JP2000140688A - 空気清浄器および空質調和装置 - Google Patents
空気清浄器および空質調和装置Info
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- JP2000140688A JP2000140688A JP10323247A JP32324798A JP2000140688A JP 2000140688 A JP2000140688 A JP 2000140688A JP 10323247 A JP10323247 A JP 10323247A JP 32324798 A JP32324798 A JP 32324798A JP 2000140688 A JP2000140688 A JP 2000140688A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
Abstract
(57)【要約】
【課題】 副次的に発生するオゾンを有効かつ安全に定
常的に利用する空気清浄器を提供する。 【解決手段】 風路２内に設けられた送風用ファン３
と、送風用ファン３の吸気側に設けた除塵フィルタ１
と、除塵フィルタ１の排気側に設けた放電素子４と、放
電素子４により荷電された塵等を電気的に捕集する集塵
部５と、放電素子４から発生するオゾンおよび空気中の
臭気成分を分解する光分解触媒を担持した紫外線ランプ
６と、紫外線ランプ６を通過したオゾン濃度を制御する
ためのオゾンセンサ７および制御回路８を具備する。
常的に利用する空気清浄器を提供する。 【解決手段】 風路２内に設けられた送風用ファン３
と、送風用ファン３の吸気側に設けた除塵フィルタ１
と、除塵フィルタ１の排気側に設けた放電素子４と、放
電素子４により荷電された塵等を電気的に捕集する集塵
部５と、放電素子４から発生するオゾンおよび空気中の
臭気成分を分解する光分解触媒を担持した紫外線ランプ
６と、紫外線ランプ６を通過したオゾン濃度を制御する
ためのオゾンセンサ７および制御回路８を具備する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭、オフイス、
自動車や電車など、人間が活動する空間の空気中に浮遊
するタバコの煙や、塵、花粉、臭気等を除去する空気清
浄器および空気浄化機能を有する冷暖房機、除湿機等の
新規な空気調和装置である空質調和装置に関するもので
ある。
自動車や電車など、人間が活動する空間の空気中に浮遊
するタバコの煙や、塵、花粉、臭気等を除去する空気清
浄器および空気浄化機能を有する冷暖房機、除湿機等の
新規な空気調和装置である空質調和装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気清浄器には、送風用ファンに
より強制的に空気を除塵フィルタに通し除塵するもの
と、送風用ファンを用いずに自然の空気の流れを利用し
て除塵を行うものに大別できる。
より強制的に空気を除塵フィルタに通し除塵するもの
と、送風用ファンを用いずに自然の空気の流れを利用し
て除塵を行うものに大別できる。
【０００３】前者の空気清浄器は、送風用ファンの吸気
側に除塵フィルタを設け、塵等を含む空気を送風用ファ
ンで強制的に除塵フィルタを通過させ、タバコの煙、
塵、花粉等を除去するものであり、一方、後者の空気清
浄器は、空気中の塵等を荷電する放電素子を有し、放電
素子が空気に含まれるタバコの煙、塵、花粉等を荷電
し、荷電した塵等を下流側に設けた逆電荷を付与した除
塵フィルタで除去するものであった。
側に除塵フィルタを設け、塵等を含む空気を送風用ファ
ンで強制的に除塵フィルタを通過させ、タバコの煙、
塵、花粉等を除去するものであり、一方、後者の空気清
浄器は、空気中の塵等を荷電する放電素子を有し、放電
素子が空気に含まれるタバコの煙、塵、花粉等を荷電
し、荷電した塵等を下流側に設けた逆電荷を付与した除
塵フィルタで除去するものであった。
【０００４】また、従来の空気調和機は、例えば、冷暖
房機、加湿機、除湿機等のように、人間が活動する空間
の温湿度環境を調和するものである。
房機、加湿機、除湿機等のように、人間が活動する空間
の温湿度環境を調和するものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前者の空気清浄器は、
送風用ファンにより屋内の空気を強制的に除塵フィルタ
に送り込むので、短時間に屋内の空気中に浮遊するタバ
コの煙、塵、花粉等を除去できるが、送風用ファンによ
る騒音が発生するという課題を有していた。
送風用ファンにより屋内の空気を強制的に除塵フィルタ
に送り込むので、短時間に屋内の空気中に浮遊するタバ
コの煙、塵、花粉等を除去できるが、送風用ファンによ
る騒音が発生するという課題を有していた。
【０００６】一方、後者の送風用ファンを有していない
空気清浄器は、自然の空気の流れにより空気中を浮遊す
る塵等を放電素子により荷電し、除塵する構成なので、
屋内の空気を浄化するのに時間がかかるという課題を有
していた。
空気清浄器は、自然の空気の流れにより空気中を浮遊す
る塵等を放電素子により荷電し、除塵する構成なので、
屋内の空気を浄化するのに時間がかかるという課題を有
していた。
【０００７】上記の空気清浄器の課題は、送風ファンと
放電素子の両方を用いた空気清浄器により解決すること
ができるが、放電素子部でのコロナ放電によるオゾンの
発生という新たな課題を生じていた。このオゾン発生を
解決する方法として、例えば、特開平６−１２６２１０
号公報では、オゾン検出手段を用いて、オゾンの発生を
抑制し、オゾンを熱分解することにより低減する効果は
あるものの、オゾンを有効に利用することは困難であっ
た。また、特開平９−１７３８９６号公報は、初期にお
いては、集塵機能を有する排気フィルタにオゾン脱臭触
媒を担持させ、オゾンと臭気成分の反応により、空気中
の臭気を除去する効果はあるものの、定常的なオゾン脱
臭機能や排気フィルタを通過したオゾン濃度の制御は困
難であった。
放電素子の両方を用いた空気清浄器により解決すること
ができるが、放電素子部でのコロナ放電によるオゾンの
発生という新たな課題を生じていた。このオゾン発生を
解決する方法として、例えば、特開平６−１２６２１０
号公報では、オゾン検出手段を用いて、オゾンの発生を
抑制し、オゾンを熱分解することにより低減する効果は
あるものの、オゾンを有効に利用することは困難であっ
た。また、特開平９−１７３８９６号公報は、初期にお
いては、集塵機能を有する排気フィルタにオゾン脱臭触
媒を担持させ、オゾンと臭気成分の反応により、空気中
の臭気を除去する効果はあるものの、定常的なオゾン脱
臭機能や排気フィルタを通過したオゾン濃度の制御は困
難であった。
【０００８】上記の空気清浄器では、空気の温度や臭気
などの総括的な質、空質という観点から、人間が活動す
る環境下での粉塵、臭気除去などの空気浄化はなされる
ものの、温度調和は全くなされないという問題点があ
る。一方、上記の空気調和装置では、空間内の温湿度環
境だけが調和され、脱臭，空気浄化については全くなさ
れなかったという問題点がある。この問題を解決する方
法として、特開平８−１１４３３２号公報では、脱臭浄
化装置と空気調和装置を並列に一体化することにより、
個々に取付作業が必要であるという作業上の無駄を回避
できるものの、空気調和装置本体内の浄化は困難であっ
た。また、脱臭浄化装置と空気調和装置を直列に一体化
する方法も考案されているが、脱臭浄化装置の圧損が大
きいために効率よく空気調和を行うことは困難であっ
た。
などの総括的な質、空質という観点から、人間が活動す
る環境下での粉塵、臭気除去などの空気浄化はなされる
ものの、温度調和は全くなされないという問題点があ
る。一方、上記の空気調和装置では、空間内の温湿度環
境だけが調和され、脱臭，空気浄化については全くなさ
れなかったという問題点がある。この問題を解決する方
法として、特開平８−１１４３３２号公報では、脱臭浄
化装置と空気調和装置を並列に一体化することにより、
個々に取付作業が必要であるという作業上の無駄を回避
できるものの、空気調和装置本体内の浄化は困難であっ
た。また、脱臭浄化装置と空気調和装置を直列に一体化
する方法も考案されているが、脱臭浄化装置の圧損が大
きいために効率よく空気調和を行うことは困難であっ
た。
【０００９】本発明では、副次的に発生するオゾンを有
効かつ安全に定常的に利用する空気清浄器と、空気浄化
と空気調和の両方を効率よく行うことができる新規な空
気調和装置である空質調和装置を提供することを目的と
する。
効かつ安全に定常的に利用する空気清浄器と、空気浄化
と空気調和の両方を効率よく行うことができる新規な空
気調和装置である空質調和装置を提供することを目的と
する。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の空気清浄器は、
本体内に設けられた送風用ファンと、前記送風用ファン
の吸気側に設けた除塵フィルタと、前記除塵フィルタの
排気側に設けた放電素子と、前記放電素子により荷電さ
れた塵等を電気的に捕集する集塵部と、前記放電素子か
ら発生するオゾンおよび空気中の臭気成分を分解する光
分解触媒を担持した紫外線ランプと、前記紫外線ランプ
を通過したオゾン濃度を制御するためのオゾンセンサお
よび制御回路を具備することを特徴とする。
本体内に設けられた送風用ファンと、前記送風用ファン
の吸気側に設けた除塵フィルタと、前記除塵フィルタの
排気側に設けた放電素子と、前記放電素子により荷電さ
れた塵等を電気的に捕集する集塵部と、前記放電素子か
ら発生するオゾンおよび空気中の臭気成分を分解する光
分解触媒を担持した紫外線ランプと、前記紫外線ランプ
を通過したオゾン濃度を制御するためのオゾンセンサお
よび制御回路を具備することを特徴とする。
【００１１】本発明の空質調和装置は、本体の吸気側に
設けた除塵フィルタと、本体の風路内に設けた耐食性の
熱交換機および放電素子と、前記放電素子により荷電さ
れた塵等を電気的に捕集する集塵部と、前記放電素子か
ら発生するオゾンおよび空気中の臭気成分を分解する光
触媒を担持した紫外線ランプと、前記紫外線ランプを通
過したオゾン濃度を制御するためのオゾンセンサおよび
制御回路とからなり、脱臭浄化機能および温湿度調節機
能を備えたことを特徴とする。また、空質調和装置内
に、ダストセンサまたは／および炭酸ガスセンサを有
し、オゾンセンサと、ダストセンサまたは／および炭酸
ガスセンサの出力から、室内と室外の吸気量もしくは車
内と車外の吸気量を制御することにより、オゾン濃度
と、粉塵量または／および炭酸ガス濃度を調節すること
を特徴とする。
設けた除塵フィルタと、本体の風路内に設けた耐食性の
熱交換機および放電素子と、前記放電素子により荷電さ
れた塵等を電気的に捕集する集塵部と、前記放電素子か
ら発生するオゾンおよび空気中の臭気成分を分解する光
触媒を担持した紫外線ランプと、前記紫外線ランプを通
過したオゾン濃度を制御するためのオゾンセンサおよび
制御回路とからなり、脱臭浄化機能および温湿度調節機
能を備えたことを特徴とする。また、空質調和装置内
に、ダストセンサまたは／および炭酸ガスセンサを有
し、オゾンセンサと、ダストセンサまたは／および炭酸
ガスセンサの出力から、室内と室外の吸気量もしくは車
内と車外の吸気量を制御することにより、オゾン濃度
と、粉塵量または／および炭酸ガス濃度を調節すること
を特徴とする。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明の空気清浄器は、本体内に
設けられた送風用ファンで空気を取り入れ、まず、前記
送風用ファンに対して吸気側に設けた除塵フィルタで埃
を除去する。そして、前記送風用ファンによって導かれ
る風路内に設けた放電素子で、マイナスイオンを発生
し、空気中の塵や花粉を帯電させ、前記集塵部で除去す
るとともに、前記放電素子で副次的に発生するオゾンに
よる殺菌と、オゾンおよび空気中の臭気成分を、光触媒
を担持した紫外線ランプを用いて分解および脱臭する。
この脱臭方法のメカニズムとしては、光触媒（半導体）
にバンドギャップ以上の光を照射すると、電子とホ−ル
が生じ、ス−パ−オキサイドイオン（Ｏ2-)とヒドロキ
シラジカル（・ＯＨ）を生成し、これら活性種の優れた
酸化還元作用によって、接触したオゾンおよび臭気成分
を分解する脱臭浄化方法である。さらに、排気側のオゾ
ン濃度をオゾンセンサで測定し、制御回路で本体内の風
速や前記放電素子の印加電圧を調整して、排気側のオゾ
ン濃度を環境基準内に制御することができる。また、ダ
ストセンサや炭酸ガスセンサを本体内の排気側に組み込
むことにより、空気中の塵の量や汚染度を測定して、室
内や車内などの換気を人に促すことができる。
設けられた送風用ファンで空気を取り入れ、まず、前記
送風用ファンに対して吸気側に設けた除塵フィルタで埃
を除去する。そして、前記送風用ファンによって導かれ
る風路内に設けた放電素子で、マイナスイオンを発生
し、空気中の塵や花粉を帯電させ、前記集塵部で除去す
るとともに、前記放電素子で副次的に発生するオゾンに
よる殺菌と、オゾンおよび空気中の臭気成分を、光触媒
を担持した紫外線ランプを用いて分解および脱臭する。
この脱臭方法のメカニズムとしては、光触媒（半導体）
にバンドギャップ以上の光を照射すると、電子とホ−ル
が生じ、ス−パ−オキサイドイオン（Ｏ2-)とヒドロキ
シラジカル（・ＯＨ）を生成し、これら活性種の優れた
酸化還元作用によって、接触したオゾンおよび臭気成分
を分解する脱臭浄化方法である。さらに、排気側のオゾ
ン濃度をオゾンセンサで測定し、制御回路で本体内の風
速や前記放電素子の印加電圧を調整して、排気側のオゾ
ン濃度を環境基準内に制御することができる。また、ダ
ストセンサや炭酸ガスセンサを本体内の排気側に組み込
むことにより、空気中の塵の量や汚染度を測定して、室
内や車内などの換気を人に促すことができる。
【００１３】本発明の空質調和装置は、本体の吸気側に
設けた除塵フィルタで埃を除去する。そして、風路内に
設けた耐食性の熱交換機で温湿度を調節しながら、同じ
く風路内に設けられた放電素子で、マイナスイオンを発
生して、空気中の塵や花粉を帯電させ、前記集塵部で除
去するとともに、前記放電素子で副次的に発生するオゾ
ンにより、前記熱交換機および空気の殺菌と、オゾンお
よび空気中の臭気成分を光触媒を担持した紫外線ランプ
を用いて分解および脱臭する。この脱臭方法のメカニズ
ムとしては、光触媒（半導体）にバンドギャップ以上の
光を照射すると、電子とホ−ルが生じ、ス−パ−オキサ
イドイオン（Ｏ2-)とヒドロキシラジカル（・ＯＨ）を生
成し、これら活性種の優れた酸化還元作用によって、接
触したオゾンおよび臭気成分を分解する脱臭浄化方法で
ある。さらに、前記紫外線ランプを通過したオゾン濃度
をオゾンセンサで測定し、制御回路で本体内の風速や前
記放電素子の印加電圧を調整して、排気側のオゾン濃度
を環境基準内に制御することができる。また、ダストセ
ンサや炭酸ガスセンサを本体内の排気側に組み込むこと
により、空気中の塵の量や汚染度を測定し、室内と室外
の吸気量もしくは車内と車外の吸気量を制御して、温湿
度制御部の機能を乱すことなく、かつ、脱臭機能による
圧損を補いながら、室内または車内の換気を自動的に行
い、快適な温湿度と空質空間を作り出すことができる。
設けた除塵フィルタで埃を除去する。そして、風路内に
設けた耐食性の熱交換機で温湿度を調節しながら、同じ
く風路内に設けられた放電素子で、マイナスイオンを発
生して、空気中の塵や花粉を帯電させ、前記集塵部で除
去するとともに、前記放電素子で副次的に発生するオゾ
ンにより、前記熱交換機および空気の殺菌と、オゾンお
よび空気中の臭気成分を光触媒を担持した紫外線ランプ
を用いて分解および脱臭する。この脱臭方法のメカニズ
ムとしては、光触媒（半導体）にバンドギャップ以上の
光を照射すると、電子とホ−ルが生じ、ス−パ−オキサ
イドイオン（Ｏ2-)とヒドロキシラジカル（・ＯＨ）を生
成し、これら活性種の優れた酸化還元作用によって、接
触したオゾンおよび臭気成分を分解する脱臭浄化方法で
ある。さらに、前記紫外線ランプを通過したオゾン濃度
をオゾンセンサで測定し、制御回路で本体内の風速や前
記放電素子の印加電圧を調整して、排気側のオゾン濃度
を環境基準内に制御することができる。また、ダストセ
ンサや炭酸ガスセンサを本体内の排気側に組み込むこと
により、空気中の塵の量や汚染度を測定し、室内と室外
の吸気量もしくは車内と車外の吸気量を制御して、温湿
度制御部の機能を乱すことなく、かつ、脱臭機能による
圧損を補いながら、室内または車内の換気を自動的に行
い、快適な温湿度と空質空間を作り出すことができる。
【００１４】以下、本発明の実施の形態について、図面
に基づいて説明する。 （実施の形態１）図１は、本発明にかかる一実施の形態
の空気清浄器である。
に基づいて説明する。 （実施の形態１）図１は、本発明にかかる一実施の形態
の空気清浄器である。
【００１５】図において、１は本体内部の風路２に取り
入れられた空気中の埃を除去するための除塵フィルタ
で、風路２内に設けられた送風用ファン３の吸気側に位
置する。前記送風用ファン３はモータ（図示せず）など
により駆動される。放電素子４は前記送風用ファン３に
よって導かれる風路２内に設けられ、高電圧など（図示
せず）により駆動される。集塵部５は、前記放電素子４
に対して排気側に位置し、前記放電素子４により帯電し
た塵を取るために、前記放電素子４に対して逆電荷を発
生するように電気的に駆動される。さらに、本体内の排
気側に、前記放電素子４で副次的に発生したオゾンと空
気中の臭気成分を分解するために、光触媒を担時した紫
外線ランプ６が設けられている。そして、前記紫外線ラ
ンプ６の排気側に、オゾン濃度を検知するためのオゾン
センサ７が設けられ、本体内の前記送風用ファン３、放
電素子４、集塵部５、オゾンセンサ７などを制御する制
御回路８は、空気中の塵や臭気成分、オゾンなどの影響
を受けないように、風路２外の本体内に設けられてい
る。なお、前記送風用ファン３は、風路２内に空気を取
り入れるためであり、前記除塵フィルタ１に対して、排
気側に位置しておればよく、例えば、集塵部５と紫外線
ランプ６の間や、オゾンセンサ７の排気側に設けてもよ
い。
入れられた空気中の埃を除去するための除塵フィルタ
で、風路２内に設けられた送風用ファン３の吸気側に位
置する。前記送風用ファン３はモータ（図示せず）など
により駆動される。放電素子４は前記送風用ファン３に
よって導かれる風路２内に設けられ、高電圧など（図示
せず）により駆動される。集塵部５は、前記放電素子４
に対して排気側に位置し、前記放電素子４により帯電し
た塵を取るために、前記放電素子４に対して逆電荷を発
生するように電気的に駆動される。さらに、本体内の排
気側に、前記放電素子４で副次的に発生したオゾンと空
気中の臭気成分を分解するために、光触媒を担時した紫
外線ランプ６が設けられている。そして、前記紫外線ラ
ンプ６の排気側に、オゾン濃度を検知するためのオゾン
センサ７が設けられ、本体内の前記送風用ファン３、放
電素子４、集塵部５、オゾンセンサ７などを制御する制
御回路８は、空気中の塵や臭気成分、オゾンなどの影響
を受けないように、風路２外の本体内に設けられてい
る。なお、前記送風用ファン３は、風路２内に空気を取
り入れるためであり、前記除塵フィルタ１に対して、排
気側に位置しておればよく、例えば、集塵部５と紫外線
ランプ６の間や、オゾンセンサ７の排気側に設けてもよ
い。
【００１６】次に、上記実施の形態の動作について説明
する。本実施例の空気の浄化は、以下のようにして行わ
れる。まず、本体内に設けられた送風用ファン３で空気
を取り入れ、風路２の入り口に設けられた除塵フィルタ
１で埃を除去する。そして、放電素子４でマイナスイオ
ンを発生し、風路２内を流れる空気中の塵や花粉を帯電
させ、逆電荷を付与した集塵部５で除去する。このと
き、前記放電素子４で副次的に発生するオゾンにより、
空気を殺菌される。また、オゾンおよび空気中の臭気成
分は、紫外線ランプ６に担持された光触媒表面に吸着
し、触媒上で反応して分解される。さらに、排気側のオ
ゾン濃度をオゾンセンサ７で測定し、排気中のオゾン濃
度が環境基準内になるように、制御回路８で送風用ファ
ン３の回転速度を調整したり、放電素子４の印加電圧を
調整して、風路２内の風速や副次的なオゾン発生量を制
御する。なお、ダストセンサや炭酸ガスセンサを風路２
内の排気側に組み込むことにより、空気中の塵の量や汚
染度を測定して、室内や車内などの換気を人に促す機能
も付与することができる。
する。本実施例の空気の浄化は、以下のようにして行わ
れる。まず、本体内に設けられた送風用ファン３で空気
を取り入れ、風路２の入り口に設けられた除塵フィルタ
１で埃を除去する。そして、放電素子４でマイナスイオ
ンを発生し、風路２内を流れる空気中の塵や花粉を帯電
させ、逆電荷を付与した集塵部５で除去する。このと
き、前記放電素子４で副次的に発生するオゾンにより、
空気を殺菌される。また、オゾンおよび空気中の臭気成
分は、紫外線ランプ６に担持された光触媒表面に吸着
し、触媒上で反応して分解される。さらに、排気側のオ
ゾン濃度をオゾンセンサ７で測定し、排気中のオゾン濃
度が環境基準内になるように、制御回路８で送風用ファ
ン３の回転速度を調整したり、放電素子４の印加電圧を
調整して、風路２内の風速や副次的なオゾン発生量を制
御する。なお、ダストセンサや炭酸ガスセンサを風路２
内の排気側に組み込むことにより、空気中の塵の量や汚
染度を測定して、室内や車内などの換気を人に促す機能
も付与することができる。
【００１７】上記のようにして、本実施の形態によっ
て、マイナスイオンを含み、副次的に発生するオゾンに
より殺菌・脱臭された空気が、安全かつ容易に作り出す
ことができる。
て、マイナスイオンを含み、副次的に発生するオゾンに
より殺菌・脱臭された空気が、安全かつ容易に作り出す
ことができる。
【００１８】（実施の形態２）図２は、本発明にかかる
一実施の形態の空質調和装置である。
一実施の形態の空質調和装置である。
【００１９】図において、１は本体内部の取り入れられ
た空気中の埃を除去するための除塵フィルタで、送風用
ファン３の吸気側に位置する。前記送風用ファン３はモ
ータ（図示せず）などにより駆動される。また、９も本
体内部の取り入れられた空気中の埃を除去するための除
塵フィルタで、１０は前記送風用ファン３により取り入
れられた空気を冷やしたり暖めたりするための熱交換機
である。ここで、熱交換機１０は、前記送風用ファン３
によって作り出される空気の流れの経路上に設けられて
おり、空気の温湿度調節機能を果たす。一方、脱臭浄化
機能は以下の構成によって果たされる。
た空気中の埃を除去するための除塵フィルタで、送風用
ファン３の吸気側に位置する。前記送風用ファン３はモ
ータ（図示せず）などにより駆動される。また、９も本
体内部の取り入れられた空気中の埃を除去するための除
塵フィルタで、１０は前記送風用ファン３により取り入
れられた空気を冷やしたり暖めたりするための熱交換機
である。ここで、熱交換機１０は、前記送風用ファン３
によって作り出される空気の流れの経路上に設けられて
おり、空気の温湿度調節機能を果たす。一方、脱臭浄化
機能は以下の構成によって果たされる。
【００２０】空気中の塵を帯電させる放電素子４は、前
記送風用ファン３によって導かれる風路内に設けられ、
高電圧など（図示せず）により駆動される。集塵部５
は、前記放電素子４に対して排気側に位置し、前記放電
素子４により帯電した塵を取るために、前記放電素子４
に対して逆電荷を発生するように電気的に駆動される。
そして、除塵された空気の流路上に、空気の清浄度を測
定するためのダストセンサ１１が設けられている。さら
に、前記放電素子４で副次的に発生したオゾンと空気中
の臭気成分を分解する光触媒を担持した紫外線ランプ６
と、前記紫外線ランプ６の排気側に、オゾン濃度を検知
するためのオゾンセンサ７が設けられている。また、本
体内の送風用ファン３、放電素子４、集塵部５、オゾン
センサ７、熱交換機１０、ダストセンサ１１などを制御
する制御回路１２は、空気中の塵や臭気成分、オゾンな
どの影響を受けないように、風路外の本体内に設けられ
ている。なお、前記送風用ファン３は、本体内に空気を
取り入れるためであり、前記除塵フィルタ１や除塵フィ
ルタ９に対して、排気側に位置しておればよく、例え
ば、集塵部５と紫外線ランプ６の間や、オゾンセンサ７
の排気側に設けてもよい。また、ダストセンサ１１の位
置は、オゾンセンサ７と同じにしてもよく、さらに上記
構成に炭酸ガスセンサをオゾンセンサ７の位置に付与し
たり、オゾンセンサ７とマイクロセンサ化して一体にし
てもよい。
記送風用ファン３によって導かれる風路内に設けられ、
高電圧など（図示せず）により駆動される。集塵部５
は、前記放電素子４に対して排気側に位置し、前記放電
素子４により帯電した塵を取るために、前記放電素子４
に対して逆電荷を発生するように電気的に駆動される。
そして、除塵された空気の流路上に、空気の清浄度を測
定するためのダストセンサ１１が設けられている。さら
に、前記放電素子４で副次的に発生したオゾンと空気中
の臭気成分を分解する光触媒を担持した紫外線ランプ６
と、前記紫外線ランプ６の排気側に、オゾン濃度を検知
するためのオゾンセンサ７が設けられている。また、本
体内の送風用ファン３、放電素子４、集塵部５、オゾン
センサ７、熱交換機１０、ダストセンサ１１などを制御
する制御回路１２は、空気中の塵や臭気成分、オゾンな
どの影響を受けないように、風路外の本体内に設けられ
ている。なお、前記送風用ファン３は、本体内に空気を
取り入れるためであり、前記除塵フィルタ１や除塵フィ
ルタ９に対して、排気側に位置しておればよく、例え
ば、集塵部５と紫外線ランプ６の間や、オゾンセンサ７
の排気側に設けてもよい。また、ダストセンサ１１の位
置は、オゾンセンサ７と同じにしてもよく、さらに上記
構成に炭酸ガスセンサをオゾンセンサ７の位置に付与し
たり、オゾンセンサ７とマイクロセンサ化して一体にし
てもよい。
【００２１】次に、上記実施の形態の動作について説明
する。本実施例の空気の脱臭浄化は、以下のようにして
行われる。まず、本体内に設けられた送風用ファン３で
空気を取り入れる。このとき、室内または車内の熱交換
された空気や室外または車外の空気中の埃は、除塵フィ
ルタ１と温湿度調節部の除塵フィルタ９で除去される。
そして、放電素子４でマイナスイオンを発生させ、送風
用ファン３により導入された空気中の塵や花粉を帯電
し、逆電荷を付与した集塵部５で除去する。このとき、
空気は前記放電素子４で副次的に発生するオゾンにより
殺菌され、また、空気の除塵度合をダストセンサ１１に
より測定して確認を行う。一方、空気中のオゾンおよび
臭気成分は、紫外線ランプ６に担持された光触媒表面に
吸着し、触媒上で反応して分解される。さらに、排気側
のオゾン濃度をオゾンセンサ７で測定し、排気中のオゾ
ン濃度が環境基準内になるように、制御回路１２で送風
用ファン３の回転速度を調整したり、放電素子４の印加
電圧を調整して、風路内の風速や副次的なオゾン発生量
を制御する。なお、炭酸ガスセンサを風路内の排気側に
組み込み、空気中の炭酸ガス濃度から、室内または車内
の空気の汚染度を測定し、室外や車外の空気を脱臭浄化
機能の部分から取り入れる機構を付与させることによっ
て、室内や車内などの換気を温湿度調節を乱すことなく
自動的に行う機能も付与することができる。
する。本実施例の空気の脱臭浄化は、以下のようにして
行われる。まず、本体内に設けられた送風用ファン３で
空気を取り入れる。このとき、室内または車内の熱交換
された空気や室外または車外の空気中の埃は、除塵フィ
ルタ１と温湿度調節部の除塵フィルタ９で除去される。
そして、放電素子４でマイナスイオンを発生させ、送風
用ファン３により導入された空気中の塵や花粉を帯電
し、逆電荷を付与した集塵部５で除去する。このとき、
空気は前記放電素子４で副次的に発生するオゾンにより
殺菌され、また、空気の除塵度合をダストセンサ１１に
より測定して確認を行う。一方、空気中のオゾンおよび
臭気成分は、紫外線ランプ６に担持された光触媒表面に
吸着し、触媒上で反応して分解される。さらに、排気側
のオゾン濃度をオゾンセンサ７で測定し、排気中のオゾ
ン濃度が環境基準内になるように、制御回路１２で送風
用ファン３の回転速度を調整したり、放電素子４の印加
電圧を調整して、風路内の風速や副次的なオゾン発生量
を制御する。なお、炭酸ガスセンサを風路内の排気側に
組み込み、空気中の炭酸ガス濃度から、室内または車内
の空気の汚染度を測定し、室外や車外の空気を脱臭浄化
機能の部分から取り入れる機構を付与させることによっ
て、室内や車内などの換気を温湿度調節を乱すことなく
自動的に行う機能も付与することができる。
【００２２】また、本実施例の空気の温湿度調節は、以
下のようにして行われる。まず、本体内に設けられた送
風用ファン３で空気を取り入れる。このとき、本体内に
導入された室内または車内の空気は、熱交換機１０によ
って、暖められたり冷やされたりする。本体内の空気の
流れは、温湿度調節時の条件により異なる。大きい風量
が必要なときは、熱交換機１０を通った空気の大半は脱
臭浄化されずに排気される。一方、定常時の小さい風量
のときには、空気の一部は、脱臭浄化を行う放電素子４
に導入され、集塵部５で除塵とオゾンによる殺菌され
て、再度、熱交換機１０に導入されるものと、そのま
ま、光触媒を担持した紫外線ランプ６でオゾンと臭気成
分の分解が行われ、脱臭浄化されて排気されるものに別
れる。このとき、オゾンを含む空気が熱交換機１０を通
ることにより、熱交換機１０内の殺菌が行われ、かびの
発生を抑えることができる。しかしながら、オゾンは酸
化性が強いため、熱交換機１０には、耐食性の金属やセ
ラミックス皮膜を被覆した金属を用いることが好まし
い。
下のようにして行われる。まず、本体内に設けられた送
風用ファン３で空気を取り入れる。このとき、本体内に
導入された室内または車内の空気は、熱交換機１０によ
って、暖められたり冷やされたりする。本体内の空気の
流れは、温湿度調節時の条件により異なる。大きい風量
が必要なときは、熱交換機１０を通った空気の大半は脱
臭浄化されずに排気される。一方、定常時の小さい風量
のときには、空気の一部は、脱臭浄化を行う放電素子４
に導入され、集塵部５で除塵とオゾンによる殺菌され
て、再度、熱交換機１０に導入されるものと、そのま
ま、光触媒を担持した紫外線ランプ６でオゾンと臭気成
分の分解が行われ、脱臭浄化されて排気されるものに別
れる。このとき、オゾンを含む空気が熱交換機１０を通
ることにより、熱交換機１０内の殺菌が行われ、かびの
発生を抑えることができる。しかしながら、オゾンは酸
化性が強いため、熱交換機１０には、耐食性の金属やセ
ラミックス皮膜を被覆した金属を用いることが好まし
い。
【００２３】上記のようにして、本実施例によって、殺
菌・脱臭と温湿度調節された空気を、安全にかつ容易に
作り出すことができる。
菌・脱臭と温湿度調節された空気を、安全にかつ容易に
作り出すことができる。
【００２４】
【発明の効果】本発明の空気清浄器および空質調和装置
を用いることにより、副次的に発生するオゾンを安全に
かつ有効に利用し、室内または車外の空気の殺菌・脱
臭、さらには温湿度調節された空気を容易に作り出すこ
とができ、空気清浄と空気調和を効率よく行うことがで
きる。
を用いることにより、副次的に発生するオゾンを安全に
かつ有効に利用し、室内または車外の空気の殺菌・脱
臭、さらには温湿度調節された空気を容易に作り出すこ
とができ、空気清浄と空気調和を効率よく行うことがで
きる。
【図１】本発明の一実施の形態による空気清浄器の断面
図
図
【図２】本発明の一実施の形態による空質調和装置の断
面図
面図
１ 除塵フィルタ ２ 風路 ３ 送風用ファン ４ 放電素子 ５ 集塵部 ６ 光触媒を担持した紫外線ランプ ７ オゾンセンサ ８ 制御回路 ９ 除塵フィルタ １０ 熱交換機 １１ ダストセンサ １２ 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｆ２４Ｆ 1/00 Ｂ０１Ｄ 53/36 Ｆ 3/16 Ｈ 7/00 ＺＡＢＪ Ｆ２４Ｆ 1/00 ３７１Ｂ (72)発明者 吉池 信幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 3L051 BB05 BC01 BC02 BC05 3L053 BD01 BD04 4C080 AA07 AA10 BB02 BB05 CC01 HH05 JJ03 KK02 MM01 MM08 NN01 QQ17 4D048 AA12 AA22 AB03 AB05 AC07 BB20 CC40 CC61 CD03 CD05 DA02 DA08 EA01 4D054 AA12 AA13 BA02 CA10 CA12 EA01 EA11 EA22 EA24 EA27 EA28
Claims (5)
- 【請求項１】 本体内に設けられた送風用ファンと、前
記送風用ファンの吸気側に設けた除塵フィルタと、前記
除塵フィルタの排気側に設けた放電素子と、前記放電素
子により荷電された塵等を電気的に捕集する集塵部と、
前記放電素子から発生するオゾンおよび空気中の臭気成
分を分解する光分解触媒を担持した紫外線ランプと、前
記紫外線ランプを通過したオゾン濃度を制御するための
オゾンセンサおよび制御回路を具備することを特徴とす
る空気清浄器。 - 【請求項２】 本体内に、ダストセンサおよび／または
炭酸ガスセンサを具備することを特徴とする請求項１記
載の空気清浄器。 - 【請求項３】 本体の吸気側に設けた除塵フィルタと、
本体の風路内に設けた耐食性の熱交換機および放電素子
と、前記放電素子により荷電された塵等を電気的に捕集
する集塵部と、前記放電素子から発生するオゾンおよび
空気中の臭気成分を分解する光分解触媒を担持した紫外
線ランプと、前記紫外線ランプを通過したオゾン濃度を
制御するためのオゾンセンサおよび制御回路とからな
り、脱臭浄化機能および温湿度調節機能を備えたことを
特徴とする空質調和装置。 - 【請求項４】 本体内に、ダストセンサまたは／および
炭酸ガスセンサを具備することを特徴とする請求項３記
載の空質調和装置。 - 【請求項５】 オゾンセンサと、ダストセンサまたは／
および炭酸ガスセンサの出力から、室内と室外の吸気量
もしくは車内と車外の吸気量を制御することにより、オ
ゾン濃度と、粉塵量または／および炭酸ガス濃度を調節
することを特徴とする請求項４記載の空質調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10323247A JP2000140688A (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | 空気清浄器および空質調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10323247A JP2000140688A (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | 空気清浄器および空質調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000140688A true JP2000140688A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=18152657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10323247A Pending JP2000140688A (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | 空気清浄器および空質調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000140688A (ja) |
Cited By (29)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-11-13 JP JP10323247A patent/JP2000140688A/ja active Pending
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