JP2003106600A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents

空気調和機の制御方法

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JP2003106600A JP2001300573A JP2001300573A JP2003106600A JP 2003106600 A JP2003106600 A JP 2003106600A JP 2001300573 A JP2001300573 A JP 2001300573A JP 2001300573 A JP2001300573 A JP 2001300573A JP 2003106600 A JP2003106600 A JP 2003106600A
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Nobutaka Nakagaeri
宣貴 中返
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機の室内機内部の脱臭、殺菌を行
い、快適性の向上を図ることを目的とする。 【解決手段】 クリーン運転信号を受信した場合、開閉
パネル部およびマルチパネル部のパネルを開き、上下風
向板部を水平方向とし、左右風向板部を正面方向として
冷凍サイクルを構成する圧縮機を0コードで3分間暖房
運転し(ステップST1ないしST3)、圧縮機を所定
コードで2分間暖房運転し(ステップST6ないしST
8)、これら暖房運転を組み合わせて室内機内部を乾燥
させる乾燥運転を所定回数行った後(ステップST
5)、室内ファンを停止し(ステップST9)ってパネ
ルを閉じ、上下風向板部を上向きとして室内機を密閉状
態に近づけるとともに、電気集塵部およびマイナスイオ
ン発生部を制御してオゾンを発生させ(ステップST1
0)、しかる後、室内機の室内ファンを最大で15分間
逆回転し(ステップ11ないし14)、オゾンを同室内
機内部に行き渡らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機の制御方
法に係り、特に詳しくは、室内機内部の脱臭、殺菌を行
う空気調和機の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の空気調和機は、種々の機能等を付
加して室内環境の快適性を追求するものが主流になって
いる。例えば、電気集塵部(空気清浄ユニット)を室内
機に搭載した空気調和機にあっては、タバコの煙等の細
かいほこりを高電圧で帯電して集塵し、空気の汚れを集
め、室内環境の向上を図っている。
【0003】また、冷凍サイクルを構成する室内熱交換
器と室内ファンとの間に電気ヒータを配置することによ
り、冷房運転やドライ運転時の吹き出し空気を冷やしす
ぎることなく、室内環境の快適性の悪化を防止するよう
にしている。なお、その冷房運転やドライ運転(例えば
弱冷房運転)中には、室内熱交換器に凝縮水が付着する
が、凝縮水はドレンパンを介して室外に排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記空気調和機の制御
方法において、冷房運転やドライ運転を停止したときに
は、凝縮水が室内熱交換器に付着し、また、凝縮水がド
レンパンに残留したままとなることがある。このため、
ほこりの付いた凝縮水がカビ等の雑菌を繁殖させる要因
となるだけでなく、運転時に不快な異臭発生の要因とも
なり、室内環境を悪化させ、快適性を損ねるという問題
があった。
【0005】また、オゾンによって室内機内部を殺菌す
る際には、オゾン発生部(空気集塵部(空気清浄ユニッ
ト)の設置位置から離れる程オゾン濃度が低くなり、特
に、オゾンを発生する電気集塵部を室内機の空気吸い込
み口に設定している場合には、空気吹き出し付近のオゾ
ン濃度が低くなるため、室内機内部の殺菌効果を低下さ
せてしまう。
【0006】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、その目的は、空気調和機の運転中あるいは運転停止
中に、オゾンによって室内機内部の脱臭、殺菌を効果的
に行い、室内環境の快適性の向上を図ることができるよ
うにした空気調和機の制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、冷凍サイクルを構成する室内熱交換器に
よって熱交換した空気を吹き出して室温コントロールを
行う一方、その空気の清浄を行うために室内機の電気集
塵部を制御するとともに、その空気にマイナスイオンを
含ませるために室内機のマイナスイオン発生部を制御す
る空気調和機の制御方法であって、クリーン運転信号を
受信した場合には、上記室内機の各種パネルを閉じると
ともに、上記電気集塵部およびマイナスイオン発生部を
制御してオゾンを発生させ、しかる後上記室内機の室内
ファンを所定時間逆回転してオゾンを同室内機内部に行
き渡らせ、室内機内部の脱臭、殺菌を可能としたことを
特徴としている。
【0008】本発明の空気調和機の制御方法は、クリー
ン運転信号を受信した場合には、上記冷凍サイクルを構
成する圧縮機を0コードで所定時間暖房運転し、その圧
縮機を所定コードで所定時間暖房運転するとともに、こ
れら暖房運転を組み合わせて室内機内部を乾燥させる乾
燥運転を所定回数行った後、上記室内機の各種パネルを
閉じるとともに、上記電気集塵部およびマイナスイオン
発生部を制御してオゾンを発生させ、しかる後、上記室
内機の室内ファンを所定時間逆回転してそのオゾンを同
室内機内部に行き渡らせ、室内機内部の脱臭、殺菌を可
能としたことを特徴している。
【0009】上記空気調和機の室内機には空気の吹き出
し方向を変えるための上下風向板および左右風向板と、
同吹き出し空気の吸入する吸入口を形成するためのマル
チパネルとを備え、上記乾燥運転を行うときには、少な
くとも上記上下風向板を水平方向とするとともに、上記
マルチパネルを開き、上記オゾンを発生したときには、
上記上下風向板を上向きとするとともに、上記マルチパ
ネルを閉じて上記室内機を密閉状態に近づけるとよい。
これにより、電気集塵部によるオゾンおよびマイナスイ
オン発生部によるオゾを室内に拡散させず、脱臭、殺菌
が効果的、効率的に行われる。
【0010】上記室内ファンを逆回転しているときに、
リモコン操作によって新たな機能の設定が行われた場合
には、上記電気集塵部およびマイナスイオン発生部をオ
フ制御するとともに、室内ファンを停止制御し、しかる
後、新たな機能の設定に応じて当該空気調和機を制御
し、あるいは、当該リモコン操作によって運転停止の設
定が行われた場合には、上記クリーン運転を停止すると
よい。これにより、当該空気調和機の使用者等にとって
は極めて使い勝手がよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図3を参照して詳細に説明する。図2および図3
において、本実施例の空気調和機は、室内機側の制御回
路(マイクロコンピュータ等)1および室外機側の制御
回路(マイクロコンピュータ等)2を備え、当該室温コ
ントロールに必要な制御を行う。また、空気集塵器およ
びマイナスイオン発生器によってオゾンを発生させて室
内機内部を脱臭、殺菌するクリーン運転を行う。
【0012】室内機は、空気吸入口を形成するために自
動的に開閉する開閉パネル部(前面パネルおよび上面パ
ネル)3a,3bと、開閉パネル部3aの下部で下方向
に開いて空気を吸い込む吸入口を形成する等の機能を有
するマルチパネル部3cと、室内機本体に形成した桟形
状の空気吸入口3dと、空気吹き出し方向(上下方向)
を変えるための上下風向板部4a,4bと、空気吹き出
し方向(左右方向)を変えるための左右風向板部5と、
冷凍サイクルを構成する室内熱交換器6a,6b,6c
と、室内ファンを逆回転可能とするモータ(例えばブラ
シレスモータ)を有する室内ファン部7と、清浄化した
空気を吹き出してオゾンを発生するために空気吸入口3
dの後方に配置した電気集塵部(空気清浄ユニット)8
と、マイナスイオンを発生してオゾンを発生するために
空気吹き出し口内側に配置したマイナスイオン発生部9
と、クリーン運転の設定操作可能なリモコン10からの
リモコン信号の設定操作等による表示を行うための本体
表示部11と、室内熱交換器6a,6b,6cに付着し
た凝縮水を室外に排出するためのドレンパン12と備え
ている。また、室外機は、冷凍サイクルを構成する四方
弁13および圧縮機14と、室外ファン部15とを備え
ている。
【0013】制御回路1は、リモコン10の設定操作に
応じて開閉パネル部3a,3b、マルチパネル部3c、
上下風向板部4a,4b、左右風向板部5および室内フ
ァン部7を制御する一方、室温と設定温度の差に応じた
圧縮機の運転コード等を室外機側の制御回路2に送信す
るとともに、制御回路2との間で当該室温コントロール
に必要な信号の授受を行う。また、リモコン10の設定
操作等に応じて電気集塵部8を制御する。
【0014】そのため、制御回路1は、リモコン信号を
判定する判定部1aおよび当該空気調和機の運転状態を
判定する状態判定部1bと、図1に示すルーチンの実行
時に用いるためにタイマ部1c、記憶部1d、カウンタ
部1eおよび室内ファンの回転数を検出する回転数検出
部1fとの機能を備えている。また、制御回路2は、四
方弁13および室外ファン部15を制御するために室内
機側からの運転モード等を判別する運転モード判定部2
aと、圧縮機14を制御する圧縮機制御部2bとの機能
を備えている。なお、上記室内機および室外機は当該空
気調和機に必要な部位(各種センサ等)を備え、上記制
御回路1,2は、その必要な部位や上述した部位をもっ
て室温コントロールを行い、また、以下に述べるクリー
ン運転も実行する。
【0015】次に、上記構成とした空気調和機の動作を
図1のフローチャート図を参照して説明する。まず、リ
モコン10によって所定設定操作が行われると、その設
定操作に応じて室内機側の制御回路1および室外機側の
制御回路2によって当該室温コントロールに必要な制御
が行われる。
【0016】この場合、制御回路1は、その設定操作の
運転モード等にしたがって開閉パネル部3a,3b、マ
ルチパネル部3c、上下風向板部4a,4bおよび左右
風向板部5を自動的に開閉制御し、室内ファン部6を回
転制御し、電気集塵部8およびマイナスイオン発生部9
を制御する。
【0017】上述した制御は通常運転そのものである
が、この運転時あるいは運転停止中に上記リモコン10
によってクリーン運転信号の発信操作が行われ、クリー
ン運転信号を受信すると、制御回路1は図1に示すルー
チンを実行する。
【0018】このルーチンでは、タイマ部1cの3分タ
イマをスタートし(ステップST1)、当該運転モード
を暖房に切り替え、圧縮機14の運転コード0(回転数
0rps)を発信し、室内ファン部6のファン回転数を
900rpmと弱めの送風とし、開閉パネル部3a,3
bを全開状態、マルチパネル部3cを開状態とする。ま
た、上下風向板部4a,4bを水平方向とし、左右風向
板5を正面吹き出し方向にするとともに、本体表示部1
1にクリーン運転の表示を行う(ステップST2)。
【0019】この場合、室外機側では、暖房運転を運転
モード判定部2aで判定して少なくとも四方弁13を暖
房サイクルに切り替える。また、上記圧縮機14を停止
したままでの暖房運転(つまり暖かめの送風運転に近い
運転)を3分間維持することにより、室内機内部の乾燥
運転を行う。なお、室内ファンが弱めの送風であること
から、室内環境の悪化を招くこともない。
【0020】上記3分タイマがタイムアップすると、ス
テップST3からST4に進み、カウンタ部1eの暖房
0コード発信カウンタをインクリメントする。この場
合、最初の暖房0コード発信であることから、暖房0コ
ード発信カウンタは1となる。
【0021】続いて、暖房0コード発信カウンタの値が
所定値(例えば4)であるか否かを判断する(ステップ
ST5)。そのカウンタ値が4でなければ、タイマ部1
cの2分タイマをスタートし(ステップST6)、運転
モードを暖房とし、圧縮機14の運転コードを8(回転
数39rps)とし、室内ファン部6のファン回転数を
900rpmとする(ステップST7)。
【0022】この場合、室外機側では、圧縮機制御部2
bで圧縮機14を回転数39rpsに制御し、この圧縮
機14の運転に伴って室外ファン部15を回転制御す
る。続いて、上記2分タイマがタイムアップしたか否か
を判断し(ステップST21)、そのタイムアップによ
りステップST3に戻って上述した処理を繰り返す。
【0023】このように、圧縮機14を0コード運転と
した送風運転に近い暖房運転を3分間行い、しかる後、
圧縮機14を8コード運転とした弱めの暖房運転を2分
間行い、しかも、両方の運転を少なくとも3回連続して
行うことになるため、室内機内部を確実に、かつ十分に
乾燥させることができる。例えば、ドレンパン12に凝
縮水が溜っていたとしても、凝縮水を蒸発させて室内機
内部を乾燥させることができる。
【0024】上記暖房0コード発信カウンタの値が4に
なると、ステップST5からST9に進み、室内ファン
部6の制御を停止し、つまり送風の停止制御を行う。続
いて、運転モード設定を送風に決定し、開閉パネル部3
a,3bを全閉状態、マルチパネル部3cを閉状態と
し、上下風向板部4a,4bを上向きとして電気集塵部
8およびマイナスイオン発生部9をオンする(ステップ
ST10)。この場合、各種パネルを閉じてほぼ密閉状
態とした室内機内部には、少なくとも電気集塵部8の通
電により発生したオゾンが室内ファン部6の室内ファン
の慣性回転により室内機内部に行き渡ることになる。
【0025】さらに、タイマ部1cの15分タイマをス
タートし(ステップST11)、室内ファンの回転数を
回転数検出部1fで検出し、この回転数が0rpmであ
るか否かを判断する(ステップST12)。この場合、
室内ファン部7の位置センサからの検出信号により回転
数を検出する。上記ステップST9において、室内ファ
ン部7を停止制御していることから、慣性によって回転
していた室内ファンはいずれ停止する。
【0026】室内ファンの回転数が0rpmとなって室
内ファンが完全に停止すると、1秒間待機し(ステップ
ST13)、しかる後、室内ファン部7の室内ファンを
逆回転し(空気吸い込み方向とし)、かつ、その逆回転
数を920rpm程度とする(ステップST14)。
【0027】すなわち、室内ファンが完全に停止しない
まま、逆回転しようとすると、その室内ファンの制御が
適切に行われないことがあるが、ほぼ密閉状態に近い室
内機内部には、少なくともマイナスイオン発生部9によ
って発生したオゾンを行き渡らせ、オゾンが室内機外
(室内)への拡散するのを抑えることができるからであ
る。
【0028】続いて、室内ファンの逆回転中に、リモコ
ン10によって当該空気調和機の他の機能を設定する信
号が入力されたか否かを判断する(ステップST1
5)。その設定操作が行われていないときには、当該空
気調和機の運転停止が行われているか否かを判断する
(ステップST16)。なお、その他の機能とは、例え
ば運転開始信号、除湿信号、空清運転信号あるいはクリ
ーン運転信号等である。
【0029】運転停止の操作も行われていないときには
15分タイマがタイムアップしているか否かを判断する
(ステップST17)。15分が経過していなければス
テップST15に戻り、上述した判断処理を繰り返し、
15分が経過すると、当該クリーン運転を停止する(ス
テップST18)。
【0030】したがって、上記室内ファンの逆回転は最
大で15分間継続されることになる。なお、クリーン運
転を停止した場合、当該空気調和機をクリーン運転前の
運転に戻すようにしてもよい。
【0031】このように、室内機の上部に配置した電気
集塵部(空気清浄ユニット)8によって発生したオゾン
だけなく、室内機の下部(空気吹き出し口付近)に配置
したマイナスイオン発生部9によって発生したオゾンも
利用して室内機内部の脱臭、殺菌を効果的に行うことが
できる。しかも、マイナスイオン発生部9に加え、室内
ファンを逆回転させ、室内ファンの正回転させることに
よって、いままでは不可能されていた室内機の空気吹き
出し口および空気送風路の脱臭、殺菌効果を上げること
ができる。
【0032】ところで、上述したルーチンを実行してい
るときに、リモコン10によって運転停止操作が行われ
た場合には、ステップST16からST18に進み、当
該クリーン運転を停止する。また、リモコン10によっ
て他の機能を設定する信号が入力された場合には、ステ
ップST15からST19に進み、一旦電気集塵部8を
オフにする。なお、その他の機能の設定操作によって
は、マイナスイオン発生器9もオフにするとよい。
【0033】続いて、室内ファン部7を停止制御し(ス
テップST20)、室内ファンの回転数を検出する(ス
テップST21)。室内ファンの回転数が0rpmにな
ると、1秒間待機し(ステップST22)、しかる後に
当該設定されている他の機能の動作処理を実行する(ス
テップST23)。
【0034】すなわち、前述した理由と同様の理由によ
り、その他の機能の動作時に、室内ファンの制御が適切
に行われないこともあるからである。したがって、例え
ば、使用者等がクリーン運転に代えて暖房運転操作を行
った場合には、暖房運転に必要な処理を行う一方、当該
ルーチンを終了する。
【0035】なお、上記実施例では、その室内ファンの
逆回転について、最大15分の連続運転としているが、
逆回転と停止の間欠運転としてもよい。これにより、室
内機内部のオゾンが隅々まで行き渡り、脱臭、殺菌効果
をより大きくすることができる。
【0036】また、上記実施例におけるクリーン運転時
には、その旨を本体表示部11に表示して使用者等に報
知していることから、使用者等の使い勝手の向上が図れ
る。さらに、当該クリーン運転が終了したときには、当
該空気調和機の運転を自動的に元の運転状態に戻すこと
から、使用者等にとって再度リモコン10を操作する必
要がなく、使用者等の使い勝手の向上が図れる。
【0037】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、以下に述
べる効果を奏する。本発明の空気調和機の制御方法は、
クリーン運転信号を受信した場合に、室内機の各種パネ
ルを閉じるとともに、電気集塵部およびマイナスイオン
発生部を制御してオゾンを発生させ、しかる後、室内機
の室内ファンを所定時間逆回転してオゾンを同室内機内
部に行き渡らせていることから、電気集塵部によるオゾ
ンだけでなく、マイナスイオン発生部によるオゾンによ
り室内機内部の脱臭、殺菌を効果的に行うことができ
る。特に、空気吹き出し口付近に配置したマイナスイオ
ン発生部によるオゾンが室内ファンの逆回転によって室
内機内部に効率的に広がることから、室内機内部の脱
臭、殺菌効果を極めて高いものにすることができ、効果
的な脱臭、殺菌により快適性の向上が図れるという有用
な効果がある。
【0038】本発明の空気調和機の制御方法は、クリー
ン運転信号を受信した場合に、冷凍サイクルを構成する
圧縮機を0コードで所定時間暖房運転するとともに、圧
縮機を所定コードで所定時間暖房運転し、これら暖房運
転を組み合わせて室内機内部を乾燥させる乾燥運転を所
定回数行った後、室内機の各種パネルを閉じるととも
に、電気集塵部およびマイナスイオン発生部を制御して
オゾンを発生させ、しかる後、室内機の室内ファンを所
定時間逆回転して同室内機内部に行き渡らせていること
から、上述した効果に加え、例えば室内機のドレンパン
に凝縮水が溜まっていても、上記乾燥運転により凝縮水
を蒸発させた後に、上述した脱臭、殺菌運転が行い、脱
臭、殺菌が効果的に発揮されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、空気調和機の制
御方法を説明するための概略的フローチャート図。
【図2】本発明の空気調和機の制御方法が適用される室
内機を説明するための概略的構造図。
【図3】本発明の空気調和機の制御方法が適用される制
御装置を説明するための概略的ブロック線図。
【符号の説明】
1 制御回路(室内機のマイクロコンピュータ等) 1a 判定部 1b 状態判定部 1c タイマ部 1d 記憶部 1e カウンタ部 1f 回転数検出部 2 制御回路(室外機のマイクロコンピュータ等) 2a 運転モード判定部 2b 圧縮機制御部 3a,3b 開閉パネル部 3c マルチパネル部 4a,4b 上下風向板部 5 左右風向板部 6a,6b,6c 室内熱交換器 7 室内ファン部 8 電気集塵部(空気清浄ユニット) 9 マイナスイオン発生部 10 リモコン 11 本体表示部 12 ドレンパン 13 四方弁 14 圧縮機 15 室外ファン部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍サイクルを構成する室内熱交換器に
    よって熱交換した空気を吹き出して室温コントロールを
    行う一方、その空気の清浄を行うために室内機の電気集
    塵部を制御するとともに、その空気にマイナスイオンを
    含ませるために室内機のマイナスイオン発生部を制御す
    る空気調和機の制御方法であって、クリーン運転信号を
    受信した場合には、前記室内機の各種パネルを閉じると
    ともに、前記電気集塵部およびマイナスイオン発生部を
    制御してオゾンを発生させ、しかる後、前記室内機の室
    内ファンを所定時間逆回転してオゾンを同室内機内部に
    行き渡らせ、室内機内部の脱臭、殺菌を可能としたこと
    を特徴とする空気調和機の制御方法。
  2. 【請求項2】 冷凍サイクルを構成する室内熱交換器に
    よって熱交換した空気を吹き出して室温コントロールを
    行う一方、その空気の清浄を行うために室内機の電気集
    塵部を制御するとともに、その空気にマイナスイオンを
    含ませるために室内機のマイナスイオン発生部を制御す
    る空気調和機の制御方法であって、クリーン運転信号を
    受信した場合には、前記冷凍サイクルを構成する圧縮機
    を0コードで所定時間暖房運転するとともに、同圧縮機
    を所定コードで所定時間暖房運転し、これら暖房運転を
    組み合わせて室内機内部を乾燥させる乾燥運転を所定回
    数行った後、前記室内機の各種パネルを閉じるととも
    に、前記電気集塵部およびマイナスイオン発生部を制御
    してオゾンを発生させ、しかる後、前記室内機の室内フ
    ァンを所定時間逆回転してオゾンを同室内機内部に行き
    渡らせ、室内機内部の脱臭、殺菌を可能としたことを特
    徴とする空気調和機の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記空気調和機の室内機には空気の吹き
    出し方向を変えるための上下風向板および左右風向板
    と、同吹き出し空気の吸入する吸入口を形成するための
    マルチパネルとを備え、前記乾燥運転を行うときには、
    少なくとも前記上下風向板を水平方向とするとともに、
    前記マルチパネルを開き、前記オゾンを発生したときに
    は、前記上下風向板を上向きとするとともに、前記マル
    チパネルを閉じて前記室内機を密閉状態に近づけるよう
    にした請求項2に記載の空気調和機の制御方法。
  4. 【請求項4】 前記室内ファンを逆回転しているとき
    に、リモコン操作によって新たな機能の設定が行われた
    場合には、前記電気集塵部およびマイナスイオン発生部
    をオフ制御するとともに、室内ファンを停止制御し、し
    かる後、新たな機能の設定に応じて当該空気調和機を制
    御し、あるいは、当該リモコン操作によって運転停止の
    設定が行われた場合には、前記クリーン運転を停止する
    ようにした請求項1,2または3に記載の空気調和機の
    制御方法。
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