JP2002109894A - 不揮発性メモリおよびそれを内蔵した半導体集積回路並びに不揮発性メモリの書込み方法 - Google Patents

不揮発性メモリおよびそれを内蔵した半導体集積回路並びに不揮発性メモリの書込み方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不揮発性メモリにおいて、書込みタイミング
を少しずつずらしつつ行なう従来の書込み方式は、書込
みデータに応じた書込み動作を行なっていないため無駄
な時間を消費していると共に、書込みデータのパターン
によって書込み電流の変動が大きいため、内部昇圧回路
の発生電圧が変動し易くなり安定した書込み動作が行な
えないという課題がある。 【解決手段】 フラッシュメモリのような不揮発性メモ
リにおいて、書込み時にデータを判定して書込みデータ
が論理“1”(もしくは論理“0”)であるビットの書
込みは飛ばして、書込みデータが論理“0”(もしくは
論理“1”)であるビットに対応した書込みを連続して
行なって行くようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的に書込み消
去可能な不揮発性メモリにおける書込み電圧の印加方式
に適用して有効な技術に関し、例えばブロック単位で一
括してデータの消去が可能なフラッシュメモリおよびそ
れを内蔵したマイクロコンピュータに利用して有効な技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】フラッシュメモリは、コントロールゲー
トおよびフローティングゲートを有する2層ゲート構造
のMOSFETからなる不揮発性記憶素子を使用してお
り、1個のトランジスタでメモリセルを構成することが
できる。従来、フラッシュメモリにおける書き込み方式
には、コントロールゲートと基板(いわゆるウェル領
域)との間に、またはコントロールゲートとソースまた
はドレインとの間に電圧を印加してFNトンネル現象を
利用してフローティングゲートに電荷を注入または放出
してしきい値を変化させる方式と、コントロールゲート
に高電圧を印加した状態でソース・ドレイン間に電流を
流してチャネルで発生したホットエレクトロンをフロー
ティングゲートに注入してしきい値を変化させる方式と
がある。
【0003】FNトンネルによる書込み方式は書込み電
流が小さいため例えば128バイトのようなワード線単
位での書込みが可能であり、一括書込みによって書込み
ができるという利点がある。一方、ホットエレクトロン
による書込み方式は書込み電流が大きいのでワード線単
位の一括書込みは困難であるため、1バイトのような単
位での書込みが行なわれている。FNトンネルによる書
込み方式を採用する場合の記憶素子は、耐圧との関係で
微細化が困難であり集積度が上がらない。そのため、大
容量化する上ではホットエレクトロンによる書込み方式
の方が有利である。
【0004】なお、いずれの書込み方式を採用する場合
も、フラッシュメモリにおけるデータの消去は、ブロッ
ク単位すなわちウェル領域を共通にする複数のセクタに
対して同時に行なわれるように構成されることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、ホット
エレクトロンによる書込み方式を採用したフラッシュメ
モリにおいて、書込み所要時間を短縮する技術について
詳しく検討した。その結果、ホットエレクトロンによる
書き込み方式の場合、書込みデータが“0”であるビッ
トについてのみ記憶素子に書込み電圧を印加し書込みデ
ータが“1”であるビットは記憶素子に対する書込み電
圧の印加を行なっていないので、そのようなビットの書
込みは飛ばしてやることで全体としての書込み所要時間
を短縮できるという着想を得た。
【0006】従来、ホットエレクトロンによる書込み方
式を採用したフラッシュメモリにおいて、書込み所要時
間を短縮する方式としては、例えば各ビットに対する書
込みタイミングを少しずつずらして書込みパルスを重ね
合わせる方式が提案されている(特開平5−62484
号公報,特開平5−325574号公報,特開平4−3
8700号公報)。しかしながら、書込みタイミングを
少しずつずらす方式は、1ビットずつ順番に書き込んで
行く方式に比べて確かに書込み所要時間は短くなるもの
の、例えば書込みデータが電圧の印加が不要な“1”で
あるような場合にも書込み動作を行なう(ライトサイク
ルを入れている)ため無駄な時間を消費している。これ
と共に、書込みデータのパターンすなわち“0”のビッ
トが多いか少ないかによって書込み電流の変動が大きく
なるため、内部に書込み電圧を発生する昇圧回路を有す
る場合には、昇圧回路の発生電圧が変動し易くなり安定
した書込み動作が行なえないという問題点がある。
【0007】この発明の目的は、トータルの書込み所要
時間を短縮可能な不揮発性メモリおよびそれを内蔵した
マイクロコンピュータ等の半導体集積回路を提供するこ
とにある。
【0008】この発明の他の目的は、書込み電流を一定
にし、昇圧回路の発生電圧の変動を少なくして安定した
書込みが行なえる不揮発性メモリおよびそれを内蔵した
マイクロコンピュータ等の半導体集積回路を提供するこ
とできるようにすることにある。
【0009】この発明の前記ならびにほかの目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものを概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0011】すなわち、ホットエレクトロンによる書込
み方式を採用したフラッシュメモリのような不揮発性メ
モリにおいて、書込み時にデータを判定して書込みデー
タが論理“1”(もしくは論理“0”)であるビットの
書込みは飛ばして、書込みデータが論理“0”(もしく
は論理“1”)であるビットに対応した書込みを連続し
て行なって行くようにしたものである。
【0012】より具体的には、複数のワード線と、複数
のビット線と、複数の不揮発性記憶素子とを備え、同一
行の不揮発性記憶素子の制御端子が共通のワード線に接
続され同一列の不揮発性記憶素子のデータ入出力端子が
共通のビット線に接続されてなるメモリアレイと、上記
複数の不揮発性記憶素子の書込みデータを保持するデー
タレジスタと、該データレジスタに保持されている書込
みデータに応じて上記ビット線に書込み電圧を印加する
書込み制御回路とを備え、上記不揮発性記憶素子のしき
い値を上記ビット線への書込み電圧の印加で変化させて
データを記憶させるように構成された不揮発性メモリに
おいて、上記書込み制御回路は、上記データレジスタに
保持されている書込みデータのビットが論理“1”(も
しくは論理“0”)のときはそのビットを飛ばして論理
“0”(もしくは論理“1”)のビットに対応したビッ
ト線に対して順次上記書込み電圧を印加して行くように
構成した。
【0013】上記した手段によれば、書込み時にデータ
を判定して書込みデータが論理“1”(もしくは論理
“0”)であるビットの書込み時間の分だけトータルの
書込み所要時間を短縮することができる。また、各サイ
クルでそれぞれデータの書込みが実行されるつまり書込
みがなされないサイクルが生じないため、従来方式に比
べて書込み電流の変動が少なくなり、これによって昇圧
回路の発生電圧の変動を小さくなって安定した書込みが
行なえるようになる。
【0014】また、上記書込み電圧は、書込み電圧が印
加されるべきいずれか2以上の複数のビット線に並行し
て印加されるように構成するのが望ましい。これによっ
て、1ビットずつ書込みを行なっていく方式に比べてト
ータルの書込み所要時間が短縮されるようになる。
【0015】さらに、望ましくは、上記書込み電圧が並
行して印加されるビット線の数(書込みパルスの重ね合
わせ数)を変更可能に構成する。これによって、回路の
バラツキ等に応じて並行して印加される書込み電圧の数
を変更することで、書込み電圧を発生する昇圧回路の能
力を有効に引き出すことができる。
【0016】ここで、上記書込み電圧が並行して印加さ
れるビット線の数を指定する値を設定するためのレジス
タを設けるようにする。これによって、CPU等が上記
レジスタの値を設定するだけで容易に書込み電圧の数を
変更することができるようになる。
【0017】さらに、上記書込み電圧の1回の印加時間
を変更可能に構成する。これにより、記憶素子の特性等
に応じて並行して印加される書込み電圧の数を変更する
ことで、最適な書込みを最も短い時間で終了させること
ができる。
【0018】上記書込み電圧の印加時間はクロック信号
に基づいて決定され、該クロック信号の周期が変更され
ることにより上記書込み電圧の印加時間が変更されるよ
うに構成すると良い。これにより、書込み電圧の印加時
間の変更が、クロック信号の周期の変更という簡単な方
法で実現することが可能となる。より具体的には、基準
クロック信号に基づいて周期の異なるクロック信号を発
生可能な可変分周回路と、該可変分周回路における分周
比を指定する値を設定するためのレジスタとを設け、分
周比を変えることで上記クロック信号の周期が変更され
るように構成することによって、容易に書込み電圧の印
加時間を変更可能な不揮発性メモリを実現することがで
きる。上記書込み電圧が並行して印加されるビット線の
数を指定する値を設定するためのレジスタや可変分周回
路における分周比を指定する値を設定するためのレジス
タに設定する値は、不揮発性メモリ内の所定のメモリセ
ルに記憶するようにしても良い。
【0019】さらに、上記クロック信号および上記デー
タレジスタに保持されている書込みデータに基づいて、
上記書込み電圧を順次出力するシフトレジスタを設け
る。これにより、CPU等が上記レジスタの値を設定す
るだけで容易に書込み電圧の印加時間を変更することが
できるようになる。
【0020】また、上記シフトレジスタは、互いに位相
が異なる2つのクロック信号のいずれかでシフト動作可
能に構成され、上記データレジスタに保持されている書
込みデータに応じて上記2つのクロック信号のうち供給
すべきクロック信号を切り替えて、書込みデータのビッ
トが論理“1”(もしくは論理“0”)のときはそのビ
ットを飛ばして論理“0”(もしくは論理“1”)のビ
ットに対応したビット線に順次書込み電圧を印加して行
くように構成する。
【0021】あるいは、上記シフトレジスタは、各シフ
ト段にスルーパスおよびシフトパスと、該スルーパスと
シフトパスとを切り替える切替え手段とを備え、上記ク
ロック信号によってシフト動作されるとともに上記デー
タレジスタに保持されている書込みデータに応じて上記
切替え手段が上記スルーパスとシフトパスとを切り替え
て、書込みデータのビットが論理“1”(もしくは論理
“0”)のときはそのビットを飛ばして論理“0”(も
しくは論理“1”)のビットに対応したビット線に順次
書込み電圧を印加して行くように構成しても良い。
【0022】さらに、上記シフトレジスタと上記ビット
線との間に、上記シフトレジスタの各シフト段の出力信
号に基づいて複数のビット線のいずれか1つに書込み電
圧を印加可能にする分配手段を設ける。また、上記デー
タレジスタは上記各ビット線の本数に対応したビット数
の書込みデータを保持可能に構成され、該シフトレジス
タと上記シフトレジスタとの間には、上記データレジス
タの複数のビットのうち1つを選択して上記シフトレジ
スタのいずれかのシフト段に供給する選択手段を設け
る。これにより、シフトレジスタの各段を複数のビット
線で共有することが可能となり、シフトレジスタの段数
を減らして回路を簡略するとともに、レイアウトが容易
となる。
【0023】さらに、複数のビット線に対する書込み電
圧の印加を1通り行なって1本のワード線に接続された
複数の記憶素子に書込みが終了した後、書込みが行なわ
れた記憶素子を含むワード線に接続された記憶素子に対
してベリファイのためのデータ読出しを行なって、未書
込みの記憶素子があったときは当該未書込みの記憶素子
が接続されているビット線に対してのみ、前の書込み動
作時に印加した書込み電圧の印加時間と異なる時間で順
次書込み電圧を印加して行くようにする。
【0024】また、上記ベリファイのためのデータ読出
しを行なって未書込みの記憶素子があったときは、当該
未書込みの記憶素子が接続されているビット線に対し
て、前の書込み動作時に印加した書込み電圧と異なる書
込み電圧を順次印加して行くようにしても良い。これに
より、書込み過ぎによってしきい値が必要以上に大きく
変化するのを防止することができる。
【0025】また、上記ベリファイのためのデータ読出
しを行なって未書込みの記憶素子があったときは、当該
未書込みの記憶素子が接続されているビット線に対し
て、前の書込み動作時に印加した書込み電圧と異なる書
込み電圧を順次印加して行くとともに、上記複数のビッ
ト線に並行して印加される書込み電圧の数を前の書込み
動作時と変えるようにするのが良い。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。図1は、本発明が適用されたフラッシュ
メモリを内蔵したマイクロコンピュータ(以下、フラッ
シュ内蔵マイコンと称する)の概略構成が示されてい
る。特に制限されないが、図1に示されている各回路ブ
ロックは、単結晶シリコンのような1個の半導体チップ
上に形成されている。
【0027】図1において、符号FLASHで示されて
いるのはコントロールゲートとフローティングゲートを
有するMOSFETからなるメモリセルがマトリックス
状に配置されたメモリアレイを備えたフラッシュメモ
リ、FLCはフラッシュメモリに対する書込みや消去な
どを行なうフラッシュコントローラ、CPUはチップ全
体の制御を司る中央処理ユニット、RAMはデータを一
時記憶したり中央処理ユニットCPUの作業領域を提供
するランダムアクセスメモリ、PRPは各種タイマ回路
やA/D変換回路、システム監視用のウォッチドッグタ
イマなどの周辺回路、BUSは上記中央処理ユニットC
PUとフラッシュメモリFLASH、フラッシュコント
ローラFLC、RAMを接続する内部バス、I/Oは内
部バスBUS上の信号を外部バスへ出力したり外部バス
上の信号を取り込んだりする入出力バッファや外部装置
との間でシリアル通信を行なうシリアル通信ポートなど
の入出力ポートを含むインタフェース回路、BSCは内
部バスBUSのバス占有権の制御等を行なうバスコント
ローラである。
【0028】図1には示されていないが、上記回路ブロ
ックの他に、CPUに対する割込み要求の発生および優
先度を判定して割り込みをかける割込み制御回路や、R
AMとフラッシュメモリFLASH等との間のDMA
(ダイレクトメモリアクセス)転送を制御するDMA転
送制御回路、システムの動作に必要なクロック信号を発
生する発振器などが必要に応じて設けられることもあ
る。
【0029】図2には、上記フラッシュメモリ回路FL
ASHの概略構成が示されている。図2において、11
は図4(B)に示されているようなコントロールゲート
CGとフローティングゲートFGを有するMOSFET
からなる不揮発性記憶素子としてのメモリセルがマトリ
ックス状に配置されたメモリアレイ、12は外部から入
力された書込みデータを例えば128バイトのような1
ワード線に接続されたメモリセルの数に対応したビット
数のデータを保持するデータレジスタ、13はこのデー
タレジスタ12に保持されたデータに基づいて上記メモ
リアレイ11に対して書込みを行なう書込み制御回路で
ある。なお、上記データレジスタ12は、ワード線方向
のメモリセルの数すなわちメモリアレイ11内のビット
線の数に対応したビット数でなくてもよく、その整数分
の1のビット数としこれをセレクタ(デマルチプレク
サ)を介して対応する複数のビット線の中のいずれかに
供給できるように構成してもよい。
【0030】また、14はアドレスバスより取り込まれ
たXアドレス信号をデコードしてメモリアレイ11内の
ワード線の中からXアドレスに対応した1本のワード線
を選択するXデコーダ、15はアドレスバスより取り込
まれたYアドレス信号をデコードして1セクタ内の1バ
イト(あるいは1ワード)のデータを選択するYデコー
ダ、16はメモリセルアレイ11のビット線に読み出さ
れたデータを増幅して出力するセンスアンプである。
【0031】さらに、この実施例のフラッシュメモリ回
路には、上記各回路ブロックの他、外部からの制御信号
に基づいてフラッシュメモリ内の各回路ブロックへの制
御信号を生成する制御回路17、センスアンプ16とデ
ータバスとの間にあってデータ信号の入出力を行なうI
/Oバッファ回路18、外部から供給される電源電圧V
ccに基づいて書込み電圧、消去電圧、読出し電圧、ベリ
ファイ電圧等チップ内部で必要とされる電圧を生成しメ
モリの動作状態に応じてこれらの電圧の中から所望の電
圧を選択して書込み制御回路13やXデコーダ14に供
給する電源回路19等が設けられている。
【0032】フラッシュコントローラFLCは、例えば
コントロールレジスタを備え、CPUがフラッシュメモ
リやRAM内に格納されたプログラムに従って動作し、
上記コントロールレジスタに書込みを行なうとフラッシ
ュコントローラFLCがコントロールレジスタのビット
状態に応じてフラッシュメモリ回路FLASHに対する
制御信号を形成して書込みや消去、読出し、ベリファイ
等の動作を行なわせるように構成される。
【0033】フラッシュコントローラFLCには、上記
書込み消去制御用のコントロールレジスタの他に、消去
時にメモリアレイ内の複数のブロックのうち消去ブロッ
クを選択するための消去選択レジスタ、電圧トリミング
用の値を設定するレジスタ、メモリアレイ内の欠陥ビッ
トを含むメモリ列を予備のメモリ列に置き換えるための
救済情報を保持するレジスタが設けられることもある。
なお、特に制限されないが、トリミング用レジスタの値
はフラッシュメモリ回路FLASH内の所定のエリアに
記憶され、リセット時にフラッシュメモリ回路から読み
出してトリミング用レジスタに設定するようにされる。
【0034】図3にはメモリアレイ11の具体的な構成
例を示す。この実施例のメモリアレイ11は、図3に示
すように、列方向に配列され各々ソースおよびドレイン
が共通接続された並列形態のn個のメモリセル(コント
ロールゲートとフローティングゲートを有するMOSF
ET)MC1〜MCnからなるメモリ列MCCが行方向
(ワード線WL方向)および列方向(ビット線BL方
向)にそれぞれ複数個配設されている。図3には、その
うち代表的に4つのメモリ列MCCが示されており、こ
れがすべてではない。
【0035】各メモリ列MCCは、n個のメモリセルM
C1〜MCnのドレインおよびソースがそれぞれ共通の
ローカルドレイン線LDLおよび共通のローカルソース
線LSLに接続され、ローカルドレイン線LDLは選択
スイッチMOSFET Qs1を介してビット線BLに接
続される。さらに、ローカルソース線LSLは共通ソー
ス線SLに接続され、共通ソース線SLは切替えスイッ
チSW1を介して接地電位に接続可能に構成されてお
り、このスイッチSW1がオフされると共通ソース線S
Lを介してメモリセルのソースがオープン状態にされる
ように構成されている。
【0036】この実施例のフラッシュメモリでは、この
共通ソース線SLに接続されるメモリセルが1ブロック
EBを構成し、これらは半導体基板の共通のウェル領域
内に形成されて消去の単位とされる。一方、横方向すな
わち行方向に並んだメモリセルMCのコントロールゲー
トは、行単位で共通のワード線WL11,WL12……
WL1n;WL21,WL22……WL2nにそれぞれ
接続され、1本のワード線に共通に接続された例えば1
28×8個のメモリセルが1セクタを構成し、書込みの
単位とされる。
【0037】各ビット線BLにはYデコーダの選択信号
によりオン、オフ制御されるカラムスイッチQyを介し
てセンスアンプSAが接続されており、データ読出し時
には、ワード線WLが選択レベルにされてメモリセルが
そのしきい値に応じてドレイン電流が流れるか流れない
かによって変化するビット線BLの電位がセンスアンプ
SAにより増幅され、検出される。データ書込み時に
は、書込み制御回路13によりデータレジスタ12に保
持されているデータに応じて、ビット線BLさらにはロ
ーカルドレイン線LDLを介して、ワード線により選択
されているメモリセルのドレインに書込み電圧が印加さ
れる。
【0038】また、書込み時には、供給されたアドレス
に対応した1本のワード線が選択されて10Vのような
書込み電圧が印加される。このとき、ビット線BLに書
込みデータの対応するビットに応じて、それが論理
“0”のときは5Vのような電圧が印加され、論理
“1”のときは0Vの電圧が印加される。そして、ロー
カルドレイン線LDLの電位が5Vであるメモリセルに
おいては、ドレイン電流が流れて発生したホットエレク
トロンがフローティングゲートへ注入されてしきい値が
高い状態(論理“0”)にされる。一方、ビット線BL
の電位が0Vであるメモリセルにおいては、フローティ
ングゲートへの電荷の注入が行なわれず、しきい値は低
い(論理“1”)ままにされる。
【0039】データ消去時には、1ブロックEB内のす
べてのワード線が−11Vのような電位にされるととも
に、このワード線に接続されているメモリセルはそのド
レイン側の選択スイッチMOSFET Qs1がオフさ
れてドレインがオープン状態とされ、ソース側の切替え
スイッチSW1がオフされてソースもオープン状態にさ
れる。また、ウェル領域には10Vのような電圧が印加
される。これによって、1ブロック内のすべてのメモリ
セルは、フローティングゲートからウェル領域へ電荷の
引き抜きが行なわれてしきい値が低い状態(論理
“1”)にされる。
【0040】なお、データ読出し時には、全てのビット
線BLが1.0Vのような電位Vpcにプリチャージさ
れた後、供給されたアドレスに対応した1本のワード線
が選択されて電源電圧(例えば3.3V)のような電圧
が印加される。また、ソース側の切替えスイッチSW1
が接地電位側に切り替えられて、共通ソース線SLを介
してローカルソース線LSLに0Vの電圧が印加され
る。これによって、選択されたワード線に接続されたメ
モリセルは、そのしきい値に応じてしきい値が低いとき
は電流が流れてビット線BLの電位が下がり、しきい値
が高いときは電流が流れないためビット線BLの電位が
プリチャージレベルに維持される。そして、この電位が
センスアンプSAによって増幅、検出される。
【0041】図4(A),(B)には本実施例のフラッ
シュメモリ回路におけるメモリセルの構造と書込みおよ
び消去時のバイアス状態の例を示す。また、図5には書
込み後と消去後におけるメモリセルのしきい値の分布を
示す。特に制限されるものでないが、本実施例のフラッ
シュメモリでは、データ“0”がメモリセルのしきい値
の高い状態に対応され、データ“1”がメモリセルのし
きい値の低い状態に対応されている。
【0042】この実施例においては、図4に示されてい
るように、本実施例のフラッシュメモリに使用されるメ
モリセルは、コントロールゲートCGとフローティング
ゲートFGを有する2層ゲート構造のMOSFETであ
る。この実施例では、データの書込み時に書込みデータ
“0”に対応するビットのメモリセルには、図4(A)
に示すようにコントロールゲートCGに10Vのような
正の高電圧が印加され、ソースは0V、ドレインは5V
のような電圧が印加されることでドレイン電流が流れ、
発生したホットエレクトロンをフローティングゲートF
Gに注入してしきい値を高くする方式が採用されてい
る。ただし、ここでウェルにも負電圧を印加することで
書込みを速くさせるようにすることも可能である。
【0043】また、データの消去時には、図4(B)に
示すように、ソースおよびドレインはオープン(電位的
にフローティング)にしておいて、コントロールゲート
CGに−11Vのような負の高電圧を、またウェル(基
板)には10Vのような正の高電圧を印加して、FNト
ンネルでフローティングゲートFGの電荷を引き抜いて
ブロック単位で消去を行なうようにされる。ただし、ウ
ェルの電位を低くしてその分コントロールゲートCGの
負電圧を大きくすることで、ワード線単位の消去を行な
わせるようにすることも可能である。
【0044】さらに、この実施例においては、消去動作
でメモリセルのしきい値を高い状態から低い状態にする
際に、ウェルを共通にするブロック全体のメモリセルに
対して一括して図4(B)のような電圧を印加して電荷
の引き抜きを行なうため、もともとしきい値の低いメモ
リセルは、図5に符号Dで示すように、しきい値が下が
り過ぎることがある。しかし、メモリセルのしきい値が
0V以下に下がるとワード線を非選択レベル(0V)に
している状態でもメモリセルにドレイン電流が流れてし
まい、ローカルドレイン線LDLを共通にする選択メモ
リセルの正確な読出し動作を行なうことができない。
【0045】そこで、この実施例では、しきい値が下が
り過ぎたメモリセルのしきい値を少しだけ上げてやるポ
スト消去という動作も行なうようにされている。図4
(C)には、ポスト消去が行なわれるメモリセルのバイ
アス状態を示す。ポスト消去は書込みの一種であるがし
きい値は大きく変化させたくないので、ポスト消去で
は、コントロールゲートCGに10Vよりも低い例えば
4Vのような正の高電圧を印加し、ソースには0V、ド
レインには書込みと同じ5Vのような電圧を印加するこ
とでドレイン電流を流し、発生したホットエレクトロン
をフローティングゲートFGに注入してしきい値をわず
かに高くすることが行なわれる。
【0046】次に、実施例のフラッシュメモリ回路にお
ける書込みの手順を、図6を用いて説明する。
【0047】書込み動作が開始されると、先ず1ワード
線分の書込みデータがデータレジスタ12に転送され、
保持される(ステップS1)。次に、ワード線WLが選
択レベル(10V)に立ち上げられてから、データレジ
スタ12に保持されている書込みデータに応じてそれが
“1”のときは対応するビット線を飛ばして、データ
“0”に対応するビット線にのみ書込みドレイン電圧
(5V)が順次シフトするように印加されて行く(ステ
ップS2)。1ワード線分の書込みが終了するとワード
線WLがベリファイのための読出しレベルに設定され
て、1ワード線のデータが読み出される(ステップS
3)。そして、読み出されたデータは書込みデータを比
較されて一致しているか判定(ベリファイ)される(ス
テップS4)。
【0048】ベリファイの結果、データが不一致と判定
されるとステップS5で再書込みデータを生成してステ
ップS1へ戻り、完全に一致するまで上記処理を繰り返
す。ここで、再書込みデータとは、最初の1セクタの書
込みデータのビット“0”のうち未書込みすなわちベリ
ファイ読出しデータが“0”に変わっていないビットの
み“0”にしたデータを意味する。具体的には、例えば
書込みデータが“00001111”で、ベリファイ読
出しデータが“01101111”(センスアンプのデ
ータは“10010000”)であった場合、再書込み
データは“01101111”となる。
【0049】このような再書込みデータの生成は、この
実施例のフラッシュ内蔵マイコンでは、CPUがソフト
的に行なうようになっているが、ベリファイ読出しデー
タから再書込みデータの生成をハードウェアで行なうよ
うに構成することもできる。なお、上記具体例として示
した書込みデータは8ビットであるが、これは理解を容
易にするため作った仮想的な書込みデータであり、本実
施例においてデータレジスタ12に保持される書込みデ
ータは、例えば128バイト(1024ビット)のよう
な1ワード線分のメモリセルの数に対応したビット数の
データとされる。
【0050】一方、上記ステップS4でベリファイの結
果、データが一致したと判定されると、ステップS6へ
移行して次のセクタに書き込むデータがあるか否かを判
定し、データがあれば次のステップS7でアドレスをイ
ンクリメント(+1)してからステップS1へ戻って上
記処理を繰り返し、全てのデータの書込みが終了した時
点で書込み動作を終了する。
【0051】次に、本実施例のフラッシュメモリ回路に
おける上記ステップS2での詳細な書込み動作を、図7
のタイミングチャートを用いて説明する。図7におい
て、左側に示されている“0”,“1”の数字は、書込
みデータの論理を表わす。すなわち、“0”は対応する
メモリセルのしきい値を高くすることを意味し、“1”
はしきい値を低いままに保持することを意味する。ま
た、図7において、各書込みデータの右側のパルス波形
はビット線BLに印加される電圧波形(以下、書込みパ
ルスと称する)を表わしている。さらに、Iwは上記デ
ータの書込み中における書込み電流の総和である。
【0052】本実施例においては、図7に示されている
ように、書込みデータ“0”,“1”に応じて、それが
“0”の時は書込みパルスを印加し、“1” の時は書
込みパルスを印加しないとともに、データ“0”に対応
した各書込みパルスは順番にクロックφの半周期ずつず
らしてビット線に印加するようにしている。図7からも
分かるように、本実施例では、書込み電流の総和Iwの
変動は比較的少ない。
【0053】比較のため、図8(A)に書込みパルスを
1ビットずつずらす従来の書込み方式のタイミングチャ
ートを示す。図8(A)から明らかなように、この従来
方式は、書込みデータのいかんにかかわらず各ビット線
を順番に選択する方式であるため、データ“0”に対応
するビット線では書込みパルスが印加され、データ
“1”に対応するビット線では書込みパルスが印加され
ないこととなる。そのため、トータルの書込み時間は、
本発明の実施例の方が従来方式に比べてデータ“1”の
ビット数の分だけ短くなる。
【0054】また、それに応じて書込み電流の総和Iw
の変動も本発明の実施例の方が従来方式に比べて小さく
なる。すなわち、1ビットのメモリセルに対する書込み
電流は、ドレイン電圧を一定に保ってもしきい値が高く
なるにつれて電流が流れにくくなるため、図8(B)の
ように書込みの始めに大きな電流が流れ、その後減少す
るように変化するので、データの“1”,“0”にかか
わらず書込みパルスを印加する方式では、書込みパルス
が印加されるビットの間隔が広くなることがあり、それ
によって図8(A)のように書込み電流の総和Iwの変
動が大きくなる。
【0055】また、図9には、書込みパルスはずらさず
に1バイト単位で順番に書込みを行なう従来方式のタイ
ミングチャートを示す。なお、図9において、書込み電
流の総和Iwの変化を示す実線Aは書込みビット数が多
い場合、実線Bは書込みビット数が少ない場合の書込み
電流の変化を示す。図9から明らかなように、この従来
方式も、書込みデータのいかんにかかわらずバイト単位
で書込みパルスを印加する方式であるため、トータルの
書込み時間は、本発明の実施例の方が従来方式に比べて
データ“1”のビット数の分だけ短くなる。また、デー
タ“0”に対応するビット線では書込みパルスが印加さ
れ、データ“1”に対応するビット線では書込みパルス
が印加されないこととなるため、1バイトの中に“0”
のビットが多い時の書込み電流と1バイトの中に“0”
のビットが少ない時の書込み電流とに差が生じ、しかも
その差が書込みデータによってかなり大きく変動するこ
ととなる。
【0056】チップ内部に書込み電圧発生のためチャー
ジポンプなどからなる昇圧回路を有するフラッシュメモ
リにおいては、書込み電流の変動が大きいとそれに応じ
て書込み電圧も変動し易くなり、それによって安定した
書込みが行なえなくなるおそれがある。また、書込み電
流の変動が大きいとそれに対応できるように予め昇圧回
路を設計しておく必要もある。従って、本発明を適用す
ることで書込み電流の変動を少なくすることができ、こ
れによって安定した書込みが行なえるようになるととも
に、昇圧回路の設計も容易となる。
【0057】次に、上記のようなデータ“1”に対応し
たビットを飛ばして行なう書込みを可能にする書込み制
御回路の具体例を、図10を用いて説明する。なお、図
10の回路は、図2におけるデータレジスタ12および
書込み制御回路13に相当するものである。
【0058】図10に示されているように、データレジ
スタ12は、一旦センスアンプにラッチされた書込みデ
ータの各ビットを、ビット線BLを介して取り込むため
の伝送MOSFET TM1,TM2,TM3……と、
互いに入出力端子が結合された一対のインバータからな
るラッチ回路LT1,LT2,LT3……とにより構成
されている。また、書込み制御回路13は、書込み制御
用のシフトレジスタ31と、上記データレジスタ12に
ラッチされた書込みデータの各ビットが“1”か“0”
かを判定してそれに応じて上記シフトレジスタ31の各
段のシフト動作を制御するデータ判定&シフト制御回路
32と、該データ判定&シフト制御回路32からのシフ
トクロックと上記データレジスタ12の各ラッチ回路L
T1,LT2,LT3……の保持データとをそれぞれ入
力とするANDゲートG1,G2,G3……と、10V
のような書込み電圧Vppを電源電圧とし上記ANDゲ
ートG1,G2,G3……の出力を受けてそれぞれ対応
するビット線BLを駆動するライトアンプWA1,WA
2,WA3……とから構成されている。
【0059】図10に示した符号A,B,C,D,Eは
ビット線BLに接続されている。図10におけるYwは
書込みデータの入力タイミング信号である。
【0060】上記データ判定&シフト制御回路32は、
上記データレジスタ12の各ラッチ回路LT1,LT
2,LT3……の保持データを一方の入力とし前段の出
力を他方の入力とするイクスクルーシブORゲートEO
Riと、該イクスクルーシブORゲートEORiの出力
を反転するインバータINViと、クロックφ1,φ2
によって該インバータINViの出力または上記イクス
クルーシブORゲートEORiの出力を択一的に選択し
て上記シフトレジスタ31の各段にシフトクロックとし
て供給する伝送MOSFET Ti1,Ti2とから構
成されている。
【0061】なお、上記各段のイクスクルーシブORゲ
ートEORiのうち初段のイクスクルーシブORゲート
EOR1は、一方の入力端子に前段のイクスクルーシブ
ORゲートEOR(i-1)の出力が入力される代わりに、
接地電位が印加されている。これによって、初段のイク
スクルーシブORゲートEOR1は、データレジスタ1
2のラッチ回路LT1の保持データが“0”のときは出
力信号が“1”となり、ラッチ回路LT1の保持データ
が“1”のときは出力信号が“0”となる。また、2段
目以降のイクスクルーシブORゲートEORiは、対応
するラッチ回路LTiの保持データが“0”のときは前
段のイクスクルーシブORゲートEOR(i-1)の出力を
反転して出力し、ラッチ回路LT1の保持データが
“1”のときは前段のイクスクルーシブORゲートEO
R(i-1)の出力をそのまま出力するように動作する。
【0062】データ判定&シフト制御回路32のクロッ
ク伝送MOSFET Ti1,Ti2を制御するクロッ
クφ1,φ2は、図11に示すように、互いにハイレベ
ルの期間が重ならないようにされ位相が180°ずれた
クロックである。これによって、書込み制御用のシフト
レジスタ31の各段には、対応するイクスクルーシブO
RゲートEORiの出力がハイレベルのときはクロック
φ1の立上がりに同期してハイレベルに変化し、φ2の
立上がりに同期してロウレベルに変化するクロック(例
えば図11のφa,φe)が供給される。対応するイク
スクルーシブORゲートEORiの出力がロウレベルの
ときはクロックφ2の立上がりに同期してハイレベルに
変化し、φ1の立上がりに同期してロウレベルに変化す
るクロック(例えば図11のφb,φc,φd)が供給
される。
【0063】また、書込み制御用のシフトレジスタ31
の初段には、図12に示すように例えばクロックφ1の
ほぼ2倍の周期を有する書込みパルスPwが入力されて
おり、上記データ判定&シフト制御回路32からのクロ
ックφa,φb,φc,φd,φe……によって、前段
からの書込みパルスPwを順次後段へ伝達して行くよう
に動作される。また、同じタイミングで変化するクロッ
クが連続しているところ(例えばφb,φc,φd)で
は、書込み制御用のシフトレジスタ31の各段の間でレ
ーシングを起こして最初の段の入力パルスがその後ろの
すべての段にラッチされるように動作する。図12の符
号a〜jの波形は書込み制御シフトレジスタ31の各段
の出力、符号A〜Jの波形はビット線に印加される書込
みパルスである。
【0064】図12に符号a〜jで示す波形のように、
書込みデータのうち“0”のビットのところでは、伝達
書込みパルスがクロックφ1(φ2)の半周期だけ遅
れ、書込みデータのうち“1”のビットのところでは、
伝達書込みパルスは遅れを持たずにそれぞれ伝達され
る。その結果、図12に符号A〜Jで示す波形のよう
に、ビット線に印加される書込みパルスは順次クロック
φ1(φ2)の半周期だけずれたパルスとなり、図7に
示した波形と一致する。
【0065】図13には、上記データ判定&シフト制御
回路32を制御するクロックφ1,φ2を生成する回路
の例が示されている。このクロック生成回路は、図1に
おけるフラッシュメモリFLASHまたはフラッシュメ
モリコントローラFLCに設けられる。図13に示され
ているように、この実施例クロック生成回路は、内部発
振器OSCまたは外部から供給される基準クロックφを
分周する可変分周回路41と、該可変分周回路41にお
ける分周比をCPUによって設定するためのレジスタ4
2と、該レジスタ42の設定値cw0,cw1,cw2
をデコードして上記可変分周回路41に対する分周比変
更のための制御信号を生成するデコーダ43と、可変分
周回路41で分周されたクロックに基づいて互いにハイ
レベルの期間が重ならず同一周期を有するクロックφ
1,φ2を生成するクロックドライバ44とにより構成
されている。なお、可変分周回路41における分周比を
指定する値を設定するためのレジスタ42に設定する値
は、不揮発性メモリ内の所定のメモリセルに記憶するよ
うにすることができる。
【0066】このように、可変分周回路41を設けて、
生成されるクロックφ1,φ2の周期を変えることがで
きるように構成し、それを次に説明する書込みパルス生
成回路(図15参照)に供給することによって、書込み
パルス生成回路により生成される基準となる書込みパル
スPwのパルス幅を変えることができるようになる。図
14には、図12に示されているようなタイミングで書
込みパルスを生成している場合に、上記クロックφ1,
φ2の周期を2倍にしたときの波形を示す。図12と図
14とを比較すると明らかなように、図14では上記ク
ロックφ1,φ2の周期が図12のものの2倍とされ、
書込みパルスPwも2倍となっている。
【0067】フラッシュメモリを構成する記憶素子は製
造ばらつきにより最適な書込み時間がずれることがある
が、上記のように書込みパルスの幅を変えてやることで
記憶素子(デバイス)の特性に応じた時間で書込み処理
を行なうことができる。また、フラッシュメモリでは記
憶素子間のばらつきにより1回の書込み処理ですべての
記憶素子のしきい値を所望のレベルに変化させることが
できず、再度書込みを行なうことがあるが、その場合す
でにしきい値が変化しているので2回目の書込みを1回
目よりも長い書込みパルスで行なうのが望ましいので、
上記のように書込みパルスPwの幅を変えてやることで
複数回書込みを最適に行なうことができるようになる。
記憶素子の書込み特性は、対数時間に対してしきい値電
圧の変化量が直線的であるためである。
【0068】図15に示す書込みパルス生成回路は、上
記クロックφ1,φ2によってシフト動作されるシフト
レジスタ51と、該書込みパルス生成回路における重ね
合わせビット数をCPUによって設定するためのレジス
タ52と、該レジスタ52の設定値pw0,pw1,p
w2をデコードするデコーダ53と、上記シフトレジス
タ51の所定の段から取り出された信号と上記デコーダ
53の出力信号とを入力とするANDゲートやNORゲ
ートからなるパルス調整回路54とから構成されてい
る。なお、上記書込み電圧が並行して印加されるビット
線の数を指定する値を設定するためのレジスタ52に設
定する値は、不揮発性メモリ内の所定のメモリセルに記
憶するようにすることができる。
【0069】なお、図15において、55はコントロー
ルレジスタなどに設けられた書込みフラグであって、C
PUによってこの書込みフラグ55に「1」がセットさ
れると、シフトレジスタ51が有効に動作するようにさ
れている。具体的には、前記データレジスタ12に1ワ
ード線分の書込みデータ(例えば128バイト)を転送
した後、CPUが書込みフラグ55に「1」をセットす
ることで、上記書込みパルス生成回路が起動され、書込
みパルスの生成が開始される。上記書込みパルス生成回
路は、図1におけるフラッシュメモリFLASHまたは
フラッシュメモリコントローラFLCに設けられる。
【0070】図16および図17には、図12に示され
ている書込み重ね合わせビット数が「4」である場合と
クロックφ1,φ2の周期が同一で、書込み重ね合わせ
ビット数を「8」にしたときと「2」したときの波形を
それぞれ示す。図12と図16および図17の各図の波
形を比較すると明らかなように、図12では周期T4に
おいてA,B,E,Hの4つの書込みパルスが重なって
いるのに対し、図16では周期T8においてA,B,
E,H,I,K,L,Mの8つの書込みパルスが、図1
7では周期T2においてA,B、周期T3においてB,
E、周期T4においてE,H、周期T5においてH,I
のように2つの書込みパルスが重なっているのが分か
る。
【0071】上記以外にも、レジスタ42の設定値cw
0〜cw2やレジスタ52の設定値pw0〜pw2を変
えることで、例えば書込み重ね合わせビット数を「6」
に設定することにより6つの書込みパルスが重ね合わさ
るようしたり、クロックφ1,φ2の周期を2倍、4
倍、8倍……として書込みパルス幅を変えることができ
る。表1にレジスタ42の設定値cw0〜cw2とクロ
ックφ1,φ2の周波数との関係、レジスタ52の設定
値pw0〜pw2と書込み重ね合わせビット数との関係
およびこれらと書込みパルス幅との関係を示す。
【0072】
【表1】
【0073】なお、レジスタ42および52の設定値c
w0〜cw2,pw0〜pw2は、システムの立上がり
時等に予め測定して得られている記憶素子の特性に応じ
て最適な値に初期設定しておくようにしても良いし、あ
るいは前述したように再書込みの時にダイナミックに変
更するようにしてもよい。次に、そのような制御の例を
図18のフローチャートを用いて説明する。
【0074】この実施例の書込み制御においては、書込
み動作が開始されると、先ず書込みパルスの印加繰返し
回数を計数するカウンタの計数値nを「1」に設定する
(ステップS11)。そして、次のステップS12で
は、上記繰返し回数カウンタの値nを参照して、nの値
に応じて前記重ね合わせビット数設定用レジスタ52の
設定値pw0,pw1,pw2を決定して設定する。具
体的には、nの値が小さいほど重ね合わせビット数を少
なくする。
【0075】次に、ワード線分の書込みデータをデータ
レジスタ12に転送し、保持させる(ステップS1
3)。そして、ワード線WLが選択レベル(10V)に
立ち上げられてから、データレジスタ12に保持されて
いる書込みデータに応じてそれが“1”のときは対応す
るビット線を飛ばして、データ“0”に対応するビット
線にのみ書込みドレイン電圧(5V)が順次シフトする
ように印加して行く(ステップS14)。このとき、図
15のパルス調整回路54では、ステップS12で設定
した重ね合わせビット数設定用レジスタ52の設定値p
w0,pw1,pw2に従って、基準となる書込みパル
スの幅を調整する。すると、これを受けた図10の書込
み制御回路13が設定された重ね合わせ数に応じて各書
込みパルスが一部重なるような書込みパルスの生成を行
なう。
【0076】上記のようにして1ワード線分の書込みが
終了するとワード線WLがベリファイのための読出しレ
ベルに設定されて、1ワード線のデータが読み出される
(ステップS15)。そして、読み出されたデータは書
込みデータを比較されて一致しているか判定(ベリファ
イ)される(ステップS16)。
【0077】ベリファイの結果、データが不一致と判定
されるとステップS17で再書込みデータを生成しさら
にステップS18で前記繰返し回数nをインクリメント
(+1)してステップS12へ戻り、完全に一致するま
で上記処理を繰り返す。
【0078】そして、上記ステップS16でベリファイ
の結果、データが一致したと判定されると、ステップS
19へ移行して次のセクタにデータを書込むか否かすな
わち全てのセクタへのデータ書込みが終了したか否かを
判定し、終了していなければ次のステップS20でアド
レスをインクリメント(+1)してからステップS11
へ戻って上記処理を繰り返し、全てのセクタへのデータ
の書込みが終了した時点で書込み動作を終了する。
【0079】以上、重ね合わせビット数設定用レジスタ
52を使用して書込みパルスを生成する制御について説
明したが、同様にして、図13の分周比設定用レジスタ
42の設定値cw0,cw1,cw2を書込みパルス印
加繰返し回数に応じて設定して上記可変分周回路41に
おける分周比を変更し、可変分周回路42で分周された
クロックに基づいて互いにハイレベルの期間が重ならず
同一周期を有するクロックφ1,φ2を生成し、それを
図15の書込みパルス生成回路に供給することによっ
て、書込みパルス生成回路により生成される基準となる
書込みパルスPwのパルス幅を変えるようにしてもよ
い。
【0080】以上、書込みデータに応じてそれが“1”
のときは飛ばして“0”のビットのみ連続して書き込ん
で行くとともに、複数のビットの書込みパルスを重ね合
わせることでトータルの書込み所要時間を短くした実施
例について説明したが、本発明は、例えば図19のよう
に書込みパルスの重ね合わせは行なわずに、書込みデー
タが“1”のビットは飛ばして“0”のビットのみ連続
して書き込んで行く単純スキップ方式のみでも、従来の
書込みビットをスキップしない方式に比べて書込み所要
時間を短縮するとともに、書込み電流の変動量を小さく
できるという効果が得られる。
【0081】また、書込みパルスの重ね合わせを行なう
場合にも、前記実施例のように1ビットごとにクロック
の半周期ずつずらす方式ではなく、図20(A)に示す
ようなタイミングで複数のビットの書込みパルスを重ね
合わせたり、あるいは図20(B)に示すように、複数
のビットの書込みパルスを重ね合わせかつクロックの半
周期ずつずらして書込みパルスを生成して行く方式を採
用しても良い。ただし、この場合においても、書込みデ
ータが“1”のビットは飛ばして“0”のビットのみ連
続して書き込んで行くものとする。
【0082】図21には、図2における書込み制御回路
13の他の実施例を示す。この実施例の書込み制御回路
は、基本的には図10に示されている実施例の回路と類
似している。図10の回路ではメモリアレイのビット線
の数に対応してシフトレジスタ31の段数を決定し、シ
フトレジスタ31の各段に対応してイクスクルーシブO
RゲートEORiとインバータINViと伝送MOSF
ET TM1i,TM2iからなる論理回路ユニットL
Uiを並べることでデータ判定&シフト制御回路32を
構成しているため、回路規模が非常に大きくなってい
る。
【0083】そこで、この実施例では、図21のように
図10の回路における論理回路ユニットLUiとシフト
レジスタの各段を、4本のビット線に1個の割合でそれ
ぞれ設けるとともに、データレジスタ12との間に第1
の選択回路(マルチプレクサ)SEL1を、またライト
アンプ列WA1,WA2,WA3……との間に第2の選
択回路(デマルチプレクサ)SEL2を設けて論理回路
ユニットを複数ビットで共有するように構成すること
で、回路規模の縮小を図っている。各ビット線毎に論理
回路ユニットを設けると、ビット線が密になった場合に
ビット線に合わせて論理回路ユニットをレイアウトする
ことがが非常に困難になるが、論理回路ユニットを複数
のビット線で共有することで論理回路ユニットの数を減
らすことができ、論理回路ユニットのレイアウトが容易
となる。なお、選択回路SEL1,SEL2は、各々4
個を1組とした伝送MOSFETにより構成されてお
り、各組を構成する4個の伝送MOSFETはそれぞれ
選択制御信号sel0,sel1,sel2,sel3
によってオン、オフ制御される。
【0084】この実施例においては、図22に示すよう
に、選択制御信号sel0,sel1,sel2,se
l3を順番に1つだけハイレベルにし、そのハイレベル
の期間に書込みパルスPwをシフトレジスタ31の初段
から最終段までシフトさせることで順次書込みを行な
う。このとき、データ判定&シフト制御回路32の作用
により書込みデータが“1”のビットは飛ばして“0”
のビットのみが連続して書き込まれていく。つまり、メ
モリアレイの各ビット線は4つおきに選択されてそのグ
ループの中で、図11および図12のようなタイミング
で書込みパルスが印加されていく。
【0085】そして、この実施例の場合においても、デ
ータ判定&シフト制御回路32を制御するクロックφ
1,φ2を生成する回路として図13のような構成を有
する回路を、また書込みパルスPwを生成する書込みパ
ルス生成回路として図15のような構成を有する回路を
用いることにより、書込みパルス幅を変えたり重ね合わ
せビット数を変えたりすることができる。
【0086】図23には、図2における書込み制御回路
13のさらに他の実施例を示す。図10に示されている
実施例の書込み制御回路では、データ判定&シフト制御
回路32がデータレジスタ12にラッチされている書込
みデータのビットの“0”または“1”および前段の出
力信号に応じてクロックφ1またはφ2のいずれかを選
択して、選択されたクロックで書込みパルスPwをシフ
トするシフトレジスタ31をシフト動作させることで、
図12に示されているように半周期ずつずれた連続書込
みパルスA〜Iを生成している。
【0087】これに対し、図23の実施例の書込み制御
回路は、書込みパルスPwをシフトするシフトレジスタ
31を、マスタラッチM−LTとスレーブラッチS−L
Tからなるマスタ・スレーブ型フリップフロップで構成
するとともに、本来のシフトパスをバイパスするスルー
パスとシフトパスまたはスルーパスのいずれを通過させ
るか選択する選択回路SELiを、シフトレジスタの各
段に設けている。そして、マスタラッチM−LTとスレ
ーブラッチS−LTをクロックφ1とφ2でそれぞれラ
ッチ動作させるとともに、各段の選択回路SELiをデ
ータレジスタ12にラッチされている書込みデータの対
応するビットで制御し、ビットのデータが“0”のとき
はシフトパスを、またビットのデータが“1”のときは
スルーパスを選択する。さらに、データが“0”の場合
にのみマスタラッチM−LTに取り込まれた書込みパル
スをANDゲートGiを介して対応するビット線に印加
するように構成している。
【0088】上記のような構成を有する書込み制御回路
を用いても図12に示されているような半周期ずつずれ
た連続書込みパルスA〜Iを生成することができる。こ
の実施例の場合においても、シフトレジスタ31を制御
するクロックφ1,φ2を生成する回路として図13の
ような構成を有する回路を、また書込みパルスPwを生
成する書込みパルス生成回路として図15のような構成
を有する回路を用いることにより、書込みパルス幅を変
えたり重ね合わせビット数を変えたりすることができ
る。なお、図24に、上記マスタラッチM−LT、スレ
ーブラッチS−LTおよび選択回路SELiのより具体
的な回路例を示す。図24の回路はいずれも一般的な回
路であるので、詳しい構成および動作の説明は省略す
る。
【0089】なお、図23の実施例においても、図21
の実施例と同様に、データレジスタ12との間に第1の
選択回路(マルチプレクサ)SEL1を、またライトア
ンプ列WA1,WA2,WA3……との間に第2の選択
回路(デマルチプレクサ)SEL2を設けてシフトレジ
スタの1つのシフト段を複数ビットで共有するように構
成することで、回路規模の縮小を図ることが可能であ
る。
【0090】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば図1
5の書込みパルス生成回路では、クロックφ1,φ2と
書込みパルスPwとを連動させかつレジスタ52の設定
値で書込みパルスの重ね合わせビット数を変更するよう
にしているが、クロックφ1,φ2と書込みパルスPw
とを連動させずに、書込みパルス幅一定の下でクロック
φ1,φ2の周期を変えて重ね合わせビット数を変更さ
せるように構成しても良い。その場合、レジスタ42の
設定値でクロックφ1,φ2の周期を変更し、レジスタ
52の設定値で書込みパルス幅を変更するように書込み
パルス生成回路を構成することができる。
【0091】以上、本発明の実施例を書込み動作を例に
して説明してきたが、前記ポスト消去において実施する
ようにしても良い。ポスト消去の場合、対象ビット数が
少ないので本発明の適用による時間短縮の効果はより大
きい。
【0092】また、前記実施例では複数のメモリセルの
ドレインがそれぞれローカルドレイン線に接続されたい
わゆるDiNOR型のフラッシュメモリに適用した場合
について説明したが、複数のメモリセルが直列に接続さ
れてなるいわゆるNOR型のフラッシュメモリや複数の
メモリセルのソース、ドレインがそれぞれローカルソー
ス線とローカルドレイン線に接続されたいわゆるAND
型のフラッシュメモリなどにも適用することができ、同
様の効果を得ることができる。
【0093】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるフラッ
シュメモリを内蔵したマイクロコンピュータに適用した
場合について説明したが、この発明はそれに限定される
ものでなく、単体のフラッシュメモリなどの不揮発性記
憶メモリに広く利用することができる。
【0094】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
【0095】すなわち、この発明に従うと、書込みデー
タのビットが論理“1”または論理“0”のときはその
ビットを飛ばして論理“0”または論理“1”のビット
に対応したビット線に対してのみ順次上記書込み電圧を
印加して行くため、書込みデータが論理“1”(もしく
は論理“0”)であるビットの書込み時間の分だけトー
タルの書込み所要時間を短縮可能な不揮発性メモリおよ
びそれを内蔵したマイクロコンピュータを実現すること
ができる。
【0096】また、各サイクルでそれぞれデータの書込
みが実行されるつまり書込みがなされないサイクルが生
じないため、従来方式に比べて書込み電流の変動が少な
くなり、これによって昇圧回路の発生電圧の変動を小さ
くなって安定した書込みが行なえる不揮発性メモリおよ
びそれを内蔵したマイクロコンピュータを実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したフラッシュメモリを内蔵した
マイクロコンピュータの一実施例の概略を示す全体ブロ
ック図である。
【図2】本発明を適用したフラッシュメモリ回路部の構
成例を示すブロック図である。
【図3】フラッシュメモリ回路のメモリアレイの具体的
な構成例を示す回路図である。
【図4】フラッシュメモリの記憶素子の代表的な構造と
書込み、消去およびポスト消去の動作時の印加電圧の例
を示す説明図である。
【図5】フラッシュメモリにおける書込み後と消去後に
おけるメモリセルのしきい値の分布の一例を示す説明図
である。
【図6】本発明に係るフラッシュメモリにおける書込み
手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】実施例のフラッシュメモリ回路における書込み
動作時の各ビット線への書込みパルスの印加タイミング
の一例を示すタイミングチャート、並び書込み電流特性
を示す電流波形図である。
【図8】従来のフラッシュメモリ回路における書込み動
作時の各ビット線への書込みパルスの印加タイミングの
一例を示すタイミングチャート、並び書込み電流特性を
示す電流波形図である。
【図9】従来のフラッシュメモリ回路における書込み動
作時の各ビット線への書込みパルスの印加タイミングの
他の例を示すタイミングチャート、並び書込み電流特性
を示す電流波形図である。
【図10】実施例のフラッシュメモリ回路における書込
み制御回路の具体例を示す回路図である。
【図11】実施例の書込み制御回路における各ビット線
への書込みパルスの印加タイミングを与える信号のタイ
ミングチャートである。
【図12】実施例の書込み制御回路の内部の信号と各ビ
ット線への書込みパルスの印加タイミングを示すタイミ
ングチャートである。
【図13】実施例のデータ判定&シフト制御回路を制御
するクロックを生成する回路の一例を示すブロック構成
図である。
【図14】図12に示されているタイミングで書込みパ
ルスを生成している場合に、クロックの周期を2倍にし
たときの書込みパルスの波形を示すタイミングチャート
である。
【図15】可変分周回路と基準となる書込みパルスを生
成する回路部分の構成例を示すブロック図である。
【図16】各ビット線へ印加される書込みパルスの他の
タイミングの例を示すタイミングチャートである。
【図17】各ビット線へ印加される書込みパルスのさら
に他のタイミングの例を示すタイミングチャートであ
る。
【図18】本発明に係るフラッシュメモリにおける書込
み手順のより具体的な例を示すフローチャートである。
【図19】各ビット線へ印加される書込みパルスのさら
に他のタイミングの例を示すタイミングチャートであ
る。
【図20】各ビット線へ印加される書込みパルスのさら
に他のタイミングの例を示すタイミングチャートであ
る。
【図21】実施例のフラッシュメモリ回路における書込
み制御回路の他の具体例を示す回路図である。
【図22】図21の書込み制御回路の内部の信号のタイ
ミングを示すタイミングチャートである。
【図23】実施例のフラッシュメモリ回路における書込
み制御回路のさらに他の具体例を示す回路図である。
【図24】図23の書込み制御回路を構成するラッチ回
路およびセレクタ回路の具体例を示す回路構成図であ
る。
【符号の説明】
11 メモリアレイ 12 データレジスタ 13 書込み制御回路 14 Xデコーダ 15 Yデコーダ 16 センスアンプ 17 フラッシュメモリの内部制御回路 18 データ入出力回路 19 電源回路 31 書込み制御用のシフトレジスタ 32 データ判定&シフト制御回路 41 可変分周回路 42 分周比設定用レジスタ 43 デコーダ 44 クロックドライバ 51 シフトレジスタ 52 重ね合わせビット数設定用レジスタ 53 デコーダ 54 パルス調整回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 品川 裕 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 鈴川 一文 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 藤戸 正道 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 山木 貴志 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 幕田 喜一 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 和田 正志 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 川尻 良樹 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 Fターム(参考) 5B025 AA03 AB01 AC01 AD04 AD05 AD15 AE05 AE08

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワード線と、複数のビット線と、
    複数の不揮発性記憶素子とを備え、同一行の不揮発性記
    憶素子の制御端子が共通のワード線に接続され同一列の
    不揮発性記憶素子のデータ入出力端子が共通のビット線
    に接続されてなるメモリアレイと、 上記複数の不揮発性記憶素子の書込みデータを保持する
    データレジスタと、該データレジスタに保持されている
    書込みデータに応じて上記ビット線に書込み電圧を印加
    する書込み制御回路と、を備え、上記不揮発性記憶素子
    のしきい値を上記ビット線への書込み電圧の印加で変化
    させてデータを記憶させるように構成された不揮発性メ
    モリにおいて、 上記書込み制御回路は、上記データレジスタに保持され
    ている書込みデータのビットが論理“1”(もしくは論
    理“0”)のときはそのビットを飛ばして論理“0”
    (もしくは論理“1”)のビットに対応したビット線に
    対して順次上記書込み電圧を印加して行くように構成さ
    れていることを特徴とする不揮発性メモリ。
  2. 【請求項2】 上記書込み電圧は、書込み電圧が印加さ
    れるべきいずれか2以上の複数のビット線に並行して印
    加されるように構成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の不揮発性メモリ。
  3. 【請求項3】 上記書込み電圧が並行して印加されるビ
    ット線の数が変更可能に構成されていることを特徴とす
    る請求項2に記載の不揮発性メモリ。
  4. 【請求項4】 上記書込み電圧が並行して印加されるビ
    ット線の数を指定する値を設定するためのレジスタを備
    えていることを特徴とする請求項3に記載の不揮発性メ
    モリ。
  5. 【請求項5】 上記書込み電圧の1回の印加時間が変更
    可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載の不揮発性メモリ。
  6. 【請求項6】 上記書込み電圧の印加時間はクロック信
    号に基づいて決定され、該クロック信号の周期が変更さ
    れることにより上記書込み電圧の印加時間が変更される
    ように構成されていることを特徴とする請求項5に記載
    の不揮発性メモリ。
  7. 【請求項7】 基準クロック信号に基づいて上記周期の
    異なるクロック信号を発生可能な可変分周回路と、該可
    変分周回路における分周比を指定する値を設定するため
    のレジスタとを備え、上記分周比を変えることで上記ク
    ロック信号の周期が変更されるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項6に記載の不揮発性メモリ。
  8. 【請求項8】 上記クロック信号および上記データレジ
    スタに保持されている書込みデータに基づいて、上記書
    込み電圧を順次出力するシフトレジスタを備えているこ
    とを特徴とする請求項6または7に記載の不揮発性メモ
    リ。
  9. 【請求項9】 上記シフトレジスタは、互いに位相が異
    なる2つのクロック信号のいずれかでシフト動作可能に
    構成され、上記データレジスタに保持されている書込み
    データに応じて上記2つのクロック信号のうち供給すべ
    きクロック信号を切り替えて、書込みデータのビットが
    論理“1”(もしくは論理“0”)のときはそのビット
    を飛ばして論理“0”(もしくは論理“1”)のビット
    に対応したビット線に順次書込み電圧を印加して行くよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項8に記載の
    不揮発性メモリ。
  10. 【請求項10】 上記シフトレジスタは、各シフト段に
    スルーパスおよびシフトパスと、該スルーパスとシフト
    パスとを切り替える切替え手段とを備え、上記クロック
    信号によってシフト動作されるとともに上記データレジ
    スタに保持されている書込みデータに応じて上記切替え
    手段が上記スルーパスとシフトパスとを切り替えて、書
    込みデータのビットが論理“1”(もしくは論理
    “0”)のときはそのビットを飛ばして論理“0”また
    は(論理“1”)のビットに対応したビット線に順次書
    込み電圧を印加して行くように構成されていることを特
    徴とする請求項8に記載の不揮発性メモリ。
  11. 【請求項11】 上記シフトレジスタと上記ビット線と
    の間に、上記シフトレジスタの各シフト段の出力信号に
    基づいて複数のビット線のいずれか1つに書込み電圧を
    印加可能にする分配手段を備えていることを特徴とする
    請求項8〜10のいずれかに記載の不揮発性メモリ。
  12. 【請求項12】 上記データレジスタは上記各ビット線
    の本数に対応したビット数の書込みデータを保持可能に
    構成され、該シフトレジスタと上記シフトレジスタとの
    間には、上記データレジスタの複数のビットのうち1つ
    を選択して上記シフトレジスタのいずれかのシフト段に
    供給する選択手段を備えていることを特徴とする請求項
    8〜11のいずれかに記載の不揮発性メモリ。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれかに記載の不
    揮発性メモリと、該不揮発性メモリに対して書込み指令
    を与える制御回路とを内蔵してなることを特徴とする半
    導体集積回路。
  14. 【請求項14】 複数のワード線と、複数のビット線
    と、複数の不揮発性記憶素子とを備え、同一行の不揮発
    性記憶素子の制御端子が共通のワード線に接続され同一
    列の不揮発性記憶素子のデータ入出力端子が共通のビッ
    ト線に接続されてなるメモリアレイと、上記複数の不揮
    発性記憶素子の書込みデータを保持するデータレジスタ
    とを備え、上記不揮発性記憶素子のしきい値を上記ビッ
    ト線への書込み電圧の印加で変化させてデータを記憶さ
    せるように構成された不揮発性メモリのデータ書込み方
    法であって、 上記データレジスタに保持されている書込みデータのビ
    ットが論理“1”(もしくは論理“0”)のときはその
    ビットを飛ばして論理“0”(もしくは論理“1”)の
    ビットに対応したビット線に順次書込み電圧を印加して
    行くことを特徴とする不揮発性メモリのデータ書込み方
    法。
  15. 【請求項15】 上記複数のビット線に対する書込み電
    圧の印加を1通り行なった後、書込みが行なわれた記憶
    素子を含むワード線に接続された記憶素子に対してベリ
    ファイのためのデータ読出しを行なって、未書込みの記
    憶素子があったときは当該未書込みの記憶素子が接続さ
    れているビット線に対してのみ、前の書込み動作時に印
    加した書込み電圧の印加時間と異なる時間で順次書込み
    電圧を印加して行くことを特徴とする請求項14に記載
    の不揮発性メモリのデータ書込み方法。
  16. 【請求項16】 上記ベリファイのためのデータ読出し
    を行なって未書込みの記憶素子があったときは、当該未
    書込みの記憶素子が接続されているビット線に対して、
    前の書込み動作時に印加した書込み電圧と異なる書込み
    電圧を順次印加して行くことを特徴とする請求項15に
    記載の不揮発性メモリのデータ書込み方法。
  17. 【請求項17】 上記書込み電圧が印加されるべきいず
    れか2以上の複数のビット線に並行しながら書込み電圧
    を順次印加して行くことを特徴とする請求項14〜16
    のいずれかに記載の不揮発性メモリ。
  18. 【請求項18】 上記ベリファイのためのデータ読出し
    を行なって未書込みの記憶素子があったときは、当該未
    書込みの記憶素子が接続されているビット線に対して、
    前の書込み動作時に印加した書込み電圧と異なる書込み
    電圧を順次印加して行くとともに、上記複数のビット線
    に並行して印加される書込み電圧の数を前の書込み動作
    時と変えることを特徴とする請求項17に記載の不揮発
    性メモリのデータ書込み方法。
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