JPS60222077A

JPS60222077A - 遊戯機

Info

Publication number: JPS60222077A
Application number: JP59079596A
Authority: JP
Inventors: 高嶋　由之
Original assignee: NANAO KK
Current assignee: NANAO KK
Priority date: 1984-04-19
Filing date: 1984-04-19
Publication date: 1985-11-06
Also published as: US4614342A; JPH0331072B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は主としてトランプカード等を使用した遊戯に適
用される遊戯機に関する。

一般にトランプカードを使用した遊戯たとえば、フラノ
クジャツクゲームでは１人をティーテとし、他をプレイ
ヤとしてゲームが行なわれる。このようなゲームを、実
際のトランプカードを使用せず、カードの代りにＣＲＴ
モニタ等の表示器にトランプカードの絵を出し、また、
ディーラの役割を電子機器制御によって代行させる場合
、ゲームに参加するプレイヤ数の増減に常に適応できる
ことが必要となる。また、プレイ中にはディーラと各プ
レイヤとの１対１のやりとりによるゲームの推移があり
、どのプレイヤと今ゲームが進行しているのか周囲の他
のプレイヤか分る必要かある。また、多数のプレイヤが
参加しているときにはゲーム全体の進行情況とともに、
各プレイヤ単位でゲーム内容の履歴データがそれぞれ保
存されることが望ましい。すなわち、ディーラ１則やプ
レイヤ側の一部の故障により各プレイヤの全ての履歴デ
ータが失なわれゲーム上のトラブルか起きるといったこ
とがないようにせねばならない。さらに、ゲーム進行上
、コインの投入、払い出しのノ・ンドリングかスムーズ
に行なわれるようにする必要がある。

しかしなから従来のこの種の装置には上記の全ての要望
を満したものは々く、このだめ１対１でのプレイができ
ても多人数を相手にすることはできなかったり、また、
一部の故障によりゲーム進行中の全ての履歴データが紛
失してトラブルを起したりするだめにゲームのスムーズ
な進行が阻げりれるなどといった不具合を生じている。

本発明は従来のかかる問題点を解決し、プレイヤ数の増
減に適応性があり、ゲームがスムーズに進行し、しかも
、故障等に対するトラブル発生も最少限に抑えることが
でき、安心してプレイか楽しめるようにすることを目的
とする。

以下、本発明を実施例について、図面に基づいて説明す
る。なお、この実施例ではトランプカードを用いたブラ
ックジャックゲームに適用した遊戯機について説明する
。

第１図はこの実施例の遊戯機全体を示す斜視図、第２図
は遊戯機のブロック図である。この遊戯機１ｉｌ−１：
１つのディーラ機２とこれに対して放射状に配置された
複数（本例では５台）のプレイヤ機４とからなる。ディ
ーラ機２ば、たとえばゲーム全体の進行制御やカード管
理処理を行なうディーラ（１１！＋演算処理部６と、ゲ
ーム情報を記憶するディーラ側記憶部８とを備え、ディ
ーラ側記憶部８はゲームの基本ステップ、カードの７ヤ
ツクルト配すのだめの乱数演算データ、キャラクタ等の
データが予じめ記憶されたプログラムメモ’Ｊ　８　ａ
と上記テイーラ側演算処理部６で処理されたゲーム情報
ならびに各プレイヤ機から送出された所定のゲーム情報
を記憶するワークメモリ８ｂとで構成される。さらに、
ディーラ機２はゲーム情報を表示するＣＲＴモニタの横
長に配置されたディーラ側表示器１０、手持ちのコイン
がなくなったり故障か一部に起ったときなどにプレイヤ
の意志によってオペレータに知らせるための表示ランプ
等を含むインティケータ部１２およびディーラ機専用の
テイーラ側電源部１４とを有し、ディーラ側表示器１０
の画面は、上面パネル１３に、インディケータ部１２ｆ
ｄ図示しない背面パネルにそれぞれ配置されている。背
面パネルに配置されているインディケータ部１２ば、前
記表示ランプの他に、コインを払い出すためのコインホ
ッパ内のコインか少なくなったときとか、コインホッパ
にトラブルが発生したときに各プレイヤ機ごとに個別に
表示する複数の表示ランプ、各プレイヤ機のコインホッ
パ内に投入されたコインの総集計枚数を表示するコイン
カウンタ、各プレイヤ機のコインホッパ内のコインが所
定量を越えたあとで投入されたコインが収納されるコイ
ンボックス内のコインの総集計枚数を表示するコインカ
ウンタ、および各プレイヤ機のコインホッパから払い出
された総払い出しコイン枚数を表示するコインカウンタ
を含んでいる。

また、ディーラ側記憶部８は、そのメモリ内容が停電時
等に紛失しないように別に設けられたバッテリによりバ
ンクアンプできるようになっている。

一方、各プレイヤ機４は同じ構成を有しており、互いに
互換性がある。また、ディーラ機２との関係ではディー
ラ機２側かインターフェイス制御の主導権をもち、各プ
レイヤ機４はディーラ機２からの呼びかけにより応答を
するいわゆるホーリングセレフディング方式で結合され
ている。また、両者２，４はハンドシェイク方式により
データとコマンドとの転送同期がとられる。谷プレイヤ
機４の構成は、ゲーム情報と入力する操作部１６、コイ
ンの投入、払い出しを行なうコイン処理部１８、ゲーム
情報を表示するＣＲＴモニタの縦長に配置されたプレイ
ヤ側表示器２０およびゲームの進行順を指示するイノテ
ィケータ２２等を有し、操作部１６、プレイヤ側表示器
２０、インディケータ２２は操作パネル２４上に配置さ
れている。

すなわち、第３図に示すように、操作部１６はＢｇＴ　
ＫＥＹ、ＰＡＹ　ＯＵＴ　ＫＥＹ等のゲーム情報入力用
の複数の操作キー１６ａが設けられている。またコイン
処理部１８はコインを貯溜するとともに、指示された所
定枚数のコインを払い出すためのコインホッパ部、投入
されたコインが適正なものかどうかを判別するコインセ
レクタ（いずれもプレイヤ機の内部にあるため図示省略
）コイン投入口１８およびコイン払い出し口１８ｂから
なっている。このコイン投入０１８ａとコイン払い出し
口１８１）とは操作パネル２４上の上記操作キー１６ａ
の左右にそれぞれ配置されている。

コインホッパにはコインを上方に押し上げるコインリフ
トアップ機構を設け、このコインリフトアップ機構に連
結されたコイン払い出し口１８ｂ近傍にコイン通過セン
サを設は実際に払い出されたコインを正確にカウントで
きるようにしである。

２６はコイン払い出し口１．８１）から払い出されるコ
インを受止めて、これを一時プールしておくた５りのコ
インプール受皿で、操作パネル２４上に配置されたもの
である。捷た、操作パネル２４上のプレイヤ側表示器２
０には前後に若干傾斜をつけてあり、その画面が見やす
くしである。“また、操作パネル２４の手前側縁部には
アームレスト２８を設け、コインの脱落防止も兼ねてい
る。さらに、各プレイヤ機４はディーラ機２ならびに操
作部１６から各々入力されるゲーム情報の処理、結果判
定、コイン払い出し管理等の処理を行なうプ・レイヤ側
演算処理部３０、ゲーム情報を記憶するプレイヤ側記憶
部３２およびプレイヤ機専用のプレイヤ側電源部３４と
を個別に備える。そして、プレイヤ側記憶部３２はプレ
イ管理プログラム、結果判定プログラム、キャラクタ等
のデータが予じめ記憶されたプログラムメモリ３２ａと
上記プレイヤ１１１演算処理部３０で処理されたゲーム
情報ならびにディーラ機２から送出されるゲーム情報を
記憶するワークメモリ３２１）とから構成される。また
、プレイヤ側記憶部３２は、そのメモリ内容が停電等に
よって紛失しないように別に設けたバッテリによりバッ
クアップできるようになっている。

上記のように構成されているディーラ機２と各プレイヤ
機４とはコネクタを介して互いに接続され、各プレイヤ
機４に設けられたロータリスイッチを所定の位置に合せ
ることにより、各プレイヤ機４間のゲームの進行順位を
設定するようになっている。

次に上記構成（でおける各部の動作を説明する。

ゲーム開始にあたって、手持ちのたとえば１ドルコイン
を各プレイヤ機４のコイン投入口１８ａから投入すると
投入コインの枚数はコイン処理部１８のコインセレクタ
で検知され、そのデータはプレイヤ側演算処理部３０へ
送出される。プレイヤ側演算処理部３０はコイン枚数の
データをワークメモリ３２ｂにクレジット金額として記
憶するとともに、そのデータを第４図（１））に示すよ
うにプレイヤ側表示器２０上部に’　ＣＲＥＤＩＴ　’
“という表示とともに表示し、かつ、ディーラ機２へ伝
送する。ディーラ側演算処理部６は各プレイヤ機４から
与えられたコイン枚数の全データをワークメモリ８ｂに
記憶するとともに、ディーラ機の背面パネルに配置され
たコインカウンタへ出力する。

ＢＥＴを賭けるときにはプレイヤ機４の操作ボタン１６
ａのうちＢＥＴ　ＫＥＹをＢＥＴｌ、たい金額分だけ押
すと、この情報はプレイヤ側演算処理部３０に入力され
る。プレイヤ側演算処理部３０は操作部１６から情報が
入力される毎に、このデータＩＢＥＴ金額としてワーク
メモリ３２１）に記憶するとともに、第４図（ｂ）に示
すようにプレイヤ側表示器２０上部に”ＢＥＴ”という
表示とともに表示し、かつ、予じめクレジットした金額
か；ＢＩＴした金額を差し引いた値を再度ワークメモリ
３２’ｂへ記憶する。そして、この値をブレイヤ側表示
器２０上部のＣＲＥＤＩＴ表示欄へ表示する。

一定時間内に各プレイヤ機のＢＥＴ　ＫＥＹの操作が終
了すると、ディーラ機２のディーラ側演算処理部６はプ
ログラムメモリ８ａに予じめ記憶されたカードデータを
読み出し、このカードデータを各プレイヤ機４に順次出
力する。ディーラ側演算処理部６は上記動作を２回繰返
す。ゆえに、各プレイヤ機４ど一ディーラ機２とにはカ
ード２枚分のデータか与えられる。プレイヤ側演算処理
部３０はディーラ側演算処理部６からカードデータか入
力される毎にとのデータをワークメモリ３２ｂに記憶す
るとともに、これをプレイヤ側表示器２０にも出力する
。従って、各プレイヤ側表示器２０にはたとえば、第４
図（ｂ）に示すように２枚のカードが画面の左半分側に
順次表示される。

なお、各プレイヤ側表示器２０にカードが表示されるま
えに、ディーラ側表示器１０のたとえば第４図（ａ）に
示される右側余白部に、プレイヤ側表示器に表示される
予定のカードがその画面上方から現われて画面下方へ消
えるような状態で移動表示されるようになっている。ま
た、ディーラ側表示器１０のたとえば左下部には、第４
図（ａ）に示されているように矢印と数字の組合せでな
るプレイヤ機番号表示部３６が表示されており、上記の
ディーラ側表示器１０の右側余白部に移動表示されるカ
ードがどの番号のプレイヤ機に配られるのかを、その表
示部３６の所定の矢印の点滅により表示するようになっ
ている。これらは、プログラムメモリ８ａに格納されて
いるプログラムに基ついてテイーラ側演算処理部６の処
理によっておこなわれる。

一方、ディーラ側演算処理部１；１．ワークメモリ８ｂ
に記憶されたカード２枚分のデータのうち、初めの１枚
目のカードデータのみをディーラ側表示器１０へ出力し
、後の２枚目のカードについてはプログラムメモリ８ａ
から読み出した裏カードのキャラクタデータをディーラ
側表示器１０へ出力する。従って、ディーラ側表示器１
０には第７図（ａ）に示すように１枚が表側で、他の１
枚が裏側のカードが表示される。このディーラ機側の２
枚のカードは、プレイヤ機と同様にディーラ機２のディ
ーラ側演算処理部６がカードデータを読み出す毎に１枚
づつ表示される。

このように、ディーラ機と各プレイヤ機にそれぞれ２枚
のカードがディーラ表示器１０に表示された１枚目のカ
ードがｕ　Ａ　”のときには、ディーラ側演算処理部６
がこれを判断して、この情報を各プレイヤ機４へ伝送す
る。このとき、各プレイヤ機４は、プレイヤ側演算処理
部３０の指示に基ついて、その操作キー１６ａのうちの
工Ｎ５ＵＲＡＮＣＥ　ＫＥＹに内蔵されているランプを
点滅する。つまり、ディーラ側からインシュランス宣言
がおこなわれる。この状態のとき、プレイヤは、インシ
ュランスＢＥＴを賭けることかでき、それを希望する場
合は、その工Ｎ５ＵＲＡＮＣＩＩＣＫＥＹを押す。工Ｎ
５ＵＲＡＮＣＥ　ＫＥＹが押されると、点滅していたラ
ンプは点灯したままの状態となる。続いて、ＢＥＴした
い金額分だけ操作キー１．６ａのＢＥＴ　ＫＥＹを繰返
して押せば、前記と同様の手順により、プレイヤ機４の
ワークメモリ３２ｂにはインシュランスＢＥＴした金額
と、すでにクレジットされている金額からインシュラン
スＢＢＴした金額を差し引いた金額とが共に記憶され、
プレイヤ側表示器２０のたとえば下部に“′　工Ｎ５Ｕ
ＲＡＮＣＥ　”′という表示とともに、インシュランス
した金額が表示され、上記ＣＲＥＤＩＴ表示欄にはその
差し引いた金額が表示される。なお、ＢＥＴ　ＫＦｉＹ
を押すかわりに、工Ｎ５ＵＲＡＮＣＥ　ＫＥＹを押すこ
とによりインシュランスＢＥＴが賭けられるようにして
もよい。

ディーラ側演算処理部６は一定時間経過後インシュラン
スＢ　Ｅ’Ｔタイムを締め切る。インシュランスＢＥＴ
タイムが締め切られると、所定のルールに基づいて精算
がおこなわれる。この時点でディーラ側にブラックジャ
ックが成立してる場合は、この回のゲームは終了となる
が、ディーラ側にブラソクンヤソクが成立していない場
合は、ゲームは次のステップ、すなわちドローへと移る
。なお、ディーラ側の最初の１枚目のカードが゛Ａパで
ない場合は、すぐにこのドローのステップへと入る。

ただし、この時点でプレイヤ側にブラックジャックが成
立していた場合は、このプレイヤのゲームは終了となり
精算がおこなわれる。

そして、ドローに移行したときには、ディーラ側演算処
理部６がプログラムメモリ８ａの基本ステップに基づき
、ドローをする最初のプレイヤ側演算処理部３０にゲー
ム進行を指示する制御信号を出力する。指定されたプレ
イヤ機４のプレイヤ側演算処理部３０はこの制御信号に
応答して順番指定信号をインディケータ２２へ出力する
。その結果、インディケータ２２が点灯し、プレイヤが
指示される。同時に、ディーラ側演算処理部３０は上記
制御信号をディーラ側表示器２０にも出力するのでディ
ーラ側表示器２０に表示されている第４図（ａ）に示す
プレイヤ機番号表示部３６の所定の矢印が点滅する。こ
れにより、プレイヤは自分がスタンドするときには操作
キー１６ａの５ＴＡＮＤ　ＫＥＹを、また、ヒツトする
ときにはＨＴＴ　ＫＥＹをそれぞれ押す。このときの操
作部１６からのプレイ情報はプレイヤ、側演算処理部３
０を介してディーラ側演算処理部６へ伝送される。

ディーラ側演算処理部６はそれぞれのプレイヤ機４から
スタンドデータが入力される毎にこれに応証して、プレ
イヤ側表示器１０と欠番のプレイヤ機４にゲーム進行を
指示する制御信号を出力するので、上述のように、プレ
イ進行順にテイーラ側表示器２０に表示されているプレ
イヤ機番号表示怜）３６のプレイを指示するプレイヤ機
を指す矢印３６か点滅され、また、各プレイヤ機４のイ
ンディケータ２２が点灯する。また、ディーラ側演算処
理部６はプレイヤ機４からヒットデータが入力されると
、これに応答して、プログラムメモリ８ａからカードデ
ータを読み出しこれをヒントしたプレイヤ機４のプレイ
ヤ側演算処理部３０へ送出する。プレイヤ側演算処理部
３０はこのカードデータをワークメモリ３２ｂに記憶し
、壕だ、プレイヤ側表示器２０に出力する。ゆえにプレ
イヤ側表示器２０にはヒツトするたびに配られるカード
がその前に配られたカードの上に少しずらせて表示され
る。プレイヤ側表示器２０には、プレイヤ側演算処理部
３０によって、たとえば第４図（ｂ）に示すように、そ
の上部に“’　ＨＡＮＤ　’”という表示とともに、配
られたカードの合計数値が計算されて表示されるように
なっており、プレイヤはこの数値を見ながら、所定の数
値“２１　′”を越えないように、スタンドすべきか、
ヒツトすべきかの判断ができるようになっている。プレ
イヤがカードの合計数値が’２１＋１を越えてバースト
したときニハ、フレイヤ側演算処理部３０はこれを判断
し、バースト情報としてのスタンド情報をディーラ機２
へ伝送する一方、プレイヤ機４のワークメモリ３２１）
に記憶されたＢＥＴ金額を読み出し、これに基づいて直
ちに精算処理（没収）に入る。全てのプレイヤのドロー
が終り、所定時間経過すると、ディーラ側演算処理部６
はワークメモリ８ｂに予じめ記憶しておいた２枚目のカ
ード１枚分のデータを読み出し、このカードデータをデ
ィーラ側表示器１０へ出力する。これにより、第４図（
ａ）に示されている裏側を向いているカードが表側にか
わ−る。ゆえにディーラ側表示器１０には共に表向けた
カードが表示さｎる。ディーラ機２がブラックジャック
のときには、ディーラ側演算処理部６は谷プレイヤ側演
算処理部３０ヘブラックジャックの情報を送出するので
、各フレイヤ側演算処理部３０は直ちに所定の精算処理
に入る。ディーラ機２０２枚のカードデータがブランク
ジャックでなく、しかも２枚のカードデータの合計数値
が所定の値ＩＴ　ｌ　１７　１１を越えていないときに
はディーラ側演算処理部６はプログラムメモリ８ａから
順次カードデータを読み出し、このデータをワークメモ
リ８ｂに記憶するとともに、カードを順に一部重ねた状
態でディーラ側表示器１０に表示する。ワークメモリ８
ｂに記憶されたカードデータの合計数値データが所定の
値＋＋　１′７　′を越えると、ディーラ側演算処理部
６はプログラムメモリ８ａからのカードデータの読み出
しを中止し、その合計数値データを各プレイヤ機４へ伝
送する。各プレイヤ側演算処理部３０はディーラ機２か
らの上記情報に基づいて精算処理を開始する。この精算
処理により、この回のゲームは終了する。

なお、プレイヤ機４に配られた最初の２枚のカードがペ
アカードのときには、この２枚のカードを２つの別々な
ツインの手【分けるスプリットヘアを選択することがで
きる。このように、最初の　２枚のカードがペアカード
のときには、プレイヤ側演算処理部３０はこれを識別し
てプレイヤ機４て設けられた操作キー１６ａのＳＰＲ工
Ｔ　ＫｍＹに内蔵されているランプを点滅する。プレイ
ヤかこのＫＥＹを押すと、プレイヤ側表示器２０に表示
されている最初の２枚のカードは画面の左側部分と右側
部分の２つに並んだ状態に表示されてツインの手に分割
され、その後はそれぞれの手についてカードが配られる
ことになる。ＢＥＴは、あとで分割された方の手につい
てもオリジナルＢＫＴと同額が自動的に賭けられること
になる。また、プレイヤは、最初の２枚のカードを見た
のち自分に有利と判断するなら、オリジナルＢＥＴの２
倍までＢＥＴをアップできるダブルダウンを選択するこ
とができる。これを希望するときは、フ。

レイヤ餉演算処理部３０からの指示によって操作キーｌ
ｅａのＤＯＵＢＬＢ　ＫＢＹに内蔵されているランプが
一定時間点滅するようになっているので、その点滅して
いる間にそのＫＥＹを押し、その後、ＢＥＴ　ＫＥＹを
所定回数くり返して押せばよい。ＢＥＴ　ＫＥＹを押す
かわりに、ＤＯＵＢＬＥ　ＫＥＹを押すことによってＢ
ＥＴをアップするようにすることもできる。このように
、スプリットベアやダブルダウンを選択したときには、
プレイヤ側表示器２０には、た吉えばその上部に″　５
ＰＲＩＴＩフ、”ＤＯＵＢＬＥ”の表示とともに、その
ＢＥＴ金額が表示され、さらにスプリットベアを選択し
たときには、２つ目の°’ＨＡＮＤ　”表示とともに、
２つ目の手のカードの合計数値が表示される。

谷プレイヤ機４では、プレイヤ側演算処理部３（Ｊが、
操作部１６からのプレイ情報およびディーラ側演算処理
部６からの情報に基づいて遂次ワークメモリ３２ｂから
クレジット金額、賭は金等を読み出して精算処理を行な
い、その精算結果をその都度ワークメモ’Ｊ　３２１）
に再度記憶する。従って、勝負結果の最終的な払い出し
を希望するときには、各プレイヤ機４の操作キー１６ａ
のＰＡＹＯＵＴ　ＫＥ、Ｙを押すと、プレイヤ側演算処
理部３０はワークメモリ３２ｂからクレジット、賭は金
等のデータを読み出し、加減算で全ての金額を精算する
。さらに、プレイヤ側演算処理部３０はコイン処理部１
８のコインリフトアップ機構のモータと回転させ、ホッ
パに貯蔵されたコインを押し上げる。これによりコイン
はコイン通過センサを通りコイン払い出し口１８ｂより
払い出される。

コイン通過センサはここを通過するコインの枚数をカウ
ントし、このカウント値をプレイヤ側演算処理部３０へ
与える。プレイヤ側演算処理部３０は先に精算処理した
金額とコイン通過センサ出力に基づくカウント金額とが
一致したときにコイン処理部１Ｂのモータ回転を停止さ
せる。これによって、払い出しが完了する。

各プレイヤ機４からそれぞれ払い出された総払い出しコ
イン枚数は、各プレイヤ側演算処理部３０から伝送され
た情報に基づいてディーラ側演算処理部６が計数処理し
、ディーラ機２の背面パネルに設けられているコインカ
ウンタに出力する。

また、各プレイヤ機４のコインホッパ内のコインか少な
くなったときや、コインホッパの動作にトラブルが生じ
たときには、各プレイヤ側演算処理部３０からの情報に
基づいてディーラ側演算処理部６はディーラ機２の背面
パネルに設けられている表示ランプを点灯させる。また
、各プレイヤ機４のコインホッパ内のコインが所゛定量
以上になると、その後に投入されたコインはコインボッ
クス内に収納されるようになっており、各プレイヤ機の
コインボックス内の総コイン枚数は、ディーラ機２の背
面パネルに設けられているコインカウンタに表示される
。また、プレイヤがオペレータを呼ぶ必要が生じたとき
には、プレイヤ機４の操作キー１６ａのＳ　Ｋ　ＲＶ　
Ｉ　Ｃｍ　ｏｒ　ＣＥ（Ａ　Ｎ　Ｇ　ＢＫＥＹを押すこ
とによって、ディーラ機２の背面パネルに設けられてい
る表示ランプが点灯し、オペレータにプレイヤの意志を
伝えることができる。

なお、精算時には、プレイヤ側表示器２０のだとえは下
部に、プレイヤ側が勝った場合は”ｗｒＮ　”、負けた
場合は”ＬＯ８Ｔ’”、引き分けの場合は”ＰＵＳＨ’
ｌの表示がなされ、プレイヤ側が勝った場合および弓１
き分けの場合は、所定の金額がクレジットに加算される
ことになるので、ＷＩＮ”および“ＰＵＳＨ”の表示と
ともにその加算される金額が一担表示される。その後に
、その　□表示された金額がプレイヤ側表示器２０のク
レジット表示欄に所定の金額単位（たとえば１ドル）づ
つ移行されて加算される。プレイヤ側が負けた場合はＢ
ＥＴ金額は没収されるので、”ＬＯ６１Ｔｌ′の表示の
みで金額は表示されない。このように、　□１ｌＷＩＮ
”、“ＰＵＳＨ”および“ＬＯ８Ｔ　”の表示および金
額の表示、すなわち’０ＤＤＳ”欄の表示は、インシュ
ランスＢＫＴの精算を除く各精算時におこなわれる。

また、各プレイヤ機４の内部には、それぞれ履歴データ
再現スイッチが設けられており、そのスイッチを１回押
すことによって最終回のゲーム内容がプレイヤ側表示器
２ｏの画面上で確認でき、そのスイッチをもう一度押す
ことによって最終回のもう一つ前の回のゲーム内容が同
じくプレイヤ側表示器２０の画面上で確認できるように
なっている。これによって、プレイヤがゲーム内容に疑
問をもった吉きに生じるトラブルを防ぐことができる。

ナオ、この実施例では、ブラックジャックゲームの遊戯
機について説明したが、他のトランプゲームやトランプ
以外のカードゲーム、さらにはカードゲーム以外のゲー
ムについても親と複数の子とでプレーするものであれば
本発明の遊戯機を適用できるのは勿論である。また、コ
インのがわりにメダルを用いても全く同様にゲームをお
こなうことができる。さらにまた、ディーラ側表示器１
０に表示されるプレイヤ機番号表示部３Ｇの構成は、上
記実施例のような矢印と数字の組合せからなるものに限
らず、プレイヤ機番号を表わす数字のみで構成し、その
数字を点滅させるようにしたり、数字のみで構成する場
合でも、ゲームが進行しているプレイヤ機の番号を１つ
だけ表示するようにしたり、他の種々の構成が可能であ
る。また、プレイヤ機４に設けられているインディケー
タ２２も１つのランプのみで構成せずに、複数個のラン
プを並べて配置したり、矢印形状に形成されたランプを
用いたり、ランプの連続した点灯にかえて点滅するよう
にする等、他の種々の構成をとり得る。さらには、イン
ンユランスやスズリットペア等の操作を誘導する場合に
、上記実施例ではそれぞれの操作キー１６ａに内蔵され
ているランプを点滅するようにしているが、このランプ
は操作キー１６ａとは別個に設けるようにしてもよく、
さらにはランプの点滅にかえて音声で誘導するようにし
てもよい。さらには、プレイヤ側表示器３０に表示され
る種々の情報、たとえばＢＥＴ金額、カードの合計数値
等を同時に音声でもってプレイヤに伝達してもよく、ゲ
ーム途中の随所に効果音を挿入して臨場感を盛り上げる
ようにしてもよい。

さらには、プレイヤのクレジット金額が所定値以下にな
ったときに、コインの投入を促がすための表示をプレイ
ヤ側表示器２０上でおこなったり、別に設けたランプで
おこなったシ、音声でおこなったりするようなことも任
意におこない得る。さらに、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲での細部における種々の改変も任意におこない得る
。

以上のように、本発明によれば、各プレイヤ機は同じ構
成を有し互換性があるので、制御システムの増設、縮少
が自由にでき、プレイ人数の増減に対する適応性が広い
。また、各プレイヤ機とディーラ機とはそれぞれ個別に
演算処理部、記憶部および電源部を有しているので、た
とえば１台のプレイヤ機が故障した場合にはこれを切り
離してゲームを続けることかできる。また、故障による
ゲームの履歴データの紛失も防止される。さらに、プレ
イヤ機とディーラ機との接続、切り離しか簡単になるな
ど、従来より要望されていた条件を充分に満す遊戯機が
提供できるという優れた効果を奏する。

なお、参考のためブラックジャックゲームのルールの概
要を説明する。

［１）ゲーム人数：１人のディーラと１Å以上のプレイ
ヤを必要とする。

（２）カードの配り方：まず１枚目のカードをディーラ
よりも先に各プレイヤに時計まわりで１枚ずつ表向きで
配り最後にディーラへ１枚表向けて配る。

また２枚目のカードも同様にこの順で配るがディーラに
は裏面を向けて配る。

（３）賭は金：最低１ドル、最高２０ドルまでとする。

（４）カードの値の数え方ニブレイヤｉｄ”　Ａ　’＋
カードの値を１にするか１１にするかを選択できる。絵
札の値ｉｄ　ｌ　Ｏで、他のカードの値はそのカードの
表の数字と同じとする。

（５）プレイヤの目標：ディーラよりも大きく、しかも
２１を越えない点を得ること。セブンカードは、カード
を７枚ドローシても２１を越えなければディーラの２１
［勝つ。またスリーセブンは＋１７１＋のカードを３枚
ドローシたとき、ディーラの２１に勝つ。

（６）ブラックジャック：プレイヤやディーラに配られ
た２枚のカードが”　Ａ　″と”　ｌ　Ｏ”のとき、こ
の手を「ブラックジャック」という。プレイヤがブラッ
クジャックでディーラがそうでないときはプレイヤが賭
は金の１・５倍を受け取る。その逆の場合にはプレイヤ
は賭は金を失う。又両方ともブラックジャックのときは
引き分けで賭は金はそのま捷となる。

（７）ドローニドローはディーラの左隣りのプレイヤか
ら順番に時計回りで行なう。プレイヤは自分のカードを
見てスタンドを宣言するか、カードをヒツトする。カー
ドのヒツト要求があるとディーラは１回に１枚づつ表向
きでカードを配る。プレイヤが２１を越えてバーストし
たときには次のカードは配らない。全てのプレイヤのド
ローが終るとディーラは自分のカードを表にする。ディ
ーラは１７以上になるまでドローし続け、１７以上にな
るとすぐにスタンドすや。ディーラの手に°“Ａ　”が
あり、“Ａ　”を１１と数えても１７以上で２１を毬え
ない場合は”　Ａ　”を１１と数えてスタンドする。つ
まり１６以下ではドロー　Ｌ　ｌ　７以上でスタンドす
る。

（８）精算ニブレイヤがバーストすれば、たとえその後
ディーラがバーストしても賭は金は没収され返却されな
い。プレイヤかバーストせずディーラがバーストした場
合、プレイヤは賭けた金と同額を受け取れる。どちらも
バーストしていない場合は、高い点をもっている方が賭
は金と同額受は取る。

ディーラとプレイヤとの点が同じで、しかも２１を越え
ていない場合は賭は金の移動は行なわれず引分け（ブツ
シュ）となる。

（９）スプリットベア：プレイヤの２枚のカードの数か
同じ場合、このカードを２つの別々なツインの手に分け
て各々を最初のカードとして取扱うことが選択できる。

初めの賭は金はスプリットされたカードの片方に賭けら
れ、同じ額を他方のカードに賭ける。プレイヤは自動的
に各スプリットされたカードに１枚づつのカードを受け
取る。後はこの２つの手を普通どうりにプレーする。但
し、Ａｌ′をスプリットしたときには各ｕ　Ａ　１１に
対して１枚のカードしか受け取ることができない。次に
スプリットされたｌｌＡ　”に絵札かｌＯのカードがで
きてもブラックジャックとはみなされず、°普通の２１
として扱われる。一度スブリットした後でまた同じ数の
カードがきてもスプリットはできない。

（ｌυｊダブルダウン：カードを見た後、プレイヤは元
の賭は金の２倍までＢＩＴをＵＰすることができる。７
ヒだし、１枚だけしかドローすることができない。また
、スプリットペアしたプレイヤは両ペア共にダブルダウ
ンできない。

（１１）インシュランス：ディーラの見せ、札（１枚目
）が１１　Ａ　＋１の場合、ドローする前にプレイヤは
最高で元の賭は金の半額までを別に賭けることかでさる
。賭けた後、ディーラの手がブラックジャックの場合、
別の賭は金の倍額をプレイヤが受け取る。このとき、別
の賭は金であるインシュランスベットももどる。ブラッ
クジャックでない場合は、この賭は金は没収される。ゲ
ームはそのまま進行し、元の賭は金は別の賭は金とは全
く関係なく普通どうり扱われる。

（１２）シャツフル：ンヤツフルは下記の条件テフレイ
とプレイの間に行なわれる。１つのゲームの途中ではシ
ャツフルは行なわない。又プレイヤの要求によるシャツ
フルも行なわない。

「」

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は遊戯機
全体の斜視図、第２図は遊戯機のブロック図、第３図は
１台のプレイヤ機の平面図、第４図（ａ）はディーラ側
表示器、（１））はプレイヤ側表示器の各表示画面の例
を示す説明図である。１・・遊戯機、２・・ディーラ機、４・・プレイヤ機、
６・・ディーラ側演算処理部、８・・ディーラ側記憶部
、１０・・ディーラ側表示器、１４・・ディーラ側電源
部、１６・・操作部、１Ｂ・・コイン処理部、２０・・
プレイヤ側表示器、２２・・インディケータ、２４・・
操作パネル、３０・・プレイヤ側演算処理部、３２・・
プレイヤ側記憶部、３４・・プレイヤ側電源８１．。出　願　人　株式会社ナナオ代　理　人　弁理士岡田和秀

Claims

【特許請求の範囲】

ｆｌＪ　テイーラ機を複数のプレイヤ機とからなる遊戯
機であって、ディーラ機および各プレイヤ機はそれぞれ
演算処理部、記憶部、ＣＲＴ表示器および電源部を少な
くとも備え、プレイヤ機はさらに操作部およびコイン処
理部を備えて々す、ディーラ機およびプレイヤ機の演算
処理部はそれぞれ所定の処理を分担してゲームを進行す
ることを特徴とする遊戯機。