JP2008089260A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】省電力化を図り、ランニングコストを削減できる温度切替室を備えた冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷凍サイクルを運転する圧縮機35と、圧縮機35に接続して冷凍サイクルの低温部となる冷却器17と、圧縮機35に接続して冷凍サイクルの高温部となる凝縮器50とを備えた冷蔵庫1において、凝縮器50は外気と熱交換する第1熱交換部51と、第1熱交換部51に対して並列に配されて三方弁54により冷媒の流通が切り替えられるとともにフィンアンドチューブ型熱交換器から成る第2熱交換部52とを有し、冷却器17による冷却と第2熱交換部52による昇温とによって、貯蔵物の冷却保存を行う低温側と常温よりも高温の高温側とに室内温度を切り替えできる温度切替室3を設けた。
【選択図】図5

Description

本発明は、ユーザにより所望の室内温度に切り替えることができる温度切替室を備えた冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫は特許文献1に開示されている。この冷蔵庫は室内温度を切り替え可能な温度切替室を備え、温度切替室内を加熱する熱輻射式のヒータが設けられている。そして、温度切替室に冷気を流入する低温側と、冷気の流入を遮断してヒータを駆動する高温側とに室内温度を切り替えることができる。これにより、低温側で貯蔵物を冷却保存するとともに、室内温度が50〜80℃の高温側で加熱食品の保温や温調理を行うことができる。
一方、特許文献2には温蔵室を備えた冷蔵庫が開示される。この冷蔵庫は冷凍サイクルの低温部となる冷却器で冷気を生成し、冷凍サイクルの高温部となる凝縮器を温蔵室に隣接している。凝縮器により温蔵室内に放熱して温蔵室を昇温することができる。これにより、加熱食品の保温や温調理を行うことができる。
特開2006−125705号公報(第4頁−第8頁、第3図) 実願昭59−106682号
しかしながら、特許文献1に開示された冷蔵庫によると、熱輻射式のヒータを備えるため電力消費が大きく、ランニングコストがかかる問題があった。また、特許文献2に開示された冷蔵庫によると、温蔵室で貯蔵物を冷却保存することができないため冷蔵庫の利便性が悪い問題があった。また、凝縮器の放熱面積が狭くなるため凝縮温度が高く電力消費が大きくなる問題があった。
本発明は、省電力化を図り、ランニングコストを削減できる温度切替室を備えた冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、冷凍サイクルを運転する圧縮機と、前記圧縮機に接続して冷凍サイクルの低温部となる冷却器と、前記圧縮機に接続して冷凍サイクルの高温部となる凝縮器とを備えた冷蔵庫において、前記凝縮器は外気と熱交換する第1熱交換部と、第1熱交換部に対して並列に配されて切替弁により冷媒の流通が切り替えられるとともにフィンアンドチューブ型熱交換器から成る第2熱交換部とを有し、前記冷却器による冷却と第2熱交換部の放熱による昇温とによって、貯蔵物の冷却保存を行う低温側と常温よりも高温の高温側とに室内温度を切り替えできる温度切替室を設けたことを特徴としている。
この構成によると、圧縮機の駆動により冷凍サイクルが運転され、温度切替室は低温側に切り替えられると冷凍サイクルの低温部となる冷却器で生成された冷気が導入される。これにより、温度切替室は冷凍、チルド、冷蔵等の低温室となり、貯蔵物を冷蔵保存または冷凍保存できる。この時、冷凍サイクルの高温部となる凝縮器の第1熱交換部で外気と熱交換が行われて外部に放熱される。温度切替室が高温側に切り替えられると切替弁の切り替えによってフィンアンドチューブ型熱交換器から成る第2熱交換部から放熱され、温度切替室内が昇温される。これにより、温度切替室が常温よりも高温の高温室となり、加熱調理済み食品の一時的な保温や冬場の温調理等ができる。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記切替弁は第1、第2熱交換部の両端の分岐部に設けられる2つの三方弁から成ることを特徴としている。この構成によると、第1、第2熱交換部の両端に設けた三方弁を第1熱交換部側に切り替えると第1熱交換部を冷媒が流通して外気に放熱される。三方弁を第2熱交換部側に切り替えると第2熱交換部を冷媒が流通して温度切替室内に放熱される。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記切替弁は第1、第2熱交換部の冷媒流入側の分岐部に設けられる三方弁と、第1、第2熱交換部の冷媒流出側にそれぞれ設けられる逆止弁から成ることを特徴としている。この構成によると、第1、第2熱交換部の冷媒流入側に設けた三方弁を第1熱交換部側に切り替えると第1熱交換部を冷媒が流通して外気に放熱される。三方弁を第2熱交換部側に切り替えると第2熱交換部を冷媒が流通して温度切替室内に放熱される。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記圧縮機を停止した際に前記三方弁の第1熱交換部側及び第2熱交換部側を開放したことを特徴としている。この構成によると、圧縮機が停止されると、第1、第2熱交換部側が連通して凝縮器内の圧力が均一化される。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記冷却器で生成した冷気を前記温度切替室に流入させる温度切替室吐出ダンパと、前記温度切替室から空気を流出させる温度切替室戻りダンパと、前記温度切替室吐出ダンパ及び前記温度切替室戻りダンパを閉じた際に前記温度切替室内の空気を循環させる温度切替室送風機とを備え、前記温度切替室を低温側にした際に温度切替室吐出ダンパ及び温度切替室戻りダンパを開き、前記温度切替室を高温側にした際に前記温度切替室吐出ダンパ及び前記温度切替室戻りダンパを閉じるとともに前記温度切替室送風機を駆動したことを特徴としている。
この構成によると、温度切替室を低温側に切り替えると、温度切替室吐出ダンパ及び温度切替室戻りダンパが開かれて冷却器で生成した冷気が温度切替室に流入する。温度切替室を高温側に切り替えると、温度切替室吐出ダンパ及び温度切替室戻りダンパが閉じられるとともに温度切替室送風機が駆動される。これにより、温度切替室内の空気が第2熱交換部と熱交換しながら循環する。
また本発明は、冷凍サイクルを運転する圧縮機と、前記圧縮機に接続して冷凍サイクルの低温部となる冷却器と、前記圧縮機に接続して冷凍サイクルの高温部となる凝縮器とを備えた冷蔵庫において、前記凝縮器はフィンアンドチューブ型熱交換器から成り、前記凝縮器の放熱による昇温によって常温よりも高温に室内温度を維持できる貯蔵室を設けたことを特徴としている。
この構成によると、圧縮機の駆動により冷凍サイクルが運転され、フィンアンドチューブ型熱交換器から成る凝縮器が冷凍サイクルの高温部となる。貯蔵室は凝縮器から放熱が行われて内部が昇温される。これにより、貯蔵室は常温よりも高温の高温室となり、加熱調理済み食品の一時的な保温や冬場の温調理等ができる。
本発明によると、切替弁により切り替えられる第1、第2熱交換部を有し、第1熱交換部で放熱して簡単に温度切替室内を冷却できるとともに、第2熱交換部の放熱により温度切替室を昇温することができる。これにより、従来のようにヒータを設けた場合に比して電力消費が小さく冷蔵庫のランニングコストを削減することができる。この時、第2熱交換部がフィンアンドチューブ型熱交換器から成るので、放熱面積が広く十分な放熱量を確保するとともに、凝縮温度を低く維持することができる。従って、冷蔵庫の安全性を向上し、電力消費をより削減することができる。
また本発明によると、切替弁が第1、第2熱交換部の両端の分岐部に設けられる2つの三方弁から成るので、少ない部品点数で第1、第2熱交換部に切り替えて冷媒を流通させることができる。
また本発明によると、切替弁が第1、第2熱交換部の冷媒流入側の分岐部に設けられる三方弁と、第1、第2熱交換部の冷媒流出側にそれぞれ設けられる逆止弁から成るので、ひとつの三方弁を操作するだけで第1、第2熱交換部に切り替えて冷媒を流通させることができる。
また本発明によると、圧縮機を停止した際に三方弁の第1熱交換部側及び第2熱交換部側を開放したので、第1熱交換部側と第2熱交換部側との圧力を均一化して一方に冷媒が溜まることによる効率低下を防止することができる。
また本発明によると、温度切替室吐出ダンパ及び温度切替室戻りダンパを備え、温度切替室を低温側にした際に温度切替室吐出ダンパ及び温度切替室戻りダンパを開いて簡単に冷気を導入することができる。更に温度切替室送風機を備え、温度切替室を高温側にした際に温度切替室吐出ダンパ及び温度切替室戻りダンパを閉じて温度切替室送風機を駆動するので、簡単に昇温できるとともに室内温度を均一にすることができる。
また本発明によると、フィンアンドチューブ型熱交換器から成る凝縮器の放熱による昇温によって常温よりも高温に室内温度を維持できる貯蔵室を設けたので、放熱面積が広く十分な放熱量を確保するとともに、凝縮温度を低く維持することができる。従って、冷蔵庫の安全性を向上し、電力消費をより削減することができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1、図2は一実施形態の冷蔵庫を示す正面図及び右側面図である。冷蔵庫1は、上段に冷蔵室2が配され、中段に温度切替室3及び製氷室4が配される。冷蔵庫1の下段には野菜室5及び冷凍室6が配されている。
冷蔵室2は観音開きの扉を有し、貯蔵物を冷蔵保存する。温度切替室3は中段左側に設けられる。温度切替室3の扉には操作キー3b及び温度表示部3cを有した操作パネル3aが設けられる。温度切替室3は室内温度の異なる複数の動作モードを有し、操作キー3bの操作により各動作モードを選択して切り替えられるようになっている。
製氷室4は中段右側に設けられ、製氷を行う。野菜室5は下段左側に設けられ、野菜の貯蔵に適した温度(約8℃)に維持される。冷凍室6は下段右側に設けられ、製氷室4に連通して貯蔵物を冷凍保存する。
図3は冷蔵庫1の右側面断面図である。冷凍室6及び製氷室4には貯蔵物を収納する収納ケース11が設けられる。野菜室5及び温度切替室3にも同様の収納ケース11が設けられる。冷蔵室2には貯蔵物を載置する複数の収納棚41が設けられる。冷蔵室2の扉には収納ポケット42が設けられる。これらにより、冷蔵庫1の使い勝手が向上されている。また、冷蔵室2内の下部にはチルド温度帯(約0℃)に維持されたチルド室23が設けられている。
冷凍室6の背後には冷気通路31が設けられ、冷気通路31内には圧縮機35に接続された冷却器17が配される。冷蔵室2の背後には冷蔵室ダンパ27を介して冷気通路31と連通する冷気通路32が設けられる。
冷気通路31、32内には冷凍室送風機18及び冷蔵室送風機28がそれぞれ配される。詳細を後述するように、冷却器17で生成された冷気は冷凍室送風機18の駆動により冷気通路31を介して冷凍室6、製氷室4、チルド室23及び温度切替室3に供給される。また、該冷気は、冷蔵室送風機28の駆動により冷気通路32を介して冷蔵室2及び野菜室5に供給される。
冷凍室6の後方下部には冷気通路31に空気を導いて冷却器17に戻す戻り通風路21が設けられている。冷凍室6の下部には冷凍室ダンパ22が設けられる。冷凍室6から冷凍室ダンパ22を介して流出した空気が戻り通風路21を流通して冷却器17に導かれる。また、温度切替室3及び野菜室5から流出した空気が戻り通風路21を流通して冷却器17に導かれる。
また、冷蔵室2及び冷凍室6内にはそれぞれ冷蔵室2、冷凍室6の室内温度を検知する冷蔵室温度センサ及び冷凍室温度センサ(いずれも不図示)が設けられる。冷凍室温度センサの検知結果に基づいて圧縮機35が運転され、圧縮機35の運転に同期して冷凍室送風機18が駆動される。また、冷蔵室温度センサの検知結果に基づいて冷蔵室ダンパ27が開閉され、冷蔵室ダンパ27が開いた際に冷蔵室送風機28が駆動される。
図4は温度切替室3を示す右側面断面図である。温度切替室3の上下面は断熱壁7、8により冷蔵室2及び野菜室5と断熱隔離されている。また、温度切替室3の側面は図示しない断熱壁により製氷室4及び冷凍室6と断熱隔離されている。温度切替室3の前面は回動式の扉9により開閉可能になっている。温度切替室3の背面は背面板33により覆われている。
背面板33の上部には温度切替室3に空気が流入する流入口33aが設けられ、下部には温度切替室3から空気が流出する流出口33bが設けられる。また、流出口33b近傍には温度切替室3内の温度を検知する温度切替室温度センサ16が設けられる。
背面板33の後方には導入通風路12が設けられている。導入通風路12には温度切替室吐出ダンパ13が設けられ、冷気通路31に連通して冷却器17(図3参照)で発生した冷気を温度切替室3に導く。また、温度切替室吐出ダンパ13の開閉により冷却器17と温度切替室3の流入側との間の冷気経路が開閉され、開閉量または開閉時間によって導入通風路12から温度切替室3に流入する風量が調整される。
温度切替室吐出ダンパ13と流入口33aとの間の導入通風路12内には温度切替室送風機14が設けられている。温度切替室送風機14の駆動によって冷気通路31の冷気が容易に温度切替室3に導かれる。
流出口33bの後方には温度切替室戻りダンパ20が設けられる。温度切替室戻りダンパ20は開口部20a、20bを有し、回動により一方を開いて他方を閉じるバッフル20cを有している。開口部20bを開くと温度切替室3から流出する空気は戻り通風路21を介して冷却器17に導かれる。
開口部20aを開くと温度切替室3から流出する空気は温度切替室送風機14の吸気側に導かれるとともに、温度切替室3の流出側と冷却器17との冷気経路が閉じられる。従って、温度切替室送風機14を駆動し、開口部20bを閉じて温度切替室戻りダンパ20を閉じることにより、温度切替室3の空気を循環させることができる。温度切替室送風機14を温度切替室3内に設けてもよい。
尚、以下の説明において、バッフル20cにより開口部20bを閉じた場合を温度切替室戻りダンパ20が閉じた状態といい、開口部20aを閉じた場合を温度切替室戻りダンパ20が開いた状態という。
温度切替室戻りダンパ20の上方には詳細を後述する凝縮器50(図5参照)の第2熱交換部52が配されている。
図5は冷蔵庫1の冷凍サイクルを示す回路図である。冷凍サイクルは圧縮機35の駆動によりイソブタン等の冷媒が循環して運転される。圧縮機35の冷媒流出側には凝縮器50が接続される。凝縮器50の冷媒流出側には乾燥器55及び膨張器53が接続され、膨張器53の冷媒流出側に冷却器17が接続される。冷却器17は圧縮機35に接続される。これにより、冷凍サイクルの低温部となる冷却器17と冷気通路31を流通する空気とが熱交換して冷気が生成される。また、冷凍サイクルの高温部となる凝縮器50により放熱が行われる。
凝縮器50は並列に配される第1、第2熱交換部51、52を有している。第1熱交換部51は直列に接続される背面部51a、底面部51b及び側面部51cから成っている。背面部51aは冷蔵庫1の背面を覆う背面板(不図示)の内面側に取り付けられる。底面部51bは冷蔵庫1の底部の圧縮機35の前方に設けられる。側面部51cは冷蔵庫1の側面を覆う側面板(不図示)の内面側に取り付けられる。
第2熱交換部52はフィンアンドチューブ型熱交換器から成り、前述したように温度切替室3後方の導入通風路12(図4参照)内に配される。第2熱交換部52がフィンアンドチューブ型熱交換器から成るので、放熱面積が広く凝縮温度を低く維持できるため電力消費を削減することができる。第1熱交換部51をフィンアンドチューブ型熱交換器により構成してもよい。
第1、第2熱交換部51、52は両端の分岐部に配される2つの三方弁54によって第1熱交換部51側と第2熱交換部52側とに冷媒の流通を切り替え可能になっている。これにより、少ない部品点数で第1、第2熱交換部51、52に切り替えて冷媒を流通させることができる。また、三方弁54は弁の向きを可変して第1、第2熱交換部51、52両方に冷媒を流通させることができるようになっている(以下、この状態を「全開」という)。
尚、第1、第2熱交換部51、52のそれぞれの両端に開閉弁(合計4つ)を設けてもよい。また、図6に示すように、第1、第2熱交換部51、52の冷媒流入側の分岐部に三方弁54を設け、第1、第2熱交換部51、52の冷媒流出側にそれぞれ逆止弁57、58を設けてもよい。これにより、ひとつの三方弁54を操作するだけで第1、第2熱交換部51、52に切り替えて冷媒を流通させることができる。
図7は冷蔵庫1の冷気の流れを示す冷気回路図である。冷凍室6、冷蔵室2及び温度切替室3はそれぞれ並列に配される。また、製氷室4は冷凍室6と直列に配され、野菜室5は冷蔵室2と直列に配される。冷却器17で生成された冷気は、冷凍室送風機18の駆動により冷気通路31を上昇して製氷室4に送出される。製氷室4に送出された冷気は製氷室4及び冷凍室6を流通し、冷凍室ダンパ22から流出する。そして、戻り通風路21を介して冷却器17に戻る。これにより、製氷室4及び冷凍室6内が冷却される。
冷蔵室送風機28の駆動により、冷凍室送風機18の排気側となる冷気通路31の上部で分岐した冷気は冷蔵室ダンパ27を介して冷気通路32を流通し、冷蔵室2に送出される。また、冷気通路31の上部から更に分岐した冷気はチルド室ダンパ25を介してチルド室23に送出される。
これらの冷気は冷蔵室2及びチルド室23を流通した後、野菜室5に流入する。野菜室5に流入した冷気は野菜室5内を流通した後に野菜室5から流出し、戻り通風路21を介して冷却器17に戻る。これにより、冷蔵室2及び野菜室5内が冷却され、設定温度になると冷蔵室ダンパ27及びチルド室ダンパ25が閉じられる。
また、温度切替室送風機14の駆動により、冷凍室送風機18の排気側となる冷気通路31の上部で分岐した冷気は導入通風路12を流通し、温度切替室吐出ダンパ13を介して温度切替室3に流入する。温度切替室3に流入した冷気は温度切替室3内を流通し、温度切替室戻りダンパ20から流出する。そして、戻り通風路21を介して冷却器17に戻る。これにより、温度切替室3内が冷却される。
前述のように、温度切替室3は使用者の操作により動作モードを選択して室内温度を切り替えることができるようになっている。温度切替室3の動作モードは温度帯に応じてワイン(8℃)、冷蔵(3℃)、チルド(0℃)、ソフト冷凍(−8℃)、冷凍(−18℃)の各冷却モードが設けられる。
これにより、使用者は所望の温度で貯蔵物を冷凍または冷蔵して冷却保存できる。室内温度の切り替えは、温度切替室温度センサ16の検知温度と各動作モードの設定温度とに応じて温度切替室吐出ダンパ13の開閉により行われる。
また、三方弁54によって冷凍サイクルの冷媒の流通を第2熱交換部52側に切り替えると、温度切替室3は第2熱交換部52の放熱により昇温される。これにより、温度切替室3の室内温度を貯蔵物を冷却保存する低温側から、常温よりも高温の高温側に切り替えることができる。温度切替室3を高温側に切り替えることにより、調理済み加熱食品の一時的な保温や温調理等を行うことができる。高温側の室内温度は、主な食中毒菌の発育温度が30℃〜45℃であるため、ヒータ容量の公差や温度切替室3内の温度分布等を考慮して50℃以上にするとよい。これにより、雑菌の繁殖を防止できる。
また、冷蔵庫に用いられる一般的な樹脂製部品の耐熱温度が80℃であるため、高温側の室内温度を80℃以下にすると安価に実現することができる。加えて、食中毒菌を滅菌するためには、例えば腸管出血性大腸菌(病原性大腸菌O157)の場合では75℃で1分間の加熱が必要である。従って、高温側の室内温度を75℃〜80℃にするとより望ましい。
以下は55℃での食中毒菌の減菌に関する試験結果である。試験サンプルは初期状態で大腸菌2.4×103CFU/mL、黄色ブドウ球菌2.0×103CFU/mL、サルモネラ2.1×103CFU/mL、腸炎ビブリオ1.5×103CFU/mL、セレウス4.0×103CFU/mLを含んでいる。この試験サンプルを40分間で3℃から55℃に加温し、55℃で3.5時間保温後、80分間で55℃から3℃に戻して再度各菌の量を調べた。その結果、いずれの菌も10CFU/mL以下(検出せず)のレベルまで減少していた。従って、温度切替室3の高温側の設定温度を55℃としても充分滅菌効果がある。
図8、図9は冷蔵庫1の動作を示すフローチャートである。図8は温度切替室3が高温側に切り替えられた際の動作を示している。図9は温度切替室3が低温側に切り替えられた際の動作を示している。本実施形態において、冷凍室6の室内温度は−18℃±2℃、冷蔵室2の室内温度は3℃±1℃、高温側の温度切替室3の室内温度は55℃±2℃に制御されている。また、低温側の温度切替室3の室内温度は各動作モードの設定温度±1℃に制御されている。
図8において、温度切替室3を高温側に切り替えると、ステップ#11で温度切替室吐出ダンパ13が閉じられる。また、温度切替室戻りダンパ20のバッフル20cにより開口部20bを閉じて温度切替室戻りダンパ20が閉じられる。
ステップ#12では冷凍室温度センサで検知した冷凍室6の室内温度Tf、冷蔵室温度センサで検知した冷蔵室2の室内温度Tr及び温度切替室温度センサ16で検知した温度切替室3の室内温度Tmが監視される。冷凍室6の室内温度Tfが−16℃よりも上昇した場合、冷蔵室2の室内温度Trが4℃よりも上昇した場合、或いは、温度切替室3の室内温度Tmが53℃よりも降下した場合にステップ#13に移行する。
ステップ#13では温度切替室3の室内温度Tmが53℃よりも低いか否かが判断される。温度切替室3の室内温度Tmが53℃よりも低い場合はステップ#14で三方弁54が第2熱交換部52側に切り替えられる。ステップ#15では温度切替室送風機14が駆動される。これにより、温度切替室3は第2熱交換部52の放熱によって昇温される。そして、ステップ#19に移行する。
ステップ#13の判断で温度切替室3の室内温度Tmが53℃以上の場合はステップ#16に移行する。ステップ#16では温度切替室3の室内温度Tmが57℃よりも高いか否かが判断される。温度切替室3の室内温度Tmが57℃以下の場合はステップ#19に移行する。
温度切替室3の室内温度Tmが57℃よりも高い場合はステップ#17で三方弁54が第1熱交換部51側に切り替えられる。ステップ#18では温度切替室送風機14が停止される。これにより、温度切替室3は第2熱交換部52の放熱が停止され、徐々に降温される。また、温度切替室送風機14の停止により省電力化が図られる。そして、ステップ#19に移行する。
ステップ#19では圧縮機35が駆動される。この時、圧縮機35に同期して冷凍室送風機18が駆動される。ステップ#21では冷蔵室2の室内温度Trが4℃よりも高いか否かが判断される。冷蔵室2の室内温度Trが4℃よりも高い場合はステップ#22で冷蔵室ダンパ27が開かれる。ステップ#23では冷蔵室送風機28が駆動される。これにより、冷蔵室2に冷気が吐出される。そして、ステップ#31に移行する。尚、冷蔵室ダンパ27の開閉に同期してチルド室ダンパ25を開閉してもよい。また、チルド室23の室内温度を検知し、検知結果に基づいてチルド室ダンパ25を開閉してもよい。
ステップ#21の判断で冷蔵室2の室内温度Trが4℃以下の場合はステップ#24に移行する。ステップ#24では冷蔵室2の室内温度Trが2℃よりも低いか否かが判断される。冷蔵室2の室内温度Trが2℃以上の場合はステップ#31に移行する。冷蔵室2の室内温度Trが2℃よりも低い場合はステップ#25で冷蔵室ダンパ27が閉じられる。ステップ#26では冷蔵室送風機28が停止される。これにより、冷蔵室2への冷気の吐出が停止される。そして、ステップ#31に移行する。
ステップ#31では冷凍室6の室内温度Tfが−20℃よりも降下して冷蔵室2の室内温度Trが2℃よりも降下し、更に、温度切替室3の室内温度Tmが57℃よりも上昇したか否かが判断される。室内温度Tfが−20℃以上の場合、冷蔵室2の室内温度Trが2℃以上の場合、または、温度切替室3の室内温度Tmが57℃以下の場合はステップ#13に戻る。そして、ステップ#13〜#31が繰り返し行われる。
冷凍室6の室内温度Tfが−20℃よりも降下して冷蔵室2の室内温度Trが2℃よりも降下し、更に、温度切替室3の室内温度Tmが57℃よりも上昇した場合は、ステップ#32に移行する。ステップ#32では圧縮機35が停止される。この時、圧縮機35に同期して冷凍室送風機18が停止される。ステップ#33では三方弁54が全開に切り替えられる。これにより、第1熱交換部51側と第2熱交換部52側の圧力を均一化して一方に冷媒が溜まることによる効率低下を防止することができる。そして、ステップ#12に戻り、ステップ#12〜#33が繰り返し行われる。
図9において、温度切替室3を低温側に切り替えると、ステップ#41で三方弁54が第1熱交換部51側に切り替えられる。ステップ#42では冷凍室6の室内温度Tf、冷蔵室2の室内温度Tr及び温度切替室3の室内温度Tmが監視される。
冷凍室6の室内温度Tfが−16℃よりも上昇した場合、冷蔵室2の室内温度Trが4℃よりも上昇した場合、或いは、温度切替室3の室内温度Tmが設定温度X+1℃よりも上昇した場合にステップ#43に移行する。尚、設定温度Xは動作モードがワインの場合が8℃、冷蔵の場合が3℃、チルドの場合が0℃、ソフト冷凍の場合が−8℃、冷凍の場合が−18℃である。
ステップ#43では圧縮機35が駆動される。この時、圧縮機35に同期して冷凍室送風機18が駆動される。ステップ#45では温度切替室3の室内温度TmがX+1℃よりも高いか否かが判断される。温度切替室3の室内温度TmがX+1℃よりも高い場合はステップ#46で温度切替室吐出ダンパ13が開かれる。また、温度切替室戻りダンパ20のバッフル20cにより開口部20bを開いて温度切替室戻りダンパ20が開かれる。ステップ#47では温度切替室送風機14が駆動される。これにより、温度切替室3には冷却器17で生成した冷気が流入する。そして、ステップ#51に移行する。
ステップ#45の判断で温度切替室3の室内温度TmがX+1℃以下の場合はステップ#48に移行する。ステップ#48では温度切替室3の室内温度TmがX−1℃よりも低いか否かが判断される。温度切替室3の室内温度TmがX−1℃以上の場合はステップ#51に移行する。
温度切替室3の室内温度TmがX−1℃よりも低い場合はステップ#49で温度切替室吐出ダンパ13が閉じられる。また、温度切替室戻りダンパ20のバッフル20cにより開口部20bを閉じて温度切替室戻りダンパ20が閉じられる。ステップ#50では温度切替室送風機14が停止される。これにより、温度切替室3には冷却器17で生成した冷気の流入が停止される。そして、ステップ#51に移行する。
ステップ#51では冷蔵室2の室内温度Trが4℃よりも高いか否かが判断される。冷蔵室2の室内温度Trが4℃よりも高い場合はステップ#52で冷蔵室ダンパ27が開かれる。ステップ#53では冷蔵室送風機28が駆動される。これにより、冷蔵室2に冷気が吐出される。そして、ステップ#61に移行する。
ステップ#51の判断で冷蔵室2の室内温度Trが4℃以下の場合はステップ#54に移行する。ステップ#52では冷蔵室2の室内温度Trが2℃よりも低いか否かが判断される。冷蔵室2の室内温度Trが2℃以上の場合はステップ#61に移行する。冷蔵室2の室内温度Trが2℃よりも低い場合はステップ#55で冷蔵室ダンパ27が閉じられる。ステップ#56では冷蔵室送風機28が停止される。これにより、冷蔵室2への冷気の吐出が停止される。そして、ステップ#61に移行する。
ステップ#61では冷凍室6の室内温度Tfが−20℃よりも降下して冷蔵室2の室内温度Trが2℃よりも降下し、更に、温度切替室3の室内温度TmがX−1℃よりも降下したか否かが判断される。室内温度Tfが−20℃以上の場合、冷蔵室2の室内温度Trが2℃以上の場合、または、温度切替室3の室内温度TmがX−1℃以上の場合はステップ#45に戻る。そして、ステップ#45〜#61が繰り返し行われる。
冷凍室6の室内温度Tfが−20℃よりも降下して冷蔵室2の室内温度Trが2℃よりも降下し、更に、温度切替室3の室内温度TmがX−1℃よりも降下した場合は、ステップ#62に移行する。ステップ#62では圧縮機35が停止される。この時、圧縮機35に同期して冷凍室送風機18が停止される。そして、ステップ#42に戻り、ステップ#42〜#62が繰り返し行われる。
また、冷蔵庫1は温度切替室3の動作モードとして食品等の解凍を行う急速解凍モードを備えている。急速解凍モードが選択されると温度切替室3の室内温度Tmに拘わらず、三方弁54が第2熱交換部52側に切り替えられて温度切替室送風機14が駆動される。これにより、貯蔵物に温風を当てて解凍が行われる。
解凍時間はユーザー設定によって1分から30分まで1分毎に設定することができる。設定された解凍時間が経過すると動作モードがチルド(0℃)に切り替えられ、前述の図9に示す低温側の動作が行われる。これにより、貯蔵物を出し忘れても過度の解凍を防止することができる。
本実施形態によると、三方弁54により切り替えられる第1、第2熱交換部51、52を有し、第1熱交換部51で放熱して簡単に温度切替室3や冷凍室6や冷蔵室2などの貯蔵室内を冷却できるとともに、第2熱交換部52の放熱により温度切替室3を昇温することができる。従って、従来のように温度切替室3の昇温用のヒータを設けた場合に比して電力消費が小さく冷蔵庫1のランニングコストを削減することができる。この時、第2熱交換部52がフィンアンドチューブ型熱交換器から成るので、放熱面積が広く十分な放熱量(例えば、150W)を確保するとともに、凝縮温度を低く維持することができる。従って、冷蔵庫1の安全性を向上し、電力消費をより削減することができる。
本実施形態において、温度切替室3を高温側に切り替えた際に低温側の時よりも圧縮機35の回転数を増加させるとより望ましい。これにより、第1熱交換部51から第2熱効果部52に放熱面積が減少しても冷力の低下を回避することができる。また、第2熱交換部52の放熱量を大きくして温度切替室3を迅速に昇温することができる。
また、温度切替室3は使用者によって高温側に維持できる維持時間を設定可能になっている。温度切替室3を高温側に切り替えて維持時間が経過した後は低温側に切り替えられる。これにより、冷凍サイクルを保護するとともに食品等の変質や乾燥を防ぐことができる。尚、該維持時間として設定できる上限の時間(例えば、8H)を設けてもよい。
また、温度切替室3を第2熱交換部52の放熱により昇温しているが、小容量の補助ヒータを設けてもよい。これにより、温度切替室が低温側の設定温度の低い動作モードから設定温度の高い動作モードに切り替えた際に補助ヒータを駆動して迅速に所望の温度にすることができる。また、温度切替室3を高温側に切り替えた際に補助ヒータを駆動してより迅速に昇温することができる。従って、冷蔵庫1の利便性を向上することができる。
また、三方弁54によって冷媒の流量を調節できるようにしてもよい。この時、温度切替室3を高温側に切り替えた際に冷媒の出口側の三方弁54で冷媒流量を絞るとより望ましい。これにより、流量を絞って凝縮圧力上昇による温度上昇を抑制することができる。
尚、温度切替室3に限られず、凝縮器50により昇温されるとともに冷却機能を有さない温蔵室を設けてもよい。この時、凝縮器50をフィンアンドチューブ型熱交換器により構成すると、放熱面積が広く十分な放熱量を確保するとともに、凝縮温度を低く維持することができる。従って、冷蔵庫の安全性を向上し、電力消費をより削減することができる。
本発明によると、温度切替室を有した冷蔵庫に利用することができる。
本発明の実施形態の冷蔵庫を示す正面図 本発明の実施形態の冷蔵庫を示す右側面図 本発明の実施形態の冷蔵庫を示す右側面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の温度切替室を示す右側面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の冷凍サイクルを示す回路図 本発明の実施形態の冷蔵庫の他の冷凍サイクルを示す回路図 本発明の実施形態の冷蔵庫の冷気の流れを示す冷気回路図 本発明の実施形態の冷蔵庫の温度切替室の高温側にした際の動作を示すフローチャート 本発明の実施形態の冷蔵庫の温度切替室の低温側にした際の動作を示すフローチャート
符号の説明
1 冷蔵庫
2 冷蔵室
3 温度切替室
3a 操作パネル
3c 温度表示部
4 製氷室
5 野菜室
6 冷凍室
9 扉
12 導入通風路
13 温度切替室吐出ダンパ
14 温度切替室送風機
17 冷却器
16 温度切替室温度センサ
18 冷凍室送風機
21 戻り通風路
20 温度切替室戻りダンパ
22 冷凍室ダンパ
25 チルド室ダンパ
27 冷蔵室ダンパ
28 冷蔵室送風機
31、32 冷気通路
33 背面板
35 圧縮機
50 凝縮器
51 第1熱交換部
52 第2熱交換部
53 膨張器
54 三方弁
55 乾燥器
57、58 逆止弁

Claims (6)

  1. 冷凍サイクルを運転する圧縮機と、前記圧縮機に接続して冷凍サイクルの低温部となる冷却器と、前記圧縮機に接続して冷凍サイクルの高温部となる凝縮器とを備えた冷蔵庫において、前記凝縮器は外気と熱交換する第1熱交換部と、第1熱交換部に対して並列に配されて切替弁により冷媒の流通が切り替えられるとともにフィンアンドチューブ型熱交換器から成る第2熱交換部とを有し、前記冷却器による冷却と第2熱交換部の放熱による昇温とによって、貯蔵物の冷却保存を行う低温側と常温よりも高温の高温側とに室内温度を切り替えできる温度切替室を設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記切替弁は第1、第2熱交換部の両端の分岐部に設けられる2つの三方弁から成ることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記切替弁は第1、第2熱交換部の冷媒流入側の分岐部に設けられる三方弁と、第1、第2熱交換部の冷媒流出側にそれぞれ設けられる逆止弁とから成ることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 前記圧縮機を停止した際に前記三方弁の第1熱交換部側及び第2熱交換部側を開放したことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記冷却器で生成した冷気を前記温度切替室に流入させる温度切替室吐出ダンパと、前記温度切替室から空気を流出させる温度切替室戻りダンパと、前記温度切替室吐出ダンパ及び前記温度切替室戻りダンパを閉じた際に前記温度切替室内の空気を循環させる温度切替室送風機とを備え、前記温度切替室を低温側にした際に温度切替室吐出ダンパ及び温度切替室戻りダンパを開き、前記温度切替室を高温側にした際に前記温度切替室吐出ダンパ及び前記温度切替室戻りダンパを閉じるとともに前記温度切替室送風機を駆動したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の冷蔵庫。
  6. 冷凍サイクルを運転する圧縮機と、前記圧縮機に接続して冷凍サイクルの低温部となる冷却器と、前記圧縮機に接続して冷凍サイクルの高温部となる凝縮器とを備えた冷蔵庫において、前記凝縮器はフィンアンドチューブ型熱交換器から成り、前記凝縮器の放熱による昇温によって常温よりも高温に室内温度を維持できる貯蔵室を設けたことを特徴とする冷蔵庫。
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