JP2000346519A - 冷却庫の運転制御方法 - Google Patents
冷却庫の運転制御方法Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2400/00—General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
- F25D2400/28—Quick cooling
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2700/00—Means for sensing or measuring; Sensors therefor
- F25D2700/02—Sensors detecting door opening
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2700/00—Means for sensing or measuring; Sensors therefor
- F25D2700/16—Sensors measuring the temperature of products
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 保冷サイクル運転中の扉の開閉と芯温センサ
で検出された食品の内部温度が設定温度よりも所定温度
以上高い時に急速冷却運転を開始する冷却庫の運転制御
方法を提供する。 【解決手段】 冷却庫1は芯温センサにより食品の内部
温度を検出し、この芯温センサが食品の設定温度に達す
るまでは、前記設定温度よりも低い温度の急速冷却運転
を行うとともに、前記内部温度が設定温度に達した後
は、庫内温度センサにより設定温度に維持するように保
冷サイクル運転を行う。保冷サイクル運転中に扉4が開
けられると共に、芯温センサの温度が設定温度よりも所
定温度上昇したときに急速冷却運転を開始する。
で検出された食品の内部温度が設定温度よりも所定温度
以上高い時に急速冷却運転を開始する冷却庫の運転制御
方法を提供する。 【解決手段】 冷却庫1は芯温センサにより食品の内部
温度を検出し、この芯温センサが食品の設定温度に達す
るまでは、前記設定温度よりも低い温度の急速冷却運転
を行うとともに、前記内部温度が設定温度に達した後
は、庫内温度センサにより設定温度に維持するように保
冷サイクル運転を行う。保冷サイクル運転中に扉4が開
けられると共に、芯温センサの温度が設定温度よりも所
定温度上昇したときに急速冷却運転を開始する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、加熱調理された
食品を冷却するのに好適な冷却庫の運転制御方法に関す
る。
食品を冷却するのに好適な冷却庫の運転制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に加熱調理した食品を、冷蔵庫,氷
温冷蔵庫,冷凍庫等の冷却庫により雑菌が繁殖しない低
温まで急速冷却して保存し、食品の提供時に再度加熱す
るシステムが普及してきている。このように食品を保存
温度まで冷却するにあたっては、雑菌が繁殖しやすい温
度帯(55〜10℃)を短時間で通過させることが重要
となっている。
温冷蔵庫,冷凍庫等の冷却庫により雑菌が繁殖しない低
温まで急速冷却して保存し、食品の提供時に再度加熱す
るシステムが普及してきている。このように食品を保存
温度まで冷却するにあたっては、雑菌が繁殖しやすい温
度帯(55〜10℃)を短時間で通過させることが重要
となっている。
【0003】そこで、従来の食品冷却方法では、温度セ
ンサにより食品の表面温度を検出し、前記表面温度が氷
結温度(0℃)の直前に至るまでは、それより低い温度
(−20℃)の冷風にて急速冷却を行い、表面温度が0
℃の直前に達した後は、その温度を維持するように制御
している(特開平5−10643号公報参照)。
ンサにより食品の表面温度を検出し、前記表面温度が氷
結温度(0℃)の直前に至るまでは、それより低い温度
(−20℃)の冷風にて急速冷却を行い、表面温度が0
℃の直前に達した後は、その温度を維持するように制御
している(特開平5−10643号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、設定温度に維持する保冷運転中に食品の
内部温度が設定温度よりも所定温度以上上昇しても保冷
運転を継続して長時間かけて設定温度に低下させている
ため、温度上昇が雑菌の繁殖しやすい温度帯になると雑
菌が繁殖してしまう問題があった。
来の方法では、設定温度に維持する保冷運転中に食品の
内部温度が設定温度よりも所定温度以上上昇しても保冷
運転を継続して長時間かけて設定温度に低下させている
ため、温度上昇が雑菌の繁殖しやすい温度帯になると雑
菌が繁殖してしまう問題があった。
【0005】この発明は上記の問題を解決するもので、
保冷サイクル運転中に扉が開けられて食品の内部温度が
設定温度よりも所定温度以上高い温度を検出した時に急
速冷却運転を開始する冷却庫の運転制御方法を提供する
ことを目的とするものである。
保冷サイクル運転中に扉が開けられて食品の内部温度が
設定温度よりも所定温度以上高い温度を検出した時に急
速冷却運転を開始する冷却庫の運転制御方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1は、
芯温センサにより食品の内部温度を検出し、この芯温セ
ンサが食品の設定温度に達するまでは、前記設定温度よ
りも低い温度の急速冷却運転を行うとともに、前記内部
温度が設定温度に達した後は、庫内温度センサにより設
定温度に維持するように保冷サイクル運転を行うように
した冷却庫において、保冷サイクル運転中に扉が開けら
れると共に、芯温センサの温度が設定温度よりも所定温
度上昇したときに急速冷却運転を開始し、保冷サイクル
運転中に新たに加熱調理された食品を入れても雑菌の繁
殖する温度帯に食品が長時間晒されるのを防止できるよ
うにしている。
芯温センサにより食品の内部温度を検出し、この芯温セ
ンサが食品の設定温度に達するまでは、前記設定温度よ
りも低い温度の急速冷却運転を行うとともに、前記内部
温度が設定温度に達した後は、庫内温度センサにより設
定温度に維持するように保冷サイクル運転を行うように
した冷却庫において、保冷サイクル運転中に扉が開けら
れると共に、芯温センサの温度が設定温度よりも所定温
度上昇したときに急速冷却運転を開始し、保冷サイクル
運転中に新たに加熱調理された食品を入れても雑菌の繁
殖する温度帯に食品が長時間晒されるのを防止できるよ
うにしている。
【0007】この発明の請求項2は、芯温センサにより
食品の内部温度を検出し、この芯温センサが食品の設定
温度に達するまでは、前記設定温度よりも低い温度の急
速冷却運転を行うとともに、前記内部温度が設定温度に
達した後は、庫内温度センサにより設定温度に維持する
ように保冷サイクル運転を行うと共に、急速冷却運転を
開始してからの経過時間と各センサの温度を表示器に表
示するようにした冷却庫において、保冷サイクル運転中
に急速冷却運転に移行した際に当初からの経過時間をク
リアし、再度の急速冷却運転の開始からの経過時間を表
示器に表示し、保冷サイクル運転中に新たに加熱調理さ
れた食品を入れても雑菌の繁殖する温度帯に食品が長時
間晒されるのを防止できると共に、新たな食品の温度管
理を行うことができるようにしている。
食品の内部温度を検出し、この芯温センサが食品の設定
温度に達するまでは、前記設定温度よりも低い温度の急
速冷却運転を行うとともに、前記内部温度が設定温度に
達した後は、庫内温度センサにより設定温度に維持する
ように保冷サイクル運転を行うと共に、急速冷却運転を
開始してからの経過時間と各センサの温度を表示器に表
示するようにした冷却庫において、保冷サイクル運転中
に急速冷却運転に移行した際に当初からの経過時間をク
リアし、再度の急速冷却運転の開始からの経過時間を表
示器に表示し、保冷サイクル運転中に新たに加熱調理さ
れた食品を入れても雑菌の繁殖する温度帯に食品が長時
間晒されるのを防止できると共に、新たな食品の温度管
理を行うことができるようにしている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明の一実施例を示
す冷却庫の斜視図、図2はこの発明の冷媒回路図、図3
はこの発明の貯蔵室温度、冷却器温度と冷却器用送風機
のタイムチャートである。
面に基づいて説明する。図1はこの発明の一実施例を示
す冷却庫の斜視図、図2はこの発明の冷媒回路図、図3
はこの発明の貯蔵室温度、冷却器温度と冷却器用送風機
のタイムチャートである。
【0009】1は冷却庫で、この冷却庫は、前方を開口
して内部に貯蔵室2を有する断熱本体3と、この断熱本
体の開口を閉塞する扉4とで構成されている。5はキャ
スター6を有するカートで、このカートにはトレイ7が
複数載置できるようにされている。収納時にカート5は
トレイ7を貯蔵室2に収納し、キャスター6を庫外に配
置するようにされている。
して内部に貯蔵室2を有する断熱本体3と、この断熱本
体の開口を閉塞する扉4とで構成されている。5はキャ
スター6を有するカートで、このカートにはトレイ7が
複数載置できるようにされている。収納時にカート5は
トレイ7を貯蔵室2に収納し、キャスター6を庫外に配
置するようにされている。
【0010】冷却庫1は2つの凝縮ユニット8a、8b
を備え、この2つの凝縮ユニットはそれぞれ冷媒配管9
a、9bを介して冷却器10a、10bに接続されてい
る。この冷却器は風路に対し並列に一体形成され、貯蔵
室2内につながる風路内に配置されている。
を備え、この2つの凝縮ユニットはそれぞれ冷媒配管9
a、9bを介して冷却器10a、10bに接続されてい
る。この冷却器は風路に対し並列に一体形成され、貯蔵
室2内につながる風路内に配置されている。
【0011】そして、冷却器10a、10bには、この
冷却器で熱交換した冷気を貯蔵室2内に循環させるため
の、3台の冷却器用送風機11a、11b、11cが設
けられている。これら3台の冷却器用送風機はそれぞれ
調速手段(図示せず)を備えている。
冷却器で熱交換した冷気を貯蔵室2内に循環させるため
の、3台の冷却器用送風機11a、11b、11cが設
けられている。これら3台の冷却器用送風機はそれぞれ
調速手段(図示せず)を備えている。
【0012】一方の凝縮ユニット8aは圧縮機12aを
備えている。この圧縮機の冷媒吐出管13aには水冷式
凝縮器14aが接続され、この水冷式凝縮器には水配管
15aが設けられている。16aは水用電磁弁、17a
は圧縮機用送風機、18aは圧縮機12aを冷却するた
めのオイルクーラである。水冷式凝縮器14aの冷媒吐
出管13aにはレシーバタンク19a、ドライコア20
aが順に接続され、更に、冷媒配管9aを介して膨張弁
21aが接続されている。この膨張弁には前述した冷却
器10aが接続され、この冷却器には冷媒配管9aを介
してアキュームレータ22aが接続され、このアキュー
ムレータは圧縮機12aの冷媒吸込管23aに接続され
ている。また、圧縮機12aの冷媒吐出管13aにはバ
イパス管24aが接続され、このバイパス管はホットガ
ス電磁弁25aを経て冷却器10aの入口側の冷媒吐出
管13aに接続されている。
備えている。この圧縮機の冷媒吐出管13aには水冷式
凝縮器14aが接続され、この水冷式凝縮器には水配管
15aが設けられている。16aは水用電磁弁、17a
は圧縮機用送風機、18aは圧縮機12aを冷却するた
めのオイルクーラである。水冷式凝縮器14aの冷媒吐
出管13aにはレシーバタンク19a、ドライコア20
aが順に接続され、更に、冷媒配管9aを介して膨張弁
21aが接続されている。この膨張弁には前述した冷却
器10aが接続され、この冷却器には冷媒配管9aを介
してアキュームレータ22aが接続され、このアキュー
ムレータは圧縮機12aの冷媒吸込管23aに接続され
ている。また、圧縮機12aの冷媒吐出管13aにはバ
イパス管24aが接続され、このバイパス管はホットガ
ス電磁弁25aを経て冷却器10aの入口側の冷媒吐出
管13aに接続されている。
【0013】2つの凝縮ユニット8a、8bの構成は同
じであるので、他方の凝縮ユニット8bの構成の説明は
同じ構成部品の符号にそれぞれbを付して省略する。
じであるので、他方の凝縮ユニット8bの構成の説明は
同じ構成部品の符号にそれぞれbを付して省略する。
【0014】この実施形態では、前記したように、一つ
の冷却庫1に対して凝縮ユニット8a、8bと冷却器1
0a、10bとを接続する冷却回路が2系統設けられて
いる。冷却庫1には、貯蔵室2の温度を検出する庫内温
度センサ26と、食品の芯温を検出する芯温センサ27
とが設けられ、冷却器10a、10bのそれぞれの出口
管には、冷媒温度を検出する冷媒温度センサ28a、2
8bが取り付けられている。
の冷却庫1に対して凝縮ユニット8a、8bと冷却器1
0a、10bとを接続する冷却回路が2系統設けられて
いる。冷却庫1には、貯蔵室2の温度を検出する庫内温
度センサ26と、食品の芯温を検出する芯温センサ27
とが設けられ、冷却器10a、10bのそれぞれの出口
管には、冷媒温度を検出する冷媒温度センサ28a、2
8bが取り付けられている。
【0015】冷却庫1の貯蔵室2内には、スチームコン
ベクションオーブン(図示せず)等で加熱調理された、
例えば70℃程度の高温食品が投入される。この食品の
いずれか一つには針状の芯温センサ27を刺し、この芯
温センサによって食品の芯温が検出されている。
ベクションオーブン(図示せず)等で加熱調理された、
例えば70℃程度の高温食品が投入される。この食品の
いずれか一つには針状の芯温センサ27を刺し、この芯
温センサによって食品の芯温が検出されている。
【0016】29は冷却器10a、10bの下方に設け
られたドレンパンで、このドレンパンには除霜時のドレ
ン水を排水する排水口30が設けられ、ドレンパン29
の下面には除霜時に落下した氷塊を解かすドレンパンヒ
ータ31が設けられている。
られたドレンパンで、このドレンパンには除霜時のドレ
ン水を排水する排水口30が設けられ、ドレンパン29
の下面には除霜時に落下した氷塊を解かすドレンパンヒ
ータ31が設けられている。
【0017】32は断熱箱体3の前面に設けられた表示
器で、この表示器には急速冷却運転の開始から経過時間
を表示する表示部33と、庫内温度センサ26及び芯温
センサ27の表示部34とが設けられている。
器で、この表示器には急速冷却運転の開始から経過時間
を表示する表示部33と、庫内温度センサ26及び芯温
センサ27の表示部34とが設けられている。
【0018】35は運転制御装置で、この運転制御装置
はカート5のトレイ7に収納されている加熱調理された
高温の食品に針状の芯温センサ27を刺してカート5ご
と貯蔵室2内に搬入して扉4を閉め、加熱食品を一定の
温度に冷却する設定温度と芯温センサ27で検出された
食品の内部温度との温度差が所定温度(例えば、10
℃)以上ある時に急速冷却運転を行うと共に、芯温セン
サ27で検出された食品の内部温度が設定温度になった
ら庫内温度センサ26で設定温度を維持するように保冷
サイクル運転を行い、かつ、表示器32に急速冷却運転
の開始からの経過時間を表示部33に表示すると共に、
庫内温度センサ26及び芯温センサ27で検出された温
度を表示部34に表示するように制御している。
はカート5のトレイ7に収納されている加熱調理された
高温の食品に針状の芯温センサ27を刺してカート5ご
と貯蔵室2内に搬入して扉4を閉め、加熱食品を一定の
温度に冷却する設定温度と芯温センサ27で検出された
食品の内部温度との温度差が所定温度(例えば、10
℃)以上ある時に急速冷却運転を行うと共に、芯温セン
サ27で検出された食品の内部温度が設定温度になった
ら庫内温度センサ26で設定温度を維持するように保冷
サイクル運転を行い、かつ、表示器32に急速冷却運転
の開始からの経過時間を表示部33に表示すると共に、
庫内温度センサ26及び芯温センサ27で検出された温
度を表示部34に表示するように制御している。
【0019】このように構成された冷却庫の運転制御方
法において、冷却運転時の動作を説明する。
法において、冷却運転時の動作を説明する。
【0020】加熱調理された食品の投入時のように食品
温度が高い場合、扉4の開閉と、貯蔵室2内の設定温度
と芯温センサ27で検出された食品の内部温度との温度
差が所定温度以上の場合に高温食品が入れられたと判断
し、すべての凝縮ユニット8a、8bの圧縮機12a、
12を運転し、冷却器用送風機11a、11b、11c
も高能力の60Hzで運転され、この食品の温度を短時
間で設定温度に降下させる急速冷却運転を行う。この急
速冷却運転の開始からの経過時間が表示器32の表示部
33に表示されると共に、芯温センサ27で検出された
食品の内部温度が表示器32の表示部34に表示され
る。そして、芯温センサ27の検出温度が設定温度に到
達した場合、凝縮ユニット8a、8bの冷媒温度センサ
28a、28bの検出温度が、所定の温度よりも低い場
合、運転中の凝縮ユニット8a、8bにおける冷却器1
0a、10bに圧縮機12a、12bからのホットガス
を供給すると共に、冷却器用送風機11a、11b、1
1cの運転を停止する。この場合には、膨張弁21a、
21bを全閉し、ホットガス電磁弁25a、25bを開
き、ホットガスをバイパス管24a、24bを通じて冷
却器10a、10bに流入させるので、この冷却器の温
度が貯蔵室2の設定温度近くまで上昇する。
温度が高い場合、扉4の開閉と、貯蔵室2内の設定温度
と芯温センサ27で検出された食品の内部温度との温度
差が所定温度以上の場合に高温食品が入れられたと判断
し、すべての凝縮ユニット8a、8bの圧縮機12a、
12を運転し、冷却器用送風機11a、11b、11c
も高能力の60Hzで運転され、この食品の温度を短時
間で設定温度に降下させる急速冷却運転を行う。この急
速冷却運転の開始からの経過時間が表示器32の表示部
33に表示されると共に、芯温センサ27で検出された
食品の内部温度が表示器32の表示部34に表示され
る。そして、芯温センサ27の検出温度が設定温度に到
達した場合、凝縮ユニット8a、8bの冷媒温度センサ
28a、28bの検出温度が、所定の温度よりも低い場
合、運転中の凝縮ユニット8a、8bにおける冷却器1
0a、10bに圧縮機12a、12bからのホットガス
を供給すると共に、冷却器用送風機11a、11b、1
1cの運転を停止する。この場合には、膨張弁21a、
21bを全閉し、ホットガス電磁弁25a、25bを開
き、ホットガスをバイパス管24a、24bを通じて冷
却器10a、10bに流入させるので、この冷却器の温
度が貯蔵室2の設定温度近くまで上昇する。
【0021】このホットガス供給は、冷却器10a、1
0bによるオーバーシュートで貯蔵室2内が温度降下を
起こして、食品が凍らないようにしている。
0bによるオーバーシュートで貯蔵室2内が温度降下を
起こして、食品が凍らないようにしている。
【0022】すなわち、急速冷却の終了後にホットガス
で冷却器10a、10bの温度を設定温度に上昇させて
から、保冷サイクル運転を行い、食品は所定温度で保存
できるようにされている。
で冷却器10a、10bの温度を設定温度に上昇させて
から、保冷サイクル運転を行い、食品は所定温度で保存
できるようにされている。
【0023】保冷サイクル運転は2系統のうちの一方の
凝縮ユニット8a、8bの圧縮機12a、12bを運転
させ、他方の凝縮ユニット8a、8bの圧縮機12a、
12bを停止させ、各凝縮ユニット8a、8bの圧縮機
12a、12bの停止毎に運転する圧縮機12a、12
bを変えるようにしている。
凝縮ユニット8a、8bの圧縮機12a、12bを運転
させ、他方の凝縮ユニット8a、8bの圧縮機12a、
12bを停止させ、各凝縮ユニット8a、8bの圧縮機
12a、12bの停止毎に運転する圧縮機12a、12
bを変えるようにしている。
【0024】運転制御装置35は保冷サイクル運転中に
扉4の開閉が行われ、貯蔵室2内の設定温度と芯温セン
サ27で検出された食品の内部温度との温度差が所定温
度以上ある場合に急速冷却運転を開始するようにしたこ
とにより、新たに加熱調理された食品を貯蔵室2内に入
れると、芯温センサ27の検出温度と設定温度との温度
差が所定温度以上あり、特別に急速冷却運転の指示を出
さなくても高温の食品を入れて扉4を閉じることで急速
冷却運転を行うように制御している。
扉4の開閉が行われ、貯蔵室2内の設定温度と芯温セン
サ27で検出された食品の内部温度との温度差が所定温
度以上ある場合に急速冷却運転を開始するようにしたこ
とにより、新たに加熱調理された食品を貯蔵室2内に入
れると、芯温センサ27の検出温度と設定温度との温度
差が所定温度以上あり、特別に急速冷却運転の指示を出
さなくても高温の食品を入れて扉4を閉じることで急速
冷却運転を行うように制御している。
【0025】また、このとき表示器32には前回の経過
時間がクリアされて今回の急速冷却運転の開始からの経
過時間が表示部33に表示されると共に、芯温センサ2
7で検出された食品の内部温度が表示部34に表示され
る。
時間がクリアされて今回の急速冷却運転の開始からの経
過時間が表示部33に表示されると共に、芯温センサ2
7で検出された食品の内部温度が表示部34に表示され
る。
【0026】保冷の済んだ食品と加熱調理されたばかり
の食品とを入れ換えるだけで、急速冷却運転を開始する
ので、急速冷却運転の入れ忘れを防止し、食品の劣化を
防止できるようにしている。
の食品とを入れ換えるだけで、急速冷却運転を開始する
ので、急速冷却運転の入れ忘れを防止し、食品の劣化を
防止できるようにしている。
【0027】この発明は扉4の開閉と、芯温センサ27
で検出された食品の内部温度と貯蔵室2内の設定温度と
の温度差が所定温度以上ある場合に急速冷却運転に入れ
るので、食品の冷却されていない待機状態のときでも貯
蔵室2内を冷却させて雑菌の繁殖を防止すると共に、次
回の急速冷却運転の立ち上がりを早くできるようにして
いる。
で検出された食品の内部温度と貯蔵室2内の設定温度と
の温度差が所定温度以上ある場合に急速冷却運転に入れ
るので、食品の冷却されていない待機状態のときでも貯
蔵室2内を冷却させて雑菌の繁殖を防止すると共に、次
回の急速冷却運転の立ち上がりを早くできるようにして
いる。
【0028】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、芯温センサにより食品の内部温度を検出し、この芯
温センサが食品の設定温度に達するまでは、前記設定温
度よりも低い温度の急速冷却運転を行うとともに、前記
内部温度が設定温度に達した後は、庫内温度センサによ
り設定温度に維持するように保冷サイクル運転を行うよ
うにした冷却庫において、保冷サイクル運転中に扉が開
けられると共に、芯温センサの温度が設定温度よりも所
定温度上昇したときに急速冷却運転を開始するので、保
冷サイクル運転中に新たに加熱調理された食品を入れて
も雑菌の繁殖する温度帯に食品が長時間晒されるのを防
止できると共に、保冷サイクル運転から急速冷却運転に
切り換えるのに保冷サイクル運転を停止させて急速冷却
運転を開始させるような手間を省くことができ、急速冷
却運転忘れによる食品の劣化を防止できる。
ば、芯温センサにより食品の内部温度を検出し、この芯
温センサが食品の設定温度に達するまでは、前記設定温
度よりも低い温度の急速冷却運転を行うとともに、前記
内部温度が設定温度に達した後は、庫内温度センサによ
り設定温度に維持するように保冷サイクル運転を行うよ
うにした冷却庫において、保冷サイクル運転中に扉が開
けられると共に、芯温センサの温度が設定温度よりも所
定温度上昇したときに急速冷却運転を開始するので、保
冷サイクル運転中に新たに加熱調理された食品を入れて
も雑菌の繁殖する温度帯に食品が長時間晒されるのを防
止できると共に、保冷サイクル運転から急速冷却運転に
切り換えるのに保冷サイクル運転を停止させて急速冷却
運転を開始させるような手間を省くことができ、急速冷
却運転忘れによる食品の劣化を防止できる。
【0029】この発明の請求項2によれば、芯温センサ
により食品の内部温度を検出し、この芯温センサが食品
の設定温度に達するまでは、前記設定温度よりも低い温
度の急速冷却運転を行うとともに、前記内部温度が設定
温度に達した後は、庫内温度センサにより設定温度に維
持するように保冷サイクル運転を行うと共に、急速冷却
運転を開始してからの経過時間と各センサの温度を表示
器に表示するようにした冷却庫において、保冷サイクル
運転中に急速冷却運転に移行した際に当初からの経過時
間をクリアし、再度の急速冷却運転の開始からの経過時
間を表示器に表示するので、保冷サイクル運転中に新た
に加熱調理された食品を入れても雑菌の繁殖する温度帯
に食品が長時間晒されるのを防止できると共に、保冷サ
イクル運転から急速冷却運転に切り換えるのに保冷サイ
クル運転を停止させて急速冷却運転を開始させるような
手間を省くことができ、急速冷却運転忘れによる食品の
劣化を防止でき、かつ、新たな食品の温度管理を行うこ
とができる。
により食品の内部温度を検出し、この芯温センサが食品
の設定温度に達するまでは、前記設定温度よりも低い温
度の急速冷却運転を行うとともに、前記内部温度が設定
温度に達した後は、庫内温度センサにより設定温度に維
持するように保冷サイクル運転を行うと共に、急速冷却
運転を開始してからの経過時間と各センサの温度を表示
器に表示するようにした冷却庫において、保冷サイクル
運転中に急速冷却運転に移行した際に当初からの経過時
間をクリアし、再度の急速冷却運転の開始からの経過時
間を表示器に表示するので、保冷サイクル運転中に新た
に加熱調理された食品を入れても雑菌の繁殖する温度帯
に食品が長時間晒されるのを防止できると共に、保冷サ
イクル運転から急速冷却運転に切り換えるのに保冷サイ
クル運転を停止させて急速冷却運転を開始させるような
手間を省くことができ、急速冷却運転忘れによる食品の
劣化を防止でき、かつ、新たな食品の温度管理を行うこ
とができる。
【図1】この発明の一実施例を示す冷却庫の斜視図であ
る。
る。
【図2】この発明の冷媒回路図である。
1 冷却庫 2 貯蔵室 10a、10b 冷却器 11a、11b、11c 冷却器用送風機 26 庫内温度センサ 27 芯温センサ 32表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 勝彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 栗原 正和 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 石田 崇 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA02 BA04 BA06 CA02 DA02 EA01 GA07 HA02 HA09 LA11 MA01 NA11 NA15 PA04 PA05
Claims (2)
- 【請求項1】 芯温センサにより食品の内部温度を検出
し、この芯温センサが食品の設定温度に達するまでは、
前記設定温度よりも低い温度の急速冷却運転を行うとと
もに、前記内部温度が設定温度に達した後は、庫内温度
センサにより設定温度に維持するように保冷サイクル運
転を行うようにした冷却庫において、保冷サイクル運転
中に扉が開けられると共に、芯温センサの温度が設定温
度よりも所定温度上昇したときに急速冷却運転を開始す
ることを特徴とする冷却庫の運転制御方法。 - 【請求項2】 芯温センサにより食品の内部温度を検出
し、この芯温センサが食品の設定温度に達するまでは、
前記設定温度よりも低い温度の急速冷却運転を行うとと
もに、前記内部温度が設定温度に達した後は、庫内温度
センサにより設定温度に維持するように保冷サイクル運
転を行うと共に、急速冷却運転を開始してからの経過時
間と各センサの温度を表示器に表示するようにした冷却
庫において、保冷サイクル運転中に急速冷却運転に移行
した際には、当初からの経過時間をクリアし、再度の急
速冷却運転の開始からの経過時間を表示器に表示するこ
とを特徴とする冷却庫の運転制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11150481A JP2000346519A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 冷却庫の運転制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11150481A JP2000346519A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 冷却庫の運転制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000346519A true JP2000346519A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=15497834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11150481A Pending JP2000346519A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 冷却庫の運転制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000346519A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010019482A (ja) * | 2008-07-10 | 2010-01-28 | Panasonic Corp | 冷蔵庫 |
JP2010091247A (ja) * | 2008-07-10 | 2010-04-22 | Panasonic Corp | 冷蔵庫 |
WO2016159274A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2016-10-06 | クアン テイン グエン | 生鮮食品の保存方法および生鮮食品用貯蔵システム |
KR20200034305A (ko) * | 2018-09-21 | 2020-03-31 | (주)원플러스원 | 차압냉각을 이용한 급속냉각장치 |
-
1999
- 1999-05-28 JP JP11150481A patent/JP2000346519A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2016159274A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2017-06-01 | クアン テイン グエン | 生鮮食品の保存方法および生鮮食品用貯蔵システム |
KR20200034305A (ko) * | 2018-09-21 | 2020-03-31 | (주)원플러스원 | 차압냉각을 이용한 급속냉각장치 |
KR102097136B1 (ko) | 2018-09-21 | 2020-04-03 | (주)원플러스원 | 차압냉각을 이용한 급속냉각장치 |
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