JP4722313B2 - 突起駆動型ゴムクローラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、突起駆動型ゴムクローラに係り、ゴム弾性体中に芯金を埋設していない型式のゴムクローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、市場で使用されているのはほとんどが「芯金入りゴムクローラ」であり、装着車輌の速度は(一部例外はあるが)せいぜい15km/h程度である。
車輌速度が20km/h程度までは、従来の「芯金入りゴムクローラ」で特には問題を生じないようであるが、それ以上の速度になると、振動、騒音、走行抵抗等といった点で実用上問題があり、「芯金無しゴムクローラ」の使用が不可欠であるように思われる。
【0003】
「芯金無しゴムクローラ」ではスプロケットとの噛合いが金属〜ゴムとなるため、「芯金入り」に対し大巾に騒音が低下する。また芯金が無いためゴムクローラの厚み方向のバネが均一であり振動低減に大きな効果がある。また大巾(通常−30〜−50%)に重量が減るため走行抵抗低減に効果がある(平成12年11月1日発行の「履帯の設計工学」テラメカニック研究所を参照)。
【0004】
このような観点から、例えば特開平9−193852号公報には「突起駆動型ゴムクローラ(実質上、芯金無しゴムクローラ)」が提案され(従来例の1)、また、特開2000−142503号公報には「ゴムクローラの構造」が提案されている(従来例の2)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来例の1は、ゴム突起の高さ、幅との関係により耐破壊性、耐摩耗性、耐疲労性を向上したものであり、また、従来例の2は、ラグのピッチを駆動用突起(ゴム突起)のピッチに対し整数倍とすることにより走行時の騒音を防止したものであった。
【0006】
しかし、従来のこの種クローラは、建機を初め高荷重用としては剛性が不足し、チップカットを受け易くラグ(ブロックを含む)がもげるという課題があった。
更に、ラグを全幅に亘って配置するとトラクションは向上するが横滑りが発生するという課題があった。
【0007】
また、従来例の2のようにラグの個数が多く、密度(配列密度)が高くなると、巻掛け部の屈曲性が悪くなってスプロケットとゴム突起のかみ合いが変化するし、また、ラグ間へ石等が喰い込むと離脱し難いという課題があった。
そこで本発明は、ゴム弾性体の外周面に隆起して形成されているゴムラグのランド・シー比に着目するとともに、該ラグの配置とに相関関係をもたせることによって、走行時の騒音(振動)を軽減しながら横滑りを防止し、巻掛け部での屈曲性を良好にした突起駆動型(芯金レス)ゴムクローラと提供することが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る突起駆動型ゴムクローラは、無端帯状のゴム弾性体の帯長手方向に沿って埋設された抗張体、前記ゴム弾性体の内周面に帯長手方向の間隔をもって形成された駆動用のゴム突起、および外周面に形成されたゴムラグを備えた突起駆動型ゴムクローラであって、前記ゴム突起は、前記ゴム弾性体の帯幅中央部位に隆起しており、前記ゴムラグは、幅方向の中央で前記幅方向に向き合う対向部分を有するように前記ゴム弾性体の幅方向の両側に振り分けて配置され前記幅方向の一方と他方とでは帯長手方向において千鳥状に位相がずれており、前記対向部分に跨って前記幅方向の両側のゴムラグを連絡前記ゴムラグよりもその高さが小さな補助ラグが、前記ゴム弾性体の厚み方向において前記ゴム突起に重なる位置に設けられ、前記ゴムラグによる陸部の面積Lと前記ゴムラグを除く海部の面積Sとのランド・シー比(L/S)が20%〜80%である。
【0009】
幅方向両側の対向するゴムラグの対向部分に跨がる補助ラグがゴム弾性体の厚み方向においてゴム突起に重なり、すなわちゴム突起が、幅方向において対向するゴムラグの対向部分に跨って形成されたことにより、走行振動が大幅に軽減され乗心地が向上するだけでなくゴム突起にスプロケット等が係合するとき、このゴム突起はゴムラグによって補強されスプロケット等と安定して係合する。
【0010】
好ましくは、前記ゴムラグは、前記幅方向の中央側端から外方端に向けて前記幅方向に対して傾斜して伸びている。
好ましくは、前記ゴムラグは、前記帯長手方向に直交して延びた溝である浅溝部がその接地面に形成されている。
好ましくは、前記幅方向の両側において前記帯長手方向に並ぶ前記ゴムラグは、前記幅方向の一方から見たとき前記接地面が帯長手方向に途切れることなく連続し、前記幅方向の一方の前記浅溝部と他方の前記浅溝部とは、前記帯長手方向で位相がずれている。
【0011】
好ましくは、前記浅溝部は、その断面形状が半円形である。
前記幅方向のそれぞれの側で帯長手方向に隣接する前記ゴムラグ間における前記ゴム弾性体の内周面に、内周側に隆起した転輪通過面としての隆起部が形成されている。
このようにランド・シー比L/Sを上げたゴムラグを左右に振り分けることでゴム弾性体の中央部側(帯幅中央部)におけるゴムラグのエッジによって横滑りを防止し、ゴムラグを左右で千鳥状に分けることで振動が軽減されて乗心地が向上するのである。
【0012】
また、ゴムラグの接地面に浅溝部を形成することによってラグ剛性が緩和され曲り易くなるし、ゴムラグを千鳥状に配置したことによって浅溝部がゴムラグ間と少しズレることになって細かく左右の屈曲差を低減しているのである。
ましくは、前記抗張体の前記ゴム弾性体における内周側および/または外周側に補強コードが埋設される。
【0013】
これによれば、芯金レスであっても高剛性にできながら、振動軽減、屈曲容易性等を確立しているのである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る突起駆動型ゴムクローラの実施の形態を示す要部の底面図(接地面側からみた平面図)であり、図2はその断面図である。
図1および図2において、突起駆動型(芯金レス型)のゴムクローラ1は、無端帯状のゴム弾性体2にその帯長手方向に沿って帯幅方向で引揃えられているスチールコード列等からからなる抗張体3が埋設されており、弾性体2の内周面には帯長手方向の間隔をもって駆動用のゴム突起4が隆起して形成されており、外周面にはゴムラグ5が隆起して形成されている。
【0015】
ゴム突起4はゴム弾性体2の帯幅中央部位に隆起されており、このゴム突起4に駆動スプロケット6等の係合部6Aが係脱することによってゴム弾性体2はその帯長手方向に循環回走するようにされている。
なお、駆動スプロケット6と図示省略のアイドラにゴム弾性体2が無端状に巻掛けられているとともに駆動スプロケット6とアイドラ間には左右対(左右組)の転輪が列設されており、この転輪がゴム突起4の左右においてゴム弾性体2の内周面上で転動するようになっている。
【0016】
クローラ1のトレッド部すなわち、外周面はゴムラグ5による陸部(ランドLという)とこのラグ5を除く海部(実質的にラグ間の溝部であり、シーSという)とで構成されており、陸部の面積(実質的にゴムラグ5の頂面(踏み面)の面積である)Lと海部の面積(実質的にゴムラグ5の立面部を除く)Sのランド・シー比L/Sが20%〜80%とされており、前記ゴムラグ5が左右に振り分けて配置されている。
【0017】
このようにランド・シー比を上げた左右のゴムラグ5L、5Rを左右に振り分けることで中央側のエッジ5L−1、5R−1によって横滑りを防止しているのである。
前記左右のゴムラグ5L、5Rは帯長手方向で千鳥状に位相がズレており、これによって走行振動を軽減し、乗心地が向上されているのである。
【0018】
更に、図1で示すように平面視で矩形とされ断面ほぼ台形状とされたゴム突起4は左右のゴムラグ5L、5Rの対向部分に跨って形成されているとともに、左右のゴムラグ5L、5Rはその対向部分5L−2、5R−2が補助ラグ7によって互いに連絡されている。
このように、ゴム突起4を左右のゴムラグ5L、5Rに跨って配置することにより、ゴム突起4に作用するスプロケット6における係合部6Aの係合力によってゴム突起4の剛性不足をゴムラグ5L、5Rの対向部分5L−2、5R−2で補っているのである。
【0019】
また、補助ラグ7を設けたときにはより一層の剛性向上を図っているのである。
図3〜図13はゴムクローラの参考形態を示しており、前述した実施の形態と基本構成及び作用は共通するので共通部分は共通符号を援用し、以下、相違する構成と作用について説明する。
【0020】
図3〜図5に示した参考形態においては、ランド・シー比L/Sが20%〜80%とされた左右のゴムラグ5L、5Rはその頂面(踏み面)が図3で示すように斜め方向に大きく傾斜して形成されており、これによって図5で示すようにゴムラグ5の接地面(踏み面)5Aが側面視において帯長手方向において実質的に連続されており、ここに、芯金レスゴムクローラ1であっても、クローラ剛性は確立されて高荷重用ゴムクローラとできるとともに、走行振動を連続面(左右交互であるが実質的には帯長手方向で連続する)によって大幅に低減し、乗心地性を良好にしているのである。
【0021】
この参考形態においては前述した補助ラグ又はゴムリブ(連接部)7を形成するか否かは自由であり、ゴム突起4の前後立上面4A、4Bは側面視において曲面による三角形状とすることが望ましい。
図6〜図8はゴムクローラ1の他の参考形態を示しており、ランド・シー比、ゴムラグ5の配置(配列パターン)等は前述した図3〜図5の参考形態と共通するので共通部分は共通符号で示し、相違する点は、左右の千鳥状に配列されたゴムラグ5L、5Rの接地面(踏み面)には巻掛部(スプロケット6の部分等)での屈曲用として浅溝部8L、8Rが形成されている点にある。
【0022】
すなわち、左右のゴムラグ5L、5Rを千鳥状パターンに配置することで走行振動等を抑制しているものの弾性体2における左右の屈曲率が変わることになる。
具体的にはゴムラグ5L、5R部分での屈曲とゴムラグ5L、5Rの間(周方向間)での屈曲が変動し、これによってスプロケット6の係合部6Aとゴム突起4のかみ合いが変わることになる。
【0023】
そこで、左右のゴムラグ5L、5Rの踏み面に帯長手方向と直交して浅溝部8L、8Rを形成することによってラグ剛性を緩和して曲りやすくしているのである。
この左右の浅溝部8L、8Rについて図6で示すように帯長手方向で位相をズラすことによってより細かく左右の屈曲差を低減できて有効となる。
【0024】
但し、左右の浅溝8L、8Rについては帯長手方向で同位相とするものであっても良い。
また、浅溝部8は図8で示すように半円形と形成することが溝底での応力集中を回避できて有効であるが、その形状は任意である。
更に、左右の浅溝部8L、8Rを接地面(踏み面)に形成するとき、接地面を横断するように横切って(貫通して)形成することも可能であるが、図6で示すようにエッジ部5L−1、5R−1に至らない長さとする方がエッジ部5L−1、5R−1での横滑りを防止する観点から望ましい。
【0025】
なお、この参考形態において、ゴム突起4は左右のゴムラグ5L、5Rの対向部分に跨って形成されている。また、この参考形態において、連接部7を形成するか否かは自由である。
図9〜図11はゴムクローラ1の他の参考形態を示しており、ゴムラグ5の千鳥状配列パターン、ランド・シー比等については前述と同様であり、相違する点は、帯長手方向で隣接する左右のゴムラグ5L、5Rのそれぞれの間と対応する内周面の左右には転輪通過面としての隆起部9L、9Rが形成されており、左右のゴムラグ5L、5Rが千鳥状パターンの配列であることから、隆起部9L、9Rについても千鳥状パターンの配列とされる。
【0026】
このように、左右のゴムラグ5L、5Rにおいてそれぞれ周方向の海部(ラグ間)に隆起部9L、9Rを形成することによって海部による剛性不足(ラグ間の撓み)を当該隆起部9L、9Rによって補い、走行振動要因を抑え、乗心地性を向上しているのである。
この左右の隆起部9L、9Rはゴム突起4の左右に位置しており、その境界部9L−1、9R−1は図10で示すように丸味(半円形)に形成することによって応力集中を回避でき、また、隆起部9L、9Rの踏み面は平坦面にされている。
【0027】
なお、この参考形態において、ランド・シー比は前述と同様であり、また、連接部7の形成の有無、浅溝部8L、8Rの形成の有無は任意である。
図12は本発明に係るゴムクローラ1の他の実施形態であり、前述した実施の形態のゴムラグ5L、5Rの配列パターンに、前述した参考形態の隆起部9L、9Rを形成したものである。
【0028】
図13はゴムクローラ1の他の参考形態を示しており、ゴムラグ5L、5Rは左右に振り分けられているとともに帯長手方向で千鳥状に位相がズレて配置されており、ゴム弾性体2の内周面に隆起形成したゴム突起4L−1、4L−2、4R−1、4R−2は内周面に左右に振り分けて配置され、ひとつの(左右でひとつずつの)ゴムラグ5L、5Rと対応する前後と帯長手方向で隣り合うゴムラグ5L、5Rの前後と対応して左右交互に配置されているのである。
【0029】
これによれば、左右のゴム突起に跨って図3で示したスプロケットの係合部が係脱するのであり、左右のゴムラグ5L、5Rの接地面には浅溝部8L、8Rが形成されている。
なお、図12、図13において、ゴムラグ5L、5Rのランド・シー比は前述と同様とされている。
【0030】
また、前述した実施の形態および参考形態において、抗張体3とは別の補強コード(補強層)10が抗張体3の内・外面のいずれか一方又は双方に埋設されている。
図2、図4、図5においては抗張体3の外周面側にバイアス補強層10Aの2層が抗張体3の幅一杯に亘って埋設されているとともに抗張体3の内周面左右には、スダレコードによる内周補強層10Bが埋設されている。
【0031】
図7および図8においては、内周補強層10Bが埋設されてなく、図10及び図11においては、左右の隆起部9L、9Rの補強層10Cが波打状として埋設されている。
このように補強層10(10A、10B、10C)を埋設することにより、芯金レスゴムクローラであっても高荷重用とし利用可能となるのである。
【0032】
なお、ゴム突起については、これにスプロケット等が係脱するものであるから、このゴム突起の剛性アップを図るために硬質樹脂等の芯材を入れても良いし、ゴム突起に倣ってナイロン、帆布等によって被覆することも可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、突起駆動型ゴムクローラ(芯金レスゴムクローラ)であっても、剛性を確立した振動を軽減できる等、重荷重用ゴムクローラに適用できる(勿論、軽荷重用にも適用可能である)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るゴムクローラの第1の実施の形態を示す要部の底面図である。
【図2】 図1の断面図である。
【図3】 ゴムクローラの参考形態を示す要部の底面図と平面図である。
【図4】 図3の断面図である。
【図5】 図3の一部断面で示す側面図である。
【図6】 ゴムクローラの参考形態を示す要部の底面図と平面図である。
【図7】 図6の断面図である。
【図8】 図6の一部断面で示す側面図である。
【図9】 ゴムクローラの参考形態を示す要部の底面図と平面図である。
【図10】 図9の断面図である。
【図11】 図9の一部断面で示す側面図である。
【図12】 本発明に係るゴムクローラの他の実施の形態を示す要部の底面図である。
【図13】 ゴムクローラの第参考形態を示す要部の底面図である。
【符号の説明】
1 ゴムクローラ
2 ゴム弾性体
3 抗張体
4 ゴム突起
5 ゴムラグ
7 補助ラグ
8 浅溝部
9L,9R 隆起部
10 補強コード

Claims (7)

  1. 無端帯状のゴム弾性体の帯長手方向に沿って埋設された抗張体、前記ゴム弾性体の内周面に帯長手方向の間隔をもって形成された駆動用のゴム突起、および外周面に形成されたゴムラグを備えた突起駆動型ゴムクローラであって、
    前記ゴム突起は、前記ゴム弾性体の帯幅中央部位に隆起しており、
    前記ゴムラグは、幅方向の中央で前記幅方向に向き合う対向部分を有するように前記ゴム弾性体の幅方向の両側に振り分けて配置され前記幅方向の一方と他方とでは帯長手方向において千鳥状に位相がずれており、
    前記対向部分に跨って前記幅方向の両側のゴムラグを連絡前記ゴムラグよりもその高さが小さな補助ラグが、前記ゴム弾性体の厚み方向において前記ゴム突起に重なる位置に設けられ、
    前記ゴムラグによる陸部の面積Lと前記ゴムラグを除く海部の面積Sとのランド・シー比(L/S)が20%〜80%である
    ことを特徴とする突起駆動型ゴムクローラ。
  2. 前記ゴムラグは、前記幅方向の中央側端から外方端に向けて前記幅方向に対して傾斜して伸びている
    ことを特徴とする請求項1に記載の突起駆動型ゴムクローラ。
  3. 前記ゴムラグは、前記帯長手方向に直交して延びた溝である浅溝部がその接地面に形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の突起駆動型ゴムクローラ。
  4. 前記幅方向の両側において前記帯長手方向に並ぶ前記ゴムラグは、前記幅方向の一方から見たとき前記接地面が帯長手方向に途切れることなく連続し、
    前記幅方向の一方の前記浅溝部と他方の前記浅溝部とは、前記帯長手方向で位相がずれている
    ことを特徴とする請求項3に記載の突起駆動型ゴムクローラ。
  5. 前記浅溝部は、その断面形状が半円形である
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の突起駆動型ゴムクローラ。
  6. 前記幅方向のそれぞれの側で帯長手方向に隣接する前記ゴムラグ間における前記ゴム弾性体の内周面に、内周側に隆起した転輪通過面としての隆起部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の突起駆動型ゴムクローラ。
  7. 前記抗張体の前記ゴム弾性体における内周側および/または外周側に補強コードが埋設された
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の突起駆動型ゴムクローラ。
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