JP2001020188A - ゴム物品補強用スチールコード並びに空気入りタイヤおよびゴムクローラー - Google Patents
ゴム物品補強用スチールコード並びに空気入りタイヤおよびゴムクローラーInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧縮入力に対するコード折れの発生を回避す
るとともに、コードを構成するフィラメントの選択的な
抜け出しを防止した、新規なコード構造を与える。 【解決手段】 1本のスチールフィラメントによるコア
のまわりに5〜6本のスチールフィラメントによるシー
スを配置したコアストランドの周囲に、複数本のスチー
ルフィラメントを撚り合わせたシースストランドの5ま
たは6本を、撚り合わせて成るスチールコードにおい
て、コアストランドを構成するコアフィラメントの径d
c とシースフィラメントの径ds との比dc /ds を1.
04〜1.45、かつコアフィラメントの径を0.20〜0.34mmと
する。
るとともに、コードを構成するフィラメントの選択的な
抜け出しを防止した、新規なコード構造を与える。 【解決手段】 1本のスチールフィラメントによるコア
のまわりに5〜6本のスチールフィラメントによるシー
スを配置したコアストランドの周囲に、複数本のスチー
ルフィラメントを撚り合わせたシースストランドの5ま
たは6本を、撚り合わせて成るスチールコードにおい
て、コアストランドを構成するコアフィラメントの径d
c とシースフィラメントの径ds との比dc /ds を1.
04〜1.45、かつコアフィラメントの径を0.20〜0.34mmと
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気入りタイ
ヤ、工業用ベルトおよびゴムクローラ等のゴム物品の補
強材として使用されるスチールコード並びにこのスチー
ルコードを補強材として適用した空気入りタイヤおよび
ゴムクローラーに関するものである。
ヤ、工業用ベルトおよびゴムクローラ等のゴム物品の補
強材として使用されるスチールコード並びにこのスチー
ルコードを補強材として適用した空気入りタイヤおよび
ゴムクローラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゴム物品、その典型例である空気入りタ
イヤは、スチールコードで補強されたカーカスを骨格と
するが、このスチールコードには、タイヤの転動に伴っ
て、種々の入力が繰り返し負荷される。また、コンバイ
ン、パワーシャベル、トラクターおよびブルドーザーな
どの推進手段として、無限軌道上で駆動されるゴムクロ
ーラーにおいても、その補強材であるスチールコード
に、ゴムクローラーの制動および駆動あるいは悪路での
突起乗り上げに伴って、種々の入力が繰り返し負荷され
る。
イヤは、スチールコードで補強されたカーカスを骨格と
するが、このスチールコードには、タイヤの転動に伴っ
て、種々の入力が繰り返し負荷される。また、コンバイ
ン、パワーシャベル、トラクターおよびブルドーザーな
どの推進手段として、無限軌道上で駆動されるゴムクロ
ーラーにおいても、その補強材であるスチールコード
に、ゴムクローラーの制動および駆動あるいは悪路での
突起乗り上げに伴って、種々の入力が繰り返し負荷され
る。
【0003】このタイヤ、特に建設車両用タイヤのベル
トおよびカーカスやゴムクローラーの補強ベルトには、
複数本のフィラメントによるストランドの複数本を撚り
合わせた、7×(1+6)、7×(3+9)および7×
(3+9+15)等の複撚り構造のコードが用いられてい
る。
トおよびカーカスやゴムクローラーの補強ベルトには、
複数本のフィラメントによるストランドの複数本を撚り
合わせた、7×(1+6)、7×(3+9)および7×
(3+9+15)等の複撚り構造のコードが用いられてい
る。
【0004】ここで、建設車両、中でもスクレーパー用
の空気入りタイヤは、主に荒れ地で使用されるため、タ
イヤの幅方向からの入力、いわゆる横力を受け易く、こ
の横力を受けた際に、カーカス、中でもトレッド表層に
形成した溝の径方向内側のゴムが薄い領域に対応するカ
ーカス部分に、圧縮入力が集中して、カーカスプライの
コード折れをまねく結果、カーカスプライの強度が低下
する不利がある。
の空気入りタイヤは、主に荒れ地で使用されるため、タ
イヤの幅方向からの入力、いわゆる横力を受け易く、こ
の横力を受けた際に、カーカス、中でもトレッド表層に
形成した溝の径方向内側のゴムが薄い領域に対応するカ
ーカス部分に、圧縮入力が集中して、カーカスプライの
コード折れをまねく結果、カーカスプライの強度が低下
する不利がある。
【0005】また、ゴムクローラーでは、制動および駆
動の繰り返し入力、そして悪路での突起乗り上げ等の突
発的入力が加わる結果、上記のタイヤの場合と同様に、
コード折れをまねき易い。
動の繰り返し入力、そして悪路での突起乗り上げ等の突
発的入力が加わる結果、上記のタイヤの場合と同様に、
コード折れをまねき易い。
【0006】さらに、7×(1+6)構造のコードのよ
うに、ストランドを1本のコアフィラメントのまわりに
複数本のシースフィラメントを配置した層撚り構造とし
た、コードを用いると、該コードに上記の種々の入力が
繰り返し負荷された際に、コアフィラメントが優先して
ストランドから抜け出てコードから飛び出す、おそれが
ある。この現象は、特にゴムクローラーのジョイント部
において頻発し、外観を損なうことは勿論、コードが所
定の性能を維持できなくなる結果、各種故障の原因とな
る。
うに、ストランドを1本のコアフィラメントのまわりに
複数本のシースフィラメントを配置した層撚り構造とし
た、コードを用いると、該コードに上記の種々の入力が
繰り返し負荷された際に、コアフィラメントが優先して
ストランドから抜け出てコードから飛び出す、おそれが
ある。この現象は、特にゴムクローラーのジョイント部
において頻発し、外観を損なうことは勿論、コードが所
定の性能を維持できなくなる結果、各種故障の原因とな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の目
的は、圧縮入力に対するコード折れの発生を回避すると
ともに、コードを構成するフィラメントの選択的な抜け
出しを防止した、新規なコード構造を与えることによっ
て、とくにタイヤやゴムクローラーの耐久性を改善しよ
うとするものである。
的は、圧縮入力に対するコード折れの発生を回避すると
ともに、コードを構成するフィラメントの選択的な抜け
出しを防止した、新規なコード構造を与えることによっ
て、とくにタイヤやゴムクローラーの耐久性を改善しよ
うとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明の要
旨構成は、次のとおりである。 (1) 1本のスチールフィラメントによるコアのまわりに
5〜6本のスチールフィラメントによるシースを配置し
たコアストランドの周囲に、複数本のスチールフィラメ
ントを撚り合わせたシースストランドの5または6本
を、撚り合わせて成るスチールコードにおいて、コアス
トランドを構成するコアフィラメントの径dc とシース
フィラメントの径ds との比dc /ds が1.04〜1.45で
あり、かつコアフィラメントの径が0.20〜0.34mmである
ことを特徴とするゴム物品補強用スチールコード。
旨構成は、次のとおりである。 (1) 1本のスチールフィラメントによるコアのまわりに
5〜6本のスチールフィラメントによるシースを配置し
たコアストランドの周囲に、複数本のスチールフィラメ
ントを撚り合わせたシースストランドの5または6本
を、撚り合わせて成るスチールコードにおいて、コアス
トランドを構成するコアフィラメントの径dc とシース
フィラメントの径ds との比dc /ds が1.04〜1.45で
あり、かつコアフィラメントの径が0.20〜0.34mmである
ことを特徴とするゴム物品補強用スチールコード。
【0009】(2) 上記(1) において、スチールフィラメ
ントの引張り強さが290kgf/mm2 以上であることを特徴
とするゴム物品補強用スチールコード。
ントの引張り強さが290kgf/mm2 以上であることを特徴
とするゴム物品補強用スチールコード。
【0010】(3) 上記(1) または(2) において、シース
ストランドは、1本のスチールフィラメントによるコア
のまわりに5〜6本のスチールフィラメントによるシー
スを配置して成り、コアフィラメントの径dc とシース
フィラメントの径ds との比dc /ds が1.04〜1.45で
あり、かつコアフィラメントの径が0.20〜0.34mmである
ことを特徴とするゴム物品補強用スチールコード。
ストランドは、1本のスチールフィラメントによるコア
のまわりに5〜6本のスチールフィラメントによるシー
スを配置して成り、コアフィラメントの径dc とシース
フィラメントの径ds との比dc /ds が1.04〜1.45で
あり、かつコアフィラメントの径が0.20〜0.34mmである
ことを特徴とするゴム物品補強用スチールコード。
【0011】(4) 上記(1) ないし(3) のいずれかにおい
て、コアストランドを構成するコアフィラメントが波形
の型付けを有し、該型付けの型付け率が0.12〜2.36およ
びピッチがコアフィラメントの径dc に関して(3.0 d
c /0.34)〜(10.0dc /0.34)を満足することを特徴
とするゴム物品補強用スチールコード。
て、コアストランドを構成するコアフィラメントが波形
の型付けを有し、該型付けの型付け率が0.12〜2.36およ
びピッチがコアフィラメントの径dc に関して(3.0 d
c /0.34)〜(10.0dc /0.34)を満足することを特徴
とするゴム物品補強用スチールコード。
【0012】(5) 上記(1) ないし(4) のいずれかにおい
て、シースストランドを構成するコアフィラメントが波
形の型付けを有し、該型付けの型付け率が0.12〜1.50お
よびピッチがコアフィラメントの径dc に関して(3.0
dc /0.34)〜(10.0dc /0.34)を満足することを特
徴とするゴム物品補強用スチールコード。
て、シースストランドを構成するコアフィラメントが波
形の型付けを有し、該型付けの型付け率が0.12〜1.50お
よびピッチがコアフィラメントの径dc に関して(3.0
dc /0.34)〜(10.0dc /0.34)を満足することを特
徴とするゴム物品補強用スチールコード。
【0013】(6) 1対のビード部間でトロイド状に延び
るカーカスに、上記(1) ないし(5)のいずれかに記載の
スチールコードを適用して成る空気入りタイヤ。
るカーカスに、上記(1) ないし(5)のいずれかに記載の
スチールコードを適用して成る空気入りタイヤ。
【0014】(7) 補強材に、上記(1) ないし(5) のいず
れかに記載のスチールコードを適用して成るゴムクロー
ラー。
れかに記載のスチールコードを適用して成るゴムクロー
ラー。
【0015】
【発明の実施の形態】さて、図1および図2に、この発
明に従うゴム物品補強用スチールコードの断面について
示す。まず、図1において、1はコアストランドであ
り、該コアストランド1は、1本のスチールフィラメン
トによるコア2の周囲に、6本のスチールフィラメント
によるシースフィラメント3を撚り合わせた1+6構造
のストランドであり、さらにこのコアストランド1のま
わりに、同様にコアフィラメント5の周囲にシースフィ
ラメント6を撚り合わせた1+6構造のシースストラン
ド4の6本を撚り合わせた、(1+6)+6×(1+
6)構造の複撚りコードである。さらに、必要に応じ
て、コードの周囲にラッピングフィラメントを巻付けて
もよい。
明に従うゴム物品補強用スチールコードの断面について
示す。まず、図1において、1はコアストランドであ
り、該コアストランド1は、1本のスチールフィラメン
トによるコア2の周囲に、6本のスチールフィラメント
によるシースフィラメント3を撚り合わせた1+6構造
のストランドであり、さらにこのコアストランド1のま
わりに、同様にコアフィラメント5の周囲にシースフィ
ラメント6を撚り合わせた1+6構造のシースストラン
ド4の6本を撚り合わせた、(1+6)+6×(1+
6)構造の複撚りコードである。さらに、必要に応じ
て、コードの周囲にラッピングフィラメントを巻付けて
もよい。
【0016】次に、図2に示すコードは、上記コードと
同構造のストランドによる、(1+6)+5×(1+
6)構造の複撚りコードである。すなわち、コアストラ
ンド1のまわりに、5本のシースストランド4を撚り合
わせたものである。すなわち、この発明で対象とするコ
ードは、1本のコアストランドのまわりに、5〜6本の
シースストランドを配置したものである。なぜなら、シ
ースストランドの本数が4本以下では、コアストランド
まわりの空隙率が大きくなりすぎて、コードとしての単
位断面積当りの強力発揮率が小さくなるためである。
同構造のストランドによる、(1+6)+5×(1+
6)構造の複撚りコードである。すなわち、コアストラ
ンド1のまわりに、5本のシースストランド4を撚り合
わせたものである。すなわち、この発明で対象とするコ
ードは、1本のコアストランドのまわりに、5〜6本の
シースストランドを配置したものである。なぜなら、シ
ースストランドの本数が4本以下では、コアストランド
まわりの空隙率が大きくなりすぎて、コードとしての単
位断面積当りの強力発揮率が小さくなるためである。
【0017】なお、図1および2に示したコードでは、
各ストランドの構造を、1本のスチールフィラメントに
よるコア2の周囲に、6本のスチールフィラメント3に
よるシース4を撚り合わせた1+6構造としたが、1本
のスチールフィラメントによるコア2の周囲に、5本の
スチールフィラメント3によるシース4を撚り合わせた
1+5構造としてもよい。すなわち、ストランドは、1
本のコアフィラメントのまわりに5〜6本のシースフィ
ラメントを配置した構造とする。なぜなら、シースフィ
ラメントの本数が4本以下では、コアフィラメントまわ
りの空隙率が大きくなりすぎて、ストランドとしての単
位断面積当りの強力発揮率が小さくなるためである。
各ストランドの構造を、1本のスチールフィラメントに
よるコア2の周囲に、6本のスチールフィラメント3に
よるシース4を撚り合わせた1+6構造としたが、1本
のスチールフィラメントによるコア2の周囲に、5本の
スチールフィラメント3によるシース4を撚り合わせた
1+5構造としてもよい。すなわち、ストランドは、1
本のコアフィラメントのまわりに5〜6本のシースフィ
ラメントを配置した構造とする。なぜなら、シースフィ
ラメントの本数が4本以下では、コアフィラメントまわ
りの空隙率が大きくなりすぎて、ストランドとしての単
位断面積当りの強力発揮率が小さくなるためである。
【0018】ここで、コアストランド1を構成するコア
フィラメント2およびシースフィラメント3が異線径で
ある上に、コアフィラメント2の径dc とシースフィラ
メント3の径ds との比dc /ds が1.04〜1.45である
ことが、肝要である。
フィラメント2およびシースフィラメント3が異線径で
ある上に、コアフィラメント2の径dc とシースフィラ
メント3の径ds との比dc /ds が1.04〜1.45である
ことが、肝要である。
【0019】すなわち、コアフィラメント2およびシー
スフィラメント3の径を異ならせ、かつコアフィラメン
ト2の径dc とシースフィラメント3の径ds との比d
c /ds を1.04以上にすることによって、コアフィラメ
ントのまわりに配置したシースフィラメント同士の間隔
を充分に確保したフィラメント配置が実現される。該コ
ードは、ゴム物品に適用した際に、物品製造の加硫工程
において、コアストランドの内部にまでゴムが確実に浸
入するため、コアストランド内でコアフィラメントをゴ
ムによって拘束することが可能になる。従って、コード
に種々の入力が加わった場合に、コアストランド内での
コアフィラメントの移動はゴムによって制限されるか
ら、コアストランドからのコアフィラメントの抜け出し
は未然に回避されるのである。
スフィラメント3の径を異ならせ、かつコアフィラメン
ト2の径dc とシースフィラメント3の径ds との比d
c /ds を1.04以上にすることによって、コアフィラメ
ントのまわりに配置したシースフィラメント同士の間隔
を充分に確保したフィラメント配置が実現される。該コ
ードは、ゴム物品に適用した際に、物品製造の加硫工程
において、コアストランドの内部にまでゴムが確実に浸
入するため、コアストランド内でコアフィラメントをゴ
ムによって拘束することが可能になる。従って、コード
に種々の入力が加わった場合に、コアストランド内での
コアフィラメントの移動はゴムによって制限されるか
ら、コアストランドからのコアフィラメントの抜け出し
は未然に回避されるのである。
【0020】一方、比dc /ds が1.45をこえると、上
記したゴムの浸入性の改善効果は飽和し、単にゴム量の
増加をまねくことになるから、1.45以下に規制する。
記したゴムの浸入性の改善効果は飽和し、単にゴム量の
増加をまねくことになるから、1.45以下に規制する。
【0021】また、コアフィラメント1の径を、0.20〜
0.34mmの範囲に制限することが重要である。すなわち、
コアフィラメント1の径が0.34mmをこえると、コアスト
ランドに加わる圧縮入力の負担率が大きいコアフィラメ
ントにおける、表面曲げ歪みが増大する結果、コードに
所望の耐圧縮疲労性を付与することが難しくなる。従っ
て、コアフィラメント1には径が0.34mm以下のものを使
用する。一方、コアフィラメント1の径が0.20mm未満で
は、建設車両用タイヤやゴムクローラーに必要なコード
強力を確保することが難しくなる上、0.20mm未満の細い
フィラメントを使用してコードを製造すると、時間当り
の生産性が低下してコストの増加をまねくため、0.20mm
以上とする。
0.34mmの範囲に制限することが重要である。すなわち、
コアフィラメント1の径が0.34mmをこえると、コアスト
ランドに加わる圧縮入力の負担率が大きいコアフィラメ
ントにおける、表面曲げ歪みが増大する結果、コードに
所望の耐圧縮疲労性を付与することが難しくなる。従っ
て、コアフィラメント1には径が0.34mm以下のものを使
用する。一方、コアフィラメント1の径が0.20mm未満で
は、建設車両用タイヤやゴムクローラーに必要なコード
強力を確保することが難しくなる上、0.20mm未満の細い
フィラメントを使用してコードを製造すると、時間当り
の生産性が低下してコストの増加をまねくため、0.20mm
以上とする。
【0022】なお、上記したコアストランドにおけるコ
アフィラメントおよびシースフィラメントに関する規定
は、シースストランド5においても同様に適用すること
が、コアストランドの場合とほぼ同様の作用効果を期待
する上で好ましい。
アフィラメントおよびシースフィラメントに関する規定
は、シースストランド5においても同様に適用すること
が、コアストランドの場合とほぼ同様の作用効果を期待
する上で好ましい。
【0023】さらに、コアストランド1を構成するコア
フィラメント2に、所定の波形の型付けを施すことが、
有利である。すなわち、図3に示すように、ストランド
をほぐして得たコアフィラメントにおける波の振幅aと
コアストランドの径Dとの比a/Dで定義される型付け
率が0.12〜2.36およびピッチPがコアフィラメントの径
dc に関して(3.0 dc /0.34)〜(10.0dc /0.34)
を満足することが、好ましい。すなわち、型付け率が0.
12未満であると、型付けによってコアフィラメントの抜
け出しを防止する効果がほとんど発揮されず、一方型付
け率が2.36をこえると、コアフィラメントの抜け出し防
止効果は飽和し、コードの製造性を阻害することになる
からである。
フィラメント2に、所定の波形の型付けを施すことが、
有利である。すなわち、図3に示すように、ストランド
をほぐして得たコアフィラメントにおける波の振幅aと
コアストランドの径Dとの比a/Dで定義される型付け
率が0.12〜2.36およびピッチPがコアフィラメントの径
dc に関して(3.0 dc /0.34)〜(10.0dc /0.34)
を満足することが、好ましい。すなわち、型付け率が0.
12未満であると、型付けによってコアフィラメントの抜
け出しを防止する効果がほとんど発揮されず、一方型付
け率が2.36をこえると、コアフィラメントの抜け出し防
止効果は飽和し、コードの製造性を阻害することになる
からである。
【0024】また、ピッチPが(3.0 dc /0.34)未満
では、コアフィラメントの抜け出し効果が飽和してしま
うのみならず、コアフィラメントのコード強力分担率が
低下し、一方ピッチPが(10.0dc /0.34)をこえる
と、ピッチが長過ぎて直線状のコアと変わらなくなるた
め、癖付けの効果、つまりコアフィラメントの抜け出し
を防止する効果が期待できないからである。
では、コアフィラメントの抜け出し効果が飽和してしま
うのみならず、コアフィラメントのコード強力分担率が
低下し、一方ピッチPが(10.0dc /0.34)をこえる
と、ピッチが長過ぎて直線状のコアと変わらなくなるた
め、癖付けの効果、つまりコアフィラメントの抜け出し
を防止する効果が期待できないからである。
【0025】同様に、シースストランド4を構成するコ
アフィラメント5においても、所定の波形の型付けを施
すことが、有利である。すなわち、型付け率a/Dが0.
12〜1.50を満足することが、好ましい。なぜなら、型付
け率が0.12未満では、コアストランドの場合と同様、直
線状のコアと変わらなくなるため、コアフィラメントの
抜け出しを防止する効果が期待できず、一方型付け率が
1.50をこえると、コアフィラメントの抜け出し効果は飽
和し、コードの製造性を阻害することになるからであ
る。ここで、コアストランドの場合は型付け率の上限を
2.36としたのに対して、シースストランドの場合のそれ
が1.50と小さいのは、コアフィラメントが常にコード中
心に位置するコアストランドと異なり、シースストラン
ドの場合はストランドとしての撚りの効果が型付けの効
果に重畳されるため、小さい型付け率でも、そのコアフ
ィラメントの抜け出し防止効果が飽和してしまうためで
ある。なお、型付けのピッチPに関する規制は、コアス
トランド1の場合と同様でよい。
アフィラメント5においても、所定の波形の型付けを施
すことが、有利である。すなわち、型付け率a/Dが0.
12〜1.50を満足することが、好ましい。なぜなら、型付
け率が0.12未満では、コアストランドの場合と同様、直
線状のコアと変わらなくなるため、コアフィラメントの
抜け出しを防止する効果が期待できず、一方型付け率が
1.50をこえると、コアフィラメントの抜け出し効果は飽
和し、コードの製造性を阻害することになるからであ
る。ここで、コアストランドの場合は型付け率の上限を
2.36としたのに対して、シースストランドの場合のそれ
が1.50と小さいのは、コアフィラメントが常にコード中
心に位置するコアストランドと異なり、シースストラン
ドの場合はストランドとしての撚りの効果が型付けの効
果に重畳されるため、小さい型付け率でも、そのコアフ
ィラメントの抜け出し防止効果が飽和してしまうためで
ある。なお、型付けのピッチPに関する規制は、コアス
トランド1の場合と同様でよい。
【0026】なお、コードを構成するフィラメントに
は、引張り強さが290kgf/mm2 以上のものを適用するこ
とが、最近の大型化した建設車両用タイヤやゴムクロー
ラーに必要なコード強力を確保する上で望ましい。
は、引張り強さが290kgf/mm2 以上のものを適用するこ
とが、最近の大型化した建設車両用タイヤやゴムクロー
ラーに必要なコード強力を確保する上で望ましい。
【0027】
【実施例】表1に示す仕様の下に試作したスチールコー
ドを、図4に構造を示すサイズ29.5R25の建設車両用ラ
ジアルタイヤのカーカスに適用した。なお、カーカスへ
の各スチールコード適用は、カーカス強度が各供試タイ
ヤ間で全て同等になるように打ち込み数を調整して行っ
た。ここで、図4において、符号10は1対のビードコア
であり、これらビードコア10間にトロイド状に延びるカ
ーカス11を配置し、そのクラウン部の径方向外側に、ベ
ルト12およびトレッド13をそれぞれ配置して成る。
ドを、図4に構造を示すサイズ29.5R25の建設車両用ラ
ジアルタイヤのカーカスに適用した。なお、カーカスへ
の各スチールコード適用は、カーカス強度が各供試タイ
ヤ間で全て同等になるように打ち込み数を調整して行っ
た。ここで、図4において、符号10は1対のビードコア
であり、これらビードコア10間にトロイド状に延びるカ
ーカス11を配置し、そのクラウン部の径方向外側に、ベ
ルト12およびトレッド13をそれぞれ配置して成る。
【0028】かくして得られた各タイヤを、25.00/3.5
のリムに組み込み後、内圧7kgf/cm 2 を充填してから実
車に装着し、つづら折り路にて繰り返しの急旋回を伴
う、5000kmの走行を経てから、タイヤを解剖し、トレッ
ド下のカーカスにおけるスチールコードを10本引き抜
き、折れたフィラメントの本数を測定した。そして、ス
チールコード10本の総フィラメント本数に占める折れた
フィラメントの本数の比を破断率として百分率表示し
た。
のリムに組み込み後、内圧7kgf/cm 2 を充填してから実
車に装着し、つづら折り路にて繰り返しの急旋回を伴
う、5000kmの走行を経てから、タイヤを解剖し、トレッ
ド下のカーカスにおけるスチールコードを10本引き抜
き、折れたフィラメントの本数を測定した。そして、ス
チールコード10本の総フィラメント本数に占める折れた
フィラメントの本数の比を破断率として百分率表示し
た。
【0029】また、表1に示す仕様の下に試作したスチ
ールコードを、図5に構造を示す幅300mm および600mm
の2サイズのゴムクローラーのベルトに適用した。な
お、ベルトへの各スチールコード適用は、ベルト強度が
各供試クローラー間で全て同等になるように打ち込み数
を調整して行った。ここで、図5において、符号20はク
ローラー本体であり、該クローラー本体20に埋設した、
補強材としてスチールコード21を種々の打ち込み数で配
置して成る。
ールコードを、図5に構造を示す幅300mm および600mm
の2サイズのゴムクローラーのベルトに適用した。な
お、ベルトへの各スチールコード適用は、ベルト強度が
各供試クローラー間で全て同等になるように打ち込み数
を調整して行った。ここで、図5において、符号20はク
ローラー本体であり、該クローラー本体20に埋設した、
補強材としてスチールコード21を種々の打ち込み数で配
置して成る。
【0030】かくして得られた各クローラーを、各サイ
ズに対して各5台合計10台のコンバインに装着し、クロ
ーラーを200 時間転動させた後、クローラーの外観を観
察し、コードからのコアフィラメントの飛び出しを調査
した。コアフィラメントの飛び出しが1つでもあれば、
コアフィラメントの飛び出し有りと判断した。これらの
調査結果を、表1に併記する。
ズに対して各5台合計10台のコンバインに装着し、クロ
ーラーを200 時間転動させた後、クローラーの外観を観
察し、コードからのコアフィラメントの飛び出しを調査
した。コアフィラメントの飛び出しが1つでもあれば、
コアフィラメントの飛び出し有りと判断した。これらの
調査結果を、表1に併記する。
【0031】
【表1】
【0032】同表から、この発明に従ってコアストラン
ドの構造を特定したものは、フィラメントの破断率が大
幅に減少し、クローラーにおけるコアフィラメントの飛
び出しもないことがわかる。
ドの構造を特定したものは、フィラメントの破断率が大
幅に減少し、クローラーにおけるコアフィラメントの飛
び出しもないことがわかる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のコード
は、圧縮入力に対してコード折れの発生が抑制されるた
め、このコードを適用したゴム物品、つまりタイヤやク
ローラーの耐久性を改善することができる。また、ゴム
中に埋設したコードからのフィラメントの抜け出しを回
避できるため、とりわけゴムクローラーに適した補強材
を提供できる。従って、特に荒れ地での走行を前提にし
た建設車両用タイヤや農業機械および建設機械のクロー
ラーに好適の補強材を与えることができる。
は、圧縮入力に対してコード折れの発生が抑制されるた
め、このコードを適用したゴム物品、つまりタイヤやク
ローラーの耐久性を改善することができる。また、ゴム
中に埋設したコードからのフィラメントの抜け出しを回
避できるため、とりわけゴムクローラーに適した補強材
を提供できる。従って、特に荒れ地での走行を前提にし
た建設車両用タイヤや農業機械および建設機械のクロー
ラーに好適の補強材を与えることができる。
【図1】 この発明のコード構造を示した図である。
【図2】 この発明のコード構造を示した図である。
【図3】 ストランドのコアフィラメントの型付けを示
す図である。
す図である。
【図4】 タイヤの幅方向断面を示す図である。
【図5】 クローラーの幅方向断面を示す図である。
1 コアストランド 2 コアストランドのコアフィラメント 3 コアストランドのシースフィラメント 4 シースストランド 5 シースストランドのコアフィラメント 6 シースストランドのシースフィラメント 10 ビードコア 11 カーカス 12 ベルト 13 トレッド 20 クローラー本体 21 スチールコード
Claims (7)
- 【請求項1】 1本のスチールフィラメントによるコア
のまわりに5〜6本のスチールフィラメントによるシー
スを配置したコアストランドの周囲に、複数本のスチー
ルフィラメントを撚り合わせたシースストランドの5ま
たは6本を、撚り合わせて成るスチールコードにおい
て、コアストランドを構成するコアフィラメントの径d
c とシースフィラメントの径ds との比dc /ds が1.
04〜1.45であり、かつコアフィラメントの径が0.20〜0.
34mmであることを特徴とするゴム物品補強用スチールコ
ード。 - 【請求項2】 請求項1において、スチールフィラメン
トの引張り強さが290kgf/mm2 以上であることを特徴と
するゴム物品補強用スチールコード。 - 【請求項3】 請求項1または2において、シーススト
ランドは、1本のスチールフィラメントによるコアのま
わりに5〜6本のスチールフィラメントによるシースを
配置して成り、コアフィラメントの径dc とシースフィ
ラメントの径dsとの比dc /ds が1.04〜1.45であ
り、かつコアフィラメントの径が0.20〜0.34mmであるこ
とを特徴とするゴム物品補強用スチールコード。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
コアストランドを構成するコアフィラメントが波形の型
付けを有し、該型付けの型付け率が0.12〜2.36およびピ
ッチがコアフィラメントの径dc に関して(3.0 dc /
0.34)〜(10.0d c /0.34)を満足することを特徴とす
るゴム物品補強用スチールコード。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
シースストランドを構成するコアフィラメントが波形の
型付けを有し、該型付けの型付け率が0.12〜1.50および
ピッチがコアフィラメントの径dc に関して(3.0 dc
/0.34)〜(10.0dc /0.34)を満足することを特徴と
するゴム物品補強用スチールコード。 - 【請求項6】 1対のビード部間でトロイド状に延びる
カーカスに、請求項1ないし5のいずれかに記載のスチ
ールコードを適用して成る空気入りタイヤ。 - 【請求項7】 補強材に、請求項1ないし5のいずれか
に記載のスチールコードを適用して成るゴムクローラ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11189997A JP2001020188A (ja) | 1999-07-05 | 1999-07-05 | ゴム物品補強用スチールコード並びに空気入りタイヤおよびゴムクローラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11189997A JP2001020188A (ja) | 1999-07-05 | 1999-07-05 | ゴム物品補強用スチールコード並びに空気入りタイヤおよびゴムクローラー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001020188A true JP2001020188A (ja) | 2001-01-23 |
Family
ID=16250675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11189997A Pending JP2001020188A (ja) | 1999-07-05 | 1999-07-05 | ゴム物品補強用スチールコード並びに空気入りタイヤおよびゴムクローラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001020188A (ja) |
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-
1999
- 1999-07-05 JP JP11189997A patent/JP2001020188A/ja active Pending
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Legal Events
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---|---|---|---|
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