JP3159625B2 - 魚釣用リールの制動装置 - Google Patents
魚釣用リールの制動装置Info
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- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 10
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/015—Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
- A01K89/0155—Antibacklash devices
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
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- A01K89/015—Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
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- A01K89/01557—Centrifugal
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、魚釣用リールの制動
装置に関し、詳細には、遠心力を利用してスプールの過
回転を防止する制動装置に関する。
装置に関し、詳細には、遠心力を利用してスプールの過
回転を防止する制動装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】リール本体の側板間に回転
自在に支持されたスプールの釣糸放出時に生じる過回転
を防止する手段として、遠心力を利用してスプールを制
動する制動装置が従来から知られている。この制動装置
は、スプールの回転速度が釣糸放出速度より速くなるこ
とによって生じる釣糸のバックラッシュ現象を防止する
ためのものであり、例えば、実開平5−73号に開示さ
れている制動装置が知られている。
自在に支持されたスプールの釣糸放出時に生じる過回転
を防止する手段として、遠心力を利用してスプールを制
動する制動装置が従来から知られている。この制動装置
は、スプールの回転速度が釣糸放出速度より速くなるこ
とによって生じる釣糸のバックラッシュ現象を防止する
ためのものであり、例えば、実開平5−73号に開示さ
れている制動装置が知られている。
【0003】この公報に開示された制動装置は、釣糸放
出時のスプール回転による遠心力を利用した制動可能状
態、又は遠心力による制動力が作用しない非制動状態と
なるようにブレーキカラーの動きを規制するように構成
されている。このような制動装置によれば、遠心力によ
ってスプールに作用する制動力のON/OFFを切換え
ることができるものの、その強弱の調節を行うことがで
きず、使用する仕掛けの重量、ポイントまでの飛距離、
風の状態、釣人の熟練度等を考慮した幅広い釣糸放出時
の対応ができない。
出時のスプール回転による遠心力を利用した制動可能状
態、又は遠心力による制動力が作用しない非制動状態と
なるようにブレーキカラーの動きを規制するように構成
されている。このような制動装置によれば、遠心力によ
ってスプールに作用する制動力のON/OFFを切換え
ることができるものの、その強弱の調節を行うことがで
きず、使用する仕掛けの重量、ポイントまでの飛距離、
風の状態、釣人の熟練度等を考慮した幅広い釣糸放出時
の対応ができない。
【0004】これに対して、実開平3−79665号公
報には、スプールと一体回転する支持杆にスライド可能
に遊嵌したブレーキシューを、リール本体の側板に外部
操作によって軸方向移動可能に設けた内周径が軸方向に
異なるブレーキドラムに摺接させる制動装置が開示され
ている。この制動装置によれば、ブレーキドラムの軸方
向の位置を変えることによって、スプールに作用する制
動力の強弱の調節を行うことができるため、上記したよ
うな問題を解決することができる。
報には、スプールと一体回転する支持杆にスライド可能
に遊嵌したブレーキシューを、リール本体の側板に外部
操作によって軸方向移動可能に設けた内周径が軸方向に
異なるブレーキドラムに摺接させる制動装置が開示され
ている。この制動装置によれば、ブレーキドラムの軸方
向の位置を変えることによって、スプールに作用する制
動力の強弱の調節を行うことができるため、上記したよ
うな問題を解決することができる。
【0005】しかしながら、ブレーキドラムを軸方向に
移動させる構成のため、リール本体の軸方向での長さが
大きくなり、リール本体が大型化して魚釣り操作性が悪
くなる。また、ブレーキドラムの径を、ブレーキドラム
を軸方向に移動させることによって変化させる構成のた
め、切換え後のブレーキドラム内周に対するブレーキシ
ューの摺接位置が安定せず、所望の制動特性が得られな
い。これは、軸方向に移動するブレーキドラムの内周を
テーパ状に形成し、このテーパ状の面にブレーキシュー
を摺接させる構成からも明らかなように、ブレーキシュ
ーが回転した際に摺接状態が非常に不安定になりやす
い。
移動させる構成のため、リール本体の軸方向での長さが
大きくなり、リール本体が大型化して魚釣り操作性が悪
くなる。また、ブレーキドラムの径を、ブレーキドラム
を軸方向に移動させることによって変化させる構成のた
め、切換え後のブレーキドラム内周に対するブレーキシ
ューの摺接位置が安定せず、所望の制動特性が得られな
い。これは、軸方向に移動するブレーキドラムの内周を
テーパ状に形成し、このテーパ状の面にブレーキシュー
を摺接させる構成からも明らかなように、ブレーキシュ
ーが回転した際に摺接状態が非常に不安定になりやす
い。
【0006】この発明は、リール本体が大型化すること
なく、スプールの制動力を安定した状態で調節すること
が可能な魚釣用リールの制動装置を提供することを目的
とする。
なく、スプールの制動力を安定した状態で調節すること
が可能な魚釣用リールの制動装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の魚釣用リールの制動装置は、リール本体の
側板間に回転自在に支持したスプールと共に回転する支
持杆にブレーキシューをスライド可能に嵌装し、このブ
レーキシューをその遠心力によってリール本体に設けた
制動筒の内周面に摺接させて前記スプールに制動をかけ
るように構成されており、前記支持杆は、前記スプール
のスプール軸と共に回転する支持部材に角度が変更可能
となるように回動可能に支持されていることを特徴とす
る。
に、本発明の魚釣用リールの制動装置は、リール本体の
側板間に回転自在に支持したスプールと共に回転する支
持杆にブレーキシューをスライド可能に嵌装し、このブ
レーキシューをその遠心力によってリール本体に設けた
制動筒の内周面に摺接させて前記スプールに制動をかけ
るように構成されており、前記支持杆は、前記スプール
のスプール軸と共に回転する支持部材に角度が変更可能
となるように回動可能に支持されていることを特徴とす
る。
【0008】又、本発明の魚釣用リールの制動装置は、
リール本体に設けられた制動筒と、前記リール本体の側
板間に回転自在に支持したスプールと共に回転する支持
部材と、先端部の制動面が形成され、この制動面が前記
スプールの回転によって前記制動筒の内周面に摺接する
ように前記支持部材にスライド可能でかつ前記支持部材
に角度が変更可能となるように回動可能に支持された制
動杆とを備えており、この制動杆の長手方向に沿ってウ
ェイト部材を変位可能に装着したことを特徴としてい
る。
リール本体に設けられた制動筒と、前記リール本体の側
板間に回転自在に支持したスプールと共に回転する支持
部材と、先端部の制動面が形成され、この制動面が前記
スプールの回転によって前記制動筒の内周面に摺接する
ように前記支持部材にスライド可能でかつ前記支持部材
に角度が変更可能となるように回動可能に支持された制
動杆とを備えており、この制動杆の長手方向に沿ってウ
ェイト部材を変位可能に装着したことを特徴としてい
る。
【0009】
【作用】請求項1に記載された発明では、ブレーキシュ
ーをスライド可能に嵌装した支持杆は、スプールと共に
回転する支持部材に、角度が変更可能となるように回動
可能に支持されている。この場合、支持杆をスプール軸
を中心とした半径方向に一致するように支持した場合、
最も強い制動力が得られる。そして、この位置から支持
杆を回動させて支持部材に支持することにより、スプー
ルに作用する制動力は弱められる。
ーをスライド可能に嵌装した支持杆は、スプールと共に
回転する支持部材に、角度が変更可能となるように回動
可能に支持されている。この場合、支持杆をスプール軸
を中心とした半径方向に一致するように支持した場合、
最も強い制動力が得られる。そして、この位置から支持
杆を回動させて支持部材に支持することにより、スプー
ルに作用する制動力は弱められる。
【0010】また、請求項3に記載された発明では、制
動筒の内周面に摺接する制動面が先端部に形成された制
動杆は、スプールと共に回転する支持部材に、スライド
可能に支持されており、この制動杆には、長手方向に沿
って変位可能に装着されるウェイト部材が保持されるよ
うになっている。ウェイト部材の保持位置をスプール軸
の中心から遠ざける程、制動杆に作用する遠心力が大き
くなり、スプールに作用する制動力は強められる。
動筒の内周面に摺接する制動面が先端部に形成された制
動杆は、スプールと共に回転する支持部材に、スライド
可能に支持されており、この制動杆には、長手方向に沿
って変位可能に装着されるウェイト部材が保持されるよ
うになっている。ウェイト部材の保持位置をスプール軸
の中心から遠ざける程、制動杆に作用する遠心力が大き
くなり、スプールに作用する制動力は強められる。
【0011】上記したように、支持杆を回動させること
により、あるいは制動杆に配されるウェイト部材の位置
を変えることにより、スプールに作用する制動力の調節
が行われる。
により、あるいは制動杆に配されるウェイト部材の位置
を変えることにより、スプールに作用する制動力の調節
が行われる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を、添付図面
に沿って説明する。図1は、本発明に係る制動装置を具
備した一般的な両軸受けリールの構成を示す図、図2
は、図1のA−A線に沿った断面図、そして、図3は、
図1に示した制動装置の部分を拡大して示す図である。
以下、これらの図を参照して、本発明の第1の実施例を
説明する。
に沿って説明する。図1は、本発明に係る制動装置を具
備した一般的な両軸受けリールの構成を示す図、図2
は、図1のA−A線に沿った断面図、そして、図3は、
図1に示した制動装置の部分を拡大して示す図である。
以下、これらの図を参照して、本発明の第1の実施例を
説明する。
【0013】リール本体1の両側板1a,1b間には、
スプール3を具備したスプール軸3aが軸受けを介して
回転可能に支持されている。スプール軸3aの右側板1
b側の端部には、ハンドル軸7aに取り付けられた駆動
ギヤ9に噛合するピニオン5が取り付けられており、ス
プール3は、ハンドル軸7aに取り付けられたハンドル
7を回転操作することによって回転駆動される。また、
リール本体1の両側板1a,1b間のスプール3の前方
には、導糸部10aを具備したレベルワインド装置10
が支持されており、駆動ギヤ9に噛合するギヤ11を介
して導糸部10aは両側板1a,1bの間を往復駆動さ
れる。これにより、スプール3には、導糸部10aを介
して、釣糸が均等に巻回される。
スプール3を具備したスプール軸3aが軸受けを介して
回転可能に支持されている。スプール軸3aの右側板1
b側の端部には、ハンドル軸7aに取り付けられた駆動
ギヤ9に噛合するピニオン5が取り付けられており、ス
プール3は、ハンドル軸7aに取り付けられたハンドル
7を回転操作することによって回転駆動される。また、
リール本体1の両側板1a,1b間のスプール3の前方
には、導糸部10aを具備したレベルワインド装置10
が支持されており、駆動ギヤ9に噛合するギヤ11を介
して導糸部10aは両側板1a,1bの間を往復駆動さ
れる。これにより、スプール3には、導糸部10aを介
して、釣糸が均等に巻回される。
【0014】スプール軸3aの左側板1a側の端部に
は、制動装置12が設けられている。この制動装置12
は、側板1a内に例えばビス等によって固定され、スプ
ール側に向けて開口した制動筒15と、スプール軸3a
と一体回転するように回り止め嵌合された支持部材17
とを有している。この支持部材17には、スプール軸3
aと直交する平坦部17aが形成されており、この平坦
部17aのスプール軸3aを中心として対称となる位置
に支持杆19が支持されている。支持杆19にはブレー
キシュー20がスライド可能に嵌装されており、その先
端面20aは、前記制動筒15の内周面15aに摺接可
能となっている。
は、制動装置12が設けられている。この制動装置12
は、側板1a内に例えばビス等によって固定され、スプ
ール側に向けて開口した制動筒15と、スプール軸3a
と一体回転するように回り止め嵌合された支持部材17
とを有している。この支持部材17には、スプール軸3
aと直交する平坦部17aが形成されており、この平坦
部17aのスプール軸3aを中心として対称となる位置
に支持杆19が支持されている。支持杆19にはブレー
キシュー20がスライド可能に嵌装されており、その先
端面20aは、前記制動筒15の内周面15aに摺接可
能となっている。
【0015】支持杆19は、回動手段によって平坦部1
7aに角度が変更可能となるように回動可能に支持され
ている。この回動手段は、例えば、図3に示すように構
成することができる。すなわち、支持杆19の基端部1
9aの裏面および平坦部17aの表面部に、調節される
角度に応じて位置決め凹凸係合部をそれぞれ形成してお
き、基端部19aを、平坦部17aの裏面側から付勢バ
ネ19bが設けられたピン19cによって、付勢バネ1
9bの付勢力に抗して押圧可能に構成する。この構成に
より、ピン19cを付勢バネ19bの付勢力に抗して点
線で示すように押圧し、回動させれば、支持杆19を所
望の回動位置に変更することができる。位置が変更され
た支持杆19は、付勢バネ19bの付勢力によってその
位置が固定される。
7aに角度が変更可能となるように回動可能に支持され
ている。この回動手段は、例えば、図3に示すように構
成することができる。すなわち、支持杆19の基端部1
9aの裏面および平坦部17aの表面部に、調節される
角度に応じて位置決め凹凸係合部をそれぞれ形成してお
き、基端部19aを、平坦部17aの裏面側から付勢バ
ネ19bが設けられたピン19cによって、付勢バネ1
9bの付勢力に抗して押圧可能に構成する。この構成に
より、ピン19cを付勢バネ19bの付勢力に抗して点
線で示すように押圧し、回動させれば、支持杆19を所
望の回動位置に変更することができる。位置が変更され
た支持杆19は、付勢バネ19bの付勢力によってその
位置が固定される。
【0016】ここで、図4を参照して、支持杆19の位
置と内周面15aに作用するブレーキシュー20の遠心
力との関係を説明する。支持杆19が、図の実線で示す
位置にある場合において、支持部材17がスプール軸3
aと共に所定の速度で回転したときの内周面15aに作
用するブレーキシュー20の遠心力をFとする。そし
て、支持杆19を前記回動手段によって所定角度α回動
させ、支持部材17を同一の速度で回転させたときの内
周面15aに作用するブレーキシュー20の遠心力をF
1とすると、F1=Fcosαの関係が成立する。この
式から明らかなように、スプール3に作用する制動力
は、αの角度を大きくすれば、次第に弱くなる。従っ
て、角度αの位置を変更することによって、スプール3
に作用する制動力を調節することができる。
置と内周面15aに作用するブレーキシュー20の遠心
力との関係を説明する。支持杆19が、図の実線で示す
位置にある場合において、支持部材17がスプール軸3
aと共に所定の速度で回転したときの内周面15aに作
用するブレーキシュー20の遠心力をFとする。そし
て、支持杆19を前記回動手段によって所定角度α回動
させ、支持部材17を同一の速度で回転させたときの内
周面15aに作用するブレーキシュー20の遠心力をF
1とすると、F1=Fcosαの関係が成立する。この
式から明らかなように、スプール3に作用する制動力
は、αの角度を大きくすれば、次第に弱くなる。従っ
て、角度αの位置を変更することによって、スプール3
に作用する制動力を調節することができる。
【0017】この支持杆19の位置は、前記した凹凸係
合部の位置を適宜設定することによって、多数箇所設定
されるように構成することができる。また、ブレーキシ
ュー20の先端面20aは、異なる角度で内周面15a
に摺接するため、その形状を円弧状に形成して、すべて
の回動位置で安定して摺接するように構成することが好
ましい。図の構成においては、支持杆19は、スプール
軸3aを中心として対称位置に一対設けられているが、
3つ以上設けても差支えない。この場合、支持部材17
の形状、支持杆19の位置等は、スプール軸3aの回転
方向を考慮して、バランス良くスプール3に制動力が付
与されるように、適宜変更される。なお、この実施例で
は、支持部材17は、時計方向に回転し、支持杆19は
同一方向に回動されるように構成されている。
合部の位置を適宜設定することによって、多数箇所設定
されるように構成することができる。また、ブレーキシ
ュー20の先端面20aは、異なる角度で内周面15a
に摺接するため、その形状を円弧状に形成して、すべて
の回動位置で安定して摺接するように構成することが好
ましい。図の構成においては、支持杆19は、スプール
軸3aを中心として対称位置に一対設けられているが、
3つ以上設けても差支えない。この場合、支持部材17
の形状、支持杆19の位置等は、スプール軸3aの回転
方向を考慮して、バランス良くスプール3に制動力が付
与されるように、適宜変更される。なお、この実施例で
は、支持部材17は、時計方向に回転し、支持杆19は
同一方向に回動されるように構成されている。
【0018】また、支持部材17には、支持杆19を所
定の角度に変更した場合において、スプール3が回転さ
れた際、支持杆19に嵌装されたブレーキシュー20が
制動筒15の内周面15aに摺接しないように阻止する
阻止部17bを形成しておくことが好ましい。この実施
例では、阻止部17bは、ブレーキシュー20の先端面
20aが摺接するように、平坦部17aに突設するよう
に形成されており、支持杆19を図4の実線で示す位置
から90°回動して保持したときに、ブレーキシュー2
0の先端面20aが支持部材17の回転によって阻止部
17bに摺接するようになっている。この結果、スプー
ル3に対して、制動力が付与されない状態とすることも
可能となる。
定の角度に変更した場合において、スプール3が回転さ
れた際、支持杆19に嵌装されたブレーキシュー20が
制動筒15の内周面15aに摺接しないように阻止する
阻止部17bを形成しておくことが好ましい。この実施
例では、阻止部17bは、ブレーキシュー20の先端面
20aが摺接するように、平坦部17aに突設するよう
に形成されており、支持杆19を図4の実線で示す位置
から90°回動して保持したときに、ブレーキシュー2
0の先端面20aが支持部材17の回転によって阻止部
17bに摺接するようになっている。この結果、スプー
ル3に対して、制動力が付与されない状態とすることも
可能となる。
【0019】ブレーキシュー20の回動位置を変えてス
プール3に対する制動力を調節する操作方法としては、
例えば、側板1a全体を取り外して行うことが可能であ
る。この構成にすることにより、制動力を調整するため
の部材が外部に露出することはないので、側板1aの表
面を面一に構成することができ、握持保持性が一段と向
上する。また、制動力を調整するための部材に、魚のヌ
メリ、砂、ごみ等の異物が付着するようなことはない。
プール3に対する制動力を調節する操作方法としては、
例えば、側板1a全体を取り外して行うことが可能であ
る。この構成にすることにより、制動力を調整するため
の部材が外部に露出することはないので、側板1aの表
面を面一に構成することができ、握持保持性が一段と向
上する。また、制動力を調整するための部材に、魚のヌ
メリ、砂、ごみ等の異物が付着するようなことはない。
【0020】図5および図6は、支持部材17の平坦部
17aに回動可能に支持された支持杆19の回動手段の
別の変形例を示す図である。平坦部17aの表面部およ
び支持杆19の基端部19aの裏面には、調節される角
度に応じて位置決め凹凸係合部がそれぞれ形成されてい
る。基端部19aには、弾性変形可能な弾性係止部19
fが形成されており、平坦部17aを貫通して裏面側に
突出している。この構成により、弾性係止部19fを摘
んで基端部19aを矢印方向に押圧し、係合関係を外し
て回動させれば、支持杆19を所望の位置に変更するこ
とができる。位置が変更された支持杆19は、弾性係止
部19fの弾性力によって係合関係が維持され、その位
置が固定される。なお、回動手段は上記した構成に限定
されず、例えば、螺合関係によって無段階に回動して調
節するように構成することもできる。
17aに回動可能に支持された支持杆19の回動手段の
別の変形例を示す図である。平坦部17aの表面部およ
び支持杆19の基端部19aの裏面には、調節される角
度に応じて位置決め凹凸係合部がそれぞれ形成されてい
る。基端部19aには、弾性変形可能な弾性係止部19
fが形成されており、平坦部17aを貫通して裏面側に
突出している。この構成により、弾性係止部19fを摘
んで基端部19aを矢印方向に押圧し、係合関係を外し
て回動させれば、支持杆19を所望の位置に変更するこ
とができる。位置が変更された支持杆19は、弾性係止
部19fの弾性力によって係合関係が維持され、その位
置が固定される。なお、回動手段は上記した構成に限定
されず、例えば、螺合関係によって無段階に回動して調
節するように構成することもできる。
【0021】次に、図7乃至図9を参照して、本発明の
第2の実施例に付いて説明する。なお、以下の実施例で
は、制動装置の部分のみを示すと共に、前記実施例と同
一の構成部材に付いては同一の参照符号を付す。
第2の実施例に付いて説明する。なお、以下の実施例で
は、制動装置の部分のみを示すと共に、前記実施例と同
一の構成部材に付いては同一の参照符号を付す。
【0022】スプール軸3aには、これと一体回転する
ように回り止め嵌合された支持部材27が取り付けられ
ている。この支持部材27には、スプール軸3aを中心
として半径方向に延出する制動杆29が半径方向にスラ
イド可能に抜け止め支持されている。制動杆29の先端
部には、円弧状の制動面29aが形成されており、スプ
ール軸3aが回転した場合、その遠心力によって、図7
に示す状態から図8に示した状態となり、制動筒15の
内周面15aに摺接するようになっている。また、制動
杆29には、長手方向に沿って所定間隔をおいて係止部
29bが形成されており、これらのいずれかの位置に、
ウェイト部材30が係止されるようになっている。この
実施例では、ウェイト部材30は、弾性変形可能に構成
されており、その弾性変形を利用して、図9の実線ある
いは点線で示すように、いずれかの位置に固定される。
ように回り止め嵌合された支持部材27が取り付けられ
ている。この支持部材27には、スプール軸3aを中心
として半径方向に延出する制動杆29が半径方向にスラ
イド可能に抜け止め支持されている。制動杆29の先端
部には、円弧状の制動面29aが形成されており、スプ
ール軸3aが回転した場合、その遠心力によって、図7
に示す状態から図8に示した状態となり、制動筒15の
内周面15aに摺接するようになっている。また、制動
杆29には、長手方向に沿って所定間隔をおいて係止部
29bが形成されており、これらのいずれかの位置に、
ウェイト部材30が係止されるようになっている。この
実施例では、ウェイト部材30は、弾性変形可能に構成
されており、その弾性変形を利用して、図9の実線ある
いは点線で示すように、いずれかの位置に固定される。
【0023】前記したように、制動杆29はスプール軸
3aを中心として半径方向に延出しているので、ウェイ
ト部材30の位置を変えることにより、中心からの半径
方向の距離rが変化する。この場合、内周面15aに作
用する制動面29aの遠心力をFとすると、F=mrω
2 の関係が成立する(m;ウェイト部材30の重量、
ω;支持部材27の角速度)。ウェイト部材30の重さ
は一定であるため、rの距離が大きくなればなるほど、
内周面15aに作用する制動面29aの遠心力Fは大き
くなる。従って、ウェイト部材30の位置を変更するこ
とによって、スプール3に作用する制動力を調節するこ
とができる。
3aを中心として半径方向に延出しているので、ウェイ
ト部材30の位置を変えることにより、中心からの半径
方向の距離rが変化する。この場合、内周面15aに作
用する制動面29aの遠心力をFとすると、F=mrω
2 の関係が成立する(m;ウェイト部材30の重量、
ω;支持部材27の角速度)。ウェイト部材30の重さ
は一定であるため、rの距離が大きくなればなるほど、
内周面15aに作用する制動面29aの遠心力Fは大き
くなる。従って、ウェイト部材30の位置を変更するこ
とによって、スプール3に作用する制動力を調節するこ
とができる。
【0024】制動杆29に対するウェイト部材30の位
置変更は、例えば図10に示すような構成によって行っ
ても良い。この変形例では、制動杆29にネジ部29c
が形成されており、ナット状のウェイト部材30aを螺
合させている。この変形例によれば、ウェイト部材30
aの位置は、無段階に変更することができ、スプール3
に作用する制動力を、微妙に調節することが可能とな
る。また、この図に示すように、複数の制動杆29の支
持部材27に対する対称性が維持されれば、制動杆の支
持位置は、スプール軸3aを中心とした半径方向に限ら
れず、種々変形することが可能である。
置変更は、例えば図10に示すような構成によって行っ
ても良い。この変形例では、制動杆29にネジ部29c
が形成されており、ナット状のウェイト部材30aを螺
合させている。この変形例によれば、ウェイト部材30
aの位置は、無段階に変更することができ、スプール3
に作用する制動力を、微妙に調節することが可能とな
る。また、この図に示すように、複数の制動杆29の支
持部材27に対する対称性が維持されれば、制動杆の支
持位置は、スプール軸3aを中心とした半径方向に限ら
れず、種々変形することが可能である。
【0025】図11は、上記した実施例の構成を適宜組
み合わせた実施例を示している。スプール軸3aには、
これと一体回転するように回り止め嵌合された支持部材
37が取り付けられている。支持部材37の平坦部37
aには、スプール軸3aを中心として対称となる位置
に、本実施例では一対の制動杆39が支持されている。
制動杆39は、図3あるいは図5に示されたような回動
手段によって、平坦部37aに角度が変更可能となるよ
うに回動可能に支持されている。また、制動杆39の先
端部には、円弧状の制動面39aが形成されており、ス
プール軸3aが回転した場合、制動杆39の回動角度に
よって、制動筒15の内周面15aに摺接可能となって
いる。さらに、制動杆39には、ネジ部39cが形成さ
れており、ここにはナット状のウェイト部材30aが無
段階に位置変更できるように螺合している。
み合わせた実施例を示している。スプール軸3aには、
これと一体回転するように回り止め嵌合された支持部材
37が取り付けられている。支持部材37の平坦部37
aには、スプール軸3aを中心として対称となる位置
に、本実施例では一対の制動杆39が支持されている。
制動杆39は、図3あるいは図5に示されたような回動
手段によって、平坦部37aに角度が変更可能となるよ
うに回動可能に支持されている。また、制動杆39の先
端部には、円弧状の制動面39aが形成されており、ス
プール軸3aが回転した場合、制動杆39の回動角度に
よって、制動筒15の内周面15aに摺接可能となって
いる。さらに、制動杆39には、ネジ部39cが形成さ
れており、ここにはナット状のウェイト部材30aが無
段階に位置変更できるように螺合している。
【0026】従って、図11に示す構成によれば、スプ
ール3に作用する制動力は、ウェイト部材30aの位置
の変更、および制動杆39の回動位置の変更によって調
節することができ、微妙で、調節範囲が広い制動特性を
得ることができる。また、図に示すように、平坦部37
aに制動杆39の制動面39aが内周面15aに摺接し
ないように阻止する阻止部37bを形成しておくことが
好ましい。制動杆39を実線で示す位置から所定角度回
動して保持したときに、制動面39aが支持部材37の
回転によって阻止部37bに摺接するようになってお
り、スプール3に制動力が付与されない状態となる。
ール3に作用する制動力は、ウェイト部材30aの位置
の変更、および制動杆39の回動位置の変更によって調
節することができ、微妙で、調節範囲が広い制動特性を
得ることができる。また、図に示すように、平坦部37
aに制動杆39の制動面39aが内周面15aに摺接し
ないように阻止する阻止部37bを形成しておくことが
好ましい。制動杆39を実線で示す位置から所定角度回
動して保持したときに、制動面39aが支持部材37の
回転によって阻止部37bに摺接するようになってお
り、スプール3に制動力が付与されない状態となる。
【0027】なお、図11に示した構成は、上記した実
施例の構成を適宜み合わせただけであり、その他にも、
例えば、制動杆39に制動面39aを形成することな
く、ブレーキシューを嵌装させたり、制動杆39を回動
可能で、かつ軸方向にスライド可能となるように構成し
ても良い。あるいは、制動杆を支持部材に多数配置して
も良い。
施例の構成を適宜み合わせただけであり、その他にも、
例えば、制動杆39に制動面39aを形成することな
く、ブレーキシューを嵌装させたり、制動杆39を回動
可能で、かつ軸方向にスライド可能となるように構成し
ても良い。あるいは、制動杆を支持部材に多数配置して
も良い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
遠心力を利用した制動装置において、スプールに作用す
る制動力の強弱の安定した状態で調節することが可能と
なり、釣糸放出特性が安定する。また、制動装置は、ス
プールの軸方向に移動するような部材がないため、リー
ル本体が大型化するようなことはなく、魚釣り操作時に
おける握持性が良好となる。
遠心力を利用した制動装置において、スプールに作用す
る制動力の強弱の安定した状態で調節することが可能と
なり、釣糸放出特性が安定する。また、制動装置は、ス
プールの軸方向に移動するような部材がないため、リー
ル本体が大型化するようなことはなく、魚釣り操作時に
おける握持性が良好となる。
【図1】本発明に係る制動装置を具備した一般的な両軸
受けリールの構成を示す図。
受けリールの構成を示す図。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図。
【図3】図1に示した制動装置の部分を拡大して示す
図。
図。
【図4】支持杆の位置と円筒筒の内周面に作用するブレ
ーキシューの遠心力との関係を説明するための図。
ーキシューの遠心力との関係を説明するための図。
【図5】支持部材の平坦部に回動可能に支持された支持
杆の回動手段の一変形例を示す図。
杆の回動手段の一変形例を示す図。
【図6】図5のB−B線に沿った断面図。
【図7】本発明の第2の実施例を示す図であり、制動杆
が、制動筒の内周面から離れた状態を示す図。
が、制動筒の内周面から離れた状態を示す図。
【図8】図7に示す構成において、制動杆の制動面が制
動筒の内周面と摺接した状態を示す図。
動筒の内周面と摺接した状態を示す図。
【図9】図7に示す構成において、制動杆に配されるウ
ェイト部材の位置を変化させた状態を示す図。
ェイト部材の位置を変化させた状態を示す図。
【図10】図7に示した実施例の一変形例を示す図。
【図11】本発明の第3の実施例を示す図。
【符号の説明】 1…リール本体、1a,1b…側板、3…スプール、3
a…スプール軸、12…制動装置、15…制動筒、1
7,27,37…支持部材、17b,37b…阻止部、
19…支持杆、20…ブレーキシュー、29,39…制
動杆、30,30a…ウェイト部材。
a…スプール軸、12…制動装置、15…制動筒、1
7,27,37…支持部材、17b,37b…阻止部、
19…支持杆、20…ブレーキシュー、29,39…制
動杆、30,30a…ウェイト部材。
Claims (4)
- 【請求項1】 リール本体の側板間に回転自在に支持し
たスプールと共に回転する支持杆にブレーキシューをス
ライド可能に嵌装し、このブレーキシューをその遠心力
によってリール本体に設けた制動筒の内周面に摺接させ
て前記スプールに制動をかける魚釣用リールの制動装置
において、 前記支持杆は、前記スプールのスプール軸と共に回転す
る支持部材に、角度が変更可能となるように回動可能に
支持されていることを特徴とする魚釣用リールの制動装
置。 - 【請求項2】 前記支持部材には、前記支持杆を所定の
角度に変更してスプールが回転された際、支持杆に嵌装
されたブレーキシューが前記制動筒の内周面に摺接しな
いように阻止する阻止部が形成されていることを特徴と
する、請求項1に記載の魚釣用リールの制動装置。 - 【請求項3】 リール本体に設けられた制動筒と、前記
リール本体の側板間に回転自在に支持したスプールと共
に回転する支持部材と、先端部に制動面が形成され、こ
の制動面が前記スプールの回転によって前記制動筒の内
周面に摺接するようにスライド可能でかつ角度が変更可
能となるように回動可能に前記支持部材に支持された制
動杆とを備えており、この制動杆の長手方向に沿ってウ
ェイト部材を変位可能に装着したことを特徴とする魚釣
用リールの制動装置。 - 【請求項4】 前記支持部材には、前記制動杆を所定の
角度に変更してスプールが回転された際、前記制動杆の
制動面が前記制動筒の内周面に摺接しないように阻止す
る阻止部が形成されていることを特徴とする、請求項3
に記載の魚釣用リールの制動装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12522395A JP3159625B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 魚釣用リールの制動装置 |
US08/649,499 US5865387A (en) | 1995-05-24 | 1996-05-17 | Fishing reel brake device providing adjustable brake force through adjustable brake shoe |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12522395A JP3159625B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 魚釣用リールの制動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08317750A JPH08317750A (ja) | 1996-12-03 |
JP3159625B2 true JP3159625B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=14904895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12522395A Expired - Fee Related JP3159625B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 魚釣用リールの制動装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5865387A (ja) |
JP (1) | JP3159625B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100310260B1 (ko) * | 1997-10-27 | 2001-12-28 | 마쯔이 요시유끼 | 낚시릴 |
JP3509535B2 (ja) * | 1998-03-10 | 2004-03-22 | ダイワ精工株式会社 | 魚釣用両軸受型リール |
US6168106B1 (en) * | 1998-08-28 | 2001-01-02 | Brunswick Corporation | Remotely operable centrifugal brake |
JP2000245314A (ja) * | 1999-02-25 | 2000-09-12 | Shimano Inc | 両軸受リールの遠心制動装置 |
TW462872B (en) * | 1999-07-26 | 2001-11-11 | Shimano Kk | Centrifugal braking apparatus of double-bearing reel |
JP4313902B2 (ja) * | 1999-08-04 | 2009-08-12 | 株式会社シマノ | 両軸受リールの遠心制動装置 |
JP2001054342A (ja) * | 1999-08-13 | 2001-02-27 | Shimano Inc | 両軸受リールの遠心制動装置 |
KR100320399B1 (ko) * | 1999-09-02 | 2002-01-15 | 현광호 | 낚시용 양 베어링형 릴의 원심 브레이크 구조 |
JP3535781B2 (ja) * | 1999-10-28 | 2004-06-07 | ダイワ精工株式会社 | 魚釣用リ−ル |
US6416001B1 (en) * | 2000-08-01 | 2002-07-09 | Liang-Jen Chang | Centrifugal brake for fishing reel |
US6908054B1 (en) * | 2003-08-20 | 2005-06-21 | W.C. Bradley/Zebco Holdings, Inc. | Internally adjustable brake for baitcast reel |
KR100665611B1 (ko) * | 2004-08-13 | 2007-01-09 | 연 석 노 | 베이트캐스트 릴의 원심 브레이크 장치 |
US7724702B2 (en) * | 2005-12-16 | 2010-05-25 | Motorola, Inc. | Multiple configuration communication apparatus |
JP5718119B2 (ja) * | 2011-03-29 | 2015-05-13 | 株式会社シマノ | 両軸受リールの遠心制動装置 |
JP5926564B2 (ja) * | 2012-01-18 | 2016-05-25 | 株式会社シマノ | 両軸受リールのスプール制動装置及び両軸受リール |
KR101510728B1 (ko) * | 2012-05-04 | 2015-04-10 | 유한책임회사 도요엔지니어링 | 정밀 원심 제동시스템을 구비한 낚시릴 |
JP6177550B2 (ja) * | 2013-03-15 | 2017-08-09 | 株式会社シマノ | 両軸受リールのスプール制動装置及び両軸受リール |
JP6284306B2 (ja) * | 2013-05-10 | 2018-02-28 | 株式会社シマノ | 両軸受リールのスプール制動装置 |
JP6295033B2 (ja) * | 2013-06-25 | 2018-03-14 | 株式会社シマノ | 両軸受リールのスプール制動装置及び両軸受リール |
KR101510729B1 (ko) * | 2013-07-09 | 2015-04-10 | 유한책임회사 도요엔지니어링 | 정밀 원심 제동시스템을 구비한 낚시릴 |
KR101744597B1 (ko) * | 2015-11-23 | 2017-06-20 | 주식회사 코커스 | 낚시용 릴 |
SE1650201A1 (en) * | 2016-02-16 | 2017-06-13 | Brillianze Sweden Ab | Rotational friction brake regulated by angular acceleration |
US20230363368A1 (en) * | 2022-05-12 | 2023-11-16 | Accurate Grinding And Mfg. Corp. Dba Accurate Fishing Products | Cast control system for a fishing reel |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US2290662A (en) * | 1939-10-30 | 1942-07-21 | Edward G Willison | Fishing reel |
US2896912A (en) * | 1955-11-15 | 1959-07-28 | Faugier Gabriel | Safety apparatus |
GB1241798A (en) * | 1967-10-31 | 1971-08-04 | Dunlop Holdings Ltd | Vehicle skid sensing means |
SE432512B (sv) * | 1980-03-18 | 1984-04-09 | Abu Ab | Centrifugalbromsanordning vid fiskerulle |
JPH0379665A (ja) * | 1989-08-22 | 1991-04-04 | Showa Denko Kk | ポリアミド樹脂組成物 |
JPH0573A (ja) * | 1991-06-25 | 1993-01-08 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 抗菌剤 |
JP2572090Y2 (ja) * | 1991-12-18 | 1998-05-20 | 株式会社シマノ | 両軸受リール |
-
1995
- 1995-05-24 JP JP12522395A patent/JP3159625B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-05-17 US US08/649,499 patent/US5865387A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08317750A (ja) | 1996-12-03 |
US5865387A (en) | 1999-02-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |