JP2000510352A - ネットワークゲームシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ブラックジャック、ポーカー、クラップス、ルーレット、バカラ及びパイゴウのようなゲームプレイングを自動化するための方法（図４Ａ〜４Ｅ）又は装置（図１〜３、６Ａ〜６Ｂ、及び８Ａ〜８Ｂ）において、プレイヤは連続的に及び非同期的にプレーすることができ、プレイヤと広告者の間で広告対象品目に関連する情報を交換することができる方法又は装置。１つのゲームの各々のインスタンスは、その他の現行のゲームインスタンスすべてに比べ唯一のものである。ゲームは、マニュアルディーラを必要とせず、低コストのゲームステーション（１８）を用いてゲーム施設内で又はインターネット（３２４）上で又は、ゲームコントローラ（１４）が、ネットワークノード（３１８）でプレイヤと交信する対話型ケーブルテレビネットワークによってプレーできる。ゲーム中、広告が、プレーヤの個人情報を所望の人口統計学的プロフィール（２８）と比較することによって、選択的に提供される。広告に対するプレイヤの応答は、広告の有効性を評価するため、及び製品のテストマーケティング、広告のために用いられ、広告費を節減させる。

Description

【発明の詳細な説明】 ネットワークゲームシステム 発明の分野 本発明は、潜在的に数多くのプレイヤにより連続的かつ実質的に非同期的にプ レーできるブラックジャックのようなよゲームのプレイを自動化させるための方 法及び装置に関し、販売用商品及びサービスに関連する情報が、ゲームをプレー する間に提示される広告のスポンサとプレイヤとの間で交換され得るような方法 及び装置に関する。 発明の背景 ある種のゲームのプレーを費用効果的な形で自動化することは、これらのゲー ムが通常ディーラを必要とすること、そして単一のディーラで比較的少人数のプ レイヤしかプレーできないことを原因として、困難であった。しかしながら、局 所的及び広域的データ通信網が民間に普及するにつれて、数多くのプレイヤがゲ ームを費用効果的にかつ効率良くプレーできる、ブラックジャックのようなゲー ム用の自動化されたゲームシステムを得ることが望まれる。 その上、カジノ内のローカルエリアネットワークのような状況を除いて、大部 分の情況下でゲーム制約条件により賭けをすること及びアンティ（札を配る前に 賭け金を出すこと）が禁じられているという点で、インターネットのようなネッ トワーク上でネットワークゲームシステムを費用効果的な形で提供することは困 難であった。しかしながら、数多くのプレイヤがカジノタイプのゲームをプレー することに興味をもっていることから、このようなゲームに対する関心から恩恵 を受ける方法を見い出すことも望まれている。したがって、インターネットのよ うなネットワークのユーザに対し、製品及び／又はサービス情報を引渡すための 媒体としてゲームコンテキストを利用したシステムを得ることが望ましい。特に 、多数のプレイヤに対して、低いリスク又は実質的に全くリスクを伴うことなく 賞 品と引換えにインターネット上でカジノ型ゲームを実質的に非同期的にプレーす る能力を提供するデータ処理システムが望ましい。ここで、プレイヤとスポンサ ーとの間において、広告と、サンプルと、賞品と、スポンサーの製品及び／又は サービスについてのアンケートとに関する、調整された対話的な情報交換が存在 するように、データ処理システムは、ゲームのスポンサからの製品及び／又はサ ービスの紹介を行う。 したがって、本発明は、以下の各項目中で記述するように、ブラックジャック をプレーするという状況下で上述の問題に対処していることから、本発明の新規 性及びさまざまな関連面をより完全に評価できるよう、この特定のゲームについ ての概要をここで提供しておく。 ブラックジャックについての説明： ブラックジャックのカードゲームは、「ディーラ」として知られている指定さ れたプレイヤと一人又は複数の他のプレイヤの間でプレーされる運のゲームであ る。基本的に、各々のプレイヤは、ディーラの手の点数よりも２１という値に近 い手になるような合計点数をもつコレクション、つまり持ち札を達成しようと試 みるという意味で、ディーラに対してプレーを行なっている。しかしながら、プ レイヤのカードの手が２１を超えた場合、プレイヤは、ディーラのカードの手の 値とは無関係に、その手に対して行ったすべての賭けに負ける可能性がある。 さらに詳しく言うと、ブラックジャックは通常、各カードが１つの値をもつ１ つ又は複数の標準プレイングカードデッキでプレーされる。特に、絵札は各々、 １０という値をもち、絵札以外のカードはエースを除きその上に記されたとおり の数値に等しい値をもつ。すなわち、エースについては、プレイヤがどちらの値 が自分の手にとって最も有益であるとみなすかによって、１又は１１のいずれか の値を割当てることができる。 ブラックジャックの１つの慣習的なプレー方法においては、ブラックジャック の手の開始時点で、各々のプレイヤにはまず最初に２枚カードが与えられ、ディ ーラも２枚のカードを受け取る。通常、ディーラのカードの一枚は、カードの値 が示された状態で配られ、一方もう一枚のカードはその値が隠された状態で配ら れる。しかしながら、ディーラが自らのカードをいつ受けとるかについてのバリ エーションは、ブラックジャックをプレーするブラックジャックゲームルールに よって異なる可能性があるが、いずれの場合でも、ディーラのカードのうちの１ 枚は、プレイヤが、初期アンティを超えてさまざまな賭け金オプションを遂行す るまでは、表を上に向けて置かれなくてはならない。 プレイヤは、自分のカードを再検討した後、（ａ）ディーラがもつことになる 手よりも大きくなるようなカードの手の値で、かつ（ｂ）２１以下であるカード の手の値を得ようとして、１つ又は複数の追加カードを要求することができる。 さらにプレイヤは、以下で説明するある種の状況下で、ディーラのカードに対し て同時に複数の手をプレーすることができる。ただし、このような追加カードを 要求しながら、プレイヤは、２１を超える値が発生するまでその手にカードを付 加することによりカードの手に対する自らの賭けに負けるような、プレー中の各 々の手を「バストする（制限を超えてしまって失敗する）」危険をおかす。さら に、このような手のバストは、ディーラが２１以下の手の値をもっているか否か とは無関係に発生するということに留意されたい。 各プレイヤがさらなるカードを要求するのをやめた（すなわち各プレイヤが自 らの手に「スタンド（勝負に残る）」した後、ディーラは、例えば、ブラックジ ャックゲームが行なわれているゲーム施設により設定される所定のブラックジャ ックルールに従って、１枚又はそれ以上のさらなるカードを取る（すなわち「ヒ ットする」）ということにも留意されたい。一般に、ディーラは、自らのカード のカウント合計が１７未満である場合、追加カードをとらなくてはならず、ディ ーラの手が１７以上の値をもつ場合には、さらなるカードを辞退しなければなら ない。しかしながら、カードのカウント合計が「ソフト１７」である時、ディー ラがスタンドできるか又はヒットできるかについてはさまざまなルールが存在す る。すなわち、ディーラのカードのうちの１枚がエースであり（したがって、１ 又は１１の値をもち得る）、ディーラの手の値の１つが１７であるわけである。 例えば、ディーラは、ソフト１７でヒットすることを要請される可能性がある。 ディーラにより取られるヒットは、すべてのプレイヤがその賭け金オプション を遂行した後に行なわれることから、このとき、ディーラの手の最終的数値は、 賭けの勝ち負けを決定するため、プレイヤの手の各々の最終的数値と比較される 。ここで、ディーラの手が２１の値を超える場合、バストしなかったプレイヤが いれば、そのプレイヤが、その手の合計値とは無関係に自らの手についての賭け に勝つことになる、ということにも留意されたい。あるいは、ディーラのカード の手が２１以下である場合には、それは、プレイヤのカードの手の各々と比較さ れ、各々の比較において、２１を超えずに２１に最も近い合計値をもつカードの 手が勝つ。当然のことながら、引き分けになる可能性もある。このような場合（ 「プッシュ」と呼ばれる）には、そのプレイヤの自らのカードの手に対する賭け は戻される。 ブラックジャックにおいては、プレーの状況に応じて付加的なプレイヤのオプ ションが少なくとも３つあるのが標準である。このような第１のオプションは、 プレイヤの最初の２枚のカードが予め定められた範囲内の値（例えば１０又は１ １）を有する場合にプレイヤが自らの賭け金を２倍にすることができ、１枚の追 加カードがひとたび配られると３枚のカードの手の合計がプレイヤの手のための 値となるような「ダブリング・ダウン」として知られているものである。あるい は、もう１つのオプションは、プレイヤの最初の２枚のカードがスート（組札） を除いて同一である場合（すなわち、ペア）、このペアは、各々の手の中でこの ペアのうちの１枚のカードで２つのカードの手が作り出されるような形で分割さ れうる。したがって、プレイヤは、各々の手について少なくとも初期賭け金、つ まりアンティを賭けなくてはならない。その後、ディーラ及びプレイヤの２つの 手のいずれもバストしていないことを仮定して、第２のカード及びすべての後続 する連続的カードが、プレイヤの要求に従って別々の手の各々に対し配られ、両 方の手の結果が、ディーラの手と比較される。 第３のオプションでは、各プレイヤにその最初の２枚のカードが配られ、ディ ーラに少なくとも最初の１枚のカードが配られた後、直ちにプレーして、ディー ラの単一の表を上にしたカードがエースであるような状況下であれば、プレイヤ は「保険」を要求することができる。この状況下では、このプレイヤは、ディー ラがブラックジャックになる（すなわちカードの値合計が２１になる）ことに賭 けている。ディーラがブラックジャックにならない場合、保険の賭け金は没収さ れ、プレイヤは、あたかも保険の賭けが全く行なわれなかったかのように自らの ブラックジャックの手をプレーする。プレイヤは通常、自らの初期ブラックジャ ック賭け金すなわちアンティの額の半分の保険の賭けを行なうことができ、ディ ーラがブラックジャックになった場合にはディーラ（又はゲーム施設）はプレイ ヤにその保険の賭け金の２倍又は３倍を支払う、ということに留意されたい。 さらに、ペアを分割するオプションとダブリングダウンのオプションは、例え ばプレイヤが自分の分割した手のうちの１つ又は複数のものについてダブルダウ ンすることのできるある種の予め設定されたゲーム施設のルールに従って互いに 相互作用する可能性がある、という点にも留意されたい。 さらに、トーナメントの賞金を目指して参加者が互いに競い合うブラックジャ ックトーナメントが存在する。このようなトーナメントでは、各々の参加者は、 プレーされるべき予め設定された数のブラックジャックゲームにおいて賭けるこ とのできる一定の初期ポイント数をもつ。したがって、トーナメントの最後に最 高数のポイントをもつプレイヤがそのトーナメントの勝者となる。ここで、この ようなトーナメントにおいては、複数のトーナメントゲーム間でブラックジャッ クゲームルールを変動させるため、トーナメントの最初に特定のガイドラインが 設定される可能性があるということに留意されたい。例えば、同じブラックジャ ックゲームの間にプレイヤが反復的にいつペアを分割できるかについてルールが 変わる可能性がある。また、例えばぺアの分割後、プレイヤが任意の２枚のカー ドについてダブルダウンすることが許されるように、あるいは、プレイヤがダブ ルダウンすることを要求した時点で、初期賭け金よりも少ない付加的な賭け金が 受諾できるように、ダブルダウンルールも変えることができる。 しかしながら、ブラックジャックの既知のあらゆるバリエーションにおいて、 プレイヤは、先行するゲームが完了した時点で初めて１つのブラックジャックゲ ームにエントリすることが許され、さらに、ディーラのステーションで同時にブ ラックジャックをプレーできるプレイヤの数は比較的少ない。したがって、単一 のディーラステーションから、潜在的に非常に多くのプレイヤが同時にプレイで き、プレイヤが先行するブラックジャックゲームの終了を待たずに自分自身の自 由裁量でブラックジャックのプレーを開始できるようなブラックジャックプレイ ングシステムを提供することが望まれる。 発明の概要 本発明は、ユーザの第１の母集団（以下「プレイヤ」又は「ユーザ」とも呼ば れる）とユーザの第２の母集団（以下「スポンサ」又は「広告者」とも呼ばれる ）の間で商品及び／又はサービスに関する情報を交換するためのコンピュータ化 した対話型広告システム（すなわち方法及び装置）に関する。 特に、スポンサ又は広告者は、本発明を用いてプレイヤに対し商品及び／又は サービスに関係する情報を提示することができ、プレイヤは、例えばブラックジ ャック、クラップス、ルーレット、ポーカー、パイゴウなどのゲームをプレーす るため本発明と対話しながら、この情報を閲覧することができる。さらに、プレ イヤは、スポンサ又は広告者が提示したアンケートに応えるため、ならびにスポ ンサの商品及び／又はサービスを購入又は閲覧するための能力を有するように、 本発明と対話することもできる。したがって、本発明は、対話型広告のようなス ポンサの提示を閲覧し、かつ／又はこれと対話するようプレイヤを誘い込むため 、ゲームコンテキスト内での情報交換サービスを提供する。 プレイヤがその広告に対する受容性をもつことになると考えられるように、製 品及び／又はサービスについての広告の提示を各々のプレイヤ又はユーザが受け るというのも、本発明の一面である。すなわち、本発明は、例えばプレイヤが供 給した個人情報、質問に対するプレイヤの応答及び／又は広告に関する付加的な 情報に対するプレイヤの要求のようなプレイヤの対話の解析などから本発明が決 定したプレイヤの記憶された特徴及び好みに従って、各プレイヤに対し選択的に 広告を提示する。こうして、広告のこのような選択的提示により、スポンサ又は 広告主は、比較的広範な又は高価な販促活動（例えばデモンストレーション、サ ンプル、値引き、試用申込、賞品、ボーナス）に関係する情報を、広告対象の製 品又はサービスをその後購入する確率の最も高いプレイヤに提供することができ るようになる。その結果、このような選択性は、広告の費用効果性を大幅に増大 させることができ、ここで、本明細書中に使用される広告（又は広告プレゼンテ ーション）という用語は、単に情報としてのものである製品又はサービスの提示 のみならず、値引き、無料サンプル又は試用をオファーできる販促活動のような より対話的な広告プレゼンテーションをも含むものとして理解される。 その上、各々のプレイヤが、実質的に自らが選択した時間及びペース（すなわ ちテンポ）でゲームと対話し、これをプレーすることができる、というのが本発 明の一面である。特に、プレイヤは、自らがその他のプレイヤと競争しているか もしれないにせよ、その他のプレイヤが関与するプレーの必要とされる順序又は シーケンスによって束縛されることはない。実際、プレイヤは１つのゲームの最 中にあって長い時間プレーを停止し、その後プレイヤがプレーを停止した地点で ゲームを続行することが可能である。こうして、本発明が容易にアクセス可能で あるならば、プレイヤは自らの余暇に本発明と対話することができる。 したがって、本発明の関連する一面においては、例えばインターネット及び／ 又は対話型ケーブルテレビネットワークを介して、プレイヤ（より一般的にはユ ーザ）が本発明と遠隔で対話できる、ということが意図されている。このように して、インターネットの実施形態を本発明の実施例として用いて、プレイヤが本 発明の対話型ゲーム機能にアクセスでき、しかも実質的に同時にスポンサ又は広 告主（これら２つの用語は例えばユーザに対し広告を提示し、かつ／又はゲーム プレイング、製品販促活動又はネットワークアクセスに助成金を提供する者を指 すため実質的に互換性ある形で用いられている）の商品及び／又はサービスに関 係するスポンサ又は広告主により提供された情報の提示を受けることができる、 ゲームウェブサイトを提供することができる。さらに、スポンサにより提供され た情報としては、例えば、プレイヤが現在ゲームウェブサイトで関与し得るゲー ムの状態とは無関係に、スポンサの商品及び／又はサービスに関する付加的な情 報を得るためネットワーク転送をプレイヤが活動化できるようにするハイパーテ キストリンク（ハイパーリンクとも呼ばれる）が含まれてもよい。 プレイヤが、自ら本発明にアクセスする実質的に任意の時点でゲームのプレー を開始できるということが、本発明の一実施形態におけるさらなる一面である。 すなわち、プレイヤがプレーを開始するためにその他のプレイヤによりプレーさ れているすべての先行するゲームが完了している必要はない。換言すると、本発 明により提供されるゲームは、プレイヤにより連続的にかつ非同期的に開始され 、あるいはエントリされ得る。 本発明のもう１つの面は、各々のプレイヤに対し、本発明のためのネットワー クサイトが各々のプレイヤを識別することができるようにあらゆるゲームのプレ ー前にプレイヤが本発明に「登録する」時に与えられた全く異なるＩＤを使用す ることを要求するということにある。したがって、各々のプレイヤが、ゲーム識 別という目的と同時に特定のプレゼンテーションを提示するためスポンサ又は広 告者による選択基準として用いることを目的として自分自身についての個人情報 を提供する、というのが登録における本発明の一面である。例えば、本発明のイ ンターネット実施形態の場合には、このような登録は、ゲーム／広告ウェブサイ トでのあらゆるゲームのプレーに先立ちインターネットを介して行なうことがで きる。このようにして、プレイヤは、本発明に対し、氏名、住所、Ｅメールアド レス、年齢、性別といった自分自身についての情報及び／又は１つ又は複数のス ポンサ又は広告者に直接関係あるとみなされる他のプレイヤの特徴についての情 報を提供することが要求される。したがって、本発明は、例えば本発明のための ネットワークサイトでの登録の時点で提供されたプレイヤの情報から決定される ような選択された特徴をもつプレイヤ又はユーザに対してのみ実質的にそのプレ ゼンテーションをターゲットとする能力を、スポンサ又は広告者に対して提供す る。 本発明のさらにもう１つの面は、１つ又は複数のゲームトーナメントにおいて 賞品を得るために複数のプレイヤが互いに競い合うことにある。本発明のインタ ーネット実施形態を例として用いると、本発明のためのゲーム／広告ウェブサイ トは、プレイヤの母集団を、各々が全く異なるトーナメントのためのプレイヤを 含んでいるような競合グループに区分することができる。その上、本発明は、（ ａ）トーナメント内でプレーされるべきゲーム；（ｂ）プレイヤの技能レベル（ 例えば先行するトーナメントでのプレーによって決定されるもの）；（ｃ）性別 、居住エリア、住居所有の有無などといった特定のプレイヤの特徴；（ｄ）エク ササイズ愛好家であるとか、クルーズ愛好家であるといったことにより示される 特色などの特定のプレイヤのライフスタイルの特色；及び（ｅ）宝石、個人的ケ ア製品又は特定のスポーツに関する好みといったような特定のプレイヤの好み、 のような基準に従って競合グループを決定することができる。 本発明のさらなる一面は、プレイヤが、本発明にアクセスする上で使用されて いるネットワークにとって標準的であるものを超える金銭的なリスク又は負担を こうむることなく、プレイヤがゲームをプレーできるようにすることにある。 本発明の特別な一面は、複数のプレイヤが連続してかつ非同期的にプレーでき 、しかも各ゲームが、同時にプレーされているその他のすべてのゲームに比べ独 自のものである可能性が高い、ブラックジャック、及びクラップス、ルーレット 、ポーカー、パイゴウのようなその他のカジノ式ゲーム又はそれらのバリエーシ ョンを提供することにある。さらに、本発明の関連性ある一面においては、この ようなゲームは、手動式ディーラを必要としないように自動化され得る。また、 本発明は、一実施形態においては、プレイヤがこのようなゲームを完全に電子的 にプレーできる低コストゲームステーションを用いでゲーム施設（例えばカジノ ）内でプレーされうる。あるいは、別の実施形態では、本発明はインターネット 上でブラックジャックのようなカジノ式ゲームをプレーするのに使用されうる。 こ の後者の実施形態においては、本発明のためのブラックジャックゲームコントロ ーラは、このコントローラにアクセスするウェブサイトを介してインターネット クライアントノードでブラックジャックプレイヤと通信する。このようにして、 本発明はブラックジャックゲームの特定のテンポが維持されることを必要としな いことから、ブラックジャックプレイヤは、自宅のプライバシの中で余暇がある 時にブラックジャックをプレーすることができる。 付加的には、本発明は、ゲームをユーザにとってより楽しいものにする新しい さまざまな趣向を、ブラックジャックのようなゲームの中で利用する。例えば、 ブラックジャックのバリエーションを一例として用いると、ディーラの機能がデ ィーラモジュールによって自動化されている１つの新規の実施形態においては、 このモジュールは、各々のプレイヤがディーラモジュールを独占的に（例えば「 一対一で」）プレーしていると思われるような形で同時に複数のプレイヤとブラ ックジャックをプレーすることができる。さらに、１つのブラックジャック実施 形態では、各々のブラックジャックゲームは、ディーラモジュールと、その他の 競合するブラックジャックゲームとは非同期的にプレーされる。その上、ディー ラモジュールは、各プレイヤと異なるディーラのカードの手をプレーすることが できる。特に、各ゲームについてディーラに配られた最初の１枚（又は２枚）の カード（又はカード表現）は、ディーラモジュールとプレーされている任意の２ つのブラックジャックゲームについて同じである可能性は低い；すなわち、任意 の２つの同時にプレー中のブラックジャックゲームが同一である確率は、実質的 に偶然に等しい。したがって、このバリエーションは、プレイヤがインターネッ トのようなネットワークを通して遠隔にプレーしている時に、特に価値あるもの である。あるいは、異なるブラックジャックバリエーションにおいては、ディー ラモジュール及びそれとブラックジャックを同時にプレーしている各々のプレイ ヤには、同一のカード表現シーケンスの初めからのカード（又はカード表現）が 提供され得る。このようにして、同時にプレーする各々のプレイヤは、同一の初 期カード手を受けとり、ディーラにも同様に同一の初期カード手が配られる。 その後、各々の同時進行ゲーム内のカードの手は、プレイヤがさらなるカードを 異なる形で、要求した場合にのみ変化することになる。したがって、ブラックジ ャックのこのバリエーションは、トーナメント中の各プレイヤのプレーが予め定 められた間隔で開始及び停止するよう同期化されている、カジノの領域内でプレ ーされるトーナメントブラックジャックにおいて、特に有用である。ブラックジ ャックのこのバリエーションは、トーナメントプレイヤが、自らのブラックジャ ックプレー技能を証明するためのより優れたより公正な方法であるとみなし得る という点において、トーナメントプレイヤが楽しめるものであるという点に留意 されたい。 本発明のその他の特徴及び利益は、以下に含まれている添付図面と共に詳細な 説明から明らかになることだろう。 図面の簡単な説明 図１は、カジノのようなブラックジャックゲーム施設内で使用することのでき る、本発明の一実施形態のブロック図である。 図２は、これらのゲームステーションが、ブラックジャックをプレーするため のゲーム施設内で使用される、図１のゲームステーション１８を示す。 図３は、本発明が、インターネット上でブラックジャックをプレーするために 用いられている、本発明の別の実施形態のブロック図である。 図４Ａ〜４Ｅは、図１又は図３の実施形態のいずれかにおけるプレイヤからの ブラックジャック要求を処理している時の、ブラックジャックゲームコントロー ラ１４により実行される処理についての流れ図を表わす。 図５は、４つのブラックジャックゲームが、ブラックジャックゲームコントロ ーラと非同期的にプレーされている状態で示されている、ブラックジャックの新 しいバリエーションをプレーするための、本発明の操作の単純な一例を提供して いる。 図６Ａ及び６Ｂは、本発明のインターネット実施形態のブロック図である。 図７は、ゲーム／広告ウェブサイト３０８（図６）の機能性にアクセスするた めの、ワールドワイドウェブのウェブページを通してユーザがいかにナビゲート するかを例示する図である。 図８Ａ及び８Ｂは、ゲーム／広告ウェブサイト３０８の別の実施形態である。 詳細な説明 図１では、データの流れが実線矢印で表わされ、制御の流れが破線矢印で表わ されている、ブラックジャックをプレーするための本発明用の電子システム１０ の第１の実施形態についてのブロック図が提示されている。特に、図１の実施形 態は、例えば低コストのゲームステーションが利用できるカジノ内のローカルネ ットワーク上で使用するための本発明向けのアーキテクチャを示している。した がって、ブラックジャックゲームシステム１０には、各々のゲームステーション について１人のプレイヤがブラックジャックをプレーできるように、１つ又は複 数の潜在的に遠隔のゲームステーション１８に電子的に接続されたブラックジャ ックゲームコントローラ１４が含まれている。ブラックジャックゲームシステム １０内で、ブラックジャックゲームコントローラ１４は、実質的に、手動で行な われるブラックジャックゲームにおいてディーラが機能すると思われる通りに機 能し、各々のゲームステーション１８は、このステーション１８のプレイヤ（す なわちユーザ）がディーラに対してプレーする唯一のプレイヤであるように見え るかもしれない（すなわち、ブラックジャックゲームコントローラ１４に対し「 一対一」であるようなブラックジャックゲームの電子表現を、ブラックジャック プレイヤに提供する。したがって、各々のゲームステーション１８は、以下で図 ２を参考にして論述されているように、ディーラのカード及びプレイヤのカード の両方を表示するための表示装置を内含している。各々のゲームステーション１ ８は同様に、追加カードを要求し、さまざまなブラックジャックプレイヤオプシ ョンを適切な時点で活動化し、ブラックジャックゲームの予め定められた段階で さまざまな賭け金を潜在的に増大させるためのプレイヤ対話機能をも含んでい る。さらに、各々のゲームステーション１８は、作動中、プレイヤによって自分 自身を識別するための機密保護コードが提供されるよう要求することもできるし 、あるいは、カード上で電子的に符号化された情報がゲームステーションで読み とられ、ブラックジャックコントローラ１４に転送されるようにゲームステーシ ョン１８内に電子カード（図示せず）を挿入するようプレイヤに要求することも できる。 ここで、ブラックジャックコントローラ１４の内部構造を参照すると、ゲーム ステーション１８の各々と対話するためのゲームステーションインタフェース２ ２が具備されている。特に、ゲームステーションインタフェース２２は、ゲーム ステーション１８とブラックジャックゲームコントローラ１４内に含まれたその 他のコンポーネントの間のデータ信号をバッファリングする。例えば、ゲームス テーションインタフェース２２は、ブラックジャックゲームコントローラ１４と ゲームステーション１８との間の速度差を調整するため、速度整合用バッファを 有してもよい。ブラックジャックドライバ２６が、ゲームステーションインタフ ェース２２とデータを交換する。ブラックジャックドライバ２６は、実質的にブ ラックジャックゲームコントローラ１４の動作を調整する。特にブラックジャッ クドライバ２６により以下のような機能が実質的に提供される：すなわち （１.１） ゲームステーションの１つでブラックジャックをプレーするよう要 求している各々のプレイヤを識別する。 （１.２） プレー中の各々のブラックジャックゲームに関してブラックジャッ クゲームコントローラ１４のその他のモジュールと通信するため内部データ構造 を新規作成する；特に、各プレイヤの要求で、ブラックジャックゲームデータの オブジェクト又は記録が（再度）インスタンス生成され、このようなデータオブ ジェクトは、ブラックジャックゲームコントローラ１４が、受理された各々のプ レイヤの要求に適切に応答するのに充分な情報を提供する。 （１.３） 活動状態のゲームステーションの各々に対するブラックジャックゲ ームコントローラ１４の出力を決定する。 （１.４） ブラックジャックゲームコントローラ１４のその他のモジュール間 でブラックジャックゲームデータを分配する。そして （１.５） ゲームステーション１８に対しカード表現を提供する。 上述のタスクを実行する際に、ブラックジャックドライバ２６はブラックジャ ックプレイヤ登録及びプレイング状態データベース２８と通信する。データベー スシステム２８は、各々のブラックジャックプレイヤに関する情報を永久記憶装 置内に維持する。特に、データベースシステム２８は、次のものを維持する： （２.１） 各プレイヤを識別する情報；例えば、一意的プレイヤ識別コード； （２.２） 例えば各々のブラックジャックプレイヤの財務状態に関する情報； 特に（プレイヤから支払われるべきか又は受領されるべき）資金の現在高及び貸 方限度； （２.３） ブラックジャックをプレーするのに登録された各々の人物について 、プレイヤが現在プレーしているあらゆるゲームの状態又はコンテキストに関す る情報；すなわち、ブラックジャックゲームコントローラ１４がこの情報を検索 し、プレイヤの要求の受理に応答してブラックジャックゲームを続行するように 、充分な情報が記憶される； （２.４） ブラックジャックをプレーするように登録された各々の人物につい て、プレイヤがプレーしているあらゆるブラックジャックトーナメントに関する 情報；特に、このようなトーナメントは通常、トーナメントプレイヤが予め定め られた時間内に規定の数のブラックジャックゲームを完了すること及び／又は合 計ブラックジャックゲーム数のうちの規定の数のブラックジャックゲームを完了 することを要求することから、以下のタイプの情報を記憶することが可能である ： （ａ）プレイヤにより完了されたブラックジャックゲームの数に関する情報； （ｂ）トーナメント中に残っている時間及び／又はゲーム数に関する情報；及び （ｃ）トーナメントのためのプレイヤの勘定内の資金又はポイントの量に関する 情報。 ブラックジャックドライバ２６は、賭け金課金モジュール３０と通信し、ここ でこのモジュールは、以下の機能を提供する： （３.１） プレイされるべき次の１つ又は複数のブラックジャックゲームのた めのさまざまな賭け金限度パラメータを決定する（例えば、１ゲームあたりの賭 け金限度及びプレイヤあたりの合計賭け金限度）；及び （３.２） 各々のプレイヤの勝ち負けについて賭け金課金を実行する。 このようにして、賭け金課金モジュール３０は、それがゲームステーション１ ８における各々の現在活動状態のプレイヤに関する財務情報を受理し維持すると いう点で、新しいブラックジャックゲームを初期化する上での一手段となる。し たがって、賭け金課金モジュール３０は、例えば潜在的な賭けの負けをカバーす るのに充分な財務資源をプレイヤが有しているか否かを決定するための情報をそ れが検索できるように、ブラックジャックプレイヤの登録及びプレイング状態の データベース２８を伴う通信データチャネルを有する。当然、その他のコントロ ーラ１４モジュールに対して賭け評価情報を提供するため、賭け金課金モジュー ル３０は、評価を要求するこのような各々のモジュールからの識別情報を受理す る。 ブラックジャックドライバ２６は同様にブラックジャックプレイヤ評価装置３ ４とも通信する。ブラックジャックプレイヤ評価装置３４は、各々のプレイヤか ら（ブラックジャックドライバ２６からのブラックジャックゲームデータオブジ ェクトのインスタンス生成を介して）、賭けるべき金額を示す各プレイヤからの データを除いてすべてのブラックジャックプレイヤ要求を受理する。このように して、ブラックジャックプレイヤ評価装置３４は、 （４.１） ブラックジャックゲーム中に各プレイヤのオプションを決定し； （４.２） ヒットに対するプレイヤの要求又は例えば分割ペアに対し応答する 。 こうしてブラックジャックプレイヤ評価装置３４は、ブラックジャックゲーム 中、プレイヤのオプションに関するゲーム施設のルールを守らせる。ただし、あ る種のプレイヤの要求に応答する際に、ブラックジャックプレイヤ評価装置３４ は、要求されたオプションに適切な賭け金が伴うこと及び賭け金課金モジュール ３０にとって、その賭け金が受諾できるものであることを確認するため、賭け金 課金モジュール３０と通信する。 ブラックジャックプレイヤ評価装置３４には、カードジェネレータモジュール ３８からブラックジャックカード表現に対応するデータが供給される。カードジ ェネレータモジュール３８は例えば、各々ブラックジャックプレイヤ評価装置３ ４に提供される実質的に無作為のカード表現の順序づけされたコレクション又は シーケンスを生成し、ここで、ブラックジャックプレイヤ評価装置は、カードジ ェネレータモジュール３８から受理した最新のカード表現を出力することによっ て、各プレイヤの有効なヒット要求に対し応答する。すなわちゲームステーショ ン１８の各プレイヤは、そのプレイヤの要求がブラックジャックプレイヤ評価装 置３４により受理される時点に従って１枚のカード表現を受理する。 さらに、カードジェネレータモジュール３８も、ハウスブラックジャックプレ イングモジュール４２に対しブラックジャックプレイヤ評価装置３４に供給され たものと同じカード表現を供給し、ここでこのモジュール４２は各々のブラック ジャックゲームにおいてディーラの手をプレーするという点に留意されたい。こ のようにして、ハウスブラックジャックプレイングモジュール４２は、ゲーム施 設のためにブラックジャックゲームルールを遵守させる。特に、このモジュール は、保険の賭けがディーラのカードに関していつ、そしてどのように行なえるか を決定する。ブラックジャックプレイヤ評価装置３４の場合と同様に、ハウスブ ラックジャックプレイングモジュール４２は、ゲームステーション１８でもう１ つのカード表現をディーラの手に提供することが必要とされた時、カードジェネ レータモジュール３８から受理した最新のカード表現を出力する、という点に留 意されたい。さらに、ハウスブラックジャックプレイングモジュール４２が、特 にブラックジャック保険オプションの活動化に関してブラックジャックドライバ ２６に制御情報を提供するという点にも留意されたい。この情報自体は、ブラッ クジャックプレイヤ評価装置３４に送られ、この評価装置は、活動状態のゲーム ステーション１８で各プレイヤについての保険オプションを活動化することがで きるようになっている。 ブラックジャック手評価装置４６も、ブラックジャックドライバ２６と通信状 態にある。ブラックジャック手評価装置４６は、勝ち／負け／引き分けを各々の プレイヤの手について決定するため、各プレイヤの手を評価する。このようにし て、ディーラの手及び各ゲームステーション１８で各プレイヤによってプレーさ れる１つ又は複数の手は、ブラックジャック手評価装置４６に供給される。その 後、この評価装置は、ブラックジャックドライバ２６及びゲームステーションイ ンタフェース２２を介してゲームステーション１８に、勝ち／負け／引き分けの 結果を出力する。さらに、ブラックジャック手評価装置４６も、各プレイヤの勘 定についての賭け金の貸方及び借方が最後の又は最新のブラックジャックゲーム 結果に従って更新されるように、掛け金課金モジュール３０に対し、各々の手を プレーするプレイヤの識別と共に勝ち／負け／引き分けの結果を出力する。 図２では、ゲームステーション１８の一実施形態が例示されている。ゲームス テーション１８は、ブラックジャックプレイヤのオペレーション及び要求と共に 積層された薄いフィルムのタッチャンシティブ部分をプレイヤが押すことができ る、プレイヤ入力エリア２０４を含んでいる。プレイヤ入力エリアのすぐ上には 、プレイヤに関するブラックジャックゲーム情報を表示するためのプレイヤ出力 表示エリア２０８がある。場合によっては、各々のゲームステーション１８は、 ブラックジャックプレイヤが、プレイヤ識別カード（図示せず）の磁気識別部分 をカードスロット２２０に通し、こうしてカード読取り装置２１６がカード上の プレイヤの符号化されたＩＤをブラックジャックゲームコントローラ１４に伝送 できるようにすることによって、ゲームステーション１８で自分自身を識別でき るように、プレイヤ識別カード読取り装置２１６を含んでいてもよい。しかしな がら、ゲームステーション１８のその他の構成も本発明により考慮されていると いう点に留意しなければならない。特に、ゲームステーション１８がカード読取 り装置２１６を有していない場合がある。その代り、ブラックジャックプレイヤ には、ゲームステーション１８から遠く離れたサイトで手動式又は自動式のいず れ かで登録を行なうことが必要とされる可能性もあれば、あるいはプレイヤ入力エ リア２０４を介して自分自身を識別するため個人識別番号がプレイヤに提供され る可能性もあり、ここでは、例えば個人識別番号を入力するためにプレイヤは、 タッチャンシティブエリアのいくつかの下側底部部分内に提供された数字を使用 することができる。さらに、プレイヤ入力エリア２０４のタッチャンシティブ部 分の配置及び表示エリア２０８の書式（共に以下で詳述する）は、他の形で考慮 されてよく、それでもなお本発明の範囲内にとどまることができる。 ここでプレイヤ入力エリア２０４のタッチセンシティブ部分について詳述する と、次ゲームの起動／入力ボタン２２０が提供されている。このボタンは、ブラ ックジャックドライバ２６に対し「プレー要求」信号が伝送されるように、ゲー ムステーション１８を最初に起動させるのに用いられる。すなわち、プレイヤが ゲームステーション１８においてこのボタンを起動させたと仮定すると、ブラッ クジャックドライバ２６は、例えばカード読取り装置２１６内に識別カードを入 れることを介して自分のＩＤを、かつ／又はプレイヤ入力エリア２０４を介して 個人識別番号をプレイヤが入力するように要求することによって、応答する。さ らに、プレイヤがもう１つのブラックジャックゲームをプレーすることを望んで いることを示すため、１つのブラックジャックゲームの終了時にボタン２２０を 押すことができるという点にも留意されたい。本発明の一実施形態においては、 １人のプレイヤが連続するゲームをプレーする時、このプレイヤは新しいゲーム を開始するのにボタン２２０を押すだけでよい、という点に留意されたい。すな わち、プレイヤのＩＤを、プレーされる連続的ゲーム毎に入力する必要はない（ ボタン２２０が、最後のゲームの終結後予め定められた時間内に起動されるもの と仮定する）。 プレイヤ入力エリア２０４も、ゲームステーション１８におけるそれ以上のゲ ームを終結したいというプレイヤの望みを明示的に表わすためプレイヤが押すこ とのできる退出ボタン２２４をも内含している。 付加的には、ボタン２２８〜２４８は、次のブラックジャックゲーム要求を要 求する機能をプレイヤに提供する： （５.１） 「ヒット」ボタン２２８は、プレイヤが自分にもう１枚カードを配 るよう要求できるようにする。 （５.２） 「スタンド」ボタン２３２は、プレイヤが現在のブラックジャック の手にスタンドすることができるようにする。 （５.３） 「ダブル」ボタン２３６は、ブラックジャックプレイヤ評価装置３ ４により決定される通りに、プレイヤが適切な状況下でダブルダウンできるよう にする。 （５.４） 「分割」ボタン２４０は、プレイヤが、その最初の２枚のカードが 同じであった場合にそれらを２つの別々のブラックジャックの手に分割できるよ うにする。 （５.５） 「保険」ボタン２４４は、ディーラの単一の表が上になっているカ ードがエースであるような状況下で、プレイヤが保険を要求できるようにする。 （５.６） 「賭け」ボタン２４８は、ブラックジャックゲーム中に、賭け又は 賭け金が入力されるようプレイヤが要求できるようにする。 「賭け」ボタン２４８を介して賭けを要求することに続いて、プレイヤがさま ざまな賭け金額を入力できるようにボタン２５２〜２６４が起動されるというこ とに留意されたい。特に、ボタン２５２〜２６４は、５ドル（ボタン２５２）、 ２５ドル（ボタン２５６）、１００ドル（ボタン２６０）及び５００ドル（ボタ ン２６４）を賭けるオプションをプレイヤに提供する。さらに、ボタン２５２〜 ２６４は、単一のボタンによって提供されていない賭け金を得るために連続的に 押されてもよい。例えば、１３０ドルを賭けるには、プレイヤは、連続的にボタ ン２５２、２５６及び２６０（いかなる順序でもよい）を正確に一度ずつ押す。 プレイヤ入力エリア２０４も、さまざまな確認及び取消しボタン２６８〜２７ ６を内含している。受諾ボタン２６８は、ユーザが最後の入力を受諾できるよう にする。例えば、各々のユーザ入力の後、プレイヤが受諾ボタン２６８を明示的 に押すか又は最後のプレイヤ入力の後予め定められた時間を満了させることによ り、入力が受諾されるというのが、発明のこの実施形態における一面である。「 賭け取り消し」ボタン２７２は、ユーザが、入力されたすぐ前に先行する賭けを 取消すことができるようにする。しかしながら、例えばプレイヤが「取り消し」 ボタン２７２を押したことで賭けを行なうための時限を超えてしまった場合、賭 け金課金モジュール３０によりプレイヤのために、任意の最小所要賭け金が自動 的に賭けられることになる。さらに、プレイヤは、ドル金額ボタン２５２〜２６ ４の１つのすぐ前に先行する賭け金を取消すために、「前回取り消し」ボタン２ ７６を用いることができる。こうして、ボタン２６０をまず押し、それに続いて ボタン２５６を押すことによって１２５ドルを賭けようと思っていたのにその代 りに連続的にボタン２６０及び２６４を押してしまった場合、プレイヤは、５０ ０ドルを取消すためボタン２７６を押し、それに付随してボタン２６４を押すこ とができ、その後プレイヤは望みの１２５ドルという賭けを得るためボタン２５ ６を押す。さらに、「前回取り消し」ボタンを連続して２回押すことによりすべ ての賭けが取消されるということにも留意されたい。 プレイヤ入力エリア２０４上には、場合によっては、「プレイ速度」ボタン２ ８０が具備されていてよい。このボタンは、プレイヤが、例えばプレイヤの入力 から予め定められた時間が経った後、その後の各々の入力が自動的に受諾される まで待機するようブラックジャックドライバ２６に対し特定することができるよ うにする。本発明の一実施形態においては、「プレイ速度」ボタン２８０には、 ボタンの各々の端部に活動状態のエリアが含まれ、ここで、ユーザがボタン２８ ０の「より低速の」端部を押した場合、プレイヤの入力を自動的に受諾するため の予め定められた時間は延長される。あるいは、プレイヤがボタン２８０の「よ り高速の」端部を押した場合、予め定められた省略時解釈受諾時間は短かくなる 。しかしながら、ブラックジャックゲームのテンポは、本発明を利用した場合、 もはや標準的なブラックジャックゲーム状況におけるほどには重要でなくなる、 ということに留意することが大切である。すなわち、本発明を用いる各々のブラ ックジャックプレイヤはその他のプレイヤと順番にプレーしているわけではない こ とから、その他のプレイヤを遅延させないようにスピーディにプレーすることに 対する懸念は少なくなる。 最後に、プレイヤ入力エリア２０４は、例えば、ゲームステーション１８を提 供するゲーム施設の従業員の援助をプレイヤが要求できるようにするための「ヘ ルプ」ボタン２８４を内含している。 ここで表示エリア２０８を参照すると、ここで提供されているスクリーン表示 装置は、本発明のために考慮されている多数のスクリーンレイアウトのうちの１ つにすぎない。特に、表示エリア２０８内に例示されているスクリーンレイアウ トは、トーナメントブラックジャックをプレーする上で使用するための代表的レ イアウトである。したがって、トーナメントブラックジャック以外のモードのブ ラックジャックがプレーされる場合には、プレー中のブラックジャックのタイプ についてのプレイヤのニーズに応じて表示エリア２０８内に表わされるフィール ドを修正することは、本発明の範囲内に入るものである。さらに、一実施形態に おいて、表示装置２０８がカラーであり、例えばダイヤ及びハートは赤色で、ス ペード及びクラブは黒色となるようになっており、プレイヤの現在許容可能なオ プションに最も適切な情報を提供する表示の一部分にプレイヤの注意を集めるた め、表示エリア２０８のさまざまなフィールドをハイライトすることができると いう点に留意することが重要である。 ここで、表示装置２０８内で現在提示されているフィールドについて記述する と、表示装置の上部には、（ａ）そのハウスに配られたカードの表現を提供する ため；（ｂ）ハウスの手の状態を提供するため（すなわち、スタンドを表わす「 ＳＴＮＤ」、そのハウスの手の値が２１を超える場合の「ＢＵＳＴＥＤ」及びハ ウスが追加のヒットをとることができる場合の「続き」のうちの１つ）のハウス の手エリア２８８がある。すなわち、このフィールドは「ハウスの手：」とそれ に続くそのハウスに配られた少なくとも１枚のカードについての表現すなわちハ ートのエースというコメントを提供する。表示エリア２０８のプレイヤの手のエ リア２９２の中には、ブラックジャックゲーム内でそのプレイヤが現在プレー している各々のブラックジャックの手に関係する情報を提供する５つのカラムが 存在する。これらの列は、以下のような情報を提供する：すなわち （６.１） 「プレイヤの手」の列は、この列の各行の中に、現在のブラックジ ャックゲーム中でプレイヤが同時にプレーしつつある異なるブラックジャックの 手を提供している。したがって、２つのブラックジャックの手がこの時、表示エ リア２０８上でプレイヤにより同時にプレーされているものとして表わされる。 すなわち、スペードの３、ハートのキング、及びスペードの５をもつ上部つまり 最初の手と、クラブの３とダイヤの８をもつ下部つまり第２のブラックジャック の手である。（プレイヤがダブルダウンすることを選択した場合、２つのブラッ クジャックの手の間で共通のカード表現は両方の手のための残りのカード表現の 間の１行の中に表示され得る、ということに留意されたい。あるいは、ブラック ジャックの手の間で共通のカード表現を、共通のカード表現があてはまるブラッ クジャックの手の中で複製させることができる）。 （６.２） プレイヤがプレーしている各々のブラックジャックの手の現在の状 態を表示するための「状態」の列。すなわち、プレイヤが現在プレーしている第 １のつまり上部の手について、状態は「スタンド」であり、したがって、プレイ ヤがこの手にスタンドすることを選んだことを表わしている。あるいは、第２の つまり下部の手について、「オプション選択」の状態が提供され、したがって、 この手のためのブラックジャックプレイングオプションを選び取る番がプレイヤ の方にあることを表わす。プレーされている各々のブラックジャックの状態フィ ールドのために少なくとも３つの可能性ある値が存在することに留意されたい。 すなわち、図２に表わされている２つに加えて、関連あるブラックジャックの手 の値が２１を超えたことを表わすため「ＢＵＳＴＥＤ」状態の値が出力される。 （６.３） 「オプション」の列は、プレー中の各々のブラックジャックの手に ついて、プレイヤが現在同じ列内の関連するブラックジャックの手のために選択 することのできる許容可能なブラックジャックプレーの指示を提供する。したが って、エリア２９２内に例示されている第１の手について、この手に関係してプ レ イヤがプレーすべきオプションは全く残っていない。ただし、第２の手について は、４つの許容可能なプレイヤ入力が、プレイヤに対しオプションとして表示さ れる。すなわち、プレイヤはボタン２３２を押すことにより関連する手にスタン ドすることができ（スタンド）、プレイヤはボタン２２８を押すことによりヒッ ト（ヒット）を要求することができ、ボタン２３６を押すことによりダブルダウ ン（ダブル）することができ、かつプレイヤは、ボタン２４８を押し、その後ボ タン２５２〜２６４を用いて賭け金額を入れることにより、付加的な賭け金を賭 けることができる。 （６.４） 「前回の賭け」の列は、プレイヤが現在プレーしている各々のブラ ックジャックの手についてプレイヤに対しその最後の賭けを表示する。特に、エ リア２９２内に示されている上部及び下部の両方の手について、プレイヤの最後 の賭けは５０ドルであった。 （６.５）「トータルの賭け」の列は、プレイヤに対して、それが関係するブラ ックジャックの手に対しプレイヤが賭けた合計賭け金を表示する。例えば、図２ において、表示された上部及び下部のプレイヤのブラックジャックの手の両方に おいて、プレイヤは、合訃２００ドルを賭けた。 プレイヤの手のエリア２９２の下には、プレイヤ情報エリア２９６があり、こ こに、プレイヤに関係する付加的なブラックジャックゲーム情報が表示される。 特に、ラベル付きのライン３００は、最新の賭けの状態（例えば「受諾／取消し 」）を表わすタグと共にプレイヤが要求した最新の賭け金額を表示する。状態は 、 （ａ）（プレイヤが受諾ボタン２６８を押すことを介して又は時限満了に起因す る省略時解釈により）表示された賭け金の受諾を明示的に又は暗示的に表わすた めの「受諾」；（ｂ）（プレイヤが取消しボタン２７２又は２７６を押すことを 介して）最後に入力された賭け金の取消しを明示的に表わすための「取り消し」 ；（ｃ）賭け金課金モジュール３０がプレイヤの最新の賭けを拒絶したことを原 因として表示される「拒絶」；及び（ｄ）プレイヤが最新の賭けを明示的に受諾 するか又は取消すように予め規定された時間だけ本発明が待機していることを表 わすための「受諾／取り消し」であり得る、ということに留意されたい。このよ うにして、図２のライン３００の例では、プレイヤは、３０ドルの最新の賭け金 を指示し、ブラックジャックドライバ２６は、上述の（ｄ）のように「受諾／取 り消し」状態を出力した。さらに、この最新の賭けがあてはまるブラックジャッ クの手は、例えばライン３００の最新の賭け金があてはまるブラックジャックの 手のプレイヤの手のエリア２９２内の行をハイライトするような数多くの方法の うちのいずれかで指定することができる。あるいは、矢印３０２のようなインジ ケータを図２の場合のように、最新の賭けが上部及び下部の両方のブラックジャ ックの手に適用されるべきであることをプレイヤに指示するために使用すること も可能である。 付加的には、ライン３０４は、プレイヤにより賭けられたあらゆる保険金額と 共に「保険金額：」というコメントを表示するということに留意されたい。した がって、ライン３０４上のドル金額及びラインの右端部にあるコメントは、それ ぞれ、保険として賭けられた金額、及びこの賭けの状態（すなわち、ライン３０ ０内のような「受諾」、「取り消し」、「拒絶」又は「受諾／取り消し」のうち の１つ）に関係する。 プレイヤ情報エリア２９６のライン３１２内では、賭けのためにプレイヤが利 用できる資金の合計金額が表示されている。例えば、図２のライン３１２は、１ ０００ドルの賭け用合計額をプレイヤが有していることを示している。賭け金課 金モジュール３０がこの賭けに利用できる合計額を維持し、ブラックジャックゲ ームの各々の後にこれを更新する。 プレイヤ情報エリア２９６の下部の３本のライン３２０、３２４及び３２８は 、ブラックジャックトーナメント内でプレーする時に特に有用であるブラックジ ャックプレイヤ情報を提供する。したがって、これら３本のライン内の情報は、 トーナメント内にいないプレイヤによって本発明が使用される場合には、表示さ れない可能性がある。ライン３２０には、プレイング時間情報を表示ための２つ のフィールドが提供されている。「経過プレイ時間：」というラベルでコメント の 付けられた最も左側のフィールドは、プレイヤがブラックジャックをプレーした 合計時間数（この場合４５分）を表示する。あるいは、「残りプレイ時間：」と いうラベルでコメントの付された最も右側のフィールドは、トーナメント内に残 っている時間を表示している。 ライン３２４には、現ブラックジャックゲームに関連するあらゆるトーナメン トのための識別子が表示される。 ライン３２８には、トーナメントブラックジャックの中で有用である最高２つ の付加的なフィールドが提供される。「終了したゲーム：」というコメントを有 する最も左側のフィールドは、プレイヤに対し、１つのトーナメント内でこのプ レイヤが完了したブラックジャックゲームの数を表示する。一部のブラックジャ ックトーナメントにおいては、各プレイヤは、予め定められた割当て時間内で予 め定められた一定の数のゲームを完了することが要求されるということに留意さ れたい。例えば、１つのブラックジャックトーナメントは、各々のプレイヤに予 め定められた間隔（例えば４日）内で５０のゲームをプレーすることを要求する ＋可能性がある。これに関連して、ただし場合によっては、トーナメント内のブ ラックジャックゲームの合計数が有意であるようなブラックジャックゲームコン テキスト内では、コメント「ゲーム数：」をもつライン３２８の最も右側のフィ ールドは、そのトーナメント内でそれまでに完了したトーナメントゲームの合計 数をプレイヤに表示する。したがって、少なくともライン３２８内の最も左側の コメント付きフィールド及びライン３２０の「残りプレイ時間：」というコメン トのついたフィールドを用いて、プレイヤは、自分がプレーしなければならない トーナメント内の残りのゲームの数を決定することができる。 さらに、本発明が、その他のブラックジャックゲーム値を考慮することもでき るという点に留意されたい。例えば、トーナメント内でプレイヤがプレーしなけ ればならない残りのゲームの数を提供するフィールドを、プレイヤ情報エリア２ ９６内の現行値に加えて付加する（又はそれに置換させる）ことが可能である。 ルールエリア３３６と呼ばれる次の表示装置２０８下部エリア内では、ブラッ クジャックハウスルールが表示される。特に、エリア３３６内で表示されたハウ スルールは、相反する情報の提示を受けなかった場合にプレイヤが想定する標準 的なブラックジャックルールに対するバリエーションを可能にする。ゲームステ ーション１８の表示装置上にこれらの付加的なルールを提供することによって、 連続的なブラックジャックゲームに異なるハウスブラックジャックルールを備え ることができ、こうして各ゲームに対するプレイヤの興味は増大し、プレイヤに は付加的なブラックジャックプレー技能が要求されることになるという点に留意 されたい。次の３つのハウスルールが、当該表示エリア３３６内で提供されると いうことに留意されたい。すなわち、（ａ）当該ブラックジャックゲームのため の保険は、（標準的な２対１の配当率ではなく）３対１の配当率を支払う；（ｂ ）プレイヤは、一度だけ分割した後にダブルダウンすることができる；そして（ ｃ）最小賭け金は、現行のゲームについて２５ドルである、ということである。 最後に、表示装置２０８は、ゲームステーション１８で現在ブラックジャック をプレーするプレイヤを識別するためのプレイヤ識別エリア３４２を内含してい る。当該プレイヤエリア３４２は、現行のプレイヤの名前（例えば、Ｉ.Ｒ.ＳＭ ＩＴＨ）をもつフィールドを内含する。ただし、本発明では、例えばプレイヤを 識別するためにカード読取り装置２１６と合わせて使用されるプレイヤ識別カー ド上で符号化され得る番号のようなプレイヤ識別番号を含めた、プレイヤを識別 するその他のフィールドも考慮されている。 図３は、本発明のブラックジャックゲームシステムの第２の実施形態を示す。 この実施形態においては、ブラックジャックゲームコントローラ１４は実質的に 上述のものと同じである。しかしながら、このコントローラ１４はここではイン ターネットウェブサイト３０８を通してアクセス可能であり、こうしてインター ネットクライアントノード３１８にあるブラックジャックプレイヤは、インター ネット３２４（又はより特定的にはワールドワイドウェブ）を介してブラックジ ャックゲーム上でブラックジャックをプレーすることができるようになっている 。 したがって、ウェブサイト３０８についてさらに詳しく記述すると、これには インターネット３２４と残りのウェブサイト３０８の間で通信を受理し供給する ためのインターネットインタフェイス３３２が含まれている。一方、インターネ ットインタフェイス３３２は、それ自体、（ａ）ウェブサイト３０８でのウェブ サイトユーザ（例えばブラックジャックプレイヤ）の登録の妥当性を検査しかつ ／又は開始するための；及び（ｂ）経路指定に対するインターネットの要求を解 釈しかつ／又はこのような要求を満たすことのできるウェブサイト３０８モジュ ールを起動するため、ワールドワイドサーバ３４０と通信する。このようにして 、ワールドワイドウェブサーバ３４０は、例えばブラックジャックプレイヤの登 録識別を見極めるためデータベースシステム２８にアクセスすることができる。 付加的には、インターネット（例えばワールドワイドウェブ）要求に関するユー ザ登録確認を受理した時点で、ワールドワイドウェブサーバ３４０は、共通ゲー トウェイインタフェイス（ＣＧＩ）スクリプトとして知られているモジュールの インスタンス生成を起動する。ここで各々のＣＧＩスクリプト３４８のインスタ ンス生成（又は単純化を期して各々のこのようなインスタンス生成もＣＧＩスク リプト３４８と呼ばれている）は、（ａ）ＣＧＩスクリプトと関連のあるウェブ サイト３０８のアプリケーションのセマンティックスに従ってインセターネット 要求を解釈し処理するため；及び（ｂ付随するアプリケーションからの出力から インターネット応答を構築するためのものである。このようにして、プレイヤが ブラックジャックをプレーしているインターネットクライアントノード３１８か ら単一のインターネットブラックジャック要求を処理するために各々のＣＧＩス クリプト３４８（インスタンス生成）がブラックジャックゲームコントローラ１ ４を呼び出し、その後ＣＧＩスクリプト３４８がブラックジャックゲームコント ローラ１４から受理した出力から適切なインターネット応答を構築する、１つ又 は複数の共通ゲートウェイインタフェースモジュールが提供されている。 図３の、ブラックジャックケームコントローラ１４の実施形態は図１のものと 実質的に同じであることから、ここではその内部構造の記述を繰返すことはしな い。ただし、図３の実施形態は、ブラックジャックゲームコントローラ１４が、 例えばＣＧＩスクリプト３４８を行なうプロセッサのものとは異なるか、又はそ れから遠隔しているプロセッサ上で実行する場合に特に適したものである、とい うことが特筆に値するであろう。さらに、ブラックジャックゲームコントローラ １４が図３のその他のウェブサイト３０８モジュールと同じプロセッサ上で実行 する場合、通信インタフェース２２は不必要となる可能性があり、その上、ブラ ックジャックゲームコントローラ１４のその他のコンポーネントの機能性の多く が１つ又は複数のＣＧＩスクリプト３４８内に組み込まれる可能性がある、とい う点にも留意されたい。したがって、例えば、ブラックジャックプレイヤ評価装 置３４の機能性を１つのＣＧＩスクリプト３４８内に組み込み、その一方でハウ スブラックジャックプレイングモジュール４２の機能性をもう１つのＣＧＩスク リプト内に組み込むことが可能である。 また、図１及び２のゲームステーション１８と図３のインターネットクライア ントノード３１８との間には特筆に値する相異点があり、同様にブラックジャッ クプレイ対話にも相異点がある。例えば、以下のような相異点を挙げることがで きる： （７.１）インターネット上で発生する潜在的に長い遅延のため、図３の実施形 態は、時限満了に起因してブラックジャックプレーの自動的受諾（例えば入力さ れた賭け又は最小アンティに対する省略時解釈の受諾）を提供しない。したがっ て、プレー速度は、各プレイヤの応答性及びインターネットの応答性により決定 される。 （７.２）プレイヤは、自らがエントリしたトーナメントの各々についてコスト なしでそのトーナメントでのプレーに使用するための予め定められた数のポイン トを受理するようなインターネット上の互いに対抗するトーナメントの形でブラ ックジャックをプレーすることができる。このようなブラックジャックトーナメ ントでプレーすることの刺激として、トーナメント勝者に対し賞品が授与される 可能性もあるという点に留意されたい。さらに、トーナメントを完了するための 時間は、標準的なブラックジャックトーナメントプレーのための時間と比べ実質 的 に長いものでありうる。例えば、プレイヤは余暇にプレーできることからトーナ メントは９０日間にわたることもありうる。 （７.３）図１のゲームステーション１８の入力キーは同様に、インターネット クライアントノード３１８の表示スクリーン上に提示されてもよく、ここでこの 時、ゲームステーション１８の入力ボタンは、ウェブサイト３０８により生成さ れインターネットクラインアトノード３１８でプレイヤに提示されたブラックジ ャックウェブページ上の起動状態のボタンとなる。ただし、プレー速度の重要性 は低減することから、図１及び２の実施形態を参照して言及した通り、少なくと もプレーキ−２８０の速度は必要でない、という点に留意されたい。 （７.４）図３に表示された情報に加えて、インターネットクライアントノード ３１８に対しその他のタイプの情報が出力される可能性がある。特に、例えばブ ラックジャックトーナメントスポンサ及び賞品に関し、プレイヤに対する各々の ウェブサイト３０８の応答と共に広告情報を提供することができる。 図４Ａ〜４Ｅでは、それがブラックジャックゲーム内で配られたか否かとは無 関係に新しい適格なカード表現が周期的に生成され、ブラックジャックプレイヤ が互いに非同期的にゲームをプレーできるような新規のブラックジャックバリエ ーションをプレーするため、図１又は３の実施形態のいずれかにおいてプレイヤ の要求を処理する時にブラックジャックゲームコントローラ１４により実行され る高レベルステップについての流れ図が示されている。ステップ４０８では、ブ ラックジャックゲームコントローラ１４は、ブラックジャックプレイヤ要求を処 理し、各々のプレイヤの要求に対する適切な応答を出力することができるように 初期化される。その後、ステップ４１６では、カードジェネレータモジュール３ ８は、規則的な間隔で（例えば０．５秒毎といったような、２秒未満の間隔で） 、ブラックジャックプレイヤ評価装置３４及びハウスブラックジャックプレイン グモジュール４２の両方に対し無作為のカード表現を出力し始める。このように して、ブラックジャックゲームコントローラ１４が適正にブラックジャックプレ イヤの要求に応答している限り、カードジェネレータモジュール３８は連続的か つ 規則的にカード表現を出力する。ステップ４１６の動作と同時に、図４Ａ〜４Ｅ の残りのステップが実施される。こうして、ステップ４２４では、コントローラ １４は、１つの（次の）ブラックジャックプレイヤユニットの入力を待機するが 、このような入力は、例えば、新しいブラックジャックトーナメントを入力する 要求、１つのトーナメント内で新しいブラックジャックゲームを開始する要求、 ブラックジャックゲームプレー要求を処理する要求、プレイヤの勘定に関する情 報に対する要求及びヘルプ情報（例えばブラックジャックのプレーの仕方につい て）に対する要求などである。 ステップ４３０でブラックジャックプレイヤ要求を受理した時点で、通信イン タフェース２２は、要求を待ち行列に入れ、その後その要求をブラックジャック ドライバ２６に伝送する。ステップ４３６では、プレイヤの要求が、現行のブラ ックジャックゲーム及び／又は現行のブラックジャックトーナメントに関するも のであるか否かについての決定がなされる。そうでない場合、ステップ４４８に 移り、ここで、プレイヤの要求が新しいブラックジャックトーナメントを入力す ることであるか否かについて付加的な決定がなされる。そうである場合には、ス テップ４５４でブラックジャックドライバ２６はブラックジャックトーナメント を決定し、プレイヤをそのトーナメントにエントリさせる。この機能を提供する 上で、ブラックジャックプレイヤ２６は、自らが新しいトーナメントにエントリ するのに適格であることを確認するため、賭け金課金モジュール３０と通信する 。このようにして、ブラックジャックドライバ２６は、賭け金課金モジュール３ ０に少なくともプレイヤのＩＤとそのプレイヤがエントリし得るトーナメントの 仕様を供給する。ここで、トーナメントの選択が、本発明のいくつかの実施形態 においてプレイヤによって提供されうるということに留意されたい。あるいは、 ブラックジャックドライバ２６は、データベースシステム２８内に記憶されたト ーナメント情報を用いてプレイヤのためのトーナメントを選択することができる 。賭け金課金モジュール３０が、ステップ４５８において、選択されたトーナメ ントにプレイヤをエントリさせることができるということの確認で応答したと仮 定 すると、ブラックジャックドライバ２６は、プレイヤがエントリされるブラック ジャックトーナメントを識別する確認記録を新規作成する。その後、ステップ４ ６２において、ブラックジャックドライバ２６は、プレイヤに対しそのインター ネットクライアントノード３１８（ゲームステーション１８）にて確認記録内の 情報を出力する。したがって、本発明の図３の実施形態においては、ステップ４ ６２の出力（及びブラックジャックプレイヤに対するその後のこのようなすべて の出力）は、この出力が応答となるプレイヤの要求を開始したＣＧＩスクリプト ３４８に対してその出力が伝送されるまで待ち行列に入れるため、ブラックジャ ックドライバ２６から通信インタフェース２２まで出力される。その後、この出 力はワールドワイドウェブサーバ３４０及びインターネットインタフェース３３ ２まで伝送され、インターネット３２４上を伝送され、これによりプレイヤがブ ラックジャックをプレーしているインターネットクライアントノード３１８まで 経路指定されることになる。 ステップ４６２に続いて、ステップ４６６では、ブラックジャックドライバ２ ６はデータベースシステム２８内に、プレイヤがエントリしたブラックジャック トーナメントを表わす情報を入力する。ここでデータベースシステム２８内に入 力された情報がその後ブラックジャックドライバ２６及び賭け金課金モジュール ３０の両方により、プレイヤがエントリしたトーナメントを決定する目的でアク セスされ得る、ということに留意されたい。このステップの後、プレイヤの要求 が処理されたことから、インターネットクライアントノード３１８、あるいはゲ ームステーション１８でプレイヤから入力された次のプレイヤ入力を待つため制 御の流れはステップ４２４へと戻る。 ここでステップ４４８に戻り、プレイヤがブラックジャックトーナメントにエ ントリすることを要求しなかった場合、ステップ４７０に移り、現行のブラック ジャックゲーム及び／又はブラックジャックトーナメントに関係しないその他の あらゆるブラックジャックプレイヤ要求が処理される。例えば、プレイヤは、そ のブラックジャックゲーム勘定に関係する口座情報を要求することができる。こ のような要求がこのステップで処理され応答されたと仮定すると、制御の流れは 再びステップ４２４に戻り、次のプレイヤ入力を待つ。 ここでステップ４３６に戻ると、プレイヤ要求が現行のブラックジャック及び ／又はブラックジャックトーナメントに関係する場合、ステップ４７６に移り、 ここでブラックジャックドライバ４２６は、プレイヤが現在関与しているあらゆ る現行のブラックジャックゲーム及び／又はブラックジャックトーナメントに関 するデータベースシステム２８からの任意の状態情報を検索するため、要求と共 に提供されたプレイヤのＩＤを使用する。その後、ステップ４８０では、プレイ ヤの要求が、現行のトーナメント内で新しいブラックジャックゲームを開始する ことであるか否かについての決定がなされる。そうである場合、ステップ４８４ では、ブラックジャックドライバ２６は、現行のトーナメント内の新しいブラッ クジャックゲームをプレイヤが開始できるということの賭け金課金モジュール３ ０からの確認を要求する。すなわち、賭け金課金モジュール３０は、プレイヤが そのトーナメントを続行するのに充分なトーナメント貸方を有するか否かを決定 する。これに続いて、ステップ４８８では、ブラックジャックドライバ２６は、 賭け金課金モジュール３０から確認が受理されたか否かを決定する。このような 確認が全く提供されない場合、ステップ４９２では、ブラックジャックドライバ ２６は、現行のトーナメント内でそれ以上プレイヤがブラックジャックゲームを プレーする可能性がないことを指示するメッセージを、プレイヤに対しそのイン ターネットクライアントノード３１８（ゲームステーション１８）で出力する。 あるいは、ステップ４８８でブラックジャックドライバ２６が賭け金課金モジ ュール３０からの確認を受理した場合には、ステップ４９４で、ブラックジャッ クドライバ２６は、プレイヤの要求を満たすためブラックジャックゲーム記録を 新規作成する。新しいブラックジャックゲームデータ記録を新規作成する上で、 ブラックジャックドライバ２６は賭け金課金モジュール３０と通信し、新しいブ ラックジャックゲームの開始に対応する任意の初期アンティをプレイヤの口座か ら差し引くと同時に、プレイヤにその後出力するべくこの取引についてのデータ をブラックジャックドライバ２６に出力させる、ということに留意されたい。こ のステップの後、ステップ４９６では、ブラックジャックドライバ２６はブラッ クジャックプレイヤ評価装置３４に対し、新しいブラックジャックゲームのため の初期ブラックジャックゲーム構成を提供するよう要求する。それに続いてステ ップ５００では、ブラックジャックプレイヤ評価装置３４は、初期ブラックジャ ックゲーム構成で応答し、ここでこの構成には、プレイヤの手（例えば図２のエ リア２９２に示されているようなもの）のための初期カード表現が含まれている 。この初期カード表現は、カードジェネレータモジュール３８によりブラックジ ャックプレイヤ評価装置３４に提供された最新のカード表現である、という点に 留意されたい。したがって、２人のプレイヤの新しいブラックジャックゲームの 開始要求が急速に続いてブラックジャックドライバ２６まで伝送された場合、デ ィーラモジュール３８がブラックジャックプレイヤ評価装置３４に対し新しい無 作為のカード表現を出力する前に、各要求についてステップ５００を実行するこ とができるということに留意されたい。結果として、このような場合、両方のプ レイヤ共、プレイヤの手のための同一の初期カード表現の提示を受けることにな る。それに続いて、ステップ５０４では、ブラックジャックドライバ２６は、デ ータベースシステム２８内にそのプレイヤのための新しいブラックジャックゲー ムの初期構成及びプレイヤの識別に関する情報を記憶する。特に、新しいゲーム のためのブラックジャックゲーム識別子が記憶され、ブラックジャックプレイヤ 及びそのゲームが付随するトーナメントの識別と関連付けられる。ステップ５０ ０に続いて、ステップ５０４では、ブラックジャックドライバ２６は、データベ ースシステム２８内にプレイヤのための新しいブラックジャックゲームに関する 情報を記憶する。特に、以下の情報が、新しいブラックジャックゲームの初期構 成に関して記憶される：プレイヤの識別、新しいゲームが対応するトーナメント の識別及び新しいゲームを識別する識別子、そしてカード表現及び何らかの初期 所要賭け金を含む新しいブラックジャックゲームのための初期構成。さらに、プ レイヤがプレーする各々のブラックジャックゲームの経過全体を通して、プレイ ヤと ブラックジャックゲームコントローラ１４の間の対話に起因してゲーム構成が変 わるにつれて、ブラックジャックドライバ２６及び賭け金課金モジュール３０が 情報を更新するということに留意されたい。こうして、進行中のブラックジャッ クゲームについて、次のプレーでゲームを続行することに対するプレイヤからの 各々の要求毎に、ブラックジャックゲームコントローラ１４に対し全ゲーム構成 を提供する必要はない。その代り、プレイヤの要求に対応するブラックジャック ゲーム構成に関係する情報を検索するのに充分な情報しか、ブラックジャックド ライバ２６及び／又は賭け金課金モジュール３０に対する要求の中で必要とされ ない。ステップ５０４に続いて、ステップ５０８では、ブラックジャックドライ バ２６は、プレイヤに対しそのインターネットクライアントノード３１８（ゲー ムステーション１８）で新しいゲームのための初期ブラックジャックゲーム構成 を出力する。その後、制御の流れは再びステップ４２４に戻り、コントローラ１ ４に対する次のプレイヤ入力を待つ。 ここでステップ４８０に戻ると、ここでプレイヤの要求が、現行のトーナメン トで新しいブラックジャックゲームを開始しないという決定がなされた場合、ス テップ５２０に移り、ここで、プレイヤの要求が、現在活動状態であるブラック ジャックゲーム内のプレーに関係しているかに関して決定がなされる。関係して いない場合には、ステップ５２４において、ブラックジャックゲームコントロー ラ１４は、例えば、現行のゲーム及び／又はトーナメントに関連する特別なブラ ックジャックルール、現行のトーナメントに残っているプレイヤの数、現行のト ーナメント内のプレイヤのランキング及び現行のトーナメントの勝者に対する賞 品についての要求といったその他の種々の要求を処理する。その後、このような 種々の要求が応じられたと仮定すると、ステップ５２４で、当該流れ図の制御の 流れは４２４に戻り、次のプレイヤの入力を待つ。 あるいは、ステップ５２０においてプレイヤの要求が、現在活動状態にあるブ ラックジャックゲーム内のプレーに関係している場合、ステップ５２８で、プレ イヤの要求が新しいカード表現に対するものであるかについてさらなる決定がな される。そうである場合には、ステップ５３２で、カード要求がハウスに対する ものであるか、それともプレイヤに対するものであるかについての決定がなされ る。カード要求がハウスからのものである場合、ステップ５３６において、ブラ ックジャックドライバ２６は、現行のブラックジャックゲームのための新しいブ ラックジャックゲーム構成を得るためハウスブラックジャックプレイングモジュ ール４２と通信し、ここで新しいゲーム構成には、現行のプレイヤの要求が発出 されたブラックジャックゲームのためのハウスの手の中の次のカード表現として のカードジェネレータモジュール３８からの最新出力のカード表現が含まれる。 その後、ステップ５４２では、ハウスブラックジャックプレイングモジュール４ ２は、新しいハウスの手のカード表現を表わすブラックジャックゲーム構成情報 及び、新しいブラックジャックゲーム構成に応答する上でプレイヤが遂行し得る 何らかのプレイヤ応答を出力する。 ハウスブラックジャックプレイングモジュール４２の出力を受理した時点で、 ステップ５４６において、ブラックジャックドライバ２６は、ブラックジャック プレイヤ評価装置３４及びブラックジャック手評価装置４６の一方又は両方を呼 出すことにより、当該ゲーム内にさらなるプレイヤ応答があるかを決定する。考 えられる付加的なプレイヤ応答が存在する場合には、ステップ５５０で、ブラッ クジャックドライバ２６は、プレイヤがその利用可能なゲームオプションの１つ を遂行できるような形で、プレイヤに対しそのインターネットクライアントノー ド３１８（ゲームステーション１８）でブラックジャックゲーム構成を出力する 。その後、プレイヤの要求を処理した後、制御の流れは再びステップ４２４まで 戻って次のプレイヤの出力を待つ。あるいは、ステップ５４６で、ブラックジャ ックドライバ２６が、考えられるプレイヤ応答がそれ以上全く存在しないことを 判定した場合、現行のブラックジャックゲームは完了し、ブラックジャックドラ イバ２６はステップ５５６で、ブラックジャック手評価装置が、（ブラックジャ ックゲームの結果に従って）データベースシステム２８内のプレイヤの口座を更 新するため賭け金課金モジュール３０を起動できるように、ブラックジャックゲ ー ムの手を評価すべくブラックジャック手評価装置４６を起動する。このステップ に続いて、ステップ５６０では、賭け金課金モジュール３０は、プレイヤに提供 されるべき更新済みの口座情報をブラックジャックドライバ２６に出力する。ス テップ５６４では、ブラックジャックドライバ２６は、ブラックジャックゲーム の結果及びプレイヤの更新済みの口座情報をプレイヤに対し出力する。また、ブ ラックジャックドライバ２６が、当該ブラックジャックゲームの完了ならびにプ レイヤ及び当該ブラックジャックゲームが関連しているトーナメントに関するさ らなる何らかの状態情報に関して、データベースシステム２８を更新するという 点にも留意されたい。続いて、プレイヤの要求を処理した後、制御の流れは再び ステップ４２４まで戻って、次のプレイヤ入力を待つ。 あるいは、ステップ５３２においてプレイヤの要求がプレイヤのための新しい カード表現に対するものであることが判定された場合には、ステップ５６８で、 ブラックジャックドライバ２６は、現行のブラックジャックゲームのための新し いブラックジャックゲーム構成を得るためブラックジャックプレイヤ評価装置３ ４を起動する。なおここで、新しいゲーム構成には、プレイヤの手のための次の カード表現としてカードジェネレータモジュール３８からの最新出力のカード表 現が含まれる。その後、ステップ５７２では、ブラックジャックプレイヤ評価装 置３４は、当該ゲームについてプレイヤが逐行可能である次のブラックジャック プレーオプションを判定し、次にこれらのオプションを伴う新しいブラックジャ ック構成をブラックジャックドライバ２６に出力する。これに続いて、ステップ ５４６以降のステップが上述の通りに実施される。 ここでステップ５２８まで戻ると、プレイヤの要求が新しいカード表現に対す るものでない場合には、ステップ５７６に移り、ここでブラックジャックゲーム コントローラ１４は、付加的な賭けに対する要求、賭けの取消し、特定のプレイ ヤの手にスタンドする要求、カード表現ペアを分割する要求又は保険に対する要 求といったその他のブラックジャックプレイヤゲーム要求を処理する。上述のよ うな要求が処理されることを仮定すると、ステップ５８０では、ブラックジャッ クドライバ２６はその後、ステップ５７６で実施される処理に従ってプレイヤに 対し新しいブラックジャックゲーム構成を出力する。また、ブラックジャックド ライバ２６は、当該ゲームに関係するその後のプレイヤ要求に基づいて検索され 得るように新しいブラックジャックゲーム構成に関する情報でデータベースシス テム２８を更新する、ということにも留意されたい。このステップの後、当該流 れ図のための制御の流れは、ステップ４２４まで戻って、再びもう１つのプレイ ヤ入力を待つ。 図５は、ブラックジャックゲームコントローラ１４と非同期的にプレーされて いる状態で４つのブラックジャックゲームが示されているブラックジャックをプ レーするための本発明のオペレーションの単純な一例を示している。図５を詳細 に記述するためには、第１に、図の上部を横切る数字６０４の行が、カードジェ ネレータモジュール３８により出力される連続的なカード表現の値のシーケンス を表わしているという点に留意されたい。すなわち、最初の時間間隔において、 ３という値をもつカード表現が出力され、第２の時間間隔内では５という値をも つカード表現が出力され、第３の時間間隔では７という値をもつカード表現が出 力されるというように、この行を横断して続いていく。行６０４の下には、ブラ ックジャックゲーム行６０６があり、ここで各々のブラックジャックゲーム行６ ０６は、一連のカード値６０４に対応する時間の経過全体にわたり各々のブラッ クジャックゲーム６１０〜６２６において発生する一連の事象を表わしている。 特に、各々のブラックジャックゲーム行６０６内の数値入力は、各々のブラック ジャックゲームのプレイヤ及びハウスの手に追加カードが加わるにつれての、プ レイヤ及びハウスのカードの手の値に対応する。例えば、ブラックジャックゲー ム行６１０を参照すると、このブラックジャックゲームがプレイヤの手がシーケ ンス６０４の最も左側のカードの値（すなわち値３）についてのカード表現を獲 得することにより開始すると仮定すると、プレイヤの手は、３という対応する値 をもつ。それに続いて、ハウスブラックジャックプレイングモジュール４２がこ のゲームについて第２の時間間隔中にハウスに対し初期カード表現を出力する （すなわち配る）ように起動された場合（すなわちカードジェネレータモジュー ル３８が５というカード表現を出力した場合）、ハウスの手は当初５という値を もつ。その後、第３の間隔において、ブラックジャックゲーム６１０のためにプ レイヤがもう１枚のカードに対する要求を提供した場合、シーケンス６０４内の ７という値に対応するカード表現はプレイヤに提供され、したがってプレイヤの 手は、１０という合計値を有する。プレイヤの手の中に７を組込んだ後、このブ ラックジャックゲームは、シーケンス６０４内の２という値に対応する次の時間 間隔がブラックジャックゲーム６１０内でプレイヤ又はハウスのいずれにも配ら れないように遅延される。ここで、カードジェネレータモジュール３８によって 生成されたカード表現は、このようなカード表現がカードジェネレータモジュー ル３８から出力された最新の出力である時間中にこのカード表現に対する要求が 行なわれた場合にのみ、特定のブラックジャックゲーム内に組込まれる、という のが本発明の重要な一面である。このようにして、１つのブラックジャックゲー ム中にカードジェネレータモジュール３８により出力された１つ又は複数のカー ド表現は、そのゲーム内では使用され得ない。より厳密に言うと、カードジェネ レータモジュール３８により出力された連続的カード表現の実質的にすべての長 さ又はサブシーケンスは、ゲーム内で発生する時間的遅延に起因して一定の与え られたブラックジャックゲーム内で無視され得る、というのが標準的である（図 ５の例では示されていないが）。したがって、ある種の状況下では、このような 遅延は、例えばプレイヤがこのような時間間隔中にもう１つのヒットを要求しな かった場合の日数分だけ長いものであり得る。 ここでブラックジャックゲーム６１０の残りのプレーについて続行すると、５ 番目の時間間隔内で、プレイヤはヒットを要求し、これにより９という値をもつ カード表現を得、このようにして１９というプレイヤの手の値を獲得する、とい うことに留意されたい。その後、ハウスは、それぞれ８及び１０という値をもつ 次の２つの連続的カード表現に対するヒットをとる。こうして、ハウスの手につ いて２３の値が得られた時点でハウスの手はバストする。 ブラックジャックゲーム６１４〜６２６についてのブラックジャックゲーム行 ６０６は、ブラックジャックゲーム６１０についての上述の説明と同様に解釈で きる。ただし、これらのゲームの各々は、各ゲームがプレイヤの手のための第１ のヒットとしてとられた異なるカード表現で始まるという点において異なる時間 間隔で開始するということに留意されたい。すなわち、ブラックジャックゲーム ６１０〜６２６の各々で配られる第１のカード表現は異なるものであり、さらに シーケンス６０４の値に対応する要求されたカード表現の各々は各ブラックジャ ックゲームについて異なっている。したがって、たとえ他のブラックジャックゲ ームと同時にプレーされようと、実質的にすべてのブラックジャックゲームは、 一意的なプレイヤの手及びハウスの手を有することになる。こうして、多数の非 同期的なブラックジャックゲームがハウスと一対一で同時にプレーされ得るのみ ならず、ブラックジャックプレイヤは１つのブラックジャックゲームにおける実 質的にすべてのヒット（プレイヤの手及びハウスの手の両方について）について のタイミングを実質的に判定でき、これによりカード表現が操作されているので はないかという疑いを低減させることができるという点で、ハウスがカード表現 を操作していないというブラックジャックプレイヤによる信頼度がより高いもの となりうる。その上、１実施形態においては、プレイヤは、ゲームの経過中に生 成されたカード表現のシーケンスを要求することができる。 本発明には同様に、その他のブラックジャックバリエーションも内含されうる ということに留意されたい。特に、ステップ４１６（図４Ａ）を再び参照すると 、規則的間隔でカード表現を生成する代りに、このステップは、それが新しいカ ード表現に対する要求がある時につねに（例えばステップ５３６及び５６８）要 望に応じて実質的に無作為のカード表現を生成するような形でカードジェネレー タモジュール３８を単純に起動することができる。 さらに、各プレイヤをモニターできる、特にトーナメントブラックジャックに 適したもう１つのブラックジャックバリエーションにおいては、プレイヤは、カ ジノ内で人間のディーラと通常ブラックジャックがプレーされるように同期的に １つのブラックジャックゲームについて各プレーを行なう。ただし、当該バリエ ーションにおいては、各々のプレイヤには、その初期カードについて同一のカー ド表現が提供される。その後、各々のプレイヤの手及びハウス（すなわちディー ラ）の手は、プレイヤがそのブラックジャックの手を異なる形でプレーした時に のみ、プレイヤ間で変動する。すなわち、複数のプレイヤの間で同期的にプレー される各々のブラックジャックゲームについて、各プレイヤ及びハウスブラック ジャックプレイングモジュール４２には同じカード表現シーケンスが利用可能で あり、したがって、例えばプレイヤの一人とハウスブラックジャックプレイング モジュールの間の各ゲームにおける配られたカード表現は、そのゲームを通して 同じプレーシーケンスをプレーするプレイヤについて同一のものとなっている。 したがって、当業者であればわかるように、各々のブラックジャックゲームにつ いて、カードジェネレータモジュール３８がゲーム全体を通して予め定められた カード表現シーケンス（すなわち順序づけされたコレクション）を維持し、その 結果、異なる形でプレーするプレイヤに対し適切にシーケンス決定されたカード 表現を配ることができるようになっていることが必要であるかもしれない。その 上、ハウスブラックジャックディーラプレイングモジュール４２がカードジェネ レータモジュール３８に充分な制御情報を提供し、その結果、カードジェネレー タモジュールが予め定められたシーケンスからの適切なカード表現で応答できる ようになっていることも必要であるかもしれない。 本発明の別のの実施形態が、図６Ａ及び６Ｂに示されており、ここで、この実 施形態は、特定のプレイヤグループの人口統計学的プロフィールといったような 予め定められたプレイヤプロフィールと適切に整合する有資格プレイヤに対して スポンサ又は広告者の製品及び／又はサービスの広告を提示するために向上され ている。したがって、図６Ａ及び６Ｂでは、ブラックジャック以外のゲーム（例 えばポーカー、クラップス、パイゴウ及びルーレット）もプレーできるという点 を除いてブラックジャックゲームコントローラ１４（図３）と実質的に同じ機能 性を提供するためのゲーム／広告コントローラ６０４が存在する。さらに、ゲー ム／広告コントローラ６０４も、ゲーム／広告ウェブサイト３０８により提供さ れるさまざまなゲームをプレーするユーザ（すなわちプレイヤ）と特定の広告を 整合させることに関係する機能をも実行し、ここで各ユーザは、対応するインタ ーネットクライアントノード３１８（あるいは対話型ケーブルテレビノード）上 でウェブサイト３０８と通信する、すなわち、当該図６Ａ及び６Ｂは、所望のユ ーザ特性（例えばプロフィール）をもつプレイヤを、このようなユーザ特性をも つプレイヤを要求するスポンサ又は広告者からの広告と整合させるための高レベ ルモジュールを提示している。特に、このような所望のプロフィールをもつプレ イヤのみが、特定のスポンサ又は広告者からの特定の広告及び／又は販促活動（ すなわち広告全体）を受理することに対し適格となる。したがって、どのプレイ ヤ（又はより一般的にはユーザ）がどの広告を受けとるかについてのこのような 決定を行なうためさまざまな基準を用いることができる、というのが本発明の１ つの面である。例えば、ユーザを広告プレゼンテーションと整合させる上で、以 下の属性のうちの１つ又は複数のものを使用することができる。 （８.１）年齢 （８.２）性別 （８.３）財務状態 （８.４）場所又は居住地 （８.５）教育 （８.６）婚姻状態 （８.７）余暇の時間数 （８.８）個人的嗜好及び／又は気質（例えば喫煙者／非喫煙者、スポーツ、映 画、酒類、食物、衣服、休暇、車などについての好みなど）、 （８.９）所帯の規模 （８.10）子供の数 （８.11）アクセスされたウェブサイトのタイプ、ユーザが付加的な情報を求め る広告のタイプ、ブラックジャックのようなゲームをプレーする上でのリスク許 容 限度といったネットワーク対話によるユーザの分類。 特定のユーザに特定の広告を提供する（又は整合させる）ために、各ユーザに ついてのデータ（又はユーザ情報項目）がユーザプロフィールの形で、図３のブ ラックジャックプレイヤ登録及びプレイング状態データベース２８の増強バージ ョンであるユーザ（プレイヤ）データベース２８の中に維持される。ユーザプロ フィールには（８.１）〜（８.11）にあるようなユーザ関係の情報が入っている 。この情報は、ユーザがウェブサイト３０８で登録した時点で、ユーザが自らに ついてその後たずねられた明示的な質問に応答した時点で、又はユーザのネット ワーク活動をモニタすることによって得られる。ユーザプロフィールは、各ユー ザについて得られる情報の量に応じて長さが変動し得るということに留意された い。さらに、異なるタイプのユーザについて、異なるタイプの情報を得ることが できる。例えば、１００万ドル以上の財産をもつユーザについては、これらのユ ーザは、ある種の広告者にとっては重要であるため、彼らの好みの休暇目的地を 入力することが要求される可能性がある。しかしながら、その財産が４０，００ ０ドル未満のユーザについては、このような情報はどの広告者にとっても無関係 である可能性が高いため、かかる情報は獲得されない可能性がある。このように して、ユーザプロフィールの１つの実施形態では、各々のユーザプロフィールは 、すべてのユーザ中に均等でないユーザ情報項目を記憶するため可変長のセクシ ョンを有する。さらに、このような実施形態においては、可変長のセクション中 に記憶された各々のユーザ情報項目は１つのペアとしてみなされ、ここでこのペ アの最初の構成要素は質問、ユーザ属性又はユーザの分類を指示又は参照指示し 、これに対して第２の構成要素が答え、つまり第１の構成要素に関連する値を提 供する。こうして、例えば、１人の特定のユーザについて、情報項目は（４，「 Madrid」）というペアを提供することができ、ここで、当業者であれば理解でき るように「４」は属性すなわち「好みの休暇目的地」を識別し、「Madrid」はこ の属性に対する値である。 あるいは、広告者又はスポンサに関係するデータが異なるデータベース、すな わち広告者データベース６１２の中に常駐していてもよい。したがって、このデ ータベースは、一つの実施形態においてユーザプロフィールデータ構造と実質的 に同一のデータ構造をもつ人口統計学的プロフィールを記憶する。このような人 口統計学的プロフィールは、（潜在的には単に比較的少数の）ユーザプロフィー ルの中で提供されうるユーザ情報項目についての要求された値を特定するための 可変長セクションを有する可能性がある。いくつかの実施形態では、人口統計学 的プロフィールは、広告者又はスポンサの識別に対する参照、提示されるべき広 告に対する参照及び、各ペアの最初の構成要素がユーザ情報項目ペアの第１の構 成要素と同じ解釈を有し、そのペアの第２の構成要素が広告主又はスポンサが好 む値の範囲又は所望の値を特定するような統計学的項目ペアの可変長セクション 、を内含している。さらに、いくつかの実施形態では、各々の人口統計学的項目 ペアは、広告者又はスポンサにとってこのペアがもつ感知された重要性といった ような、それに付随する付加的情報を有する可能性がある。こうして、このよう な付加的情報は、１という値がその人口統計学的項目ペアが最高の重要性をもつ ものであることを表わし、その一方でゼロという値がその人口統計学的項目が実 質的に広告者又はスポンサと無関係であることを表わしているような、正規化さ れたスカラ値の形をとっていてもよい。したがって、人口統計学的プロフィール の特定の実施形態の如何に関わらず、その広告プレゼンテーションの中で描写さ れた製品及び／又はサービスを購入する確率が高いと思われる特定のユーザ標的 グループと、単数又は複数の対応する広告プレゼンテーションを整合させる（す なわち選択させる）ために、ユーザの人口統計学的プロフィールが用いられる。 このようにして、このような広告プレゼンテーションは、ひきつづき顧客となる 確率の高いユーザに対してのみ提示することができるため、広告者及び／又はス ポンサはこれらのユーザに対して、サービス割引き、無料サンプル又は試用とい った比較的広範な販促活動をもつ特定的にターゲティングされた広告を提供する ことができる。 したがって、このような人口統計学的プロフィールとユーザの選択又は整合を 行なうためには、各ユーザについて、ユーザデータベース２８内に記憶されたユ ーザプロフィールが広告選択エンジン６１８により人口統計学的プロフィールと 比較される。１つのユーザグループを選択するためにこのような比較を行なうた めの技術は数多く存在するということに留意されたい。特に、ユーザ情報項目ペ アの第２の構成要素が、対応する人口統計学的項目ペア内で特定されたような所 望の範囲（内）であるように、各々の人口統計学的項目ペアと対応するユーザ情 報項目対の間には、精確な整合が必要とされるかもしれない。あるいは、人口統 計学的プロフィールを精確に整合するのにすべての人口統計学的ペアが必要とさ れない場合、「類似性」測定値を決定するため、さまざまな重みづけの統計技術 を使用することができる。一つの実施形態においては、類似性測定値は、１つの 広告プレゼンテーションについて対応する人口統計学的プロフィールと最も密に 整合するユーザを決定する統計的解析モジュールにより提供され得る。こうして 、１人のユーザが選択されるためには、そのユーザのプロフィールと対応する人 口統計学的プロフィールの間の類似性測定値が、予め定められたしきい値を上ま わっていることが必要とされるかもしれない。さらに、広告選択エンジン６１８ は、例えばユーザデータベース２８内の各々のユーザプロフィールについて、例 えばゲーム／広告ウェブサイト３０８と通信している時の対応するユーザに対す る提示のための候補である広告プレゼンテーションを識別する関連するテーブル が存在するような形で、バックグラウンド又は非実時間プロセスとして、ユーザ と広告プレゼンテーションとの整合を実施することができる、ということに留意 されたい。 さらに、少なくとも本発明の１実施形態において、広告選択エンジン６１８は 、特定の一つの人口統計学的プロフィールについて、広告プレゼンテーションが 提示されるべきユーザグループを再度選択するため、ユーザデータベース２８内 でユーザプロフィールを定期的に再評価することができる、ということに留意す ることが重要である。こうして、予め選択されたユーザは、再度適格となること もあれば、失格することもあり、以前に失格したユーザがこの時例えば向上され た ユーザプロフィールに起因して選択に適格となる可能性がある。 したがって、本発明は、付加的情報で向上されたユーザプロフィールをもつユ ーザに対し、１つのカテゴリの広告の伝送を開始したり停止したりすることがで きる。例えば、ユーザが、自ら現在新車の購入を考えていることを表示した場合 には、車の購入のための広告をそのユーザに伝送することができる。あるいは、 例えば１台の車が購入された又はそれ以上の車の広告が望まれないことの通知を 本発明がひとたび受けると、車の広告カテゴリからのそれ以上の広告がそのユー ザに伝送されないように、ユーザのプロフィールのさらなる向上を行なうことが できる。 本発明は、１つのカテゴリの記録又は対象に類似の形で関係している人口統計 学的項目ペアをリンクさせるための技術を提供することによって、広告のカテゴ リを柔軟に新規作成、消去及び修正できるようにするということに留意されたい 。こうして、本発明により、少なくとも以下の広告カテゴリを提供することがで きる。すなわち、スポーツカテゴリ（例えば野球、サッカー、ホッケーなど）、 食品関連カテゴリ（例えばレストラン、食品雑貨店、食料品目）、エクササイズ 関連広告（例えば、自転車、インラインスケート、スキー）、保険関係広告（例 えば自動車保険、生命保険）、政治関係広告（例えば特定の政治候補者に賛成す る又は反対するもの）及び地理関係広告（例えば、デンバー都市部などといった 特定のエリア内に住むユーザのためのもの）。このようにして、広告選択エンジ ン６１８は、その後共通ゲートウェイインタフェース３４８によりユーザに出力 されるＨＴＭＬ内に含み入れることができるように、このデータを翻訳するため 、ＨＴＭＬ表示エンジン６２２に対して選択された広告プレゼンテーションを供 給する。 より厳密に言うと、選択された広告データは、ＨＴＭＬ表示エンジン６２２の 中で（少なくとも本発明の１回のオペレーションで）、例えばトークンジェネレ ータ（モジュール）３８により発行されたゲームカード（現在のユーザーゲーム のための）を表わすトークン６２８と結合される。なおここでこのジェネレータ は、図３のカードジェネレータモジュール３８の増強形バージョンである。生成 されたトークンは最初、プレイ中のゲームのルールに従ってユーザゲーム要求を 処理するため、ゲームプレーエンジン６３２に供給される。すなわち、ゲームプ レーエンジン６３２は、各々の利用可能なゲームについて、（ａ）各トークンを いかに「プレー」できるか；（ｂ）誰がトークンを受理するか、例えばユーザ又 はハウスプレイングモジュール４２；及び（ｃ）トークンのプレー結果、を決定 する。１つの実施形態において、トークンジェネレータ３８は、例えばハウスプ レイングモジュール４２及び／又はプレイヤオプション評価装置３４による要求 に基づいてトークンを生成し、ここで生成されたトークンは、プレー中のゲーム に該当するものである、ということに留意されたい。あるいは、別の実施形態に おいて、トークンジェネレータ３８は、無作為トークンを生成することができ、 ゲームプレーエンジン６３２は、当業者ならば分かるように、オファされたゲー ムについての適当な無作為化された値へとトークンを変換する。その上、無作為 化されたトークンを複数の異なるゲームに供給するためのその他の実施形態も、 本発明の範囲内に入る。さらに、ゲームプレーエンジン６３２は、プレー中の特 定のゲームとの関係におけるユーザの状態ならびにその他すべてのユーザに対す るそのユーザの関係（例えば、ユーザがゲーム／広告ウェブサイト３０８でオフ ァされたトーナメントに関与している場合）を維持するため、プレイヤデータベ ース２８とコンタクトする。当業者ならば分かるように、ゲームプレーエンジン ６３２の一実施形態においては、その内部モジュールは、付加的にブラックジャ ック以外のゲーム（例えば「一対一」のポーカー、クラップス、ルーレット、及 びパイゴウ）についてでさえ、図３に対応してラベル付けされたモジュールと同 じアーキテクチャ及び機能性を提供している。 共通ゲートウェイインタフェース又はＣＧＩスクリプト３４８は、ＨＴＭＬ表 示エンジン６２２と、当業者ならばわかるように図３についてのＣＧＩスクリプ ト３４８の記述の中で論述されているような複数の高レベルの実行可能プログラ ムでありうるワールドワイドウェブサーバ３４０との間で、データを転送する。 一方、このワールドワイドウェブサーバ３４０は、適切なワールドワイドウェブ ブラウザ６４０をもつ意図されたインターネットクライアントノード３１８にデ ータを転送するためインターネット３２４とインタフェースするインターネット ＴＣＰ／ＩＰスタック３３２にデータを転送する。 当該実施形態は、プレー中のゲームの状態及びユーザデータベース２８内の広 告に対するユーザ応答についての情報を維持する。さらに、広告者データベース ６１２内で、付加的な広告者特定的情報（例えば所望の人口統計学的プロフィー ル、広告、販促活動及びユーザ応答に関係する情報）が提供される。したがって 、上述の通り、広告者データベース６１２内の人口統計学的プロフィールには、 （８．１）から（８.11）までの属性のうちの１つ又は複数のものを指定するた めのフィールドをもつスキーム又はテンプレートが含まれる可能性がある。その 上、データベース２８及び６１２は、（ａ）各ユーザに提示された広告プレゼン テーション；（ｂ）特定の広告プレゼンテーションの提示の時刻、日付及び数； 及び（ｃ）広告に対する検出されたユーザ応答といったさまざまなタイプの直接 関係する統計の記録を維持することができる。こうして、この情報は、広告者又 はスポンサに対し、その製品、サービス及びその提示の効力に関する向上したフ ィードバックを提供することができる。例えば、広告者は、以下のようなフィー ドバックを獲得するため、ユーザ及び広告者データベース２８及び６１２を照会 することができる： （９．１） 誰が特定の広告を見たか； （９．２） いつそれが見られたか； （９．３） その広告が（ａ）任意の特定ユーザ、（ｂ）すべてのユーザ、によ りアクセスされた回数； （９．４） 好意的及び／又は非好意的応答の数。 ここで、図７を参照すると、ゲーム／広告ウェブサイト３０８の機能にアクセ スする上でユーザがナビゲートするアクセス経路又はパスの一実施形態を提供す るダイヤグラムが提示されている。特に、ゲーム／広告ウェブサイト３０８での インターネットコンタクトを開始した時点で、ユーザはまず第１に、ウェブサイ ト３０８を識別するオープニングページ７００の提示を受ける。その後、ユーザ は、ウェブサイト３０８に関する一般的情報を閲覧し、また（以下でさらに詳細 に記述されているように）ウェブサイトで登録するため、恩典及び登録のページ ７０４にアクセスすることができる。あるいは、ユーザは、例えば広告者により 提供されるようなゲーム及び情報交換機能を閲覧するため、単数又は複数の「ロ ビー」ページ７０８にアクセスすることができる。ユーザがゲーム／広告ウェブ サイト３０８で登録されたと仮定すると、ユーザはロビ−７０８からゲームペー ジ７１０まで進むことができ、ここで、ゲームページ７２８への導入を介してプ レーするためゲーム７２６又はゲームルール７３０を選択することができる。あ るいは、ユーザは代りに、例えば、ユーザの加入（例えば特定のメンバシップ割 引きチェーン店のメンバである）に応じてユーザがアクセスを許されている可能 性のある組織のリストなどをもつ１つ又は複数のインデックスページ７１４にア クセスすることができる。付加的には、インデックスページ７１４から、実質的 にいかなるユーザでも、広告者ページ７２２上に広告者によって提供された広告 又は販促活動にアクセスすることができる。しかしながら、広告者又はスポンサ によって提供されたいくつかの販促活動に関係する情報は制限されたものである 、というのが本発明の１つの面である。すなわち、このような販促活動は、その 提供を保証するのに充分なほどに広告者又はスポンサにとって望ましいユーザプ ロフィールと相容性あるものであると本発明が決定した人口統計学的プロフィー ルをもつユーザに対してのみ、提示され得る。このようにして、本発明は、例え ば広告者の製品及び／又はサービスをその後購入する確率が高いとみなされてい る「適格とされた」ユーザに対してのみ、一定の広告者の販促活動に対するアク セスを提供する。さらに、このような販促活動は同様に、広告対象の特定の製品 又はサービスに対する関心を表明するユーザに対しても提示され得る。例えば、 （ａ）広告対象項目に関係する付加的な又は補足的な情報を要求する、又は（ｂ ）（例えば１つの広告対象項目に対する好みを表すことにより）かかる広告に対 す る好意的な応答を提供するか、又は（ｃ）個人情報又はマーケティング調査情報 に関係するアンケートに応えたユーザにも販促活動に関する情報が提供され得る 。したがって、広告者又はスポンサは、本発明を介して、このようなユーザに対 しても同様に、比較的実のある又は高価な販促活動をオファすることができる。 その上、本発明は、このような人口統計学的プロフィールを利用して、このプロ フィールに充分整合しないユーザが、対応する販促活動にアクセスするのを禁止 することもできる。したがって、本発明の一実施形態においては、ユーザが広告 者ページ７２２にアクセスした場合、ユーザのプロフィール（ユーザデータベー ス２８内の）は、ユーザに提示され得る何らかの販促活動を決定するため、広告 者のデータベース６１２内の人口統計学的プロフィールと比較される。 その上、インデックスページ７１４から、ユーザは、さまざまなウェブサイト 又はウェブサイトページにリンクする能力の提供を受けることができる。すなわ ち、ユーザには、リンクが利用可能となった時点（通常、ハイパーテキストリン ク）でいつでももう１つのウェブサイト又はウェブページ内にリンクする能力が 提供され得る。付加的には、ゲーム７２６をプレーしている間に類似のリンクに 複数のユーザがアクセスできるという点に留意されたい。ただし、これらのリン クは一般に、ユーザがさらなる情報に露呈され得かつ／又は広告対象項目につい て販促活動のオプションの提示を受けることができるように、ゲーム／広告ウェ ブサイト３０８内で広告者ページ７２２に対しユーザをハイパーリンクすること ができる。例えば、いくつかの広告ハイパーリンクを１つのゲーム７２６のプレ ーのプレゼンテーションに組み込むことができる。したがって、本発明の１つの 面はゲーム７２６のプレー内に異なる広告プレゼンテーション（及び任意の関係 するハイパーリンク）をくり返し組込むことにあることから、ユーザは、関係す るハイパーリンクを起動することによって異なる製品又はサービスについての付 加的な情報を見つけ出すよう反復的に誘われる可能性がある。さらに、このよう なハイパーリンクがユーザに異なるウェブサイトへのアクセスを提供する場合、 ユーザのインターネットクライアントノード３１８の表示の少なくとも一部分が そのゲーム／広告ウェブサイト３０８に付随する図表書式を維持し、ユーザはも う１つのウェブサイトにアクセスすることに気づくことなく、ウェブサイト３０ ８を離れたり、これに戻ることができる、というのも本発明の一面である。さら に、広告プレゼンテーションに関係するユーザ入力をモニタすることにより、本 発明は、例えば、製品又はサービスについてのこのような付加的な情報のために ユーザにより広告プレゼンテーションがアクセスされる回数といったことに関す るフィードバックを広告者に提供することができる。 （広告者ページ７２２を介してか又はゲームプレープレゼンテーションの一部 として提示された）いくつかの広告はユーザと対話型であってよく、この場合、 ユーザは予約（例えば航空会社又はホテルの予約）を行なうことなどの取引を実 行することができる、という点にも留意されたい。さらに、ユーザには、例えば さまざまな広告、販促活動及びその他の関連事項についての肯定的及び否定的意 見又は応答を、広告関係情報のアクセス時点でそれを表明することにより提供す る機会が与えられる可能性もある。したがって、本発明の１つの面は、次のもの を決定するために統計的に代表的なユーザグループを選択できるという点におい て「テストマーケティング」を実施できるということにある： （10．１） 特定の広告対象品目に関して、ある広告の別の広告に対する効力又 はアピール度、 （10．２） 特定の広告プレゼンテーションに応答するユーザのプロフィール、 及び／又は、 （10．３） 例えば類似のユーザプロフィールをもつ特定のユーザグループが特 定の広告プレゼンテーションに対し好意的に応答するか否か。例えば、本発明は 、（ａ）ハイパーリンクの活動化を検出することにより、（ｂ）提示された質問 に対する応答を検出することにより、及び／又は（ｃ）広告プレゼンテーション が表示されるか又は可視状態にある時間の長さを決定することにより、このよう な応答を決定することができる。 したがって、入力された応答データを、ゲーム／広告ウェブサイト３０８に伝 送し、その後の統計学的評価のために保持することができる。このようにして、 結果として得られた集合体統訃を例えば広告者又はスポンサが利用できるように することができ、これによりユーザのプライバシが保たれる。特に、統計を次の 目的のために利用できるようにすることができる： （11．１） 例えば、ある種の広告プレゼンテーションの効力についての情報（ 例えばこのようなプレゼンテーションに対する肯定的応答の数及び／又はゲーム ／広告ウェブサイト３０８での広告を通して直接販売された広告対象項目の数） を提供する； （11．２） ある種の広告プレゼンテーションにアクセスするユーザの数及びプ ロフィールに関係する情報を提供する； （11．３） 広告プレゼンテーションが提示された異なるユーザ（そのグループ ）の数に関係する測定値を決定する； （11．４） 特定の広告のプレゼンテーションの合計数を決定する； （11．５） 広告者に対し広告プレゼンテーションのコストを決定し、例えば（ ａ）１つの広告プレゼンテーションが提示されたユーザの数、（ｂ）要求された 販促活動の数又は（ｃ）ウェブサイト３０８とのネットワークユーザ通信（すな わちヒット）の数、のうちの少なくとも１つに従ってこのようなコストについて 広告者に勘定書を送る； （11．６） 例えば広告プレゼンテーションの合計提示数に関係するものである 広告者のコスト限度に達したことを理由として広告プレゼンテーションを中断す べきであるか否かを決定する。ここで、１つの実施形態においては、ユーザに対 する各々の提示について広告者に支払い請求するというのが、本発明の１つの面 である。又は、 （11.７） 広告者又はスポンサが将来の広告において２つの広告プレゼンテー ションのうちの最も適当なものを選択するための基準を得ることができるように 、さまざまな選択されたユーザ（そのグループ）に両方共提供された場合の１つ の広告プレゼンテーション及び異なるもう１つの第２の広告プレゼンテーション （同じ広告者からの）のうちのいずれが最も効果的であるかを決定する。 さらに、次の目的のために統計（及び／又は関係する情報）を維持することが できる、ということも本発明の１つの面である： （12．１） ゲーム／広告ウェブサイト３０８により提供されたゲームトーナメ ントに関与するユーザ（プレイヤ）の「実時間」ゲームランキングを提供する。 ここでこのようなランキングは、ユーザが自らの順位及びトーナメントに残るプ レイヤの数を知ることができるようにユーザに提供され得るものであるというこ とに留意されたい；及び （12．２） 例えば、ゲームプレー中のユーザのリスク許容限度を見積り、これ を用いて特定のユーザが特定の製品又はサービスに関心をもち得るか否かを判定 するように、このユーザの「パーソナリティスタイル」を提供する。こうして、 １人のユーザについてのこのような「パーソナリティスタイル」の統計をユーザ のプロフィールに記憶することができる。例えば、ここで収集された情報には、 次のものが含まれ得る：賭け金の平均的規模、賭けることのできる合計金額と比 べた賭け金の平均的規模、１回のセッションでプレーする時間の長さ、提示され たハイリスクプレーに対する賭け数の比率、及びプレイヤの技能。 したがって、本発明のもつ以下のような面が特筆に値する： （13．１） ユーザには、ある一定の組織及び／又は広告者のプレゼンテーショ ンを閲覧した時点でインターネット３２４のその他のエリアに対する無料アクセ ス又は低コストアクセスが提供され得る。インターネットのアクセスコストを低 減させる能力が、さまざまなユーザをひきつけるための手段として作用しうると いうことに留意されたい。 （13．２） ユーザは、「ロビー」ページ７０８まで進むことが要求され、これ によりゲームに参加する機会及び／又は広告にさらされる可能性はあるものの、 インデックスページ７１４は、いかなるゲームをも通過せずに、ユーザが属する 特定の組織（例えば組織７１８）又は何らかの特定の広告者（例えば広告者７２ ２）にアクセスする機会を、ユーザに対して与える； （13．３） ユーザは、初期組織ページ７１８から導入ゲームページ７２８（例 えばゲーム７２６についての）まで進むこともできるが、許可されない限り、組 織のウェブページ又はゲームに対するさらなるアクセスを提供され得ない； （13．４） ゲーム７２６をプレーしている間、ユーザは、提示中の広告又は販 促活動に関係するさらなる情報にアクセスする能力をもつ； （１３.５） ゲーム７２６（例えばブラックジャック）をプレーしている間、 ユーザは、現行のゲームセッション中にゲーム７２６の先行する部分を再閲覧し 、かつ／又はこれを段階的に再生することが許される可能性がある； （13.６） 特定の組織ページ７１８にある時、ユーザには、何らかの理由で特 定の組織ウェブページ上に直接リンクが提供されたのでない限り、広告者７２２ 内へのリンクの前にインデックスページ７１４に戻ることが要求されるかもしれ ない。さらに、ユーザはインデックスページ７１４からゲームページ７１０にア クセスすること又はその逆を行なうことができる； （13．７） ユーザは、特定のゲーム７２６（許可された通り）のプレーへと直 接進むか又は対応するゲーム７２６のためのルールを再閲覧するためルールセク ション７３０まで進むことができる。ユーザは、対応するゲーム７２６の間、つ ねにルール七クション７３０にアクセスできるということに留意されたい； （13．８） 以下のような情報を提供するためのヘルプ機能が存在する： ａ） ある特定の動作を行なう方法又は、ある動作の理由又は動作が遮断される 理由。例えば、あるウェブページにアクセスできない理由、ブラックジャックの ゲーム内の賭け、スタンド又はヒットといった特定のゲームプレーを行なうこと ができない理由、及び／又は、ブラックジャックのようなゲーム内でのある種の 賭け、ヒット、スタンド又はその他のユーザプレーの特定の結果の理由； （ｂ） ゲーム上の対立を解決するためゲームレフェリとコンタクトをとるため 。このようなレフェリは、あらゆる論争を解決するために利用可能となる。ユー ザは、例えば通知ボタンが起動された時に表示された通知書式を介して、本発明 を操作する管理に対し、問題点について通知することができる、という点に留意 さ れたい。 ここで、図８に示されている本発明の代替実施形態を参照すると、ここでは、 ゲーム／広告ウェブサイト３０８は、ユーザがひとたびウェブサーバ３４０（ケ ーブルテレビプロバイダ）に登録した時点で、低コスト又は無料ベースでユーザ に対しインターネット３２４（ケーブルテレビ）へのアクセスを提供するため、 第３者インターネットアクセスサービスプロバイダ８１０（又は対話型ケーブル テレビプロバイダ）とコーディネートする。すなわち、ゲーム／広告ウェブサイ ト３０８は、ユーザのインターネットサービスプロバイダとコンタクトをとり、 ゲーム広告ウェブサイト３０８がユーザに対する提示のための広告のような要求 されていない情報をユーザのインターネットクライアントノード３１８（あるい は、対話型ケーブルテレビノード）に反復的にダウンロードすることができる代 償として、ユーザのインターネットサービス料金に助成金提供をするようアレン ジする。 したがって、本発明の将来のユーザは、インターネットサービスプロバイダ８ １０内の通常の逐次ダイヤリングでダイヤルすることにより低価格のインターネ ットサービス料金のためにゲーム／広告ウェブサイト３０８に署名登録又は登録 し、インターネットアクセスを獲得した後、ひきつづき、包括的ユーザ識別子「 ＮＥＷ」で識別されるユーザとしてウェブサイト３０８にログオンすることがで きる。「ＮＥＷ」で識別された各々のユーザは、入会又は登録プログラムとの接 続へと強制され、その結果、その後例えば広告者の参照に従ってこのユーザにど の広告を提示すべきかを決定する上で使用されうる本発明の要求する情報を提供 することができる。こうして、登録が完了した時点で、本発明の当該実施形態は 、ユーザのインターネットクライアントノード３１８に対し、例えばａｄヴュー アプログラム８１２及び通信デーモン（例えばａｄ受信側デーモン８０６）をダ ウンロードし、ここで、このデーモンはゲーム／広告ウェブサイト３０８がユー ザのインターネットクライアントノード３１８に対し、反復広告のような要求さ れていない情報をダウンロードできるようにしている。したがって、デーモン ８０６が設置されていると仮定すると、ユーザはウェブサイト３０８のゲーム及 び広告サービスにアクセスできるのみならず、低価格でウェブサイト３０８を通 して全インターネットを実質的にアクセスすることもできる。したがって、エン ドユーザプロセッサ３１８がインターネットサービスプロバイダ８１０と接続す る時にはつねに、ゲーム／広告ウェブサイト３０８はインターネットサービスプ ロバイダ８１０により知らせを受け、表示エンジン６２２は、ユーザのインター ネットクライアントノード３１８とのインターネット通信を介して、ダウンロー ドされたデーモン８０６を開始させる。その後、表示エンジン６２２は、デーモ ン８０６に対し選択された広告を定期的に送る。したがって、デーモン８０６は 、広告プレゼンテーションの表示をコーディネイトするためにａｄヴューアプロ グラム８１２を利用する。 図８のアーキテクチャ及び機能性に関係するさまざまな代替形態も同様に、本 発明の範囲内に入るということに留意されたい。例えば、本発明に登録したユー ザが、助成金を受けたインターネット接続を介していつインターネットにアクセ スしているかを決定するため複数の第３者インターネットサービスプロバイダ８ ０６と通信する代りに、ゲーム／広告ウェブサイト３０８は、専用インターネッ トサービスプロバイダ８０６を内含するか又はこれに関係づけされ、その結果ユ ーザは、本発明に登録した時点で専用インターネットサービスプロバイダ８０６ のための新しいインターネットアクセスコードの提供を受け、そのインターネッ トアクセス料の助成金提供を受けることが可能となるようにすることができる。 ただし、本発明がいかにしてインターネットアクセスの助成金提供を行なうか とは無関係に、ゲーム／広告コントローラ６０４には、助成金を受けたユーザが インターネットに接続するか又はインターネットから接続解除する時につねに、 通知が行なわれる。さらに、デーモン８０６及びａｄヴューアプログラム８１２ の中には、ユーザに対し実際に広告が提示されることを確実にするため、ある種 の信頼性機能が内含される。例えば、デーモン８０６及びａｄヴューアプログラ ム８１２の両方が活動状態にあることを確認する、助成金提供を受けた各ユーザ のインターネットクライアントノード３１８からウェブサイト３０８への定期的 伝送が存在する可能性もある。何らかの広告がユーザのインターネットクライア ントノード３１８で受理された時にはつねに、デーモン８０６がａｄヴューアプ ログラム８１２に対し広告を転送し、このプログラムが今度は、伝送された情報 を表示可能な書式に変換し、ユーザのインターネットクライアントノード３１８ の表示がユーザにとって明白な広告を提示するよう強制する、ということに留意 されたい。 付加的に、ある状況下では、表示エンジン６２２がインターネットサービスプ ロバイダ８０６にメッセージを送り、予め定めれらた数の広告プレゼンテーショ ン表示不良のためにさらなるインターネットアクセスのいずれにも助成金提供が 行なわれないことを知らせることができる、という点にも留意されたい。 本発明の以上の論述は、例示及び内容説明を目的として示されたものである。 さらに、この記述は本発明を本明細書に開示した形態に制限することを意図され たものではない。したがって、関連技術の技能及び知識の範囲内での上述の教示 に適合する変更及び修正は、本発明の範囲内に入る。上述の実施形態はさらに、 現在知られている最良の本発明の実施形態を説明し、当業者が本発明を、そのま まの状態で、又はその他の実施形態で、そして本発明の特定の利用分野又は用途 によって必要とされるさまざまな修正を伴って、利用できるようにすることを意 図されたものである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 ０８／７５９，８９５ (32)優先日 平成８年12月３日(1996．12．3) (33)優先権主張国 米国（ＵＳ） (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ， ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，Ｇ Ｅ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ， ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，Ｐ Ｌ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ， ＶＮ (72)発明者 バン アントワープ、ジョン アメリカ合衆国 20774 メリーランド州 スプリングデール ホバート ストリー ト 9309 【要約の続き】 せる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． ブラックジャックをプレーする方法は、 ブラックジャックをプレーするため特定の順序をもつ電子カード表現の順序付 けされたコレクションを生成する段階と、順序づけされたコレクションの各々の 前記カード表現が、このカード表現の特定の順序に従ってブラックジャックゲー ム内で配られるのに適格なものであることと； 第１のブラックジャックゲームを第１のプレイヤとディーラモジュールとの間 でプレイする第１のプレー段階と、前記ディーラモジュールには、この第１のブ ラックジャックゲームをプレーするため前記順序付けされたコレクションからカ ード表現の第１のシーケンスが配られることと； 第２のプレイヤと前記ディーラモジュールとの間で第２のブラックジャックゲ ームをプレイする第２のプレー段階と、前記第１のブラックジャックゲームと第 ２のゲームとは時間的に重複しており、前記ディーラモジュールには、前記第２ のブラックジャックカードゲームをプレーするための前記順序づけされたコレク ションからのカード表現の第２のシーケンスが配られることとを備え、 前記第１及び第２のシーケンスが、それぞれのシーケンス内の最初のカード表 現について、少なくとも異なるカード表現を有している。 ２． 前記ディーラモジュールがインターネットウェブサイトに常駐し、前記第 １及び第２のプレイヤは、前記ウェブサイトにアクセスするため異なるインター ネットノードを用いて前記ディーラモジュールとブラックジャックをプレーする 、請求項１に記載の方法。 ３． 前記第１のブラックジャックゲームにおいて第１のプレイヤに配られた前 記カード表現は、前記第１のゲームで前記ディーラモジュールに配られた前記第 １のシーケンスからのカード表現と共に、前記順序付けされたコレクション内に 散在している、請求項１に記載の方法。 ４． 前記第２のブラックジャックゲーム内で第２のプレイヤに配られたカード 表現が、前記第１のシーケンスからのカード表現と共に前記順序付けされたコレ クション内に散在している、請求項１に記載の方法。 ５． 第１のプレイヤに対して配られた前記順序付けされたコレクションからの 前記カード表現は、前記第２のプレイヤによってはプレーされない、請求項１に 記載の方法。 ６． 前記第１及び第２のシーケンスが同一のカード表現をもつ確率は、実質的 に偶然に等しい、請求項１に記載の方法。 ７． 前記第１のプレー段階は、前記第２のプレー段階に先立って、カード表現 に対する前記第１のプレイヤによる複数の要求をがむ、請求項１に記載の方法。 ８． 前記生成段階は、カード表現が配られた時点で、順序付けされたコレクシ ョンの実質的に無作為の異なるカード表現を出力することを含む、請求項１に記 載の方法。 ９． 前記生成段階は、予め定められた時間間隔の後、プレーに適格なカード表 現として、順序付けされたコレクションの前記カード表現のうちの次のカード表 現を提供することを含む、請求項１に記載の方法。 １０． 前記予め定められた時間的間隔が２秒未満である、請求項９に記載の方 法。 １１． 電子的にブラックジャックをプレーする方法は、 ブラックジャックをプレーするため特定の順序をもつカード表現のコレクショ ンを生成する段階と、このコレクションの各々の前記カード表現が、前記コレク ション内のカード表現の前記特定の順序に従ってブラックジャックゲームでプレ ーするのに適格なものであることと； 第１のプレイヤとディーラモジュールとの間で第１のブラックジャックゲーム をプレーする第１のプレイ段階と、前記カード表現は、前記特定の順序に従って 前記コレクションから配られ、第１のプレイヤには前記コレクションからのカー ド表現の第１のシーケンスが配られることと； 第２のプレイヤとディーラモジュールとの間で第２のブラックジャックゲーム をプレーする第２のプレイ段階と、前記第１及び第２のブラックジャックゲーム が重複し、前記第２のブラックジャックゲームのための前記カード表現が前記特 定の順序に従って前記コレクションから配られ、第２のプレイヤが前記コレクシ ョンからのカード表現の第２のシーケンスを受理することとを備え、 前記第１のシーケンスを用いた前記第１のプレイヤによる１回又は複数回のプ レーの初期シリーズについて、前記第２のプレイヤもまた前記第２のシーケンス を用いて１回又は複数回の同一のプレーの前記初期シリーズをプレーする時、前 記第１及び第２のプレイヤによる対応する同一のプレーについて、これらのプレ イヤの対応するカード表現の手が同一である。 １２． 前記第１及び第２のプレイヤが同じブラックジャックトーナメントでプ レーしている、請求項１１に記載の方法。 １３． 第１のプレイヤとプレーしている時のディーラモジュールのカードの手 と、第２のプレイヤとプレーしている時のディーラモジュールのカードの手が、 前記初期プレーシリーズの各々のプレーについて同一である、請求項１１に記載 の方法。 １４． 前記第１のプレー段階は、第１のプレイヤを識別するためカード読取り 装置で識別カードを読取ることを含む、請求項１１に記載の方法。 １５． 前記第２のプレイヤも最初に前記初期シリーズをプレーしていると仮定 すると、１つ又は複数の同一プレーの前記初期シリーズの各プレーについて、第 １のプレイヤとプレーしている時のディーラモジュールのカードの手は、第２の プレイヤとプレーしている時のディーラモジュールの対応するカードの手と同一 である、請求項１１に記載の方法。 １６． 前記第１及び第２のプレイヤの異なるカードの手は、前記第１及び第２ のプレイヤによる異なるプレーの結果である、請求項１１に記載の方法。 １７． 前記第１のプレー段階がカジノ内で行なわれる、請求項１１に記載の方 法。 １８． カードゲームをプレーする方法は、 前記カードゲームをプレーするため、特定の順序をもつカード表現の順序付け されたコレクションを生成する段階と、順序付けされたコレクションの各々のカ ード表現が、このコレクション内のカード表現の前記特定の順序に応じて前記カ ードゲームの１ゲーム内のプレーのために適格なものであることと； 前記カードゲームの第１のゲーム内の第１のプレイヤによる、前記順序付けさ れたコレクションの適格なカード表現から経時的に選択された１つ又は複数のカ ード表現の第１のシーケンスをプレーする第１のプレイ段階と； 前記カードゲームの第２のゲーム内の第２のプレイヤによる、前記順序付けさ れたコレクションの適格なカード表現から経時的に選択された１つ又は複数のカ ード表現の第２のシーケンスをプレーする第２の段階と、前記第１及び第２のシ ーケンスのためのカード表現の選択が、時間的に重複していることと； 第１のプレイヤによる、前記第１のシーケンスのすべてのカード表現が選択さ れる前に前記第１のゲームのためのカード表現の選択を停止する段階と； 第２のプレイヤによる、前記停止段階の後に前記第２のゲームのためのカード 表現の選択を続行する段階と； 第２のプレイヤによる、前記第２のゲームを終結させる段階と； 第１のプレイヤによる、前記カードゲームの第３のゲームを第３のプレイヤが 開始する間、前記第１のゲームをひきつづきプレーする段階と、前記順序づけさ れたコレクションの適格な表現から経時的に選択された単数又は複数のカード表 現の第３のシーケンスが第２のプレイヤによってプレーされ、前記第１及び第３ のシーケンスのためのカード表現についての選択が時間的に重複していることと を備える。 １９． 順序づけされたコレクションのうちの１つのカード表現が （ａ） 前記第１のプレイヤ及び第２のプレイヤのうちの多くとも一方、及び （ｂ） そのカード表現が適格である予め定められた時間中における各プレイ ヤ、 のうちの１名によって適格なカード表現として選択され得る、請求項１８に記載 の方法。 ２０． 前記各所定時間が２秒未満である、請求項１９に記載の方法。 ２１． 前記第１のシーケンスの第１のカード表現について、前記第２のシーケ ンス内に対応する同一の第２のカード表現が存在し、第１のカード表現及び対応 する第２のカード表現は、前記順序づけされたコレクションの同じ適格なカード 表現から得られる、請求項１８に記載の方法。 ２２． 前記カードゲームがブラックジャックである、請求項１８に記載の方法 。 ２３． 第１のプレイヤ及び第２のプレイヤに対して、そのそれぞれのブラック ジャックカードの手についての同じカード表現が提供された時点で、第１のプレ イヤによるスタンドという要求及び第２のプレイヤによるヒットという要求を受 理する段階をさらに含む、請求項２２に記載の方法。 ２４． 前記各第１及び第２のゲーム中においてディーラのブラックジャックの 手をプレーする段階をさらに含み、前記第１のゲーム内で第１のプレイヤに対し 前記順序づけされたコレクションの適格なカード表現が配られ、前記第２のゲー ム内ではディーラのブラックジャックの手に対しこれが配られる、請求項２２に 記載の方法。 ２５． 前記特定の順序は、前記順序づけされたコレクションのカード表現が生 成される順序である、請求項１８に記載の方法。 ２６． 前記各第１及び第２のゲームは、これらのゲームのうちのもう一方がプ レーされていない場合と同じ効果を伴ってプレーされるように、前記各第１及び 第２のゲームの状態を維持する段階をさらに含む、請求項１８に記載の方法。 ２７． 前記コレクションを生成するためのサイトが、前記第１及び第２のプレ イヤのうちの少なくとも一方から遠く離れて位置設定されている、請求項１８に 記載の方法。 ２８． 前記コレクションを生成するためのモジュールと前記第１のゲームをプ レーする前記第１のプレイヤとの間で電子的にカードゲーム情報を通信する段階 をさらに含む、請求項１８に記載の方法。 ２９． 前記生成段階はさらに、前記順序づけされたコレクションのために実質 的に無作為のカードを反復的に提供することを含み、前記実質的に無作為な各カ ードは、対応する予め定められた時間プレーするために適格なものである、請求 項１８に記載の方法。 ３０． 前記第１のゲームを開始する前に第１のプレイヤのためプレイヤ識別入 力デバイスからのプレイヤのＩＤの符号化を受理する段階をさらに含んでいる、 請求項１８に記載の方法。 ３１． 前記第１のプレイヤが前記第１のゲームの速度の変更を望む場合に前記 第１のプレイヤからの入力を受諾するための時限を変更する段階をさらに含んで いる、請求項１８に記載の方法。 ３２． 前記第１のプレイヤから受理した要求について前記第１のプレイヤに対 し肯定応答を提供する段階をさらに含み、前記要求は（ａ）前記順序づけされた コレクションのうちの新しいカード表現に対する要求、（ｂ）賭けを行なうため の要求、及び（ｃ）前記カードゲームのその他のプレイヤに比較しての前記第１ のプレイヤのランキングに関する情報に対する要求のうちの１つを含む、請求項 １８に記載の方法。 ３３． 前記第１のプレー段階は、前記第１のプレイヤによる、前記順序づけさ れたコレクションからの１つのカード表現に対する要求を入力する段階を含み、 前記要求が予め定められた電子信号プロトコル内で伝送される、請求項１８に記 載の方法。 ３４． 前記第１のプレー段階は、前記第１のゲームの現構成を記憶する段階を 含み、この現構成は、前記第１のプレイヤによる前記順序づけされたコレクショ ンからのカード表現に対する各要求と共に提供されるプレイヤ識別データを用い てアクセス可能である、請求項１８に記載の方法。 ３５． 前記第１のプレー段階は、前記第１のプレイヤによる賭け金が受諾可能 であるかを決定する段階を含む、請求項１８に記載の方法。 ３６． 前記第１及び第２のプレイヤの各々について、プレイヤにより行なわれ るプレーに応答する敵手のプレーを決定する段階、及び 敵手のプレーの表現をプレイヤに伝送する段階、 を反復的に実行することをさらに含む、請求項１８に記載の方法。 ３７． 前記敵手のプレーがディーラのプレーである、請求項３６に記載の方法 。 ３８． 前記敵手のプレーが手動による介入なく決定される、請求項３６に記載 の方法。 ３９． 前記伝送段階は、プレイヤに対する提示のための広告プレゼンテーショ ンと敵手のプレーとの前記表現を組合わせる段階を含む、請求項３６に記載の方 法。 ４０． 前記組合せ段階は、広告プレゼンテーションのスポンサからの所望の人 口統計学的プロフィールとプレイヤにより供給された個人情報とを比較すること により広告プレゼンテーションを提供することを含む、請求項３９に記載の方法 。 ４１． 前記個人情報は、氏名、住所、Ｅメールアドレス、年齢、性別、財政状 態、居住地、婚姻状態、教育レベル、余暇の量、個人的嗜好及び個人的習慣のう ちの１つ又は複数のものを含む、請求項４０に記載の方法。 ４２． 前記組合せ段階は、前記第１のプレイヤについてのユーザプロフィール が前記第２のプレイヤと異なる場合に、前記第１のプレイヤのための第１の広告 プレゼンテーションと、前記第２のプレイヤのための異なる第２の広告プレゼン テーションとを決定することを含む、請求項３９に記載の方法。 ４３． ゲーム情報を分配するためのサイトと前記第１のプレイヤとの間で、前 記カードゲームに関連するゲーム情報を通信する段階をさらに含み； 前記通信段階が、インターネット伝送及びケーブルテレビ伝送のうちの一方を 用いて実行される、請求項１８に記載の方法。 ４４． 一人又は複数のユーザのうちの各々とネットワーク上でゲームをプレー しながら対話型広告を提供するための方法は、 一人又は複数のユーザの各々について、以下の（Ａ１）から（Ａ５）のサブス テップを実行する段階と、 （Ａ１）前記ネットワーク上のネットワークサイトで開始されたゲームを プレーすることを望んでいるユーザに関する第１の量のユーザ情報を獲得する段 階； （Ａ２）ユーザに提示するため複数の広告プレゼンテーションのうちの１ つ又は複数の広告プレゼンテーションとユーザとを整合させる段階であって、前 記第１の量のユーザ情報がユーザとの前記１つ又は複数の広告プレゼンテーショ ンの整合のために用いられる； （Ａ３）ネットワークを用いてユーザがプレーするようゲームの第１のイ ンスタンスを開始する段階； （Ａ４）ゲームの第１のインスタンスのプレー中に、ユーザに対し整合す る広告プレゼンテーションのうちの前記１つ又は複数のものを伝送する段階であ って、連続するユーザプレーの大部分について、ユーザに対する前記整合する１ つ又は複数の広告プレゼンテーションのうちの１つの介入伝送が存在する； （Ａ５）前記ネットワークサイトに対して、前記整合する１つ又は複数の 広告プレゼンテーションのうちの少なくとも１つに対するユーザによる１つ又は 複数の応答に関するデータを送る段階； 一人又は複数のユーザの各々について、前記整合する１つ又は複数の広告プレ ゼンテーションに対するユーザによる前記応答に関係する前記データを記憶する 段階と； 前記複数の広告プレゼンテーションのうちの第１の広告プレゼンテーションを 有する第１の広告者に対して補足情報を供給する段階とを備え、この補足情報は 前記第１の広告プレゼンテーションの感知された効能に関係するものであり、こ の補足情報は前記応答に関係する前記記憶されたデータを用いて決定される。 ４５．（ａ）前記補足広告が第１の広告プレゼンテーションに関係するものであ る時、（ｂ）前記第１の広告プレゼンテーションが第１のユーザに対して伝送さ れた時及び（ｃ）第１のユーザが送信段階（Ａ５）において第１の広告プレゼン テーションに対し好意的応答を送ることによって応答する時、一人又は複数のユ ーザのうちの第１のユーザに対して補足広告を提供する段階をさらに含む、請求 項４４に記載の方法。 ４６． 前記補足広告は、製品サンプル、値引き、試用申込、第１の広告プレゼ ンテーション内で提示された製品の購入、第１の広告プレゼンテーション内で提 示されたサービスの購入、懸賞、及びボーナスに関連する情報のうちの１つを含 む、請求項４５に記載の方法。 ４７． 前記第１の広告プレゼンテーションに対する好意的応答は、（ａ）第１ のユーザによる前記補足広告に対する要求及び（ｂ）アンケートに対する第１の ユーザによる応答のうちの１つに関連する情報を含む、請求項４５に記載の方法 。 ４８． 前記供給段階は、第１のユーザに対して前記補足情報として、ユーザに よる前記１つ又は複数の応答を提供するため第１のユーザに対する補償に関する 情報を提供することを含む、請求項４５に記載の方法。 ４９． 前記第１の広告プレゼンテーションの感知された効力は、（ａ）第１の 広告プレゼンテーションが表示されるユーザの数の測定値、（ｂ）ユーザに対し て第１の広告プレゼンテーションが表示される回数の測定値、及び（ｃ）第１の 広告プレゼンテーションに対するユーザによる好意的な応答の数の測定値のうち の１つ又は複数の測定値を含み、前記１つ又は複数の測定値が第１の広告者に提 供される、請求項４４に記載の方法。 ５０． 前記ネットワークが、インターネットネットワーク及び対話型ケーブル テレビネットワークのうちの１つと重複している、請求項４４に記載の方法。 ５１． 前記ネットワークは、前記ネットワークサイトとしてインターネットウ ェブサイトを含む、請求項４４に記載の方法。 ５２．前記獲得段階は、前記インターネットウェブサイトで登録することを含む 、請求項５１に記載の方法。 ５３． 前記登録段階は、ネットワークを通して一人又は複数のユーザのうちの 第１のユーザのための登録情報を伝送することを含む、請求項５２に記載の方法 。 ５４． 前記第１の広告プレゼンテーションは、一人又は複数のユーザのための 製品及びサービスの１つに関する情報を含む、請求項４４に記載の方法。 ５５． 前記供給段階は、前記第１の広告者に対し前記補足情報としてフィード バック情報を提供することを含み、このフィードバック情報は、前記第１の広告 プレゼンテーションに対する一人又は複数のユーザによる応答に関係する前記デ ータを用いて得られる、請求項４４に記載の方法。 ５６． 前記提供段階は、前記一人又は複数のユーザに対して前記第１の広告プ レゼンテーションが提示される回数を決定すること及び前記第１の広告プレゼン テーションが表示される異なるユーザの数を決定することのうちの１つを含む、 請求項５５に記載の方法。 ５７． 前記提供段階は、前記第１の広告プレゼンテーションに関係する付加的 情報のため、一人又は複数のユーザが前記第１の広告プレゼンテーションにアク セスする回数を決定することを含む、請求項５５に記載の方法。 ５８． 前記提供段階は、 （ａ）前記第２の広告プレゼンテーションの効力と比べての前記第１の広告プ レゼンテーションの効力を決定するため前記第１の広告プレゼンテーションに対 する一人又は複数のユーザの目的とする第１の測定値と前記広告プレゼンテーシ ョンのうちの第２の広告プレゼンテーションに対する一人又は複数のユーザの目 的とする第２の測定値を比較する段階； （ｂ）前記第１の広告プレゼンテーションに応答するユーザの特徴づけを決定 する段階；及び （ｃ）前記第１の広告プレゼンテーションについての測定値を決定する段階で あって、この測定値は、第１の広告プレゼンテーションが一人又は複数のユーザ に表示される時間的長さであるような段階； のうちの１つを含む、請求項５５に記載の方法。 ５９． 前記供給段階は、第１のユーザによる前記応答に関係する前記データを 用いて、一人又は複数のユーザのうちの第１のユーザと１つ又は複数の広告プレ ゼンテーションを整合させるため前記整合段階を反復することを含む、請求項４ ４に記載の方法。 ６０． 前記反復段階は、第１のユーザに対し前記第１の広告プレゼンテーショ ンを伝達するのを停止すること及び第１のユーザに対し前記複数の広告プレゼン テーションのうちの特定のカテゴリの広告項目を伝送するのを停止することのう ちの一方を含む、請求項５９に記載の方法。 ６１． 前記特定のカテゴリは、スポーツ関係の広告、食品関係の広告、エクサ サイズ関係の広告、保険関係の広告、政治広告、及び地理関係の広告を含む、請 求項５８に記載の方法。 ６２． 前記反復段階は、前記複数の広告プレゼンテーションのうちの異なる広 告プレゼンテーションを第１のユーザに対し伝送することを含む、請求項５９に 記載の方法。 ６３． ユーザによる前記１つ又は複数の応答は、アンケートの少なくとも１つ の質問に対する答えを含む、請求項４４に記載の方法。 ６４． 前記獲得段階は、ユーザに関係する、氏名、住所、Ｅ−メールアドレス 、年齢、財政状態、教育レベル、婚姻状態、所帯の規模、子供の数及び性別とい ったような情報のうちのいくつかを要求することを含む、請求項４４に記載の方 法。 ６５． 前記整合段階（Ａ２）は、前記伝送段階（Ａ４）の中でユーザに対し伝 送されるべき前記整合する１つ又は複数の広告プレゼンテーションを決定するた め、人口統計学的プロフィールと少なくとも前記登録情報を比較することを含む 、請求項４４に記載の方法。 ６６． 前記開始段階（Ａ３）は、ブラックジャック、クラップス、ルーレット 、ポーカー、バカラ及びパイゴウのうちの１つをプレーする選択をユーザに提供 することを含む、請求項４４に記載の方法。 ６７． 前記開始段階（Ａ３）は、実質的にユーザの選択した時刻に、ゲームの 前記第１のインスタンスをプレーすることを含む、請求項４４に記載の方法。 ６８． ゲームの前記第１のインスタンスをプレーするため特定の順序をもつカ ード表現の順序づけされたコレクションを生成する段階と、順序づけされたコレ クションの前記カード表現が特定の順序に従って配られるのに適格であることと ； 第１のユーザによるゲームの前記第１のインスタンスをプレーする時前記順序 づけされたコレクションの適格なカード表現の中から経時的に選択された１つ又 は複数のカード表現の第１のシーケンスを、一人又は複数のユーザのうちの第１ のユーザが要求する第１の段階と、前記第１のシーケンスが前記特定の順序で順 序づけされていることとをさらに含む、請求項４４に記載の方法。 ６９． ゲームの前記第２のインスタンスをプレーするため前記一人又は複数の ユーザのうちの第２のユーザでゲームの第２のインスタンスを初期化する段階と ； 前記第２のインスタンスをプレーするため前記順序づけされたコレクションの 適格なカード表現の中から経時的に要求された１つ又は複数のカード表現の第２ のシーケンスを第２のユーザが要求する第２の段階と、前記第２のシーケンスが 前記特定の順序によって順序づけされ、前記第１及び第２の要求段階が重複して いることと； 前記第１のユーザによる、前記第１のインスタンスのためのカード表現を要求 するのを停止する段階と； 前記第２のユーザーによる、前記停止段階の後に前記第２のインスタンスのた めのカード表現を要求するのを続行する段階と、 前記第２のユーザによる、前記第２のインスタンスを終結させる段階と； 前記第１のユーザによる、前記第２のユーザが前記ゲームの第３のインスタン スを開始する間、前記第１のインスタンスのプレーをひきつづき続行する段階と 、前記順序づけされたコレクションの適格な表現の中から経時的に要求された１ つ又は複数のカード表示の第３のシーケンスが前記第２のプレイヤによりプレー され、前記第１及び第３のシーケンスに対する要求が時間的に重複していること とをさらに含む、請求項６８に記載の方法。 ７０． 前記各第１及び第２のインスタンスが、これらのインスタンスのうちの もう一方がプレーされていなかった場合と同じ効果を伴ってプレーされるような 形で、ゲームの前記各第１及び第２のインスタンスの状態を維持する段階をさら に含む、請求項６９に記載の方法。 ７１． 前記伝送段階（Ａ４）は、前記順序づけされたコレクションからの１つ のカード表現と前記整合する１つ又は複数の広告プレゼンテーションのうちの１ つの広告プレゼンテーションを伝送することを含む、請求項６８に記載の方法。 ７２． 前記記憶段階は、前記第１の広告プレゼンテーションが、一人又は複数 のユーザのうちの第１のユーザに提示されたか否か、及び前記第１の広告プレゼ ンテーションが第１のユーザに提示された時刻のうちの一方に関係するデータを 保持することを含む、請求項４４に記載の方法。 ７３． 前記第１の広告プレゼンテーションは、前記第１の広告プレゼンテーシ ョンに関連する製品及びサービスのうちの１つについての付加的情報に対するハ イパーリンクを含む、請求項４４に記載の方法。 ７４． 前記記憶段階は、前記一人又は複数のユーザがハイパーリンクをアクセ スする合計回数についての情報を保持することを含む、請求項７３に記載の方法 。 ７５． 前記供給段階は、 （ａ）一人又は複数のユーザに対して前記第１の広告プレゼンテーションを提 示するコスト、及び （ｂ）前記第１の広告プレゼンテーションを、一人又は複数のユーザに提示す るのを中断すべきか否か、のうちの少なくとも１つを決定することを含む、請求 項４４に記載の方法。 ７６． （ａ）第１の広告プレゼンテーションが提示される一人又は複数のユー ザの数、（ｂ）一人又は複数のユーザにより要求される販促活動の数、及び（ｃ ）ネットワークサイトとのネットワークユーザの通信の数、のうちの少なくとも １つにより第１の広告者に料金請求する段階をさらに含む、請求項４４に記載の 方法。 ７７． ネットワーク上でゲームをプレーする間に広告を提供するための装置に は、 人口統計学的プロフィールと対応する広告をネットワークを介して提示するた め、一人又は複数の将来の各ユーザを描写している１つ又は複数の人口統計学的 プロフィールを記憶するための広告者リポジトリと； 一人又は複数のユーザの各々について、ユーザを描写する１つ又は複数の対応 するユーザデータ項目を記憶するためのユーザデータリポジトリと； 一人又は複数のユーザの各々について、ユーザのためのネットワークの対応ノ ードにおいてユーザに提示するため１つ又は複数の広告を決定するためのセレク タ手段と、ユーザのための前記１つ又は複数の対応するユーザデータ項目がこの セレクタ手段によって使用され、前記広告のうちの少なくとも１つが、応答有効 化広告に対するユーザによる応答を有効化するための応答有効広告であることと ； 一人又は複数のユーザの各々と共にネットワークを介して対応するゲームをプ レーするためのゲームプレイングエンジンと、 一人又は複数のユーザの各々について及び対応するゲーム内のユーザによる大 部分のプレーについて、ユーザに対してゲームプレイングエンジンによる介入ネ ットワーク応答が存在することと、 一人又は複数のユーザの各々について、前記セレクタ手段に対し、前記応答有 効化広告に対するユーザによる答えに関連する対応する付加的ユーザデータ項目 を供給する手段であって、この付加的ユーザデータ項目はユーザに対し提示すべ き次に続く広告を決定するためのものであるような手段とを備える。 ７８． 一人又は複数のユーザの各々について、そのユーザのため前記対応する ユーザデータ項目及び前記対応する付加的ユーザデータ項目が、ユーザデータリ ポジトリ内のそのユーザのためのユーザプロフィールの中に含まれている、請求 項７７に記載の装置。 ７９． 前記ネットワークがインターネット接続及び対話型ケーブルテレビ接続 のうちの１つを使用する、請求項７７に記載の装置。 ８０． 前記応答有効化広告は、ユーザのうちの１人のための１つ又は複数の質 問を含む、請求項７７に記載の装置。 ８１． ユーザのうちの少なくとも第１のユーザについて、第１のユーザのため の前記対応するユーザデータ項目が、（ａ）第１のユーザによるハイパーリンク の起動の検出、（ｂ）１つの質問に対する第１のユーザによる応答の評価及び（ ｃ）広告の１つが第１のユーザに見える時間的長さの決定、のうちの１つを用い て決定される、請求項７７に記載の装置。 ８２． 前記広告のうちの１つが、製品及びサービスの販促活動の１つに対する アクセスを提供する、請求項７７に記載の装置。 ８３． 一人又は複数のユーザのうちの第１のユーザに対して組合せ型応答を提 供するためゲームプレイングエンジンによる前記介入応答の１つと１つ又は複数 の広告のうちの１つを組合わせるための手段；及び 第１のユーザとの対応するゲームのプレー中に第１のユーザに対する提示のた めの前記組合せ型応答を、ネットワークを通して伝送するための手段をさらに含 む、請求項７７に記載の装置。 ８４． 前記組合せ手段は、ハイパーテキストマークアップ言語で前記組合せ型 応答のうちの１つを特定するための手段を含む、請求項８３に記載の装置。 ８５． 前記伝送手段は、ネットワークにアクセスするためのワールドワイドウ ェブサーバを含む、請求項８３に記載の装置。 ８６． 前記ユーザのうちの１人のための前記１つ又は複数のデータ項目は、年 齢、性別、財政状態、居住地、教育、婚姻状態、余暇の見積り時間数、個人的嗜 好及び習慣、所帯の規模、子供の数及びユーザネットワークの対話の類別に関す るユーザ情報を含む、請求項７７に記載の装置。 ８７． 前記人口統計学的プロフィールのうちの少なくとも１つは、年齢、性別 、財務状態、居住地、教育、婚姻状態、余暇の見積り時間数、個人的嗜好及び習 慣、所帯の規模、子供の数及びユーザネットワークの対話の類別のうちの１つ又 は複数のものに従って、前記一人又は複数のユーザのうちの少なくとも第１のユ ーザを識別するためのデータを含む、請求項７７に記載の装置。 ８８． 前記ユーザネットワークの対話の類別は、第１のユーザによりアクセス されたネットワークサイトの決定及び第１のユーザについてのリスク許容度のう ちの１つを含む、請求項８７に記載の装置。 ８９． ユーザの１人についての前記対応するユーザデータ項目のうちの１つは 、前記広告のうちの１つがユーザに提示される回数を含む、請求項７７に記載の 装置。 ９０． 前記セレクタ手段は、ユーザの１人のための前記対応するユーザデータ 項目を前記ユーザプロフィールを整合させるための統計学的解析モジュールを含 む、請求項７７に記載の装置。 ９１． 前記ゲームプレイングエンジンは、ブラックジャック、ポーカー、クラ ップス、ルーレット、バカラ及びパイゴウのうちの１つ又は複数のものをプレー するためのゲームコンドローラを含む、請求項７７に記載の装置。 ９２． 前記ゲームプレイングエンジンは、ユーザが要求した賭け金の受諾可能 性を決定するための賭け金の課金モジュールを含む、請求項７７に記載の装置。 ９３． ユーザのうちの第１のユーザのため、１つのネットワークノードで、前 記介入応答のいずれとも組合されていない未要求広告を受理するための広告受理 手段をさらに含む、請求項９２に記載の装置。 ９４．前記広告受理手段は、前記未要求広告を検出するためのデーモンを含む、 請求項９２に記載の装置。 ９５． 前記広告者リポジトリは、広告及び広告対象項目のうちの１つに対する ユーザの好みの測定値に関するデータを含む、請求項７７に記載の装置。 ９６． 前記広告のうちの１つが、１つの対応する広告対象項目の購入のための 取引の処理を提供する、請求項７７に記載の装置。