JP2002187893A - イオン性液体 - Google Patents

イオン性液体

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】広範囲の液体領域、高い温度安定性および低い
腐食性を有し、有機合成の溶媒及び電気化学電池の電解
液として有用なイオン性液体を提供する. 【解決手段】 一般式 K+- (K+は特定のカチオンからなる群から選ばれ、A-は特
定のアニオンからなる群から選ばれる)のイオン性液
体。具体的には次の化合物が例示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気化学電池およ
び有機合成に使用されるイオン性液体に関する。
【0002】
【従来の技術】無溶媒イオン性液体または「常温にて溶
融している塩」が、米国特許第2446331号に記載
されている。これら強ルイス酸には、大気中の水分との
接触による毒性ガス発生の問題がある。
【0003】AlCl3および1−エチル−3−メチル
イミダゾリウム(EMI)クロライドを含む化合物が、
長期間研究されてきている。WilkesおよびZaw
orotkoが、新規な無溶媒イオン性液体、EMI
BF4およびEMI O2CCH3を、1992年、J.
Chem.Soc.,Chem.Commun.、p.
965に発表した。しかしながらこれら化合物は、BF
4 -およびCH3CO2 -アニオンが、比較的低電位におい
てさえ酸化されてしまうため、電気化学電池用の電解質
としての使用には不適である。
【0004】WO98/07729には、新規な導電性
塩類であるホウ酸リチウム錯体が記載されている。これ
ら化合物は、サイクリング試験において特に良好な結果
を示し、良好な安定性が立証されている。ホウ酸塩は、
固形状態であり、したがって比較的低い導電性を示して
いる。
【0005】米国特許第5827602号には、電気化
学電池における、ピリジニウム、ピリダジニウム、ピリ
ミジニウム、ピラジニウム、イミダゾリウム、ピラゾリ
ウム、チアゾリウム、オキサゾリウムおよびトリアゾリ
ウム塩からなる群のイオン性液体の使用が記載されてい
る。これらイオン性液体は、良好な導電性を有するため
この用途に特に適している。ここでの大きな欠点は、原
料、とくにアニオンの高コストの合成である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、広範囲な液体領域、高い温度安定性および低い腐
食性を有するイオン性液体および合成するのに高コスト
ではないアニオンを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、一般式 K+- (1) のイオン性液体により達成されるものであり、上式中、
+は、
【0008】
【化2】
【0009】からなる群から選ばれるカチオンであり、
式中、R1からR5は同一または異なっており、任意に単
結合または二重結合により互いに直接結合しており、か
つそれぞれは独立でまたは一緒に下記の意味、すなわち −H、 −ハロゲン、 −アルキル基(C1からC8)、このアルキル基は次の
基、好ましくはF、Cl、N(Cn(2n+1-x)x2
O(Cn(2n+1-x)x)、SO2(Cn(2n+1-x)x
またはCn(2n+1-x)x(式中1<n<6かつ0<x≦
13である)により部分的にまたは完全に置換されてい
てもよいものを意味する、A-は、 [B(OR1n(OR2m(OR3o(OR4p- からなる群から選ばれるアニオンであり、式中、0≦
n、m、o、p≦4であり、かつm+n+o+p=4で
あり、式中、R1からR4は異なっているかまたはペアで
同一であり、任意に単結合または二重結合により互いに
直接結合しており、かつそれぞれは独立にまたは一緒
に、置換されていないかまたはCn(2n+1-x)x(式中
1<n<6かつ0<x≦13である)もしくはハロゲン
(F、ClまたはBr)により一置換または多置換され
ていてもよいフェニル、ナフチル、アントラセニルおよ
びフェナントレニルからなる群からの芳香族環、置換さ
れていないかまたはCn(2n+1-x)x(式中1<n<6
かつ0<x≦13である)もしくはハロゲン(F、Cl
またはBr)により一置換または多置換されていてもよ
いピリジル、ピラジルおよびピリミジルからなる群から
の芳香族複素環、アルキル基(C1からC8)、このアル
キル基は次の基、好ましくはF、Cl、N(Cn
(2n+1-x)x2、O(Cn(2n+1-x)x)、SO2(Cn
(2n+1-x)x)またはCn(2n+1-x)x(式中1<n
<6かつ0<x≦13)により部分的にまたは完全に置
換されていてもよいものであり、またはOR1からOR4
は、独立にまたは一緒に、芳香族または脂肪族カルボキ
シル、ジカルボキシル、オキシスルホニルまたはオキシ
カルボニル基であり、これらは部分的または完全に次の
基、好ましくはF、Cl、N(Cn(2n+1-x)x2
O(Cn(2n+1-x) x)、SO2(Cn(2n+1-x)x
またはCn(2n+1-x)x(式中1<n<6かつ0<x≦
13)により置換されていてもよい。
【0010】これらのイオン性液体は、有機合成の溶媒
としてだけでなく、また電気化学電池の用途にも好適で
ある。さらに、イオン性液体は化学反応の触媒への使用
にも好適である。さらに、それらを高い反応性を有する
化学物質用の不活性溶媒として使用することができる。
より広い分野では液圧用液体としても使用される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の化合物は、疎水性である
ことが見出されている。さらに、非水系合成において、
系への好ましからざる水分混入を最小限化する。
【0012】驚くべきことに、このイオン性液体は、電
気化学電池で通常使用されるアルミニウム電極を腐食す
るのではなく、代わりに不動態化さえする。これによ
り、サイクル安定性が増すことが可能になる。さらに、
イオン性液体の使用により系の温度安定性が向上するこ
とも観察された。
【0013】低粘度の溶媒の添加により、導電率を向上
させることが可能であることが判っている。高導電率で
低粘度であることは、電気化学電池での使用には必要条
件である。本発明の化合物は、広範囲の液体域を有して
おり、これらの応用に特に適したものである。
【0014】二層式コンデンサでの使用における必要条
件は、高い導電性である。本発明の化合物は、この基準
を満たすものである。本発明の化合物を、電気化学電池
において、単独でまたは他の溶媒あるいは導電性塩との
混合系で、化学反応の触媒のためまたは液圧用液体とし
て、使用することができる。好ましい溶媒としては、有
機炭酸エステル(例えばエチレンカーボネート、プロピ
レンカーボネートおよびそれらの誘導体、ブチレンカー
ボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネー
ト、メチルエチルカーボネートなど)、有機カルボン酸
エステル(例えば、γ−ブチロラクトン、ギ酸メチル、
酢酸メチル、酢酸エチル、プロピオン酸エチル、プロピ
オン酸メチル、酪酸メチル、酪酸エチルなど)、有機カ
ルボン酸アミド(例えばジメチルホルムアミド、メチル
ホルムアミド、ホルムアミドなど)、有機エーテル(例
えば1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、
2−メチルテトラヒドロフラン、テトラヒドロフラン誘
導体、1,3−ジオキソラン、ジオキサン、ジオキソラ
ン誘導体など)または他の非プロトン性溶媒(例えばア
セトニトリル、スルホラン、ジメチルスルホキシド、ニ
トロメタン、リン酸トリエステル、トリメトキシメタ
ン、3−メトキシ−2−オキサゾリジノンなど)からな
る群から選ばれるものである。同様に溶媒を混合して、
例えばエチレンカーボネート/ジメチルカーボネート
(EC/DMC)のようにして使用することも可能であ
る。
【0015】本発明の化合物は、通常使用される導電性
塩を有する電解液(electrolyte)中におい
て使用することができる。好ましい電解液の例として
は、LiPF6、LiBF4、LiClO4、LiAs
6、LiCF3SO3、LiN(CF3SO22およびL
iC(CF3SO23ならびにそれらの混合物からなる
群から選ばれる導電性塩を有するものである。電解液は
また、水分量を減少させるために有機性イソシアネート
(ドイツ特許第19944603号)を含んでいてもよ
い。
【0016】
【化3】
【0017】のリチウム錯体塩も電解液中に存在しても
よい。
【0018】上式中、R1およびR2は、同一または異な
っており、任意に互いに単結合または二重結合により直
接結合しており、かつそれぞれは独立にまたは一緒に、
非置換かまたはアルキル基(C1からC6)、アルコキシ
基(C1からC6)もしくはハロゲン(F、ClまたはB
r)により一置換から六置換されていてもよいフェニ
ル、ナフチル、アントラセニルおよびフェナントレニル
からなる群からの芳香族環であるか、または、それぞれ
は独立にまたは一緒に、非置換かまたはアルキル基(C
1からC6)、アルコキシ基(C1からC6)もしくはハロ
ゲン(F、ClまたはBr)により一置換から四置換さ
れていてもよいピリジル、ピラジルおよびピリミジルか
らなる群からの芳香族複素環であるか、または、それぞ
れは独立にまたは一緒に、非置換またはアルキル基(C
1からC6)、アルコキシ基(C1からC6)もしくはハロ
ゲン(F、ClまたはBr)により一置換から四置換さ
れていてもよいヒドロキシベンゾカルボキシル、ヒドロ
キシナフタレンカルボキシル、ヒドロキシベンゾスルホ
ニルおよびヒドロキシナフタレンスルホニルからなる群
からの芳香族環であり、R3〜R6は、それぞれ独立にま
たはペアで、そして任意に互いに単結合もしくは二重結
合により直接結合してもよく、以下の意味を有し: 1. アルキル基(C1からC6)、アルコキシ基(C1
らC6)もしくはハロゲン(F、ClまたはBr)、 2.非置換またはアルキル基(C1からC6)、アルコキ
シ基(C1からC6)もしくはハロゲン(F、Clまたは
Br)により一置換から六置換されていてもよいフェニ
ル、ナフチル、アントラセニルおよびフェナントレニ
ル、非置換またはアルキル基(C1からC6)、アルコキ
シ基(C1からC6)もしくはハロゲン(F、Clまたは
Br)により一置換から四置換されていてもよいピリジ
ル、ピラジルおよびピリミジルからなる芳香族環であ
り、これらは、下記の工程(ドイツ特許第199323
17号)により調製される: a)クロロスルホン酸を3−、4−、5−または6−置
換フェノールに好適な溶媒中で添加する、 b)a)から得た中間体を、クロロトリメチルシランと
反応させ、反応混合物をろ過し、分留する、 c)b)から得た中間体を、テトラメトキシホウ酸リチ
ウム(1−)と好適な溶媒中で反応させ、そこから最終
生成物を単離する。
【0019】電解液は、同様にまた以下の化学式(ドイ
ツ特許第19941566号) [([R1(CR23klxyKt]+ -N(C
32 の化合物を含んでいてもよい。
【0020】式中、 Kt=N、P、As、Sb、SまたはSe A= N、P、P(O)、O、S、S(O)、SO2
As、As(O)、SbまたはSb(O)であり、
1、R2およびR3は同一または異なっており、かつ
H、ハロゲン、置換されたおよび/または非置換のアル
キル基Cn2n+1、置換されたおよび/または非置換の
炭素数1〜18および1つまたは複数の二重結合を有す
るアルケニル基、置換されたおよび/または非置換の炭
素数1〜18および1つまたは複数の三重結合を有する
アルキニル基、置換されたおよび/または非置換の環状
アルキル基Cm2m-1、一置換または多置換されたおよ
び/または非置換のフェニル基、または置換されたおよ
び/または非置換のヘテロアリール基であり、Aは、R
1、R2および/またはR3において、種々の位置に導入
されていてもよく、Ktは、環状または複素環状環に含
まれていてもよく、Ktに結合している基は、同一また
は異なっていてもよく、さらに式中、 n= 1〜18 m= 3〜7 k= 0または1〜6 l= x=1のとき、1または2であり、x=0のと
き、1であり、 x= 0または1 y= 1〜4 である。
【0021】これら化合物の製造方法は、一般式 D+-N(CF32 のアルカリ金属塩(式中、D+はアルカリ金属からなる
群から選ばれる)を極性有機溶媒中で、一般式 [([R1(CR23klxyKt]+ -E の塩であって、式中、Kt、A、R1、R2、R3、k、
l、xおよびyは、上記のように規定され、かつ-
は、F-、Cl-、Br-、I-、BF4 -、ClO4 -、As
6 -、SbF6 -またはPF6 -である塩と反応させること
を特徴とする。
【0022】しかしながら、一般式 X−(CYZ)m−SO2N(CR1232 の化合物(ドイツ特許第19953638号)であっ
て、式中、Xは、H、F、Cl、Cn2n+1、CnF2
n-1または(SO2kN(CR1232であり、Y
は、H、FまたはClであり、Zは、H、F、またはC
lでありR1、R2およびR3は、Hおよび/またはアル
キル、フルオロアルキルまたはシクロアルキルであり、
mは、0〜9であり、X=Hならばm≠0であり、n
は、1〜9であり、kは、m=0ならば0であり、m=
1〜9ならばk=1であり、部分的または完全にフッ素
化されたアルキルスルホニルフルオライドを、有機溶媒
中でジメチルアミンと反応させることにより調製される
もの、および一般式(ドイツ特許第19951804
号) Mx+[EZ]x/y y- の錯体塩であって、式中、xおよびyは1、2、3、
4、5または6であり、Mx+は、金属イオンであり、E
は、BR123、AlR123、PR123
45、AsR12345およびVR12345
らなる群から選ばれるルイス酸であり、R1からR5は、
同一であるかまたは異なっており、そして任意で互いに
単結合もしくは二重結合により直接結合しており、かつ
それぞれ独立にまたは一緒に、ハロゲン(F、Clまた
はBr)、部分的にまたは完全にF、Cl、またはBr
により置換されていてもよいC1からC8のアルキルまた
はアルコキシ基、非置換またはアルキル基(C1から
8)、またはF、ClもしくはBrにより一置換から
六置換されていてもよいフェニル、ナフチル、アントラ
セニルおよびフェナントレニルからなる群からの、任意
に酸素を介して結合している芳香族環、非置換またはア
ルキル基(C1からC8)、またはF、ClもしくはBr
により一置換から四置換されていてもよいピリジル、ピ
ラジルおよびピリミジルからなる群からの、任意に酸素
を介して結合している芳香族複素環であり、Zは、OR
6、NR678、OSO26、N(SO26)(SO2
7)、C(SO26)(SO27)(SO28)また
はOCOR6であり、式中、R6からR8は、同一である
かまたは異なっており、そして任意で互いに単結合もし
くは二重結合により直接結合しており、かつそれぞれ独
立にまたは一緒に、ハロゲンまたはR1からR5について
規定されたものであり、対応するホウ素またはリン系ル
イス酸/溶媒付加化合物とリチウムまたはテトラアルキ
ルアンモニウムイミド、メタニドまたはトリフラートと
反応させることにより調製される錯塩を含む電解液も使
用できる。
【0023】一般式
【0024】
【化4】
【0025】の化合物(ドイツ特許第19959722
号)であって、式中、Mは、金属イオンまたはテトラア
ルキルアンモニウムイオンであり、xおよびyは、1、
2、3、4、5または6であり、R1からR4は、同一で
あるかまたは異なっており、アルコキシまたはカルボキ
シル基(C1〜C8)であり、そして任意に互いに単結合
もしくは二重結合により直接結合しているものも存在し
てよい。これらの化合物は、非プロトン系溶媒中で、リ
チウムテトラアルコキシボレートまたはリチウムアルコ
キシドとホウ酸塩の1:1混合物を、好適なヒドロキシ
またはカルボキシ化合物と2:1または4:1の比率で
反応させることにより調製される。
【0026】本発明の化合物はまた、一般式 Li+[PFx(Cy2y+1-zz6-x- のリチウムフルオロアルキルフォスフェートを含む電解
液中で用いてもよい。
【0027】上式中、 1≦x≦5 3≦y≦8 0≦z≦2y+1 であり、配位子(Cy2y+1-zz)は、同一または異な
っていてもよいが、一般式 Li+[PFa(CHbc(CF3de- の化合物であって、式中、aは2から5の整数であり、
b=0または1、c=0または1、d=2であり、かつ
eは1から4の整数である、但しbおよびcは同時にそ
れぞれ0にはならず、a+eの和は6に等しく、かつ配
位子(CHbc(CF3dは同一であっても異なってい
てもよい(ドイツ特許第10008955号)の化合物
は除く。上記式のリチウムフルオロアルキルフォスフェ
ートの製造方法は、一般式 HmP(Cn2n+13-m、 OP(Cn2n+13、 ClmP(Cn2n+13-m、 FmP(Cn2n+13-m、 CloP(Cn2n+15-o、 FoP(Cn2n+15-o、 (それぞれの式中、0≦m≦2、3≦n≦8および0≦
o≦4である)の化合物の少なくとも1つを、フッ化水
素中で電気分解によりフッ素化し、得られたフッ素化生
成物の混合物を、抽出法、相分離法および/または蒸留
法により分離し、得られたフッ素化アルキルホスホラン
を、水分を除去した非プロトン系混合溶媒中でフッ化リ
チウムと反応させ、得られた塩を慣用の方法にて精製単
離することを特徴とする。
【0028】本発明の化合物は、Sb、Bi、Cd、I
n、Pb、Gaおよびスズまたはそれらの合金(ドイツ
特許第10016024号)からなる群から選ばれる被
覆金属芯からなる陽極物質を有する電気化学電池用の電
解液中に使用することができる。この陽極電極物質の製
造方法は、 a)ウロトロピン中で金属または合金の芯のサスペンシ
ョンまたはゾルを調製し、 b)サスペンションをC5〜C12の炭化水素で乳化し、 c)エマルションを金属または合金の芯上に析出させ、
そして d)系を熱処理することにより、金属ヒドロオキシドま
たはオキシハイドライドを、対応する酸化物に変換する
ことを特徴とする。
【0029】本発明の化合物はまた、一般的なリチウム
層間および挿入化合物からつくられるだけでなく、また
1つまたは複数の金属酸化物で被覆されたリチウム混合
酸化物粒子(ドイツ特許第19922522号)からな
る陰極材料からつくられる陰極を有する電気化学電池用
の電解液としても使用することができ、この被覆された
リチウム混合酸化物粒子は、有機溶媒中に粒子を懸濁
し、加水分解可能な金属化合物溶液および加水分解溶液
をサスペンションに加え、その後、ろ過し、乾燥し、任
意に被覆粒子をか焼することにより調製される。それら
はまた、1つまたは複数のポリマーで被覆されたリチウ
ム混合酸化物粒子(ドイツ特許第19946066号)
からなることも可能であり、それらは微粒子を溶媒中で
懸濁し、続いて被覆微粒子をろ過し、乾燥し、任意にか
焼する方法で調製される。本発明の化合物は、1つまた
は複数のアルカリ金属化合物および金属酸化物(ドイツ
特許第10014884号)で被覆されたリチウム混合
酸化物粒子からなる陰極を有する系において、同様に使
用されてもよい。これら物質の製造方法は、粒子を有機
溶媒中で懸濁し、有機溶媒中で懸濁されたアルカリ金属
塩化合物を添加し、有機溶媒中に溶解させた金属酸化物
を添加し、加水分解溶液をサスペンジョンに添加し、被
覆粒子を続いてろ過し、乾燥し、か焼することを特徴と
する。
【0030】本発明の一般例を、下記により詳細に説明
する。
【0031】 [B(OR1n(OR2m(OR3o(OR4p- からなる群から選ばれるアニオンであって、式中、0≦
n、m、o、p≦4であり、かつm+n+o+p=4で
あり、式中、R1からR4は異なっているかまたはペアで
同一であり、任意に単結合または二重結合により互いに
直接結合しており、かつそれぞれは独立にまたは一緒
に、置換されていないかまたはCn(2n+1-x)x(式中
1<n<6かつ0<x≦13である)またはハロゲン
(F、ClまたはBr)により一置換または多置換され
ていてもよいフェニル、ナフチル、アントラセニルおよ
びフェナントレニルからなる群からの芳香族環、置換さ
れていないかまたはCn(2n+1-x)x(式中1<n<6
かつ0<x≦13である)またはハロゲン(F、Clま
たはBr)により一置換または多置換されていてもよい
ピリジル、ピラジルおよびピリミジルからなる群からの
芳香族複素環、アルキル基(C1からC8)、さらに基、
好ましくはF、Cl、N(Cn(2n+1 -x)x2、O
(Cn(2n+1-x)x)、SO2(Cn(2n+1-x)x)ま
たはCn( 2n+1-x)x、式中1<n<6かつ0<x≦1
3により部分的にまたは完全に置換されていてもよいア
ルキル基、芳香族または脂肪族カルボキシル、ジカルボ
キシルまたはヒドロキシカルボニル基であり、これらは
さらに部分的または完全に基、好ましくはF、Cl、N
(Cn(2n+1-x)x2、O(Cn(2n+1-x)x)、S
2(Cn(2n+1-x)x)またはCn(2n+1-x)x(式
中1<n<6かつ0<x≦13)により置換されていて
もよいアニオンを調製するために、WO98/0772
9の公知の方法を使用する。
【0032】
【化5】
【0033】からなる群から選ばれるカチオンを調製す
るために、米国特許第5827602号の公知の方法を
使用する。その出発物質は、約0.5から12時間、好
ましくは1〜4時間、非プロトン系溶媒中で、溶媒の液
体領域の温度において、反応させる。
【0034】副生成物を取り除くため、混合物を−30
℃まで、例えば、副生成物としてLiClの場合には−
10℃から−20℃まで冷却し、析出した副生成物をろ
過し、好ましくは真空吸引ろ過する。
【0035】溶媒/製品混合物は、電解液中で直接使用
することができる。所望ならば、溶媒を蒸留除去し、得
られる製品を乾燥させることも出来る。
【0036】
【実施例】以下の実施例は、本発明をさらに詳細に説明
するものであるが、これに限定されるものではない。 実施例1 1−エチル−3−メチルイミダゾリウムビス[1,2−
ベンゼンジオラト−O,O’]ボレートの合成 リチウムビス[1,2−ベンゼンジオラト−O,O’]
ボレートを、WO94/27335またはWO98/0
7729に従い合成する。生成物を、次の化学反応式に
従いアセトニトリル中で反応させる:
【0037】
【化6】
【0038】副生成物として形成されるLiClを除去
する目的で、反応混合物を冷却しながらガラスフリット
を通して、真空ろ過する。溶媒を減圧下蒸留除去し、そ
して得られる1−エチル−3−メチルイミダゾリウムビ
ス[1,2−ベンゼンジオラト−O,O’]ボレート
を、減圧下乾燥させる。 実施例2 1−エチル−3−メチルイミダゾリウムビス[サリチラ
ト]ボレートの合成 リチウムビス[サリチラト]ボレートを、WO94/2
7335またはWO98/07729に従い合成し、ア
セトニトリル中で1−エチル−2−メチルイミダゾリウ
ムクロライドと反応させる。反応混合物を、副生成物と
して形成されるLiClを除去する目的で、冷却しなが
らガラスフリットを通して、真空ろ過する。溶媒を減圧
下蒸留除去し、そして得られる1−エチル−3−メチル
イミダゾリウムビス[サリチラト]ボレートを、減圧下
乾燥させる。
【0039】実施例3 1−エチル−3−メチルイミダゾリウムビス[オキサラ
ト]ボレートの合成 リチウムビス[オキサラト]ボレートを、WO94/2
7335またはWO98/07729に従い合成し、ア
セトニトリル中で1−エチル−2−メチルイミダゾリウ
ムクロライドと反応させる。反応混合物を、副生成物と
して形成されるLiClを除去する目的で、冷却しなが
らガラスフリットを通して、真空ろ過する。溶媒を減圧
下蒸留除去し、そして得られる1−エチル−3−メチル
イミダゾリウムビス[オキサラト]ボレートを、減圧下
乾燥させる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、広範囲な液体領域を有
し、温度安定性が高く、かつ腐食性が低いイオン性液体
が提供される。このイオン性液体は有機合成の溶媒とし
て、また電気化学電池の用途に好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591032596 Frankfurter Str. 250, D−64293 Darmstadt,Fed eral Republic of Ge rmany (72)発明者 ヴォルカー ヒラリウス ドイツ連邦共和国 64823 グロッス−ウ ムシュタット ライバッハー タル 25 (72)発明者 ウド ハイダー ドイツ連邦共和国 64560 リードシュタ ット ラガーシュトラーセ 37 アー (72)発明者 ミヒャエル シュミット ドイツ連邦共和国 64342 シーハイム− ユーゲ ンハイム ヴァインバークシュト ラーセ 41 Fターム(参考) 4H006 AA03 AB80 BB10 4H048 AA01 AB80 AB91 VA22 VA77 VB10 VB30 5H024 AA00 BB07 EE09 FF11 FF38 5H029 AJ02 AJ07 AJ13 AJ14 AM02 AM03 AM04 AM05 AM07 CJ08 EJ11 HJ02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 K+- (1) のイオン性液体であって、 式中、K+は、 【化1】 からなる群から選ばれるカチオンであり、 式中、R1からR5は同一または異なっており、任意に単
    結合または二重結合により互いに直接結合しており、か
    つそれぞれは独立にまたは一緒に下記の意味、すなわち −H、 −ハロゲン、 −アルキル基(C1からC8)、このアルキル基は以下の
    基、好ましくはF、Cl、N(Cn(2n+1-x)x2
    O(Cn(2n+1-x)x)、SO2(Cn(2n+1-x )x
    またはCn(2n+1-x)x(式中1<n<6かつ0<x≦
    13である)により部分的にまたは完全に置換されてい
    てもよいものであり、 A-は、 [B(OR1n(OR2m(OR3o(OR4p- 式中、0≦n、m、o、p≦4であり、かつm+n+o
    +p=4であるものからなる群から選ばれるアニオンで
    あり、 式中、R1からR4は異なっているかまたはペアで同一で
    あり、任意に単結合または二重結合により互いに直接結
    合しており、かつそれぞれは独立でまたは一緒に、 置換されていないかまたはCn(2n+1-x)x(式中1<
    n<6かつ0<x≦13である)もしくはハロゲン
    (F、ClまたはBr)により一置換または多置換され
    ていてもよいフェニル、ナフチル、アントラセニルおよ
    びフェナントレニルからなる群からの芳香族環、 置換されていないかまたはCn(2n+1-x)x(式中1<
    n<6かつ0<x≦13である)もしくはハロゲン
    (F、ClまたはBr)により一置換または多置換され
    ていてもよいピリジル、ピラジルおよびピリミジルから
    なる群からの芳香族複素環、 アルキル基(C1からC8)、このアルキル基は以下の
    基、好ましくはF、Cl、N(Cn(2n+1-x)x2
    O(Cn(2n+1-x)x)、SO2(Cn(2n+1-x)x
    またはCn(2n+1-x)x(式中1<n<6かつ0<x≦
    13)により部分的にまたは完全に置換されていてもよ
    いものであり、 またはOR1からOR4は、 独立にまたは一緒に、芳香族または脂肪族カルボキシ
    ル、ジカルボキシル、オキシスルホニルまたはオキシカ
    ルボニル基であり、これらは部分的または完全に以下の
    基、好ましくはF、Cl、N(Cn(2n+1-x)x2
    O(Cn(2n+1-x)x)、SO2(Cn(2n+1-x)x
    またはCn(2n+1-x)x(式中1<n<6かつ0<x≦
    13)により置換されていてもよいものであるイオン性
    液体。
  2. 【請求項2】 温度安定性が向上し、腐食性が低下し、
    広範囲な液体領域を有する請求項1に記載のイオン性液
    体の、電気化学電池における使用。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のイオン性液体の、スー
    パーコンデンサにおける使用。
  4. 【請求項4】 非プロトン性溶媒との混合形態での請求
    項1に記載のイオン性液体の使用。
  5. 【請求項5】 他の導電性塩との混合形態での請求項1
    に記載のイオン性液体の使用。
  6. 【請求項6】 溶媒としての化学反応の触媒における請
    求項1に記載のイオン性液体の使用。
  7. 【請求項7】 液体圧用液体としての請求項1に記載の
    イオン性液体の使用。
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