JPH0512891A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0512891A
JPH0512891A JP3265187A JP26518791A JPH0512891A JP H0512891 A JPH0512891 A JP H0512891A JP 3265187 A JP3265187 A JP 3265187A JP 26518791 A JP26518791 A JP 26518791A JP H0512891 A JPH0512891 A JP H0512891A
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circuit
write
voltage
memory cell
gate
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JP3265187A
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Hideo Kato
藤 秀 雄 加
Masamichi Asano
野 正 通 浅
Shinji Saito
藤 伸 二 斉
Shigeru Matsuda
田 茂 松
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一の電源で書き込み、消去を可能とした半
導体記憶装置を提供する。 【構成】 単一の電源を昇圧回路で昇圧する。この昇圧
回路からの昇圧した書き込み電位を、メモリセル(トラ
ンジスタ)に加えるに当り、複数のメモリセルの1つず
つに順次時間をずらして書き込むようにするか、又はト
ランジスタの動作点を書き込み電流が小さくなるものと
して、複数のメモリセルに同時に書き込むか、又は昇圧
した書き込み電位の電荷を一旦キャパシタンスに蓄え、
そのキャパシタンスからの電流により複数のメモリセル
に同時に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的に消去可能な不
揮発性トランジスタを使用した半導体記憶装置に関し、
特に、書き込み、消去時に外部の高電圧電源を用いず、
単一のVCC電源で動作する半導体記憶装置に使用して好
適な半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気的に記憶内容を消去し、かつ書き換
えることのできるROMはEEPROM(エレクトリカ
ル・イレーザブル・プログラマブルROM)として知ら
れている。このEEPROMは、記憶内容を消去すると
き、EPROMとは異なり紫外線を用いる必要がない。
このため、ユーザーがシステムを組み、ボード上に実装
した状態で電気的にデータの消去、書き換えを行なうこ
とができる。
【0003】このため、使い易いという観点から、各種
制御用機器やメモリカード用等に需要が急増している。
【0004】従来、半導体集積回路、例えば8ビット構
成でのフラッシュ型EEPROMは、図26に示すよう
に構成されている。
【0005】図26において、A0 〜Ai はローアドレ
ス入力信号であり、ローアドレス・バッファ回路1によ
り増幅・整形されたのちローデコーダ回路2に入力す
る。Bi+1 〜Bj はカラムアドレス入力信号であり、カ
ラムアドレス・バッファ回路3により増幅・整形された
のちカラムデコーダ回路4に入力する。ローデコーダ回
路2は、複数のメモリセルMCを有するメモリセルアレ
イ5の中からワード線WLを1本だけ選択する。カラム
デコーダ回路4は、カラム選択ゲート回路6中のゲート
6Aを選択的に制御して、メモリセルアレイ5のビット
線BLを各I/O毎に1本、都合8本だけ選択する。こ
れによって、メモリセルアレイ5の中から各I/O毎に
1個、都合8個のメモリセルトランジスタMCが選択さ
れる。これらの選択された各メモリセルMCの8つの情
報が各センスアンプ回路7で検知・増幅される。この各
センスアンプ回路7の8つの出力が各出力バッファ回路
8を経てチップ外部へ同時に読出される。
【0006】図26においては、メモリセルアレイ5を
8つのメモリセルアレイユニット(MCAU)5Aから
構成している。各ユニット5Aは簡単のため4ワード線
WL、4ビット線BLを有し、16個のメモリセルMC
と、4つのリファレンスメモリセルRMCを有するもの
として示している。4ビット線BLに対応させてカラム
選択ゲート回路6中のゲート6Aも4つとしている。こ
れらのゲート6Aの1つがカラムデコーダ回路4によっ
てオンさせられる。リファレンスメモリセルRMCは途
中にリファレンスゲートRBTを有するリファレンスビ
ット線RBLを介してセンスアンプ回路(SA)7に接
続されている。
【0007】上記構成のEEPROMにおいては、各動
作時に書き込み制御回路10に加えられているNCEが
“0”とされる。さらに読出動作時にはNOEが“0”
とされる。
【0008】即ち、このような構成のEEPROMに8
ビットデータを書き込む時は、出力バッファ用のパッド
と兼用される書き込みデータ入力用パッド(図示せず)
から、8つのメリセルに書き込むそれぞれ“1”もしく
は“0”の8つのデータを各I/O毎に読み込む。次に
読み込んだデータに応じて書き込み回路10がビット線
BLの電位を設定する。つまり、書き込み回路10は、
書き込みデータが“0”のときは高電位を、“1”のと
きには低電位を、入力アドレス信号により選択されるビ
ット線BLに供給する。このとき、入力アドレス信号に
より選択されるワード線WLにも高電位が出力される。
【0009】即ち、“0”データ書き込みのときは、選
択されたワード線WLと、データを書き込むべきビット
線BLとが高電位となる。これにより、メモリセルMC
のドレインD近傍で発生したホットエレクトロンがメモ
リセルMCの浮遊ゲートFGに注入される。これによ
り、メモリセルMCのしきい値電圧が正方向へシフトさ
れ、“0”データがメモリされる。
【0010】一方、“1”データを書き込む時は、ビッ
ト線BLは低電位となる。これにより、浮遊ゲートFG
へ電子が注入されることはなく、メモリセルMCのしき
い値電圧もシフトしない。これにより、“1”データが
記憶される。
【0011】一方、データを消去する時は、イレーズ制
御回路11からの出力により消去用ゲートEGを高電圧
にして、浮遊ゲートFGに注入されている電子を、F−
N(ファウラ−ノルドハイム)のトンネル効果により消
去用ゲートEGへ放出する。
【0012】図27〜図30はこのようなEEPROM
に用いられている代表的なメモリセルを示す図である。
図27はパターン平面図であり、図28は図27のB−
B′線に沿った断面図、図29は図27のC−C′線に
沿った断面図、図30は等価回路図である。これらの各
図において、31は第1層目の多結晶シリコン層からな
る浮遊ゲート電極、32は第2層目の多結晶シリコン層
からなる消去ゲート電極、33は第3層目の多結晶シリ
コン層からなりワード線を兼ねたコントロールゲート電
極である。また、34,35はN型拡散領域からなるド
レイン、ソース、36はアルミニウム層からなるビット
線、37は上記ドレイン34とビット線36とを接続す
るためのコンタクトホール、38は浮遊ゲートトランジ
スタ部のゲート絶縁膜、39は浮遊ゲート電極31と消
去ゲート電極32との間に設けられた消去ゲート絶縁
膜、40は浮遊ゲート電極31とコントロールゲート電
極33との間に設けられ、O−N−O構造(酸化膜−窒
化膜−酸化膜からなる3層構造)膜からなる絶縁膜、4
1は消去ゲート電極32とコントロールゲート電極33
との間に設けられO−N−O構造膜からなる絶縁膜、4
2は第3層目の多結晶シリコン層をゲート電極とする選
択トランジスタ部のゲート絶縁膜、43はフィールド絶
縁膜、44は層間絶縁膜である。
【0013】このような素子構造のメモリセルの等価回
路は図30に示される。ここにおいて、Sはソース、D
はドレイン、FGは浮遊ゲート、CGはコントロールゲ
ート、EGは消去ゲートである。このメモリセルが各動
作モードを採るときの、各ノードの電位、即ち、コント
ロールゲート電位VCG、ドレイン電位VD 、ソース電位
S 、消去ゲート電位VEG及び浮遊ゲートの状態を第1
表に示す。
【0014】 第 1 表 モード ノード C.G E.G D S F.Gの状態 消 去 0V 高電位 0V 0V 電子を放出する 書き込み 高電位 5V 高電位 0V 電子が注入される 0ライト 書き込み 高電位 5V 低電圧 0V 電子の注入は 1ライト おこらない 読み出し 5V 0V 1V 0V − 即ち、第1表は図30のメモリセル等価回路の各端子の
バイアス状態を示す。
【0015】メモリセルMCからデータを消去するとき
は、第1表からわかるように、コントロールゲートC
G、ドレインD、ソースSをそれぞれ0Vとし、消去用
ゲートEGを高電位(例えば12V)とする。これによ
り、浮遊ゲートFGから、ファウラ・ノルドハイムのト
ンネル効果により、電子が消去用ゲートへ放出される。
この場合、電流はほとんど消費されない。
【0016】また、メモリルMCへデータを書き込む時
は、コントロールゲートCGを高電位、消去用ゲートE
Gを5V、ソースSを0Vとする。さらに、メモリセル
MCへ書き込むデータに応じて、ドレインDを高電位に
したり、低電圧にしたりする。
【0017】また、メモリセルMCのデータを読み出す
時は、コントロールゲートCGを5V、消去用ゲートE
Gを0V、ソースSを0Vとして、ドレインDに約1V
を印加する。このとき、メモリセルがオンするか否か、
即ち、電流を流すかいなかをセンスアンプ7により検知
し、メモリセルMCのデータを出力バッファ8により読
み出す。
【0018】以下に、特に電流を消費する書き込みを中
心に説明する。先ず、メモリセルに“0”データを書き
込む時の動作について詳しく説明する。
【0019】図31は書き込みを説明するために図26
の書き込み制御回路10の一部と、カラムゲートトラン
ジスタ6とメモリセルMCとを抜き出して示した回路で
あり、図32は書き込み時にメモリセルMCに流れるI
PPとドレイン電圧VDDとの関係を示す図である。図31
中のLTは、書き込み回路10の書き込み負荷トランジ
スタを示す。ここで、書き込み負荷トランジスタLT及
びカラム選択ゲートトランジスタ6Aは、書き込み時に
書き込み動作点を制御する抵抗Rとして機能する。即
ち、図32に示すように、書き込み時は、セル特性CC
と上記抵抗Rの負荷特性LCが交差するポイントOP
1,OP2で動作する。
【0020】例えば、書き込み負荷トランジスタLTと
カラムゲートトランジスタ6Aとの合成抵抗Rを2.5
KΩに設定する。但し、一般的に、カラムゲートトラン
ジスタ6Aの抵抗は、データを読み出す時、高速に読み
出す必要から小さく設定している。このため、抵抗Rは
主として書き込み負荷トランジスタLTで決定される。
【0021】今、書き込み負荷トランジスタLT及びカ
ラムゲートトランジスタ6Aのゲート電圧をそれぞれ昇
圧して、外部書き込み電源VPP(=12.5V)以上に
したとする。このとき、メモリセルMCのドレインには
外部電源電圧VPPがドロップすることなくそのまま加え
られる。この時の、負荷特性はLC1で示される。この
とき、セル特性CCと負荷特性LC1とが交差する動作
点OP1では、第27図に示すように、書き込み電流I
PPは1.2mAとなる。即ち、8ビット同時にすべてのメ
モリセルに“0”データを書き込む時は、1.2mA×8
ビット=9.6mAの書き込み電流が流れる。今、書き込
み負荷トランジスタLTのドレインには外部の書き込み
用電源VPPが直接接続されるためこの書き込み電流はチ
ップ外部の書き込み用電源VPPから供給されている。
【0022】また、カラムゲートトランジスタ6A及び
書き込み負荷トランジスタLTのそれぞれゲートを、書
き込み電源VPP以上に昇圧せず、VPP電位がそのまま出
力されるようにしてもよい。この場合、メモリセルMC
のドレイン電圧はVPPから書き込み負荷トランジスタL
Tのしきい値分ドロップする。このため負荷特性はLC
2で表わされる。動作点OP2では0.5mAの書き込み
電流が流れる。
【0023】このように、書き込み時の動作点を変える
ことにより、書き込み時の書き込み電流を変えることが
できる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】現在、前記の説明のよ
うなメモリセル構造をもつメモリLSIは、使い易さの
点から需要が増加している。しかしながら、システムを
組む場合、電源としてVCC,VSSの他にVPPという書き
込み用電源が必要となる。このため、その構成が複雑に
なるのが避けられない。
【0025】また、電源として電池を用いたシステムも
考えられており、VCC,VSSの2電源で動作するEEP
ROMの要求も高まっている。
【0026】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的は、書き込み用の電源として単一の電源のみを
備えつつも、特に書き込み時に流れる書き込み電流の低
減を可能として、安定した読み出し、書き込み、及び消
去の各動作を実現できる不揮発性半導体メモリを提供す
ることにある。
【0027】
【発明の構成】
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の半導体記
憶装置は、前記第1の半導体記憶装置において、1つの
メモリセルが1つの不揮発性トランジスタにより構成さ
れ、そのトランジスタは電気的にデータの書き換えが可
能であり、前記メモリセルが行方向及び列方向に複数個
配列されたメモリセルアレイを有する半導体記憶装置に
おいて、前記メモリセル中のデータを検知する複数のデ
ータ検知回路と、前記各データ検知回路に1つ宛接続さ
れた複数の出力バッファ回路と、前記メモリセルにある
データを書き込みの際に書き込み電圧を加える複数の書
き込み回路と、前記複数の書き込み回路のうちの予め定
めた数のものを時間をずらして順次活性化する書き込み
制御回路と、前記メモリセルに消去電圧を供給する消去
制御回路と、前記書き込み電圧および消去電圧を形成す
るために内部電源電圧を昇圧する昇圧回路と、前記昇圧
回路からの出力電圧を所定値に制御する電圧リミッタ回
路と、を備えるとして構成される。
【0029】本発明の第2の半導体記憶装置は、前記第
1の半導体記憶装置において、前記昇圧回路は、前記内
部電源電圧を内部昇圧する昇圧部と、この昇圧部に接続
され、この昇圧部から供給される電荷を保持するキャパ
シタンスと、を有するものである、として構成される。
【0030】本発明の第3の半導体記憶装置は、前記第
1の半導体記憶装置において、前記書き込み回路は、前
記書き込み制御回路からの書き込みを許可する信号に基
づいて、所定時間前記メモリセルに書き込むデータをラ
ッチする、ラッチ回路を有する、として構成される。
【0031】本発明の第4の半導体記憶装置は、前記第
1の半導体記憶装置において、前記書き込み電圧及び消
去電圧を、内部の前記昇圧回路からと、外部電源からと
のいずれから供給させるかを切り換え可能な切換手段を
有する、として構成される。
【0032】本発明第5の半導体記憶装置は、前記第1
の半導体記憶装置において、1つのメモリセルが1つの
不揮発性トランジスタにより構成され、そのトランジス
タは電気的にデータの書き換えが可能であり、前記メモ
リセルが行方向及び列方向に複数個配列されたメモリセ
ルアレイを有する半導体記憶装置において、前記メモリ
セル中のデータを検知する複数のデータ検知回路と、前
記各データ検知回路に1つ宛接続された複数の出力バッ
ファ回路と、前記メモリセルにあるデータを書き込みの
際に書き込み電圧を加える複数の書き込み回路と、前記
複数の書き込み回路のうちの予め定めた数のものを同時
に活性化する書き込み制御回路と、前記メモリセルに消
去電圧を供給する消去制御回路と、前記書き込み電圧お
よび消去電圧を形成するために内部電源電圧を昇圧する
昇圧回路と、前記昇圧回路からの出力電圧を所定値に制
御する電圧リミッタ回路と、前記メモリセルの動作点に
よって決められる、前記メモリセルへの書き込み時に流
れる書き込み電流値を小さな値とするように前記動作点
を決める動作点制御手段と、を備えるとして構成され
る。
【0033】本発明の第6の半導体記憶装置は、前記第
5の半導体記憶装置において、前記メモリセルへのデー
タ書き込み時には、ローデコーダ回路からの信号がゲー
トに加えられる前記メモリセルと、カラムデコーダから
の信号がゲートに加えられるカラムゲートトランジスタ
と、前記書き込み回路内の書き込み負荷トランジスタと
が直列に接続された回路が構成される、として構成され
る。
【0034】本発明の第7の半導体記憶装置は、前記第
6の半導体記憶装置において、前記動作点制御手段は、
前記書き込み回路において前記書き込み負荷トランジス
タのゲートに加える電圧を制御することにより、前記動
作点電位を前記メモリセルのフローティングゲートに電
子が注入される電位とブレークダウン電位との間の電位
に設定するものである、として構成される。
【0035】本発明の第8の半導体記憶装置は、前記第
6の半導体記憶装置において、前記動作点制御手段は、
前記書き込み負荷トランジスタと前記カラムゲートトラ
ンジスタとによる合成抵抗を大きな値に設定すると共
に、前記ローデコーダからの出力を前記カラムデコーダ
からの出力よりも遅れて立上がらせるものである、とし
て構成される。
【0036】本発明の第9の半導体記憶装置は、前記第
5の半導体記憶装置において、前記メモリセルへの書き
込み時に、そのドレインに供給される電圧は、そのゲー
トに供給される電圧よりも所定値だけ低い、として構成
される。
【0037】本発明の第10は、半導体記憶装置は、前
記第5の半導体記憶装置において、前記書き込み電圧及
び消去電圧を、内部の前記昇圧回路からと外部電源から
とのいずれから供給させるかを切り換え可能な切換手段
を有する、として構成される。
【0038】本発明の第11の半導体記憶装置は、前記
第9の半導体記憶装置において、前記所定値は3V以上
である、請求項9記載の半導体記憶装置。
【0039】本発明の第12の装置は、1つのメモリセ
ルが1つのトランジスタにより構成され、そのトランジ
スタは電気的にデータの書き換えが可能であり、前記メ
モリセルが行方向及び列方向に複数個配列されたメモリ
セルアレイを有する半導体記憶装置において、前記メモ
リセル中のデータを検知する複数のデータ検知回路と、
前記各データ検知回路に1つ宛接続された複数の出力バ
ッファ回路と、前記メモリセルにあるデータを書き込み
の際に書き込み電圧を加える複数の書き込み回路と、前
記複数の書き込み回路のうちの予め定めた数のものを同
時に活性化する書き込み制御回路と、前記メモリセルに
消去電圧を供給する消去制御回路と、前記書き込み電圧
および消去電圧を形成するために内部電源電圧を昇圧
し、キャパシタンスを介して出力する昇圧回路とを備え
るものとして構成される。
【0040】本発明の第13の装置は、前記第12の装
置において、前記キャパシタンスを除いた他の複数の要
素と前記キャパシタンスとはそれぞれ第1の装置及び第
2の装置として互いに別体に構成され、前記昇圧回路に
おいては昇圧を行う昇圧部と前記キャパシタンスとが前
記第1及び第2の装置にそれぞれ分れて属するものとし
て構成され、前記第1の装置は前記第2の装置に外付け
されているものとして構成される。
【0041】本発明の第14の装置は、前記第12の装
置において、前記キャパシタンスを除いた他の複数の要
素と前記キャパシタンスとはそれぞれ第1の装置及び第
2の装置として互いに別体に構成され、前記昇圧回路に
おいては昇圧を行う昇圧部と前記キャパシタンスとが前
記第1及び第2の装置にそれぞれ分れて属するものとし
て構成され、前記第1及び第2の装置は共に同一パッケ
ージ内に組み込まれており、前記パッケージ内で前記昇
圧部と前記キャパシタンスとが配線接続されているもの
として構成される。
【0042】本発明の第15の装置は、前記第12の装
置において、前記複数の回路はパッケージ内に組み込ま
れており、そのパッケージ内に前記キャパシタンスが一
体的に構成されているものとして構成される。
【0043】
【作用】本発明においては、メモリセルへの書き込み
は、全ビットが同時に行われることはなく、予め決めた
数のメモリセル毎に行われる。例えば、8I/Oのもの
においては各1ビット毎に8回に分けて行われ、又2ビ
ットずつ4回に分けて行われる。このため、ある時刻に
おいて流れる書き込み電流値が小さなものとなる。これ
により、内部電源からの電力供給で書き込みを行うこと
もできる。書き込みに当っての昇圧は昇圧回路の昇圧部
で行われ、昇圧部からの電荷はキャパシタンスに蓄えら
れる。その書き込みに当ってのデータは、書き込み制御
回路からの信号に基づいて一定期間ラッチされる。ま
た、書き込みのための電源は、切り換え回路により内部
電源と外部電源とに切り換えられる。
【0044】また、他の本発明においては、メモリセル
の動作点を書き込み電流が小さな値となるように設定す
る。これにより、例えば、8I/Oのものにあっては、
8ビット分同時に書き込んでも、多くの電流が流れない
ため、そのような同時書き込みが可能である。書き込み
時に、メモリセル、カラムゲートトランジスタ、書き込
み負荷トランジスタが直列に接続される。このようなも
のにあって、書き込み電流の抑制は、以下の2通りの態
様で行われる。第1は書き込み負荷トランジスタのゲー
トに加える電圧を制御する(例えば3V以上低くする)
ことにより、メモリセルの動作点電位が、メモリセルの
フローティングゲートへの電子注入電位とブレークダウ
ン電位との間に設定されることによりなされる。第2
は、書き込みトランジスタとカラムトランジスタの合成
抵抗を大きくし、且つローデコーダの出力をカラムデコ
ーダからの出力よりも遅れて出力させることによりなさ
れる。また、例えば上記の如く8I/Oのものにあって
8ビット当時に書き込むものにあっても、内部電源と外
部電源とが切り換え可能とされている。
【0045】さらに他の本発明においては、昇圧回路は
内部電源電圧を昇圧する昇圧部と、その昇圧部の出力を
受けるキャパシタンスとを有する。このため、昇圧電圧
はキャパシタンスを介して書き込み電圧又は消去電圧と
して出力される。これにより、昇圧回路からは十分な電
流量の書き込み又は消去電圧が供給され、安定的な書き
込み又は消去が行われる。
【0046】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0047】図1は、本発明の一実施例としての不揮発
性半導体メモリの一例を示している。図26に示した従
来の不揮発性半導体集積回路との相違点は以下の通りで
ある。即ち、図26では、書き込み回路に、書き込み用
電力がチップ外部電源から直接供給される。これに対
し、図1では、書き込み回路10への書き込み用電力
は、チップ内部のチャージポンプ回路21で電源電圧V
CCを昇圧して供給する。また、図26では、書き込み時
に8ビット同時に書き込み動作を行なう。これに対し、
図1では、書き込みは1ビット毎に順番に8ビット行な
う。即ち、図1では、8ビットについての書き込みを1
ビットずつ順番に行なうための制御信号WE0〜WE7
を書き込み制御回路20から書き込み回路10に入力し
ている。
【0048】上記以外の構成においては、図1は図26
と同様である。第1図において、図26と同一の符号を
付した要素は、図26の要素と同一の要素を示す。
【0049】よって、図1においては、図26とほぼ同
様にして各メモリセルからの読み出しが行なわれる。即
ち、第1図において、A0 〜Aiはロードアドレス入力
信号であり、ロードアドレス・バッファ回路1により増
幅・整形されたのちローデコーダ回路2に入力する。B
i+1 〜Bj はカラムアドレス入力信号であり、カラムア
ドレス・バッファ回路3により増幅・整形されたのちカ
ラムデコーダ回路4に入力する。ローデコーダ回路2
は、多数のメモリセルMCを有するメモリセルアレイ5
のワード線WLを1本だけ選択する。カラムデコーダ回
路4は、カラム選択ゲート6を制御して、メモリセルア
レイ5のビット線BLを各I/O毎に1本、都合8本だ
け制御する。これによって、メモリセルアレイ5の中か
ら各I/O毎に1個、都合8個のメモリセルトランジス
タMCが選択される。これらの選択された各メモリセル
MCの8つの情報が各センスアンプ回路7で検知・増幅
される。この各センスアンプ回路7の8つの出力が各出
力バッファ回路8を経てチップ外部へ読出される。
【0050】これに対して、データの書き込みは以下の
ようにして行なわれる。メモリセルMCにデータを書き
込む時は、書き込み制御回路20から、各ビットについ
ての書き込み回路10をそれぞれ独立に制御するための
書き込み制御信号WE0〜WE7が、各I/O毎の書き
込み回路10に入力される。そして、各書き込み回路1
0は、外部コントロール信号NCE,NOE,NPGM
により書き込みモードになると、I/Oから1ビットづ
つ順番に書き込みを行なうために、パルス信号を発生す
る。
【0051】また、書き込み制御回路20は、制御信号
NWE*をチャージポンプ回路21に加えて、これとは
別に、電源VCCを書き込み電源VPP′まで昇圧させる。
そして書き込み制御信号WEi(WE0〜WE7)がパ
ルス信号を順番に発生し最終ビット(I/O7)のパル
ス信号が出終ると、書き込み終了信号(ポーリング)を
発生する。
【0052】次に、上記図1のメモリの動作について図
2のタイミングチャートを参照して詳しく説明する。
【0053】あるアドレス番地のメモリセルに順次デー
タを書き込むためにアドレス入力信号A0 〜Ai ,B
i+1 〜Bjが変化する。これに伴い、ローデコーダ回路
2とカラムデコーダ回路4とカラム選択ゲート回路6と
によりデータを書き込むためのメモリセルを順次1ケ選
択するために、メモリセルアレイ中から1本のワード線
が選択され、且つ順次異なるI/0のビット線が選択さ
れる。
【0054】このようにアドレス入力信号が変化してメ
モリセルが順次1ビット選択される。そしてこの状態で
外部からのプログラム制御信号NPGMが“1”→
“0”に変化する。例えばこのとき、チップ制御信号N
CEが“0”、出力バッファ制御信号NOEが“1”レ
ベル、プログラム制御信号NPGMが“0”レベルで、
書き込みモードになるようにチップ内部で論理を組んだ
とする。そうすると、NPGMが“1”→“0”に変化
すると書き込みモードとなる。これにより、チャージポ
ンプ制御信号NWE*が“0”→“1”となり、チップ
内部が書き込みモードとなる。これにより、書き込み電
位VPP′を例えば13V迄昇圧するためにチャージポン
プ回路21が動作し始める。
【0055】この動作とは別に、チャージポンプ制御信
号NWE*が“0”→“1”に変化すると、メモリセル
に書き込むデータを各I/O毎に設けられたラッチ回路
にラッチするためのデータラッチ信号DLPパルスを数
十nsecの間発生する。
【0056】チャージポンプ制御信号NWE*が“0”
→“1”に変化した後、所定の時間(T)経過後、プロ
グラム信号PROが“0”→“1”と変化する。これに
より、各I/Oの書き込み回路10を制御するための書
き込み回路制御信号WEi(WE0〜WE7)が例えば
その順番で発生させられる。書き込み回路制御信号WE
iが“1”レベルとなると、書き込み回路10が、選択
されたメモリセルMCのビット線BLへ、上記データラ
ッチ回路がラッチしたデータに基づいて、書き込み系の
高電位もしくは低電位を供給する。
【0057】上記動作の他に、プログラム信号PROが
“1”レベルとなると、CPU等が書き込みモードであ
ることを判断できるようにするため、ポーリング信号P
olingが“1”レベルとなり、例えばI/O7から
出力される。
【0058】ここで、チャージポンプ制御信号NWE*
が“1”となってからプログラム制御信号PROが
“1”となるまでの時間Tの幅は、チャージポンプ回路
21の出力端に接続される電荷蓄積用のキャパシタンス
を充電するために、十分に長く、例えば1msec程度に設
定する必要がある。
【0059】尚、本実施例では内部遅延回路によりこの
時間Tを設定している。これに代え、チャージポンプ回
路21の出力信号VPP′の電圧レベルを検知して所定の
電圧(例えば13V)まで昇圧すると、自動的にプログ
ラム制御信号PROを発生するように構成してもよい。
【0060】次に、上記したような図1のメモリにおけ
る効果を述べる。
【0061】従来、単一電源を用いてフラッシュタイプ
のEEPROMを構成するに当り、書き込み、消去時に
用いる高電位を、チップ内部のチャージポンプ回路21
により昇圧し、特に、書き込み時に流す書き込み電流を
チャージポンプ回路21の出力部に接続したキャパシタ
ンスに電荷として蓄えるようにしていた。このため、書
き込み電流が大きい場合には、昇圧した書き込み電圧が
書き込みに必要な所定の時間持続できず、瞬時に電位ド
ロップするという問題があった。
【0062】これに対し、図1のメモリによれば、書き
込みモードになってメモリセルへデータを書き込む時に
は、書き込み回路10は書き込み回路制御信号WEiに
よりコントロールされ1ビットづつ活性化される。従っ
て、書き込み電流は一時には1ビット分ずつしか流れな
い。このためチャージポンプ回路21の出力部に接続し
たキャパシタンスに蓄えた電荷からでも充分な書き込み
電流を供給できる。これにより、動作マージンの大きい
半導体集積回路を実現できる。
【0063】例えば、上記説明のように、チャージポン
プ回路21の出力部に接続される電荷蓄積用キャパシタ
ンスの容量を0.2μFとし、13V迄昇圧させる場合
を考える。この時、メモリセルに流れる書き込み電流
は、上記説明と同様に、1.2mAとし、書き込み時間を
100μsとする。Q=C・V=i・tより、0.2μ
F×ΔV=1.2mA×100μsとなり、これより、Δ
V=0.6Vとなる。昇圧電位は、書き込み時間100
μsのときには13−0.6=12.4V迄しか電位ド
ロップしないことになる。従って、メモリセルへの書き
込みは充分になされる。
【0064】尚、12.4Vにドロップした書き込み電
圧を再び13V迄昇圧するためには、最初に5Vから昇
圧した時とは異なり、わずかに0.6V分昇圧すればよ
い。このため、その昇圧のための時間は短くて済む。よ
って、例えば書き込み回路制御信号の間隔を100μs
程度とすれば充分であり、最初のように数msに設定する
必要はない。
【0065】また、本実施例では、書き込むデータが
“0”,“1”のいずれの場合であっても各I/Oにお
いて必ず書き込み動作が行なわれる場合について説明し
た。しかしながら、たとえば、書き込む前のメモリセル
中のデータと書き込むべきデータとが一致している場合
は、そのI/Oは書き込み動作を行なわず次のI/Oへ
スキップするように構成してもよい。このように構成す
ると、書き込み時間を短縮できるというメリットがあ
る。
【0066】次に、前記センスアンプ7および書き込み
回路10および書き込み制御回路20およびチャージポ
ンプ回路21の一具体例を示し、簡単に説明する。
【0067】図3は、センスアンプとして差動増幅器を
利用するEEPROMを示し、特にメモリセルアレイユ
ニットMCAU、およびカラム選択ゲート6A、および
センスアンプ回路(SA)7を示している。MCは浮遊
ゲート型MOSトランジスタからなるメモリセル、RM
Cは浮遊ゲート型MOSトランジスタからなるリファレ
ンスメモリセル(ダミーセル)、WLはワード線、BL
はビット線、RBLはリファレンスビット線、2はロー
デコーダ、4はカラムデコーダ、B6Aはカラム選択ゲ
ート用トランジスタ、RBTはカラム選択ゲート用トラ
ンジスタ6Aの1個と等価なダミービット線選択用トラ
ンジスタであって、そのゲートにVCC電位が与えられ、
リファレンスビット線RBLに挿入されている。BAS
はカラム選択ゲート用トランジスタ6Aが並列に接続さ
れているバス線、LD1はこのバス線BASに接続され
ている第1の負荷回路、LD2はこのリファレンスビッ
ト線RBLに接続されている第2の負荷回路である。第
1の負荷回路LD1の出力側のビット線BL′の電位V
inと、第2の負荷回路LD2の出力側のリファレンスビ
ット線RBL′の電位(基準電位)Vrefとは、差動増
幅型のセンスアンプ回路(SA)7のデータ検知回路2
8(例えばCMOSカレントミラーによって構成され
る)に入力する。
【0068】また、第1の負荷回路LD1と第2の負荷
回路LD2との間には、ゲートに信号NSTが与えられ
るNチャネルトランジスタN5が接続されている。ビッ
ト線BL′とリファレンスビット線RBL′との間(デ
ータ検知回路部28の2つの入力端の間)には、ゲート
に信号STが与えられるPチャネルトランジスタP3と
ゲートに反転信号NSTが与えられるNチャネルトラン
ジスタN6とが並列接続されてなるCMOSトランスフ
ァゲートMTGが接続されている。
【0069】上記センスアンプ回路(SA)7におい
て、VCC電源とデータ検知回路部28との間には、ゲー
トに反転信号NSTが与えられる活性化制御用のPチャ
ネルトランジスタP4が接続されている。このトランジ
スタP4がオフの時には、データ検知回路部28が非動
作状態となって、電流消費が低減される。また、データ
検知回路部28の出力端OTと接地端との間には、ゲー
トに反転信号NSTが与えられるNチャネルトランジス
タN7が接続されている。第1の負荷回路LD1には、
ゲートに信号STが与えられるPチャネルトランジスタ
P5が設けられている。第2の負荷回路LD2にも、ゲ
ートに信号STが与えられるPチャネルトランジスタP
6が設けられている。
【0070】上記した図3の構成において、リファレン
スメモリセルRMCのデータに基づいて生成されるリフ
ァレンスビット線RBL′の基準電位Vrefと、選択さ
れたメモリセルから読出されたデータに基づいて生成さ
れるビット線BL′の電位Vinとを、センスアンプ回路
で比較する。この比較結果に基づいてメモリセル中の記
憶データを検知し、出力バッファ回路8へ出力する。
【0071】アドレス信号が変化した後メモリセルのデ
ータを読み出すスピードと比べチップイネーブル信号が
変化してメモリセルのデータを読み出す時は、チップイ
ネーブルバッファ回路により内部チップイネーブル信号
がアクティブ状態になるのに時間の遅れがあるため、ス
ピードが遅れる。信号ST,NSTはこれに鑑みて用い
られるものである。即ち、信号ST,NSTは、チップ
制御信号の変化時に、メモリセルからのデータ読み出し
をより高速に行なうためのものである。さらに、信号S
T,NSTは、メモリセルからデータが読出されるビッ
ト線の電位を制御するためにも用いられる。さらに、こ
の信号STとその反転信号NSTは、メモリセルからデ
ータが読出されるビット線の電位を、メモリセルのデー
タの“1”,“0”にそれぞれ対応するビット線の中間
レベルに設定するためにも利用される。即ち、チップ制
御信号が変化した後、内部回路がアクティブ状態とな
り、セルデータがビット線に伝達されるまでの期間に、
信号STとその反転信号NSTとによりビット線の電位
を上記中間レベルに設定する。これによりメモリセルの
データをビット線に読出した時にビット線の電位が上記
中間レベルから“1”または“0”電位へ変化すること
になる。これにより、列線上のデータの変化に要する時
間は半分となり、高速に読出せる。また、このビット線
の電位が上記中間レベルにある時、センスアンプ回路S
Aは上記中間レベルを検知する。この検知レベルは正し
いデータではない。よって、この時には、信号STは
“0”となってセンスアンプ回路SAを非動作状態に制
御する。
【0072】書き込み制御回路20は、チャージポンプ
制御回路と書き込み回路制御回路から構成されている。
図4にチャージポンプ制御回路を、図5〜図8に書き込
み回路制御回路をそれぞれ示す。
【0073】まず、図4に示すチャージポンプ制御回路
について説明する。内部チップイネーブル信号CE*
は、外部からのチップイネーブル信号NCEに基づい
て、チップイネーブルバッファ回路(図示せず)により
生成された信号であり、集積回路チップを動作状態にし
たり、待機状態にするための信号である。信号NOE*
は、外部からのアウトイネーブル制御信号NOEに基づ
いて、アウトイネーブルバッファ回路(図示せず)によ
り生成された信号であり、出力バッファ回路を動作状態
にしたり、高インピーダンス状態にするための信号であ
る。信号PGM*は、外部からのプログラム制御信号P
GMに基づいて、PGMバッファ回路(図示せず)によ
り生成された内部信号である。VCCは電源電位、VSS
接地電位である。
【0074】上記信号CE*,NOE*及びPGM*は
三入力のナンドゲートNA1に入力する。このナンドゲ
ートNA1の出力はインバータI1へ入力する。インバ
ータI1の出力NWE*はデータラッチパルス発生回路
部31、プログラム信号発生回路部32、リングオシレ
ータ回路部33へ入力する。
【0075】データラッチパルス発生回路部31におい
ては、上記信号NWE*が第1遅延回路31Aに入力さ
れる。この遅延回路32の出力(入力と同相)及び信号
NWE*が二入力ナンドゲートNA2に加えられる。こ
のナンドゲートNA2の出力と信号NWE*が二入力ナ
ンドゲートNA3に加えられる。ゲートNA3の出力は
インバータI2に加えられる。そして、ナンドゲート
(ノアゲート)NA3の出力DLP及びインバータI2
の出力NDLP(反転信号)はデータラッチ回路を制御
する。
【0076】また、プログラム信号発生回路部32にお
いては、上記信号NWE*が第2遅延回路32Aに入力
される。遅延回路32Aの出力(入力信号を所定時間T
遅延させた入力と同相の出力)と、信号NWE*とが二
入力ナンドゲートNA4に入力される。そのゲートNA
4の出力はインバータI3,I3Aに入力される。そし
てインバータI3,I3Aの出力信号PRO,NPRO
(反転信号)は書き込み回路制御回路を制御する。
【0077】また、リングオシレータ回路部33は二入
力ナンドゲートNA5を有する。このゲートNA5には
転送ゲートTG2の出力及び上記信号NWE*が加えら
れる。この転送ゲートTG2は、ゲートにVCC電位が与
えられたnチャネルトランジスタTnとゲートにVSS
位が与えられたpチャネルトランジスタTpとが並列に
接続されている。そして、ナンドゲートNA5の出力
は、インバータI4を介して、上記転送ゲートTG2と
同じ構成の転送ゲートTG1の一端へ加えられる。転送
ゲートTG1の他端はインバータI5を介して上記転送
ゲートTG2の一端へ接続されている。また、転送ゲー
トTG1,TG2の一端にはソース、ドレインにVSS
位が与えられたnチャネルトランジスタCP1,CP2
が接続されている。
【0078】また、上記リングオシレータ回路部33の
出力は、チャージポンプクロックパルス回路部34及び
書き込み負荷制御回路クロックパルス回路部35へ入力
される。チャージポンプクロックパルス回路部34にお
いては、上記リングオシレータ回路部33からの出力が
インバータI6へ入力される。インバータI6の出力に
は2段のインバータI7,I8が接続されている。イン
バータI7,I8からの出力φ1,φ2(=Nφ)はチ
ャージポンプ回路21へ入力する。
【0079】また、書き込み負荷制御回路クロックパル
ス回路部35は2入力ナンドゲートNA6を有する。そ
のゲートNA6には、上記リングオシレータ回路部33
の出力とプログラム信号発生回路部32の出力PROと
が入力される。そして、ナンドゲートNA6の出力端に
はインバータI9,I10が二段接続されている。それ
らからのA,NAは書き込み制御回路20へ入力してい
る。
【0080】図4に示すチャージポンプ制御回路におい
ては、信号CE*,NOE*,PGM*がそれぞれ
“1”レベルとなると書き込みモードとなり、信号NW
E*が“1”になる。この後、図2からもわかるよう
に、前記第1遅延回路31Aで決まる所定の時間の間デ
ータラッチパルス信号DLPが“1”レベルとなるとと
もに、前記第2遅延回路32Aの遅延時間T後にプログ
ラム信号PROが“1”レベルとなる。また、これとは
別に、信号NWE*が“1”レベルになると、リングオ
シレータ回路部33が所定の周期で発振を始め、前記ク
ロックパルス回路部33が上記リングオシレータの周期
に合わせてクロックパルス信号φ1,φ2を発生する。
また、上記プログラム信号PROが“1”レベルとなる
と、書き込み負荷制御回路クロックパルス回路部は上記
リングオシレータ回路部33の周期に合わせてクロック
パルス信号A,NAを発生する。
【0081】図5に示す書き込み回路制御回路において
は、カウンター回路C1〜C7が直列に接続されてい
る。カウンター回路C1〜C7は全て同一の構成を有
し、例えば、カウンター回路C1は後に詳述するように
図6の如くに示される。図4の上記チャージポンプ制御
回路からの入力A,NAが1段目のカウンター回路C1
へ入力する。1段目のカウンター回路C1の出力F1,
NF1は2段目のカウンター回路C2の入力となる。こ
れが各カウンター回路について繰り返される。そして、
7段目のカウンター回路C7からポーリング信号Poling
が出力される。カウンター回路C3〜C7からの出力は
図7に示される。そして、図8のように、4段、5段、
6段めのカウンター回路C4,C5,C6の出力A4/
NA4,A5/NA5,A6/NA6と上記プログラム
信号PROとは4入力のナンドゲートNA7に入力され
る。そのゲートNA7の出力はインバータI11に加え
られ、書き込み回路制御信号WEiとして出力される。
即ち、カウンター回路1段ごとに基本クロックA,NA
の周期の倍周期パルス(図7)が発生する。従って、書
き込みに必要なクロック幅を得ることができるだけの段
数のカウンター回路を接続する(例えば3段)。これに
より、所定の書き込み時間幅を持つパルスを設定でき
る。例えば、4段、5段、6段めのカウンター回路C
4,C5,C6の出力を用いて、8I/Oを順番にコン
トロールするための信号WEiを作る。即ち、A4,A
5,A6がすべて“1”レベルのときをWE0、そして
A4が“0”レベル、A5,A6が“1”レベルのとき
をWE1、A4,A5,A6がすべて“0”レベルの出
力のときをWE7としてナンドゲートNA7からの信号
を書き込み回路10へ与える。
【0082】ここでカウンター回路C1〜C7の具体的
回路の1例をあげる。図6に示すように、カウンター回
路C1〜C7は、周知の回路であり、A,NA入力して
F1,NF1が出力される。たとえば、これがカウンタ
ーC1のときは、F1,NF1はNA1,A1に相当す
る。
【0083】図9にチャージポンプ回路21の一例を示
す。このチャージポンプ回路においては、n段のチャー
ジポンプユニットUN1 〜UNnを直列に接続してい
る。ユニットUN1 はドレイン及びゲートが電源VCC
接続されたnチャネルトランジスタN17を有する。こ
のトランジスタN17のソースにはnチャネルトランジ
スタN18のゲート及びドレインが接続されている。ト
ランジスタN17とN18の接続点(ND1)にはキャ
パシタンスCP3の一端が接続されている。このキャパ
シタンスCP3の他端には、図4のチャージポンプ制御
回路からの信号φ1が入力されるキャパシタンスCP3
が接続されている。ユニットUN2 は、ドレイン及びゲ
ートが電源VCCに接続されたnチャネルトランジスタN
19を有する。このトランジスタN19のソースにnチ
ャネルトランジスタN20のゲート及びドレインが接続
されている。これらのトランジスタN19,N20の接
続点(ノードND2)にトランジスタN18のソースが
接続されている。またこの接続点ND2にはキャパシタ
ンスCP4の一端が接続されている。このキャパシタン
スCP4の他端にはチャージポンプ制御回路からの信号
φ2が入力されている。他のユニットUN3 〜UNn
上記と同様に構成されている。即ち、奇数番目のユニッ
トはユニットUN1 と同様に、偶数番目のユニットはユ
ニットUN2 と同様に構成されている。最終ユニットU
n の出力は昇圧電圧VPP′である。この出力端には電
荷蓄積用キャパシタンスCとその昇圧電位を所定の電圧
にするためのリミッター回路LMとが接続されている。
【0084】図9に示すチャージポンプ回路において
は、書き込みモード以外は上記チャージポンプ制御回路
はクロック信号出力φ1,φ2を発生しないため、各ノ
ードND1〜NDnはVCC−Vthn (ここでVthn はn
チャネルトランジスタのしきい値電圧)となっている。
この状態で書き込みモードとなり、クロック信号φ1,
φ2が生じて、0VとVCCの電位で振幅すると、第1段
目のノードND1は、VCC−Vthn レベルと2VCC−V
thn レベルとの間で振幅する。また、2段目のノードN
D2は、2VCC−Vthn レベルと3VCC−Vthn レベル
との間で振幅をする。このように次第に電圧が上昇して
いき、電源VCCから次第に昇圧される。
【0085】図10は書き込み負荷回路を示す。この回
路において、Doutiはメモリセルに書き込むデータ入力
である。上記DoutiとデータラッチパルスNDLPとが
書き込み回路における二入力のノアゲートNR1に入力
される。このノアゲートNR1の出力側にはインバータ
I12が接続されている。このインバータI12の出力
側には転送ゲートTG3が接続されている。このゲート
TG3は、ゲートにラッチ信号NDLPが与えられたp
チャネルトランジスタと、ゲートにラッチ信号DLPが
与えられたnチャネルトランジスタとが並列に接続され
ている。この転送ゲートTG3の出力側に三段のインバ
ータI13〜I15が接続されている。またインバータ
I13の入力側とインバータI14の出力側との間に
は、ゲートにラッチ信号DLPが与えられたpチャネル
トランジスタP2と、ゲートにラッチ信号NDLPが与
えられたnチャネルトランジスタN33とが接続されて
いる。インバータI13,I14と転送ゲートTG3と
pチャネルトランジスタP2と、nチャネルトランジス
タN2とで、メモリセルへの書き込みデータをラッチす
るデータラッチ回路DLを構成している。また、インバ
ータI15の出力は、書き込み回路制御信号WEiと共
に、二入力のナンドゲートNA8に入力されている。こ
のナンドゲートNA8の出力側には、ゲートに電源VCC
が与えられるnチャネルトランジスタN34を介して、
インバータI16が接続されている。さらにこのインバ
ータI16の入力側には、ドレインにチャージポンプ回
路の出力VPP′が加えられ、ゲートに上記インバータI
16の出力が与えられるpチャネルトランジスタP3が
接続されている。そして、インバータI16の出力dini
は書き込み負荷トランジスタのゲートに加えられる。
【0086】図10に示す書き込み回路10において、
上記信号NWE*が“1”レベルとなり、ラッチ信号D
LPが“1”レベルとなり、NDLPが“0”レベルと
なると、ノアゲートNR1及び転送ゲートTG3が活性
化される。これにより、書き込みデータDoutiがデータ
ラッチ回路DLの中に取り込まれる。そしてラッチ信号
DLPが“0”レベル、NDLPが“1”レベルとなる
と、転送ゲートTG3がオフ状態となり、pチャネルト
ランジスタP2及びnチャネルトランジスタN33がオ
ン状態となる。これにより、ラッチ回路DLにデータが
ラッチされる。
【0087】次に、書き込み回路制御信号WEiが
“1”レベルとなったビットについてみると、ナンドゲ
ートNA8が、活性化されたラッチ回路にラッチされた
データに応じて、入力Doutiが“0”レベルのときは出
力diniを高電位とし、入力Doutiが“1”レベルのとき
は出力diniを“0”レベルとする。
【0088】上記説明のように、図1のメモリ構成によ
れば、単一の電源VCCを用いても充分に書き込みを行な
うことができる。但し、全ビット同時に書き込みを行な
う場合に比べ当然書き込みにかかる時間は長くなってし
まう。
【0089】また、ユーザーがシステムを組む際、電源
CCのみを用いての単一電源で組んで書き込み時間を長
くするよりは、書き込み用の電圧VPPをチップ外部から
供給しても書き込み時間の短い方が使い易いという場合
も考えられる。
【0090】従って、用途に応じて、書き込み時の書き
込み電圧として、チップ内部の昇圧回路によって昇圧し
た電位を使うか、外部電源を用いるかを切り換えるよう
な構成とすることもできる。このような構成の一例を図
11及び図12に示す。
【0091】図11は、半導体メモリを作る1工程とし
てのAlPEPの工程で、内部回路へ供給する書き込み
電位を、Alマスクで切り換えるようにした方法を示
す。即ち、書き込み電圧としてチャージポンプ回路の出
力を用いるときは、接点が接続されるAlマクスを用
い、外部電源を用いるときは接点が接続されるAlマ
スクを用いる。しかし、図11は、Alのマスクを使い
分けることで切り換えるため、自由度が少ない。
【0092】これに対し、図12は、この点を改善した
ものである。即ち、内部回路へ電圧を供給する端子と外
部電源パッドとの間に、nチャネルトランジスタN3
5、を形成する。このトランジスタN35のゲートは、
インバータI18の出力が加えられる。このインバータ
I18の入力側はインバータI17及びポリフューズP
Fを介してグランド端子VSSに接続されている。インバ
ータ117,I18の一端には外部電源VPPが加えら
れ、他端はグランド端子VSSに接続されている。外部電
源VPPとポリフェーズPFとの間にはキャパシタンスC
P11が接続されている。
【0093】即ち、nチャネルトランジスタN35のゲ
ートはインバータI18の出力が与えられる。ポリフュ
ーズが切断していない時は、インバータI18の出力は
“0”レベルとなる。このためnチャネルトランジスタ
N35は常にオフ状態となり、外部電源PADと内部回
路との間を分離する。またポリフューズPFを切断する
と、インバータI18からは、外部電源PADの電位と
同じ電位が出力される。このため書き込みモードとなり
高電位になったときは、nチャネルトランジスタN35
がオン状態となり、書き込み電源としては外部電源PA
Dが用いられる。
【0094】また、このポリフェーズPFの代わりに、
例えばEEROMあるいはEPROMのようなメモリセ
ルを用い、それらのメモリセルが書き込まれているかい
ないかを上記ヒューズPFのオン、オフに対応させるこ
ともできる。
【0095】上記のような構成にすると、高速書き込み
を行なうときは外部電源VPPから書き込み電圧を供給
し、書き込みに時間がかかっても単一電源を望むか否か
に応じて容易に切り換えることができる。
【0096】次に、単一電源を用いて内部昇圧回路を介
して書き込み電圧を供給しても全ビットについて同時に
高速書き込み動作を行なえる実施例を示す。
【0097】図13においては、図14からわかるよう
に、上記従来例での説明の場合と同様に、書き込み負荷
トランジスタLTとカラムゲートトランジスタ6Aの合
成抵抗Rを2.5KΩとする。書き込み負荷トランジス
タLT及びカラムゲートトランジスタ6Aの、ゲートを
昇圧したときの負荷線1を比較のために示す。尚このと
き、書き込み負荷トランジスタLTのドレインには、書
き込み電位としてチップ内部のチャージポンプ回路21
で昇圧した出力VPP′が与えられる。
【0098】図13においては、書き込み負荷トランジ
スタLTのゲートに与えられる書き込み系の高電圧の電
位を、従来例とは反対に、降圧した場合を例として示し
ている。尚降圧電位は、図示しない降圧回路から供給さ
れる。
【0099】今、降圧電位をVPPD とし、カラムデコー
ダ回路4及びローデコーダ回路2の出力を書き込み時上
記VPP′電位に設定すると、“0”ライト時のメモリセ
ルのビット線電位VDDはVPPD−Vthn となり、その時
の負荷線は負荷線2となる。
【0100】この時の動作点はBの点となり、従来の動
作点Aと比べ、電流レベルを非常に小さく設定できるの
がわかる。
【0101】なお、図13中、V1 はフローティングゲ
ートに電子の注入が開始する電圧を示し、V2 はメモリ
セルがブレークダウンする電圧を示す。
【0102】例えば、nチャネルトランジスタのしきい
値電圧を1V、降圧電位VPPD を9Vに設定する。この
とき、書き込み時に流れる書き込み電流は250μAと
なる。即ち、上記説明と同様に、電荷蓄積用のキャパシ
タンスの容量を0.2μFとして13Vまで昇圧し、書
き込みに100μs時間がかかるとする。8ビット同時
に“0”書き込みを行なうと、0.2μF×ΔV=(2
50μA×8bit )×100μsから、ΔV=1Vとな
る。内部昇圧した電位は、13V−1V=12Vとな
り、書き込みに必要な100μsの間は充分に書き込み
電圧を保持できる。尚、この時重要なことは、動作点B
の電位を、フローティングゲートに電子の注入が開始さ
れる電圧V1 よりも高く、且つ、メモリセルがブレーク
ダウンする電圧V2 よりも低く設定することである。そ
の理由は、動作点BをV1 以下に設定すると、メモリセ
ルの電子の注入は発生せず、書き込みは行なえない。ま
た、V2 以上設定すると、書き込み時の書き込み電流が
多量に流れ、このため内部昇圧した電荷では供給しきれ
なくなるからである。
【0103】図15においては、従来例で示した場合と
同じように、書き込み負荷トランジスタLT、カラムゲ
ートトランジスタ6Aのゲート及びメモリセルトランジ
スタMCのゲートには、内部昇圧した電位VPP′よりさ
らに昇圧した電位VPP″を加えている。負荷特性を従来
と同じ値に設定した場合を負荷線1として示す。本実施
例によれば、書き込み負荷トランジスタLTとカラムゲ
ートトランジスタ6Aの合成抵抗Rを大きな値に設定
し、負荷線2に示すような特性となるように設定する。
このような構成にしても、動作点はDとなり、書き込み
電流を低減することができる。しかし、この時のドレイ
ン電圧ではドレイン近傍でのホットエレクトロンの発生
は起らずフローティングゲートへの電子の注入は発生せ
ず、書き込みを行なうことはできない。この点を改善す
るため、ワード線とビット線の昇圧のタイミングを変え
ている。即ち、ワード線の昇圧がビット線の昇圧よりも
遅くなるようにして、セル特性が特性2となるように設
定する。即ち、セルがブレークダウンするまでは負荷線
2とは交差しないようにすれば、動作点をEの点に設定
できる。今、この点では書き込み電流は200μA程
度、流れており、8ビット同時に“0”書き込みを行な
っても、上記と同様に、書き込み電圧は12V以上に保
持できるので充分に書き込みはできる。この動作点E
は、メモリセルのドレイン近傍でもホットエレクトロン
を発生し、フローティングゲートへの電子の注入がおこ
り、メモリセルへの書き込みを行なうことができる。
【0104】上記説明のように、図13及び図15の如
く動作点を設定すれば、1I/Oづつ書き込みを行なう
ことなく、全ビット(8ビット)同時に“0”ライトし
ても充分に書き込み動作を行なうことができる。これに
より、書き込みにかかる時間が短く、マージンのあるメ
モリを構成することができる。
【0105】上記の場合においては、8ビット同時に書
き込みを行うため、タイミングのずれた書き込み信号W
Eiは必要としない。このため、図4の回路において、
信号をNWE*を用いればよく、よって他の回路32〜
35は必要ない。
【0106】尚、本発明は、前記実施例のEEPROM
に限らず、ERPOM等のその他の半導体メモリに適用
することができ、この場合においても信頼性の高い半導
体集積回路を得ることができる。
【0107】以上には、消去ゲートを持つメモリセルM
Cを例に説明したが、メモリセルとして消去ゲートを持
たない2層構造のものを用いることもできる。即ち、図
17〜図20に2層構造のメモリセル(EEPROM)
の一例を示す。
【0108】図17はパターン平面図、図18は図17
のB−B′線に沿った断面図、図19は図17のC−
C′線に沿った断面図、図20は等価回路図である。こ
れらの図において、211は第1層目の多結晶シリコン
からなる浮游ゲート(FG)212は第2層目の多結晶
シリコンからなる制御ゲート(CG)であり、この制御
ゲート212はメモリセルのワード線として使用され
る。
【0109】また、213は、P型の基板であり、21
4および215はこの基板214上に形成されたN+
拡散層からなるソース(S)及びドレイン(D)、21
6はコンタクトホール、217はこのコンタクトホール
217を介して上記ドレイン216と接続されるアルミ
ニウム層からなるビット線(BL)である。さらに、2
18は浮游ゲートトランジスタ部のゲート絶縁膜で厚さ
は100オングストローム、219は浮游ゲート211
と制御ゲート12との間に設けられた絶縁膜であり、例
えばO−N−O構造(Oxide-Nitride-Oxide) の3層構造
膜で構成されており、厚さは酸化膜換算で約200オン
グストロームである。又、220はフィールド絶縁膜、
221は層間絶縁膜である。
【0110】次に、動作原理を説明する。
【0111】消去時は、ソース214に消去電圧12V
を印加し、ドレイン215をフローティング、制御ゲー
ト213を0Vとすると、薄いゲート絶縁膜18を介し
て浮游ゲート211とソース214との間に高電圧が印
加され、ファウラー・ノルトハイムのトンネル効果によ
り浮游ゲート211中の電子がソース214に放出され
消去される。書き込み時は、ドレイン215に約6V、
ソース214に0V、制御ゲート213に12V印加す
ると、ドレイン近傍で、インパクト・アイオナイゼーシ
ョンが起こり電子が浮游ゲート11に注入され、書き込
みが行なわれる。
【0112】読み出し時は、ドレイン215が1V、ソ
ース214が0V、制御ゲート213が5Vとなり、浮
游ゲート211の電子の有無によりそれぞれデータ
“0”又は“1”となる。
【0113】図21〜図25は、前記説明した電荷蓄積
用のキャパシタンスの設け方の実施例を示す。即ち、こ
れらの実施例は、チャージポンプ回路(昇圧回路)の出
力側に電流供給能力の十分なキャパシタンスを設け、そ
のキャパシタンスから書き込み電流を供給するようにし
たものである。
【0114】以下に、これらの実施例についてより詳細
に説明する。
【0115】図21は、パッケージの外部に設けたキャ
パシタンスに昇圧回路(チャージポンプ回路)からの昇
圧電圧を電荷として蓄積する例を示す。即ち、図21
(a)はパッケージ301の全体を透視した平面的な概
略説明図であり、同図(b)はそこに表示した破線円B
Cで囲んだ部分の拡大図である。図21(a)からわか
るように、モールドされたパッケージ301はその内部
に、ベッド302上に固定された半導体チップ303
と、そのチップ303と電気的に接続された複数のリー
ド端子304a,304b,304c,…(304a〜
304cのみを図示)と、を備える。リード端子304
a〜304cはボンディングワイヤ304a〜305c
でチップ303上のパッド電極306a〜306cに接
続されている。リード端子304aは電源電位Vcc用
のものであり、リード端子304bは電源電位Vss用の
ものであり、リード端子304cは高圧電位Vpp用の
ものである。このリード端子304cにはパッケージ3
01の外部に設けたキャパシタンス307が接続されて
いる。同図(b)からわかるように、パッド306a,
306cとの間には、電源電位Vccを昇圧電位Vpp
とする昇圧回路308が接続されている。即ち、図21
(b)に示すように、電源電位Vccを昇圧回路308
により書き込みが行なえる電位まで昇圧する。その昇圧
された電圧は、ボンディングワイア305c及びピン3
04cを介して、外部に接続されるキャパシタンス30
7へ、給され、そのキャパシタンス307へその電荷を
蓄えるようにしている。
【0116】次に外部キャパシタンス307の値の設定
について説明する。書き込み、消去時の電流を比較する
と書き込み時のが多いため、以下に書き込みを例に説明
する。一般に、キャパシタンスに蓄えられる電荷は、そ
の電荷量をQ,容量をC,キャパシタンスに印加される
電圧をVとすると、Q=C×Vとなる。また、そのキャ
パシタンスを流れる電流Iは、Q=I×tとなる。ここ
で、tは時間である。従って、Q=C×V=I×tとな
る。
【0117】例えば、0.8μm設計基準を用いたメモ
リセルの場合、書き込み時には、1ビット当たり500
μA程度の書き込み電流が流れる。従って、8ビット同
時に“0”ライトをすると、4mAの書き込み電流が流
れる。書き込み時間を100μsとし、書き込み電圧は
5Vを13Vまで昇圧して、12V迄ドロップしても充
分に書けると仮定する。このとき、 C×(13−12)=4mA×100μs となり、C=0.4μFとなる。即ち、0.4μF程度
の容量をもつキャパシタンスに設定すれば、従来とまっ
たく同等の書き込み消去特性を保証できることになる。
【0118】図22は、半導体装置内に電荷蓄積用キャ
パシタンスを内蔵させ例を示す。
【0119】図22(a)において、321はセラミッ
ク等からなる容器であり、322は導電性のベッドであ
る。容器321上のVssパッド323と導電性ベッド
322とがボンディングワイヤ325で接続され、ベッ
ド322はVss電位に固定されている。ベッド322
上には半導体チップ326の基板326aと容量チップ
327の一方の電極327aが、導電性のマウント材3
28,329を介してマウントされている。半導体チッ
プ326の上面には、外部書き込み電源Vpp用のパッ
ド電極326bが設けられている。容量チップ327の
上面にはもう1つの電極327bが設けられている。こ
れらの電極326b,327bはボンディングワイヤ3
30で接続されている。Vpp用のパッド電極326b
には、半導体チップ326内の昇圧回路からの、電源V
ccを昇圧した書き込み電圧Vppが加えられている。
これにより、昇圧回路からの出力電圧は容量チップ32
7に与えられる。
【0120】図22(b)は容量チップ327の拡大側
面図である。この図からわかるように、容量チップ32
7は、シリコン基板327cを備える。この基板327
cの上面にSiO2 又はONO膜からなる絶縁膜327
dを形成し、この膜327d上に上記電極327bが形
成されている。上記絶縁膜327dの一部は厚く形成さ
れている。電極327bのうち、絶縁膜327dの厚い
部分の上方がボンディングパッドとして使用される。
【0121】上記構成によれば、書き込み端子の出力部
分にキャパシタンスを接続する必要がない。これによ
り、システム設計時に面積増加を招くことはない。
【0122】なお、上記半導体チップに代えて、市販の
キャパシタンスを用いることもできる。
【0123】図23は、キャパシタンス内蔵型の他の実
施例を示す。図23において、図22と同等の部分には
同一の符号を付している。導電性のベッド322上には
雲母やパラフィンのような誘電体膜332を介して別の
導電性ベッド322Aが形成されている。このベッド3
22A上には導電性マウント材328を介して半導体チ
ップ326をマウントしている。書き込み電極326b
は、ボンディングワイヤ333よりベッド322に接続
されている。この接続は、ベッド322A及び誘電体膜
332の一部をエッチングにより除去して切欠き334
を作り、下側のベッド322の一部を外部に露呈させる
ことにより行っている。
【0124】図24,図25はパッケージとしてプラス
チックパッケージを用いたそれぞれ異なる例を示す。
【0125】図24は、ベッド322の下方に誘電体層
340を設け、その中に導電層341を埋め込む。ベッ
ド322及び誘電体層340に切欠き342を形成して
導電層341の一部を露呈させる。その切欠き342を
介して、チップ326上のVpp電極パッド326b
と、導電層341の一部とをボンディングワイヤ343
で接続して、キャパシタンスを形成する。
【0126】図25(a)は、ベッド322の下面に蒸
着により絶縁性の膜340を形成し、この膜340の下
側に導電体層341を形成する。チップ326上のVp
p用パッド電極326bをボンディングワイヤ343A
によりリード端子304に接続し、さらにこのリード端
子304と導電体層341とをボンディングワイヤ34
3Bで接続する。同図(b)は(a)の平面図である。
即ち、同図(b)のA−A線断面図が(a)である。な
お、同図(b)の吊りピン322Aの幅Lをより太いも
のとすることもできる。
【0127】
【発明の効果】本発明によれば、書き込み時に書き込ま
れるメモリセルの数を制限するようにしたので、キャパ
シタに充電された電荷によっても十分な書き込みが可能
である。
【0128】また、本発明によれば、メモリセルの動作
点を書き込み電流値の小さい点に設定するようにしたの
で、複数のメモリセルを内部電源からの電力供給により
同時に書き込むことができる。
【0129】さらに本発明によれば、書き込み及び消去
電圧を昇圧回路からキャパシタンスを介して出力するよ
うにしたので、十分な電流が供給され、安定した動作が
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体回路図。
【図2】その動作を示すタイミングチャート。
【図3】そのセンスアンプを示す回路図。
【図4】そのチャージポンプ回路のチャージポンプ制御
回路。
【図5】書き込み回路制御回路。
【図6】その1つのカウンターの回路図。
【図7】その動作タイミングを示すタイミングチャー
ト。
【図8】信号WEi出力回路。
【図9】チャージポンプ回路。
【図10】書き込み回路。
【図11】電源切り換えを示すそれぞれ異なる例。
【図12】電源切り換えを示すそれぞれ異なる例。
【図13】本発明の他の例を示すグラフ。
【図14】その回路図。
【図15】本発明のさらに他の例を示すグラフ。
【図16】その回路図。
【図17】本発明の異なる適用対象としての二層のメモ
リセルの平面パターン図。
【図18】本発明の異なる適用対象としての二層のメモ
リセルのB−B′線断面図。
【図19】本発明の異なる適用対象としての二層のメモ
リセルのC−C′線断面図。
【図20】本発明の異なる適用対象としての二層のメモ
リセル等価回路図。
【図21】本発明の他の実施例の平面図及びその一部拡
大図。
【図22】本発明のさらに他の実施例の断面図及びその
一部拡大図。
【図23】本発明のさらに別の実施例の断面図。
【図24】本発明のさらに異なる実施例の断面図。
【図25】本発明のさらに別の実施例の断面図及び平面
図。
【図26】従来例の回路図。
【図27】従来のメモリセルの平面パターン図。
【図28】従来のメモリセルのB−B線断面図。
【図29】従来のメモリセルのC−C線断面図。
【図30】従来のメモリセルの等価回路図。
【図31】従来例の要部の回路図
【図32】従来例の要部の特性を示すグラフ。
【符号の説明】
5 メモリセルアレイ 7 データ検知回路(センスアンプ回路) 8 出力バッファ回路 10 書き込み回路 11 消去制御回路(イレーズ制御回路) 20 書き込み制御回路 21 チャージポンプ回路(昇圧回路+電圧リミッタ回
路) MC メモリセル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松 田 茂 神奈川県川崎市幸区掘川町580番1号 株 式会社東芝半導体システム技術センター内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つのメモリセルが1つのトランジスタに
    より構成され、そのトランジスタは電気的にデータの書
    き換えが可能であり、前記メモリセルが行方向及び列方
    向に複数個配列されたメモリセルアレイを有する半導体
    記憶装置において、 前記メモリセル中のデータを検知する複数のデータ検知
    回路と、 前記各データ検知回路に1つ宛接続された複数の出力バ
    ッファ回路と、 前記メモリセルにあるデータを書き込みの際に書き込み
    電圧を加える複数の書き込み回路と、 前記複数の書き込み回路のうちの予め定めた数のものを
    時間をずらして順次活性化する書き込み制御回路と、 前記メモリセルに消去電圧を供給する消去制御回路と、 前記書き込み電圧および消去電圧を形成するために内部
    電源電圧を昇圧する昇圧回路と、 前記昇圧回路からの出力電圧を所定値に制御する電圧リ
    ミッタ回路と、 を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記昇圧回路は、 前記内部電源電圧を内部昇圧する昇圧部と、 この昇圧部に接続され、この昇圧部から供給される電荷
    を保持するキャパシタンスと、 を有するものである、請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】前記書き込み回路は、 前記書き込み制御回路からの書き込みを許可する信号に
    基づいて、所定時間前記メモリセルに書き込むデータを
    ラッチする、ラッチ回路を有する、請求項1記載の半導
    体記憶装置。
  4. 【請求項4】前記書き込み電圧及び消去電圧を、内部の
    前記昇圧回路からと、外部電源からとのいずれから供給
    させるかを切り換え可能な切換手段を有する、請求項1
    記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】1つのメモリセルが1つのトランジスタに
    より構成され、そのトランジスタは電気的にデータの書
    き換えが可能であり、前記メモリセルが行方向及び列方
    向に複数個配列されたメモリセルアレイを有する半導体
    記憶装置において、 前記メモリセル中のデータを検知する複数のデータ検知
    回路と、 前記各データ検知回路に1つ宛接続された複数の出力バ
    ッファ回路と、 前記メモリセルにあるデータを書き込みの際に書き込み
    電圧を加える複数の書き込み回路と、 前記複数の書き込み回路のうちの予め定めた数のものを
    同時に活性化する書き込み制御回路と、 前記メモリセルに消去電圧を供給する消去制御回路と、 前記書き込み電圧および消去電圧を形成するために内部
    電源電圧を昇圧する昇圧回路と、 前記昇圧回路からの出力電圧を所定値に制御する電圧リ
    ミッタ回路と、 前記メモリセルの動作点によって決められる、前記メモ
    リセルへの書き込み時に流れる書き込み電流値を小さな
    値とするように前記動作点を決める動作点制御手段と、 を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】前記メモリセルへのデータ書き込み時に
    は、ローデコーダ回路からの信号がゲートに加えられる
    前記メモリセルと、カラムデコーダからの信号がゲート
    に加えられるカラムゲートトランジスタと、前記書き込
    み回路内の書き込み負荷トランジスタとが直列に接続さ
    れた回路が構成される、請求項5記載の半導体記憶装
    置。
  7. 【請求項7】前記動作点制御手段は、 前記書き込み回路において前記書き込み負荷トランジス
    タのゲートに加える電圧を制御することにより、前記動
    作点電位を前記メモリセルのフローティングゲートに電
    子が注入される電位とブレークダウン電位との間の電位
    に設定するものである、請求項6記載の半導体記憶装
    置。
  8. 【請求項8】前記動作点制御手段は、前記書き込み負荷
    トランジスタと前記カラムゲートトランジスタとによる
    合成抵抗を大きな値に設定すると共に、前記ローデコー
    ダからの出力を前記カラムデコーダからの出力よりも遅
    れて立上がらせるものである、請求項6記載の半導体記
    憶装置。
  9. 【請求項9】前記メモリセルへの書き込み時に、そのド
    レインに供給される電圧は、そのゲートに供給される電
    圧よりも所定値だけ低い、請求項5記載の半導体記憶装
    置。
  10. 【請求項10】前記書き込み電圧及び消去電圧を、内部
    の前記昇圧回路からと外部電源からとのいずれから供給
    させるかを切り換え可能な切換手段を有する、請求項5
    記載の半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】前記所定値は3V以上である、請求項9
    記載の半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】1つのメモリセルが1つのトランジスタ
    により構成され、そのトランジスタは電気的にデータの
    書き換えが可能であり、前記メモリセルが行方向及び列
    方向に複数個配列されたメモリセルアレイを有する半導
    体記憶装置において、 前記メモリセル中のデータを検知する複数のデータ検知
    回路と、 前記各データ検知回路に1つ宛接続された複数の出力バ
    ッファ回路と、 前記メモリセルにあるデータを書き込みの際に書き込み
    電圧を加える複数の書き込み回路と、 前記複数の書き込み回路のうちの予め定めた数のものを
    同時に活性化する書き込み制御回路と、 前記メモリセルに消去電圧を供給する消去制御回路と、 前記書き込み電圧および消去電圧を形成するために内部
    電源電圧を昇圧し、キャパシタンスを介して出力する昇
    圧回路と、 を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】前記キャパシタンスを除いた他の複数の
    要素と前記キャパシタンスとはそれぞれ第1の装置及び
    第2の装置として互いに別体に構成され、前記昇圧回路
    においては昇圧を行う昇圧部と前記キャパシタンスとが
    前記第1及び第2の装置にそれぞれ分れて属するものと
    して構成され、前記第1の装置は前記第2の装置に外付
    けされている、請求項12記載の装置。
  14. 【請求項14】前記キャパシタンスを除いた他の複数の
    要素と前記キャパシタンスとはそれぞれ第1の装置及び
    第2の装置として互いに別体に構成され、前記昇圧回路
    においては昇圧を行う昇圧部と前記キャパシタンスとが
    前記第1及び第2の装置にそれぞれ分れて属するものと
    して構成され、前記第1及び第2の装置は共に同一パッ
    ケージ内に組み込まれており、前記パッケージ内で前記
    昇圧部と前記キャパシタンスとが配線接続されている、
    請求項12記載の装置。
  15. 【請求項15】前記複数の回路はパッケージ内に組み込
    まれており、そのパッケージ内に前記キャパシタンスが
    一体的に構成されている、請求項12記載の装置。
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