JP2000262194A - 両軸受リールの制動装置 - Google Patents

両軸受リールの制動装置

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JP2000262194A
JP2000262194A JP11075394A JP7539499A JP2000262194A JP 2000262194 A JP2000262194 A JP 2000262194A JP 11075394 A JP11075394 A JP 11075394A JP 7539499 A JP7539499 A JP 7539499A JP 2000262194 A JP2000262194 A JP 2000262194A
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braking
operation lever
clutch
spool
dual
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JP11075394A
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Jun Sato
純 佐藤
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Shimano Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制動操作レバーにより制動力を調整可能な制
動装置において、制動操作を容易にする。 【解決手段】 両軸受リールのキャスティングコントロ
ール機構22は、両軸受リールのリール本体1に回転自
在に支持されたスプールを制動するための装機構であっ
て、制動部52と、制動操作レバー53と、捩じりコイ
ルばね54とを備えている。制動部52は、スプールの
スプール軸の両端を挟持することでスプールを制動す
る。制動操作レバー53は、リール本体1の一側に揺動
自在に設けられ、揺動により制動部の制動力を調整する
ためのレバーである。捩じりコイルばね54は、制動操
作レバー53を揺動方向の一方に付勢するためのばねで
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制動装置、特に、
両軸受リールのリール本体に回転自在に支持されたスプ
ールを制動するための両軸受リールの制動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、両軸受リールは、1対の側板と
ハンドルとを有するリール本体と、側板間でリール本体
に回転自在に支持されたスプールとを備えている。ハン
ドルはスプールとクラッチを介して連結されている。こ
のクラッチをオンした状態でハンドルを回すことでスプ
ールが回転して釣り糸を巻き取るようにしている。ま
た、クラッチをクラッチ操作レバーによりオフすると、
ハンドルとスプールとが遮断されスプールが自由に回転
できるようになる。この状態でキャスティングにより釣
り糸をスプールから繰り出すようにしている。
【0003】このキャスティング時には、釣り糸はその
先端に装着された仕掛け(ルアー)の重さによってスプ
ールから繰り出される。この糸繰り出し時に、釣り糸の
繰り出し速度がスプールの回転速度より速くなると、い
わゆる、バックラッシュ現象が生じる。バックラッシュ
現象が生じると釣り糸同士が絡み合ったりスプールとリ
ール本体との間に釣り糸がくい込んだりする。
【0004】このバックラッシュ現象の発生を防止する
ために、キャスティングコントロール機構と呼ばれるス
プールの制動機構が両軸受リールに設けられている。こ
のキャスティングコントロール機構は、スプール軸の一
端に面してリール本体に設けられた回動つまみと、回動
つまみの回動に応じてスプール軸の一端側を押圧する押
圧部材と、押圧されたスプール軸の他端側を受ける受け
部材とを有している。キャスティングコントロール機構
では、回動つまみの回動量によりスプール軸への押圧力
を変化させて制動力を調整している。
【0005】このようなキャスティングコントロール機
構では、回転つまみを回して制動力を大きくすると、糸
巻取時にハンドルの回転が重くなる。そこで、糸繰り出
し時(キャスティング時)のみ制動をかけ、糸巻取時に
は制動力解除することも行われている。しかし、回動つ
まみ方式のキャスティングコントロール機構では、回動
つまみにより制動力を調整しているために制動状態を把
握しづらく、巻取後に再度制動をかける場合、回動つま
みをどの程度回したらよいかわかりにくい。
【0006】そこで、回動つまみに代えて揺動する制動
操作レバーにより制動力を可変に調整可能にしたキャス
ティングコントロール機構が、特開平9−275861
号公報に開示されている。制動操作レバーにより制動力
を調整できれば、制動操作レバーの揺動位置により制動
状態を簡単に把握できるので、キャスティング時に制動
力を所定の量に調整しやすい。これにより、たとえばキ
ャスティングしてルアーが着水した後に直ちにルアーを
そのポイントに沈めたい場合、ルアーの着水時に制動操
作レバーを操作してスプールの制動状態を解除しても、
簡単に元の制動状態に戻すことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のレバー方式
のキャスティングコントロール機構では、制動力の把握
が容易になるので、糸巻取時とキャスティング時とで制
動力を変更してもキャスティング時の制動力を所定量に
容易に調整できる。しかし、糸巻取時に制動状態を解除
しキャスティング時に制動状態にするというように糸巻
取や糸繰り出しの都度制動操作レバーを頻繁に操作しな
ければならず、制動操作が煩わしい。
【0008】本発明の課題は、制動操作レバーにより制
動力を調整可能な制動装置において、制動操作を容易に
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】発明1に係る両軸受リー
ルの制動装置は、両軸受リールのリール本体に回転自在
に支持されたスプールを制動するための装置であって、
制動手段と、制動操作レバーと、付勢手段とを備えてい
る。制動手段は、スプールの回転軸の両端を挟持するこ
とでスプールを制動する手段である。制動操作レバー
は、リール本体の一側に揺動自在に設けられ、揺動によ
り制動手段の制動力を調整するためのレバーである。付
勢手段は、制動操作レバーを揺動方向のいずれか一方に
付勢するための手段である。
【0010】この制動装置では、制動操作レバーを手で
付勢部材の付勢力に抗して押圧して揺動方向の他方に揺
動操作しその状態を維持することにより制動手段を所定
の制動力に調整できる。そして制動操作レバーから手を
離すと、制動操作レバーが付勢手段により揺動方向の一
方に付勢され制動力が元の状態に戻る。ここで、付勢部
材により制動力が強くなる方向に制動操作レバーを付勢
すれば、制動操作レバーを押圧して揺動操作すると制動
力が弱くなり、逆に制動力が弱くなる方向に付勢すれ
ば、揺動操作すると制動力が強くなる。ここでは、付勢
部材を設けたので、たとえばキャスティング時に制動操
作レバーを他方向に押圧して制動状態を維持し、着水時
にはその手を離すだけで制動状態が解除される。このた
め、糸巻取や糸繰り出しの都度制動操作レバーを操作す
る必要がなくなり、制動操作が容易になる。しかも、付
勢部材により付勢されているので、付勢された揺動位置
を手で操作しやすいリールの後部の位置にすれば、さら
に操作を行いやすくなる。
【0011】発明2に係る両軸受リールの制動装置は、
発明1に記載の装置において、制動操作レバーは、回転
軸又は回転軸と平行な軸の軸回りに揺動自在にリール本
体に設けられ、制動手段は、制動操作レバーの軸回りの
揺動により回転軸の軸方向に移動して回転軸の一端側を
可変に押圧する押圧部材と、押圧された回転軸の他端側
を受ける受け部材とを有し、付勢手段は、押圧部材を介
して制動操作レバーを付勢する。この場合には、制動操
作レバーを付勢部材の付勢力に抗して押圧して回転軸又
は回転軸と平行な軸の軸回りに揺動させると、押圧部材
が回転軸の軸方向に移動して回転軸の一端を可変に押圧
する。そして回転軸の他端は受け部材により受けられて
いるため、回転軸は押圧部材と受け部材とで挟持され、
スプールが可変に制動される。また、制動操作レバーを
離すと、付勢手段により押圧部材を介して制動操作レバ
ーが元の位置に揺動し制動力が元の値に戻る。ここで
は、制動操作レバーにより押圧部材を軸方向に移動させ
る簡単な構成でスプールを制動できる。
【0012】発明3に係る両軸受リールの制動装置は、
発明2に記載の装置において、押圧部材は、制動操作レ
バーの揺動を軸方向の移動に変換するカム機構を有す
る。この場合には、制動操作レバーを揺動させるとカム
機構により押圧部材が軸方向に移動し、回転軸を押圧す
る。ここでは、カム機構により制動操作レバーの僅かな
揺動運動でも、軸方向の大きな直線運動に変換できる。
【0013】発明4に係る両軸受リールの制動装置は、
発明1から3のいずれかに記載の装置において、制動操
作レバーが所定の揺動位置にあるときの制動手段による
制動力を変更可能な制動力調整機構をさらに備えてい
る。この場合には、たとえば付勢手段により付勢された
位置での制動力又は付勢手段の付勢力に抗して所定の位
置まで揺動させたときの制動力を制動力調整機構により
変更することにより、制動操作レバーを操作していない
ときや制動操作レバーを所定の位置まで操作したときの
制動力を自由に変更できる。このため、制動操作レバー
の揺動位置にかかわらず所望の制動力を自由に設定でき
る。
【0014】発明5に係る両軸受リールの制動装置は、
発明1から4のいずれかに記載の装置において、両軸受
リールは、リール本体に装着されたハンドルと、ハンド
ルからスプールへの回転力を係脱するクラッチ機構と、
クラッチ機構を操作するためのクラッチ操作レバーとを
備え、制動操作レバーは、クラッチ操作レバーの近傍に
配置されている。この場合には、制動操作レバーは、ク
ラッチ操作レバーの近傍に配置されているので、クラッ
チ操作レバーを操作する手で制動操作レバーを操作する
ことができ、制動操作レバーをより操作しやすくなる。
【0015】発明6に係る両軸受リールの制動装置は、
発明5に記載の装置において、制動操作レバーは、クラ
ッチ操作レバーがクラッチ機構を離脱状態にする位置に
あるときクラッチ操作レバーに接触し、クラッチ操作レ
バーがさらに操作されたとき、付勢手段の付勢力に抗し
てクラッチ操作レバーに連動して揺動する。この場合に
は、クラッチ操作レバーの操作により制動操作レバーを
操作できるので、たとえば、キャスティング前にクラッ
チ操作レバーを操作してクラッチをオフ状態にした状態
でルアーの着水時にさらにクラッチ操作レバーを操作す
るだけで、制動状態を解除でき、ルアーを迅速に自由落
下させることができる。そして、クラッチ操作レバーを
離せば、制動操作レバーが付勢手段により付勢されてク
ラッチ操作部材をクラッチ機構を離脱状態にする位置ま
で戻すことができる。
【0016】発明7に係る両軸受リールの制動装置は、
発明1から6のいずれかに記載の装置において、付勢手
段は、制動手段の制動力が弱まる方向に制動操作レバー
を付勢する。この場合には、付勢手段の付勢力に抗して
制動操作レバーを揺動操作すると制動力が強くなり、制
動操作レバーから手を離すと制動力が弱くなる。ここで
は、制動操作レバーを操作しないと制動力が弱くなるの
で、通常時の制動力を弱い値に設定できる。このため、
糸巻取時などにハンドルの回転が重くなりにくい。
【0017】発明8に係る両軸受リールの制動装置は、
発明1から6のいずれかに記載の装置において、付勢手
段は、制動手段の制動力が強まる方向に制動操作レバー
を付勢する。この場合には、付勢手段の付勢力に抗して
制動操作レバーを揺動操作すると制動力が弱くなり、制
動操作レバーから手を離すと制動力が強くなる。ここで
は、制動操作レバーを操作しないと制動力が強くなるの
で、通常時の制動力を強い値に設定できる。このため、
制動操作レバーを操作するのを忘れてもキャスティング
時にスプールがバックラッシュしにくい。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を採
用した両軸受リールの平面図である。
【0019】図において、両軸受リールは、たとえばル
アーフィッシングに使用されるベイトリールであり、リ
ール本体1と、リール本体1の側方に配置されたスプー
ル回転用ハンドル2と、ハンドル2のリール本体1側に
配置されたドラグ調整用のスタードラグ3とを備えてい
る。
【0020】図2に示すように、リール本体1は、フレ
ーム5と、フレーム5の両側方に装着された第1カバー
6及び第2カバー7とを有している。フレーム5は、所
定の間隔をあけて互いに対向するように配置された1対
の側板8,9と、これらの側板8,9を連結する前連結
部10及び後連結部11とを有している。
【0021】1対のフレーム5内には、スプール15
と、スプール15に均一に糸を巻くためのレベルワイン
ド機構24と、サミングを行う場合の親指の当てとなる
サムレスト17とが配置されている。このサムレスト1
7は、クラッチ操作レバーと兼用されている。またフレ
ーム5と第2カバー7との間には、ハンドル2からの回
転力をスプール15及びレベルワインド機構24に伝え
るためのギア機構18と、クラッチの係脱を行うための
クラッチ係脱機構19と、サムレスト17の操作に応じ
てクラッチの係脱を制御するための係脱制御機構20
と、ドラグ機構21と、スプール15の回転時の制動力
を調整するためのキャスティングコントロール機構22
とが配置されている。また、フレーム5と第1カバー6
との間には、マグネットブレーキ機構23が配置されて
いる。
【0022】スプール15は両側部にフランジ部15a
を有しており、両フランジ部15aの間に糸巻胴部15
bを有している。スプール15はその中心を貫通するス
プール軸16に固定されている。スプール軸16は軸受
によってフレーム5に回転自在に支持されており、第2
カバー7側の端部は第2フレーム7を貫通して側方に突
出するように延びている。
【0023】レベルワインド機構24は、1対の側板
8,9間に固定されたガイド筒25と、ガイド筒25内
に回転自在に支持されたウォームシャフト26と、ライ
ンガイド27とを有している。ウォームシャフト26の
端部には、ギヤ機構18を構成するギア28が固定され
ている。また、ウォームシャフト26には螺旋状の溝2
6aが形成されており、ラインガイド27の一部がこの
螺旋状の溝26aに噛み合っている。このため、ギヤ機
構18を介してウォームシャフト26が回転させられる
ことにより、ラインガイド27はガイド筒25に沿って
往復動する。
【0024】サムレスト17は、1対の側板8,9間の
後部(図2下方)でスプール15の後方に配置されてい
る。サムレスト17の軸17aは、側板8,9にそれぞ
れ上下に形成された長孔(図示せず)に支持されてい
る。サムレスト17は、この長孔に沿って上下方向にス
ライドする。なお、サムレスト17の前側面は後連結部
11に当接しており、このため回転可能な角度が規制さ
れている。サムレスト17の後部下面には、後述する制
動操作レバー53に接触する接触部17bが形成されて
いる。接触部17bは、サムレスト17の後部下面に凹
んだ形状で形成されている。サムレスト17は、図3に
実線で示すクラッチオン位置CNと、クラッチオン位置
CNより下方の2点鎖線で示すクラッチオフ位置CF
と、クラッチオフ位置CFよりさらに下方の制動解除位
置BRとの間で上下に移動自在である。
【0025】ギア機構18は、図2に示すように、ハン
ドル軸30に固定されたマスターギア31と、マスター
ギア31に噛み合うピニオン32と、前述のウォームシ
ャフト26端部に固定されたギヤ28とを有している。
【0026】ピニオン32は、一端側外周部に形成され
た歯部32aと、他端側に形成された噛み合い部32b
と、歯部32aと噛み合い部32bとの間に形成された
小径部32cとを有している。噛み合い部32bの中心
部には係合溝が形成されており、スプール軸16に形成
された係合凸部16aと係合あるいは離脱が可能であ
る。このようなピニオン32の噛み合い部32bとスプ
ール軸16の係合凸部16aとによりクラッチ29が構
成されている。ここでは、ピニオン32が外方に移動し
てその噛み合い部32bの係合溝とスプール軸16の係
合凸部16aとが噛み合うと、クラッチ29がオンしハ
ンドル軸30からの回転力がスプール軸16に伝達さ
れ、離脱すると、クラッチ29がオフしハンドル軸30
からの回転力はスプール軸16に伝達されない。
【0027】クラッチ係脱機構19はクラッチヨーク4
0を有している。クラッチヨーク40は、スプール軸の
外周側に配置されており、2本のピン41によってスプ
ール軸の軸芯と平行に移動可能に支持されている。クラ
ッチヨーク40は、ピニオン32の小径部32cに係合
してピニオン32をスプール軸16の軸方向に進退させ
てクラッチ29をオンオフ(係脱)させる。なお、クラ
ッチヨーク40はピン41に巻回されたスプリング42
により常には内方(フレーム5側)に付勢されている。
【0028】係脱制御機構20は、クラッチヨーク40
をサムレスト17の動きにより制御するとともに、ハン
ドル軸30が回転すると自動的にクラッチ29がオンす
るように制御するものである。
【0029】ドラグ機構21は、マスターギア31に押
圧される摩擦プレート50と、スタードラグ3の回転操
作によって摩擦プレート50をマスターギア31に所定
の力で押圧するための押圧プレート51とを有してい
る。
【0030】キャスティングコントロール機構22は、
キャスティング時のバックラッシュを防止するために設
けられた制動機構である。キャスティングコントロール
機構22は、図2〜図4に示すように、スプール軸16
の両端を挟持することでスプール15を制動する制動部
52と、リール本体1の第2カバー7にスプール軸回り
に揺動自在に設けられ、揺動により制動部52の制動力
を調整するための制動操作レバー53と、制動操作レバ
ー53を付勢するための捩じりコイルばね54とを備え
ている。
【0031】制動部52は、制動操作レバー53のスプ
ール軸回りの揺動によりスプール軸方向に移動してスプ
ール軸16の一端側を可変に押圧する押圧部材55と、
押圧されたスプール軸16の他端側を受ける受けプレー
ト56とを有している。
【0032】押圧部材55は、有底筒状の部材であり、
押圧部材55の底部内壁に押圧プレート57が埋め込ま
れている。押圧部材55は、内周面の開口端部に内方に
突出する螺旋条のカム突起55aを有している。一方、
第2カバー7のスプール軸16貫通部分には外方に突出
するボス部7aが形成されている。このボス部7aの中
心から突出するスプール軸16を覆うように押圧部材5
5はボス部7aの外周に配置され、ボス部7aに回動自
在に支持されている。ボス部7aの外周面には螺旋状の
カム溝7bが形成されており、このカム溝7bに押圧部
材55の内周面に形成されたカム突起55aが係合して
いる。これらのカム突起55a及びカム溝7bにより制
動操作レバー53の揺動をスプール軸方向の移動に変換
するカム機構58が構成される。このカム機構58によ
り制動操作レバー53を揺動操作すると押圧部材55は
回動しつつスプール軸方向に往復移動する。受けプレー
ト56は、図2に示すように、ブレーキケース65内に
装着されている。
【0033】制動操作レバー53は、押圧部材55の外
周面に押圧部材55と一体で形成されており、その先端
は、図3に示すように、第2カバー7の外周面に沿って
リール本体1の後部までスプール軸16の径方向に沿っ
て延び、さらに湾曲してサムレスト17の下方まで延び
ている。このサムレスト17の下方の延びた先端部53
aがサムレスト17の接触部17bに接触してサムレス
ト17の下方への押圧操作により制動操作レバー53が
サムレスト17に連動し揺動する。制動操作レバー53
は、図3に実線で示す制動位置BRNと2点鎖線で示す
制動解除位置BRFとの間で揺動可能である。制動位置
BRNから制動解除位置BRFへの揺動は、前述したよ
うにサムレスト17のクラッチオフ位置CFから制動解
除位置BRへの押圧操作により行われる。また、制動解
除位置BRFから制動位置BRNへの揺動は、捩じりコ
イルばね54の付勢力により行われる。この捩じりコイ
ルばね54が制動操作レバー53を付勢すると、サムレ
スト17も制動操作レバー53に押圧されてクラッチオ
フ位置CFまで戻る。
【0034】捩じりコイルばね54は、一端が押圧部材
55に係止され他端が第2カバー7のボス部7aの先端
面に係止されている。捩じりコイルばね54は、押圧部
材55を図3時計回りに付勢する。これにより押圧部材
55と一体形成された制動操作レバー53も制動力を強
くする方向(制動位置BRN側)に付勢される。このよ
うな捩じりコイルばね54を設けることにより、通常
は、制動位置BRN側に制動操作レバー53が配置さ
れ、サムレスト17の押圧操作により制動解除位置BR
F側に揺動する。
【0035】マグネットブレーキ機構23は、キャステ
ィングコントロール機構22とともにキャスティング時
のバックラッシュを防止するために設けられた制動装置
である。マグネットブレーキ機構23は、ブレーキケー
ス65と、ブレーキケース65内に設けられたマグネッ
トホルダー66と、マグネットホルダー66に対向する
アルミ板等の導体部材67と、制動力調整用のキャップ
68とを有している。ブレーキケース65は一方の側板
8に固定され、導体部材67はスプール軸16に固定さ
れている。そしてマグネットホルダー66はブレーキケ
ース65内に配置されており、導体部材67と対向する
面に複数のマグネット69を有している。マグネットホ
ルダー66の背面側(外方側)にはキャップ68側に突
出する2本のピン70(図では1本のみを示している)
が固定されている。一方、キャップ68の内周面には斜
板カム部が形成されており、この斜板カム部にピン70
が当接している。このような構成では、キャップ68を
回転させることにより、ピン70を介してマグネット6
9と導電部材67との間の間隙を調整し、制動力を調整
することが可能である。
【0036】次に動作について説明する。
【0037】通常の状態では、サムレスト17は、クラ
ッチオン位置CNに配置されクラッチ29は係合(オ
ン)状態となっている。このため、ハンドル2からの回
転力は、ハンドル軸30、マスターギア31及びピニオ
ン32を介してスプール軸16及びスプール15に伝達
される。このとき、キャスティングコントロール機構2
2の制動操作レバー53は、サムレスト17の下方の制
動位置BRNに位置している。このため、スプール軸1
6が2つのプレート57,56に両端強く挟まれてスプ
ール15が制動される。
【0038】キャスティングを行う場合には、サムレス
ト17をたとえば左手の親指で下方に押してクラッチオ
フ位置CFに配置する。この状態では、ピニオン32の
噛み合い部32bとスプール軸16の係合突起16aと
の噛み合いが外れ、クラッチ29は離脱(オフ)状態と
なる。したがって、ハンドル軸30からの回転はスプー
ル軸16及びスプール15に伝達されず、スプール15
は釣り糸の先端に装着されたルアーの重さで自由に回転
する。このとき、サムレスト17の接触部17bは、制
動操作レバー53の先端部53aに接触している。また
このとき、キャスティングコントロール機構22及びマ
グネットブレーキ機構23によりスプール15に制動力
が作用しバックラッシュを防止できる。
【0039】キャスティングを行ってルアーが着水する
と、サムレスト17を左手の親指で制動解除位置BRま
で押圧操作する。すると、制動操作レバー53がサムレ
スト17により押圧されて制動位置BRNから制動解除
位置BRFまで揺動する。この結果、カム機構58によ
り押圧部材55がスプール軸方向外方に回動しながら移
動し、キャスティングコントロール機構22による制動
力が解除される。このため、スプール15にはマグネッ
トブレーキ機構23による制動しか作用せず着水したル
アーが着水点の略下方に自由落下しやすくなり、ルアー
をねらったポイントに沈めやすい。そして、所定のタイ
ミング(たとえはルアーが底に到達したタイミング)で
親指を離すと、制動操作レバー53が捩じりコイルばね
54の付勢力により制動位置BRNまでもどる。さらに
ハンドル2を回すと、図示しないリターン機構によりサ
ムレスト17がクラッチオフ位置CFまで戻りクラッチ
29が係合状態に戻る。
【0040】ここでは,キャスティングコントロール機
構22に制動操作レバー53を設けるとともに、それを
捩じりコイルばね54により一方向に付勢しているの
で、たとえばキャスティング時に制動操作レバー53を
他方向に押圧してその状態を維持し、着水時にはその手
を離すだけでよくなり、糸巻取や糸繰り出しの都度制動
操作レバー53を操作する必要がなくなり、制動操作が
容易になる。しかも、捩じりコイルばね54により付勢
されかつ付勢された位置を手で操作しやすいリールの後
部のサムレスト17の下方に位置にさせているので、さ
らに制動操作を行いやすくなる。
【0041】〔他の実施形態〕 (a) 図5に示すように、制動部52による制動力を
変更可能な制動力調整機構60をさらに備えてもよい。
制動力調整機構60は、押圧部材55の底部に螺合する
キャップ61と、キャップ61を回り止めするためのロ
ックナット62とを有している。キャップ61は、外周
に雄ねじが形成されたねじ部61aと、ねじ部61aの
基端部に形成された大径のつまみ部61bとを有してい
る。ねじ部61aの先端面に押圧プレート57がはめ込
まれている。押圧部材55の底部には、ねじ部61aに
螺合する雌ねじ部55bが形成されている。ロックナッ
ト62は、ねじ部61aに螺合するナットである。この
キャップ61を回動させることにより、制動操作レバー
53の所定の揺動位置での制動力を調整できる。
【0042】このような制動力調整機構60を設けれ
ば、制動解除位置BRFで確実に制動解除状態にし、制
動位置BRNで制動状態が得られる。また、制動位置B
RNや制動解除位置BRFでの制動力を調整できる。
【0043】なお、制動力調整機構60の構成は上記構
成に限定されず、たとえば、周方向に傾斜したカム面を
押圧部材55の底部の内周面とキャップ61の外周面と
に対向して設けてもよい。このとき、傾斜角が異なる複
数のカム面を押圧部材55の底部の内周面とキャップの
外周面とに周方向に間隔を隔てて複数組形成し、いずれ
かの組のカム面を選択して調整するようにしてもよい。
このように構成すれば、制動位置での制動力をさらに細
かく調整できる。
【0044】(b) 図6に示すように、制動操作レバ
ー53の先端部53aをサムレスト17に完全に係止さ
せてもよい。この実施形態では、サムレスト17をクラ
ッチオン位置CNからクラッチオフ位置CFへ押圧操作
すると、制動操作レバー53は、図6反時計回りに揺動
し、図6に実線で示す制動解除位置BRFから2点鎖線
で示す制動位置BRNに揺動する。そしてサムレスト1
7から手を離すと、捩じりコイルばね54の付勢力によ
り制動操作レバー53は図6時計回りに揺動し、サムレ
スト17は、制動操作レバー53により押圧されクラッ
チオフ位置CFからクラッチオン位置CNに戻る。
【0045】この実施形態では、キャスティング時に
は、サムレスト17を押したままにしてクラッチ29を
オフしかつキャスティングコントロール機構22を制動
状態にする。そして、ルアーが着水するとサムレスト1
7から手を離してクラッチ29をオンしかつキャスティ
ングコントロール機構22を制動解除状態にする。これ
によりルアーをねらったポイントにキャストできる。こ
のように、この実施形態では、捩じりコイルばね54に
より付勢されると、制動操作レバー53は、制動位置で
はなく制動解除位置に戻る。また、ハンドルの回転に連
動してクラッチ29をオンするリターン機構が不要にな
る。
【0046】(c) 図7に示すように、押圧部材55
と制動操作レバー53とをリンク63により連結しても
よい。制動操作レバー53は、スプール軸16と平行な
軸回りに揺動自在に第2カバー7の後部に装着されてい
る。制動操作レバー53の先端は、サムレスト17には
係止されておらず、サムレスト17と制動操作レバー5
3とは別々に操作できる。
【0047】押圧部材55は、径方向に延びるレバー部
55cを有しており、レバー部55cの先端にリンク6
3の一端が回動自在に連結されている。リンク63の他
端は、制動操作レバー53の途中に回動自在に連結され
ている。
【0048】このような構成では、制動操作レバー53
の長さを短くすることができるので、制動操作レバー5
3の操作量に対して押圧部材の回動量を多くすることが
でき軸方向の移動量も多くなる。このため、制動力の調
整範囲が広くなる。
【0049】(d) 押圧部材を軸方向へ移動させる機
構はカム溝とカム突起に限定されず、斜面カム機構等の
揺動により軸方向に進退する機構であればどのような機
構でもよい。
【0050】(e) 前記実施形態では、制動状態と制
動解除状態との間で制動操作レバーを揺動させたが、揺
動端のどちらとも制動状態であってもよい。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、制動操作レバーを付勢
する付勢部材を設けたので、たとえばキャスティング時
に制動操作レバーを他方向に押圧して制動状態を維持
し、着水時にはその手を離すだけで制動状態が解除され
る。このため、糸巻取や糸繰り出しの都度制動操作レバ
ーを操作する必要がなくなり、制動操作が容易になる。
しかも、付勢部材により付勢されているので、付勢され
た揺動位置を手で操作しやすいリールの後部の位置にす
れば、さらに操作を行いやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が採用された両軸受リール
の平面図。
【図2】その断面平面図。
【図3】その右側面図。
【図4】キャスティングコントロール機構の要部の片側
断面図。
【図5】他の実施形態の図4に相当する図。
【図6】さらに他の実施形態の図3に相当する図。
【図7】さらに他の実施形態の図3に相当する図。
【符号の説明】
1 リール本体 2 ハンドル 15 スプール 17 サムレスト 22 キャスティングコントロール機構 52 制動部 53 制動操作レバー 54 捩じりコイルばね 55 押圧部材 56 受けプレート 60 制動力調整機構

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両軸受リールのリール本体に回転自在に支
    持されたスプールを制動するための両軸受リールの制動
    装置であって、 前記スプールの回転軸の両端を挟持することで前記スプ
    ールを制動する制動手段と、 前記リール本体の一側に揺動自在に設けられ、揺動によ
    り前記制動手段の制動力を調整するための制動操作レバ
    ーと、 前記制動操作レバーを揺動方向のいずれか一方に付勢す
    るための付勢手段と、を備えた両軸受リールの制動装
    置。
  2. 【請求項2】前記制動操作レバーは、前記回転軸又は前
    記回転軸と平行な軸の軸回りに揺動自在に前記リール本
    体に設けられ、 前記制動手段は、前記制動操作レバーの前記軸回りの揺
    動により前記回転軸の軸方向に移動して前記回転軸の一
    端側を可変に押圧する押圧部材と、押圧された前記回転
    軸の他端側を受ける受け部材とを有し、 前記付勢手段は、前記押圧部材を介して前記制動操作レ
    バーを付勢する、請求項1に記載の両軸受リールの制動
    装置。
  3. 【請求項3】前記押圧部材は、前記制動操作レバーの揺
    動を前記軸方向の移動に変換するカム機構を有する、請
    求項2に記載の両軸受リールの制動装置。
  4. 【請求項4】前記制動操作レバーが所定の揺動位置にあ
    るときの前記制動手段による制動力を変更可能な制動力
    調整機構をさらに備えている、請求項1から3のいずれ
    かに記載の両軸受リールの制動装置。
  5. 【請求項5】前記両軸受リールは、前記リール本体に装
    着されたハンドルと、前記ハンドルから前記スプールへ
    の回転力を係脱するクラッチ機構と、前記クラッチ機構
    を操作するためのクラッチ操作レバーとを備え、 前記制動操作レバーは、前記クラッチ操作レバーの近傍
    に配置されている、請求項1から4のいずれかに記載の
    両軸受リールの制動装置。
  6. 【請求項6】前記制動操作レバーは、前記クラッチ操作
    レバーが前記クラッチ機構を離脱状態にする位置にある
    とき前記クラッチ操作レバーに接触し、前記クラッチ操
    作レバーがさらに操作されたとき、前記付勢手段の付勢
    力に抗して前記クラッチ操作レバーに連動して揺動す
    る、請求項5に記載の両軸受リールの制動装置。
  7. 【請求項7】前記付勢手段は、前記制動手段の制動力が
    弱まる方向に前記制動操作レバーを付勢する、請求項1
    から6のいずれかに記載の両軸受リールの制動装置。
  8. 【請求項8】前記付勢手段は、前記制動手段の制動力が
    強まる方向に前記制動操作レバーを付勢する、請求項1
    から6のいずれかに記載の両軸受リールの制動装置。
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