JP4757422B2 - フラッシュメモリのチップ全体に亘るワード線トラッキング - Google Patents

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Description

(技術分野)
本発明は、広くは、フラッシュEEPROM(電気的に消去及びプログラム可能な読み出し専用メモリ)セルのアレイなど浮遊ゲート型のメモリ装置に関し、より詳細には、セクタの位置にかかわらずチップ全体に亘って基準のワード線電圧とセクタコアのワード線電圧とを一致させるためのワード線トラッキング構成を有する半導体集積回路メモリ装置に関する。
【0001】
(背景技術)
当該技術分野においては周知のように、「フラッシュEEPROM」は、不揮発性メモリ装置の一種であり、EPROMの集積度の高さとEEPROMの電気的消去が可能という利点を併せ持つことにより、重要なメモリ装置として近年注目されている。このフラッシュEEPROMでは、電気的消去とセルサイズの微細化が可能である。従来のフラッシュEEPROMメモリ装置においては、1つのトランジスタで構成されるコアセルが半導体基板に複数個形成されている。各セルは、Pタイプの導電型の基板と、基板と一体に形成されたNタイプの導電型のソース領域と、同様に基板と一体に形成されたNタイプの導電型のドレイン領域とから構成されている。浮遊ゲートは薄い層により基板から分離されている。制御ゲートは第2の誘電体層により浮遊ゲートから分離されている。ソース領域とドレイン領域は、基板のP型チャネル領域により分離されている。
【0002】
フラッシュメモリに使われる構造の1つに、NOR型フラッシュメモリと一般に呼ばれているものがあり、この構造は、複数のセクタに分割されたフラッシュEEPROMのセルアレイ(浮遊ゲート型装置)で構成される。また、各セクタのメモリセルは、ワード線からなるロウとそれに交差するビット線からなるコラムに配置される。各セクタにおける各セルトランジスタのソース領域は、共通のノードに接続される。従って、同一セクタ内の全セルは同時に消去可能であり、消去は1セクタ単位で行われる。セルトランジスタの制御ゲートとドレインはそれぞれ、ワード線とビット線に接続される。
【0003】
従来の動作では、フラッシュEEPROMのセルをプログラムするには、ドレイン領域と制御ゲートを、ソース領域に与えられる電位よりも高い所定の電位にひき上げる。例えば、ドレイン領域には約+5.5Vの電圧VDを印加し、制御ゲートには約+9Vの電圧VGを印加する。これらの電圧により「ホットエレクトロン」が発生し、ホットエレクトロンは加速されて薄い誘電体層を通過し、浮遊ゲートに到達する。このホットエレクトロンの注入により、浮遊ゲートのしきい値が2Vから4V程度上昇する。
【0004】
従来の動作では、フラッシュEEPROMのセルを消去するには、ソース領域に正の電位(例えば+5V)を与え、制御ゲートに負の電位(例えば−8V)を与える。また、ドレイン領域はフローティング状態にする。浮遊ゲートとソース領域の間に強い電界が形成され、負電荷がFN(ファウラー・ノルドハイム)トンネリングにより浮遊ゲートからソース領域にひき出される。
【0005】
フラッシュEEPROMのセルが正しくプログラムされたかどうかを確認するには、読み出し電流の大きさを測定する。通常、読み出しモード時の動作では、ソース領域をグランド電位(0V)にしておき、制御ゲートを約5Vの電位にしておく。ドレイン領域は1Vから2Vの電位にしておく。このような条件で、プログラムされていないセル(論理「1」が格納されている)には50から100FA程度の電流が流れる。一方、プログラムされたセル(論理「0」が格納されている)は、これよりもかなり低い電流値を示す。
【0006】
例えば、16Mb(メガビット)のフラッシュメモリのコアアレイは、通常、単一チップ上にN×Mのマトリクス状に作られる。ここで、Nはロウの数に等しく、Mはコラムの数に等しい。また、メモリコアアレイは、左側セクタアレイと右側セクタアレイに分割されていてもよい。左側と右側の各セクタアレイは、多数のセクタで構成され(例えば16セクタ)、各セクタは個別に選択可能なブロックを表す。各セクタは、所定の数のグループ化したロウを有する。左側セクタアレイの16セクタと右側セクタアレイの16セクタに分割された16Mbのアレイにおいて、各セクタまたはブロックが512ロウと1024コラムの大きさを有する。
【0007】
図1には、単一チップ11上に形成された典型的な16Mbメモリコアアレイ10が示されており、このコアアレイ10は、左側セクタアレイ12と右側セクタアレイ14で構成される、このような典型的な16Mbメモリコアアレイ10が図1に示されている。左側セクタアレイ12はS0からS15までの16セクタで構成される。同様に、右側セクタアレイ14はS16からS31までの16セクタで構成される。S0からS31までの各セクタはそれぞれ、512のロウと1024のコラムに配列した512Kビットのデータを格納する。図からわかるように、多数のセクタ(S0〜S31)がチップ11全体に亘って個別に配置される。このように、一つの隅にあるセクタ(例えばS24)と他の隅にあるセクタ(例えばS23)との距離はかなり長い。その結果、メモリコアアレイ10における様々なセクタ間の位置の差により、読み出しモード時の動作においてセンス動作の問題が発生する。
【0008】
特に、チップに供給される外部電圧すなわちオフチップの電源電圧VCCよりも高い電圧を内部で発生させることが必要になることが多い。例えば、3.0VのVCCで動作するフラッシュメモリEEPROMでは、メモリセルの読み出しモード時の動作のために約5.0Vの高電圧を発生させる必要がある。従って、半導体メモリは一般に、外部電圧よりも高くなるように昇圧された出力信号を発生する内部電圧昇圧回路を有する。このような昇圧回路16が図1に示されており、これはノードN1にワード線供給電圧VPXGを発生させ、その電圧はロウデコーダ18を介してメモリコアアレイ10のS0からS31までの各セクタにある適切なワード線に与えられる。
【0009】
ロウデコーダ18は、左側セクタアレイ12と右側セクタアレイ14の中間に配置される。このロウデコーダは、アドレス信号に応答してワードドライバ(図示せず)を駆動し、昇圧回路16から各セクタにつながる対応するワード線にワード線供給電圧VPXGを供給する。ワード線供給電圧VPXGは、典型的には3.7Vから4.7Vの範囲であり、通常3.0Vの外部から入力される電源電圧VCCよりも高くひき上げられている。
【0010】
昇圧回路16をチップ11の左下の部分に配置するとしたならば、セクタS23は昇圧回路16の近くに配置され、セクタS24は昇圧回路からかなり離れて配置される。従って、セクタS23につながるノードN2のワード線WLN におけるワード線電圧VPXG1は、昇圧回路16からの昇圧電圧VPXGと実質的に等しくなる。昇圧電圧VPXGは、理想的にはチップ全体に亘って維持されるべき目標電圧である。しかしながら実際には、セクタS24につながるノードN3のワード線WLF におけるワード線電圧VPXG2は、読み出しモード時の動作におけるセンス期間の大半で、目標電圧よりも実質的に低くなる。
【0011】
また、基準セクタ又はミニアレイ20は、一般に昇圧回路16の近くに配置される。従って、基準セクタ20につながるノードN4のワード線WLR における基準ワード線電圧も、昇圧電圧VPXGと実質的に等しくなる。基準セクタ又はアレイ20は、ロウとコラム(例えば20×20)に配列した複数の基準セルを有する。抵抗R1は、「近い」セクタS23に隣接するノードN2と「遠い」セクタS24に隣接するノードN3の間に延びる導体のリード線21に関連した合成抵抗を表す。容量CS は、付随するワード線に接続されたときの選択されたセクタの負荷容量を表す。選択されたセクタの容量CS は、メモリコアアレイ10内の位置にかかわらず同じ値を有する。容量CR は、基準セクタ又はアレイ20の入力における負荷容量を表し、容量CS よりもはるかに小さい値を有する。
【0012】
高速の読み出し動作では、ワード線電圧が直流の定常状態になる前の安定化時間の間にセクタコアのセルを読み出す必要がある。このため、ワード線WLR とWLF における電圧が互いに一致するときに、最適の読み出しが実質的に行われる。従って、基準セクタ又はアレイ20の基準ワード線WLR における電圧VPXGと、「遠い」セクタS24に関わるワード線における電圧VPXG2を比較すると、大きな差が得られる。これは、昇圧回路16から基準セクタ20の基準ワード線WLR と「遠い」セクタS24のメモリコアのワード線WLR までの経路における、抵抗と容量の不一致に起因するものである。その結果、読み出し時に用いられるセンス回路(図示せず)におけるセンスマージン、特に導電状態のメモリコアセルに対するセンスマージンが不十分になる。
【0013】
これに鑑み、セクタの位置にかかわらずチップ全体に亘って基準ワード線電圧とセクタコアのワード線電圧を一致させるためのワード線トラッキング構成の実現に対する要求が生じている。かかる要求は、本発明によれば、「遠い」セクタのセクタワード線と基準セルミニアレイの間に動作可能に接続される第2のVPXG導体線を設ける事により、達成される。この第2のVPXG導体線は、昇圧回路の出力と「遠い」セクタのセクタワード線の間に動作可能に接続される第1のVPXG導体線よりも実質的に小さい時定数を有している。
【0014】
(発明の開示)
従って、本発明の一般的な技術的利点は、比較的簡単な構成で、かつ製造が容易で、従来技術のメモリ装置に比べて読み出し時の精度を向上させることができる、複数のセクタに配列されたフラッシュEEPROMメモリセルに用いられるワード線トラッキング構成を提供することである。
【0015】
本発明の技術的利点は、読み出し時のエラーを回避するための、複数のセクタに配列されたフラッシュEEPROMメモリセルに用いられるワード線トラッキング構成を提供することである。
【0016】
本発明の他の技術的利点は、セクタの位置にかかわらずチップ全体に亘って基準ワード線電圧とセクタコアのワード線電圧とを一致させるための、複数のセクタに分割されたフラッシュEEPROMメモリセルに用いられるワード線トラッキング構成を提供することである。
【0017】
本発明のさらに他の技術的利点は、「遠い」セクタのセクタワード線と基準セルのミニアレイの間に動作可能に接続された第2のVPXG導体線を有し、複数のセクタに分割されたフラッシュEEPROMメモリセルに用いられるワード線トラッキング構成を提供することである。
【0018】
本発明の好適な実施形態によれば、複数のセクタに分割されたフラッシュEEPROMのメモリセルアレイを有する半導体メモリ装置に用いられるワード線トラッキング構成が実現される。このワード線トラッキング構成は、セクタの位置にかかわらずチップ全体に亘って基準ワード線電圧とセクタコアのワード線電圧を一致させるよう機能する。このワード線トラッキング構成は、「遠い」セクタのセクタワード線と基準セルのミニアレイの間に動作可能に接続された第2のVPXG導体線を有する。第2のVPXG導体線は、昇圧回路の出力と「遠い」セクタのセクタワード線の間に動作可能に接続された第1のVPXG導体線よりも実質的に小さい時定数を有する。
【0019】
本発明のこれらの目的及び利点並びに他の目的及び利点は、添付の図面を参照しつつ以下の詳細な記述から、より一層明瞭となるであろう。添付の図面において、対応する構成要素には一貫して同じ参照番号を使用している。
【0020】
(発明を実施するための最良の形態)
フラッシュEEPROMメモリセル用ワード線トラッキング構成について説明する。以下の記述においては、本発明を完全に理解できるように、回路の構成や要素など具体的な事柄についての説明が数多くなされている。しかしながら、これらの具体的な記述がなくても、本発明が実施可能であるということは当業者にとって明らかである。例の事項において、周知のプロセスや回路及び制御線など本発明の動作原理を理解するにあたって特に関係のないものについては、明確にするために意図的に省略してある。
【0021】
以下、図面を詳細に参照すると、図4には、単一チップ411上に形成された16Mbのメモリコアアレイ410を有するEEPROM半導体集積回路メモリ装置400の簡略化したブロック構成が示されている。メモリコアアレイ410は、左側セクタ412及び右側セクタ414から構成される。左側セクタ412はS400からS415までの16のセクタで構成される。同様に、右側セクタ414はS416からS431までの16のセクタで構成される。S400からS431までの各セクタは、それぞれ512のロウと1024のコラムに配列された512Kビットのデータを格納する。なお、S400からS431までの複数のセクタは、チップ411全体にわたって個別に配置される。従って、1つの隅にあるセクタ(例えばS424)と他の隅にあるセクタ(例えばS423)との距離はかなり長い。また、電圧昇圧回路16がチップ411の左下の部分に設けられ、ワード線供給電圧VPXGを発生させるのに用いられる。このワード線供給電圧VPXGは、ロウデコーダ18とワード線ドライバ(図示せず)を介して、メモリコアアレイ410内の各セクタの対応するワード線を伝わる。昇圧回路16からのこのワード線供給電圧は、外部から入力される電源電圧VCCよりも高くひき上げられる。基準セルのミニアレイ、すなわち基準セクタ20が昇圧回路16に近くなるよう配置される。基準セクタ420は、複数のロウとコラム(例えば20×20)に配列された複数の基準セルを有する。さらに、メモリコアのセルのワード線電圧を、そのメモリコアのセルのあるセクタの位置にかかわらず基準セルのセクタのワード線電圧に一致させるための、本発明に係るトラッキング構成が設けられる。
【0022】
本発明に係るトラッキング構成及びその動作について詳細に説明する前に、先ず、図1のEEPROMメモリ装置における読み出し動作及びそれに伴う問題について図2及び図3を参照しながら説明すれば、本発明の原理を理解するのに役立つであろう。
【0023】
図1及び図2からわかるように、読み出しモード時の動作において、「近い」セクタS23が選択されている場合、曲線202で示される昇圧回路16からの昇圧電圧VPXGは、最初の時刻t1において、外部から入力される電源電圧VCCよりも高くひき上げられる。基準セクタ20は昇圧回路16の近くに配置されているので、曲線204で示される基準ワード線WLR における基準ワード線電圧は、昇圧電圧VPXGに追従し、昇圧電圧VPXGと実質的に等しくなる。「近い」セクタS23は基準セクタ20よりも昇圧回路16から離れて配置されているが、それでも曲線206で示されるワード線WLN におけるワード線電圧VPXG1は、昇圧電圧VPXGに実質的に等しくなる。また、実際の読み出しが行われる時刻t2においては、基準ワード線電圧と「近い」セクタのワード線電圧VPXG1の間には小さな電圧差Xしかない。この差は許容範囲であり、読み出し時のエラーをひき起こす原因にはならない。
【0024】
図1及び図3からわかるように、読み出しモード時の動作において、「遠い」セクタS24が選択されている場合、曲線302で示される昇圧回路16からの昇圧電圧VPXGは、再び最初の時刻t3において、上述の電源電圧VCCよりも高くひき上げられる。基準セクタ20は昇圧回路16の近くに配置されているので、曲線304で示される基準ワード線WLR における基準ワード線電圧は、昇圧電圧VPXGに追従し、昇圧電圧VPXGと実質的に等しくなる。しかし、「遠い」セクタは昇圧回路16からかなり遠く離れて配置されているので、曲線306で示されるセクタコアのワード線WLF におけるワード線電圧VPXG2は、昇圧電圧VPXGに一致しない。これは、そのセクタのワード線と基準ワード線から昇圧回路までの経路における抵抗と容量の不一致に起因する。
【0025】
さらに、実際の読み出しが行われる時刻t4においては、基準ワード線電圧と当該セクタのワード線電圧VPXG2の間には大きな電圧差Yがある。結果として、この電圧差が、読み出し動作において使われるセンス回路でのセンスマージンを低下させ、読み出し時のエラーを発生させる。このように、図1において行われる読み出し動作には、当該セクタのワード線電圧が基準ワード線電圧と一致しないために読み出しエラーを生じるという不都合がある。
【0026】
ここで用いられているように、「マージン」という語は、メモリコアのビット線と基準ビット線の間にある電流の差を表わす。すなわち、異なる電流間の差をセンスアンプが確実に増幅できるように、その前に適正な「マージン」をそれらの異なる電流間に形成する必要がある。また、ビット線の電流は、ワード線電圧とセルトランジスタのしきい値電圧の差に比例する。従って、セクタ内のメモリコアのセルに印加されるワード線電圧が低くなるだけで差動電流は非常に小さくなり、読み出し時のエラーを発生させる。
【0027】
これに鑑み、本発明者らは、チップ全体に亘ってセクタの位置にかかわらず基準ワード線の電圧とセクタコアのワード線電圧を一致させるためのワード線トラッキング構成を開発した。すなわち、基準セクタ420につながる基準ワード線WLR における電圧と、「遠い」セクタまたは他の任意のセクタにつながるセクタコアのワード線WLF における電圧との差が、選択されたセクタの位置にかかわらず小さく保たれる。従って、アレイ内のどのセクタを読み出す時でもセンスマージンが十分なものとなり、エラーが回避される。これは、セクタの位置にかかわらず基準ワード線の電圧とセクタコアのワード線電圧とが一致することによる。
【0028】
本発明に係るこのトラッキング構成は、図1に示す昇圧回路16からのVPXGの導体線の長さを更に延ばし、昇圧回路16に隣接する位置へ戻すことによって実現される。そして、昇圧回路16の出力ノードN1と基準ワード線WLR がつながる基準セクタ20の入力との間の導線を切断、すなわち接続を断ち切る。従って、延長VPXG導体線の末端は基準セクタの入力に接続される。
【0029】
図4を再び参照すると、このトラッキング構成は、第1の端424及び第2の端426を有する延長された第2のVPXG導体線422を備えていることがわかる。この第2の導体線422の第1の端424は、ノードN3で元の第1のVPXG導体線421の末端に接続される。なお、元のVPXG導体線421の末端は、「遠い」セクタS424につながるセクタワード線の近くに配置される。また、導体線422の第2の端426は、ノードN4で基準セクタ420に接続される。図1の従来技術とは違い、昇圧回路416の出力のノードN1は、ノードN4すなわち基準セクタ420の入力に接続される。この変更により、ノードN4における基準ワード線WLR の基準ワード線電圧は、セクタの位置にかかわらず、ノードN3におけるセクタワード線WLF のセクタコアワード線電圧VPXG2に一致するようになる。
【0030】
図4及び図5からわかるように、読み出しモード時の動作において、「近い」セクタS423が選択されている場合、曲線502で示される昇圧回路416からの昇圧電圧VPXGは、最初の時刻t5において、電源電圧VCCよりも高くひき上げられる。なお、曲線504で示される基準ワード線WLR における基準ワード線電圧は、昇圧電圧VPXGに一致しない。ノードN1とN4の間の接続を切断し、第2のVPXG導体線422を追加したため、昇圧電圧VPXGがノードN4に到達するには2つの導体421と422を伝播しなければならない。図からわかるように、この場合、曲線504で示される基準ワード線電圧は、曲線506で示されるワード線WLN におけるワード線電圧VPXG1に追従し、それと実質的に等しくなる。また、実際の読み出しが行われる時刻t6においても、基準ワード線電圧と「近い」セクタのワード線電圧VPXG1との差X1は小さいままである。
【0031】
図4及び図6からわかるように、読み出しモード時の動作において、「遠い」セクタS424が選択されている場合、曲線602で示される昇圧回路416からの昇圧電圧VPXGは、再び最初の時刻t7において、電源電圧VCCよりも高くひき上げられる。しかしこの場合は、曲線604で示される基準ワード線電圧が、曲線606で示されるセクタワード線電圧VPXG2に追従し、それと実質的に等しくなる。この場合、実際の読み出しが行われる時刻t8において、基準ワード線電圧と「遠い」セクタのワード線電圧との差Y1は小さい。結果として、読み出しモード時の動作におけるエラー発生の可能性が排除される。
【0032】
本発明において、選択されたセクタS424に関わる容量CS が、基準セクタ420に関わる容量CR (基準ミニ・アレイの容量に等しい)よりも非常に大きいため、基準ワード線WLR の電圧はセクタコアのワード線WLF の電圧に一致する。従って、延長VPXG導体線422に沿って伝わる信号の遅延は、第1のVPXG導体線421による遅延よりも非常に小さい。その結果、導体421に関わる合成抵抗R1による遅延は、時定数R1CS に依存する。
【0033】
容量CS を導体421の途中に接続すると(例えばセクタS420を選択すると)、ノードN2からセクタS420までの長さの抵抗値R1aは、時定数R1aCS に依存する遅延を必然的に有する、ということは当業者には明確に理解されるであろう。この場合、合成抵抗R1aの実際の値は、R1のうち選択されているセクタS420よりも遠い側にある部分による抵抗と、R2による抵抗の和になる。
【0034】
しかしながら、上記のように定義された値R1aの大半について、遅延は時定数R1aCS に依存し、ノードN4における電圧は、時定数R2CR が比較的短いため、選択されたセクタのワード線電圧に一致する。結果として、導体421の途中にある容量CS の位置にかかわらず、ノードN4における電圧は、時定数R1aCS に依存するため、選択されたセクタのワード線電圧に実質的に一致することになる。
【0035】
図7には、図1及び図4のそれぞれ「遠い」セクタについて、基準ワード線電圧とセクタコアのワード線電圧の読み出しモードにおける波形が示されている。曲線702と曲線704は、図1の従来技術における「遠い」セクタに対する読み出し時の基準ワード線電圧とセクタコアのワード線電圧をそれぞれ表す。曲線702と704を比較すると、それらの差Wは、基準ワード線電圧とセクタコアのワード線電圧との間に大きな電圧差があることを示している。一方、曲線706と708は、図4の本発明における「遠い」セクタに対する読み出し時の基準ワード線電圧とセクタコアのワード線電圧をそれぞれ表す。曲線706と708を比較すると、それらの差W1は、基準ワード線電圧とセクタコアのワード線電圧との間に非常に小さな電圧差しかないことを示している。
【0036】
図8には、昇圧回路416と「遠い」セクタにつながるセクタワード線WLF の間にある図4の元の第1のVPXG導体線421に関わる抵抗と寄生容量、及び「遠い」セクタにつながるセクタワード線WLF と基準セクタ420につながる基準ワード線WLR の間にある延長VPXG導体線422に関わる抵抗と寄生容量を示す概略的な回路図が示されている。本発明に係る延長VPXG導体線422を追加したことにより、ノードN3とN4の間の経路における遅延特性又は時定数は、ノードN1とN3の間にある元のVPXG導体線421に比べて小さくすることができる。
【0037】
以上の詳細な記述から、本発明によれば、複数のセクタに分割されたフラッシュEEPROMメモリセルにおいて、セクタの位置にかかわらずチップ全体に亘って基準ワード線電圧とセクタコアのワード線電圧を一致させるワード線トラッキング構成を実現できることがわかる。本発明に係るワード線トラッキング構成は、「遠い」セクタのセクタワード線と基準セルのミニアレイの間に動作可能に接続された第2のVPXG導体線を有する。第2のVPXG導体線は、昇圧回路の出力と「遠い」セクタのセクタワード線の間に動作可能に接続された第1のVPXG導体線よりも実質的に小さい時定数を有する。
【0038】
以上、現時点で好適と思われる本発明の実施形態について例示し説明してきたが、様々な変更や修正が可能であり、その構成要素と等価のものは、本発明の要旨から逸脱しない範囲において適用可能であることは、当業者には理解されるであろう。さらに、本発明の要旨の範囲から逸脱しない範囲において、特定の状況や構成要素を本発明の教示に適合させて様々な修正を行うことが可能である。従って、本発明は、上述した本発明を実施するための最良の形態として開示された特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に含まれる全ての実施形態を含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 複数のセクタに分割されたメモリセルアレイを有する従来の16MbEEPROM半導体集積回路メモリ装置の簡略化したブロック図である。
【図2】 読み出し中に生じる問題点を理解するための、図1の「近い」セクタにおける種々の信号の波形を示す図である。
【図3】 読み出し中に生じる問題点を理解するための、図1の「遠い」セクタにおける種々の信号の波形を示す図である。
【図4】 本発明の原理に従い構成された、ワード線トラッキング構成を有する16MbEEPROM半導体集積回路メモリ装置の簡略化したブロック図である。
【図5】 読み出し中に生じる問題点をどのように解決するかを理解するための、図4の「近い」セクタにおける種々の信号の波形を示す図である。
【図6】 読み出し中に生じる問題点をどのように解決するかを理解するための、図4の「遠い」セクタにおける種々の信号の波形を示す図である。
【図7】 それぞれ図1及び図4における「遠い」セクタについての、基準セルのワード線電圧及びセクタコアのワード線電圧の波形を示す図である。
【図8】 図4の第1及び第2のVPXG導体線に関わる抵抗及び寄生容量の概略的な回路図である。

Claims (4)

  1. フラッシュEEPROMメモリセルのアレイを有する半導体メモリ装置であって、
    セクタの位置にかかわらずチップ全体に亘って基準のワード線電圧とセクタコアのワード線電圧とを一致させるためのワード線トラッキング構成を有し、該ワード線トラッキング構成が、
    複数のセクタ(S400〜S431)に分割された複数のメモリコアセルを有するメモリアレイ(410)であって、各セクタが、ワード線で構成されるロウと該ロウに交差するビット線で構成されるコラムとに沿って配列された複数のメモリコアセルを有し、前記チップ全体に亘ってそれぞれ個別に配置されている、前記メモリアレイと、
    基準コアワード線で構成されるロウと基準ビット線で構成されるコラムとに沿って配列された複数の基準コアセルを有する基準セルミニアレイ(426)と、
    前記複数のセクタのうちの1つにおいて任意のセクタワード線を選択するためのロウデコーダ手段(418)と、
    電源電圧よりも高くなるように昇圧されたワード線供給電圧を発生して、読み出し動作モードの期間中前記ロウデコーダ手段を介して前記選択されたワード線を駆動すると共に、前記基準コアワード線を駆動するための昇圧回路手段(416)とを含み、
    前記昇圧回路手段及び前記基準セルミニアレイが、前記チップの一部において相互に物理的に近接して配置され、
    前記複数のセクタの1つが、前記昇圧回路手段に物理的に近接して配置されている「近い」セクタを規定し、
    前記複数のセクタの別の1つが、前記昇圧回路手段から物理的に遠く離れて配置されている「遠い」セクタを規定しており、
    更に、前記昇圧回路手段の出力と前記「遠い」セクタのセクタワード線との間に動作可能に接続された第1の導体手段(421)と、
    前記「遠い」セクタのセクタワード線と前記基準セルミニアレイとの間に動作可能に接続され、前記基準セルミニアレイに関わる基準ワード線電圧が前記選択されたセクタの位置にかかわらず前記読み出し動作の期間中前記セクタワード線電圧に一致するように、前記第1の導体手段よりも実質的に小さい遅延特性を有する第2の導体手段(422)とを含む、半導体メモリ装置。
  2. 前記第2の導体手段は、時定数R2CR によって定義される遅延特性を有し、R2は該導体手段の抵抗性負荷であり、CR は前記基準セルミニアレイの容量性負荷である、請求項1に記載の半導体メモリ装置。
  3. 前記第1の導体手段は、時定数R1CS によって定義される遅延特性を有し、R1は該導体手段の抵抗性負荷であり、CS は前記選択されたセクタの容量性負荷である、請求項2に記載の半導体メモリ装置。
  4. 選択されたいずれのセクタにおいても、前記容量性負荷CR が前記容量性負荷CS よりも実質的に小さい、請求項3に記載の半導体メモリ装置。
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