JP3392438B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP3392438B2
JP3392438B2 JP26222792A JP26222792A JP3392438B2 JP 3392438 B2 JP3392438 B2 JP 3392438B2 JP 26222792 A JP26222792 A JP 26222792A JP 26222792 A JP26222792 A JP 26222792A JP 3392438 B2 JP3392438 B2 JP 3392438B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浮遊ゲートと制御ゲー
トを有する電気的書替え可能なメモリセルを用いた不揮
発性半導体記憶装置(EEPROM)に係わり、特にN
ANDセル構成のメモリセルアレイを有するEEPRO
Mに関する。
【0002】
【従来の技術】EEPROMの一つとして、高集積化が
可能なNANDセル型EEPROMが知られている。こ
れは、複数のメモリセルをそれらのソース,ドレインを
隣接するもの同士で共用する形で直列接続して一単位と
してビット線に接続するものである。メモリセルは通
常、電荷蓄積層と制御ゲートが積層されたFETMOS
構造を有する。メモリセルアレイは、p型基板又はn型
基板に形成されたp型ウェル内に集積形成される。NA
NDセルのドレイン側は選択ゲートを介してビット線に
接続され、ソース側はやはり選択ゲートを介してソース
線(基準電位配線)に接続される。メモリセルの制御ゲ
ートは、行方向に連続的に配設されてワード線となる。
【0003】このNANDセル型EEPROMの動作
は、次の通りである。データ書込みの動作は、ビット線
から最も離れた位置のメモリセルから順に行う。選択さ
れたメモリセルの制御ゲートには高電圧Vpp(=20V
程度)を印加し、それよりビット線側にあるメモリセル
の制御ゲート及び選択ゲートには中間電位VppM (=10V
程度)を印加し、ビット線にはデータに応じて0V又は
中間電位を与える。ビット線に0Vが与えられた時、そ
の電位は選択メモリセルのドレインまで伝達されて、ド
レインから浮遊ゲートに電子注入が生じる。これによ
り、その選択されたメモリセルのしきい値は正方向にシ
フトする。この状態を例えば“1”とする。ビット線に
中間電位が与えられたときは電子注入が起こらず、従っ
てしきい値は変化せず、負に止まる。この状態は“0”
である。
【0004】データ消去は、NANDセル内の全てメモ
リセルに対して同時に行われる。即ち、全ての制御ゲー
ト,選択ゲートを0Vとし、ビット線及びソース線を浮
遊状態として、p型ウェル及びn型基板に高電圧20V
を印加する。これにより、全てのメモリセルで浮遊ゲー
トの電子がp型ウェルに放出され、しきい値は負方向に
シフトする。
【0005】データ読出し動作は、選択されたメモリセ
ルの制御ゲートを0Vとし、それ以外のメモリセルの制
御ゲート及び選択ゲートを電源電位Vcc(=5V)とし
て、選択メモリセルで電流が流れるか否かを検出するこ
とにより行われる。
【0006】以上の動作説明から明らかなように、NA
NDセル型EEPROMでは、書込み及び読出し動作時
には非選択メモリセルは転送ゲートとして作用する。こ
の観点から、書込みがなされたメモリセルのしきい値電
圧には制限が加わる。例えば、“1”書込みされたメモ
リセルのしきい値の好ましい範囲は、0.5〜3.5V
程度となる。データ書込み後の経時変化、メモリセルの
製造パラメータのばらつきや電源電圧のばらつきを考慮
すると、データ書込み後のしきい値分布はこれより小さ
い範囲であることが要求される。
【0007】しかしながら、従来のような、書込み電位
及び書込み時間を固定して全メモリセルを同一条件でデ
ータ書込みする方式では、“1”書込み後のしきい値範
囲を許容範囲に収めることが難しい。例えば、メモリセ
ルは製造プロセスのばらつきからその特性にもばらつき
が生じる。従って書込み特性を見ると、書込まれやすい
メモリセルと書込まれにくいメモリセルがある。これに
対して、各々のメモリセルのしきい値が所望の範囲に収
まるよう書込まれるように、書込み時間を調節してベリ
ファイを行いながら書込むという方法が提案されてい
る。次にベリファイを行いながら書込む動作(書込み/
書込みベリファイ読出し動作)の従来例を、図12を用
いて簡単に説明する。
【0008】まず、ブロック選択動作(ステップS1)
を行った後、昇圧回路を用いてロウデコーダのnウェル
を電源電位Vccから昇圧電位VppW まで昇圧する(ステ
ップS2)。このとき制御ゲート及び選択ゲートの一部
は接地電位Vssから電源電位Vccになる。続いて、書込
むべきメモリセルの制御ゲートを電源電位Vccから昇圧
電位VppW にして書込み動作(ステップS3)を行った
後、制御ゲート及び選択ゲートの電位を接地電位Vssに
戻す。さらに、ロウデコーダのnウェルの電位を電源電
位Vccに戻す。
【0009】次いで、書込みベリファイ読出し動作(ス
テップS4)を行い、“1”データを書込むメモリセル
に接続されたビット線の電位が全て“L”レベルと判定
された場合、つまり“1”データを書込むメモリセルの
全てにおいて書込みが十分となった場合には、ブロック
選択解除動作(ステップS5)を行い、書込み/書込み
ベリファイ読出し動作が終了する。また、“1”データ
を書込むメモリセルに接続されたビット線のうち少なく
とも1本の電位が“H”レベルと判定された場合、つま
り“1”データを書込むメモリセルのうち少なくとも1
つは書込み不十分のメモリセルが存在する場合には再び
ステップS2→S3→S4の動作を行う。そして、
“1”データを書込むメモリセルの全てにおいて書込み
が十分となるまでS2→S3→S4→S2→S3→S4
…→S2→S3→S4と繰返した後、S5を行い、書込
み/書込みベリファイ読出し動作が終了する。
【0010】このように、書込み/書込みベリファイ読
出し動作中にS2〜S4の動作を多い場合には複数回繰
り返す方式では、S2〜S4のループを繰返すたびにn
ウェルをVcc→VppW に昇圧する動作S2が行われるた
め、その所要時間τ1 がループの回数だけ必要となる。
従って、書込み/書込みベリファイ読出し動作の所要時
間が長くなる、という欠点があった。また、τ1 を短く
するためにVppW 電位を発生する昇圧回路の電流供給能
力を高くすると、消費電力が増大するという問題を招く
ことになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のN
ANDセル型EEPROMでは、データ書込み/書込み
ベリファイ読出し動作の所要時間を短くすることが難し
く、これを解決するためには消費電力が増大してしまう
という問題があった。
【0012】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、消費電力の増大を伴う
ことなく、データ書込み/書込みベリファイ読出し動作
の所要時間を短くすることを可能としたNANDセル型
EEPROMを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、次のような構成を採用している。
【0014】即ち本発明は、半導体基板に電荷蓄積層と
制御ゲートが積層形成され、電荷蓄積層と基板の間の電
荷の授受により電気的書替えが行われるメモリセルが配
列形成されたメモリセルアレイと、このメモリセルアレ
イのワード線方向の一端部若しくは両端部に設けられ、
メモリセルアレイが形成されたウェルと逆極性の複数の
ウェル上に形成された素子を含むロウデコーダと、メモ
リセルアレイの所定範囲のメモリセルに単位書込み時間
を設定して同時にデータ書込みを行った後、そのメモリ
セル・データを読出して書込み不十分のメモリセルがあ
る場合に再書込みを行うベリファイ制御手段とを備えた
不揮発性半導体記憶装置において、書込みベリファイ動
作時に逆極性のウェルのうち少なくとも一つに印加され
る電圧が電源電圧より高い電圧であることを特徴とす
る。
【0015】また本発明は、上記の構成において、デー
タ書込み動作から書込みベリファイ読出し動作に変わる
ときに、電源電圧より高い電圧が印加されるウェルに印
加される電圧が低下しないことを特徴とする。さらに、
メモリセルアレイは複数のメモリセルが直列接続されて
NANDセルを構成し、該NANDセルの一端が選択ゲ
ートを介してビット線に接続されたものであり、書込み
ベリファイ動作時にロウデコーダのウェルに印加する電
源電圧より高い電圧が、選択ゲートに印加される電圧よ
り高いことを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明においては、データ書込み/書込みベリ
ファイ読出し動作開始時に、ロウデコーダの複数のpチ
ャネルMOSFETが形成されている複数のnウェルの
うちの少なくとも1つを電源電圧から所定の高電圧(電
源電圧より高い電圧)に充電した後、この所定の高電圧
を維持した状態のままデータ書込み動作及び書込みベリ
ファイ読出し動作を1回ずつ、若しくは書込み動作→書
込みベリファイ読出し動作→書込み動作→書込みベリフ
ァイ読出し動作→ … →書込み動作→書込みベリファ
イ読出し動作のように順番に複数回繰り返し行う。そし
て、書込み不十分のメモリセルがなくなった後、前記高
電圧を与えたnウェルの電圧を電源電圧に低下させた
後、終了する。
【0017】このようにして本発明によれば、前記高電
圧を与えるべきnウェルを電源電圧から所定の高電圧ま
で充電する回数を、データ書込み動作と書込みベリファ
イ読出し動作を順番に繰返す回数によらず、データ書込
み/書込みベリファイ読出し動作を通して1回だけにす
ることができる。従って、データ書込み/書込みベリフ
ァイ読出し動作の所要時間を、消費電力を増大させるこ
となく短くすることが可能となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0019】図1は、本発明の一実施例におけるNAN
Dセル型EEPROMの構成を示している。メモリセル
アレイ1に対して、データ書込み,読出し,再書込み,
及びベリファイ読出しを行うためにビット線制御回路2
が設けられている。このビット線制御回路はデータ入出
力バッファ6につながり、アドレスバッファ4からのア
ドレス信号を受けるカラムデコーダー3の出力を入力と
して受ける。また、メモリセルアレイ1に対して制御ゲ
ート及び選択ゲートを制御するためにロウ・デコーダ5
が設けられ、メモリセルアレイ1が形成されるp基板
(又はp型ウェル)の電位を制御するための基板電位制
御回路7が設けられている。
【0020】ビット線制御回路2は主にCMOSフリッ
プフロップから成り、書込むためのデータのラッチやビ
ット線の電位を読むためのセンス動作、また書込み後の
ベリファイ読出しのためのセンス動作、さらに再書込み
データのラッチを行う。
【0021】図2(a)(b)は、メモリセルアレイの
一つのNANDセル部分の平面図と等価回路図であり、
図3(a)(b)はそれぞれ図2(a)のA−A′及び
B−B′断面図である。素子分離酸化膜12で囲まれた
p型シリコン基板(又はp型ウェル)11に複数のNA
NDセルからなるメモリセルアレイが形成されている。
一つのNANDセルに着目して説明するとこの実施例で
は、8個のメモリセルM1 〜M8 が直列接続されて一つ
のNANDセルを構成している。メモリセルはそれぞ
れ、基板11にゲート絶縁膜13を介して浮遊ゲート1
4(141 、142 、…、148 )が形成され、この上
に層間絶縁膜15を介して制御ゲート16(161 、1
2 、…、168 )が形成されて、構成されている。こ
れらのメモリセルのソース、ドレインであるn型拡散層
19は隣接するもの同志共用する形で、メモリセルが直
列接続されている。
【0022】NANDセルのドレイン側、ソース側には
夫々、メモリセルの浮遊ゲート、制御ゲートと同時に形
成された選択ゲート149 、169 及び1410、1610
が設けられている。素子形成された基板上はCVD酸化
膜17により覆われ、この上にビット線18が配設され
ている。ビット線18はNANDセルの一端のドレイン
側拡散層19にはコンタクトさせている。行方向に並ぶ
NANDセルの制御ゲート14は共通に制御ゲート線C
1 、CG2 、…、CG8 として配設されている。これ
ら制御ゲート線はワード線となる。選択ゲート149
169 及び1410,1610もそれぞれ行方向に連続的に
選択ゲート線SG1 ,SG2 として配設されている。
【0023】図4は、このようなNANDセルがマトリ
クス配列されたメモリセルアレイの等価回路を示してい
る。また、メモリセルアレイは図5に示すように、複数
のNANDセルブロック20(201 〜20n )により
構成されている。
【0024】図6は、図1のロウデコーダ5の具体的構
成を一つのNANDセルブロック201 について示した
ものである。ロウデコーダ5は複数のアドレス信号ai
の論理積をとるNANDゲートG1が基本素子であり、
選択されたブロックについてはノードN1が“H”レベ
ルになる。
【0025】ロウデコーダ5は、イネーブル回路51,
高電圧切替え回路52,及び各種ゲートの駆動回路53
等からなる。高電圧切替え回路52は、pチャネルMO
S負荷トランジスタQp13,Qp14 とnチャネルMOSド
ライバトランジスタQn43,Qn44 により構成されてい
る。ノードN1の信号が、イネーブル回路51のトラン
スファーゲートQn41,Qn42,Qp11,Qp12 を介して一方
のドライバトランジスタQn43 のゲートに入力され、他
方のドライバトランジスタQn44 のゲートにはインバー
タI8 により反転されて入力される。これにより、高電
圧切替え回路52には相補出力が得られる。高電圧切替
え回路52に接続されている入力信号VPPRWは書込
み動作時、及び消去動作時にはそれぞれ昇圧電位VPP
W(=18V)、VPPE(=20V)に設定され、他
の場合にはVcc電位に設定されている。
【0026】また、各制御ゲートCGi(i=1〜8)
と入力信号CGiD(i=1〜8)とは、負のしきい値
電圧を持つpチャネルMOSトランジスタQp21 〜Qp2
8 ,及び正のしきい値電圧を持つnチャネルMOSトラ
ンジスタQn52,Qn54 〜Qn66 を介して接続され、この
pチャネル,nチャネルMOSトランジスタのゲートに
はそれぞれノードN3,N4が接続されている。また、
各制御ゲートCGiは接地電位とnチャネルMOSトラ
ンジスタQn53,Qn55 〜Qn67 を介して接続され、この
nチャネルMOSトランジスタのゲートにはノードN3
が接続されている。
【0027】各選択ゲートSGi(i=1,2)と入力
信号SGiD(i=1,2)とは、nチャネルMOSト
ランジスタQn50,Qn68 及びpチャネルMOSトランジ
スタQp20,Qp29 を介して接続され、このpチャネル,
nチャネルMOSトランジスタのゲートにはそれぞれノ
ードN3,N4が接続されている。また、各選択ゲート
SGiは入力信号Vuss とnチャネルMOSトランジス
タQn51,Qn69 を介して接続され、このnチャネルMO
SトランジスタのゲートにはノードN3が接続されてい
る。
【0028】また、NANDセルの片側はビット線BL
k(k=1〜m)に接続され、もう一方の側はソース電
位Vcsource に接続されている。また、メモリセルが構
成されているpウェルの電位Vwellは消去動作時には昇
圧電位VPPE(=20V)に設定され、他の動作時に
は接地電位に設定される。また、図6中のQp13,Qp14,
Qp20 〜Qp29 の構成されているnウェルはVNwell に
設定されている。
【0029】このように構成されたロウデコーダ5の書
込み動作時、及び書込みベリファイ読出し動作時のタイ
ミングを、図7,図8に従って説明する。まず始めに、
選択ブロック内の動作タイミングの説明を、NANDセ
ルのうち3番目のセルが選択された場合を例にとって説
明する。
【0030】スタンドバイ状態では複数のアドレス信号
ai の論理積は“L”の状態にあるため、ノードN1が
Vss、ノードN2がVcc、ノードN3がVcc、ノードN
4がVssの状態にある。従って、SG1,SG2,CG
i(i=1〜8)と接地電位を接続するnチャネルMO
SトランジスタQn51,Qn53,Qn55,Qn57,Qn59,Qn61,
Qn63,Qn65,Qn67,Qn69 がオン状態となっているた
め、SG1,SG2,CGi(i=1〜8)が全てVss
状態にある。
【0031】続いて、書込み/書込みベリファイ読出し
動作が始まると、最初にブロック選択動作(図7,8中
の(1))を行う。RDENB及びアドレス信号ai が
Vss→Vccとなるため、ノードN1もVss→Vccとな
り、従ってノードN3がVcc→Vss、ノードN4がVss
→Vccとなり、SG1,SG2,CGi(i=1〜8)
とSG1D,SG2D,CGiD(i=1〜8)を接続
するnチャネル,pチャネルMOSトランジスタが全て
オン状態となる。また、SG1,SG2,CGi(i=
1〜8)と接地電位を接続するnチャネルMOSトラン
ジスタが全てオフ状態となる。
【0032】続いて、VPPRW,VNwell をVcc→V
ppW (例えば18V)とするnウェルの昇圧動作(図
7,8中の(2))を行う。この場合には、一般にロウ
デコーダ中のVppW 電位が印加されるpチャネルMOS
トランジスタの構成されているnウェルは複数のブロッ
クで共通となっているため、非選択ブロックのnウェル
もVcc→VppW のように充電せねばならず、このnウェ
ルを共有しているブロックの数が多い場合にはVppW を
発生させる昇圧回路の負荷が大きくなる。また、昇圧回
路の電流供給能力は電源に比べて十分小さいので、VP
PRW,VNwellをVcc→VppW とするための所要時間
(図8中のτ1 )が長くなる。なお、この種の昇圧回路
の一例を、図9に示す。この昇圧回路は、nチャネルの
MOSトランジスタQn13 〜Qn22 ,インバータI10〜
I14及びコンデンサC1 〜C5 からなるもので、周知の
構成である。
【0033】続いて、書込み動作(図7,8中の
))を行うが、まずSG1D,CGiD(i=1〜
8)がVss→Vccとなると、SG1,SG2,CGi
(i=1〜8)もVss→Vccとなる。同時に“0”デー
タを書込むメモリセル、つまりしきい値電圧を負に保つ
メモリセルに接続されたビット線の電位もVss→Vccと
なり、さらにVcc→VM8(例えば8V)となる。この場
合に、“0”データを書込むメモリセルが多い場合に
は、多くのビット線をVcc→VM8とせねばならず、その
ためVM8を発生させる昇圧回路の負荷が大きくなるた
め、前に述べたVPPRW,VNwell をVcc→VppW と
する場合と同様に、所要時間(図8中のτ2 )が長くな
る。
【0034】続いて、SG1D,CGiD(i=1〜
8)がVcc→VM10 (例えば10V)となるため、SG
1,CGi(i=1〜8)もVcc→VM10 となる。この
場合には、Vcc→VM10 のように充電される部分は選択
ブロック内のSG1とCGi(i=1〜8)だけなの
で、VM10 を発生させる昇圧回路の負荷容量はあまり大
きくなく、従ってVcc→VM10 と充電するための所要時
間も図8中に示したようにτ1 ,τ2 に比べると十分短
くなる。
【0035】続いて、CG3DがVM10 →VppW となる
とCG3もVM10 →VppW となる。この場合も、VppW
まで充電される部分がCG3だけなので、VppW を発生
させる昇圧回路がVM10 →VppW まで充電する部分の負
荷容量はあまり大きくない。従って、VM10 →VppW と
するための所要時間も、図8中に示したように、τ1,
τ2 に比べると十分短くて済む。CG1,2,4〜8及
びSG1がVM10 、CG3がVppW にしばらくの間保た
れた後に、SG1D,CGiD(i=1〜8)が全てV
ss電位に低下するため、SG1,CGi(i=1〜8)
も全てVssとなる。
【0036】続いて、“0”データを書込むメモリセル
に接続されたビット線電位がVM8→Vssとなり、書込み
動作が終了し、書込みベリファイ読出し動作(図7,8
中の(4))に入る。RDENBとアドレス信号線ai
は、書込み動作→書込みベリファイ読出し動作となると
きには全く変化せず、またVPPRWやVNwell の電圧
も変化しないため、図6のロウデコーダ内のノードN
1,N2,N3,N4の電圧も変化しない。
【0037】書込みベリファイ読出し動作に入ると、ま
ずビット線がVss→Vccと充電され、続いてSG1D,
SG1D,CGiD(i=1,2,4〜8)がVss→V
cc、CG3DがVss→Vvrfy(但し、Vss≦Vvrfy<V
cc)となるため、SG1,SG2,CG1,2,4〜8
がVss→Vcc、CG3がVss→Vvrfyと変化する。する
と、“1”データ書込みのメモリセルに接続されたビッ
ト線電位は、メモリセルへの書込みが十分な場合には対
応するNANDセルにおいてセル電流が流れないためV
cc電位を保ち、メモリセルへの書込みが不十分な場合に
は対応するNANDセルにおいてセル電流が流れるた
め、ビット線電位が低下する。一方、“0”のデータ書
込みのメモリセルに接続されたビット線電位は、対応す
るNANDセルにおいてセル電流が流れるため、ビット
線電位が低下する。CG1,2,4〜8,SG1,SG
2の電位がVccに、CG3の電位がVvrfyにしばらくの
間保たれた後に、CG1〜8,SG1,SG2がVss電
位に低下し、続いてビット線電位が検知され、読出しデ
ータが得られる。
【0038】“1”データを書込むメモリセルに接続さ
れたビット線の電位が全て“L”レベルと判定された場
合、つまり“1”データを書込むメモリセルの全てにお
いて書込みが十分となった場合には、ブロック選択解除
動作(図7,8中の(5))を行い、書込み/書込みベ
リファイ読出し動作が終了する。また、“1”データを
書込むメモリセルに接続されたビット線のうち少なくと
も1本の電位が“H”レベルと判定された場合、つまり
“1”データを書込むメモリセルのうち少なくとも1つ
は書込み不十分なメモリセルが存在する場合には再び図
7,8中の(3)→(4)の動作を行い、“1”データ
を書込むメモリセルの全てにおいて書込みが十分となる
まで(3)→(4)→(3)→(4)→ … →(3)
→(4)と繰り返した後、(5)を行い、書込み/書込
みベリファイ読出し動作が終了する。
【0039】以上述べた書込み/書込みベリファイ読出
し動作のフローチャートを、図10に示す。ここで、ス
テップS1〜S5は、図7,8中の(1)〜(5)に相
当する。従来の図12と異なる点は、“1”データを書
込むメモリセルのうち少なくとも1つは書込みが不十分
なメモリセルが存在する場合に、ステップS2ではなく
ステップS3に戻るようにしていることである。このた
めに、書込みが終了してもロウデコーダのnウェルの電
位を昇圧電位VppW に保持し、“1”データ書込みの全
てのセルの書込みが十分と判定された後にnウェルの電
位を電源電位Vccに戻している。次に、非選択ブロック
内の動作タイミングの説明を、NANDセルのうち3番
目のセルが選択された場合を例にとって説明する。
【0040】書込み/書込みベリファイ読出し動作中、
常にノードN1はVss電位にあるため、ノードN3,ノ
ードN4はそれぞれVcc,Vssに常に保たれている。従
って、SG1D,SG1D,CGiD(i=1〜8)と
SG1,GS2,CGi(i=1〜8)を接続するnチ
ャネル及びpチャネルMOSトランジスタは常にオフの
状態にある。また、SG1,SG2とVuss を接続する
nチャネルMOSトランジスタ及びCG1〜8と接地電
位を接続するnチャネルMOSトランジスタは常にオン
状態にあるため、SG1,SG2,CG1〜8は常にV
ss電位に固定されている。しかしながら、VNwell やV
PPRWは選択ブロックと共有しているため、ステップ
S3,S4動作時にVppW 電位にある。このため、非選
択ブロックが選択ブロックと共有しているnウェルの容
量はτ1 の時間を長くする主な原因となっている。
【0041】以上述べたように本実施例は図7,8中の
ステップS3,S4動作時に常にVPPRWやVNwell
をVppW 電位に保つものであり、従って、書込み/書込
みベリファイ読出し動作中に図10中のステップS3と
S4を繰り返す回数が多い場合でもVNwell やVPPR
WをVcc→VppW とする動作は1回しか入らないため、
τ1 が長い場合でも書込み/書込みベリファイ読出し動
作全体の所要時間に対するτ1 の影響が小さく、従って
昇圧回路の電流供給能力を高めることなく、つまり消費
電力を大きくすることなく書込み/書込みベリファイ読
出し動作を高速化することができる。
【0042】また、ステップS3とS4の動作時にはV
ppW を発生させる昇圧回路を用いて充電するのは選択ブ
ロック内のCG3が1本だけなので、ステップS2の動
作の時の昇圧回路の供給能力を常に保つ必要はなく、従
って、ステップS2動作時に比べてステップS3,S4
動作時のVPPWを発生させる昇圧回路の供給能力を低
下させてもステップS3,S4の動作の所要時間を、能
力を低下させない場合と同程度に保つことができ、従っ
てステップS3,S4動作時の消費電力を小さく保つこ
とができる。
【0043】ここで、比較のために図12のようにした
従来例のタイミング図を図13,図14に示す。ステッ
プS3の終了時点でnウェルの電位をVccに戻している
ので、ステップS4の後に書込み不十分と判定されても
ステップS3に戻ることはできず、ステップS2に戻る
ことになる。このため、書込み/書込みベリファイ読出
し動作中にVNwell やVPPRWをVcc→VppW とする
動作が繰返されることになり、書込み/書込みベリファ
イ読出し動作全体の所用時間の増大や消費電力の増大等
を招くのである。
【0044】また、図9の昇圧回路をVPPWを発生さ
せるために用いた場合を例にとってより具体的に考える
ことにする。図11は昇圧回路の入力信号のタイミング
を示す図である。
【0045】ステップS1,S5動作時にはVPPWは
発生させる必要はないので、昇圧回路の入力信号φp,/
φp はそれぞれ一定の電位、例えばφp =Vss,/φp
=Vccに固定されている(図11(c))。ステップS
2動作時にはロウデコーダのnウェル等の大きい負荷を
充電せねばならないため、φp,/φp の振動の周期を短
くして昇圧回路の電流供給能力を高める(図11
(b))。この場合には、図9中のC1 〜C5 の単位時
間当りの充放電の回数が多いため、消費電力も大きくな
る。
【0046】ステップS3,S4動作時には、CG3を
1本だけ充電すればよいので、昇圧回路の供給能力はそ
れほど高くなくてもよく、従ってφp,/φp の振動の周
期を長くしても問題はない(図11(b))。この場合
は図11(a)の場合に比べて、図9中のC1 〜C5 の
単位時間当りの充放電の回数が少ないため、消費電力は
少なくて済む。さらに、ステップS3,S4動作の場合
に、CG3をVM10 →VppW とする動作時を除く動作時
には、VppW 電位にある部分の電位を維持するだけで十
分であるため、さらにφp,/φp の振動周期を低下させ
ても問題がなく、消費電力をさらに低くすることができ
る。
【0047】前述のような、充電時に昇圧回路の供給能
力を高め、充電後昇圧電圧を維持する際には昇圧回路の
供給能力を下げ消費電力を少なくする、という方法はV
ppW電位を発生させる昇圧回路ばかりでなく、図7,8
の動作タイミングにおいては、VM8電位を発生させる昇
圧回路においても有効であり、消費電力を大きく低下さ
せることができる。このように充電の負荷が大きい昇圧
回路は、充電時には高い供給能力が必要であるため消費
電力も大きくなり、従って昇圧電圧を維持するときに供
給能力を低下させ消費電力を少なくすることは大変有効
である。
【0048】また、前述のように、ステップS2動作時
に比べて、ステップS3,S4動作時にVppW を発生さ
せる昇圧回路の消費電力を小さくさせることができるた
め、その消費電力の低下量だけ電力の余裕ができる。従
って、その消費電力の低下量と同じ量だけVM8電位を発
生させる昇圧回路の消費電力を大きくしても、従来の動
作をする場合の消費電力を超えることはなく、しかも昇
圧回路の消費電力が大きくなった量だけ電流供給能力も
大きくできる。このため、“0”データ書込みを行うメ
モリセルに接続されたビット線の電位をVcc→VM8とす
る所要時間τ2を短縮できる。つまり、書込み/書込み
ベリファイ読出し動作の所要時間を短縮することができ
る。この時間短縮は、図10からも分かるように、ステ
ップS3,S4の動作を繰り返す回数が多くなるほど効
果があり、より多くの時間を短縮できる。以上、本発明
を図7,8の動作タイミングを用いて説明したが、本発
明は前記実施例に限定されるものではなく、種々変更可
能であることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、書
込み/書込みベリファイ読出し動作時の消費電力を従来
より増加させることなく書込み/書込みベリファイ読出
し動作の高速化を実現することができる。また、書込み
/書込みベリファイ読出し時の消費電力を従来より小さ
くすることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるNANDセル型EE
PROMの基本構成を示すブロック図。
【図2】実施例におけるNANDセル構成を示す平面図
と等価回路図。
【図3】図2(a)のA−A′及びB−B′断面図。
【図4】実施例におけるメモリセルアレイの等価回路
図。
【図5】実施例におけるメモリセルアレイの配列を示す
模式図。
【図6】実施例におけるロウデコーダ部の構成を示す回
路図。
【図7】データ書込み及び書込みベリファイ読出しの動
作を示すタイミング図。
【図8】データ書込み及び書込みベリファイ読出しの動
作を示すタイミング図。
【図9】高電圧を発生する昇圧回路の構成を示す回路
図。
【図10】実施例の動作を示すフローチャート。
【図11】昇圧回路の入力信号のタイミング図。
【図12】従来例の動作を示すフローチャート。
【図13】従来のデータ書込み及び書込みベリファイ読
出しの動作を示すタイミング図。
【図14】従来のデータ書込み及び書込みベリファイ読
出しの動作を示すタイミング図。
【符号の説明】
1…メモリセルアレイ、 2…ビット線制御回路、 3…カラムデコーダ、 4…アドレスバッファ、 5…ロウデコーダ、 6…データ入出力バッファ、 7…基板バッファ回路、 14…浮遊ゲート、 15…制御ゲート、 18…ビット線。 51…イネーブル回路、 52…高電圧切替え回路、 53…選択ゲート,制御ゲートの駆動回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 29/792 (72)発明者 大平 秀子 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝総合研究所内 (56)参考文献 特開 平3−295098(JP,A) 特開 平2−187997(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8247 G11C 16/02 H01L 27/115 H01L 29/788 H01L 29/792 G11C 16/06

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板に電荷蓄積層と制御ゲートが積
    層形成され、電荷蓄積層と基板の間の電荷の授受により
    電気的書替えが行われるメモリセルが配列形成されたメ
    モリセルアレイと、 前記メモリセルアレイのワード線方向の一端部もしくは
    両端部に設けられたロウデコーダと、 を備え、 前記メモリセルアレイの所定範囲の選択ワード線にデー
    タ書替え電圧を印加するデータ書替え動作と、メモリセ
    ルデータを読出してデータの書替えが不十分なメモリセ
    ルの有無を調べるベリファイ読出し動作とを繰返しなが
    らメモリセルデータの書替えを行い、且つデータ書替え
    動作とベリファイ読出し動作の両方において、前記ロウ
    デコーダ中の複数の素子のうち少なくとも一つの素子を
    形成するn型のウェルに昇圧電圧が印加されることを特
    徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】半導体基板に電荷蓄積層と制御ゲートが積
    層形成され、電荷蓄積層と基板の間の電荷の授受により
    電気的書替えが行われるメモリセルが配列形成されたメ
    モリセルアレイを備え、 前記メモリセルアレイの所定範囲の選択ワード線にデー
    タ書替え電圧を印加するデータ書替え動作と、メモリセ
    ルデータを読出してデータの書替えが不十分なメモリセ
    ルの有無を調べるベリファイ読出し動作とを繰返しなが
    らメモリセルデータの書替えを行い、且つデータ書替え
    動作とベリファイ読出し動作の両方において、前記制御
    ゲートに接続された少なくとも一つのトランジスタを形
    成するn型のウェルに昇圧電圧が印加されることを特徴
    とする不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】半導体基板に電荷蓄積層と制御ゲートが積
    層形成され、電荷蓄積層と基板の間の電荷の授受により
    電気的書替えが行われるメモリセルが配列形成されたメ
    モリセルアレイと、 前記メモリセルアレイのワード線方向の一端部若しくは
    両端部に設けられ、複数のn型ウェル上に形成された素
    子を含むロウデコーダと、 を備え、 前記メモリセルアレイの所定範囲の選択ワード線にデー
    タ書替え電圧を印加するデータ書替え動作と、メモリセ
    ルデータを読出してデータの書替えが不十分なメモリセ
    ルの有無を調べるベリファイ読出し動作とを繰返しなが
    らメモリセルデータの書替えを行い、且つデータ書替え
    動作とベリファイ読出し動作の両方において、前記n型
    ウェルの少なくとも1つに昇圧電圧が印加されることを
    特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】半導体基板に電荷蓄積層と制御ゲートが積
    層形成され、電荷蓄積層と基板の間の電荷の授受により
    電気的書替えが行われるメモリセルが配列形成されたメ
    モリセルアレイを備え、 前記メモリセルアレイの所定範囲の選択ワード線にデー
    タ書替え電圧を印加するデータ書替え動作と、メモリセ
    ルデータを読出してデータの書替えが不十分なメモリセ
    ルの有無を調べるベリファイ読出し動作とを繰返しなが
    らメモリセルデータの書替えを行い、且つデータ書替え
    動作とベリファイ読出し動作の両方において、前記制御
    ゲートに接続されたトランジスタのうち、前記メモリセ
    ルと逆極性であるトランジスタを形成したn型のウェル
    に昇圧電圧が印加されることを特徴とする不揮発性半導
    体記憶装置。
  5. 【請求項5】半導体基板に電荷蓄積層と制御ゲートが積
    層形成され、電荷蓄積層と基板の間の電荷の授受により
    電気的書替えが行われるメモリセルが配列形成されたメ
    モリセルアレイと、 前記メモリセルアレイのワード線方向の一端部若しくは
    両端部に設けられ、複数のアドレス入力信号を持ったロ
    ウデコーダと、 を備え、 前記メモリセルアレイの所定範囲の選択ワード線にデー
    タ書替え電圧を印加するデータ書替え動作と、メモリセ
    ルデータを読出してデータの書替えが不十分なメモリセ
    ルの有無を調べるベリファイ読出し動作とを繰返しなが
    らメモリセルデータの書替えを行い、且つデータ書替え
    動作開始後に前記ロウデコーダの所定のn型ウェルが一
    度昇圧電圧に設定された後は、メモリセルへのデータ書
    替えが完了するまで昇圧電圧の印加が継続されることを
    特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】前記データ書替え動作と前記ベリファイ読
    出し動作の繰返しの間はアドレス入力信号が変化しない
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の不揮
    発性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】前記昇圧電圧は電源電圧より高い電圧であ
    ることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の不
    揮発性半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】前記データ書替え動作は、データ書込み動
    作であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記
    載の不揮発性半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】前記ベリファイ読出し時において、前記n
    のウェルに印加される電圧の絶対値が、選択されたセ
    ルユニット中の選択トランジスタのゲートに印加される
    電圧の絶対値より大きいことを特徴とする請求項1〜8
    のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】前記データ書替え時とベリファイ読出し
    時の間で、前記n型ウェルの電圧の設定レベルが同じで
    あることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の
    不揮発性半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】前記メモリセルアレイは、複数個のメモ
    リセルと1個以上の選択トランジスタにより構成される
    メモリセルユニットを配列形成されたものであることを
    特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の不揮発性
    半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】前記メモリセルアレイは複数のメモリセ
    ルが直列接続されたNANDセルにより配列形成される
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の不
    揮発性半導体記憶装置。
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