JP2000245314A - 両軸受リールの遠心制動装置 - Google Patents

両軸受リールの遠心制動装置

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JP2000245314A
JP2000245314A JP11047705A JP4770599A JP2000245314A JP 2000245314 A JP2000245314 A JP 2000245314A JP 11047705 A JP11047705 A JP 11047705A JP 4770599 A JP4770599 A JP 4770599A JP 2000245314 A JP2000245314 A JP 2000245314A
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JP
Japan
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spool
centrifugal
braking
moving
brake
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Shinichi Morimoto
伸一 森本
Kenichi Kawasaki
憲一 川崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠心制動装置において、大きな制動力が得ら
れ、かつ調整により明確な制動力の差を得ることができ
るようにする。 【解決手段】 両軸受リールの遠心ブレーキ機構は2
3、リール本体1に回転自在に装着されたスプール12
を遠心力により制動する装置であって、複数の揺動部材
53と筒状のブレーキライナー57を有する制動部材5
2と移動機構55とを備えている。複数の揺動部材は、
スプールに連動して回転する回転部材51に周方向に間
隔を隔てかつ弦方向に沿う複数の揺動軸周りにそれぞれ
径方向外方に揺動自在に装着され、スプールの軸方向の
位置が異なる接触部53cをそれぞれ有している。制動
部材は、揺動部材の外周側に揺動部材の接触部に接触可
能に配置され、スプール軸方向に移動自在かつ回転不能
にリール本体に装着されている。移動機構は、制動部材
をスプール軸方向に往復移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠心制動装置、特
に、両軸受リールのリール本体に回転自在に装着された
スプールを遠心力により制動する両軸受リールの遠心制
動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】主にルアーフィッシングに用いられるベ
イトリールと呼ばれる両軸受リールでは、キャスティン
グ時にスプールの回転速度が糸繰り出し速度より速くな
るバックラッシュが生じないように、制動力をスプール
に作用させることが一般に行われている。この種のブレ
ーキ機構としてスプールの回転により生じる遠心力を利
用してスプールを制動する遠心制動装置がある。
【0003】この種の遠心制動装置は、一般に、スプー
ル又はスプールに連動して回転する回転部材に周方向に
間隔を隔てかつ径方向に移動自在に装着された複数の移
動部材と、移動部材の外周側に移動部材に接触可能に配
置され、リール本体に固定された筒状の制動部材とを備
えている。
【0004】この遠心制動装置では、スプールが回転す
ると、移動部材が遠心力により径方向外方に移動して制
動面と接触してスプールを制動する。この遠心力は回転
速度の二乗に比例して大きくなるので、糸巻取時のよう
にスプールが低速回転するときには制動力はあまり大き
くならず、キャスティング時のようにスプールが高速回
転すると大きくなる。このため、遠心制動装置は、糸巻
取時における抵抗が小さくかつキャスティング時に大き
な制動力でバックラッシュを防止できるという特徴があ
る。
【0005】この遠心制動装置では、制動力を調整する
ために、径方向に移動する移動部材の数を変化させてい
る。このため、制動部材に接触可能な作用位置と、接触
不能な非作用位置とに移動部材を切り換えるロック機構
がそれぞれの移動部材に設けられている。
【0006】この種の遠心制動装置を有するベイトリー
ルで、たとえばルアーフィッシングを行っている時に、
プラグやワーム等の異なる重さのルアーを使用する場
合、制動力が一定であると、ルアーの重さによりキャス
ティング時の飛距離が変動する。このため、重さが異な
るルアーを使用する場合、重さに応じて制動力を調整す
るのが好ましい。
【0007】前記従来の遠心制動装置では、遠心力が作
用する方向と同じ径方向に移動部材が移動するので、大
きな制動力が得られる。しかし、移動部材に設けられた
ロック機構により制動部材に接触可能な移動部材の数を
増減して制動力を調整しなければならない。このため、
制動力を調整するために複数のロック機構を操作する必
要が生じる場合があり、制動力の調整が煩わしい。
【0008】そこで制動力の調整をリール本体の外部に
露出したダイヤルでワンタッチで調整できる遠心制動装
置が特開平10−304798号公報に開示されてい
る。
【0009】この遠心制動装置は、スプールに連動して
回転する回転部材と、回転部材に放射状に配置されかつ
回転部材に揺動自在に装着された複数の移動部材と、移
動部材の先端に当接可能にリール本体にスプール軸方向
に往復移動自在に設けられた制動部材と、回転するダイ
ヤルを有し制動部材を往復移動させる移動機構とを備え
ている。移動部材の先端には、制動部材に接触するため
の接触部が設けられている。制動部材は円板状の部材で
あり、その外周側の側面に接触部に接触するリング状の
ブレーキシューが設けられている。制動部材は、移動機
構のダイヤルを回動させることによりスプール軸方向に
往復移動する。
【0010】前記従来の遠心制動装置では、スプールが
回転すると移動部材に遠心力が作用して移動部材がスプ
ール軸方向外方に向けて揺動する。そしてブレーキシュ
ーに接触してスプールが制動される。ダイヤルを回動さ
せて制動部材をスプール軸方向に移動させることによ
り、ブレーキシューに移動部材が接触するときの揺動角
度を変化させ、制動力をワンタッチで調整できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の遠心制動装
置では、ダイヤルを回動させることで制動力の調整を簡
単に行える。しかし、ブレーキシューに接触して得られ
る制動力が移動部材の軸方向外方への揺動による力によ
り得られるため、大きな制動力が得られにくい。これ
は、移動部材が径方向外方に移動するのではなく軸方向
外方に揺動するので、径方向に作用する遠心力を制動力
として効率よくに取り出すの困難だからである。しか
も、移動部材の揺動角度変化させることにより制動力を
調整しているので、制動部材をスプール軸方向に移動さ
せた時の制動力の変化が小さく明確な制動力の変化を感
じにくい。
【0012】本発明の課題は、両軸受リールの遠心制動
装置において、簡単に制動力を調整でき、かつ大きな制
動力を得ることができ、調整により明確な制動力の差を
得ることができるようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】発明1に係る両軸受リー
ルの遠心制動装置は、両軸受リールのリール本体に回転
自在に装着されたスプールを遠心力により制動する装置
であって、複数の移動部材と筒状の制動部材と移動手段
とを備えている。複数の移動部材は、スプール又はスプ
ールに連動して回転する回転部材に周方向に間隔を隔て
かつ径方向に移動自在に揺動自在に装着され、スプール
の軸方向の位置が異なる接触部をそれぞれ有する部材で
ある。筒状の制動部材は、移動部材の外周側に移動部材
の接触部に接触可能に配置され、スプール軸方向に移動
自在かつ回転不能にリール本体に装着された部材であ
る。移動手段は、制動部材をスプール軸方向に往復移動
させるための手段である。
【0014】この遠心制動装置では、スプールが回転す
ると、複数の移動部材が軸方向外方ではなく径方向外方
に移動する。そして複数の移動部材の接触部が制動部材
の内周面に接触してスプールに制動力が作用する。この
接触部が筒状の制動部材に接触する個数は、移動手段に
より制動部材をスプール軸方向に移動させることにより
変化する。すなわち、移動部材に設けられた接触部は、
そのスプール軸方向の位置がそれぞれ異なっている。こ
のため、制動部材をスプール軸方向に移動させると、接
触部で制動部材に接触する移動部材の数が変化する。こ
こでは、移動機構を操作するだけで制動部材に接触する
移動部材の数を簡単に変更できるので、制動力の調整が
容易である。また、移動部材を遠心力により径方向外方
に移動させて制動しているので、大きな制動力が得られ
る。さらに、制動部材に接触する接触部の数を変更して
制動力を調整しているので、制動力が段階的に変化し、
調整による制動力の差が明確になる。
【0015】発明2に係る両軸受リールの遠心制動装置
は、発明1に記載の装置において、移動部材は、スプー
ル又は回転部材に周方向に間隔を隔てて配置されかつ弦
方向に沿う複数の揺動軸回りにそれぞれ揺動自在に装着
され、スプールの回転により生じる遠心力によりそれぞ
れ径方向外方に揺動する。この場合には、径方向外方に
揺動するように移動部材を構成しているので、大きな制
動力が得られるとともに、径方向に移動させる場合に比
べて径方向寸法がコンパクトになる。
【0016】発明3に係る両軸受リールの遠心制動装置
は、発明1又は2に記載の装置において、移動手段は、
リール本体に回動自在に設けられた回動部材と、回動部
材の回動をスプール軸方向の移動に変換して制動部材を
一方向に移動させるカム機構と、カム機構により一方向
に移動した制動部材を他方向に移動させる付勢部材とを
有している。この場合には、回動部材を一方向に回転さ
せると、カム機構によりその回動がスプール軸方向に移
動自在に変換され制動部材を軸方向の一方に移動させ
る。回動部材を他方向に回転させると、カム機構により
一方向に移動した制動部材が付勢部材により付勢され他
方向に移動する。ここでは、カム機構と付勢部材との簡
単な構成で回動部材の回動により制動力の調整を行うこ
とができる。
【0017】発明4に係る両軸受リールは、発明3に記
載の装置において、回動部材は、制動部材をスプールの
軸方向に移動操作するための操作部を有する。この場合
には、回動部材に直接操作部を設けたので、制動力の調
整を行う操作部の構成が簡素になる。
【0018】発明5に係る両軸受リールの遠心制動装置
は、発明4に記載の装置において、操作部は、リール本
体の外部から操作可能である。この場合には、制動力の
調整操作をリール本体を開けることなく外部から簡単に
操作することができるので、制動力の調整が容易であ
る。
【0019】発明6に係る両軸受リールの遠心制動装置
は、発明2から5のいずれかに記載の装置において、ス
プールの回転により生じる遠心力により揺動する複数の
移動部材の径方向外方の揺動角度を規制するための角度
規制手段をさらに備える。この場合には、移動部材の径
方向外方の揺動角度を規制することにより、制動部材を
移動部材の接触部に接触しない位置まで後退させても、
移動部材の先端が制動部材に衝突する位置まで径方向外
方に広がらないようにすることができる。このため、再
度移動部材の接触部に接触する位置まで制動部材を戻し
ても移動部材を制動部材の内部にスムーズに配置するこ
とができる。
【0020】発明7に係る両軸受リールの遠心制動装置
は、発明6に記載の装置において、角度規制手段は、移
動部材の先端が常に制動部材に組み込み可能な位置にな
るように複数の移動部材の揺動角度を規制する。この場
合には、移動部材の先端が常に制動部材に組み込み可能
な位置になるので、制動部材を移動部材に対向しない位
置から対向する位置に移動させても移動部材が制動部材
に衝突しにくくなる。
【0021】
【発明の実施の形態】〔全体構成〕図1は、本発明の一
実施形態が装着された両軸受リールの平面図である。
【0022】図に示す両軸受リールは、主にルアーフィ
ッシングに用いられるベイトリールであり、リール本体
1とリール本体の側方に配置されたスプール回転用ハン
ドル2と、ハンドル2のリール本体1側に配置されたド
ラグ調整用のスタードラグ3とを備えている。ハンドル
2は、板状のアーム部2aと、アーム部2aの両端に回
転自在に装着された把手部2bとを有するダブルハンド
ル型のものである。ハンドル2のアーム部2aの外側面
は繋ぎ目が無い滑らかな面で構成されており、釣り糸が
絡みにくい構造となっている。
【0023】図2に示すように、リール本体1は、フレ
ーム5と、フレーム5の両側方に装着された第1側カバ
ー6及び第2側カバー7と、フレーム5の前部に開閉自
在に装着された前カバー10とを有している。フレーム
5は、所定の間隔を開けて互いに対向するように配置さ
れた1対の側板8,9と、これらの側板8,9を連結する
複数の連結部(図示せず)とを有している。
【0024】ハンドル2側の第2側カバー7はねじによ
り側板9に着脱自在に固定されている。ハンドル2と逆
側の第1側カバー8はバヨネット構造14によりフレー
ム5の側板8に着脱自在に装着されている。ハンドル2
と逆側の側板8には、スプール12が通過可能な開口8
aが形成されている。
【0025】フレーム5内には、スプール12と、スプ
ール12内に釣り糸を均一に巻き付けるためのレベルワ
インド機構15と、サミングを行う場合の親指の当てと
なるクラッチレバーと兼用されたサムレスト17とが配
置されている。フレーム5と第2側カバー7との間に
は、ハンドル2からの回転力をスプール12及びレベル
ワインド機構15に伝えるためのギア機構18と、クラ
ッチ機構13と、サムレスト17の操作に応じてクラッ
チ機構13の係脱を行うためのクラッチ係脱機構19
と、糸繰り出し時にスプール12を制動するドラグ機構
21と、スプール軸16を両端で挟んで制動するキャス
ティングコントロール機構22とが配置されている。ま
た、フレーム5と第1側カバー6との間には、キャステ
ィング時のバックラッシュを抑えるための遠心ブレーキ
機構23が配置されている。
【0026】スプール12は、両側部に皿状のフランジ
部12aを有しており、両フランジ部12aの間に筒状
の糸巻き胴部12bを有している。また、スプール12
は、糸巻き胴部12bの内周側に一体に形成された筒状
のボス部12cを有しており、ボス部12cを貫通する
スプール軸16に例えばセレーション結合により回転不
能に固定されている。
【0027】スプール軸16は、側板9を貫通して第2
側カバー7の外方に延びている。その延びた一端は第2
側カバー7に形成されたボス部29に軸受35bにより
回転自在に支持されている。またスプール軸16の他端
は、遠心ブレーキ機構23内で軸受35aにより回転自
在に支持されている。
【0028】レベルワインド機構15は、1対の側板
8,9間に固定されたガイド筒25と、ガイド筒25内
に回転自在に配置されたウォームシャフト26と、ライ
ンガイド27とを有している。ウォームシャフト26の
端部には、ギア機構18を構成するギア28aが固定さ
れている。またウォームシャフト26には螺旋状溝26
aが形成されており、ラインガイド27がこの螺旋状溝
26aに噛み合っている。このため、ギア機構18を介
してウォームシャフト26が回転させられることによ
り、ラインガイド27はガイド筒25によって往復移動
する。このラインガイド27内に釣り糸が挿通されて釣
り糸がスプール12に均一に巻き付けられる。
【0029】ギア機構18は、ハンドル軸30に固定さ
れたメインギア31と、メインギア31に噛み合う筒状
のピニオンギア32と、前述のウォームシャフト26端
部に固定されたギア28aと、ハンドル軸30に回転不
能に固定されギア28aに噛み合うギア28bとを有し
ている。
【0030】ピニオンギア32は、側板9の外方に配置
され中心にスプール軸16が貫通する筒状部材であり、
スプール軸16に軸方向に移動自在に装着されている。
ピニオンギア32は、図2右端部外周に形成されメイン
ギア31に噛み合う歯部32aと、他端側に形成された
噛み合い部32bとを有している。歯部32aと噛み合
い部32bとの間にはくびれ部32cが設けられてい
る。噛み合い部32bは、ピニオンギア32の端面に形
成された凹溝からなり、そこにスプール軸16を径方向
に貫通するクラッチピン16aが係止される。ここでは
ピニオンギア32が外方に移動してその噛み合い部32
bの凹溝とスプール軸16のクラッチピン16aとが離
脱すると、ハンドル軸30からの回転はスプール12に
伝達されない。この噛み合い部32bの凹溝とクラッチ
ピン16aとによりクラッチ機構13が構成される。
【0031】サムレスト17は、図2に示すように、1
対の側板8,9間の後部でスプール12後方に配置され
ており、クラッチ操作レバーを兼ねている。フレーム5
の側板8,9には長孔(図示せず)が形成されており、
サムレスト17の回転軸17aがこの長孔に回転自在に
支持されている。このため、サムレスト17は長孔に沿
って上下方向にスライドすることも可能である。クラッ
チ係脱機構19は、クラッチヨーク40を有している。
クラッチ係脱機構19は、サムレスト17の回動により
クラッチヨーク40をスプール軸の軸芯と平行に移動さ
せる。また、ハンドル軸30が糸巻き取り方向に回転す
ると自動的にクラッチ機構13がオンするようにクラッ
チヨーク40を移動させる。
【0032】このように構成において、通常状態では、
ピニオンギア32は内方のクラッチ係合位置に位置して
おり、その噛み合い部32bとスプール軸16のクラッ
チピン16aとが係合してクラッチオン状態となってい
る。一方、クラッチヨーク40によってピニオンギア3
2が外方に移動した場合には、噛み合い部32bとクラ
ッチピン16aとの係合が外れクラッチオフ状態とな
る。
【0033】〔遠心ブレーキ機構の構成〕遠心ブレーキ
機構23は、図3に示すように、ブレーキケース50
と、ブレーキケース50内に設けられスプール12に連
動して回転する回転部材51と、ブレーキケース50に
スプール軸方向に移動自在に装着された制動部材52
と、回転部材51に揺動自在に装着された、たとえば6
個の移動部材53と、制動部材52をスプール軸方向に
往復移動させるための移動機構55とを備えている。
【0034】ブレーキケース50は、有低短筒状の部材
であり、その底部中心に内方に突出する筒状の軸受収納
部50aが形成されている。ここにスプール軸16を支
持する軸受35aが収納され、キャスティングコントロ
ール機構22の摩擦プレートが装着されている。
【0035】ブレーキケース50は図2に示すようにビ
ス60により第1側カバー6に固定されている。つま
り、ブレーキケース50はリール本体1の一部を構成し
ている。また軸受収納部50aの先端(図3右端)外周
部には、止め輪61が装着されている。止め輪61は、
移動機構55を構成するリターンばね72の一端を係止
している。ブレーキケース50の外周面には、バヨネッ
ト構造14を構成する突起部14aが周方向に間隔を隔
てて3カ所形成されている。なお、開口8aには、この
突起部14aに対向する位置に係止爪14bが形成され
ている。係止爪14bは開口8aから外方に突出して形
成されている。
【0036】回転部材51は、スプール軸16にセレー
ション結合され回転不能に連結された円板状の部材であ
る。回転部材51の外周側の側面には、周方向に間隔を
隔てかつ弦方向に沿って配置された6つの装着凹部51
aが形成されている。装着凹部51aは、図5及び図6
に示すように、所定の弦方向長さを有し、底面が半円形
の孔である。この装着凹部51aに移動部材53が揺動
自在に支持されている。回転部材51の装着凹部51a
の開口面には移動部材53を係止するための係止板56
がねじ止めされている。装着凹部51aの外周周側の側
面には、角度R1の傾斜が形成されている。また、内周
側の側面には、角度R2の傾斜が形成されている。この
外周側の傾斜及び内周側の傾斜は、移動部材53の揺動
角度を規制するために形成されている。この傾斜角R1
は例えば3゜〜5゜程度であり、傾斜角R2は例えば5
゜〜9゜程度である。この傾斜角R1は、制動部材52
の内側に固定されたブレーキライナー57に移動部材5
3の先端が組み込み可能な位置になるようにするために
設けられている。
【0037】移動部材53は、回転部材51の装着凹部
51aに揺動自在に装着されている。移動部材53は、
図5及び図6に示すように、装着凹部51aに装着され
た軸部53aと、軸部からスプール軸方向外方に延びる
揺動部53bと、揺動部53bの外側面に凸に突出して
設けられた接触部53cとを有している。この接触部5
3cは、図7に示すように、スプール軸方向でその形成
位置が異なっている。なお、この実施形態では、6つの
移動部材53のうち1つには接触部53cは設けられて
いない。この接触部53cが設けられていない移動部材
53は、回転バランスを保つために設けられている。ま
た、接触部53cはほぼ等間隔で配置されている。揺動
部53bの外側面は、途中で僅かに内側に傾斜してい
る。これは、移動部材53が外方に揺動した時に、制動
部材52のブレーキライナー57から先端が外方に飛び
出すのを防止するために設けられている。この接触部5
3cが制動部材52のブレーキライナー57と接触して
スプール12が制動される。
【0038】制動部材52は、図3に示すように、軸受
収納部50aに軸方向移動自在に支持された内周部52
aと、ブレーキケース50の内周面に軸方向移動自在か
つ回転不能に装着された外周部52bと、内周部52a
と外周部52bとを連結する底部52cとを有してい
る。外周部52bの内周面にブレーキライナー57が固
定されている。このブレーキライナー57の内周面に移
動部材53の接触部53cが接触する。ブレーキライナ
ー57の先端は、先拡がりに湾曲したテーパ面57aを
有している。このテーパ面57aにより移動部材53が
ブレーキライナー57内周側にスムーズに案内される。
内周部52aの底部には、リターンばね72の他端が係
止されている。これにより、制動部材52は常にはスプ
ール軸外方に付勢されている。制動部材52の外周面に
は、径方向に突出する1対の係止ピン62が形成されて
いる。1対の係止ピン62は、ブレーキケース50の内
周面にスプール軸方向に沿って形成された1対の係止溝
50bに係止されており、これにより制動部材52がブ
レーキケース50に対して回転不能に装着される。ま
た、制動部材52の外周部52bには、スプール軸方向
外方に突出する第1カム63が形成されている。第1カ
ム63はほぼ三角形状のカムであり、移動機構55の一
部を構成している。
【0039】移動機構55は、図4に示すように、ブレ
ーキケース50に回転自在に装着された回動部材70
と、回動部材70の回転をスプール軸方向の一方向(ハ
ンドル2に接近する方向)の移動に変換するためのカム
機構71と、カム機構71により一方向に移動した制動
部材52を他方向(ハンドル2から離れる方向)に移動
させるリターンばね72とを有している。
【0040】回動部材70は、ブレーキケース50の外
側面に回転自在に装着された略リング状の部材である。
回動部材70の外側面の外周部には、つまみ部70aが
形成されている。つまみ部70aは、スプール軸方向外
方に突出して形成されている。つまみ部70aの外側面
の中心部にはさらに径方向に沿った突起部70cが第1
側カバー6表面から突出するように形成されており、第
1側カバー6の表面に表示された制動力を示す0から5
の文字(図示せず)を指示するようになっている。また
内周面には、回動範囲を規制するための1対の回動規制
凹部70bが形成されている。回動部材70には、ブレ
ーキケース50に対する回動角度を6つの位置で位置決
めするための位置決め機構73が設けられている。
【0041】位置決め機構73は、回動部材70にスプ
ール軸方向に移動自在に装着された位置決めピン73a
と、位置決めピン73aをブレーキケース50側に付勢
するコイルばね73bと、ブレーキケース50の外側側
面に周方向に間隔を隔てて形成された6つの位置決め凹
部73cとを有している。
【0042】回動部材70の図4右側側面には、カム機
構71を構成する第2カム64が設けられている。第2
カム64は第1カム63に対向する位置に形成されてお
り、それぞれ三角形の斜辺カムを構成している。この2
つのカム63,64の働きにより、回動部材70の回動
が制動部材52のスプール軸方向の一方向の移動に変換
される。なお、ブレーキケース50には、第2カム64
を貫通させるための円弧状のカム孔50cが1対設けら
れている。
【0043】回動部材70は、押さえ板75によりブレ
ーキケース50に押圧されている。押さえ板75は、ブ
レーキケース50の外側面に形成されたねじ止め部50
dにねじ込まれて回動部材70を押圧している。ねじ止
め部50dは径方向外方に突出しており、回動部材70
は、このねじ止め部50dに回動規制凹部70bが係止
されることにより回動角度が所定範囲に規制されてい
る。
【0044】このように構成された移動機構55では、
つまみ部70aをつまんで回動部材70を矢印A方向に
回動させると、第1カム63及び第2カム64の作用に
より、制動部材52が回転部材51に接近する方向に前
進する。この結果、ブレーキライナー57に接触する移
動部材53の数が増加し、制動力が大きくなる。一方、
回動部材70を矢印B方向に移動させると、リターンば
ね72の付勢力により制動部材52が回転部材51から
離れる方向に後退し、ブレーキライナー57に接触する
移動部材53の数が減少し、制動力が小さくなる。そし
て、ブレーキライナー57が移動部材53の接触部53
cから離れる後退位置まで後退すると、制動力は0にな
る。この状態を図7に示す。すなわち、ブレーキライナ
ー57が図7の最も右側の前進位置に配置されると、全
ての接触部53cがブレーキライナー57に接触するの
で、最も大きな制動力が得られる。一方、図7左側の後
退位置にブレーキライナー57が配置されると、全ての
移動部材53がブレーキライナー57に接触しないの
で、制動力は0になる。そしてその間の4つの中間位置
で接触可能な制動部材の数が段階的に変化する。
【0045】ここでは、移動部材53を径方向外方に揺
動させているため、移動部材53に大きな遠心力が作用
する。この結果、大きな制動力が得られる。また、ブレ
ーキライナー57に接触する移動部材53の数を変更す
ることによりデジタル的(段階的)に制動力を調整して
いるので、調整時の制動力の差異が明確になる。
【0046】[リールの動作]通常の状態ではクラッチ
ヨーク40は内方に押されておりクラッチオンの状態で
ある。この結果、ハンドルからの回転力はハンドル軸3
0、メインギア31、ピニオンギア32及びスプール軸
16を介してスプール12に伝達され、スプール12が
糸巻き取り方向に回転する。このとき、遠心ブレーキ機
構23の移動部材53に遠心力が作用し移動部材53が
径方向外方に揺動するが、スプール12に回転速度が遅
いため、制動力がそれほど大きくならず、ハンドル2の
回転の邪魔になることはない。もし制動力を抑える必要
があるのであれば、つまみ部70aをつまんで回動部材
70を図4の矢印B方向に回転させて制動部材52を後
退位置に配置すればよい。この結果、全ての移動部材5
3がブレーキライナー57に当接できなくなり、遠心ブ
レーキ機構23による制動力がスプール12に作用しな
い。
【0047】キャスティングを行う場合には、バックラ
ッシュを抑えるためにつまみ部70aをつまんで回動部
材70により制動力を調整する。回動部材70を矢印A
方向に回転させて制動部材52を徐々に前進させると、
ブレーキライナー57に接触する移動部材53の数が増
加する。この結果、遠心ブレーキ機構23の制動力が徐
々に増加する。そして前進位置に到達すると全ての移動
部材52がブレーキライナー57に接触可能になり制動
力が最大になる。
【0048】続いて、サムレスト17を下方に押す。こ
こでは、サムレスト17は、側板8,9の流れに沿って
下方の離脱位置に移動する。サムレスト17の移動によ
りクラッチヨーク40が外方に移動し、ピニオンギア3
2が同方向に移動する。この結果、クラッチオフ状態と
なる。このクラッチオフ状態では、ハンドル軸30から
の回転はスプール12及びスプール軸16に伝達され
ず、スプール12は自由回転状態になる。クラッチオフ
状態としてサムレスト17に置いた親指でスプールをサ
ミングしながらスプール軸16が鉛直面に沿うようにリ
ールを軸方向る傾けて釣り竿を振ると、ルアーが投げら
れスプール12が糸繰り出し方向に勢いよく回転する。
【0049】このような状態では、スプール12の回転
によりスプール軸16が糸繰り出し方向に回転し、その
回転が回転部材51に伝達される。回転部材51が回転
すると、移動部材53がブレーキライナー57に摺接し
て遠心ブレーキ機構23によりスプール12が制動され
バックラッシュを防止できる。
【0050】また、万一スプール12でバックラッシュ
が生じても、第1側カバー6がバヨネット構造14によ
り簡単に着脱できるので、バックラッシュを容易に解消
できる。
【0051】また、重さが異なるルアーに取り替えると
きには、ルアーの重さに応じてつまみ部70aをつまん
で回動部材70を回動させ制動力を調整する。ここで
は、外部に露出したつまみ部70aをつまんで回動部材
70を回動するだけで遠心力による制動力を簡単に調整
できる。また、大きな制動力が得られるととも制動力を
調整すると制動力の差異が明確になる。
【0052】[他の実施形態] (a)前記実施形態では、制動部材52を軸方向に移動
させたが、回転部材51を軸方向に移動させてもよい。
【0053】(b)前記実施形態では、カム機構により
制動部材を移動させたが、ねじ等の他の変換機構により
制動部材52を移動させてもよい。
【0054】(c)前記実施形態では、移動部材53を
回転部材51に揺動自在に装着したが、図8に示すよう
に、移動部材66を回転部材51に径方向移動自在に装
着してもよい。この実施形態では、回転部材51には、
周方向に間隔を隔てて配置され径方向に放射状に延び
る、たとえば6本の断面が4角のガイド軸65が立設さ
れている。このガイド軸65に移動部材66が軸方向移
動自在かつ回動不能に装着されている。
【0055】移動部材66は、ガイド軸65に案内され
る筒状の案内部66aと、案内部66aからスプール軸
方向外方に延びるブレーキ部66bと、ブレーキ部66
bの外側面に外方に凸に突出して形成された接触部66
cとを有している。この接触部66cは、6つの移動部
材66それぞれにおいて前述した実施形態と同様にスプ
ール軸方向の異なる位置に1つだけ設けられており、ブ
レーキライナー57に接触可能である。
【0056】このような実施形態でも、前述した実施形
態と同様に移動機構55を操作するだけでブレーキライ
ナー57に接触する移動部材66の数を簡単に変更でき
るので、制動力の調整が容易である。また、移動部材6
6を遠心力により径方向外方に移動させて制動している
ので、大きな制動力が得られる。さらに、ブレーキライ
ナー57に接触する接触部66cの数を変更して制動力
を調整しているので、制動力が段階的に変化し、調整に
よる制動力の差が明確になる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、移動機構を操作するだ
けで制動部材に接触する移動部材の数を簡単に変更でき
るので、制動力の調整が容易である。また、移動部材を
遠心力により径方向外方に移動させて制動しているの
で、大きな制動力が得られる。さらに、制動部材に接触
する接触部の数を変更して制動力を調整しているので、
制動力が段階的に変化し、調整による制動力の差が明確
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用した両軸受リールの
平面図。
【図2】その断面図。
【図3】遠心ブレーキ機構の断面拡大図。
【図4】遠心ブレーキ機構の分解斜視図。
【図5】移動部材の断面部分図。
【図6】図5のVI−VI断面図。
【図7】制動力を調整したときのブレーキライナーに接
触する移動部材の数を示す模式図。
【図8】他の実施形態の図5に相当する図。
【符号の説明】
1 リール本体 12 スプール 23 遠心ブレーキ機構 50 ブレーキケース 51 回転部材 52 制動部材 53,66 移動部材 53c,66c 接触部 55 移動機構 57 ブレーキライナー 70 回動部材 70a つまみ部 71 カム機構 72 リターンばね

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両軸受リールのリール本体に回転自在に装
    着されたスプールを遠心力により制動する両軸受リール
    の遠心制動装置であって、 前記スプール又は前記スプールに連動して回転する回転
    部材に周方向に間隔を隔てかつ径方向に移動自在に装着
    され、前記スプールの軸方向の位置が異なる接触部をそ
    れぞれ有する複数の移動部材と、 前記移動部材の外周側に前記移動部材の接触部に接触可
    能に配置され、前記スプールの軸方向に移動自在かつ回
    転不能に前記リール本体に装着された筒状の制動部材
    と、 前記制動部材を前記スプールの軸方向に往復移動させる
    ための移動手段と、を備えた両軸受リールの遠心制動装
    置。
  2. 【請求項2】前記移動部材は、前記スプール又は前記回
    転部材に周方向に間隔を隔てて配置されかつ弦方向に沿
    う複数の揺動軸回りにそれぞれ揺動自在に装着され、前
    記スプールの回転により生じる遠心力によりそれぞれ径
    方向外方に揺動する、請求項1に記載の両軸受リールの
    遠心制動装置。
  3. 【請求項3】前記移動手段は、 前記リール本体に回動自在に設けられた回動部材と、 前記回動部材の回動を前記スプール軸方向の移動に変換
    して前記制動部材を一方向に移動させるカム機構と、 前記カム機構により一方向に移動した制動部材を他方向
    に移動させる付勢部材とを有する、請求項1又は2に記
    載の両軸受リールの遠心制動装置。
  4. 【請求項4】前記回動部材は、前記制動部材を前記スプ
    ールの軸方向に移動操作するため操作部を有する、請求
    項3に記載の両軸受リールの遠心制動装置。
  5. 【請求項5】前記操作部は、前記リール本体の外部から
    操作可能である、請求項4に記載の両軸受リールの遠心
    制動装置。
  6. 【請求項6】前記スプールの回転により生じる遠心力に
    より揺動する前記複数の移動部材の径方向外方の揺動角
    度を規制するための角度規制手段をさらに備える、請求
    項2から5のいずれかに記載の両軸受リールの遠心制動
    装置。
  7. 【請求項7】前記角度規制手段は、前記移動部材の先端
    が常に前記制動部材に組み込み可能な位置になるように
    前記複数の移動部材の揺動角度を規制する、請求項6に
    記載の両軸受リールの遠心制動装置。
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