JP2002166862A - 弾性クローラ - Google Patents

弾性クローラ

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JP2002166862A
JP2002166862A JP2000367372A JP2000367372A JP2002166862A JP 2002166862 A JP2002166862 A JP 2002166862A JP 2000367372 A JP2000367372 A JP 2000367372A JP 2000367372 A JP2000367372 A JP 2000367372A JP 2002166862 A JP2002166862 A JP 2002166862A
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • B62D55/18Tracks
    • B62D55/24Tracks of continuously flexible type, e.g. rubber belts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
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  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クローラ本体2の横剛性を高める幅方向補強
体8を適切に配設することによって、乗り心地を悪化さ
せることなく、ラグ3の横剛性を確保しながらラグ間F
の屈曲性の確保やゴム剥離の防止等を図る。 【解決手段】 弾性材料により無端帯状に形成され且つ
その外周面に帯長手方向に間隔をおいて多数のラグ3を
突設してなるクローラ本体2を備え、このクローラ本体
2内に、幅方向に延伸する線材状の幅方向補強体8を帯
長手方向に多数備え、この幅方向補強体8は、ラグ3の
形成部位Eにおいては互いの間隔を密とし、ラグ間Fに
おいては互いの間隔を粗として設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾性クローラに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】土木、建設、農業機械等をはじめとし
て、スノーモービルや雪上車等において用いられる無限
軌道車は、トラックフレームの駆動輪、従動輪及び転動
輪に対して弾性クローラを巻回することにより構成され
る。この弾性クローラは、ゴム等の弾性材料によって無
端帯状に形成されたクローラ本体を備え、このクローラ
本体は、駆動輪としてのスプロケットによる噛合伝動方
式又はドラムホイールによる摩擦伝動方式によって循環
駆動されるようになっている。
【0003】また、クローラ本体は、その外周面に帯長
手方向の間隔をおいて牽引用のラグを突設したものとな
っている。従来、この種の弾性クローラにおいては、幅
方向に関する剛性(横剛性)を高めることによりトラク
ションの確保や転動輪の脱輪防止を図るため、幅方向に
延伸する翼部を有した芯金を帯長手方向に間隔をおいて
埋設していたが、かかる芯金によって弾性クローラの高
重量化、高騰化等を招くものとなっていた。そのため、
この芯金に代えて又は加えて、クローラ本体の幅方向に
延びるワイヤー等の線状材をラグ内部に埋設し、この線
状材によって横剛性を高めるとともに、芯金レス又は芯
金の極小化を図ったものが、特公平8−11549号公
報(以下、従来技術1)、特開平4−189688号公
報(以下、従来技術2)等にて提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例1の弾性クロー
ラは、ラグ形成部位(ラグ内)のみに対して多数の線状
材を埋設し、ラグ間には線状材を埋設しない構成となっ
ている。そのため、ラグの横剛性が高められ、トラクシ
ョンの確保等が図れるとともに、駆動輪や従動輪に対す
る巻掛部でラグ間がスムーズに屈曲し、駆動ロス等を生
じ難くなるという利点を有していた。しかし、ラグ形成
部位とラグ間との剛性差が多大であることから転輪の落
ち込みが顕著となり、乗り心地の悪化を招来するもので
あった。
【0005】これに対し従来例2には、ラグ形成部位だ
けでなくラグ間にも線状材を埋設した弾性クローラが示
されている。この場合、ラグ形成部位及びラグ間には、
クローラ本体の周方向に沿うように多数の線状材が等間
隔で列設され、更に、ラグの内部にも多数の線状材が追
加された形態となっている。したがって、ラグ形成部位
における線状材の本数が実質的に増量され、これによっ
てラグの横剛性が高められると共に、ラグ間との剛性差
が従来例1に比べて小さくなることから、乗り心地等の
改善が認められるものとなる。
【0006】しかし、ラグ形成部位、ラグ間のいずれ
も、線状材はほぼ等間隔で列設されているため、ラグの
剛性を高めるべく線状材の間隔を狭くして本数を増量す
ると、これに伴ってラグ間における線状材の間隔も狭く
なって本数が増量されることとなり、これでは巻掛部に
おける屈曲性が損なわれだけでなく、ラグ間のゴム量が
少なくなって剥離や亀裂が生じやすくなるものであっ
た。また、弾性クローラに生じる幅方向の曲げは、主
に、軟弱地や雪上等を走行した際、クローラ本体の幅方
向中央を通過する転輪の荷重で中央部が沈み込むことに
よって生じるものとなるが、従来例1,2のものは、ク
ローラ本体の幅方向に関してほぼ均一に線状材が埋設さ
れ、その剛性も幅方向に亘って均一となるため、曲げに
対して寄与の高い幅方向中央部分の剛性を高めると、寄
与の低い幅方向外側の剛性が必要以上に高められること
となって、余分な重量増を招く原因となっていた。
【0007】本発明は、幅方向補強体を適切に配設する
ことによって、乗り心地を悪化させることなく、ラグの
横剛性を確保しながらラグ間の屈曲性の確保やゴム剥離
の防止等を図ることを目的とする。また、クローラ本体
の幅方向の曲げを効果的に防止しながらも、重量増を抑
制することができる弾性クローラを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、弾性材料により無端帯状
に形成され且つその外周面に帯長手方向に間隔をおいて
多数のラグを突設してなるクローラ本体を備え、このク
ローラ本体内に、幅方向に延伸する線材状の幅方向補強
体を帯長手方向に多数備えており、この幅方向補強体
は、ラグの形成部位においては互いの間隔を密とし、ラ
グ間においては互いの間隔を粗として設けられているこ
とを特徴とするものである。
【0009】このような構成を採用することによって、
ラグ形成部位とラグ間との間の剛性差は小さくなって乗
り心地の改善が期待できるとともに、ラグの横剛性が向
上してトラクションが好適に確保できながら、ラグ間の
屈曲性の確保やゴム剥離等を防止することが可能とな
る。本発明における課題解決のための第2の具体的手段
は、弾性材料により無端帯状に形成され且つその外周面
に帯長手方向に間隔をおいて多数のラグを突設してなる
クローラ本体を備え、このクローラ本体内に、幅方向に
延伸する線材状の幅方向補強体を帯長手方向に多数備え
ており、この幅方向補強体は、クローラ本体の幅方向中
央側で充填率が高く、幅方向外側で充填率が低くなるよ
うに設けられていることを特徴とするものである。
【0010】このような構成を採用することによって、
クローラ本体の幅方向中央部の剛性がより高められて幅
方向の曲げを防止することができるとともに、幅方向外
側における幅方向補強体の充填率が低くなることにより
重量増及びコスト増を抑えることが可能となるのであ
る。本発明における課題解決のための第3の具体的手段
は、弾性材料により無端帯状に形成され且つその外周面
に帯長手方向に間隔をおいて多数のラグを突設してなる
クローラ本体を備え、このクローラ本体内に、幅方向に
延伸する線材状の幅方向補強体を帯長手方向に多数備え
ており、この幅方向補強体は、ラグの形成部位において
は互いの間隔を密とし、ラグ間においては互い間隔を粗
として設けられ、更に、クローラ本体の幅方向中央側で
充填率が高く、幅方向外側で充填率が低くなるように設
けられていることを特徴とするものである。
【0011】これによって、第1、第2具体的手段と同
様の作用効果が得られるものとなる。本発明における課
題解決のための第4の具体的手段は、上記第2、第3具
体的手段に加えて、前記幅方向補強体をクローラ本体の
帯長手方向に多数列設してなる補強体層をクローラ本体
の厚さ方向に複数層備えており、各補強体層相互で幅方
向補強体の長さが長短異なるものとされ、且つ各補強体
層の幅方向補強体がクローラ本体の幅方向中央部にセン
タリングされていることを特徴とするものである。
【0012】これによって、クローラ本体の幅方向中央
側で充填率が高く、幅方向両外側で充填率が低くなるよ
うに幅方向補強体を配設することが容易に実現するもの
となる。本発明における課題解決のための第5の具体的
手段は、弾性材料により無端帯状に形成され且つその外
周面に帯長手方向に間隔をおいて多数のラグを突設して
なるクローラ本体を備え、このクローラ本体内に、幅方
向に延伸する線材状の幅方向補強体を帯長手方向に多数
列設してなる補強体層をクローラ本体の厚さ方向に複数
層備えており、前記幅方向補強体はラグの形成部位にお
いては互いの間隔を密とし、ラグ間においては互い間隔
を粗として設けられ、更に、各補強体層相互で幅方向補
強体が交差した関係に配設されていることを特徴とする
ものである。
【0013】これによって、上記第1の具体的手段と同
様の作用効果が得られるとともに、各補強体層の幅方向
補強体が相互に交差することによって、横剛性がより一
層高められるものとなる。本発明における課題解決のた
めの第6の具体的手段は、弾性材料により無端帯状に形
成され且つその外周面に帯長手方向に間隔をおいて多数
のラグを突設してなるクローラ本体を備え、このクロー
ラ本体内に、幅方向に延伸する線材状の幅方向補強体を
帯長手方向に多数埋設してなる補強体層をクローラ本体
の厚さ方向に複数層備えており、前記幅方向補強体は、
クローラ本体の幅方向中央側で充填率が高く、幅方向両
外側で充填率が低くなるように設けられ、更に、各補強
体層相互で幅方向補強体が交差した関係に配設されてい
ることを特徴とするものである。
【0014】これによって、上記第2具体的手段と同様
の作用効果が得られるとともに、各補強体層の幅方向補
強体が相互に交差することによって、横剛性がより一層
高められるものとなる。本発明における課題解決のため
の第7の具体的手段は、弾性材料により無端帯状に形成
され且つその外周面に帯長手方向に間隔をおいて多数の
ラグを突設してなるクローラ本体を備え、このクローラ
本体内に、幅方向に延伸する線材状の幅方向補強体を帯
長手方向に多数埋設してなる補強体層をクローラ本体の
厚さ方向に複数層備えており、前記幅方向補強体は、ラ
グの形成部位においては互いの間隔を密とし、ラグ間に
おいては互い間隔を粗として設けられ、更に、クローラ
本体の幅方向中央側で充填率が高く、幅方向両外側で充
填率が低くなるように設けられ、更に、各補強体層相互
で幅方向補強体が交差した関係に配設されていることを
特徴とするものである。
【0015】これによって、上記第5,第6具体的手段
と同様の作用効果が得られるものとなる。本発明におけ
る課題解決のための第8の具体的手段は、上記第6及び
第7の具体的手段に加えて、前記各補強体層相互で幅方
向補強体の長さが長短異なるものとされ、且つ各補強体
層の幅方向補強体がクローラ本体の幅方向中央部にセン
タリングされていることを特徴とするものである。これ
によって、クローラ本体の幅方向中央側で充填率が高
く、幅方向両外側で充填率が低くなるように幅方向補強
体を配設することが容易に実現するものとなる。
【0016】本発明における課題解決のための第9の具
体的手段は、上記第1〜第8具体的手段に加えて、前記
クローラ本体内で前記幅方向補強体の内周側に、周方向
無端状の周方向抗張体が埋設されていることを特徴とす
るものである。これによって、クローラ本体の周方向の
伸張が規制され、ラグ間におけるゴム剥離や亀裂の発生
がより確実に防止されるものとなる。本発明における課
題解決のための第10の具体的手段は、前記ラグ形成部
位に配設された幅方向補強体が、該ラグ内に入り込むよ
うに弯曲した配列とされていることを特徴とするもので
ある。
【0017】これによって、ラグの横剛性を効果的に高
めることができながら、ラグのゴム量を確保して剥離や
亀裂の発生を防止できるものとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1乃至図3に示すように、本発
明にかかる弾性クローラ1は、ゴム等の弾性材料によっ
て無端帯状に形成され、無限軌道車のトラックフレーム
に装備した駆動輪、従動輪、転動輪等に巻回されるクロ
ーラ本体2を備えている。このクローラ本体2は、その
外周面に周方向(帯長手方向)に所定間隔をおいて突設
された多数のラグ3を備え、内周面に周方向に所定間隔
をおいて突設された左右一対の突起部4を備えている。
【0019】前記ラグ3は断面略台形状で、クローラ本
体2の幅方向に沿って直線状に形成されており、クロー
ラ本体2の幅方向一端部から中央部を超えて他端側の中
途部まで延伸されたものと、幅方向他端部から中央部を
超えて一端側の中途部まで延伸されたものとを周方向に
交互に備えている。なお、このラグ3については、幅方
向に長いラグと短いラグとをそれぞれセンタリングした
状態で周方向交互に配設したものであってもよく、ま
た、クローラ本体2の幅方向に対して傾斜した配置とし
てもよいものである。
【0020】前記突起部4は、駆動輪として駆動円板の
外周部に駆動ピンを多数配設した形式のものである場合
に、この駆動ピンに係合することによって駆動力を得る
ものであり、また、転動輪に係合することによって脱輪
を防止するガイドとしての機能をも有するものとなって
いる。但し、前記駆動輪がスプロケットによって構成さ
れている場合には、このスプロケットの歯が挿入される
係合孔が、クローラ本体2の幅方向中央部に周方向に間
隔をおいて形成されるものとなる。
【0021】クローラ本体2の内部には周方向抗張体7
が埋設され、更にその外周側に幅方向補強体8が埋設さ
れている。周方向抗張体7及び幅方向補強体8は、いず
れも鋼製フィラメントを数本撚ったものの数束を撚り合
わせたスチールコード、ナイロン、テトロン等のフィラ
メントから構成したコードを始め、アラミド繊維コー
ド、ケブラー等々で作成した補強コード(補強線材)で
構成されている。また、周方向抗張体7は、クローラ本
体2の周方向に沿って無端状に形成され、且つこの複数
本を横並べ状に並行させたものとし、幅方向補強体8
は、クローラ本体2の幅方向に延伸するように配置さ
れ、且つこの複数本をクローラ本体2の周方向全周に列
設したものとなっている。
【0022】本実施形態では、複数本の幅方向補強体8
を列設することによって補強体層10A〜10Cを形成
し、この補強体層10A〜10Cをクローラ本体2の厚
さ方向に3層備えたものとなっている。各補強体層10
A〜10Cにおいて、ラグ3の形成部位Eに埋設された
幅方向補強体8は、ラグ3内に入り込むように外周側へ
弯曲してラグ3の外側面に略沿った配列とされている。
したがって、ラグ3の芯部3aは弾性材料にて構成さ
れ、この芯部3aの外側を縁取るようにして幅方向補強
体8が列設されるかたちとなっている。
【0023】また、ラグ形成部位Eに埋設された幅方向
補強体8は相互の間隔を狭くして(密として)設けら
れ、更に、ラグ間Fに埋設された幅方向補強体8は、相
互の間隔を広くして(粗として)設けられるようになっ
ており、これによって、ラグ形成部位Eにおける幅方向
補強体8の本数が実質的に増量され、逆に、ラグ間Fに
おける幅方向補強体8の数量が減量されることとなって
いる。そのため、ラグ3の横剛性が高められてトラクシ
ョンの確保等が図れる一方、ラグ間Fでは、駆動輪、従
動輪等に対する巻掛部での屈曲性を確保できるものとな
っているのである。
【0024】また、ラグ間Fにも幅方向補強体8を設け
ることである程度の剛性をもたせることができるため、
ラグ形成部位Eとの剛性差を小さくして転輪の落ち込み
等が防止できるものとなっている。クローラ本体2の内
周側(最内層10A)に配設された幅方向補強体8は、
その幅方向長さが最も長く形成され、外周側(最外層1
0C)に配設された幅方向補強体8は、その幅方向長さ
が最も短く形成され、これらの間(中間層10B)に配
設された幅方向補強体8は、最外層10Cと最内層Aと
の中間の幅方向長さを有するものとなっている。
【0025】また、各補強体層10A〜10Cの幅方向
補強体8は、いずれもクローラ本体2の幅方向中央部に
センタリングされた配置とされ、したがって、クローラ
本体2の幅方向中央範囲Gでは全ての層10A〜10C
の幅方向補強体8が重合され、その幅方向外側には、中
間層10B及び最内層10Aが重合する範囲Hと、最内
層10Aのみが単独で存する範囲Kとが形成されるよう
になっている。以上より、クローラ本体2の幅方向中央
部では、幅方向補強体8の数量が多く存在し、幅方向外
側へ向かうに従って段階的に幅方向補強体8の数量が減
少するものとなり、言い換えれば、クローラ本体2の幅
方向中央部側では幅方向補強体8の充填率が高く、幅方
向外側側では充填率が低くなっている。
【0026】したがって、クローラ本体2の幅方向中央
部の剛性が最も高められることとなり、この中央部を転
輪が転動した際に、クローラ本体2が大きく曲げられる
ようなことが防止されるとともに、幅方向外側で充填率
を低くすることによって軽量化に寄与するものとなって
いるのである。図4には、上記弾性クローラ1の製造に
用いる加硫型20を示している。この加硫型20は上型
21と下型22とを有し、上型21には突起部成形凹部
23が形成され、下側にはラグ成形凹部24が形成され
ている。
【0027】また、上型21及び下型22の間には、下
側から弾性材料25、幅方向補強体8、弾性材料26、
周方向抗張体7、弾性材料27、28が積層され、上型
21及び下型22を合型したのち、所定に加圧加熱を施
すことによって加硫工程が行われるものとなっている。
この加硫工程において、弾性材料25がラグ成形凹部2
4内を充満させるように流動する過程で、幅方向抗張体
8もラグ成形凹部24内に引き込まれてラグ形状に沿っ
て弯曲するようになっており、その結果として、ラグ形
成部位Eにおける幅方向補強体8の間隔を密とし、逆に
ラグ間Fにおける間隔を粗とする構成を容易に実現でき
るものとなっている。
【0028】なお、幅方向補強体8及び周方向抗張体7
は、複数本を横並べ状に並行させてゴム引き(ゴムトッ
ピング)したものであり、事前に電子線照射装置へ予め
通して半加硫状態(容易に取り扱いができる程度の硬さ
を持たせた状態)に処理することによってバラケるのを
抑え、取り扱いを容易にしたものとなっている。図5
は、本発明にかかる弾性クローラ1の第2実施形態を示
すものである。本実施形態では、上記実施形態と同様に
クローラ本体2の厚さ方向に3層の補強体層10A〜1
0Cを備えるが、最外層10Cの幅方向補強体8を最も
長く、最内層10Aの幅方向補強体8を最も短く形成し
たものとなっている。
【0029】このような構成により、図4に示したよう
な加硫成型時に補強体層10A〜10Cをセットすると
き、幅方向長さの長い最外層10Cの幅方向補強体8か
ら順次正確にセンタリングさせることができる利点があ
る。その他の構成及び作用効果は、上記第1実施形態と
同様である。図6は、本発明にかかる弾性クローラ1の
第3実施形態を示すものである。本実施形態ではクロー
ラ本体2内に2層の補強体層10A、10Bを備え、各
層10A、10Bの幅方向補強体8は、クローラ本体2
の幅方向に対して若干傾斜した配置とされている。
【0030】そして、各補強体層10A、10B相互で
は、幅方向補強体8の長さが長短異なるものとされ、且
つセンタリングした配置とされ、更に、層間で幅方向補
強体8が互いに交差した関係に配置されたものとなって
いる。本実施形態においても、上記第1実施形態を略同
様の作用効果を奏するものとなるが、各層10A、10
Bの幅方向補強体8を交差させることによって、クロー
ラ本体2の幅方向の曲げに対して互いに補強関係を構成
するものとなり、横剛性がより向上されるものとなって
いる。
【0031】なお、上記において、一方の層の幅方向補
強体8をクローラ本体2の幅方向に沿って平行した配置
とし、他方の層の幅方向補強体8を傾斜した配置とする
ことにより交差した関係に配設することも可能である。
本発明は、上記実施形態に限ることなく適宜設計変更可
能である。例えば、上記実施形態では、補強体層の層数
を3層又は2層としているが、1層又は4層以上とする
ことができる。また、各層の幅方向補強体の長さを同一
として、ラグ形成部位での間隔を密にし、ラグ間での間
隔を粗にすることも可能である。
【0032】逆に、ラグ形成部位、ラグ間における幅方
向補強体の間隔を略均等とし、幅方向中央側での充填率
を高く、幅方向外側での充填率を低くすることも可能で
ある。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、幅
方向補強体をラグ形成部位での間隔を密とし、ラグ間で
の間隔を粗とするように配設しているので、乗り心地を
悪化させることなく、ラグの横剛性を確保しながらラグ
間の屈曲性の確保やゴム剥離の防止等を図ることができ
る。また、幅方向補強体をクローラ本体の幅方向中央側
で充填率が高く、幅方向外側で充填率が低くなるように
配設しているため、クローラ本体の幅方向の曲げを効果
的に防止しながらも、重量増を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、図2のA−A矢示断面図、(b)は
B−B矢示断面図、(c)はC−C矢示断面図である。
【図2】図3のD−D矢示断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態にかかる弾性クローラの
底面図である。
【図4】弾性クローラの加硫成形型を示す正面断面図で
ある。
【図5】本発明の第2実施形態にかかる弾性クローラの
正面断面図(図2に対応する図)である。
【図6】本発明の第3実施形態にかかる弾性クローラの
底面図である。
【符号の説明】
1 弾性クローラ 2 クローラ本体 3 ラグ 7 周方向抗張体 8 幅方向補強体 10A 補強体層(最内層) 10B 補強体層(中間層) 10C 補強体層(最外層)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性材料により無端帯状に形成され且つ
    その外周面に帯長手方向に間隔をおいて多数のラグを突
    設してなるクローラ本体を備え、このクローラ本体内
    に、幅方向に延伸する線材状の幅方向補強体を帯長手方
    向に多数備えており、 この幅方向補強体は、ラグの形成部位においては互いの
    間隔を密とし、ラグ間においては互いの間隔を粗として
    設けられていることを特徴とする弾性クローラ。
  2. 【請求項2】 弾性材料により無端帯状に形成され且つ
    その外周面に帯長手方向に間隔をおいて多数のラグを突
    設してなるクローラ本体を備え、このクローラ本体内
    に、幅方向に延伸する線材状の幅方向補強体を帯長手方
    向に多数備えており、 この幅方向補強体は、クローラ本体の幅方向中央側で充
    填率が高く、幅方向外側で充填率が低くなるように設け
    られていることを特徴とする弾性クローラ。
  3. 【請求項3】 弾性材料により無端帯状に形成され且つ
    その外周面に帯長手方向に間隔をおいて多数のラグを突
    設してなるクローラ本体を備え、このクローラ本体内
    に、幅方向に延伸する線材状の幅方向補強体を帯長手方
    向に多数備えており、 この幅方向補強体は、ラグの形成部位においては互いの
    間隔を密とし、ラグ間においては互い間隔を粗として設
    けられ、更に、クローラ本体の幅方向中央側で充填率が
    高く、幅方向外側で充填率が低くなるように設けられて
    いることを特徴とする弾性クローラ。
  4. 【請求項4】 前記幅方向補強体をクローラ本体の帯長
    手方向に多数列設してなる補強体層をクローラ本体の厚
    さ方向に複数層備えており、 各補強体層相互で幅方向補強体の長さが長短異なるもの
    とされ、且つ各補強体層の幅方向補強体がクローラ本体
    の幅方向中央部にセンタリングされていることを特徴と
    する請求項2又は3に記載の弾性クローラ。
  5. 【請求項5】 弾性材料により無端帯状に形成され且つ
    その外周面に帯長手方向に間隔をおいて多数のラグを突
    設してなるクローラ本体を備え、このクローラ本体内
    に、幅方向に延伸する線材状の幅方向補強体を帯長手方
    向に多数列設してなる補強体層をクローラ本体の厚さ方
    向に複数層備えており、 前記幅方向補強体はラグの形成部位においては互いの間
    隔を密とし、ラグ間においては互い間隔を粗として設け
    られ、 更に、各補強体層相互で幅方向補強体が交差した関係に
    配設されていることを特徴とする弾性クローラ。
  6. 【請求項6】 弾性材料により無端帯状に形成され且つ
    その外周面に帯長手方向に間隔をおいて多数のラグを突
    設してなるクローラ本体を備え、このクローラ本体内
    に、幅方向に延伸する線材状の幅方向補強体を帯長手方
    向に多数埋設してなる補強体層をクローラ本体の厚さ方
    向に複数層備えており、 前記幅方向補強体は、クローラ本体の幅方向中央側で充
    填率が高く、幅方向両外側で充填率が低くなるように設
    けられ、 更に、各補強体層相互で幅方向補強体が交差した関係に
    配設されていることを特徴とする弾性クローラ。
  7. 【請求項7】 弾性材料により無端帯状に形成され且つ
    その外周面に帯長手方向に間隔をおいて多数のラグを突
    設してなるクローラ本体を備え、このクローラ本体内
    に、幅方向に延伸する線材状の幅方向補強体を帯長手方
    向に多数埋設してなる補強体層をクローラ本体の厚さ方
    向に複数層備えており、 前記幅方向補強体は、ラグの形成部位においては互いの
    間隔を密とし、ラグ間においては互い間隔を粗として設
    けられ、更に、クローラ本体の幅方向中央側で充填率が
    高く、幅方向両外側で充填率が低くなるように設けら
    れ、 更に、各補強体層相互で幅方向補強体が交差した関係に
    配設されていることを特徴とする弾性クローラ。
  8. 【請求項8】 前記各補強体層相互で幅方向補強体の長
    さが長短異なるものとされ、且つ各補強体層の幅方向補
    強体がクローラ本体の幅方向中央部にセンタリングされ
    ていることを特徴とする請求項6又は7に記載の弾性ク
    ローラ。
  9. 【請求項9】 前記クローラ本体内で前記幅方向補強体
    の内周側に、周方向無端状の周方向抗張体が埋設されて
    いることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の
    弾性クローラ。
  10. 【請求項10】 前記ラグ形成部位に配設された幅方向
    補強体が、該ラグ内に入り込むように弯曲した配列とさ
    れていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記
    載の弾性クローラ。
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