JP2573116B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP2573116B2
JP2573116B2 JP28001291A JP28001291A JP2573116B2 JP 2573116 B2 JP2573116 B2 JP 2573116B2 JP 28001291 A JP28001291 A JP 28001291A JP 28001291 A JP28001291 A JP 28001291A JP 2573116 B2 JP2573116 B2 JP 2573116B2
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康 寺田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気的にプログラム
/消去可能でかつ複数バイトを一括してプログラム/消
去可能な不揮発性半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図19に一般的な電気的にプログラム/
消去可能な不揮発性半導体記憶装置(以下、EEPRO
Mと呼ぶ)のメモリセルの断面図を示し、図20にプロ
グラムおよび消去時の電圧印加条件を示す。
【0003】まず、図19を参照しながらEEPROM
のメモリセル構造の概略を説明する。P- 型の半導体基
板1の主面に所定間隔をもってN+ 型の不純物領域2,
3,10が形成されている。不純物領域2と不純物領域
3との間の領域上には酸化膜からなる絶縁膜を介してゲ
ート電極4が形成されている。これにより、選択トラン
ジスタ5が構成される。
【0004】不純物領域3上には約100Å程度の非常
に薄い酸化膜(トンネル酸化膜)6を介して電気的に絶
縁された浮遊ゲート(フローティングゲート)7が形成
され、さらにその上方には絶縁膜を介してコントロール
ゲート8が形成されている。これにより、二層ゲート構
造を有するメモリトランジスタ(二層ゲートトランジス
タ)9が構成される。
【0005】EEPROMでは、選択トランジスタ5お
よびメモリトランジスタ9で1ビットのメモリセルが構
成される。不純物領域2はビット端子BLに接続され、
ゲート電極4はワード端子WLに接続され、不純物領域
10はソース端子SLに接続される。また、コントロー
ルゲート8はコントロールゲート端子CGに接続され
る。
【0006】実際のメモリセルアレイでは、ゲート電極
4はメモリセルアレイ内の行方向の選択を行なうための
ワード線に接続され、不純物領域2は列方向の選択を行
なうためのビット線に接続される。また、不純物領域1
0はソース線に接続される。
【0007】次に、図19のメモリセルの動作を説明す
る。このメモリセルのビット端子BLおよびワード端子
WLに高電圧Vpp(通常12V程度)を印加し、この
コントロールゲート端子CGに0Vを印加し、ソース端
子SLをハイインピーダンスにする。すると、酸化膜6
に不純物領域3からフローティングゲート7の方向に非
常に強い電界がかかり、トンネル現象により電子がフロ
ーティングゲート7から不純物領域3に引抜かれる。そ
れにより、フローティングゲート7の電位は正となり、
コントロールゲート8に0Vを印加しても2層ゲートト
ランジスタ9はオンする。すなわち、2層ゲートトラン
ジスタ9はディプレッション化する。この状態をプログ
ラム状態と呼び、データ“0”に対応させる。
【0008】また、このメモリセルのコントロールゲー
ト端子CGに高電圧Vpp(通常12V)を印加し、ビ
ット端子BLに0Vを印加し、ワード端子WLにハイレ
ベルの信号を印加する。ソース端子SLには0Vを印加
するかあるいはハイインピーダンスにする。すると、酸
化膜6にフローティングゲート7から不純物領域3の方
向に非常に強い電界がかかり、トンネル現象により電子
が不純物領域3からフローティングゲート7に注入され
る。それにより、フローティングゲート7の電位は負と
なり、コントロールゲート8に0Vを印加すると2層ゲ
ートトランジスタ9はオンしない。すなわち、2層ゲー
トトランジスタ9はエンハンスメント化する。この状態
を消去状態と呼び、データ“1”に対応させる。
【0009】上記のメモリセルの消去動作およびプログ
ラム動作を総称して書込と定義する。
【0010】このメモリセルに書込まれた情報(デー
タ)を読出すには、ワード端子WLの電位をハイレベル
にし、コントロールゲート端子CGに一般的には0Vを
印加して、ビット端子BLおよびソース端子SL間に電
流が流れるか否かを検出する。
【0011】図20は、プログラム状態および消去状態
におけるビット端子BLおよびソース端子SL間に流れ
る電流Icellとコントロールゲート端子CGに印加
する電圧VCGとの関係を示している。VCG=0Vの
状態で電流が流れるとメモリセルがプログラム状態であ
り、流れないと消去状態であると判断できる。
【0012】図21は一般的なEEPROMのチップ構
成を示すブロック図であり、図22はメモリセルアレイ
およびその周辺の具体的な回路構成を示す図である。
【0013】図21において、メモリセルアレイ11
は、マトリクス状に配置された複数のメモリセルを含
む。メモリセルの複数行に対応して複数のワード線が配
置され、メモリセルの複数列に対応して複数のビット線
が配置されている。X系アドレスバッファ12およびY
系アドレスバッファ13には、メモリセルアレイ11内
の番地を選択するためのアドレス信号がアドレス端子A
0〜Akを介して入力される。Xデコーダ14は、X系
アドレスバッファ12の出力信号を受け、複数のワード
線から1本のワード線を選択する。Yデコーダ15は、
Y系アドレスバッファ13の出力信号を受け、複数のビ
ット線から1データ分のビット線を選択する。
【0014】Yゲート18は、Yデコーダ15の出力信
号を受け、選択されたビット線を書込ドライバ16およ
びセンスアンプ17に接続する。I/Oバッファ19
は、データ入出力端子D0〜D7から与えられる入力デ
ータを書込ドライバ16に入力し、あるいは、センスア
ンプ17から与えられる出力データをデータ入出力端子
D0〜D7に出力する。書込ドライバ16は、入力され
たデータをYゲート18を介してメモリセルアレイ11
内のビット線に伝達し、そのデータをさらにトランスフ
ァーゲート群21を介してカラムラッチ群20に書込
む。センスアンプ17は、選択されたメモリセルがプロ
グラム状態であるか消去状態であるかを検出する。
【0015】Vppスイッチ群22は、カラムラッチ群
20にラッチされたデータに従ってメモリセルアレイ1
1内のビット線に高電圧を印加する。チャージポンプ2
3は、外部電源から書込時に必要となる高電圧を発生す
る。消去/プログラムタイミングコントロール回路24
は、消去動作およびプログラム動作のタイミングを制御
する。
【0016】アウトプットイネーブル端子/OEは、出
力可能状態か否かを指定するアウトプットイネーブル信
号を受け、チップイネーブル端子/CEは、チップ活性
状態か否かを指定するチップイネーブル信号を受け、ラ
イトイネーブル端子/WEは、書込可能状態か否かを指
定するライトイネーブル信号を受ける。書込/読出コン
トロール回路は、アウトプットイネーブル信号、チップ
イネーブル信号およびライトイネーブル信号に応答し
て、チップのモードを制御する。
【0017】次に、図22を参照しながらメモリセルア
レイ11およびその周辺の回路構成を詳細に説明する。
【0018】メモリセルアレイ11において、複数行の
メモリセルに対応して複数のワード線WL1〜WLnが
配列され、複数列のメモリセルに対応して複数のビット
線が配列されている。また、メモリセルの複数行に対応
して複数のコントロールゲートCG1〜CGnが配列さ
れている。複数のビット線は、各々が8本のビット線B
L0〜BL7からなるバイト1〜mに分類されている。
1本のワード線に接続されるすべてのメモリセル(バイ
ト1〜mのメモリセル)をページと呼ぶ。
【0019】カラムラッチ群20は複数のカラムラッチ
200を含み、トランスファーゲート群21は複数のト
ランスファーゲート210を含み、Vppスイッチ群2
2は複数のVppスイッチ220を含む。
【0020】ページ単位での一括消去/プログラム可能
とするために各ビット線に1つのカラムラッチ200お
よび1つのVppスイッチ220が接続されている。ま
た、コントロールゲートCG1〜CGnに高電圧を印加
するためのVppスイッチ230がコントロールゲート
活性線CGAに接続されている。コントロールゲート活
性線CGAはビット線BL0〜BL7と平行に配置され
ている。Yデコーダ15はバイト1〜mに対応するm本
のYゲート線Y1〜Ymに接続される。Yゲート18
は、バイト1〜mに対応してm組のトランスファーゲー
トG1〜Gmを含む。Yゲート線Y1〜Ymはトランス
ファーゲートG1〜Gmにそれぞれ接続される。
【0021】次に、図23のタイミングチャートを参照
しながら図21および図22のEEPROMの一連の消
去/プログラム動作を説明する。
【0022】図23において、T1は、外部から入力さ
れた書込データを所定のカラムラッチ200に書込む書
込サイクルを示し、T2は、ワード線により選択された
ページの全メモリセルを消去状態にする消去サイクルを
示し、T3は、カラムラッチ200にラッチされた書込
データに従ってワード線で選択されたページ内のメモリ
セルに一括してプログラムを行なうプログラムサイクル
を示す。
【0023】(1) 書込サイクル まず、Yデコーダ15によりYゲート線Y1〜Ymが順
次選択される。Yゲート線Y1〜Ymはバイト1〜バイ
トmにそれぞれ対応する。選択されたバイトのカラムラ
ッチ200に、書込ドライバ16により書込データが書
込まれる。それにより、1本のワード線に接続される全
メモリセル(1ページ分のメモリセル)の書込データが
カラムラッチ200にラッチされる。
【0024】(2) 消去サイクル プログラムサイクルに入る前に、選択されたページのメ
モリセルの消去を行なう。今、ワード線WL1に接続さ
れるメモリセル(ページ1のメモリセル)を書換えると
する。
【0025】まず、ページ1の全メモリセルの消去を行
なう。図22に示される消去信号Eraseが“H”に
なるとVppスイッチ230が活性化される。また、ワ
ード線WL1の電位が高電圧Vppに立上がる。したが
って、トランジスタS10を介してページ1の全メモリ
セルのコントロールゲートCG1に高電圧Vppが印加
され、ページ1の全メモリセルが消去される。
【0026】(3) プログラムサイクル 消去サイクルが終了すると、カラムラッチ200にラッ
チされた書込データに従ってビット線BL0〜BL7に
接続されたVppスイッチ220が活性化される。この
とき、ワード線WL1の電位も高電圧Vppに立上がっ
ている。したがって、選択トランジスタS0〜S7を通
してメモリトランジスタM0〜M7のトンネル領域に高
電圧Vppまたは0Vが印加され、ページ1内のメモリ
セルのプログラムが一括して行なわれる。
【0027】この場合、書込データが“0”であれば、
そのカラムラッチ200に対応するビット線は高電圧V
ppになり、書込データ“1”であれば、そのカラムラ
ッチ200に対応するビット線は0Vのままである。以
上の書込方法を一般的にページモード書込と呼ぶ。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】従来のEEPROMは
以上のように構成され、ページ単位での一括書込を行な
うために各ビット線ごとにVppスイッチおよびカラム
スイッチが設けられている。メモリセル自体の面積が大
きい世代では、Vppスイッチのレイアウトは比較的容
易に行なえるが、メモリの高集積化が進むとメモリセル
のピッチに合わせてVppスイッチのレイアウトを行な
うことが困難になる。また、カラムスイッチも各メモリ
セルのピッチに合わせてレイアウトを行なわなければな
らないので、Vppスイッチ同様、カラムスイッチのレ
イアウトも困難になる。
【0029】この発明の目的は、ページモード書込の機
能を備えながら、レイアウトを容易に行なうことがで
き、高集積化に適したEEPROMを得ることである。
【0030】
【課題を解決するための手段】第1の発明の係る電気的
に複数バイトを一括してプログラム/消去可能な不揮発
性半導体記憶装置は、複数のビット線、複数のビット線
に接続される複数のメモリセル、外部から与えられる書
込データを入力する入力バッファ手段、入力バッファ手
段により入力された書込データを保持するデータ保持手
段、データ保持手段に保持された書込データに従って書
込電圧を発生する書込電圧発生手段、および選択手段を
備える。選択手段は、プログラム時に、複数のビット線
の各々を周期的に繰り返し選択し、選択されたビット線
を書込電圧発生手段に接続する。
【0031】選択手段は、複数のビット線の各々と書込
電圧発生手段との間にそれぞれ接続される複数のトラン
スファーゲート手段と、プログラム時に複数のトランス
ファーゲート手段の各々を周期的に繰り返し選択してオ
ンさせるカウンタ手段とを含んでもよい。
【0032】第2の発明に係る電気的に複数バイトを一
括してプログラム/消去可能な不揮発性半導体記憶装置
は、複数のビット線、複数のビット線に接続される複数
のメモリセル、書込データを複数のビット線の各々に与
える書込データ供給手段、複数組の書込電圧確定手段、
および選択手段を備える。複数組の書込電圧確定手段の
各々は、高電圧スイッチ手段およびラッチ手段からな
り、書込データに従って書込電圧を確定する。複数組の
書込電圧確定手段の各々は所定の複数のビット線に共通
に設けられる。選択手段は、プログラム時に、複数のビ
ット線の各々を周期的繰り返し選択し、選択されたビッ
ト線を対応する書込電圧確定手段に接続する。
【0033】選択手段は、複数のビット線の各々と対応
する書込電圧確定手段との間にそれぞれ接続される複数
のトランスファーゲート手段と、プログラム時に複数の
トランスファーゲート手段の各々を周期的に繰り返し選
択してオンさせるカウンタ手段とを含んでもよい。
【0034】第3の発明に係る電気的に複数バイトを一
括してプログラム/消去可能な不揮発性半導体記憶装置
は、複数のビット線、複数のビット線に接続される複数
のメモリセル、書込データを保持する複数のラッチ手
段、複数の高電圧スイッチ手段、および選択手段を備え
る。
【0035】複数のラッチ手段は複数のビット線に対応
して設けられる。複数の高電圧スイッチ手段の各々は所
定の複数のビット線に共通に設けられる。各高電圧スイ
ッチ手段および対応する所定の複数のラッチ手段が、書
込データに従って書込電圧を確定する書込電圧確定手段
を構成する。選択手段は、プログラム時に、複数のビッ
ト線の各々および対応するラッチ手段を周期的に繰り返
し選択し、選択されたビット線を対応する高電圧スイッ
チ手段および選択されたラッチ手段に接続する。
【0036】選択手段は、複数の高電圧スイッチ手段に
それぞれ接続される複数のノードと、複数のビット線の
各々と対応するノードとの間にそれぞれ接続される複数
の第1のトランスファーゲート手段と、複数のラッチ手
段の各々と対応するノードとの間にそれぞれ接続される
複数の第2のトランスファーゲート手段と、プログラム
時に複数の第1のトランスファーゲート手段の各々およ
び複数の第2のトランスファーゲート手段の各々を周期
的に繰り返し選択してオンさせるカウンタ手段とを含ん
でもよい。
【0037】第4の発明に係る電気的に複数バイトを一
括してプログラム/消去可能な不揮発性半導体記憶装置
は、複数のビット線、複数のビット線に接続される複数
のメモリセル、複数のラッチ手段、および選択手段を備
える。複数のラッチ手段は、複数のビット線に対応して
設けられ、各々が書込データに従って接地電圧または高
電圧を保持する。選択手段は、プログラム時に、複数の
ビット線の各々および対応するラッチ手段を周期的に繰
り返し選択し、選択されたビット線を選択されたラッチ
手段に接続する。
【0038】選択手段は、各々が所定の複数のビット線
および所定の複数のラッチ手段に共通に設けられる複数
のノードと、複数のビット線の各々と対応するノードと
の間にそれぞれ接続される複数の第1のトランスファー
ゲート手段と、複数のラッチ手段の各々と対応するノー
ドとの間にそれぞれ接続される複数の第2のトランスフ
ァーゲート手段と、プログラム時に複数の第1のトラン
スファーゲート手段の各々および複数の第2のトランス
ファーゲート手段の各々を周期的に繰り返し選択してオ
ンさせるカウンタ手段とを含んでもよい。
【0039】
【作用】第1の発明に係る不揮発性半導体記憶装置にお
いては、プログラム時に、複数のビット線の各々が周期
的に繰り返し選択され、その選択されたビット線にデー
タ保持手段に保持された書込データに従って書込電圧が
印加される。したがって、各ビット線に、メモリセルへ
の書込に十分な時間、書込電圧を供給することができ
る。
【0040】この不揮発性半導体記憶装置においては、
各ビット線に高電圧スイッチおよびカラムラッチを設け
る必要がない。また、カラムラッチに相当するデータ保
持手段を入力バッファ手段とビット線との間に配置する
ことができる。したがって、高電圧スイッチおよびカラ
ムラッチのパターンレイアウトの困難性が解消され、素
子のレイアウトに余裕ができる。
【0041】第2の発明に係る不揮発性半導体記憶装置
においては、プログラム時に、複数のビット線の各々が
周期的に繰り返し選択され、その選択されたビット線が
対応する書込電圧確定手段に接続される。書込電圧確定
手段は、接続されたビット線に与えられた書込データに
従って書込電圧を確定する。したがって、各ビット線
に、メモリセルへの書込に十分な時間、書込電圧を供給
することができる。
【0042】この不揮発性半導体記憶装置においては、
各書込電圧確定手段が所定の複数のビット線に共通に設
けられているので、高電圧スイッチ手段およびラッチ手
段の数が大幅に減少する。したがって、高電圧スイッチ
手段およびラッチ手段のパターンレイアウトの困難性が
解消され、素子のレイアウトに余裕ができる。
【0043】第3の発明に係る不揮発性半導体記憶装置
においては、プログラム時に、複数のビット線の各々お
よび対応するラッチ手段が周期的に繰り返し選択され、
その選択されたビット線が対応する高電圧スイッチ手段
および選択されたラッチ手段に接続される。各高電圧ス
イッチ手段は、選択されたラッチ手段に保持された書込
データに従って選択されたビット線の書込電圧を確立す
る。したがって、各ビット線に、メモリセルへの書込に
十分な時間、書込電圧を供給することができる。
【0044】この不揮発性半導体記憶装置においては、
各高電圧スイッチ手段が所定の複数のビット線に共通に
設けられているので、高電圧スイッチ手段の数が大幅に
減少する。また、複数のラッチ手段をビット線と同じ方
向に配列することができる。したがって、高電圧スイッ
チ手段およびラッチ手段のパターンレイアウトの困難性
が解消され、素子のレイアウトに余裕ができる。
【0045】第4の発明に係る不揮発性半導体記憶装置
においては、プログラム時に、複数のビット線の各々お
よび対応するラッチ手段が周期的に繰り返し選択され、
選択されたビット線が選択されたラッチ手段に接続され
る。それにより、各ラッチ手段に保持された接地電圧ま
たは高電圧が、選択されたビット線に供給される。した
がって、各ビット線に、メモリセルへの書込に十分な時
間、書込電圧を供給することができる。
【0046】この不揮発性半導体記憶装置においては、
各ビット線に高電圧スイッチを設ける必要がない。ま
た、複数のラッチ手段をビット線と同じ方向に配列する
ことができる。したがって、高電圧スイッチ手段および
ラッチ手段のパターンレイアウトの困難性が解消され、
素子のレイアウトに余裕ができる。
【0047】
【実施例】(1) 第1の実施例 図1はこの発明の第1の実施例によるEEPROMの構
成を示すブロック図である。
【0048】図1のEEPROMが図21の従来のEE
PROMと異なるのは次の点である。図21のEEPR
OMにおけるカラムラッチ群20、トランスファーゲー
ト群21およびVppスイッチ群22が排除され、アド
レスカウンタ26およびデータラッチ27が新たに設け
られている。
【0049】アドレスカウンタ26は消去/プログラム
タイミングコントロール回路24aにより制御される。
アドレスカウンタ26の出力信号はY系アドレスバッフ
ァ13に与えられる。データラッチ27はI/Oバッフ
ァ19とYゲート18との間に配置される。データラッ
チ27は、Yデコーダ15の出力信号を受け、I/Oバ
ッファ19から入力される書込データをラッチする。他
の部分の構成は、図21に示される構成と同様である。
【0050】図2は図1に示されるメモリセルアレイ1
1およびその周辺を詳細に示す回路図である。メモリセ
ルアレイ11の構成は図22に示されるメモリセルアレ
イ11の構成と同様である。
【0051】書込ドライバ16は、8個のドライバ回路
WD0〜WD7を含む。各ドライバ回路は、Vppスイ
ッチ161、インバータ162およびNチャネルMOS
トランジスタ163,164を含む。データラッチ27
から読出されたデータDin0〜Din7は書込ドライ
バ16のドライバ回路WD0〜WD7にそれぞれ与えら
れる。
【0052】次に、図2を参照しながらこのEEPRO
Mの一連の消去/プログラム動作を説明する。今、図2
のページ1のメモリセルの書換えを行なうものとする。
【0053】(書込サイクル)まず、図1のデータ入出
力端子D0〜D7から入力される書込データが、図1の
I/Oバッファ19を通してデータラッチ27に与えら
れる。この書込データは、Yデコーダ15により選択さ
れるデータラッチ27内の所定の番地に格納される。
【0054】ページ1内の全バイト1〜mに対応する書
込データがデータラッチ27に格納された後、ページ1
内の全メモリセルの消去を行なう。
【0055】(消去サイクル)Xデコーダ14によりワ
ード線WL1の電位が高電圧Vppに立上げられる。ま
た、消去信号Eraseが“H”になる。それにより、
トランジスタS10を介してコントロールゲートCG1
に高電圧Vppが伝達され、ページ1の全メモリセルが
消去される。消去サイクルが終了するとプログラムサイ
クルに移行する。
【0056】(プログラムサイクル)図3は、プログラ
ムサイクルを示すタイミングチャートである。まず、図
1の消去/プログラムタイミングコントロール回路24
aによりアドレスカウンタ26が活性化される。アドレ
スカウンタ26は、プログラムサイクルの開始から終了
まで、Y系アドレスを周期的に繰り返し選択する。
【0057】まず、アドレスカウンタ26の出力信号に
応答して、Yデコーダ15がYゲート線Y1を選択す
る。それにより、Yゲート線Y1の電圧が高電圧Vpp
に立上がり、トランスファーゲートG1がオンする。
【0058】同時に、Yデコーダ15は、データラッチ
27のバイト1に対応する番地を選択する。それによ
り、データラッチ27に格納されているバイト1に対応
する書込データが書込ドライバ16に伝達される。書込
ドライバ16のドライバ回路WD0〜WD7は、データ
ラッチ27からの書込データDin0〜Din7がプロ
グラム状態を示していれば高電圧Vppを発生し、消去
状態を示していれば0Vを発生する。
【0059】書込ドライバ16の出力はトランスファー
ゲートG1を介してバイト1のビット線BL0〜BL7
に伝達される。このときページ1に対応するワード線W
L1の電圧は高電圧Vppに立上がっている。したがっ
て、バイト1内のメモリセルの選択トランジスタS0〜
S7を通してメモリトランジスタM0〜M7のトンネル
領域に0Vまたは高電圧Vppの書込電圧が印加され
る。
【0060】図3に示すように、ある一定期間の後、ア
ドレスカウンタ26(図1)がカウントアップされ、Y
ゲート線Y2が選択される。この場合も同様に、データ
ラッチ27内のバイト2に対応するデータに従って書込
ドライバ16からバイト2のビット線BL0〜BL7に
書込電圧が与えられる。同様にして、順次バイトmに対
応するYゲート線Ymまでが選択され、対応するビット
線BL0〜BL7に書込データが与えられる。
【0061】Yゲート線Ymが選択された後、再びバイ
ト1に対応するYゲート線Y1が選択され、同様にし
て、バイトmに対応するYゲート線Ymまでが順次選択
される。この動作が、消去/プログラムタイミングコン
トロール回路24aにより決められるプログラムサイク
ルの期間繰り返し行なわれる。
【0062】一般に、トンネル効果を利用してメモリセ
ルのプログラムを行なうためには数msの時間がかか
る。したがって、この期間アドレスカウンタ26を活性
化させ、順次メモリセルに書込電圧を印加させる。
【0063】ここで、もし各バイトの1回の選択期間が
たとえば1μsであったとすると、1ページ内にmバイ
トのメモリセルが存在するので次のそのバイトが選択さ
れるのはmμs後である。この間、メモリセルへの書込
電圧の供給源は絶たれるわけである。しかし、トンネル
効果により流れる電流は数十pA〜数nA程度であり、
ビット線の寄生的な容量(一般的に1〜2pF)に充電
されている電荷により、書込電圧を十分供給できる。
【0064】上記の第1の実施例によれば、プログラム
サイクル時に、アドレスカウンタ26を活性化すること
によりYゲート18内のトランスファーゲートG1〜G
mが周期的に繰り返して選択され、データラッチ回路2
7に記憶される書込データに従ってメモリセルアレイ1
1のビット線に周期的に0Vまたは高電圧Vppの書込
電圧が印加される。
【0065】したがって、ビット線用の高電圧スイッチ
(Vppスイッチ)を用いないプログラム方式のEEP
ROMを実現することができ、高集積化が進んだ場合に
も十分な余裕をもってパターンレイアウトができる。
【0066】上記第1の実施例のEEPROMでは、同
一ページ内のすべてのメモリセルのコントロールゲート
が共通となっており、必ず同一ページ内のメモリセルが
一括して消去されるが、この発明は、同一ページ内のメ
モリセルが個別のコントロールゲートを有し、各々独立
に消去が可能な構成のEEPROMにも適用することが
できる。
【0067】(2) 第2の実施例 図4はこの発明の第2の実施例によるEEPROMの構
成を示すブロック図である。図4のEEPROMが図2
1の従来のEEPROMと異なるのは次の点である。
【0068】図21のEEPROMにおけるカラムラッ
チ群20、トランスファーゲート群21およびVppス
イッチ群22の代わりにカラムラッチ群30、Vppス
イッチ群31およびトランスファーゲート群32が設け
られ、さらにアドレスカウンタ26、データラッチ2
7、プログラムリフレッシュカウンタ28およびVpp
スイッチ群29が設けられている。
【0069】アドレスカウンタ26は、消去/プログラ
ムタイミングコントロール回路24bにより制御され
る。アドレスカウンタ26の出力信号はY系アドレスバ
ッファ13に入力される。データラッチ27は、I/O
バッファ19とYゲート18との間に配置される。デー
タラッチ27は、Yデコーダ15の出力信号を受け、I
/Oバッファ19から入力される書込データをラッチす
る。
【0070】プログラムリフレッシュカウンタ28は、
プログラムサイクル中にVppスイッチ群29を介して
トランスファーゲート群32にクロック信号を与え、V
ppスイッチ群31内のVppスイッチとメモリセルア
レイ11内のビット線との接続を切換える。それによ
り、各Vppスイッチからビット線に書込電圧が印加さ
れる。他の部分の構成は、図21に示される構成と同様
である。
【0071】図5は図4に示されるメモリセルアレイ1
1およびその周辺の構成を詳細に示す回路図である。
【0072】図5において、カラムラッチ群30はmバ
イトに対応してm個のカラムラッチ300を含む。ま
た、Vppスイッチ群31は、mバイトに対応してm個
のVppスイッチ310を含む。すなわち、各バイトご
とに1つのカラムラッチ300および1つのVppスイ
ッチ310が設けられている。
【0073】トランスファーゲート群32は、複数のビ
ット線BL0〜BL7に対応して複数のトランスファー
ゲート320〜327を含む。各バイトのカラムラッチ
300およびVppスイッチ310がトランスファーゲ
ート320〜327を介してそれぞれそのバイト内のビ
ット線BL0〜BL7に接続されている。
【0074】Vppスイッチ群29は、8個のVppス
イッチ290〜297を含む。プログラムリフレッシュ
カウンタ28は、クロック信号CLK0〜CLK7をそ
れぞれVppスイッチ290〜297に与える。Vpp
スイッチ290〜297の出力はそれぞれトランスファ
ーゲート320〜327に与えられる。
【0075】図6にカラムラッチ300およびVppス
イッチ310の詳細な回路図を示す。図6に示されるV
ppスイッチ310は一般的に用いられているVppス
イッチであり、ノードN1にハイレベルの電位が供給さ
れるとクロック信号φによりノードN1の電圧をVpp
レベルまで立上げる。また、カラムラッチ300は、ノ
ードN2に選択されたビット線の電位を受け、接地電位
または電源電位を発生する。
【0076】次に、図4および図5のEEPROMの一
連の消去/プログラム動作を説明する。今、図5のペー
ジ1のメモリセルの書換えを行なうとする。
【0077】(書込サイクル)まず、図4のデータ入出
力端子D0〜D7から入力される書込データが、I/O
バッファ19(図4)を通してデータラッチ27に入力
される。このとき、Yデコーダ15は、Y系アドレス信
号に応答して、データラッチ27内の所定の番地を選択
する。それにより、データラッチ27内の選択された番
地に書込データか格納される。
【0078】ページ1内の全バイト1〜mに対応する書
込データがデータラッチ27に格納された後、ページ1
内の全メモリセルの消去を行なう。
【0079】(消去サイクル)まず、Xデコーダ14に
よりワード線WL1の電圧が高電圧Vppに立上げられ
る。また、消去信号Eraseが“H”になる。それに
より、トランジスタS10を介してコントロールゲート
CG1に高電圧Vppが与えられ、ページ1の全メモリ
セルが消去される。消去サイクルが終了するとプログラ
ムサイクルに移行する。
【0080】(プログラムサイクル)図8はプログラム
サイクルを示すタイミングチャートである。まず、図4
の消去/プログラムタイミングコントロール回路24b
によりアドレスカウンタ26が活性化される。アドレス
カウンタ26は、プログラムサイクルが開始されると、
Y系アドレスを順次選択する。
【0081】まず、アドレスカウンタ26の出力信号に
応答してYデコーダ15がYゲート線Y1を選択し、そ
の電圧を高電圧Vppに立上げる。それにより、トラン
スファーゲートG1がオンする。
【0082】同時に、Yデコーダ15は、データラッチ
27のバイト1に対応する番地を選択する。それによ
り、データラッチ27に格納されているバイト1に対応
する書込データが書込ドライバ16に伝達される。書込
ドライバ16のドライバ回路WD0〜WD7は、データ
ラッチ27からの書込データDin0〜Din7がプロ
グラム状態を示していれば高電圧Vppを発生し、消去
状態を示していれば0Vを発生する。
【0083】その結果、書込ドライバ16の出力がトラ
ンスファーゲートG1を通してバイト1のビット線BL
0〜BL7に伝達される。このとき、ページ1に対応す
るワード線WL1の電圧が高電圧Vppに立上がってい
るので、バイト1内のメモリセルの選択トランジスタS
0〜S7を通してメモリトランジスタM0〜M7のトン
ネル領域に0Vまたは高電圧Vppの書込電圧が印加さ
れる。
【0084】図8に示すように、ある一定期間の後、ア
ドレスカウンタ26(図4)がカウントアップされ、Y
ゲート線Y2が選択される。この場合も同様に、データ
ラッチ27内のバイト2に対応するデータに従って書込
ドライバ16からバイト2のビット線BL0〜BL7に
書込電圧が与えられる。同様にして、順次バイトmに対
応するYゲート線Ymまでが選択され、対応するビット
線BL0〜BL7に書込電圧が与えられる。
【0085】上記の動作により、各バイト内のビット線
BL0〜BL7の寄生容量CBL0 〜CBL7 (図6参照)
が高電圧Vppに充電されまたは0Vに放電される。
【0086】バイトmに対応するYゲート線Ymが選択
された後、アドレスカウント26は非活性となり、その
後プログラムサイクルが終了するまですべてのトランス
ファーゲートG1〜Gmがオフする。
【0087】次に、リフレッシュカウンタ28が活性化
され、クロック信号CLK0〜CLK7が順次立上が
る。それにより、各バイト内のトランスファーゲート3
20〜327が順次オンし、各バイト内のビット線BL
0〜BL7が各バイトに存在するカラムラッチ300お
よびVppスイッチ310に順次接続される。
【0088】図7に示すように、クロック信号CLK0
が立上がる前に、まずリセット信号RESETが立上が
る。それにより、図6のVppスイッチ310のノード
N1が0Vになる。その後、クロック信号CLK0が立
上がる。それにより、対応するVppスイッチ290が
活性化され、トランスファーゲート320に高電圧Vp
pが与えられる。その結果、ビット線BL0が対応する
カラムラッチ300およびVppスイッチ310に接続
される。
【0089】ビット線BL0の寄生容量CBL0 に高電圧
Vppが充電されていればVppスイッチ310は活性
化される。また、ビット線BL0の電位がほぼ0Vであ
れば、Vppスイッチ310は非活性のままである。
【0090】クロック信号CLK0の立上がりからある
遅延時間の後、セット信号SETが立上がる。この遅延
時間の間、カラムラッチ300はビット線BL0の電位
を受けて、ノードN2に0Vまたは5V(外部電源電位
が5Vであると仮定)を発生する。セット信号SETが
立上がることにより、ビット線BL0の電圧を高電圧V
ppまたは0Vに確定することができる。
【0091】同様にして、クロック信号CLK1〜CL
K7が順次立上がり、各バイト内のビット線BL1〜B
L7が順次カラムラッチ300およびVppスイッチ3
10に接続される。
【0092】このようにして、クロック信号CLK0〜
CLK7を周期的に繰り返して立上げることにより、各
バイト内のビット線BL0〜BL7が周期的にカラムラ
ッチ300およびVppスイッチ310に接続される。
その結果、メモリセルへのプログラムを行なうことがで
きる。
【0093】上述のように、一般的にトンネル効果を利
用してメモリセルのプログラムを行なうには、数msの
時間がかかる。したがって、この期間プログラムリフレ
ッシュカウンタ28を活性化させ、メモリセルに順次書
込電圧を印加させる。
【0094】ここで、もし各ビット線の1回の選択期間
がたとえば1μsであったとすると、1バイトごとにカ
ラムラッチ300およびVppスイッチ310が設けら
れているので、次にそのビット線が選択されるのは7μ
s後である。 この間、メモリセルへの書込電圧の供給
源は絶たれるわけである。しかし、ビット線の寄生的な
容量(一般に1〜2pF)に充電されている電荷によ
り、書込電圧を十分供給できる。また、0Vが印加され
たビット線も同様に0Vの電位の供給源が断たれ、周辺
のメモリセルの影響によりそのビット線の電位が徐々に
上昇することが考えられる。しかし、そのビット線がク
ロック信号により選択されたときに、カラムラッチ30
0により0Vの電位の供給が行なわれ、安定した動作を
得ることができる。
【0095】上記の説明では、プログラムリフレッシュ
カウンタ28は、アドレスカウンタ26が非活性になっ
た後活性化されるが、図8に破線で示すように、プログ
ラムリフレッシュカウンタ28がプログラムサイクルの
開始と同時に活性化され、プログラムサイクルが終了す
るまで一定周期でクロック信号CLK0〜CLK7を順
次立上げてもよい。この場合の動作を説明する。
【0096】まず、アドレスカウンタ26(図4)によ
りバイト1が選択されているときに、クロック信号CL
K0が立上がる。それにより、各バイト内のビット線B
L0がトランスファーゲート320を介してカラムラッ
チ300およびVppスイッチ310に接続される。
【0097】次に、アドレスカウンタ26によりバイト
2が選択されているときに、クロック信号CLK1が立
上がる。それにより、各バイト内のビット線BL1がト
ランスファーゲート321を介してカラムラッチ300
およびVppスイッチ310に接続される。
【0098】このようにして、アドレスカウンタ26に
よりたとえばバイト9が選択されているときには、プロ
グラムリフレッシュカウンタ28はクロック信号CLK
0を立上げる。この場合、既に書込ドライバ16により
書込電圧が印加されたバイト1〜バイト8においてもク
ロック信号CLK0に対応するトランスファーゲート3
20がオンするので、各バイト内のビット線BL0が各
バイトのカラムラッチ300およびVppスイッチ31
0に接続される。
【0099】このようにして、バイトmまでが選択さ
れ、バイトmの選択が終了すると、アドレスカウンタ2
6は停止し、すべてのトランスファーゲートG1〜Gm
はオフする。しかし、プログラムリフレッシュカウンタ
28は、上記の動作を、消去/プログラムタイミングコ
ントロール回路24b(図4)によって決められるプロ
グラム期間周期的に繰り返す。それにより、メモリセル
へのプログラムを行なうことができる。
【0100】上記の第2の実施例においては、1バイト
に対して1対のカラムラッチ300およびVppスイッ
チ310が設けられ、各バイト内のビット線BL0〜B
L7がトランスファーゲート320〜327を介して1
対のカラムラッチ300およびVppスイッチ310に
接続される。プログラムサイクル時に、プログラムリフ
レッシュカウンタ38から周期的に発生されるクロック
信号CLK0〜CKL7により各バイト内のトランスフ
ァーゲート320〜327が周期的にオンされる。
【0101】したがって、各バイトに必要なカラムラッ
チ300およびVppスイッチ310の数が従来のEE
PROMの8分の1になる。その結果、素子のレイアウ
トに余裕ができ、高集積化に対応したEEPROMを得
ることができる。
【0102】また、アドレスカウンタ26の非活性化後
に、プログラムリフレッシュカウンタ28のみが動作
し、各バイト内のビット線BL0〜BL7の寄生容量C
BL0 〜CBL7 の電圧を検出することによりVppスイッ
チ310が活性化される。それにより、周期的に書込電
圧のリフレッシュを行なって、ビット線の電位レベルを
強化することができる。
【0103】なお、上記第2の実施例のEEPROMで
は、同一ページ内のメモリセルのコントロールゲートが
共通になっており、必ず同一ページ内のメモリセルが一
括して消去されるが、この発明は、同一ページ内のメモ
リセルが個別のコントロールゲートを有し、各々独立に
消去可能な構成のEEPROMにも適用することができ
る。
【0104】(3) 第3の実施例 図9はこの発明の第3の実施例によるEEPROMの構
成を示すブロック図である。図9のEEPROMが図2
1の従来のEEPROMと異なるのは次の点である。
【0105】図21のEEPROMにおけるカラムラッ
チ群20、トランスファーゲート群21およびVppス
イッチ群22の代わりにカラムラッチ群35、トランス
ファーゲート群36、Vppスイッチ群37およびトラ
ンスファーゲート群38が設けられ、さらに、プログラ
ムリフレッシュカウンタ33およびVppスイッチ34
が設けられている。
【0106】トランスファーゲート群36は、カラムラ
ッチ群35に保持されたデータをVppスイッチ群37
に伝達する。トランスファーゲート群38は、Vppス
イッチ群37をメモリセルアレイ11内のビット線に接
続する。プログラムリフレッシュカウンタ33は、消去
/プログラムタイミングコントロール回路24Cにより
制御され、書込時にトランスファーゲート群36,38
を制御する。
【0107】図10は図9に示されるメモリセルアレイ
11およびその周辺の構成を詳細に示す回路図である。
【0108】カラムラッチ群35は複数のカラムラッチ
350〜357を含む。各バイトごとに8個のカラムラ
ッチ350〜357が設けられる。トランスファーゲー
ト群36は複数のトランスファーゲート360〜367
を含む。各バイトごとに8個のトランスファーゲート3
60〜367が設けられる。
【0109】Vppスイッチ群37はmバイトに対応し
てm個のVppスイッチ370を含む。トランスファー
ゲート群38は、複数のトランスファーゲート380〜
387を含む。各バイトごとに8個のトランスファーゲ
ート380〜387が設けられる。
【0110】プログラムリフレッシュカウンタ33は、
各バイトのトランスファーゲート360〜367にそれ
ぞれクロック信号ACLK0〜ACLK7を与える。ま
た、プログラムリフレッシュカウンタ33は、Vppス
イッチ34を介して、各バイトのトランスファーゲート
380〜387にそれぞれクロック信号BCLK0〜B
CLK7を与える。
【0111】なお、Xデコーダ14およびYデコーダ1
5はVppスイッチを含む。次に、図9および図10の
EEPROMの一連の消去/プログラム動作を説明す
る。今、図10のページ1のメモリセルの書換えを行な
うとする。
【0112】(書込サイクル)図11は書込サイクルを
示すタイミングチャートである。書込サイクルは図23
に示される従来のEEPROMのタイミングチャートに
おけるT1の期間に相当する。
【0113】まず、データ入出力端子D0〜D7から入
力される書込データがI/Oバッファ19を通して書込
ドライバ16に伝達される。また、Yデコーダ15によ
りYゲート線Y1が選択される。それにより、トランス
ファーゲートG1がオンする。
【0114】このとき、プログラムリフレッシュカウン
タ33が動作し、クロック信号ACLK0〜ACLK7
およびクロック信号BCLK0〜BCLK7を順次立上
げる。
【0115】たとえばクロック信号BCLK0の立上が
りからある一定の遅延時間の後クロック信号ACLK0
が立上がる。それにより、トランスファーゲート380
およびトランスファーゲート360がオンする。その結
果、書込ドライバ16から出力される書込データDI0
がバイト1のビット線BL0を通してバイト1のカラム
ラッチ350に書込まれる。
【0116】カラムラッチ350への書込の終了後、ク
ロック信号ACLK0が立下がり、さらに一定の遅延時
間の後クロック信号BCLK0が立下がる。それによ
り、トランスファーゲートゲート360およびトランス
ファーゲート380がオフする。
【0117】次に、クロック信号BCLK1およびクロ
ック信号ACLK1が順次立上がり、書込ドライバ16
から出力される書込データDI1がバイト1のビット線
BL1を介してバイト1のカラムラッチ351に書込ま
れる。このようにして、バイト1内のカラムラッチ35
0〜357に書込ドライバ16から出力される書込デー
タDI0〜DI7が順次書込まれる。
【0118】Yデコーダ15がYゲート線Y2〜Ymを
順次選択し、同様の方法で、バイト2〜バイトmのカラ
ムラッチ350〜357に書込データが書込まれる。
【0119】書込サイクルでは、Vppスイッチ34は
まだ高電圧Vppを発生しておらず、クロック信号BC
LK0〜BCLK7は電源電圧レベル(通常5V)であ
る。
【0120】ページ1内のすべてのバイト1〜mの書込
データの格納が終了した後、従来のEEPROMと同様
に、ページ1内のすべてのメモリセルの消去を行なう。
【0121】(消去サイクル)図12は消去サイクルを
示すタイミングチャートである。消去サイクルは、図2
3に示す従来のEEPROMのタイミングチャートにお
けるT2の期間に相当する。
【0122】Xデコーダ14がワード線WL1の電圧を
高電圧Vppに立上げる。また、消去信号Eraseが
“H”になる。それにより、Vppスイッチ230が活
性化され、トランジスタS10を介してコントロールゲ
ートCG1に高電圧Vppが伝達される。その結果、ペ
ージ1内のすべてのメモリセルが消去される。消去サイ
クルが終了するとプログラムサイクルに移行する。
【0123】(プログラムサイクル)図13はプログラ
ムサイクルを示すタイミングチャートである。プログラ
ムサイクルは、図23に示す従来のEEPROMのタイ
ミングチャートにおけるT3の期間に相当する。
【0124】プログラムリフレッシュカウンタ33が動
作し、クロック信号ACLK0〜ACLK7およびクロ
ック信号BCLK0〜BCLK7が順次立上がる。
【0125】まず、クロック信号ACLK0が立上が
り、各バイトのトランスファーゲート360がオンす
る。それにより、各バイトのカラムラッチ350がVp
pスイッチ370に接続される。カラムラッチ350に
保持された書込データが“0”であれば対応するVpp
スイッチ370は活性化され、“1”であれば対応する
Vppスイッチ370は非活性となる。
【0126】各Vppスイッチ370が安定した後、ク
ロック信号BCLK0が立上がり、トランスファーゲー
ト380がオンする。このとき、クロック信号BCLK
0は高電圧Vppレベルになるので、活性化されたVp
pスイッチ370に接続されるビット線BL0には高電
圧Vppが印加される。
【0127】また、ワード線WL1の電圧が高電圧Vp
pに立上がっているので、ページ1内の各ビット線BL
0に接続されるメモリセルの選択トランジスタS0を通
してメモリトランジスタM0のトンネル領域に0Vまた
は高電圧Vppの書込電圧が印加される。一定時間の
後、クロック信号BCLK0が立下がり、さらにクロッ
ク信号ACLK0が立下がる。
【0128】次に、クロック信号ACLK1およびクロ
ック信号BCLK1が立上がり、各バイト内のカラムラ
ッチ351が対応するVppスイッチ370に接続さ
れ、さらにそのVppスイッチ370が対応するビット
線BL1に接続される。
【0129】このようにして、クロック信号ACLK0
〜ACLK7およびクロック信号BCLK0〜BCLK
7が順次立上がる。クロック信号ACLK7およびクロ
ック信号BCLK7が立下がると、再びクロックACL
K0およびBCLK0が立上がり、上記の動作が繰り返
される。
【0130】このように、クロック信号ACLK0〜A
CLK7およびクロック信号BCLK0〜BCLK7を
周期的に繰り返し立上げることにより、メモリセルへの
プログラムを行なうことができる。
【0131】上述のように、一般的にトンネル効果を利
用してメモリセルのプログラムを行なうには、数msの
時間がかかる。したがって、この期間プログラムリフレ
ッシュカウンタ33が活性化され、順次メモリセルに書
込電圧が印加される。
【0132】ここで、もし各ビット線の1回の選択期間
(クロック信号BCLK0〜BCLK7のパルス幅)が
たとえば1μsであったとすると、次にそのビット線が
選択されるのは7μs後である。この間、メモリセルへ
の書込電圧の供給源は絶たれるわけである。しかし、ト
ンネル効果により消費される電流は数十pA〜数nA程
度であり、ビット線の寄生的な容量(一般的に1〜2p
F)に充電されている電荷により、書込電圧を十分供給
できる。
【0133】図13に示すように、ビット線の電位は多
少下降するが、トンネル現象を生じさせるだけの電位を
保つようにクロック信号ACLK0〜ACLK7および
クロック信号BCLK0〜BCLK7の周波数を設定す
ることによりメモリセルへのプログラムを安定に行なう
ことができる。
【0134】なお、図13では、ビット線BL0〜BL
7の状態のうちビット線BL0の状態のみが代表的に記
載されている。
【0135】上記の第3の実施例のEEPROMでは、
同一ページ内のメモリセルのコントロールゲートが共通
となっており、必ず同一ページのメモリセルが一括して
消去されるが、この発明は、図14に示すように、同一
ページ内のメモリセルが個別のコントロールゲートを有
し、各々独立に消去可能でかつページモード書込機能を
有するEEPROMにも適用することができる。
【0136】図14において、各バイトごとにVppス
イッチ230およびカラムラッチ400が設けられてい
る。各ページ内の各バイトごとにメモリセルのコントロ
ールゲートが共通となっている。各カラムラッチ400
には、対応するバイトのメモリセルを書換えるか否か指
定するデータが保持される。
【0137】また、図10の実施例では、書込データを
カラムラッチ350〜357に書込むときに、Yデコー
ダ15により選択されていないバイトのトランスファー
ゲート360〜367もクロック信号ACLK0〜AC
LK7によりオンする。そこで、図15に示すように、
Yデコーダ15により選択されたバイトのみのトランス
ファーゲート360〜367がオンするように構成すれ
ば、より安定な書込データのラッチが可能となる。
【0138】図15の例では、上記の機能をインバータ
420およびNORゲート410〜417により実現し
ている。しかしながら、NORゲートに限らず、たとえ
ば図16に示すように、Pチャネル型トランジスタ43
1およびNチャネル型トランジスタ432を用いてもよ
い。この場合、少ない数のトランジスタで同様の機能を
達成することが可能となる。
【0139】さらに、上記の第3の実施例では、8本の
ビット線(1バイト)ごとに1つのVppスイッチ37
0が設けられているが、任意の複数のビット線ごとにV
ppスイッチ370を設けても同様の効果が得られる。
【0140】第3の実施例によれば、各バイトごとに1
つのVppスイッチ370を設ければよい。また、図1
0に示すように、各バイトごとに設けられるカラムラッ
チ350〜357をビット線BL0〜BL7に沿う方向
に配列することができる。したがって、メモリセルのピ
ッチが小さくなっても、カラムラッチのレイアウトが容
易になる。
【0141】(4) 第4の実施例 図17はこの発明の第4の実施例によるEEPROMの
構成を示すブロック図である。図17のEEPROMが
図21の従来のEEPROMと異なるのは次の点であ
る。
【0142】図21のEEPROMにおけるVppスイ
ッチ群22が排除されている。また、図21のEEPR
OMにおけるカラムラッチ群20およびトランスファー
ゲート群21の代わりにカラムラッチ群35、トランス
ファーゲート群36およびトランスファーゲート群38
が設けられ、さらにプログラムリフレッシュカウンタ3
3、Vppスイッチ34およびVppスイッチ39が設
けられている。
【0143】トランスファーゲート群36,38はカラ
ムラッチ群35に保持されたデータをメモリセルアレイ
11のビット線に伝達する。プログラムリフレッシュカ
ウンタ33は、消去/プログラムタイミングコントロー
ル回路24dにより制御され、書込時に、トランスファ
ーゲート群36,38を制御する。カラムラッチ群35
の電源はチャージポンプ23から供給される。
【0144】図18は図17に示されるメモリセルアレ
イ11およびその周辺の構成を詳細に示す回路図であ
る。
【0145】カラムラッチ群35は複数のカラムラッチ
350〜357を含む。各バイトごとに8個のカラムラ
ッチ350〜357が設けられている。トランスファー
ゲート群36は複数のトランスファーゲート360〜3
67を含む。各バイトごとに8個のトランスファーゲー
ト360〜367が設けられている。トランスファーゲ
ート群38は複数のトランスファーゲート380〜38
7を含む。各バイトごとに8個のトランスファーゲート
380〜387が設けられている。
【0146】各バイトのカラムラッチ350〜357は
それぞれトランスファーゲート360〜367を介して
ノードN3に接続される。各バイト内のビット線BL0
〜BL7はそれぞれトランスファーゲート380〜38
7を介して対応するノードN3に接続される。
【0147】プログラムリフレッシュカウンタ33は、
Vppスイッチ39を介してトランスファーゲート36
0〜367にそれぞれクロック信号ACLK0〜ACL
K7を与える。また、プログラムリフレッシュカウンタ
33は、Vppスイッチ34を介してトランスファーゲ
ート380〜387にそれぞれクロック信号BCLK0
〜BCLK7を与える。
【0148】次に、図17および図18のEEPROM
の一連の消去/プログラム動作を詳細に説明する。今、
図18のページ1のメモリセルの書換えを行なうとす
る。
【0149】(書込サイクル)まず、データ入出力端子
D0〜D7から入力される書込データがI/Oバッファ
19を通して書込ドライバ16に伝達される。また、Y
デコーダ15によりYゲート線Y1が選択される。この
とき、プログラムリフレッシュカウンタ33が動作し、
クロック信号ACLK0〜ACLK7およびクロック信
号BCLK0〜BCLK7を順次立上げる。
【0150】まず、クロック信号BCLK0の立上がり
から一定の遅延時間の後クロック信号ACLK0が立上
がる。したがって、書込ドライバ16から出力される書
込データDI0がバイト1のビット線BL0を通してバ
イト1のカラムラッチ350に書込まれる。カラムラッ
チ350への書込の終了後クロック信号ACLK0が立
下がり、一定の遅延時間の後クロック信号BCLK0が
立下がる。
【0151】次に、クロック信号BCLK1およびAC
LK1が立上がり、書込ドライバ16から出力される書
込データDI1がバイト1のカラムラッチ351に書込
まれる。このようにして、バイト1内のすべてのカラム
ラッチ350〜357への書込が終了すると、同様にし
て、バイト2からバイトmまでのカラムラッチ350〜
357への書込が行なわれる。このとき、図17におけ
るチャージポンプ23はまだ動作しておらず、カラムラ
ッチ350〜357の出力は電源電圧レベル(通常5
V)である。
【0152】(消去サイクル)ページ1内のすべてのバ
イト1〜mの書込データの格納が終了した後、チャージ
ポンプ35が活性化され、従来のEEPROMと同様に
してページ1内のすべてのメモリセルの消去が行なわれ
る。
【0153】Xデコーダ15がワード線WL1の電圧を
高電圧Vppに立上げる。また、消去信号Eraseが
“H”になる。それにより、Vppスイッチ230が活
性化され、高電圧VppがトランジスタS10を介して
コントロールゲートCG1に伝達される。その結果、ペ
ージ1内のすべてのメモリセルが消去される。消去サイ
クルが終了するとプログラムサイクルに移行する。
【0154】(プログラムサイクル)再びプログラムリ
フレッシュカウンタ33が動作し、クロック信号ACL
K0〜ACLK7およびクロック信号BCLK0〜BC
LK7を順次立上げる。
【0155】まず、クロック信号ACLK0およびBC
LK0が立上がる。それにより、各バイト内のカラムラ
ッチ350が同じバイト内のビット線BL0に同時に接
続される。このとき、カラムラッチ群35の電源は高電
圧Vppであり、またクロック信号BCLK0も高電圧
Vppレベルとなっている。したがって、書込データに
従って各バイト内のビット線BL0には0Vまたは高電
圧Vppが印加される。
【0156】また、ワード線WL1の電圧も高電圧Vp
pに立上がっているので、各ページ内のビット線BL0
に接続されるメモリセルの選択トランジスタS0を通し
てメモリトランジスタM0のトンネル領域に0Vまたは
高電圧Vppの書込電圧が印加される。ある一定時間の
後クロック信号ACLK0およびBCLK0が立下が
る。
【0157】次に、クロック信号ACLK1およびクロ
ック信号BCLK1が立上がり、各バイト内のカラムラ
ッチ351が同じバイト内のビット線BL1に接続され
る。
【0158】このようにして、クロック信号ACLK0
〜ACLK7およびクロック信号BCLK0〜BCLK
7が順次立上がる。クロック信号ACLK7およびクロ
ック信号BCLK7が立下がると、再びクロック信号A
CLK0およびクロック信号BCLK0が立上がる。上
記の動作を周期的に繰り返し行なうことにより、メモリ
セルへのプログラムを行なうことができる。
【0159】上述のように、一般的にトンネル効果を利
用してメモリセルのプログラムを行なうには、数msの
時間がかかる。したがって、この期間プログラムリフレ
ッシュカウンタ33が活性化され、メモリセルに順次書
込電圧が印加される。
【0160】ここで、もし各ビット線の1回の選択期間
(クロック信号BCLK0〜BCLK7のパルス幅)が
たとえば1μsであったとすると、次にそのビット線が
選択されるのは7μs後である。この間、メモリセルへ
の書込電圧の供給源は絶たれるわけである。しかし、ト
ンネル効果により消費される電流は数十pA〜数nA程
度であり、ビット線の寄生的な容量(一般的に1〜2p
F)に充電されている電荷により、書込電圧を十分に供
給できる。
【0161】上記の第4の実施例のEEPROMでは、
同一ページ内のメモリセルのコントロールゲートが共通
となっており、必ず同一ページ内のメモリセルが一括し
て消去されるが、この発明は、同一ページ内のメモリセ
ルが個別のコントロールゲートを有し、各々独立に消去
可能な構成のEEPROMにも適用することができる。
【0162】第4の実施例によれば、各バイトごとにV
ppスイッチを設ける必要がない。また、図18に示す
ように、各バイトごとに設けられるカラムラッチ350
〜357をビット線BL0〜BL7に沿う方向に配列す
ることができる。したがって、メモリセルのピッチが小
さくなっても、カラムラッチのレイアウトが容易にな
る。
【0163】
【発明の効果】第1の発明によれば、各ビット線に高電
圧スイッチおよびカラムラッチを設ける必要がなく、カ
ラムラッチに相当するデータ保持手段のレイアウトを余
裕をもって行なうことができる。したがって、パターン
レイアウトが容易になり、ページモード書込機能を備え
つつ高集積化に適した不揮発性半導体記憶装置が得られ
る。
【0164】第2の発明によれば、各ビット線に接続さ
れる高電圧スイッチ手段およびラッチ手段の数が大幅に
減少する。したがって、パターンレイアウトが容易にな
り、ページモード書込機能を備えつつ高集積化に適した
不揮発性半導体記憶装置が得られる。
【0165】第3の発明によれば、高電圧スイッチ手段
の数が大幅に減少し、かつ複数のラッチ手段のパターン
レイアウトが容易になる。したがって、ページモード書
込機能を備えつつ高集積化に適した不揮発性半導体記憶
装置が得られる。
【0166】第4の発明によれば、各ビット線に高電圧
スイッチを設ける必要がなく、複数のラッチ手段のパタ
ーンレイアウトが容易になる。したがって、ページモー
ド書込機能を備えつつ高集積化に適した半導体記憶装置
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例によるEEPROMの
構成を示すブロック図である。
【図2】図1のEEPROMの主要部の詳細な構成を示
す回路図である。
【図3】第1の実施例のEEPROMのプログラムサイ
クルを説明するためのタイミングチャートである。
【図4】この発明の第2の実施例によるEEPROMの
構成を示すブロック図である。
【図5】図4のEEPROMの主要部の構成を詳細に示
す回路図である。
【図6】カラムラッチおよびVppスイッチの構成を示
す回路図である。
【図7】カラムラッチおよびVppスイッチの動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【図8】第2の実施例のEEPROMのプログラムサイ
クルを説明するためのタイミングチャートである。
【図9】この発明の第3の実施例によるEEPROMの
構成を示すブロック図である。
【図10】図9のEEPROMの主要部の構成を詳細に
示す回路図である。
【図11】第3の実施例のEEPROMの書込サイクル
を説明するためのタイミングチャートである。
【図12】第3の実施例のEEPROMの消去サイクル
を説明するためのタイミングチャートである。
【図13】第3の実施例のEEPROMのプログラムサ
イクルを説明するためのタイミングチャートである。
【図14】第3の実施例のEEPROMの主要部の構成
の他の例を示す回路図である。
【図15】第3の実施例のEEPROMの主要部の構成
のさらに他の例を示す回路図である。
【図16】図15のNORゲートの代わりに用いられる
構成例を示す回路図である。
【図17】この発明の第4の実施例によるEEPROM
の構成を示すブロック図である。
【図18】図17のEEPROMの主要部の構成を詳細
に示す回路図である。
【図19】一般的なEEPROMのメモリセルの断面図
である。
【図20】図19のEEPROMのメモリセルの動作特
性を示す図である。
【図21】従来のEEPROMの構成を示すブロック図
である。
【図22】図21のEEPROMの主要部の構成を詳細
に示す回路図である。
【図23】従来のEEPROMの消去/プログラム動作
を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
11 メモリセルアレイ 12 X系アドレスバッファ 13 Y系アドレスバッファ 14 Xデコーダ 15 Yデコーダ 16 書込ドライバ 17 センスアンプ 18 Yゲート 19 I/Oバッファ 23 チャージポンプ 24a,24b,24c,24d 消去/プログラムタ
イミングコントロール回路 25 書込/読出コントロール回路 26 アドレスカウンタ 27 データラッチ 28,33 プログラムリフレッシュカウンタ 29,31,37 Vppスイッチ群 30,35 カラムラッチ群 32,36,38 トランスファーゲート群 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮脇 好和 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機株式会社 エル・エス・アイ研究所内 (72)発明者 二ッ谷 知士 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機株式会社 エル・エス・アイ研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−248000(JP,A)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に複数バイトを一括してプログラ
    ム/消去可能な不揮発性半導体記憶装置であって、 複数組のビット線と、 前記複数組のビット線に接続される複数のメモリセル
    と、 外部から与えられる書込データを入力する入力バッファ
    手段と、 前記入力バッファ手段により入力された書込データに従
    って書込電圧を発生する書込電圧発生手段と、 前記複数組のビット線の各々を周期的に繰返し選択しそ
    れの寄生容量を充電しそれにより、対応のビット線が選
    択されていないとき前記寄生容量が充電状態を維持し、
    かつデータが書込まれるべき選択されたビット線を所定
    の期間前記書込電圧発生手段に接続する選択手段とを備
    えた、不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 電気的に複数バイトを一括してプログラ
    ム/消去可能な不揮発性半導体記憶装置であって、 複数組のビット線と、 前記複数組のビット線に接続される複数のメモリセル
    と、 外部から与えられる書込データを入力する入力バッファ
    手段と、 前記入力バッファ手段により入力された書込データを保
    持するデータ保持手段と、 前記データ保持手段に保持された書込データに従って書
    込電圧を発生する書込電圧発生手段と、 前記複数組のビット線の各々を周期的に繰返し選択しそ
    の寄生容量を充電し、それにより対応のビット線が選択
    されていないとき前記寄生容量が充電状態を維持しかつ
    データが書込まれるべき選択されたビット線を所定の期
    間前記書込電圧発生手段に接続する選択手段とを備え
    た、不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は、複数のビット線の各々
    と前記書込電圧発生手段との間にそれぞれ接続される複
    数のトランスファーゲート手段と、プログラム時に前記
    複数のトランスファーゲート手段の各々を周期的に繰返
    し選択してオンさせるカウンタ手段とを含む、請求項1
    または2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 電気的に複数バイトを一括してプログラ
    ム/消去可能な不揮発性半導体記憶装置であって、 複数のビット線と、 前記複数のビット線に接続される複数のメモリセルと、 書込データを前記複数のビット線の各々に与える書込デ
    ータ供給手段と、 各々が高電圧スイッチ手段およびラッチ手段からなり、
    書込データに従って書込電圧を確定する複数組の書込電
    圧確定手段とを備え、 前記複数組の書込電圧確定手段の各々は所定の複数のビ
    ット線に共通に設けられ、 プログラム時に、前記複数のビット線の各々を周期的に
    繰返し選択し、選択されたビット線を対応する書込電圧
    確定手段に接続する選択手段をさらに備えた、不揮発性
    半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記選択手段は、前記複数のビット線の
    各々と対応する書込電圧確定手段との間にそれぞれ接続
    される複数のトランスファーゲート手段と、プログラム
    時に前記複数のトランスファーゲート手段の各々を周期
    的に繰返し選択してオンさせるカウンタ手段とを含む、
    請求項4記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 電気的に複数バイトを一括してプログラ
    ム/消去可能な不揮発性半導体記憶装置であって、 複数のビット線と、 前記複数のビット線に接続される複数のメモリセルと、 前記複数のビット線に対応して設けられ、各々が書込デ
    ータを保持する複数のラッチ手段と、 各々が所定の複数のビット線に共通に設けられた複数の
    高電圧スイッチ手段とを備え、 各高電圧スイッチ手段および対応する所定の複数のラッ
    チ手段が、書込データに従って書込電圧を確定する書込
    電圧確定手段を構成し、 プログラム時に、前記複数のビット線の各々および対応
    するラッチ手段を周期的に繰返し選択し、選択されたビ
    ット線を対応する高電圧スイッチ手段および選択された
    ラッチ手段に接続する選択手段をさらに備えた、不揮発
    性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記選択手段は、前記所定の複数のビッ
    ト線の各々と、それらに対応する高電圧スイッチ手段と
    の間にそれぞれ接続される複数の第1のトランスファー
    ゲート手段と、前記複数のラッチ手段の各々と、それら
    に対応する高電圧スイッチ手段との間にそれぞれ接続さ
    れる複数の第2のトランスファーゲート手段と、プログ
    ラム時に前記複数の第1のトランスファーゲート手段の
    各々および前記複数の第2のトランスファーゲート手段
    の各々を周期的に繰返し選択してオンさせるカウンタ手
    段とを含む、請求項6記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 電気的に複数バイトを一括してプログラ
    ム/消去可能な不揮発性半導体記憶装置であって、 複数のビット線と、 前記複数のビット線に接続される複数のメモリセルと、 前記複数のビット線に対応して設けられ、各々が書込デ
    ータを保持する複数のラッチ手段と、 前記複数のラッチ手段に共通に設けられた高電圧スイッ
    チ手段と、 前記高電圧スイッチ手段および対応する複数のラッチ手
    段が、書込データに従って書込電圧を確定する書込電圧
    確定手段を構成し、 プログラム時に、前記複数のビット線の各々および対応
    するラッチ手段を周期的に繰返し選択し、選択されたビ
    ット線を選択されたラッチ手段に接続する選択手段とを
    備えた、不揮発性半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】前記選択手段は、各々が所定の複数のビッ
    ト線および所定の複数のラッチ手段に共通に設けられる
    複数のノードと、前記複数のビット線の各々とそれらに
    対応するノードとの間にそれぞれ接続される複数の第1
    のトランスファーゲート手段と、前記複数のラッチ手段
    の各々と対応するノードとの間にそれぞれ接続される複
    数の第2のトランスファーゲート手段と、プログラム時
    に前記複数の第1のトランスファーゲート手段の各々お
    よび前記複数の第2のトランスファーゲート手段の各々
    を周期的に繰返し選択してオンさせるカウンタ手段とを
    含む、請求項8記載の不揮発性半導体記憶装置。
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