度に、バイパス回路30の電動弁31が、開状態から閉状態に近付くように段階的に徐々に変更されているが、これに限定されず、バイパス回路30の電動弁31は、開状態から閉状態に近付くように連続的に徐々に変更されるものであってもよい。
また、上述の第1〜第3実施形態では、室内機3の台数を3台として説明したが、室内機の台数はこれに限定されず、例えば1台でもあってもよい。
本発明を利用すれば、空調運転起動時において、空調運転の立ち上がりを速くすることができる。
1 空調給湯システム
2 室外機
3 室内機
4 給湯用タンク
10 冷媒回路
11 圧縮機
12 給湯加熱用配管
14 室外熱交換器
17 電動弁
18 室内熱交換器
21、22、23、24 閉鎖弁
30、130 第1バイパス配管
31 電動弁
40 吐出管温度センサ
41 タンク出口温度センサ
131 三方弁

Claims (6)

  1. 圧縮機と、給湯用温水を加熱するための給湯加熱用配管と、室外熱交換器と、減圧機構と、空気調和が行われる室内に配置された室内熱交換器とを順に接続した冷媒回路を有しており、
    前記冷媒回路は、
    前記圧縮機から前記給湯加熱用配管に至る回路と、前記給湯加熱用配管から前記室外熱交換器に至る回路とを接続するバイパス回路と、
    前記バイパス回路を開閉可能な弁機構とを備え、
    前記弁機構は、空調運転起動時において、前記バイパス回路を開くように制御されることを特徴とする空調給湯システム。
  2. 前記弁機構は、空調運転起動時から所定時間が経過すると、前記バイパス回路を閉じるように制御されることを特徴とする請求項1に記載の空調給湯システム。
  3. 前記弁機構は、空調運転起動時から所定時間が経過すると、前記バイパス回路を時間経過とともに徐々に閉じるように制御されることを特徴とする請求項2に記載の空調給湯システム。
  4. 前記圧縮機から吐出された冷媒の温度を検知する温度センサを備え、
    前記弁機構は、前記温度センサで検知された温度が所定温度になると、前記バイパス回路を閉じるように制御されることを特徴とする請求項1に記載の空調給湯システム。
  5. 前記弁機構は、前記バイパス回路を閉じているときに、前記給湯加熱用配管による加熱が必要でなくなった場合には、前記バイパス回路を開くように制御されることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の空調給湯システム。
  6. 前記給湯加熱用配管は、給湯用温水を貯留した給湯用タンクに接触する配管または前記給湯用タンク内に配置された配管であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の空調給湯システム。
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