JP2000258044A - 食品冷却庫 - Google Patents
食品冷却庫Info
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Abstract
に行うことができる、食品冷却庫を提供する。 【解決手段】 圧縮機、凝縮器、冷却器、及び冷却器用
送風機を備え、冷却運転時には冷却器用送風機を運転さ
せて当該冷却器で熱交換した冷気を冷却庫本体100の
庫内9に循環させて、庫内の食品を冷却すると共に、冷
却庫本体100内に紫外線発生手段107を備え、冷却
運転が停止されて庫内に食品が存在しない時、紫外線発
生手段107を駆動し、この紫外線発生手段107で発
生した紫外線によってオゾンを生成し、冷却器用送風機
を運転させてこのオゾンを循環させて庫内9を殺菌する
ものである。
Description
線発生手段を備えた食品冷却庫に関する。
冷却器用送風機を備え、冷却運転時には冷却器用送風機
を運転させて当該冷却器で熱交換した冷気を冷却庫本体
の庫内に循環させて、庫内の食品を冷却する食品冷却庫
が知られている。
却運転が停止されて庫内に食品が存在しない時、庫内の
殺菌を行うことが望ましいが、従来、効果的な殺菌手段
が提案されていない。
されて庫内に食品が存在しない時、庫内殺菌を効果的に
行うことができる食品冷却庫を提供することにある。
圧縮機、凝縮器、冷却器、及び冷却器用送風機を備え、
冷却運転時には冷却器用送風機を運転させて当該冷却器
で熱交換した冷気を冷却庫本体の庫内に循環させて、庫
内の食品を冷却する食品冷却庫において、前記冷却庫本
体内に紫外線発生手段を備え、前記冷却運転が停止され
て庫内に食品が存在しない時、前記紫外線発生手段を駆
動し、この紫外線発生手段で発生した紫外線によってオ
ゾンを生成し、前記冷却器用送風機を運転させてこのオ
ゾンを循環させて庫内を殺菌するものである。
のにおいて、庫内のオゾン濃度に応じて紫外線発生手段
の駆動を制御するものである。
のにおいて、紫外線発生手段の駆動時間及び停止時間を
予め設定し、この設定された駆動時間及び停止時間に応
じて紫外線発生手段を駆動し、或いは停止するものであ
る。
載のものにおいて、紫外線発生手段の駆動及び停止にか
かわらず冷却器用送風機を連続運転させるものである。
いずれか1項に記載のものにおいて、冷却器用送風機は
正転運転及び逆転運転を繰り返すものである。
いずれか1項に記載のものにおいて、殺菌運転中と冷却
運転中とで冷却器用送風機の運転周波数を変化させるも
のである。
に基づいて説明する。
下、食品冷却庫という。)を示している。この食品冷却
庫1の冷却庫本体100にはヒンジを介して開閉扉10
1が連結され、この開閉扉101が開かれると、庫内9
が臨んでいる。この庫内9には台車付きのストッカ10
2が格納自在であり、このストッカ102の棚にはトレ
ー103が載置され、トレー103には冷却される食品
が収容されている。また、冷却庫本体100には液晶表
示パネル105が設けられている。
2灯の紫外線ランプ107が設けられ、庫内9の下部に
はオゾン濃度センサ108が設けられている。
2つの冷却ユニット3a、3bを備え、この2つの冷却
ユニット3a、3bはそれぞれ冷媒配管5を介して冷却
器7a、7bに接続されている。この冷却器7a、7b
は風路に対し並列に一体形成され、庫内9につながる風
路内に配置されている。
冷却器7a、7bで熱交換した冷気を庫内9に循環させ
るための、3台の冷却器用送風機11a、11b、11
cが付設されている。これら3台の冷却器用送風機11
a、11b、11cはそれぞれ調速手段(図示せず)を
備えている。
を備えている。この定格圧縮機13の冷媒吐出管13a
には水冷式凝縮器15が接続され、この水冷式凝縮器1
5には水配管16が付設されている。17は水用電磁
弁、18は圧縮機用送風機、19は圧縮機のオイルクー
ラを示している。
レシーバタンク21、ドライコア22が順に接続され、
更に、冷媒配管5を介して膨張弁23が接続されてい
る。この膨張弁23には前述した冷却器7aが接続さ
れ、この冷却器7aには冷媒配管5を介してアキューム
レータ24が接続され、このアキュームレータ24は定
格圧縮機13の冷媒吸込管13bに接続されている。ま
た、定格圧縮機13の冷媒吐出管13aにはバイパス管
25が接続され、このバイパス管25はホットガス電磁
弁26を経て膨張弁23の冷媒出口管23aに接続され
ている。
じであるので、他方の冷却ユニット3bの構成の説明は
省略する。
の食品冷却庫1に対して冷却ユニットと冷却器とを接続
する冷却回路が2回路設けられている。食品冷却庫1に
は、庫内温度を検出する庫内センサ31と、食品の芯温
を検出する芯温センサ(食品温度センサ)33とが設け
られ、冷却器7a、7bのそれぞれの出口管には、冷媒
温度を検出する冷媒温度センサ32a、32bが取り付
けられている。
コンベクションオーブン(図示せず)等で加熱調理され
た、例えば70℃程度の高温食品が投入される。
ンサ33を刺し、この芯温センサ33によって食品の芯
温が検出されている。
却器用送風機11a、11b、11cを運転させて当該
冷却器7a、7bで熱交換した冷気を冷却庫本体100
の庫内9に循環させて、庫内9の食品を冷却する。
存在しない時、2灯の紫外線ランプ(紫外線発生手段)
107が点灯し、この紫外線ランプ107からの紫外線
によって庫内空気がオゾンに変化し、このオゾンが冷却
器用送風機11a、11b、11cの運転によって庫内
9の全域に循環し、庫内9が殺菌される。
チャートを示す。
風機11a、11b、11c(以下、ファンという。)
の正転時間がクリアされ(S2)、図4のファン制御に
移行する(S3)。このファン制御では、ファンの正転
時間が設定されており、その設定時間が経過したか否か
が判定される(S41)。
転時間が加算され(S42)、設定時間が経過するまで
の間、ファン正転が実行される(S43)。S41で、
設定時間が経過した場合、ファン逆転時間がクリアされ
(S44)、今度は、予め設定されたファンの逆転時間
が経過したか否かが判定される(S45)。設定時間が
経過していなければ、ファン逆転時間が加算され(S4
6)、設定時間が経過するまでの間、ファン逆転が実行
される(S47)。S45で、設定時間が経過した場合
には、ファン正転時間がクリアされる(S48)。
て、オゾン濃度センサ108で検出された庫内9のオゾ
ン濃度が上限値と比較され(S4)、上限値を超えてい
なければ、紫外線ランプ107を点灯し(S5)、終了
時間が経過したか否かが判定され(S6)、終了時間が
経過するまでの間、S3〜S6が繰り返される。
紫外線によって庫内空気がオゾンに変化し、このオゾン
が冷却器用送風機11a、11b、11cの運転によっ
て庫内9の全域に循環し、庫内9が殺菌される。
7を消灯し(S7)、ファンの運転を停止し(S8)、
殺菌運転が終了される(S9)。
えた場合、図4のファン制御に移行する(S3`)。こ
のS3`は前記S3と同じファン制御である。このファ
ン制御を行った後、オゾン濃度センサ108で検出され
た庫内9のオゾン濃度が下限値と比較され(S11)、
下限値を下回っていなければ、紫外線ランプ107を消
灯し(S12)、終了時間が経過したか否かが判定され
(S13)、終了時間が経過するまでの間、S3`〜S
13が繰り返される。
下回った場合、S3に移行し、ファン制御が行われ、前
述した制御が繰り返される。
ランプ107を消灯し(S7)、ファンの運転を停止し
て(S8)、殺菌運転が終了される(S9)。
庫内に食品が存在しない時、2灯の紫外線ランプ(紫外
線発生手段)107が点灯し、この紫外線ランプ107
からの紫外線によって庫内空気がオゾンに変化し、この
オゾンがファンの運転によって庫内9の全域に循環し、
庫内9が殺菌されるので、効果的な殺菌運転を行うこと
ができる。
(S4)、しかも下限値を下回らない場合(S11)、
紫外線ランプ107が消灯されるので(S12)、庫内
9のオゾン濃度が適正濃度に維持される。
している。
正転時間がクリアされ(S22)、殺菌ON時間がクリ
アされ(S23)、図4のファン制御に移行する(S2
4)。このファン制御は、前述したものと同じであるの
で、その説明を省略する。
菌ON時間が経過したか否かが判定され(S25)、経
過していなければ、殺菌ON時間を加算し(S26)、
紫外線ランプ107を点灯し(S27)、終了時間が経
過したか否かが判定され(S28)、終了時間が経過す
るまでの間、S24〜S28が繰り返される。
紫外線によって庫内空気がオゾンに変化し、このオゾン
が冷却器用送風機11a、11b、11cの運転によっ
て庫内9の全域に循環し、庫内9が殺菌される。
7を消灯し(S29)、ファンの運転を停止し(S3
0)、殺菌運転が終了される(S31)。
殺菌OFF時間をクリアした後(S32)、図4のファ
ン制御に移行する(S24`)。
御である。このファン制御を行った後、殺菌OFF時間
が経過したか否かが判定され(S33)、経過していな
ければ、殺菌OFF時間を加算し(S34)、紫外線ラ
ンプ107を消灯し(S35)、終了時間が経過したか
否かが判定され(S36)、終了時間が経過するまでの
間、S24`〜S36が繰り返される。
合、殺菌ON時間をクリアし(S37)、S24に移行
し、ファン制御が行われ、前述の制御が繰り返される。
S36で、終了時間が経過すると、紫外線ランプ107
を消灯し(S29)、ファンの運転を停止して(S3
0)、殺菌運転が終了される(S31)。
庫内に食品が存在しない時、2灯の紫外線ランプ(紫外
線発生手段)107が点灯し、この紫外線ランプ107
からの紫外線によって庫内空気がオゾンに変化し、この
オゾンがファンの運転によって庫内9の全域に循環し、
庫内9が殺菌されるので、効果的な殺菌運転を行うこと
ができる。
(駆動時間)及び殺菌OFF時間(停止時間)を予め設
定し、この設定された駆動時間及び停止時間に応じて紫
外線ランプ107を駆動し、或いはその駆動を停止する
ので、庫内9のオゾン濃度が適正濃度に維持される。
駆動及び停止にかかわらず冷却器用送風機11a、11
b、11cは連続運転されている。風路を含む庫内の隅
々まで、オゾンを行き渡らせるためである。
1cは正転運転及び逆転運転を繰り返すので、オゾン
が、風路を含む庫内の隅々まで行き渡る。
1cをインバータ駆動制御する構成として、殺菌運転中
と冷却運転中とで、冷却器用送風機11a、11b、1
1cの運転周波数を変化させるようにしてもよい。オゾ
ンを、庫内に行き渡らせる場合、それほど風量は必要な
いからである。
したが、本発明はこれに限定されるものでないことは明
らかである。
て庫内に食品が存在しない時、紫外線発生手段が駆動さ
れ、この紫外線発生手段からの紫外線によって庫内空気
がオゾンに変化し、このオゾンがファンの運転によって
庫内の全域に循環し、庫内が殺菌されるので、庫内の効
果的な殺菌運転を行うことができる。
生手段の駆動を制御し、或いは、紫外線発生手段の駆動
時間及び停止時間を予め設定し、この駆動時間及び停止
時間に応じて紫外線発生手段を駆動し、或いは停止する
ことにしたので、庫内のオゾン濃度を適正濃度に維持す
ることができる。
路図である。
である。
Claims (6)
- 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、冷却器、及び冷却器用
送風機を備え、冷却運転時には冷却器用送風機を運転さ
せて当該冷却器で熱交換した冷気を冷却庫本体の庫内に
循環させて、庫内の食品を冷却する食品冷却庫におい
て、 前記冷却庫本体内に紫外線発生手段を備え、前記冷却運
転が停止されて庫内に食品が存在しない時、前記紫外線
発生手段を駆動し、この紫外線発生手段で発生した紫外
線によってオゾンを生成し、前記冷却器用送風機を運転
させてこのオゾンを循環させて庫内を殺菌することを特
徴とする食品冷却庫。 - 【請求項2】 前記庫内のオゾン濃度に応じて紫外線発
生手段の駆動を制御することを特徴とする請求項1記載
の食品冷却庫。 - 【請求項3】 前記紫外線発生手段の駆動時間及び停止
時間を予め設定し、この設定された駆動時間及び停止時
間に応じて紫外線発生手段を駆動し、或いは停止するこ
とを特徴とする請求項1記載の食品冷却庫。 - 【請求項4】 前記紫外線発生手段の駆動及び停止にか
かわらず冷却器用送風機を連続運転させることを特徴と
する請求項2又は3記載の食品冷却庫。 - 【請求項5】 前記冷却器用送風機は正転運転及び逆転
運転を繰り返すことを特徴とする請求項1乃至4のいず
れか1項に記載の食品冷却庫。 - 【請求項6】 前記殺菌運転中と冷却運転中とで冷却器
用送風機の運転周波数を変化させることを特徴とする請
求項1乃至5のいずれか1項に記載の食品冷却庫。
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